JP2003202776A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
ラムの回転軸の偏心が色ズレに影響し難く、かつ、重い
フライホイールが無くてもバンディングが発生し難い、
高画質化した画像形成装置を提供する。 【解決手段】 駆動モータ105Aの回転力を感光ドラ
ム109の回転方向に沿うように発生させ、補助モータ
105Bの回転力を逆方向に発生させ、駆動モータ10
5Aと補助モータ105Bによって感光ドラム109の
回転速度を一定速度に制御する。歯車には斜歯の歯車を
使用する。感光ドラム側歯車108の外径は感光ドラム
109の外径よりも大きくなるよう構成する。または、
感光ドラム側歯車108と、駆動モータ側歯車106A
および補助モータ側歯車106Bとの間に、中間軸側歯
車107A、107Bを設ける。このとき、外径d1、
外径d2、外径d3の関係をd1>d2>d3とする。
Description
る駆動モータ制御装置を、感光ドラムの駆動制御に用い
る構成の画像形成装置に関するものである。
い、印刷解像度を上げようとすると、従来よりも色ズレ
やバンディングが目立つようになってきている。
にて各色の印刷位置がズレてしまう現象のことであり、
その原因の一つに感光ドラムの機械的偏心が考えられる
が、この機械的対策としては、高度な加工技術を用いて
高精度化する方法が知られている。
上に見られる副走査方向の濃淡模様のことであり、その
原因の一つに感光ドラムの回転ムラ(視覚感度の高い周
波数帯域)が考えられるが、この機械的対策としては、
重いフライホイールを感光ドラムの回転軸に取り付けて
慣性を大きくすることで副走査方向の濃淡模様を除去す
る方法が知られている。
対応する方法ではコスト的に問題があり、バンディング
を重いフライホイールで対応する方法では小型軽量化に
反し、メンテナンス作業にも支障をきたす問題がある。
感光ドラムの歯車駆動機構の中で、フィードバック制御
によって高画質化を図る技術を提案している。
が1段構成であり、駆動モータ(DCモータ)105の
回転軸から感光ドラム109の回転軸へ歯車を介して動
力伝達するものである。駆動モータ105の回転軸には
駆動モータ側歯車106が取り付けてあり、また、感光
ドラム109の回転軸には感光ドラム側歯車108が取
り付けてあり、これらの歯車は噛合っている。
軸にある回転角検出器としてのエンコーダ101も同時
に回転する。これにより、感光ドラム109の回転角に
応じた数だけパルスがエンコーダ101から出力される
ため、検出装置102ではこのパルス数を計数すること
により感光ドラム109の回転角を検出することができ
る。そして、制御装置103では感光ドラム109の回
転角と目標回転角の偏差に応じた制御トルク(操作量)
を算出し、駆動装置104にてこの操作量に相当する電
流を駆動モータ105に流すための印加電圧を発生す
る。駆動モータ105では印加電圧により電流が流れ、
回転トルクが発生して駆動モータ105の回転軸を回転
させる。
な構成では、歯車伝達特有のバックラッシュ要素(非線
形要素)が存在するために、これが広い制御帯域を持つ
制御系実現の障害となっている。
ることにより、機械的偏心による低周波帯の回転ムラ
(色ズレに影響する)や、視覚感度の高い周波数帯とし
て約50Hz〜200Hzの回転ムラ(バンディングに
影響する)が減少することは周知である。
生じる歯車間のガタを取り除くために、簡便な方法とし
て、感光ドラム109の回転軸上にブレーキ110を取
り付ける方法があるが、これにより歯車間のガタを見か
け上消すことができ、制御帯域をある程度広げることが
できる。
差角周波数ωCが比較的低いローゲイン制御系である場
合(a)には、制御で必要とする操作量I(t)の変動
が(c)に示すように小さく、かつ正の操作量で済むの
に対し、制御帯域を広げるために、ゲイン交差角周波数
ωCを比較的高く設定したハイゲイン制御系の場合
(b)には、制御で必要とする操作量I(t)の変動は
(d)に示すように大きく変化するようになる。
作量はゼロあるいは負の操作量となり、ブレーキの効果
が失われてしまい、歯車間のガタが再び発生するという
問題点がある。
を強める方法も考えられるが、省エネや低コスト化と相
反する結果となり、さらに感光ドラム109の回転ムラ
が増大する傾向にある。
であり、感光ドラムの駆動制御を行うことで、感光ドラ
ムの回転軸の偏心がある程度あっても色ズレに影響し難
く、かつ、重いフライホイールが無くてもバンディング
が発生し難い感光ドラムの駆動装置を用いた画像形成装
置を提供することを課題とする。
成するため、以下の構成とした。 (1).請求項1に記載の本発明は、感光ドラムの感光
面部分または感光ドラム回転軸に回転角検出器を有し、
感光ドラム回転軸に感光ドラム側歯車を取り付けてある
駆動機構の画像形成装置において、前記駆動機構は、駆
動モータおよび補助モータより感光ドラムへ駆動を伝達
するものであり、駆動モータの回転軸に駆動モータ側歯
車を備え、補助モータの回転軸に補助モータ側歯車を備
え、駆動モータ側歯車および補助モータ側歯車は、感光
体側歯車と噛み合うように構成され、駆動モータを感光
ドラム回転方向に沿うように回転力を発生させ、補助モ
ータを感光ドラム回転方向とは逆らうように回転力を発
生させ、かつ、回転角検出器の情報をもとに、駆動モー
タと補助モータとによって感光ドラムの回転速度を一定
速度に制御することを特徴とする画像形成装置とする。 (2).請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の
画像形成装置において、駆動モータには所定のトルクを
印加し、補助モータには所定の逆トルクを印加し、か
つ、駆動モータのトルクを増加して感光ドラムを加速
し、または、補助モータのトルクを増加して感光ドラム
を減速することを特徴とする画像形成装置とする。 (3).請求項3に記載の本発明は、請求項1または2
に記載の画像形成装置において、回転力伝達部分に斜歯
の歯車を使用することを特徴とする画像形成装置とす
る。 (4).請求項4に記載の本発明は、請求項1ないし3
のいずれかに記載の画像形成装置において、感光ドラム
側歯車の外径が感光ドラムの外径よりも大きいことを特
徴とする画像形成装置とする。 (5).請求項5に記載の本発明は、請求項1ないし4
のいずれかに記載の画像形成装置において、感光ドラム
側歯車と、駆動モータ側歯車および補助モータ側歯車と
の間に、それぞれ中間軸および中間軸側歯車を設けるこ
とを特徴とする画像形成装置とする。 (6).請求項6に記載の本発明は、請求項5に記載の
画像形成装置において、各中間軸側歯車の外径は、駆動
モータ側歯車および補助モータ側歯車の外径よりも大き
く、感光ドラム側歯車の外径は、各中間軸側歯車の外径
よりも大きいことを特徴とする画像形成装置とする。 (7).請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成
装置において、前記感光ドラム回転軸に取り付けてある
感光ドラム側歯車の歯車側面部が感光ドラムのドラム側
面部と密着するようにして固定されていること、あるい
はこれら感光ドラムと感光体側歯車とが一体構造をなし
ていることを特徴とする画像形成装置とする。
ついて図に基づき説明する。 [1]第1実施形態 [1.1]第1例 図1に本発明の画像形成装置に係る感光ドラム駆動機構
の概略構成図を示す。図1では駆動伝達が1段構成であ
り、駆動モータ105A(DCモータ)の回転軸から感
光ドラム109の回転軸へ歯車を介して動力を伝達する
ものである。
タ側歯車106Aが取り付けてあり、また、補助モータ
105B(DCモータ)の回転軸には補助モータ側歯車
106Bが取り付けてあり、これらの歯車106A、1
06Bと噛み合うように、感光ドラム109の回転軸に
は感光ドラム側歯車108が取り付けられてある。
圧により電流が流れ、回転トルクが発生して駆動モータ
105A、105Bの回転軸を回転させ、歯車106
A、106Bにそれぞれ伝達し、歯の噛み合いにより感
光ドラム側歯車108を駆動制御し、感光ドラム109
へ伝達する。
よび補助モータ側歯車106Bの歯と、感光ドラム側歯
車108の歯が、それぞれ見かけ上密着するため、バッ
クラッシュ要素によるガタが無くなり、即応性の高いフ
ィードバック制御が可能となる。すなわち、バンディン
グが目立ち易い周波数帯における負荷トルクを制御によ
り取り去り、感光ドラム109を一定回転速度で回すこ
とができる。
に、感光ドラム側歯車108には斜歯の歯車を使用する
ことが適している。
1、感光ドラム109の外径をd0とすると、噛み合い
周波数をバンディング周波数帯よりも高域に移動させる
ためと、歯車の減速比を大きく設定するために、d1>
d0であることが適している。
転角検出器としてエンコーダ101が取り付けてあり、
その出力は検出装置102で回転角情報に変換され、制
御装置103でその情報をもとに制御トルク(操作量)
が計算され、駆動装置104で駆動モータ105A及び
補助モータ105Bを駆動する。
軸にあるエンコーダ101も同時に回転する。これによ
り、感光ドラム109の回転角に応じた数だけパルスが
エンコーダ101から出力されるため、検出装置102
ではこのパルス数を計数することにより感光ドラム10
9の回転角を検出することができる。そして、制御装置
103では感光ドラム109の回転角と目標回転角の偏
差に応じた操作量を算出し、駆動装置104ではこの操
作量から、駆動モータ105Aと補助モータ105Bに
流す電流に必要な印加電圧を発生する。
I(t)(=加速)については駆動モータ105Aへの
印加電圧を増加して所定のトルクを追加し、負の操作量
I(t)(=減速)については補助モータ105Bへの
印加電圧を増加して所定の逆トルクを追加する。
ラッシュ要素によって生じるガタを見かけ上無くすため
に必要とする回転力であり、図3に示すように、駆動モ
ータ105Aと補助モータ105Bとに相反する回転力
を与えることでガタが発生しないようにしている。
れる電流によって生じる回転力と、補助モータ105B
に流れる電流によって生じる回転力とによって、感光ド
ラム109の回転軸が回転制御される。
いて、感光ドラム109の回転軸上の駆動側、つまり駆
動モータ105Aや補助モータ105Bなどが設けられ
た側の回転軸には、回転角検出器としてのエンコーダ1
01Aが取り付けてあり、該駆動側の反対側にも回転角
検出器としてエンコーダ101Bが取り付けてある。そ
してその出力は検出装置102で回転角情報に変換さ
れ、制御装置103でその情報をもとに操作量が計算さ
れ、駆動装置104で各駆動モータ105A、105B
を駆動する。感光ドラム109が回転すると、これと同
軸上にあるエンコーダ101Aと101Bも同時に回転
する。
応じた数だけパルスがエンコーダ101A、101Bか
ら出力されるため、検出装置102ではこのパルス数を
計数することによりドラム回転角を検出することができ
る。そして、制御装置103では感光ドラム109両端
部での各回転角の平均と目標回転角の偏差に応じた操作
量を算出し、駆動装置104ではこの操作量から、駆動
モータ105Aと補助モータ105Bに流す電流に必要
な印加電圧を発生させて感光ドラム109の回転を制御
する。
エンコーダ101Aが取り付けてあり、駆動側の反対側
にもエンコーダ101Bが取り付けてあり、これらの出
力が検出装置102で回転角情報に変換され、制御装置
103でその情報をもとに操作量が計算され、駆動装置
104で各モータを駆動する。
い場合には、図7に模式的に示すように、感光ドラム自
身に捩れが生じ、感光ドラムの慣性と相まってドラム固
有の共振が発生する。このときの共振周波数をωrとす
る。
あり、捩り定数をK[kg-cm/rad]とし、駆動寄り慣性
モーメントをI1[kg-cm2]、駆動とは反対寄りの慣性
モーメントをI2[kg-cm2]とすると、その共振周波数
ωrは、 ωr=√{K(I1+I2)/(I1・I2)} [rad/s] で表される。なお図中では、駆動側寄り慣性による回転
角をθ1、その反対側寄り慣性による回転角をθ2、駆
動側の発生トルクをTとしている。
動側と反対の位置にエンコーダを取り付けた場合におけ
る開ループ周波数伝達特性(目標回転角θ2→従動軸回
転角θ2)である。
的フィードバックゲインが低いとき(ゲイン交差周波数
ωCA)は共振ビークが0dB以下(安定)であるのに対
し、線図Bのように、フィードバックゲインが高くなる
(ゲイン交差周波数ωCB)と共振ピークが0 dB以上
になり、制御ループが不安定となる。このため1出力の
フィードバック制御では広帯域の制御を行なうことがで
きない問題がある。
ンコーダ101A、101Bを設置し、両方の回転角の
検出を行い、状態フィードバック制御を実現することに
より、広帯域の制御を可能にして上記の問題点を解決し
ている。
ドラム回転軸に取り付けてある感光ドラム側歯車108
の歯車側面部が感光ドラム109のドラム側面部と密着
するようにして固定する。あるいはこれら感光ドラム1
09と感光体側歯車108とを一体構造とする。これに
より、感光ドラム109と感光体側歯車108との剛性
が保たれるため、即応性の高いフィードバック制御を達
成できる。同様の構成は、図1に示した構成においても
適用することが可能である。
おり、感光ドラム側歯車108には斜歯の歯車を使用す
ることができ、適している。また、感光ドラム側歯車1
08の外径をd1、感光ドラム109の外径をd0とす
ると、噛み合い周波数をバンディング周波数帯よりも高
域に移動させるためと、歯車の減速比を大きく設定する
ために、d1>d0であることが適している。 [2]第2実施形態 [2.1]第1例 図5は駆動伝達が2段構成であり、駆動モータ105A
及び補助モータ105Bの回転軸から中間軸を経由し、
感光ドラム109の回転軸へ歯車を介して動力伝達する
ものである。
タ側歯車106Aが取り付けてあり、駆動モータ105
A側の中間軸には中間軸側歯車107Aが取り付けてあ
る。また、補助モータ105Bの回転軸には補助モータ
側歯車106Bが取り付けてあり、補助モータ105B
側の中間軸には中間軸側歯車107Bが取り付けてあ
る。そしてこれらの中間軸側歯車107A、107Bに
噛み合うように、感光ドラム109の回転軸には感光ド
ラム側歯車108が取り付けられている。さらに、感光
ドラム109の回転軸には回転角検出器としてエンコー
ダ101が取り付けてあり、その出力は検出装置102
で回転角情報に変換され、制御装置103でその情報を
もとに操作量が計算され、駆動装置104で各モータを
駆動する。
7Bを介して駆動伝達することで、即応性の高い駆動制
御を行うことができる。
動モータを小型軽量化することができると共に、減速比
を大きく保ちつつ感光ドラム側歯車を小径にでき、小型
軽量化に適した画像形成装置を提供することができる。
1、中間軸側歯車107A、107Bの外径をd2、駆
動モータ側歯車106Aおよび補助モータ側歯車106
Bの外径をd3としたとき、各歯車の外径の関係が d
1>d2>d3 となっていることが、慣性負荷上制御
に適している。 [2.2]第2例 本例は前記図5により説明した例の変形例であり、図6
により説明する。本例でも前記図5の例と同様、駆動伝
達が2段構成であり、モータ軸から中間軸を経由して感
光ドラム軸へ歯車を介して動力伝達するものである。駆
動モータ105Aの回転軸には駆動モータ側歯車106
Aが取り付けてあり、中間軸には中間軸側107Aが取
り付けてある。また、補助モータ105Bの回転軸には
補助モータ側歯車106Bが取り付けてあり、中間軸に
は中間軸側歯車107Bが取り付けてある。これら中間
軸側歯車107A,107Bは段歯車からなる(図5の
例でも同じ)。そしてこれらの歯車107Aとと107
Bに噛合うように、感光ドラム109の回転軸には感光
ドラム側歯車108が取り付けられている。
ドラム回転軸に取り付けてある感光ドラム側歯車108
の歯車側面部が感光ドラム109のドラム側面部と密着
するようにして固定する。あるいはこれら感光ドラム1
09と感光体側歯車108とを一体構造とする。これに
より、感光ドラム109と感光体側歯車108との剛性
が保たれるため、即応性の高いフィードバック制御を達
成できる。同様の構成は、図5に示した構成においても
適用することが可能である。
おり、感光ドラム側歯車108には斜歯の歯車を使用す
ることができ、適している。
1、中間軸側歯車107A、107Bの外径をd2、駆
動モータ側歯車106Aおよび補助モータ側歯車106
Bの外径をd3としたとき、各歯車の外径の関係が d
1>d2>d3 となっていることが、慣性負荷上制御
に適している。
たように、感光ドラムの両端部にエンコーダ101A、
101Bを設置し、両方の回転角の検出を行い、状態フ
ィードバック制御を実現することにより、広帯域の制御
を可能にしている。動作内容については、前記[1.2]
第2例と異なる点として駆動伝達途中に中間歯車が加わ
ったことであり、他は同様であるので説明は省略する。 [2]第3実施形態 カラー画像形成装置の例を説明する。
を有するベルト70は水平方向に対向して配置された2
つの支持部材としてのローラー71a、71b間に展張
されている。
す回転方向順に、上流側から、BK(ブラック)、Y
(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)の各トナ
ー像を担持する感光ドラム1BK、1Y、1C、1Mが
ベルト70に接するようにして並んでいる。
C、1Mの各まわりには、各回転方向順に、コロナ放電
ワイヤを使用した非接触型の帯電装置72BK、72
Y、72C、72M、現像装置73BK、73Y、73
C、73M、クリーニング手段74BK、74Y、74
C、74Mなどが配置されている。各現像装置74B
K、74Y、74C、74Mに設けられた現像ローラー
75はそれぞれ対応する感光ドラムに近接して配置され
ている。
のまわりに配置された帯電装置、現像装置、クリーニン
グ手段などにより画像形成手段が構成されている。つま
り、BK、Y、C、Mの各色による画像形成のための手
段として、画像形成手段76BK、76Y、76C、7
6Mがベルト70に対向して順に配置されている。
6C、76Mにおける各感光ドラム1BK、1Y、1
C、1Mに対向してベルト70を介して放電ワイヤを使
用した非接触型の転写装置77BK、77Y、77C、
77Mが配置されている。
1Mの上方には光書き込み手段10が配置されていて、
カラー画像信号に応じて変調された露光光Lbが出射さ
れ、各感光ドラム1BK、1Y、1C、1Mにおける帯
電装置と現像装置との間の露光部に照射されるようにな
っている。
の向きに回転駆動されるようになっている。ベルト10
の上側ベルトの上流端のさらに上流側の位置には一対の
レジストローラー78が設けられている。このレジスト
ローラー78に向けて、転写紙Pが給紙コロ790から
送り出されるようになっている。
下流の位置には、定着装置79が配置されている。ベル
ト70の上側ベルトの上流端部において該ベルト70を
支持しているローラー71bの上方には、該ベルト70
に転写紙が静電吸着するように転写紙吸着手段とてのコ
ロナ放電ワイヤを使用した非接触型の帯電器80が設け
られている。ベルト70の上側ベルトの下流端であって
ローラー71aと対向する部位には転写紙Pを除電して
ベルト70から容易に離脱させるべく、除電手段81が
設けられている。
の除電を行なうコロナ放電ワイヤを使用した非接触型の
除電手段82が設けられ、さらにローラー71b部には
ベルト70を介して該ローラー71bに接離可能なクリ
ーニングブレード83が設けられている。接離する理由
は、ベルト70の繋ぎ目を回避するためである。
画像形成手段76BK、76Y、76C、光書き込み手
段10、転写装置77BK、77Y、77C、77M、
帯電器80、クリーニングブレード83、除電手段8
1、82などは、画像形成のためのプロセス手段を実行
する手段である。
のようにして行われる。各感光ドラム1BK、1Y、1
C、1Mが回転を始めると、この回転中に暗中において
これら感光ドラムは帯電装置72BK、72Y、72
C,72Mにより均一に帯電され、同一の転写紙P上に
重ね転写されるように、書込みのタイミングをずらして
走査光Lbが感光ドラムの露光部に照射、走査されて作
成すべき画像に対応した潜像が形成され、それぞれ現像
装置73BK、73Y、73C、73Mによりトナー像
が形成される。
コロ790により送り出され、破線で示す搬送経路を経
て一対のレジストローラー78の位置で一旦停止し、感
光ドラム1BK、1Y、1C、1M上のトナー像と転写
部で合致するように送り出しのタイミングを待ち、タイ
ミングが到来するとレジストローラー78に停止してい
た転写紙Pはレジストローラー78から送り出され、帯
電器78によってベルト70に吸着されて搬送される。
乗らないようにマークなどで位置制御される。そして、
各感光ドラムのそれぞれのトナー像が、各感光ドラムと
の当接位置である上記転写部において該転写紙P上に順
次転写され、色重ねされて、フルカラートナー画像が形
成される。
ベルト70とが接している部位は転写部を構成し、これ
らの転写部には各転写装置77BK、77Y、77C、
77Mが位置している。
Pは除電手段81で除電されてからベルト70より分離
され、そのまま定着装置79に搬送され、定着されて排
紙トレイ84に排出される。
M上に残った残留トナーは感光ドラムの回転と共にクリ
ーニング手段74BK、74Y、74C、74Mに至
り、該クリーニング手段を通過する間に清掃されて次の
画像形成に備えられる。また、転写紙Pを分離した後の
ベルト70についても、除電手段82で除電されてから
クリーニング手段としてのクリーニングブレード83に
至り、クリーニングされて次の転写紙の搬送に備えられ
る。
0上をクリーニングするのは、感光ドラム1BK、1
Y、1C、1Mからトナー像の一部がベルト70上に転
写されることがあり、また、転写紙の紙粉が付着し、こ
れら転写トナーや紙粉などが次の転写紙の裏汚れとなる
のを防止するためである。そしてベルト70の繋ぎ目が
クリーニングブレード83に到達する直前にクリーニン
グブレード83を離間し、通り過ぎ次第、当接させる。
による画像形成装置において、各感光ドラム1BK、1
Y、1C、1Mの各駆動手段には、前記した感光ドラム
109の駆動手段を適用することができ、感光ドラムの
駆動制御を行うことで、感光ドラムの回転軸の偏心があ
る程度あっても色ズレに影響し難く、かつ、重いフライ
ホイールが無くてもバンディングが発生し難い感光ドラ
ムの駆動装置、画像形成装置を提供することができる。
記載の本発明によれば、駆動モータ側歯車の歯と感光ド
ラム側歯車の歯が見かけ上密着し、補助モータ側歯車の
歯と感光ドラム側歯車の歯が見かけ上密着するため、バ
ックラッシュ要素によるガタが無くなり、即応性の高い
フィードバック制御が可能となる。これにより、バンデ
ィングが目立ち易い周波数帯における負荷トルクを制御
により取り去り、感光ドラムを一定回転速度で回すこと
ができ、すなわちバンディングを減少し高画質化が可能
な画像形成装置を提供することができる。
回転力伝達部分に斜歯の歯車を使用することにより、平
歯の歯車を使用したときよりも回転ムラの変動を小さく
抑えることが可能な画像形成装置を提供することができ
る。
ば、感光ドラム側歯車の外径を感光ドラムの外径よりも
大きくすることで、歯車の噛合い周波数をバンディング
周波数帯よりも高い周波数に設定できるため、高画質化
が達成でき、また、歯車の減速比を大きくできるため、
小型軽量の駆動モータで駆動制御可能な画像形成装置を
提供することができる。
ば、感光ドラム側歯車と駆動モータ側歯車および補助モ
ータ側歯車との間に中間軸側歯車を設けることにより、
減速比を大きく設定できるため、駆動モータを小型軽量
化することができると共に、減速比を大きく保ちつつ感
光ドラム側歯車を小径にでき、小型軽量化に適した画像
形成装置を提供することができる。
ば、感光ドラム側歯車の外径をd1、各中間軸側歯車の
外径をd2、駆動モータ及び補助モータ側歯車の外径を
d3としたとき、各歯車の外径の関係がd1>d2>d
3となるよう構成することで、中間軸側歯車の慣性を小
さく抑えることことができ、即応性の高いフィードバッ
ク制御に適した画像形成装置を提供することができる。
の回転軸に取り付けてある感光ドラム側歯車の側面部が
感光ドラムのドラム側面部と密着するように固定されて
いる、あるいはこれらが感光ドラムと一体構造をなして
いるので、感光ドラムとこれら歯車との剛性が保たれる
ため、即応性の高いフィードバック制御を達成できる。
(a)は操作量の指令電流波形図、(b)は駆動モータ
への指令電流波形図、(c)は補助モータへの指令電流
波形図である。
デルで模式的に示した図である。
ド線図(開ループ時の周波数伝達特性図)である。
である。
す図であり、(a)はローゲイン制御系の開ループ時ゲ
イン特性、(b)はハイゲイン制御系の開ループ時ゲイ
ン特性、(c)はローゲイン制御時の駆動モータへの指
令電流波形、(d)はハイゲイン制御時の駆動モータへ
の指令電流波形を示す図である。
径
Claims (7)
- 【請求項1】感光ドラムの感光面部分または感光ドラム
回転軸に回転角検出器を有し、感光ドラム回転軸に感光
ドラム側歯車を取り付けてある駆動機構の画像形成装置
において、 前記駆動機構は、駆動モータおよび補助モータより感光
ドラムへ駆動を伝達するものであり、 駆動モータの回転軸に駆動モータ側歯車を備え、 補助モータの回転軸に補助モータ側歯車を備え、 駆動モータ側歯車および補助モータ側歯車は、感光体側
歯車と噛み合うように構成され、 駆動モータを感光ドラム回転方向に沿うように回転力を
発生させ、補助モータを感光ドラム回転方向とは逆らう
ように回転力を発生させ、かつ、回転角検出器の情報を
もとに、駆動モータと補助モータとによって感光ドラム
の回転速度を一定速度に制御することを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の画像形成装置において、 駆動モータには感光ドラム回転方向に沿うトルクを印加
し、補助モータには逆トルクを印加し、かつ、駆動モー
タのトルクを増加して感光ドラムを加速し、または、補
助モータのトルクを増加して感光ドラムを減速すること
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】請求項1または2に記載の画像形成装置に
おいて、 回転力伝達部分に斜歯の歯車を使用することを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載の画像
形成装置において、 感光ドラム側歯車の外径が感光ドラムの外径よりも大き
いことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかに記載の画像
形成装置において、 感光ドラム側歯車と、駆動モータ側歯車および補助モー
タ側歯車との間に、それぞれ中間軸および中間軸側歯車
を設けることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項6】請求項5に記載の画像形成装置において、 各中間軸側歯車の外径は、駆動モータ側歯車および補助
モータ側歯車の外径よりも大きく、感光ドラム側歯車の
外径は、各中間軸側歯車の外径よりも大きいことを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項7】請求項1ないし6のいずれかに記載の画像
形成装置において、 前記感光ドラム回転軸に取り付けてある感光ドラム側歯
車の歯車側面部が感光ドラムのドラム側面部と密着する
ようにして固定されていること、あるいはこれら感光ド
ラムと感光体側歯車とが一体構造をなしていることを特
徴とする画像形成装置。
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JP2009139433A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-25 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2011033708A (ja) * | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Canon Inc | 画像形成装置 |
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JP2012078648A (ja) * | 2010-10-04 | 2012-04-19 | Canon Inc | 画像形成装置及び像担持体ユニット |
-
2002
- 2002-08-30 JP JP2002252804A patent/JP4114858B2/ja not_active Expired - Fee Related
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