JP2003202398A - 放射線画像変換パネル、及びその製造方法 - Google Patents

放射線画像変換パネル、及びその製造方法

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JP2003202398A
JP2003202398A JP2002001342A JP2002001342A JP2003202398A JP 2003202398 A JP2003202398 A JP 2003202398A JP 2002001342 A JP2002001342 A JP 2002001342A JP 2002001342 A JP2002001342 A JP 2002001342A JP 2003202398 A JP2003202398 A JP 2003202398A
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Akihiro Maezawa
明弘 前澤
Noriyuki Mishina
紀之 三科
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相対輝度が高く、良好な分解能(画像ボケが
少ないともいう)を示す放射線画像変換パネル及びその
製造方法を提供する。 【解決手段】 支持体上に、希土類元素のNd、Gd、
Tb、Dy、Ho、Er、Tm及びYbから選ばれる少
なくとも1つを含有し、結晶子サイズが10〜100n
mであって、複数の発光ピークを有する球状蛍光体粒子
を含有する蛍光体層を有することを特徴とする放射線画
像変換パネル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放射線画像変換パネ
ル及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】希土類金属化合物を主とした蛍光体は放
射線画像変換パネルを構成する主要な材料である。従
来、蛍光体としてはGd22S:Tb、La22S:T
bなどが主として利用されてきたが、その製造方法は希
土類酸化物と硫黄化合物を混合し、融剤を加えて焼成
し、解砕する工程を繰り返すことによって作製されてい
た。
【0003】このため、前記製造方法にて作製された蛍
光体では粒子形状が揃いにくく、結晶粉砕時又は冷却時
に発生するクラックにより粒子形態が崩れたものになり
やすいので、この蛍光体を用いて放射線画像変換パネル
を作製すると粒度分布が広くなり、パネル内の蛍光体存
在状態が不規則になり、その結果として画像ぼけなどが
発生しやすいという問題点があった。
【0004】即ち、X線撮影にて画像形成するとその粒
度分布、粒子構造により入射するX線が蛍光体層内で散
乱し、画像をぼけさせるなど、分解能を低下させる要因
となり、特にX線の蛍光体層内での散乱の影響はX線撮
影管電圧において特に顕著に現れ、鮮鋭性特性では6
(lp/mm)以上の高周波領域における分解能を低下
させる要因となり、満足できる画像情報が得られないの
が現状である。
【0005】更に、蛍光体粒子形状が不均一なため、蛍
光体層の高充填化が困難となり、輝度などの画質性能を
充分に満足できるレベルにはなく、早急な改良が要望さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたものであり、その目的は、相対輝度が高
く、良好な分解能(画像ボケが少ないともいう)を示す
放射線画像変換パネル及びその製造方法を提供すること
である。特に低管電圧のX線を用いて撮影を行なう医療
用X線撮影で用いる感度、鮮鋭性に優れた放射線画像変
換パネル及びその製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は下記
の構成1〜5によって達成された。
【0008】1.支持体上に、希土類元素のNd、G
d、Tb、Dy、Ho、Er、Tm及びYbから選ばれ
る少なくとも1つを含有し、結晶子サイズが10〜10
0nmであって、複数の発光ピークを有する球状蛍光体
粒子を含有する蛍光体層を有することを特徴とする放射
線画像変換パネル。
【0009】2.球状蛍光体粒子が、希土類元素Tbを
含有することを特徴とする前記1に記載の放射線画像変
換パネル。
【0010】3.球状蛍光体粒子が、希土類元素Euを
含有することを特徴とする前記1に記載の放射線画像変
換パネル。
【0011】4.支持体上に、希土類元素のNd、G
d、Tb、Dy、Ho、Er、Tm及びYbから選ばれ
る少なくとも1つを含有し、結晶子サイズが10〜10
0nmであって、複数の発光ピークを有する球状蛍光体
粒子を含有する蛍光体層を塗設することを特徴とする放
射線画像変換パネルの製造方法。
【0012】5.支持体上に、球状蛍光体粒子を結合剤
及び溶剤中に分散含有させた蛍光体層塗布液を塗布・乾
燥して放射線画像変換パネルを製造するに当たり、蛍光
体層塗布液に含有される球状蛍光体粒子は希土類元素の
Nd、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm及びYbか
ら選ばれる少なくとも1つを含有し、結晶子サイズが1
0〜100nmであって、複数の発光ピークを有するこ
とを特徴とする放射線画像変換パネルの製造方法。
【0013】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
放射線画像変換パネルは、支持体とその表面に設けられ
た蛍光体層又は自己支持性の蛍光体層を有し、蛍光体層
は通常蛍光体とこれを分散支持する結合剤を含有する構
成でもよく、又、蒸着法や焼結法によって形成される蛍
光体の凝集体のみから構成されるような態様も採用する
ことが出来る。
【0014】又、該蛍光体の凝集体の間隙に高分子物質
が含浸されていてもよく、更に、蛍光体層側とは支持体
を挟んで反対側の表面には通常、ポリマーフィルムや無
機物の蒸着膜からなる保護層膜が設けられていてもよ
い。
【0015】本発明者らは、放射線画像変換パネルを介
し、X線照射による画像形成における画質劣化要因の解
析を進めた結果、鮮鋭性劣化の要因の一つが、放射線画
像変換パネルの蛍光体層に含有される蛍光体粒子の特定
の形状や層内での分布の不均一性により、入射するX線
の不規則な散乱を誘発し、その結果、高周波領域におけ
る分解能を低下させることであることを突き止め、この
X線の蛍光体層内での散乱は、特にX線エネルギー強度
が低い低管電圧で撮影した際に顕著に現れることが判明
した。本発明者らは、上記解析した現象を踏まえ鋭意検
討を行った結果、上記課題は、結晶子サイズが10〜1
00nmであって、複数の発光ピークを有する球状蛍光
体粒子を用いることにより達成できることを見出し、更
に本発明が目的とする効果をより一層発揮させるために
は、特定の希土類元素(Tb、Eu)を有する球状蛍光
体粒子を用いることが有効であることを見出し、本発明
に至った次第である。
【0016】上記の球状蛍光体粒子を用いることによ
り、本発明の効果が得られることについては未だ明確で
はないが、本発明者らは、本発明に係る球状蛍光体粒子
の粒子分布、粒子構造に基づくX線の放射線画像変換パ
ネル内での散乱、特に、6(lp/mm)以上の高周波
数側(具体的には、10(lp/mm)での分解能)に
おけるX線の膜内散乱が従来公知の蛍光体粒子に比べて
低減される為であると考えている。 《蛍光体粒子》本発明に係る蛍光体粒子について説明す
る。
【0017】請求項1に記載の蛍光体粒子は、希土類元
素のNd、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm及びY
bから選ばれる少なくとも1つを含有し、結晶子サイズ
が10〜100nmであることを特徴としている。
【0018】ここで、結晶子サイズは、X線回折で得ら
れた回折ピークの測定可能なピークを10〜15選択し
て測定する「ウィルソン法」を用い算出した。結晶子サ
イズの算出方法については共立出版株式会社版:機器分
析実技シリーズ、X線分析法に記載される方法を用いる
ことが出来る。
【0019】又、請求項1に記載の蛍光体粒子は、複数
の発光ピークを有することを特徴としている。
【0020】複数の発光ピークとしては、具体的には、
490nm、550nm、610nm、750nmの発
光ピークを有することが好ましく、母体結晶中に複数の
賦活剤が導入されていること又は複数の蛍光体を蛍光体
層中に含有していることにより講じられる。
【0021】蛍光体粒子が複数の発光ピークを有するこ
とによって、入射するX線情報の中でディテクタ表面側
と奥側情報の分離が可能となり、分離された情報を受光
素子(フィルム等)で分割表示することが出来る。この
分割表示は微細な画像情報表示に有効である。
【0022】又、本発明に係る蛍光体粒子の組成とし
て、希土類元素のうちTb又はEuを含有することが好
ましい。
【0023】更に画像ボケの少ない高鮮鋭度の画像を得
る観点から、下記に示すような(1)〜(5)のような
構成が各々、好ましく採用される。 (1)球状蛍光体粒子が、下記一般式(1)で表される
組成を有する。
【0024】一般式(1) (Gd,M)23 式中、MはY、Nd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、
Yb、Eu、La、Lu、Sm及びCeからなる原子群
から選択される少なくとも一つの原子を表すが、中でも
好ましく用いられる原子は、Y、Eu、Tb等である。
【0025】ここで、蛍光体粒子の発光特性を更に向上
させる観点から、Y、Euの蛍光体粒子中の含有量とし
ては、2〜20質量%が好ましく、更に好ましくは5〜
10質量%である。又、Tbの蛍光体粒子中の含有量と
しては、0.01〜4質量%が好ましい。 (2)放射線画像変換パネルのX線吸収量(被験者の被
爆線量の最大許容範囲以下にする)を向上させ、且つ、
輝度特性向上の観点から、球状蛍光体粒子が、Gdを7
1〜98質量%含有することが好ましい。 (3)球状蛍光体粒子の粒径が0.1〜5μmであるこ
とが好ましく、更に好ましくは0.3〜2μmである。
【0026】ここで、蛍光体粒子の粒径測定は蛍光体を
水中に適当な界面活性剤を使用して分散、光散乱法粒子
測定装置(例えば堀場製作所LA−910)を使用して
粒径を測定して求めることができる。 (4)球状蛍光体粒子の発光特性を向上させながら、且
つ、結晶子サイズの増加と粒子形状の乱れを抑制する観
点から、球状蛍光体粒子の結晶子サイズが300〜75
0nmであることが好ましい。 (5)相対輝度が向上し、好ましい結晶形態、結晶サイ
ズを有する球状蛍光体粒子を得るためには、焼成温度を
500℃以上に設定することが好ましく、更に好ましく
は700℃以上であり、特に好ましくは焼成温度900
℃〜1300℃である。 《蛍光体粒子の結晶形態》本発明に係る蛍光体粒子の結
晶形態としては、平板結晶、立方体結晶、14面体結
晶、球体結晶と色々な結晶形態を取りうるが、蛍光体層
において蛍光体の充填率を上げるには、とりわけ球体結
晶が好ましく用いられる。 《球状蛍光体粒子》蛍光体粒子としては、単一の結晶で
もよく、複数の微粒子の集合体でもよいが、本発明に係
る蛍光体粒子としては、球体結晶又は球状粒子が好まし
く用いられる。但し、球状粒子は必ずしも球体結晶の集
合体ではなくてもよく、その他の結晶形態をとる粒子の
集合体が結果的に球状粒子を形成する場合も含む。
【0027】球状蛍光体粒子の球状とは、走査型電子顕
微鏡を用いて撮影した蛍光体粒子の撮影写真(粒子の写
真として50〜100個の粒子を観察)から、球体結晶
又は球状粒子の長径(a)と短径(b)(各々、平均値
である)を求め、前記長径と短径の比:(a)/(b)
が0.98〜1.00の範囲に入るものである。
【0028】本発明に係る球状蛍光体粒子は、単一結晶
でもよく、単一結晶の凝集体でも、又、その他の形態の
結晶の凝集体でもよいが、最終的な粒子形態が球状であ
ることが必要である。
【0029】本発明においては、球状とそれ以外の多面
体との明確な境界を明確にするため、例えば、多面体結
晶の場合には、多面体の最長の径と最短の径との比が上
記の範囲に入るものも本発明においては球状の範疇に入
るものと定義する。
【0030】更に、14面体以上の多面体でも上記の範
囲に入るものは、実質的に球状であると定義する。
【0031】又、蛍光体粒子中での結晶の充填効率を高
めるためには、結晶形が、平板<立方体<14面体<球
体の順番で充填効率が上がるため、球体結晶が特に好ま
しく用いられる。《球状蛍光体粒子の製造方法》次に、
本発明に係る球状蛍光体粒子の製造方法を具体的に説明
する。
【0032】(処方1):上記の希土類元素の塩を含む
水溶液(希土類の塩としては塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩
等)に尿素を添加して塩基性炭酸塩を析出させ、得られ
た沈殿を固液分離し、500℃以上で焼成し、球状微粒
子上の蛍光体粒子を得る。
【0033】(処方2):上記の希土類元素を含む水溶
液を80℃以上、0.5〜5時間加熱し、過酸化水素と
尿素を添加して更に加熱することにより、希土類元素の
塩基性炭酸塩の球状粒子を析出させ、次いで、析出した
希土類元素の塩基性炭酸塩を固液分離することで希土類
元素の塩基性炭酸塩の球状粒子が得られる。
【0034】この塩基性炭酸塩の球状粒子を更に空気中
もしくは酸化性雰囲気中で焼成することで希土類元素酸
化物の球状粒子を得ることができる。
【0035】上記の処方1、処方2に用いられる希土類
元素の水溶液から、希土類元素の塩基性炭酸塩の析出反
応条件について更に詳しく説明する。
【0036】本発明に用いられる水溶性の希土類元素の
塩としては硝酸塩が好ましい。処方1、処方2で用いら
れる尿素の添加量は希土類元素の3〜5倍程度の濃度に
なることが好ましく、又、過酸化水素を用いる場合、過
酸化水素の添加量は希土類イオンの濃度に対して1/1
00〜30/100で添加が好ましい。
【0037】得られた希土類元素の塩基性炭酸塩を空気
中又は酸化性雰囲気下中で焼成することにより塩基性炭
酸塩の形状を保ったままで球状の希土類元素の酸化物粒
子を得ることが出来るが、前記焼成の温度は500℃以
上が好ましい。
【0038】又、前記希土類元素を含む水溶液に尿素系
化合物を用いて塩基性炭酸塩を作製するが、ここで、尿
素系化合物としては、尿素、尿素の塩(例えば、硝酸
塩、円酸塩等)、N,N’−ジアセチル尿素、N,N’
−ジベンゾイル尿素、N,N−ジベンゾイル尿素、ベン
ゼンスルホニル尿素、p−トルエンスルホニル尿素、ト
リメチル尿素、テトラエチル尿素、テトラメチル尿素、
トリフェニル尿素、テトラフェニル尿素、N−ベンゾイ
ル尿素、メチルイソ尿素、エチルイソ尿素等が好ましく
用いられるが、特に好ましく用いられるのは、尿素であ
る。
【0039】尚、球状蛍光体粒子形成に関しては上述の
尿素を用いた塩基性炭酸塩を用いる他、蓚酸塩、有機燐
酸塩、マロン酸塩、グリコール酸塩、セバシン酸塩、カ
コジル酸塩及び種々のベンゼンスルホン酸の誘導体の
塩、アミノポリ酢酸塩(EDTA、DCTA、HEDT
A、DE、ME、NTA、IMDA)アセチルアセトナ
ート、アルコキシド、シクロオクタテトラエン錯体、シ
クロペンタジエン錯体等を用いて析出したものを用いる
ことが出来る。
【0040】又、本発明に係る球状蛍光体は、母体励起
タイプの蛍光体である場合は、母体結晶の完全性に敏感
であり結晶性を高めることが好ましい、その為、焼成処
理時の反応速度、結晶構造、生成物の分解が重要とな
る。
【0041】更に、蛍光体としての輝度特性向上の観点
から、発光中心の分布、発光イオンの原子価の選択が重
要であり、例えば、本発明に係る球状蛍光体粒子の焼成
時において、用いる希土類元素の中で賦活剤としてEu
3+のように還元されやすいイオンを導入する時は酸化性
雰囲気、Eu2+、Tb3+、Ce3+、Pr3+のように酸化
されやすいイオンを導入するときは還元性雰囲気で焼成
することが好ましい。 《蛍光体層》本発明に係る蛍光体層について説明する。
【0042】本発明においては、蛍光体層中の蛍光体の
充填率が60%以上であることが好ましく、更に好まし
くは65%以上である。尚、蛍光体層の製造上、蛍光体
層の充填率の上限は、好ましくは100%以下、更に好
ましくは85%以下である。ここで、蛍光体層中の蛍光
体の充填率測定は、放射線増感スクリーンの保護層を除
去し、有機溶剤等を使用して蛍光体層全体を剥離又は溶
出し、濾過及び乾燥した後、電気炉を使って600℃で
1時間焼成して表面の樹脂を除去した蛍光体の質量をM
(g)、溶出前の蛍光体層膜厚をP(cm)、溶出に使
用した蛍光体シート面積をQ(cm2)、蛍光体比重を
R(g/cm3)としたとき、 蛍光体充填率=〔M/(P×Q×R)〕×100(%) によって算出して求めることができる。
【0043】蛍光体層に用いられる結合剤の例として
は、ゼラチン等の蛋白質、デキストラン等のポリサッカ
ライド、又はアラビアゴムのような天然高分子物質;及
び、ポリビニルブチラール、ポリ酢酸ビニル、ニトロセ
ルロース、エチルセルロース、塩化ビニリデン・塩化ビ
ニルコポリマー、ポリアルキル(メタ)アクリレート、
塩化ビニル・酢酸ビニルコポリマー、ポリウレタン、セ
ルロースアセテートブチレート、ポリビニルアルコー
ル、線状ポリエステルなどのような合成高分子物質など
により代表される結合剤を挙げることができる。
【0044】このような結合剤の中で好ましいものは、
ニトロセルロース、線状ポリエステル、ポリアルキル
(メタ)アクリレート、ニトロセルロースと線状ポリエ
ステルとの混合物、ニトロセルロースとポリアルキル
(メタ)アクリレートとの混合物及びポリウレタンとポ
リビニルブチラールとの混合物である。尚、これらの結
合剤は架橋剤によって架橋されたものであってもよい。
【0045】又、蛍光体の分散性を高め、充填率を高め
ることが出来る結合剤として好ましく用いられるもの
は、スルホン酸基を有するポリエステル樹脂若しくはポ
リウレタン樹脂である。
【0046】上記の結合剤は蛍光体1質量部に対して
0.01〜1質量部の範囲で使用されることが好まし
く、更に、塗布の容易さとの兼合いから0.03〜0.
2質量部の範囲で好ましく用いられる。
【0047】蛍光体層作製用の塗布液における結合剤と
蛍光体との混合比(但し、結合剤全部がエポキシ基含有
化合物である場合には該化合物と蛍光体との比率に等し
い)は、目的とする放射線画像変換パネルの特性、蛍光
体の種類、エポキシ基含有化合物の添加量などによって
異なるが、一般には塗布液調製用の溶剤の例としては、
メタノール、エノタール、1−プロパノール、2−プロ
パノール、n−ブタノールなどの低級アルコール;メチ
レンクロライド、エチレンクロライドなどの塩素原子含
有炭化水素;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン、シクロヘキサンなどのケトン;酢酸メ
チル、酢酸エチル、酢酸ブチルなどの低級脂肪酸と低級
アルコールとのエステル;ジオキサン、エチレングリコ
ールエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエ
ーテルなどのエーテル;トルエン;トリオール、キシロ
ールなどの芳香族化合物、そして、それらの混合物を挙
げることができる。これら塗布液調整用の溶剤は、少な
い方が蛍光体層の比重を高める上で好ましい。
【0048】具体的には、塗布液中の溶剤量は25質量
%以下、より好ましくは20質量%以下である。又、塗
布後の乾燥をゆっくり行い、緻密な膜とするには、シク
ロヘキサンのような高沸点溶媒を塗布液の溶剤として用
いることが好ましく、溶剤を混合系溶剤とする場合は、
高沸点溶媒の比率を40質量%以上、好ましくは50質
量%以上とすることである。
【0049】塗布液には、該塗布液中における蛍光体の
分散性を向上させるための分散剤、又、形成後の蛍光体
層中における結合剤と蛍光体との間の結合力を向上させ
るための可塑剤などの種々の添加剤が混合されていても
よい。そのような目的に用いられる分散剤の例として
は、フタル酸、ステアリン酸、カプロン酸、親油性界面
活性剤などを挙げることができる。そして可塑剤の例と
しては、燐酸トリフェニル、燐酸トリクレジル、燐酸ジ
フェニルなどの燐酸エステル;フタル酸ジエチル、フタ
ル酸ジメトキシエチル等のフタル酸エステル;グリコー
ル酸エチルフタリルエチル、グリコール酸ブチルフタリ
ルブチルなどのグリコール酸エステル;そして、トリエ
チレングリコールとアジピン酸とのポリエステル、ジエ
チレングリコールとコハク酸とのポリエステルなどのポ
リエチレングリコールと脂肪族二塩基酸とのポリエステ
ルなどを挙げることができる。
【0050】尚、蛍光体層用塗布液中に、蛍光体粒子の
分散性を向上させる目的で、ステアリン酸、フタル酸、
カプロン酸、親油性界面活性剤などの分散剤を混合して
もよい。又必要に応じて結合剤に対する可塑剤を添加し
てもよい。前記可塑剤の例としては、フタル酸ジエチ
ル、フタル酸ジブチルなどのフタル酸エステル、コハク
酸ジイソデシル、アジピン酸ジオクチル等の脂肪族二塩
基酸エステル、グリコール酸エチルフタリルエチル、グ
リコール酸ブチルフタリルブチルなどのグリコール酸エ
ステル等が挙げられる。
【0051】上記のようにして調製された塗布液を、次
に支持体上の下塗層の表面に均一に塗布することにより
塗布液の塗膜を形成する。この塗布操作は、通常の塗布
手段、例えば、ドクターブレード、ロールコーター、ナ
イフコーターなどを用いることにより行なうことができ
る。次いで、形成された塗膜を徐々に加熱することによ
り乾燥して、下塗層上への蛍光体層の形成を完了する。
【0052】蛍光体層の層厚は、目的とする放射線画像
変換パネルの特性、蛍光体の種類、結合剤と蛍光体との
混合比などによって異なるが、通常は10μm〜1mm
とする(乾燥後の層厚)。特に、マンモグラフィーに用
いる場合には、充填率を高めた塗布膜であって、その層
厚を200μm以下、より好ましくは100μm以下と
することである。
【0053】蛍光体層用塗布液の調製は、ボールミル、
サンドミル、アトライター、三本ロールミル、高速イン
ペラー分散機、Kadyミル、及び超音波分散機などの
分散装置を用いて行なわれる。調製された塗布液をドク
ターブレード、ロールコーター、ナイフコーターなどの
塗布液を用いて支持体上に塗布し、乾燥することにより
蛍光体層が形成される。前記塗布液を保護層上に塗布
し、乾燥した後に蛍光体層と支持体とを接着してもよ
い。
【0054】本発明の放射線画像変換パネルにおいて用
いられる支持体としては各種高分子材料、ガラス、金属
等が用いられる。特に情報記録材料としての取り扱い上
から可撓性のあるシート又はウェブに加工できるものが
好適であり、この点からいえばセルロースアセテートフ
ィルム、ポリエステルフィルム、ポリエチレンテレフタ
レートフィルム、ポリアミドフィルム、ポリイミドフィ
ルム、トリアセテートフィルム、ポリカーボネートフィ
ルム等のプラスチックフィルム、アルミニウム、鉄、
銅、クロム等の金属シート又は該金属酸化物の被覆層を
有する金属シートが好ましい。
【0055】又、これら支持体の層厚は用いる支持体の
材質等によって異なるが、一般的には3〜1000μm
であり、取り扱い上の点から、更に好ましくは80〜5
00μmである。これらの支持体の表面は滑面であって
もよいし、蛍光体層との接着性を向上させる目的でマッ
ト面としてもよい。
【0056】更に、これら支持体は、蛍光体層との接着
性を向上させる目的で蛍光体層が設けられる面に下引層
を設けてもよい。
【0057】又、支持体の反射性を上げ、放射線画像変
換パネルの輝度を向上させる観点からは、本発明におい
ては、支持体には気泡を含有するポリエチレンテレフタ
レートが好ましく用いられる。
【0058】ここで、前記の気泡を含有するポリエチレ
ンテレフタレートは、特開平3−76727号及び特開
平6−226894号に記載の手法にてポリエチレンテ
レフタレート中に気泡を含有させて輝尽蛍光に対する反
射能を高め、放射線画像変換パネルの輝度が向上した支
持体が作製出来る。又、市販品としては、東レ(株)社
製E60L等の気泡を含有するポリエチレンテレフタレ
ートがある。
【0059】又、前記気泡を含有するポリエチレンテレ
フタレート支持体の厚みは一般的には80〜1000μ
mであり、取り扱い上の点から、好ましくは50〜50
0μmである。
【0060】これらの支持体の表面は滑面であってもよ
いし、反射層や、光吸収層及び蛍光体層との接着性を向
上させる目的でマット面としてもよい。 《放射線画像変換パネルの製造方法》本発明に係る放射
線画像変換パネルの製造方法について説明する。
【0061】放射線画像変換パネルの製造法は、以下の
主に2種が考えられる。第1の製造法として、結合剤と
蛍光体とからなる蛍光体塗布液(以下蛍光体塗料)を支
持体上に塗布し、蛍光体層を形成する。
【0062】又、第2の製造法として、結合剤と蛍光体
とからなる蛍光体塗料を仮支持体上に塗布し、蛍光体シ
ートを形成する。前記蛍光体シートを支持体上に載せ、
前記結合剤の軟化温度若しくは融点以上の温度で、支持
体に接着する工程で製造する。
【0063】蛍光体層の支持体への形成方法としては、
主に上記2種が考えられるが、支持体上に均一に蛍光体
層を形成する方法であればどのような方法でもよく、吹
き付けによる形成等でもよい。
【0064】第1の製造法の蛍光体層は、結合剤溶液中
に蛍光体を均一に分散せしめた蛍光体塗料を支持体上に
塗布、乾燥することにより製造できる。
【0065】又、第2の製造法の蛍光体層となるシート
は、蛍光体塗料を蛍光体シート形成用仮支持体上又は仮
支持体上に設けられた保護膜上に塗布し、乾燥した後、
仮支持体から剥離することで製造できる。保護膜自体を
仮支持体として、そのまま最終製品に使用することもで
きる。
【0066】第2の製造法では、仮支持体上又は仮支持
体上に設けられた保護膜上に蛍光体塗料を塗布し乾燥し
た後、仮支持体から剥離して蛍光体層となるシートとす
る。従って仮支持体の表面は、予め剥離剤を塗布してお
き、形成された蛍光体シートが仮支持体から剥離し易い
状態にしておくのが好ましい。
【0067】支持体と蛍光体層の結合を強化するため支
持体表面にポリエステル又はゼラチンなどの高分子物質
を塗布して接着性を付与する下塗り層を設けたり、感
度、画質(鮮鋭性、粒状性)を向上せしめるために二酸
化チタンなどの光反射性物質からなる光反射層、若しく
はカーボンブラックなどの光吸収物質からなる光吸収層
などが設けられてよい。それらの構成は目的、用途など
に応じて任意に選択することができる。
【0068】又、本発明の蛍光体層は圧縮してもよい。
蛍光体層を圧縮することによって蛍光体の充填密度を更
に向上させ、更に鮮鋭性、粒状性を向上させることがで
きる。圧縮の方法としてはプレス機やカレンダーロール
等が挙げられる。
【0069】第1の製造法の場合、蛍光体層及び支持体
をそのまま圧縮する。第2の製造法の場合、蛍光体シー
トを支持体上に載せ、結合剤の軟化温度又は融点以上の
温度で圧縮しながら該シートを支持体上に接着する。
【0070】このようにして、蛍光体シートを支持体上
に予め固定することなく圧着する方法を利用することに
よりシートを薄く押し広げることができる。
【0071】次いで、形成された塗膜を除々に加熱する
ことにより乾燥して、下引き層(下塗り層ともいう)上
への蛍光体層の形成を行う。
【0072】本発明の放射線画像変換パネルの輝尽性蛍
光体層の膜厚は目的とする放射線画像変換パネルの特
性、輝尽性蛍光体の種類、結合剤と輝尽性蛍光体との混
合比等によって異なるが、10〜1000μmの範囲か
ら選ばれるのが好ましく、10〜500μmの範囲から
選ばれるのがより好ましい。
【0073】支持体上に蛍光体層が塗設された蛍光体シ
ートを所定の大きさに断裁する。断裁に当たっては一般
のどのような方法でも可能であるが、作業性、精度の面
から化粧断裁機、打ち抜き機等が望ましい。
【0074】
【実施例】以下に、本発明を実施例により説明するが、
本発明はこれらに限定されない。
【0075】実施例1 《蛍光体粒子1の作製》イットリウムイオン、ガドリニ
ウムイオン、テルビウムイオン濃度合計が0.05モル
/リットルで、Y/Gd/Tbの水溶液中でのイオン含
有量比(モル比)が5/90/5の水溶液10リットル
を95℃に加熱した。この水溶液に、過酸化水素濃度が
0.01モル/リットルとなるように過酸化水素を添加
し、尿素を0.6モル/リットルとなるように添加し、
95℃で1時間加熱し、希土類元素として、Yが5質量
%、Gdが90質量%、Tbが5質量%からなる塩基性
炭酸希土類化合物を調製した。
【0076】析出した上記希土類化合物をメンブランフ
ィルタにて分離し、700℃で2時間焼成して、粒径1
μmの球状の蛍光体粒子1を得た。 《蛍光体粒子2〜10の作製》上記の蛍光体粒子1の作
製において、イットリウムイオン/ガドリニウムイオン
/テルビウムイオンのうち、賦活剤としてテルビウムイ
オンを表1に記載のように変化させた他は同様にして、
蛍光体粒子2〜10を作製した。 ・発光ピーク数について 焼成時の雰囲気を酸化性ガス(大気)雰囲気では希土類
元素Tbを4価単独で形成できるのでほぼ単一発光とな
り、還元雰囲気では3価のTbを含有するため複数で形
成できる。本実施例では単一発光では大気焼成を実施し
て作製し、複数発光では還元雰囲気とするため水素を1
%づつ増加させて複数の発光ピークを実現した。
【0077】尚、Euについても同様に大気下では希土
類元素Euが3価での発光となり単一発光を示し、還元
度による2価、3価の混在の発光となり複数化する。作
製に関しては前記同様に水素濃度を1%づつ増加させた
雰囲気にすることで発光ピーク数の増加を実現した。
【0078】ここで、蛍光体粒子1〜5の作製に用いた
希土類元素Tbは、酸化テルビウムを硝酸溶解したもの
を使用した。
【0079】蛍光体粒子1〜10の形状については、走
査電子顕微鏡の観察(20〜50個の粒子を観察)から
得られた蛍光体粒子の球状粒子の平均長径(a)と平均
短辺径(b)の比(a)/(b)を求め、比(a)/
(b)が0.98〜1.00に入っているものを球状と
判別した。得られた蛍光体粒子1〜10は全て球状であ
ることが判明した。 《放射線画像変換パネル試料1〜10の作製》上記で作
製した各々の粒子を98.5質量%、ポリエステル樹脂
バイロン630(東洋紡製)を1.5質量%、有機溶媒
シクロヘキサノンを25.0質量%になるように混合
し、顔料スラリーを調製した。調製した顔料スラリーを
200μmのギャップのあるナイフコータにて支持体
(PET(東レ製188X−30))上に塗設し、塗膜
を100℃にて30分乾燥後、2μmのPETフィルム
を塗膜上にラミネートした後、所定の大きさに断裁して
プレートを作製し、放射線画像変換パネル試料1〜10
を各々作製した。 (評価)得られた放射線画像変換パネル試料1〜10を
下記のように評価した。 《10(lp/mm)での分解能評価》分解能評価に
は、X線MTFチャート(極光製No.1)の空間周波
数10(lp/mm)での鉛スリット部での信号差を1
0(lp/mm)での分解能として評価した。ここで、
放射線画像変換パネル試料毎の10(lp/mm)信号
差を試料1を55とした相対値として評価した。 《相対輝度の評価》相対輝度評価は、X線−プレート−
受光系の組み合わせで形成され、受光系は発光をオプテ
ィカルファイバーで発光を受光系フォトマルチプライア
ーR1305(浜松ホトニクス製 光電子像倍管)に伝
達し、得られた信号値よりベースノイズとシグナルピー
クより信号値(シグナルピーク:S−N:ベースノイ
ズ)を測定、放射線画像変換パネル試料1の信号値を
1.0として、その他の放射線画像変換パネル試料の輝
度を相対輝度で評価した。
【0080】評価する際のX線を100kVpではタン
グステンを用い、24kVpではモリブテンを用いて評
価した。
【0081】
【表1】
【0082】表1から明らかなように、1つの発光ピー
ク数しか持たない球状蛍光体粒子の比較の試料に比べ
て、本発明の試料は相対輝度、分解能ともに優れている
ことが判る。特に、多くの発光ピーク数を有する球状蛍
光体粒子を含有している場合には相対輝度、分解能の向
上が顕著であることも明らかとなった。
【0083】
【発明の効果】本発明により、相対輝度が高く、良好な
分解能(画像ボケが少ないともいう)を示す放射線画像
変換パネル及びその製造方法を提供することが出来た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G083 AA03 BB01 CC02 DD02 DD11 DD13 EE02 EE03 4H001 CA02 CA04 CA08 XA08 XA64 YA39 YA60 YA63 YA65 YA66 YA67 YA68 YA69 YA70

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に、希土類元素のNd、Gd、
    Tb、Dy、Ho、Er、Tm及びYbから選ばれる少
    なくとも1つを含有し、結晶子サイズが10〜100n
    mであって、複数の発光ピークを有する球状蛍光体粒子
    を含有する蛍光体層を有することを特徴とする放射線画
    像変換パネル。
  2. 【請求項2】 球状蛍光体粒子が、希土類元素Tbを含
    有することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像変
    換パネル。
  3. 【請求項3】 球状蛍光体粒子が、希土類元素Euを含
    有することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像変
    換パネル。
  4. 【請求項4】 支持体上に、希土類元素のNd、Gd、
    Tb、Dy、Ho、Er、Tm及びYbから選ばれる少
    なくとも1つを含有し、結晶子サイズが10〜100n
    mであって、複数の発光ピークを有する球状蛍光体粒子
    を含有する蛍光体層を塗設することを特徴とする放射線
    画像変換パネルの製造方法。
  5. 【請求項5】 支持体上に、球状蛍光体粒子を結合剤及
    び溶剤中に分散含有させた蛍光体層塗布液を塗布・乾燥
    して放射線画像変換パネルを製造するに当たり、蛍光体
    層塗布液に含有される球状蛍光体粒子は希土類元素のN
    d、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm及びYbから
    選ばれる少なくとも1つを含有し、結晶子サイズが10
    〜100nmであって、複数の発光ピークを有すること
    を特徴とする放射線画像変換パネルの製造方法。
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