JP2003202633A - 両面記録物作成システム - Google Patents

両面記録物作成システム

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JP2003202633A
JP2003202633A JP2001401954A JP2001401954A JP2003202633A JP 2003202633 A JP2003202633 A JP 2003202633A JP 2001401954 A JP2001401954 A JP 2001401954A JP 2001401954 A JP2001401954 A JP 2001401954A JP 2003202633 A JP2003202633 A JP 2003202633A
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JP
Japan
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double
recorded matter
photographic paper
sided
back surface
Prior art date
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Pending
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JP2001401954A
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English (en)
Inventor
Takashi Igarashi
隆史 五十嵐
Katsutoshi Sawada
勝利 澤田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】専用の貼り付け装置を用いることなく、自由な
プリントサイズが選択できる。 【解決手段】片面のみに乳剤層を有する印画紙を用いて
両面記録物を作成する両面記録物作成システム1におい
て、1枚の前記印画紙の乳剤層に複数の画像を露光する
露光手段と、この露光された印画紙を現像する現像手段
と、この現像された印画紙の乳剤層を有する面の裏側で
あり、前記複数の画像のそれぞれに対応した位置に画像
を記録する裏面記録手段と、この露光現像され、裏面記
録された前記1枚の印画紙を、前記複数の画像が分離す
るように切断する切断手段と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に写真を用い
たダイレクトメ−ル(DM)や年賀状等の両面記録物作
成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、写真ポストカードを作成するに
あたっては、薄手の印画紙を利用し、露光された薄手の
印画紙を現像し、この印画紙をポストカードに貼り付け
て使用している。また、宛名面への広告や郵便宛先印字
等は、別途行なう必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、印画紙を
ポストカードに貼り付けるのに、貼り付け装置を使用し
ているため、専用の貼り付け装置により制限され、自由
なプリントサイズが選択できないことから、限定された
サイズの写真ポストカードしか作成することができなか
った。
【0004】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、専用の貼り付け装置を用いることなく、自由なプ
リントサイズが選択できる両面記録物作成システムを提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0006】請求項1に記載の発明は、『片面のみに乳
剤層を有する印画紙を用いて両面記録物を作成する両面
記録物作成システムにおいて、1枚の前記印画紙の乳剤
層に複数の画像を露光する露光手段と、この露光された
印画紙を現像する現像手段と、この現像された印画紙の
乳剤層を有する面の裏側であり、前記複数の画像のそれ
ぞれに対応した位置に画像を記録する裏面記録手段と、
この露光現像され、裏面記録された前記1枚の印画紙
を、前記複数の画像が分離するように切断する切断手段
と、を有することを特徴とする両面記録物作成システ
ム。』である。
【0007】この請求項1に記載の発明によれば、片面
のみに乳剤層を有する印画紙を用いて、印画紙への裏面
に直接宛名等を記入することにより、工程、時間、費用
が削減でき、また貼り付け機に左右されず自由なサイズ
の両面記録物が作成できる。また、印画紙への裏面に広
告印字も同時に記録することができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、『前記裏面記録
手段は、郵便番号記載枠を記録することを特徴とする請
求項1に記載の両面記録物作成システム。』である。
【0009】この請求項2に記載の発明によれば、郵便
番号記載枠を記録することで、写真を用いたダイレクト
メ−ル(DM)や年賀状等を作成することができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、『前記裏面記録
手段は、郵便宛先を記録することを特徴とする請求項1
または請求項2に記載の両面記録物作成システム。』で
ある。
【0011】この請求項3に記載の発明によれば、郵便
宛先を記録することで、工程、時間、費用が削減でき、
また宛名書きで別途再印刷を行う必要がない。
【0012】請求項4に記載の発明は、『前記裏面記録
手段は、液体インクジェット方式のものであることを特
徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の
両面記録物作成システム。』である。
【0013】この請求項4に記載の発明によれば、液体
インクジェット方式のもので裏面記録を行なうことがで
きる。
【0014】請求項5に記載の発明は、『前記裏面記録
手段は、固体インクジェット方式のものであることを特
徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の
両面記録物作成システム。』である。
【0015】この請求項5に記載の発明によれば、固体
インクジェット方式のもので裏面記録を行なうことがで
きる。
【0016】請求項6に記載の発明は、『前記裏面記録
手段は、電子写真方式のものであることを特徴とする請
求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の両面記録物
作成システム。』である。
【0017】この請求項6に記載の発明によれば、電子
写真方式のもので裏面記録を行なうことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の両面記録物作成
システムの実施の形態を、図面に基づいて説明するが、
この発明は、この実施の形態に限定されない。
【0019】図1は両面記録物作成システムの概略構成
図である。この実施の形態の両面記録物作成システム1
は、記録媒体として写真用に用いられている一般的なカ
ラー印画紙を用いて両面記録物のプリントPを作成す
る。両面記録物作成システム1は、デザイン用コンピュ
ータ2、第1のプリンタ3、第2のプリンタ4及びカッ
ター5を有する。
【0020】なお、プリンタは必要に応じて記憶方式が
異なる種類のものを更に多数追加することが可能であ
る。
【0021】デザイン用コンピュータ2は、作成したデ
ザインを元に出力レイヤ分離を行なう。この出力レイヤ
分離は、デザインを行なった画像情報を元にプリント用
データの作成を行い、第1のプリンタ3に面1、第2の
プリンタ4に面2などのように、それぞれのプリンタで
出力できるデータに分離する。
【0022】このように出力レイヤ分離を行ない、プリ
ント情報として、LAN15を介してサーバ16にデー
タ保存される。
【0023】プリント情報は、メディアに画像として記
録される画像情報や文字情報及び、プリント情報をユニ
ーク化するためのIC、発注者に関する情報や、L判、
2L判などのプリントサイズ、ポストカードサイズか名
刺などを表すプリント種や、メディアを作成する数量か
ら通常なる。
【0024】サーバ16からはプリントデータとして必
要に応じて、LAN15を介して第1のプリンタ3、第
2のプリンタ4へ供給する。
【0025】第1のプリンタ3は、印画紙の乳剤面にプ
リント処理を行えるプリンタであり、この第1のプリン
タ3は、1枚の印画紙の乳剤層に複数の画像を露光する
露光手段と、この露光された印画紙を現像する現像手段
とを有する。
【0026】第2のプリンタ4は、第1のプリンタ3と
は異なる印字方式の印画紙に記録できるプリンタであ
り、例えば固体インクジェット方式や液体インクジェッ
ト方式、電子写真方式のものが使用できる。この第2の
プリンタ4は、第1のプリンタ3が記録した面の裏側
に、複数の画像のそれぞれに対応した位置に画像を記録
する裏面記録手段である。
【0027】第2のプリンタ4では、郵便番号記載枠を
記録することができ、写真を用いたダイレクトメ−ル
(DM)や年賀状等を作成することができる。また、郵
便番号記載枠と同時に郵便宛先を記録することができ、
工程、時間、費用が削減でき、また宛名書きで別途再印
刷を行う必要がない。なお、図5に示すように、A4印
画紙に4枚分の画像情報を記録するが、勿論、この4枚
分それぞれに異なる宛名を印字することが可能である。
【0028】また、第2のプリンタ4は、液体インクジ
ェット方式、固体インクジェット方式、電子写真方式、
熱転写方式のもの等を用いることができるし、受像層に
一度記録して印画紙に転写してもよい。また、第2のプ
リンタ4は、印画紙の光沢面上に記憶できればその方式
に関しては問わない。
【0029】カッター5は、露光現像され、裏面記録さ
れた1枚の印画紙を複数の画像に分離するように切断し
てプリントPにする切断手段5aである。
【0030】このように両面記録物作成システム1は、
一枚の印画紙に記録するデータを関連付けして作成して
記憶するシステムであり、印画紙の表面に記録する第1
のプリンタ3とは方式の異なる第2のプリンタ4を用
い、表面に印画紙に画像を記録し、現像した後に裏面に
画像を記録した後に切断を行なう。
【0031】例えばポストカードの郵便宛名面の宛名の
印字、差出人の印字を行い、広告等も入れることができ
る。
【0032】このように、印画紙の裏面に直接郵便宛名
等の書き込みを行い、生産性向上のために多面割付を行
ってカッター5でカットすることで、工程、時間、費用
が削減でき、また貼り付け機に左右されず自由なサイズ
の両面記録物が作成できる。
【0033】次に、両面記録物作成システムによりポス
トカードを作成する実施の形態を、図2乃至図5に基づ
いて説明する。図2は両面記録物作成システムの処理フ
ローチャート、図3は実際の作業の流れを示す図、図4
はポストカードの作成状態を示す図、図5は1枚の印画
紙にレイアウトした状態を示す図である。
【0034】簡単に工程の概略を、図2を用いて説明す
ると、ステップaにおいてデザインを作成し、ステップ
bにおいて印画紙の乳剤面に記録するためのデータ、そ
の裏面に記録するデータ、印画紙の乳剤面に記録したデ
ータに更に別の印字方式で記録するための第2のプリン
タで出力するためのデータに出力するレイヤごとに画像
データの分離を行い、ステップc、ステップdではそれ
ぞれデータを記録紙に記録する。そしてプリントされた
画像に対してステップeでは必要なサイズに記録する。
なお、ここではあくまでも必要な工程を列記しているの
であって、ステップcの後にステップeを持ってきても
構わない。またステップeは特に無くても良い。
【0035】図3を用いてより詳細に説明すると、デザ
イン用コンピュータ2はデザインを作成する。このデザ
インの作成は、ポストカードの場合は、図4に示すよう
に、ポストカードの両面にあたるデータを作成し、第1
のプリンタ3では印画紙の乳剤面にあたる面1に人物画
像50と、差出人の住所、氏名の文字51を合成した画
像情報を記録し、印画紙の裏面にあたる面2に郵便番号
記載枠52、広告53を記録するようにデータをプリン
タに応じて分離する。
【0036】このような出力レイヤ分離を行ない、出力
レイヤ分離が完了すると、プリント情報にしてサーバ1
6にデータ保存する。サーバ16では、第1のプリンタ
3及び第2のプリンタ4から認識できるプリント情報の
形でデータ保存する。
【0037】次に、サーバ16では、第1のプリンタ3
から面1のプリントデータ要求がある面1のプリント情
報を第1のプリンタ3に送り、第1のプリンタ3で印画
紙の面1のプリント処理が行なわれる。
【0038】そして、処理された印画紙のプリントを第
2のプリンタ4に送る。第2のプリンタ4では、第1の
プリンタ3で用いられたプリント情報に基づき、面2で
使用するプリント情報要求を行ない、サーバ16は面2
のプリント情報を第2のプリンタ4に送り、第2のプリ
ンタ4で印画紙の面2のプリント処理が行なわれる。
【0039】最後に、出力されたプリントは、カッター
5でカットしてポストカードを作成する。
【0040】なお、カットする場合、画像の境界を正確
に切断することは至難の業であり、2mm程度またはそ
れ以上の幅を持って切り抜くのが好ましい。
【0041】
【発明の効果】前記したように、請求項1に記載の発明
では、片面のみに乳剤層を有する印画紙を用いて、印画
紙への裏面に直接宛名等を記入することにより、工程、
時間、費用が削減でき、また貼り付け機に左右されず自
由なサイズの両面記録物が作成できる。また、印画紙へ
の裏面に広告印字も同時に記録することができる。
【0042】請求項2に記載の発明では、郵便番号記載
枠を記録することで、写真を用いたダイレクトメ−ル
(DM)や年賀状等を作成することができる。
【0043】請求項3に記載の発明では、郵便宛先を記
録することで、工程、時間、費用が削減でき、また宛名
書きで別途再印刷を行う必要がない。
【0044】請求項4に記載の発明では、液体インクジ
ェット方式のもので裏面記録を行なうことができる。
【0045】請求項5に記載の発明では、固体インクジ
ェット方式のもので裏面記録を行なうことができる。
【0046】請求項6に記載の発明では、電子写真方式
のもので裏面記録を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】両面記録物作成システムの概略構成図である。
【図2】両面記録物作成システムの処理フローチャート
である。
【図3】実際の作業の流れを示す図である。
【図4】ポストカードの作成状態を示す図である。
【図5】1枚の印画紙にレイアウトした状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 両面記録物作成システム 2 デザイン用コンピュータ 3 第1のプリンタ 4 第2のプリンタ 5 カッター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C055 KK00 KK02 2C056 EA30 FD02 HA60 2C362 CB41 2H106 AB65 AB95 BA75

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】片面のみに乳剤層を有する印画紙を用いて
    両面記録物を作成する両面記録物作成システムにおい
    て、 1枚の前記印画紙の乳剤層に複数の画像を露光する露光
    手段と、 この露光された印画紙を現像する現像手段と、 この現像された印画紙の乳剤層を有する面の裏側であ
    り、前記複数の画像のそれぞれに対応した位置に画像を
    記録する裏面記録手段と、 この露光現像され、裏面記録された前記1枚の印画紙
    を、前記複数の画像が分離するように切断する切断手段
    と、 を有することを特徴とする両面記録物作成システム。
  2. 【請求項2】前記裏面記録手段は、郵便番号記載枠を記
    録することを特徴とする請求項1に記載の両面記録物作
    成システム。
  3. 【請求項3】前記裏面記録手段は、郵便宛先を記録する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の両面
    記録物作成システム。
  4. 【請求項4】前記裏面記録手段は、液体インクジェット
    方式のものであることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれか1項に記載の両面記録物作成システム。
  5. 【請求項5】前記裏面記録手段は、固体インクジェット
    方式のものであることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれか1項に記載の両面記録物作成システム。
  6. 【請求項6】前記裏面記録手段は、電子写真方式のもの
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    か1項に記載の両面記録物作成システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6957885B2 (en) * 2004-01-16 2005-10-25 Canon Kabushiki Kaisha Image output apparatus and control method therefor
US7317560B2 (en) 2004-01-16 2008-01-08 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus and image forming apparatus using the same
US7408685B2 (en) 2004-02-27 2008-08-05 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus and method of controlling same
US7468817B2 (en) 2004-01-16 2008-12-23 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus
US7529000B2 (en) 2004-01-21 2009-05-05 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus and image printing apparatus using the same

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