JP5015624B2 - 画像転写装置、および画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1には、複写機、プリンタ、ファクシミリまたはそれらの複合機などの画像形成装置における内部機構の要部構成を示す。
この例では、無端ベルト30を走行する駆動源を制御して、第1転写ニップn1位置で無端ベルト30を走行する走行速度よりも、第2転写ニップn2位置で無端ベルト30を走行する走行速度の方を速くし、第2転写ニップn2の下流位置で無端ベルト30に常にたわみを発生するようにする。
この図6に示す画像転写装置500では、図2に示す構成の画像転写装置500に加えて、無端ベルト30のたわみ量を検知するたわみ量検知手段として、第2転写ニップn2の下流位置に備えるマイクロスイッチ60と、上流位置に備えるマイクロスイッチ61を設けるとともに、それらのマイクロスイッチ60・61の出力信号に基づき、駆動源である、例えば第1駆動源34および第4駆動源41をフィードバック制御する駆動制御手段62を備える。
この例の画像転写装置500では、画像担持装置である作像装置100b・100c・100m・100yでトナー画像を形成して、それぞれのドラム状の感光体10b・10c・10m・10yで担持するトナー画像を第1転写ニップn1位置で、転写装置13b・13c・13m・13yにより無端ベルト装置の無端ベルトである中間転写装置200の中間転写体20に一次転写し、その中間転写体20で担持するトナー画像を第2転写ニップn2位置で二次転写装置400の加圧ローラ40により記録材pに二次転写するものである。
この例では、図7に示す構成の画像転写装置500の第2転写ニップn2位置と感光体10yの第1転写ニップn1位置との間に一対のローラ68を設けて中間転写体20を挟み、たわみtを形成する範囲を制限したものである。
この例の画像転写装置500では、作像装置100b・100c・100m・100yでトナー画像を形成して、それぞれのドラム状の感光体10b・10c・10m・10yで担持するトナー画像を、画像担持装置である中間転写装置200の中間転写体20に転写し、その中間転写体20で担持するトナー画像を第1転写ニップn1位置で、無端ベルト装置の無端ベルトである転写定着装置700の転写定着ベルト70に一次転写し、その転写定着ベルト70で担持するトナー画像を第2転写ニップn2位置で二次転写装置400の加圧ローラ40により記録材pに二次転写するものである。
この画像転写装置500では、カラー作像装置800の感光体10上のトナー画像を、第1転写ニップn1位置で転写定着装置700の転写定着ベルト70に一次転写し、その転写定着ベルト70で担持するトナー画像を、第2転写ニップn2位置で二次転写装置400の加圧ローラ40により記録材pに二次転写して同時に定着するものである。
上述した図9を用いて説明すると、無端ベルトである中間転写体20と転写定着ベルト70は、ともに平均速度、約165mm/secで駆動されている。記録材pの先端が第2転写ニップn2に突入する際は、図11中楕円で囲った部分から判るように、小ローラ71に掛けまわされている無端ベルト70の速度が、140mm/sec付近まで遅くなった後、反動で200mm/secまで速度上昇する振動的な速度変動挙動を示す。一方、第1転写ニップn1において、1.5kg/cm2で加圧され、同速にて駆動されている駆動ローラ22近傍の中間転写体20は、ほとんど速度変動を発生していない。このとき、本来同速で駆動されている駆動ローラ22に掛けまわされている中間転写体20と、小ローラ71に掛けまわされている無端ベルト70は、お互いがスリップしながら駆動されている。
これによると、速度が140mm/sec付近まで遅くなって平均速度に戻る時が位置変動の最大値となり、計測された位置ずれ量、すなわち小ローラ71部と駆動ローラ22部の差分は、図中二点鎖線で示すように、200μm相当の落ち込み(平均移動距離より少なくなる)となった。経験的に位置変動が80μmを越えると、視覚的にジターが目立つようになるため、この位置ずれ量では、著しく目立つショックジター画像となってしまう。
これによると、記録材突入による第2転写ニップn2の速度変動が、そのまま第1転写ニップn1に伝達していることが判る。
この例では、駆動ローラ22および小ローラ71は、常に一定の速度162mm/secで駆動されている。このため、上述した図9における第6駆動源76は、駆動制御手段81を介して駆動する必要がないため、専用の駆動源を設けることなく、例えば外部の駆動源から駆動伝達手段を介して一定速度で駆動する構成にしてもよい。
ベルトである中間転写体20と転写定着ベルト70は、ともに平均速度、約165mm/secで駆動されている。記録材pの先端が第2転写ニップn2に突入する際は、図中楕円で囲った部分から判るように小ローラ71部分の速度が150mm/sec付近まで遅くなった後、反動で170mm/secまで速度上昇する振動的な速度変動挙動が現れる。一方、第1転写ニップにおいて1.5kg/cm2で加圧され、同速で駆動されている駆動ローラ22は、ほとんど速度変動を発生していない。
計測された位置変動、すなわち無端ベルト70の位置ずれ量である、小ローラ71と駆動ローラ22の差分は、図中二点鎖線で示すように、50μm相当の落ち込み(平均移動距離より少なくなる)であって、図12の値である200μm相当と比べると、位置ずれ量を大きく低減することができた。以上の位置ずれ量であれば、視覚的にジターが目立つようなことがなく、良好な画像を提供することができる。
図中符号90は、駆動ギアであり、駆動軸98のまわりに2種類の歯数が刻まれた歯部90−1、90−2を有する2段ギアである。駆動ギア90は、直接またはさらなる駆動伝達手段を介して第7駆動源78であるモータで駆動される。歯部90−1、90−2には、各々噛み合うようにアイドルギア91、92が配置され、両アイドルギア91、92から等距離の噛み合い最適位置に従動ギア93が備えられている。従動ギア93は、中心軸97に固定されて、被駆動体である例えば図9における大ローラ72を駆動する。駆動ギア90の歯数が多い(速い)歯部90−2には、同軸上に電磁クラッチ94が結合され、選択的に回転駆動される。一方、駆動ギア90の歯数の少ない歯部90−1は、常時回転駆動される。
20 中間転写体
26 第3駆動源
30 無端ベルト
31 大ローラ(ベルト支持部材)
32 小ローラ(ベルト支持部材)
33 継ぎ目
34 第1駆動源
35 第2駆動源
38 ニップ形成部材(ベルト支持部材)
40 加圧ローラ
41 第4駆動源
60 たわみ量検知手段
61 たわみ量検知手段
62 駆動制御手段
65 第5駆動源
70 転写定着ベルト(無端ベルト)
73 加熱手段
76 第6駆動源
78 第7駆動源
80 記録材検知手段
81 駆動制御手段
84 転写定着ローラ(転写画像担持装置)
95 一方向クラッチ
100、100b、100c、100m、100y 作像装置(画像担持装置)
200 中間転写装置(画像担持装置)
300 無端ベルト装置
400 二次転写装置
500 画像転写装置
700 転写定着装置(無端ベルト装置)
800 カラー作像装置(画像担持装置)
p 記録材
n1 第1転写ニップ
n2 第2転写ニップ
t たわみ
Claims (6)
- ベルト支持部材に無端ベルトを掛けまわして無端ベルト装置を構成し、その無端ベルト装置との間に第1転写ニップを形成して画像担持装置を備え、その画像担持装置で担持する画像を前記第1転写ニップ位置で前記無端ベルト装置の前記無端ベルトに一次転写し、その無端ベルトで担持する画像を第2転写ニップ位置で記録材に二次転写する画像転写装置において、
前記無端ベルトを、前記第2転写ニップ位置の上流または下流のいずれか一方の無端ベルト部分にたわみを生ずるような速度で駆動する一方、前記第2転写ニップ位置に記録材が進入する直前に前記上流または下流のいずれか他方の無端ベルト部分にたわみが移行するような速度変動を当該無端ベルトに与えることを特徴とする画像転写装置。 - 速度変動を与えることによりたわみを移行する量を、前記第2転写ニップ位置に記録材が進入することに基づく前記無端ベルトの位置ずれ量よりも大きく設定してなることを特徴とする、請求項1に記載の画像転写装置。
- 連続作像時の記録材間距離を加えた画像転写1サイクルの間に、たわみの移行方向と逆方向に、かつたわみを移行した量の最大よりも長く、たわみを戻す速度変動を与えることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像転写装置。
- 作像動作中以外のタイミングで速度変動の設定補正を行うことを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1に記載の画像転写装置。
- 同一駆動源と同一被駆動体との間に、一部に一方向クラッチを有し、回転伝達速度を異にする複数の伝達経路を設け、その複数の伝達経路を切り換えて同一の駆動源の駆動力を、選択した回転速度で同一の被駆動体に伝達して速度変動を与える駆動伝達手段を備えることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1に記載の画像転写装置。
- 請求項1ないし5のいずれか1に記載の画像転写装置を備えることを特徴とする、画像形成装置。
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