JP2003266376A - カード作成方法、はがき作成方法、定型はがき作成装置、および、定型はがき作成プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体 - Google Patents

カード作成方法、はがき作成方法、定型はがき作成装置、および、定型はがき作成プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体

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JP2003266376A
JP2003266376A JP2002064059A JP2002064059A JP2003266376A JP 2003266376 A JP2003266376 A JP 2003266376A JP 2002064059 A JP2002064059 A JP 2002064059A JP 2002064059 A JP2002064059 A JP 2002064059A JP 2003266376 A JP2003266376 A JP 2003266376A
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cutting
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JP2002064059A
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Inventor
Hiroyuki Tsuji
宏幸 辻
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 A4判用紙などを用いて定型はがき49など
のカードを作成すること。 【解決手段】 設定された用紙サイズとカードサイズと
に基づいて給紙トレイ13へのセットを指示して、用紙
を2回の給紙で切断してカードを作成する。2回目の切
断前に、挨拶面などの画像を印刷して、定型はがき49
を作成する。A4判用紙はA5判用紙にカットしてか
ら、挨拶面などの画像を印刷して、定型はがき49を作
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、A4判用紙から定
型はがきなどのカードを作成するカード作成方法、はが
き作成方法、定型はがき作成装置、および、定型はがき
作成プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶
媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタの製造メーカの努力によ
り、プリンタの印字品質が飛躍的に向上するとともに、
その価格も低下しつつある。また、高画質のデジタルカ
メラも急速に普及しはじめている。
【0003】そのため、多くの個人ユーザが、このよう
に高品質のプリンタを購入して、デジタルカメラで撮影
した写真を印刷したり、年賀状を印刷したりするように
なってきた。また、デジタルカメラで撮影した画像は、
A4判の用紙などを利用して楽しむことができる。
【0004】また、このような個人ユーザの動向をにら
み、用紙へのふちなし印刷に対応したプリンタや、ロー
ルへの印刷機能を備えるプリンタや、さらにそのロール
紙を切断するカッタ付きプリンタなどが、市場に投入さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように高品質で多
機能なプリンタを購入したユーザは、以下のようなプリ
ンタの利用傾向を見せる。つまり、通常は、ロール紙
や、A4判用紙を購入し、これにデジタルカメラで撮影
した画像を印刷する。また、年末やお盆前には、官製は
がきや年賀状を購入し、これに住所や挨拶を印刷する。
【0006】その結果、たとえば、インクジェットプリ
ンタ対応の官製はがきや年賀状を購入できなかった場合
には、ユーザは、その手元にロール紙やA4判用紙がス
トックされているにも関わらず、年賀状や暑中見舞いを
作成することができない、という状況が生まれる。
【0007】また、年末やお盆などてはなく、通常の時
期においても、はがき等で何かの連絡などをしたいこと
が生ずるが、はがきが手元に無く、わざわざ遠くまで買
いに出かけたり、結局は、はがきでの連絡を諦めるとい
うことが、時々発生している。
【0008】また、そのようなユーザの一部にあって
は、質の良いA4判用紙を官製はがきのサイズにカット
して、年賀状や暑中見舞いを作成しようと考えることも
ありえる。しかしながら、定規とカッタとで用紙を切っ
た場合、微妙にサイズが違ったり、長方形にならなかっ
たりするため、それにせっかく高品質の画像を印刷した
としても、あまり見栄えが良い年賀状等を作成すること
はできない。
【0009】本発明は、以上の課題に鑑みなされたもの
であり、A4判用紙などを用いて定型はがきなどのカー
ドを作成することができるカード作成方法、はがき作成
方法、定型はがき作成装置、および、定型はがき作成プ
ログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体を
得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカード作成
方法は、検出された用紙のサイズと、設定されたカード
サイズとに基づいて、上記用紙から上記カードサイズの
カードを作成するための切断情報を生成するステップ
と、上記切断情報にしたがって上記用紙を切断するステ
ップと、を備えるものである。
【0011】この方法を採用すれば、たとえば、用紙か
らカードを簡単に作成することができる。したがって、
たとえば、はがきが無いときであっても、簡単にこれを
作成して、はがきを送ることができる。
【0012】本発明に係るカード作成方法は、設定され
た用紙のサイズあるいは給紙トレイで検出された用紙の
サイズと、設定されたカードサイズとに基づいて用紙の
長尺方向の切断情報および短尺方向の切断情報を生成す
るステップと、給紙トレイにセットされた用紙を、用紙
の長尺方向および短尺方向の中の一方の方向に沿って搬
送し、その送り量に基づいて用紙の位置を特定し、用紙
の他方の方向の切断情報にしたがって用紙を切断するス
テップと、切断された用紙が、用紙の他方の方向が搬送
方向となるように、給紙トレイにセットされたことを検
出し、あるいは、そのセットの確認操作を検出するステ
ップと、切断された用紙を、給紙トレイから他方の方向
に沿ってに搬送し、その送り量に基づいて用紙の位置を
特定し、用紙の一方の方向の切断情報にしたがって用紙
を切断するステップと、を備えるものである。
【0013】この方法を採用すれば、たとえば、用紙の
サイズとカードのサイズとを設定することで、用紙から
カードを簡単に作成することができる。したがって、た
とえば、はがきが無いときであっても、簡単にこれを作
成して、はがきを送ることができる。
【0014】本発明に係るカード作成方法は、1枚の用
紙に、該用紙の長尺方向および短尺方向に所定のサイズ
毎に配列させて、複数の文字または画像を印刷するとと
もに、用紙を切断してサイズの複数のカードを作成する
カード作成方法であって、用紙を、用紙の長尺方向およ
び短尺方向の中の一方の方向において、サイズ毎に切断
するステップと、切断された用紙に、サイズの間または
サイズの端部に余白部を設けて、複数の文字または画像
を印刷するステップと、切断された用紙を、用紙の他方
の方向において、サイズ毎に切断するステップと、を備
えるものである。
【0015】この方法を採用すれば、文字または画像が
形成された複数枚のカードを、1枚の用紙からまとめて
作成することができる。特に、あらかじめ用紙をその一
方の方向においてサイズ毎に切断した上で文字または画
像を形成するとともに、文字または画像同士の間に、ま
たは文字または画像と用紙端部との間に、余白部を形成
している。そのため、カードの全面に文字または画像を
形成する場合であったとしても、用紙上で文字または画
像同士が連続してしまうことを防止することができる。
その結果、一のカードの文字または画像に他のカードの
文字または画像の一部が混ざってしまうことを防止する
ことができる。
【0016】また、このように複数枚のカードを1枚の
用紙から作成することで、たとえばこのカードと同じ枚
数のカードそれぞれに文字または画像を形成した場合よ
りも、用紙端部の印刷処理(いわゆる上下端処理)の回
数を削減することができる。その結果、トータルのカー
ド作成時間を短縮することができる。
【0017】本発明に係るはがき作成方法は、1枚の用
紙の両面に、該用紙の長尺方向および短尺方向に配列さ
せて、複数の住所面および複数の挨拶面を印刷するとと
もに、用紙を切断して複数のはがきを作成するはがき作
成方法であって、用紙の一方の面に、長尺方向および短
尺方向の中の一方の方向にのみ隙間を設けて、複数の住
所面を印刷するステップと、用紙の上記一方の方向に沿
って、用紙を切断するステップと、切断された用紙の他
方の面に、住所面と同様の隙間を設けて、複数の挨拶面
を印刷するステップと、用紙の他方の方向に沿って、用
紙を切断するステップと、を備えるものである。
【0018】この方法を採用すれば、住所面および挨拶
面が形成された複数枚のはがきを、1枚の用紙からまと
めて作成することができる。特に、あらかじめ用紙をそ
の一方の方向においてはがきのサイズ毎に切断した上で
挨拶面を形成するとともに、挨拶面同士の間に、あるい
は、挨拶面と用紙端部との間に余白部を形成しているの
で、はがきの全面に挨拶面を形成する場合であったとし
ても、用紙上で挨拶面同士が連続してしまうことを防止
することができる。その結果、一のはがきの挨拶面に他
のはがきの挨拶面の一部が混ざってしまうことを防止す
ることができる。
【0019】また、このように複数枚のはがきを1枚の
用紙から作成することで、たとえばこのはがきと同じ枚
数のはがきそれぞれに住所面および挨拶面を形成した場
合よりも、用紙端部の印刷処理(いわゆる上下端処理)
の回数を削減することができる。その結果、トータルの
はがき作成時間を短縮することができる。
【0020】本発明に係るはがき作成方法は、さらに、
住所面を印刷するステップでは、用紙の一方の方向の少
なくとも一方の端部に余白部が形成されるように、端部
から隙間を設けて複数の住所を印刷するものである。
【0021】この方法を採用すれば、用紙の少なくとも
一方の端部には、住所面および挨拶面が印刷されないよ
うにすることができる。したがって、印刷スピードを遅
くする必要がある用紙端部の印刷処理(いわゆる上下端
処理)の回数あるいは処理時間を削減することができ
る。その結果、トータルのはがき作成時間を更に短縮す
ることができる。
【0022】本発明に係る定型はがき作成装置は、画面
を表示する表示部材と、指示情報が入力される入力部材
と、用紙を一方向に送りながら印刷する印刷部材と、印
刷部材から排出された用紙を送り方向とは垂直な方向で
切断する切断部材と、を備え、A4判用紙から定型はが
きを作成することができる定型はがき作成装置であっ
て、表示部材に、A4判用紙の長尺方向が用紙の送り方
向となるように印刷部材にA4判用紙をセットさせるた
めの第一セット指示画面、および、A4判用紙を長尺方
向中央部にて切断してなるA5判用紙を、その長尺方向
が用紙の送り方向となるように印刷部材にセットさせる
ための第二セット指示画面を、その順番にて表示させる
表示手段と、第一セット指示画面に対する確認が入力部
材から入力されたら、印刷部材に、定型はがきの住所面
情報を印刷させるとともに、切断部材に、A4判用紙の
長尺方向中央部にて切断させる連葉住所面印刷手段と、
第二セット指示画面に対する確認が入力部材から入力さ
れたら、印刷部材に、定型はがきの挨拶面情報を印刷さ
せるとともに、切断部材に、A5判用紙を定型はがきの
長さ毎に切断させる連葉挨拶面印刷手段と、を備えるも
のである。
【0023】この構成を採用すれば、A4判用紙で定型
はがきを作成することができる。特に、A4判用紙を最
初に短尺方向に切断したうえで、挨拶面を印刷している
ので、一枚ずつ挨拶面を印刷することができる。
【0024】また、先に住所面を印刷し、後から挨拶面
を印刷している。したがって、この順番を逆にした場合
には、挨拶面の画像が住所面印刷の際に、印刷部材や切
断部材に当接して乱れてしまう恐れがあるが、そのよう
な恐れを生ずることもない。その結果、高品質の挨拶面
を得ることができる。
【0025】さらに、このように4枚の定型はがきを1
枚のA4判用紙から作成することで、たとえば4枚のの
はがきそれぞれに住所面および挨拶面を形成した場合よ
りも、用紙端部の印刷処理(いわゆる上下端処理)の回
数を削減することができる。その結果、トータルのはが
き作成時間を短縮することができる。
【0026】本発明に係る定型はがき作成装置は、さら
に、連葉挨拶面印刷手段は、切断部材に、A5判用紙の
長尺方向中央部において2回切断させるものである。
【0027】この構成を採用すれば、A5判用紙に連続
的に形成される挨拶面と他の挨拶面との間に余白部を設
け、これを余白部として切り落とすことができる。この
ような余白部が無い場合には、すなわち挨拶面の文字ま
たは画像(以下、挨拶面画像と記載する。)同士が余白
無しで連続して印刷された場合には、それらの挨拶面画
像の境界と切断位置とが高い精度で一致しないと、一方
の定型はがきの挨拶面画像に他方の定型はがきの挨拶面
画像の一部が混ざってしまうことになる。しかしなが
ら、このような構成であれば、これらの精度がそれほど
高くなくとも、そのような文字または画像の混在による
印刷品質の極端な低下を防止することができる。
【0028】本発明に係る定型はがき作成装置は、さら
に、連葉挨拶面印刷手段は、挨拶面を定型はがきよりも
大きく印刷するものである。
【0029】この構成を採用すれば、A4判用紙を長尺
方向中央部にて切断した上で、且つ、A5判用紙の長尺
方向中央部に余白部を設けて、挨拶面を定型はがきより
も大きく印刷するので、定型はがきに挨拶面を全面印刷
することができる。しかも、定型はがきよりもはみ出し
た文字または画像部分が他の定型はがきの一部として印
刷されてしまうこともない。
【0030】本発明に係る定型はがき作成装置は、さら
に、連葉挨拶面印刷手段は、切断部材に、A5判用紙の
搬送方向両端部の少なくとも一方を切断させるものであ
る。
【0031】この構成を採用すれば、A5判用紙の搬送
方向両端部の少なくとも一方において、切り落とされる
余白部分が設けられる。したがって、印刷スピードを遅
くする必要がある用紙端部の印刷処理(いわゆる上下端
処理)の回数あるいは処理時間を削減することができ
る。その結果、トータルのはがき作成時間を更に短縮す
ることができる。
【0032】本発明に係る定型はがき作成プログラムを
記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体は、画面を表
示する表示部材と、指示情報が入力される入力部材と、
用紙を一方向に送りながら印刷する印刷部材と、印刷部
材から排出された用紙を送り方向とは垂直な方向で切断
する切断部材と、を備えるコンピュータにインストール
される定型はがき作成プログラムを記憶したコンピュー
タ読取可能な記憶媒体であって、表示部材に、A4判用
紙の長尺方向が用紙の送り方向となるように印刷部材に
A4判用紙をセットさせるための第一セット指示画面、
および、A4判用紙を長尺方向中央部にて切断してなる
A5判用紙を、その長尺方向が用紙の送り方向となるよ
うに印刷部材にセットさせるための第二セット指示画面
を、その順番にて表示させる表示手段と、第一セット指
示画面に対する確認が入力部材から入力されたら、印刷
部材に、定型はがきの住所面情報を印刷させるととも
に、切断部材に、A4判用紙の長尺方向中央部にて切断
させる連葉住所面印刷手段と、第二セット指示画面に対
する確認が入力部材から入力されたら、印刷部材に、定
型はがきの挨拶面情報を印刷させるとともに、切断部材
に、A5判用紙を定型はがきの長さ毎に切断させる連葉
挨拶面印刷手段と、をコンピュータに実現するための定
型はがき作成プログラムを記憶したものである。
【0033】この記録媒体に記憶されているプログラム
をインストールしたコンピュータでは、A4判用紙で定
型はがきを作成することができる。特に、A4判用紙を
最初に短尺方向に切断したうえで、挨拶面を印刷してい
るので、一枚ずつ挨拶面を印刷することができる。
【0034】また、先に住所面を印刷し、後から挨拶面
を印刷している。したがって、この順番を逆にした場合
には、挨拶面の画像が住所面印刷の際に、印刷部材や切
断部材に当接して乱れてしまう恐れがあるが、そのよう
な恐れを生ずることもない。その結果、高品質の挨拶面
を得ることができる。
【0035】さらに、このように4枚の定型はがきを1
枚のA4判用紙から作成することで、たとえば4枚のの
はがきそれぞれに住所面および挨拶面を形成した場合よ
りも、用紙端部の印刷処理(いわゆる上下端処理)の回
数を削減することができる。その結果、トータルのはが
き作成時間を短縮することができる。
【0036】本発明に係る定型はがき作成プログラムを
記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体は、さらに、
連葉挨拶面印刷手段は、切断部材に、A5判用紙の長尺
方向中央部において2回切断させるものである。
【0037】この記憶媒体のプログラムをインストール
したコンピュータでは、A5判用紙に連続的に形成され
る挨拶面と他の挨拶面との間に余白部を設け、これを余
白部として切り落とすことができる。このような余白部
が無い場合には、すなわち挨拶面の文字または画像(以
下、挨拶面画像と記載する)同士が余白無しで連続して
印刷された場合には、それらの挨拶面画像の境界と切断
位置とが高い精度で一致しないと、一方の定型はがきの
挨拶面画像に他方の定型はがきの挨拶面画像の一部が混
ざってしまうことになる。しかしながら、このような構
成であれば、これらの精度がそれほど高くなくとも、そ
のような画像の混在による印刷品質の極端な低下を防止
することができる。
【0038】本発明に係る定型はがき作成プログラムを
記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体は、さらに、
連葉挨拶面印刷手段は、挨拶面を定型はがきよりも大き
く印刷するものである。
【0039】このプログラムをインストールしたコンピ
ュータでは、A4判用紙を長尺方向中央部にて切断した
上で、且つ、A5判用紙の長尺方向中央部に余白部を設
けて、挨拶面を定型はがきよりも大きく印刷するので、
定型はがきに挨拶面を全面印刷することができる。しか
も、定型はがきよりもはみ出した画像部分が他の定型は
がきの一部として印刷されてしまうこともない。
【0040】本発明に係る定型はがき作成プログラムを
記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体は、さらに、
連葉挨拶面印刷手段は、切断部材に、A5判用紙の搬送
方向両端部の少なくとも一方を切断させるものである。
【0041】このプログラムをインストールしたコンピ
ュータでは、A5判用紙の搬送方向両端部の少なくとも
一方において、切り落とされる余白部分が設けられる。
したがって、印刷スピードを遅くする必要がある用紙端
部の印刷処理(いわゆる上下端処理)の回数あるいは処
理時間を削減することができる。その結果、トータルの
はがき作成時間を更に短縮することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
カード作成方法、はがき作成方法、定型はがき作成装
置、および定型はがき作成プログラムを記憶したコンピ
ュータ読取可能な記憶媒体を、図に基づいて説明する。
【0043】なお、カード作成方法およびはがき作成方
法は、定型はがきを作成する場合を例として説明する。
【0044】また、定型はがき作成プログラムを記憶し
たコンピュータ読取可能な記憶媒体は、その定型はがき
作成プログラムが、定型はがき作成装置の内臓型記憶媒
体に既にインストールされた状態にて説明する。
【0045】実施の形態1.
【0046】図1は、本発明に係る定型はがき作成装置
の構成を示す装置構成図である。
【0047】本実施の形態に係る定型はがき作成装置
は、1台のコンピュータ1からなる。
【0048】このコンピュータ1は、主に、プログラム
を実行する中央処理装置(CPU)2と、中央処理装置
2が実行するプログラムや、そのプログラムの実行の際
に用いるデータを記憶する一時記憶領域(RAM)3
と、プログラムおよびデータを不揮発的に記憶する内蔵
型記憶媒体4と、これらを相互に通信可能に接続するシ
ステムバス5と、を備える。
【0049】また、このコンピュータ1は、画面を表示
する表示部材としてのディスプレイ6と、指示情報が入
力される入力部材としての入力デバイス7と、カッタ付
きプリンタ8と、これらをシステムバス5に接続する入
出力ポート(I/Oポート)9と、を備える。
【0050】ディスプレイ6には、陰極線管(CRT)
や、液晶ディスプレイがある。入力デバイス7には、キ
ーボードや、所謂マウスなどのポインティングデバイス
がある。
【0051】図2は、図1中のカッタ付きプリンタ8を
示す構成図である。
【0052】このカッタ付きプリンタ8は、印刷部材の
一部としてのプリンタユニット10と、その排出口11
に取り付けられる切断部材としてのカッタユニット12
と、からなる。
【0053】プリンタユニット10は、用紙が載置され
る給紙トレイ13と、排出口11から排出された用紙が
載置される排紙トレイ14と、用紙を給紙トレイ13か
ら排紙トレイ14まで搬送するローラ対などの搬送部材
15と、用紙の搬送経路上に設けられ、用紙搬送方向と
垂直な方向へ移動可能なインクジェットキャリッジ16
と、I/Oポート9を介して中央処理装置2との間で通
信を行うとともに、搬送部材15による用紙の送り量お
よびインクジェットキャリッジ16の動作を制御する制
御回路17と、を備える。
【0054】カッタユニット12は、用紙を搬送するロ
ーラ対などの搬送部材15と、この搬送部材15の間の
用紙搬送経路上に設けられ、用紙搬送方向と垂直な方向
へ移動可能なカッタキャリッジ18と、を備える。そし
て、このカッタユニット12は、プリンタユニット10
の排出口11と排紙トレイ14との間に挿入して配設さ
れる。また、プリンタユニット10の制御回路17は、
カッタユニット12内のこれらの搬送部材15と、カッ
タキャリッジ18との動作も制御する。
【0055】この実施の形態1では、特に、排紙トレイ
14には、その固定端側に幅数センチメートルの凹部1
9が形成されている。これにより、たとえば切れ端など
のように、カッタユニット12から排出された用紙の搬
送方向での幅が、数センチメートル以下である場合に
は、凹部19に落下して収容される。また、該幅が数セ
ンチメートルよりも大きければ、排紙トレイ14上に載
置される。
【0056】なお、この凹部19の替わりに貫通孔を形
成してもよい。この場合には、ごみ袋を貫通孔の下に配
設することで、切れ端の片付けの手間を減らすことがで
きる。
【0057】そして、後述するように、このようなカッ
タ付きプリンタ8では、中央処理装置2からの用紙送り
指令に基づいて、給紙トレイ13に載置された用紙を、
インクジェットキャリッジ16に対向する印刷位置20
へ搬送する。そして、印刷指令に基づいて、インクジェ
ットキャリッジ16を動作させて、用紙に画像を印刷す
る。
【0058】また、用紙送り指令に基づいて、用紙をカ
ッタキャリッジ18に対向する切断位置21へ搬送す
る。そして、切断指令に基づいて、カッタキャリッジ1
8を動作させて、用紙を所定の長さに切断する。
【0059】図1中の内蔵型記憶媒体4には、印刷部材
の一部としてのプリンタドライバプログラム22と、は
がき作成プログラム23と、定型はがきフォームデータ
24と、住所録データ25と、挨拶面データ26と、が
記憶されている。
【0060】定型はがきフォームデータ24は、官製は
がきの住所面に印刷されている郵便番号枠、切手貼付枠
のレイアウトデータである。
【0061】プリンタドライバプログラム22は、はが
き作成プログラム23から用紙情報、印刷データおよび
切断情報を受信すると、これらに基づいて、複数個の印
刷指令および制御命令からなる印刷シーケンス情報を生
成する。この印刷シーケンス情報は、プリンタ8の制御
回路17へ送信される。カッタ付きプリンタ8の制御回
路17は、この印刷シーケンス情報を受信し、印刷シー
ケンス情報に含まれる各指令を先頭から順番に実行す
る。
【0062】各印刷指令は、インクジェットキャリッジ
16の1回の動作で印刷する印刷データを含む指令であ
る。
【0063】そして、この印刷指令は、たとえば、以下
の手順で生成することができる。まず、予め指定された
印刷領域に適当に収まるように、印刷データのサイズを
拡大または縮小する。そして、この拡縮された印刷デー
タを、インクジェットキャリッジ16の1回の連続移動
の幅、すなわちその1回の移動処理によって印刷できる
幅毎に分割する。この、幅毎に分割された印刷データ毎
に、印刷指令を生成する。なお、印刷シーケンス情報に
おいて、この複数の印刷指令は、用紙の搬送方向下流側
の端部から順番に格納される。
【0064】なお、上記印刷領域は、指定された用紙の
サイズに基づいて決定される。また、用紙毎に、ふちあ
り印刷用の印刷領域と、ふちなし印刷用の印刷領域とが
ある。ふちあり印刷用の印刷領域は、指定された用紙よ
りも若干小さいサイズである。ふちなし印刷用の印刷領
域は、指定された用紙と同じか、あるいは、指定された
用紙よりも若干大きいサイズである。
【0065】制御命令には、この印刷指令の他に、搬送
部材15に用紙を給紙トレイ13から排紙トレイ14ま
で搬送させるための用紙送り指令と、カッタキャリッジ
18に用紙を切断させるための切断指令と、が含まれて
いる。
【0066】用紙送り指令は、印刷シーケンス情報にお
いて、各印刷指令の前後それぞれに少なくとも1個ずつ
設けられる。
【0067】たとえば、用紙をカットする必要が無い場
合には、印刷シーケンス情報の最初の用紙送り指令は、
用紙の先端部を給紙トレイ13から印刷位置20まで搬
送する用紙送り量が指定されている。印刷指令同士の間
の用紙送り指令は、インクジェットキャリッジ16が1
回の連続動作で印刷する印刷幅(用紙搬送方向の印刷
幅)と同じ用紙送り量が指定されている。印刷シーケン
ス情報の最後の用紙送り指令は、用紙の後端部を印刷位
置20から排紙トレイ14まで搬送する用紙送り量が指
定されている。
【0068】但し、用紙の先端部あるいは用紙の後端部
への印刷指令の直前には、上記用紙送り指令の替わり
に、それとは用紙送り量が異なる用紙送り指令が、複数
個、連続的に設けられる。この用紙端部における各用紙
送り指令は、たとえば、インクジェットキャリッジ16
の1回の印刷幅を、上記用紙送り指令の個数で割った距
離の用紙送り量が指定される。これにより、用紙を少し
ずつ送って、用紙と搬送部材15との間でのすべりを抑
制することができる。その結果、用紙が、印刷位置20
の両側の搬送部材15で保持されていなくとも、用紙の
印刷位置20での実際の送り量を、各用紙送り指令での
用紙の送り量に精度良く一致させることができる。
【0069】なお、このように、用紙の送り量を小刻み
にした場合、当然に複数回の命令の実行となるので、こ
の送り量を一つの用紙送り指令で実施した場合よりも、
用紙送り時間が長くなってしまう。また、用紙送り指令
で送り速度を指定できる場合には、この複数個の用紙送
り指令に替えて、通常よりも遅い送り速度を指定した1
つの用紙送り指令を用いても、用紙と搬送部材15との
間でのすべりを抑制することができる。以下、このよう
に用紙の送り速度が低下する印刷処理を、上下端処理と
記載する。
【0070】切断指令は、印刷シーケンス情報におい
て、用紙の切断部位を切断位置21へ搬送する用紙送り
指令の次に、設けられる。
【0071】そして、プリンタ8の制御回路17は、用
紙送り指令が入力されると、搬送部材15を動作させて
所定の量だけ用紙を搬送する。印刷指令が入力される
と、インクジェットキャリッジ16を動作させて、印刷
位置20にある用紙にインクを吹きつける。切断指令が
入力されると、カッタキャリッジ18を動作させて、切
断位置21にある用紙を切断する。
【0072】これにより、カッタ付きプリンタ8は、用
紙を給紙トレイ13から排紙トレイ14へ搬送し、その
間に、用紙に文字または画像を印刷したり、用紙をカッ
トしたりすることができる。
【0073】はがき作成プログラム23は、表示プログ
ラム27、住所録作成プログラム28、挨拶面作成プロ
グラム29、単葉住所面印刷プログラム30、単葉挨拶
面印刷プログラム31、連葉住所面印刷プログラム3
2、連葉挨拶面印刷プログラム33、を備える。
【0074】表示プログラム27は、中央処理装置2に
実行されることで表示手段を実現する。そして、この表
示手段は、まず、表示データをディスプレイ6へ送信す
る。ディスプレイ6は、この表示データを表示する。
【0075】この表示データとしては、メインメニュー
画面、住所入力確認画面、挨拶作成確認画面、住所印刷
確認画面、挨拶印刷確認画面、第一セット指示画面、第
二セット指示画面、各種のプレビュー画面などがある。
【0076】図3は、図1中のディスプレイ6に表示さ
れるメインメニュー画面の一例である。このメインメニ
ュー画面には、その表示枠34内に、入力デバイス7で
選択可能な5つのボタンが割り付けられている。具体的
には、住所作成ボタン35、挨拶作成ボタン36、住所
印刷ボタン37、挨拶印刷ボタン38、連葉印刷ボタン
39である。
【0077】図3のメインメニュー画面において入力デ
バイス7によって住所作成ボタン35が選択されると、
表示手段は、中央処理装置2に住所録作成プログラム2
8を実行させるとともに、図示外の住所入力確認画面
を、ディスプレイ6に表示させる。
【0078】ここで、ユーザは、はがきの送り先の住
所、氏名、郵便番号などを入力することができる。ま
た、ユーザは、自分の住所、氏名、郵便番号などを送り
主の情報として入力することもできる。さらに、はがき
の住所面に通信欄を設ける場合には、ここで各送り先へ
の通信テキストを入力する。
【0079】そして、これらの入力情報は、住所録作成
プログラム28を実行する中央処理装置2によって、つ
まり住所録作成手段によって、住所録データ25として
内蔵型記憶媒体4に記憶される。なお、ここで、プレビ
ュー画面を表示させて、各送り先毎に、はがきの住所面
の印刷状態のイメージを、ディスプレイ6に表示させて
もよい。
【0080】図3のメインメニュー画面において入力デ
バイス7によって挨拶作成ボタン36が選択されると、
表示手段は、中央処理装置2に挨拶面作成プログラム2
9を実行させるとともに、挨拶作成確認画面(図示省
略)を、ディスプレイ6に表示させる。この挨拶作成確
認画面の表示枠内には、はがきの挨拶面のイメージが割
り付けられている。
【0081】ここで、ユーザは、挨拶作成確認画面のは
がきのイメージに、画像データを貼り付けたり、テキス
トを入力したりすることで、はがきの挨拶面に印刷され
る挨拶面データ26を作成することができる。また、内
蔵型記憶媒体4に記憶されている挨拶面データ26を読
み込んで、これを更新することができる。
【0082】そして、この挨拶面データ26は、挨拶面
作成プログラム29を実行する中央処理装置2によっ
て、つまり挨拶面作成手段によって、内蔵型記憶媒体4
に記憶される。なお、ここで、プレビュー画面を表示さ
せて、はがきの挨拶面に挨拶面データ26を割り付け
た、はがきの挨拶面の印刷状態のイメージを、ディスプ
レイ6に表示させてもよい。
【0083】図3のメインメニュー画面において入力デ
バイス7によって住所印刷ボタン37が選択されると、
表示手段は、中央処理装置2に単葉住所面印刷プログラ
ム30を実行させるとともに、住所印刷確認画面(図示
省略)をディスプレイ6に表示させる。ユーザが、はが
きの送り先の住所を選択すると、単葉住所面印刷プログ
ラム30を実行する中央処理装置2、すなわち単葉住所
面印刷手段は、住所録データ25から、この送り先の住
所、氏名、郵便番号、通信テキストを読み出す。また、
これらの情報を、所定の定型はがきの住所面のレイアウ
トに割り付けた単葉住所面印刷データを生成する。この
単葉住所面印刷データは、プリンタドライバプログラム
22へ送信される。また、たとえば、官製はがきが用紙
として用いられるときには、用紙情報として「定型はが
き」が送信される。
【0084】図3のメインメニュー画面において入力デ
バイス7によって挨拶面印刷ボタン38が選択される
と、表示手段は、中央処理装置2に単葉挨拶面印刷プロ
グラム31を実行させるとともに、挨拶印刷確認画面
(図示省略)をディスプレイ6に表示させる。ユーザ
が、所定の挨拶面データ26を選択すると、単葉挨拶面
印刷プログラム31を実行する中央処理装置2、すなわ
ち単葉挨拶面印刷手段は、この挨拶面データ26を、プ
リンタドライバプログラム22へ送信する。また、たと
えば、官製はがきが用紙として用いられるときには、用
紙情報として「定型はがき」が送信される。
【0085】図3のメインメニュー画面において入力デ
バイス7によって連葉印刷ボタン39が選択されると、
表示手段は、第一セット指示画面をディスプレイ6に表
示させる。
【0086】図4は、図1のディスプレイ6に表示され
る第一セット指示画面を示す画面構成図である。この第
一セット指示画面には、その表示枠40内に、A4判用
紙を、その長尺方向がその搬送方向となる向きで、給紙
トレイ13にセットすることを促がすメッセージ41
と、確認ボタン42と、が割り付けられている。また、
光沢紙などを使用する場合には、その裏面が印刷面とな
るように、給紙トレイ13にセットすることを促がすメ
ッセージ43も表示される。
【0087】第一セット指示画面において入力デバイス
7によって確認ボタン42が操作されると、表示手段
は、中央処理装置2に連葉住所面印刷プログラム32を
実行させる。連葉住所面印刷プログラム32を実行する
中央処理装置2、すなわち連葉住所面印刷手段は、住所
録データ25から4組の送り先の住所、氏名、郵便番
号、通信テキストを読み出す。また、定型はがきフォー
ムデータ24を読み出す。そして、A4判用紙に、4つ
の定型はがきフォームデータ24と、上記4組の送り先
の読出情報とを割り付けた連葉住所面印刷データを生成
する。この連葉住所面印刷データは、プリンタドライバ
プログラム22へ送信される。そして、用紙情報として
「A4判用紙」が送信される。また、A4判用紙をその
長尺方向中央において短尺方向と平行に切断する切断情
報が送信される。この切断情報によって、A4判用紙
は、2枚のA5判用紙へ切断される。
【0088】また、第一セット指示画面において入力デ
バイス7によって確認ボタン42が操作されると、ある
いは、上記A4判用紙に対する連葉住所面印刷データの
印刷処理が終了すると、表示手段は、第二セット指示画
面をディスプレイ6に表示させる。
【0089】図5は、図1のディスプレイ6に表示され
る第二セット指示画面を示す画面構成図である。この第
二セット指示画面は、その表示枠44内に、住所面が印
刷されたA5判用紙を、その長尺方向がその搬送方向と
なる向きで、且つ、住所面の裏面が印刷面となる向き
で、給紙トレイ13にセットすることを促がすメッセー
ジ45と、確認ボタン46と、が割り付けられている。
また、光沢紙などを使用する場合には、その光沢面が印
刷面となる向きで、給紙トレイ13にセットすることを
促がすメッセージ47も表示される。
【0090】第二セット指示画面において入力デバイス
7によって確認ボタン46が操作されると、表示手段
は、中央処理装置2に連葉挨拶面印刷プログラム33を
実行させる。連葉挨拶面印刷プログラム33を実行する
中央処理装置2、すなわち連葉挨拶面面印刷手段は、内
蔵型記憶媒体4から挨拶面データ26を読み出す。そし
て、A5番用紙に、2つの挨拶面データ26を割り付け
た連葉挨拶面印刷データを生成する。この連葉挨拶面印
刷データは、プリンタドライバプログラム22へ送信さ
れる。そして、用紙情報として「A5判用紙」が送信さ
れる。また、A5判用紙を定型はがきのサイズ毎に、短
尺方向と平行に少なくとも2回、切断する切断情報が送
信される。
【0091】次に、以上のような構成を有する定型はが
き作成装置の全体的な動作について説明する。
【0092】ユーザによるコンピュータの電源投入や、
入力デバイス7からの起動指令の入力に基づいて、中央
処理装置2は、はがき作成プログラム23の表示プログ
ラム27を実行する。これにより、ディスプレイ6には
メインメニュー画面が表示される。
【0093】そして、ユーザは、住所作成ボタン35を
選択して、住所入力確認画面において、はがきの送り先
の情報などを入力する。また、挨拶作成ボタン36を選
択して、挨拶作成確認画面において、挨拶面のデザイン
を作成する。これらの作業により、内蔵型記憶媒体4に
は、住所録データ25と、挨拶面データ26とが記憶さ
れる。
【0094】次に、ユーザは、給紙トレイ13に所定の
用紙を載置して、印刷を行う。最初に、所定の用紙が定
型はがきの場合について説明する。
【0095】定型はがきの場合には、ユーザは、定型は
がきを、その住所面が印刷面となる向きで、給紙トレイ
13に載置する。そして、メインメニュー画面において
住所印刷ボタン37を選択する。これにより、ディスプ
レイ6には、住所印刷確認画面が表示される。ユーザ
は、ここで、送り先の住所、氏名などを確認することが
できる。なお、これらの手順は前後しても構わない。
【0096】送り先の住所や氏名の確認をした後、ユー
ザは、入力デバイス7から印刷指示を入力する。これに
応じて、確認した送り先の住所や氏名が定型はがきのレ
イアウトにて割り付けられた単葉住所面印刷データと、
定型はがきを示す用紙情報とが、単葉住所面印刷プログ
ラム30からプリンタドライバプログラム22へ送信さ
れ、1枚の定型はがきへの印刷シーケンス情報が生成さ
れる。カッタ付きプリンタ8の制御回路17は、この印
刷シーケンス情報に基づいて、搬送部材15およびイン
クジェットキャリッジ16を制御する。その結果、定型
はがきは、その住所面に、送り先の住所や氏名が印刷さ
れ、排紙トレイ14へ排出される。
【0097】住所面の印刷が終了したら、ユーザは、次
に、定型はがきの裏面となる挨拶面が印刷面となる向き
で、定型はがきを給紙トレイ13に載置する。そして、
メインメニュー画面において挨拶印刷ボタン38を選択
する。これにより、ディスプレイ6には、挨拶作成確認
画面が表示される。ユーザは、ここで、挨拶面の画像レ
イアウトや文章を確認することができる。なお、これら
の手順は前後しても構わない。
【0098】挨拶面のレイアウトを確認した後、ユーザ
は、入力デバイス7から印刷指示を入力する。これに応
じて、挨拶面データと、定型はがきを示す用紙情報と
が、単葉挨拶面印刷プログラム31からプリンタドライ
バプログラム22へ送信され、1枚の定型はがきへの印
刷シーケンス情報が生成される。カッタ付きプリンタ8
の制御回路17は、この印刷シーケンス情報に基づい
て、搬送部材15およびインクジェットキャリッジ16
を制御する。その結果、定型はがきは、その挨拶面に、
文字や画像が印刷され、排紙トレイ14へ排出される。
【0099】これにより、定型はがきの両面に、住所と
挨拶とを印刷することができる。
【0100】給紙トレイ13にセットされる所定の用紙
がA4判用紙の場合には、ユーザは、まず、A4判用紙
を、その長尺方向が搬送方向となる向きで、給紙トレイ
13に載置する。そして、メインメニュー画面におい
て、連葉印刷ボタン39を選択する。これにより、ディ
スプレイ6には、第一セット指示画面が表示される。な
お、これらの手順は前後しても構わない。
【0101】そして、この第一セット指示画面のメッセ
ージ41,43を確認した後、ユーザは、確認ボタン4
2を操作する。これに応じて、4組分のあて先と定型は
がきフォームデータとが割り付けられた連葉住所面印刷
データと、A4判用紙を示す用紙情報と、用紙の長尺方
向中央部にて切断する切断情報と、が連葉住所面印刷プ
ログラム32からプリンタドライバプログラム22へ送
信され、1枚のA4判用紙への印刷シーケンス情報が生
成される。カッタ付きプリンタ8の制御回路17は、こ
の印刷シーケンス情報に基づいて、搬送部材15、イン
クジェットキャリッジ16およびカッタキャリッジ18
を制御する。その結果、それぞれ2組の住所面が印刷さ
れた二枚のA5判用紙が排紙トレイ14へ排出される。
【0102】次に、ユーザは、第二セット指示画面のメ
ッセージ45,47にしたがって、住所面が印刷された
A5判用紙を、その長尺方向が搬送方向となる向きで、
且つ、住所面の裏面が印刷面となる向きで、給紙トレイ
13に載置する。そして、確認ボタン46を操作する。
【0103】これに応じて、まず、2組分の挨拶面デー
タが割り付けられた連葉挨拶面印刷データと、A5判用
紙を示す用紙情報と、用紙を定型はがきのサイズ毎に切
断する切断情報とが、連葉挨拶面印刷プログラム33か
らプリンタドライバプログラム22へ送信され、1枚の
A5判用紙への印刷シーケンス情報が生成される。カッ
タ付きプリンタ8の制御回路17は、この印刷シーケン
ス情報に基づいて、搬送部材15、インクジェットキャ
リッジ16およびカッタキャリッジ18を制御する。そ
の結果、住所面および挨拶面が印刷された二枚の定型は
がきが排紙トレイ14へ排出される。
【0104】また、同様な処理によって、二枚目のA5
判用紙が給紙トレイ13から給紙され、住所面および挨
拶面が印刷された定型はがきが更に二枚、排紙トレイ1
4へ排出される。
【0105】これにより、A4判用紙から、住所面およ
び挨拶面が印刷された4枚の定型はがきを作成すること
ができる。したがって、はがきが無いときであっても、
これを作成して、はがきを送ることができる。
【0106】特に、この実施の形態1では、1枚のA4
判用紙に4つの住所面を印刷し、その後、2枚のA5判
用紙に2つずつの挨拶面を形成することで、4枚の定型
はがきを作成している。そのため、4枚の定型はがきそ
れぞれに住所面および挨拶面を印刷した場合に比べて、
各用紙を印刷位置20に給紙する回数を8回から3回へ
削減することができる。また、用紙の搬送方向端部への
印刷回数を、16回から多くとも6回までに削減するこ
とができる。その結果、用紙送り指令の数を減らして、
定型はがきを印刷するためのトータルの印刷時間を、格
段に短縮することができる。
【0107】また、この実施の形態1では、先に住所面
を印刷し、後から挨拶面を印刷しているので、挨拶面が
印刷された状態で用紙が給紙されてしまうことはない。
この印刷順番を逆にした場合には、挨拶面の文字や画像
が住所面印刷の際に、搬送部材15などに当接して挨拶
面の文字や画像が乱れてしまう恐れがある。しかしなが
ら、この実施の形態1では、先に住所面を印刷する手順
とすることで、挨拶面の文字や画像の乱れを防止して、
高品質の挨拶面を得ることができる。
【0108】ところで、A5判用紙の長尺方向の長さ
は、定型はがきの端尺方向二枚分の長さよりも長い。そ
のため、A5判用紙から二枚の定型はがきを作成する場
合、図6に例示するように、少なくとも3種類の定型は
がきのレイアウトが可能である。
【0109】図6(A)に示すものは、A5判用紙の中
央部にのみ余白部48が来るように、2枚の定型はがき
49を、A5判用紙の長尺方向の端部寄りで作成するレ
イアウトである。なお、これに対応するA4判用紙での
レイアウトを、図7(A)に示す。そして、このように
A5判用紙の中央部に余白部48を形成した場合、カッ
タキャリッジ18でのA5判用紙の切断回数は2回とな
る。
【0110】図6(B)に示すものは、A5判用紙の長
尺方向の一端部にのみ余白部48が来るように、2枚の
定型はがき49を、一方の端部から連続して作成するレ
イアウトである。これに対応するA4判用紙でのレイア
ウトを、図7(B)に示す。そして、このようにA5判
用紙の一方の端部に余白部48を形成した場合、カッタ
キャリッジ18でのA5判用紙の切断回数は2回とな
る。
【0111】図6(C)に示すものは、A5判用紙の長
尺方向の両端部および中央部それぞれに余白部48が来
るように、2枚の定型はがき49を作成するレイアウト
である。これに対応するA4判用紙でのレイアウトを、
図7(C)に示す。そして、このようにA5判用紙の両
端部それぞれおよび中央部に、余白部48を形成した場
合、カッタキャリッジ18でのA5判用紙の切断回数は
4回となる。
【0112】このように、図6(A)あるいは図6
(B)に示すレイアウトのように、余白部48を、A5
判用紙の長尺方向の一端部にのみ、あるいは、中央部に
のみとすることで、カッタキャリッジ18によるカット
回数を最小限に抑えることができる。その結果、カット
処理による、トータルの印刷時間の増加を、最小限に抑
えることができる。
【0113】図6(A)あるいは図6(C)のレイアウ
トでは、2つの定型はがきの間に余白部48が形成され
ている。このような余白部48が無いままに、2つの定
型はがきの挨拶面を1枚の用紙に印刷した場合には、挨
拶面の画像の境界と、切断位置とが微妙にずれてしまっ
た場合に、一方のはがきの挨拶面の一部が他方のはがき
の挨拶面に印刷されてしまうことになる。また、このよ
うな余白部48が無いままに、2つの定型はがきの挨拶
面をふちなし印刷にて印刷した場合には、互いの挨拶面
の画像が他方のはがきの挨拶面に混ざって印刷されてし
まうことになる。このように、2つの定型はがきの間に
余白部48を形成することで、一方の印刷内容が他方の
はがきに入り込むという問題を防止できる。また、この
余白部48の形成によって、これらの挨拶面の画質劣化
を防止しつつ、A5判用紙に2つの挨拶面を全面印刷す
ることができる。
【0114】また、この実施の形態1では、予めA4判
用紙からA5判用紙を作成し、このA5判用紙状態の際
に挨拶面を印刷している。これにより、図7に示すよう
に、A4判用紙の長尺方向において余白無く連続して配
列される2つの定型はがき49,49の間での文字や画
像の混ざりをも防止している。
【0115】図6(B)のレイアウトでは、A5判用紙
の一端部に、印刷領域が形成されない。その結果、上述
した端部処理が必要となる回数を、図6(A)のレイア
ウトの場合と比べても、半分にするとができる。図6
(C)のレイアウトの場合と比べてた場合には、用紙の
カット回数が少ない。その結果、4枚の定型はがきを作
成するためのトータルの時間を、最短とすることができ
る。
【0116】なお、このように、A5判用紙から2枚の
定型はがきを作成した場合、それとともに、上述した余
白部48がカッタユニット12から排出される。この実
施の形態1では、排紙トレイ14の取付端側に凹部19
を形成している。そのため、余白部48は凹部19に収
容される。その結果、定型はがき49のみを排紙トレイ
14上に残すことができる。
【0117】以上の実施の形態は、本発明の好適な実施
の形態であるが、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜
変更が可能である。たとえば、上記実施の形態1では、
定型はがきを作成する場合を例に説明してるが、作成す
るカードが、それ以外のサイズのはがきであったとして
も、さらには、たとえば、野球カードなどのカード、身
分証明証、写真、はがき、グリーティングカードなどで
あったとしても、同様な印刷処理および切断処理によっ
て作成することができる。
【0118】また、上記実施の形態1では、A4判用紙
から定型はがきを作成する場合を例に説明しているが、
これ以外の用紙、たとえばA3判用紙、B5判用紙、外
国レター判用紙などの各種の用紙を用いて、定型はがき
などのカードを作成することができる。
【0119】特に、A3判用紙に定型はがきを印刷する
場合には、その長尺方向中央部において短尺方向と平行
な向きで切断し、予め2枚のA4判用紙とすることで、
上記A4判用紙に対する連葉印刷処理を用いて、8枚の
定型はがきを効率よく作成することができる。
【0120】さらに、上記実施の形態1では、住所録デ
ータ25に登録された送り先の住所氏名を割り付けた連
葉住所面印刷データを用いているが、定型はがきフォー
ムデータ24のみを割り付けた連葉住所面印刷データを
選択できるようにしてもよい。これにより、定型はがき
を作成した後に、送り先を手書きで記載することが可能
となる。
【0121】上記実施の形態1では、カッタ付きプリン
タ8がI/Oポート9に直接に接続されたコンピュータ
1を用いて、定型はがき作成装置を実現する場合を例に
説明しているが、カッタ付きプリンタ8がネットワーク
を介して接続されていてもよい。また、カッタ付きプリ
ンタ8自体に、入力デバイス7やディスプレイ6を設け
るとともに、制御回路17において上記各プログラム2
2,23を実施させるようにしてもよい。
【0122】また、上記実施の形態1では、連葉印刷の
際に給紙トレイ13に載置する用紙のサイズを固定的な
ものとしているが、たとえば、給紙トレイに載置された
用紙のサイズを検出し、この検出したサイズに応じて用
紙の切断位置を判断するようにしてもよい。
【0123】また、挨拶面の印刷を、A5判用紙状態の
時に行うのではなく、A4判状態の時に行い、住所面の
印刷をA5判用紙状態の時に行うようにしてもよい。ま
た、A4判状態のときに表裏すべてを全て印刷したり、
A5判状態のときに表裏すべてを印刷してもよい。さら
に、はがきサイズの大きさにしてから表裏の印刷を行う
ようにしてもよい。
【0124】また、図7に示す各A4判用紙を、まず各
図で示される縦方向の線に沿って切断し、その後、各図
で示される横方向の線で切断するようにしてもよい。す
なわち、最初にA4判用紙の搬送方向が短尺方向となる
向きでA4判用紙をセットし、細長い形状用紙(はがき
2枚をつなげた形状と略同一の形状)を作成し、その
後、縦方向にセットし、略中央で切断することで、A4
判用紙から4枚のはがきを形成するようにしてもよい。
【0125】なお、この切断方法を採用する場合、A4
判用紙の状態のときに、住所面を印刷し、長尺状となっ
た後に挨拶面を印刷する方法や、上述した各種の印刷手
順を採用することができる。
【0126】
【発明の効果】本発明では、A4判用紙などを用いて定
型はがきなどのカードを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る定型はがき作成装置の構成を示
す装置構成図である。
【図2】 図1中のカッタ付きプリンタを示す構成図で
ある。
【図3】 図1中のディスプレイに表示されるメインメ
ニュー画面の一例である。
【図4】 図1のディスプレイに表示される第一セット
指示画面を示す画面構成図である。
【図5】 図1のディスプレイに表示される第二セット
指示画面を示す画面構成図である。
【図6】 A5判用紙に対する定型はがきのレイアウト
例を示すレイアウト図である。
【図7】 A4判用紙に対する定型はがきのレイアウト
例を示すレイアウト図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 中央処理装置(CPU)(表示手段の一部、連葉住
所面印刷手段の一部、連葉挨拶面印刷手段の一部) 3 一時記憶領域(RAM) 4 内蔵型記憶媒体 5 システムバス 6 ディスプレイ(表示部材) 7 入力デバイス(入力部材) 8 カッタ付きプリンタ 9 入出力ポート 10 プリンタユニット(印刷部材の一部) 11 排出口 12 カッタユニット(切断部材) 13 給紙トレイ 14 排紙トレイ 15 搬送部材 16 インクジェットキャリッジ 17 制御回路 18 カッタキャリッジ 19 凹部 20 印刷位置 21 切断位置 22 プリンタドライバプログラム(印刷部材の一部) 23 はがき作成プログラム 24 定型はがきフォームデータ 25 住所録データ 26 挨拶面データ 27 表示プログラム(表示手段の一部) 28 住所録作成プログラム 29 挨拶面作成プログラム 30 単葉住所面印刷プログラム 31 単葉挨拶面印刷プログラム 32 連葉住所面印刷プログラム(連葉住所面印刷手段
の一部) 33 連葉挨拶面印刷プログラム(連葉挨拶面印刷手段
の一部) 48 余白部 49 定型はがき
フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 WA01 WA09 2C058 AB17 AB23 AC07 AE04 AE11 AF51 LC02 LC24 2C187 AC08 AE01 AF01 AG01 BF60 BH27 CD17 DB05 DB11 DB23 3C024 CC01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出された用紙のサイズと、設定された
    カードサイズとに基づいて、上記用紙から上記カードサ
    イズのカードを作成するための切断情報を生成するステ
    ップと、 上記切断情報にしたがって上記用紙を切断するステップ
    と、を備えることを特徴とするカード作成方法。
  2. 【請求項2】 設定された用紙のサイズあるいは給紙ト
    レイで検出された用紙のサイズと、設定されたカードサ
    イズとに基づいて上記用紙の長尺方向の切断情報および
    短尺方向の切断情報を生成するステップと、 上記給紙トレイにセットされた上記用紙を、上記用紙の
    長尺方向および短尺方向の中の一方の方向に沿って搬送
    し、その送り量に基づいて用紙の位置を特定し、上記用
    紙の他方の方向の上記切断情報にしたがって上記用紙を
    切断するステップと、 上記切断された用紙が、上記用紙の他方の方向が搬送方
    向となるように、上記給紙トレイにセットされたことを
    検出し、あるいは、そのセットの確認操作を検出するス
    テップと、 上記切断された用紙を、上記給紙トレイから上記他方の
    方向に沿ってに搬送し、その送り量に基づいて用紙の位
    置を特定し、上記用紙の一方の方向の上記切断情報にし
    たがって上記用紙を切断するステップと、を備えること
    を特徴とするカード作成方法。
  3. 【請求項3】 1枚の用紙に、該用紙の長尺方向および
    短尺方向に所定のサイズ毎に配列させて、複数の文字ま
    たは画像を印刷するとともに、上記用紙を切断して上記
    サイズの複数のカードを作成するカード作成方法であっ
    て、 上記用紙を、上記用紙の長尺方向および短尺方向の中の
    一方の方向において、上記サイズ毎に切断するステップ
    と、 上記切断された用紙に、上記サイズの間または上記サイ
    ズの端部に余白部を設けて、上記複数の文字または画像
    を印刷するステップと、 上記切断された用紙を、上記用紙の他方の方向におい
    て、上記サイズ毎に切断するステップと、を備えること
    を特徴とするカード作成方法。
  4. 【請求項4】 1枚の用紙の両面に、該用紙の長尺方向
    および短尺方向に配列させて、複数の住所面および複数
    の挨拶面を印刷するとともに、上記用紙を切断して複数
    のはがきを作成するはがき作成方法であって、 上記用紙の一方の面に、上記長尺方向および短尺方向の
    中の一方の方向にのみ隙間を設けて、上記複数の住所面
    を印刷するステップと、 上記用紙の上記一方の方向に沿って、上記用紙を切断す
    るステップと、 上記切断された用紙の他方の面に、上記住所面と同様の
    隙間を設けて、上記複数の挨拶面を印刷するステップ
    と、 上記用紙の他方の方向に沿って、上記用紙を切断するス
    テップと、を備えることを特徴とするはかぎ作成方法。
  5. 【請求項5】 前記住所面を印刷するステップでは、前
    記用紙の前記一方の方向の少なくとも一方の端部に余白
    部が形成されるように、前記端部から隙間を設けて前記
    複数の住所を印刷することを特徴とする請求項4記載の
    はかぎ作成方法。
  6. 【請求項6】 画面を表示する表示部材と、指示情報が
    入力される入力部材と、用紙を一方向に送りながら印刷
    する印刷部材と、上記印刷部材から排出された上記用紙
    を上記送り方向とは垂直な方向で切断する切断部材と、
    を備え、A4判用紙から定型はがきを作成することがで
    きる定型はがき作成装置であって、 上記表示部材に、上記A4判用紙の長尺方向が上記用紙
    の送り方向となるように上記印刷部材に上記A4判用紙
    をセットさせるための第一セット指示画面、および、上
    記A4判用紙を長尺方向中央部にて切断してなるA5判
    用紙を、その長尺方向が上記用紙の送り方向となるよう
    に上記印刷部材にセットさせるための第二セット指示画
    面を、その順番にて表示させる表示手段と、 上記第一セット指示画面に対する確認が上記入力部材か
    ら入力されたら、上記印刷部材に、定型はがきの住所面
    情報を印刷させるとともに、上記切断部材に、上記A4
    判用紙の長尺方向中央部にて切断させる連葉住所面印刷
    手段と、 上記第二セット指示画面に対する確認が上記入力部材か
    ら入力されたら、上記印刷部材に、定型はがきの挨拶面
    情報を印刷させるとともに、上記切断部材に、上記A5
    判用紙を定型はがきの長さ毎に切断させる連葉挨拶面印
    刷手段と、を備えることを特徴とする定型はがき作成装
    置。
  7. 【請求項7】 前記連葉挨拶面印刷手段は、前記切断部
    材に、前記A5判用紙の長尺方向中央部において2回切
    断させることを特徴とする請求項6記載の定型はがき作
    成装置。
  8. 【請求項8】 前記連葉挨拶面印刷手段は、挨拶面を定
    型はがきよりも大きく印刷することを特徴とする請求項
    7記載の定型はがき作成装置。
  9. 【請求項9】 前記連葉挨拶面印刷手段は、前記切断部
    材に、前記A5判用紙の搬送方向両端部の少なくとも一
    方を切断させることを特徴とする請求項6記載の定型は
    がき作成装置。
  10. 【請求項10】 画面を表示する表示部材と、指示情報
    が入力される入力部材と、用紙を一方向に送りながら印
    刷する印刷部材と、上記印刷部材から排出された上記用
    紙を上記送り方向とは垂直な方向で切断する切断部材
    と、を備えるコンピュータにインストールされる定型は
    がき作成プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な
    記憶媒体であって、 上記表示部材に、A4判用紙の長尺方向が上記用紙の送
    り方向となるように上記印刷部材に上記A4判用紙をセ
    ットさせるための第一セット指示画面、および、上記A
    4判用紙を長尺方向中央部にて切断してなるA5判用紙
    を、その長尺方向が上記用紙の送り方向となるように上
    記印刷部材にセットさせるための第二セット指示画面
    を、その順番にて表示させる表示手段と、 上記第一セット指示画面に対する確認が上記入力部材か
    ら入力されたら、上記印刷部材に、定型はがきの住所面
    情報を印刷させるとともに、上記切断部材に、上記A4
    判用紙の長尺方向中央部にて切断させる連葉住所面印刷
    手段と、 上記第二セット指示画面に対する確認が上記入力部材か
    ら入力されたら、上記印刷部材に、定型はがきの挨拶面
    情報を印刷させるとともに、上記切断部材に、上記A5
    判用紙を定型はがきの長さ毎に切断させる連葉挨拶面印
    刷手段と、をコンピュータに実現するための定型はがき
    作成プログラムを記憶したことを特徴とするコンピュー
    タ読取可能な記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記連葉挨拶面印刷手段は、前記切断
    部材に、前記A5判用紙の長尺方向中央部において2回
    切断させることを特徴とする請求項10記載のコンピュ
    ータ読取可能な記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記連葉挨拶面印刷手段は、挨拶面を
    定型はがきよりも大きく印刷することを特徴とする請求
    項11記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記連葉挨拶面印刷手段は、前記切断
    部材に、前記A5判用紙の搬送方向両端部の少なくとも
    一方を切断させることを特徴とする請求項10記載のコ
    ンピュータ読取可能な記憶媒体。
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