JP2003201355A - 防曇性に優れた樹脂シート - Google Patents
防曇性に優れた樹脂シートInfo
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Abstract
面に付着する水滴が特に少なく、従来より格段に優れた
防曇効果を発揮する樹脂シートを提供する。 【解決手段】多価アルコール型非イオン性界面活性剤と
ポリエチレングリコール型非イオン性界面活性剤の混合
物により表面が被覆されてなる防曇性樹脂シート
Description
れた二軸延伸ポリスチレン系樹脂シートに関する。さら
に詳しくは、食品容器用蓋として用いられた場合、蓋内
面に付着する水滴が特に少なく、従来より非常に優れた
防曇効果を発揮する二軸延伸ポリスチレン系樹脂シート
に関する。
透明性、耐水性に優れ、成形性にも優れていることから
各種食料品等の包装材として広く使用されている。 し
かし、反面その表面が極めて疎水性であるために、気温
や湿度の変化に応じて凝結する水分(水蒸気)が樹脂表
面を均―に濡らすことなく微小水滴の集合体を形成し、
いわゆる曇りを発生することが多い。 このような曇り
の発生は、食品用包装材分野においては収納物を見分け
ることが困難となるので、各種容器の商品価値を著しく
低下させる。これは、透明性を特徴とする容器の重大な
欠点であるばかりでなく、不均―に凝集、付着した水分
は、容器に収納された食品にも影響を与え、品質の不良
化、 腐敗の一因となる。従来、このような曇り現象を
防ぐため、ショ糖脂肪酸エステルが安全性の高い防曇剤
として広く使用されていた(特開昭56−166234、特開昭
57−80431、特公昭61−36864号各公報)。また、特開平
9−12751号公報には、ポリグリセリン脂肪酸エステルを
使用する防曇性スチレン系樹脂シート・フィルムが提案
されている。
その美麗性を向上させるため、天面部面積をより広くし
たり、深絞りとなる傾向があり、二軸延伸ポリスチレン
系樹脂シートには従来よりもより優れた防曇性能や、長
時間持続する防曇性能を有することが求められている。
防曇性能については、低温保管(5〜8℃)で付着する水
滴がほとんどなく、内容物である寿司や刺身等を非常に
スッキリと見せることが要求されている。また、作りた
ての白飯や赤飯、天ぷら、フライ等温かい食品を入れる
場合には食品中に水分が多く含まれるため、蓋に付着す
る水滴も多く、よりスッキリと見え、かつ防曇効果の持
続性のある容器が要求されている。しかしながら、二軸
延伸ポリスチレン系樹脂シートはその大部分が熱板を用
いた直接加熱方式の成形機で容器形状に成形されるた
め、防曇剤塗布面が熱板と接触し、接触により荒れたり
引き剥がされたりして、成形品の防曇性能は曇りは発生
しないまでも付着した水滴は流れにくくなり、内容物が
スッキリと見えなくなっていた。このような状況は従来
の防曇剤処方では多量に塗布してもあまり変わらず、水
滴付着が少なく内容物をスッキリと見栄えよく見せるこ
とは難しかった。
方式の成形機で成形された容器でも特に優れた防曇性
能、つまり低温及び高温保管時の水滴付着が極めて少な
く、内容物を特にスッキリと見栄え良く見せることがで
き、かつその効果が持続する二軸延伸ポリスチレン系樹
脂シート用の防曇剤ならびに防曇処方について鋭意検討
を行った結果、多価アルコール型非イオン性界面活性剤
とポリエチレングリコール型非イオン性界面活性剤とを
配合した防曇剤を特定量被覆させた二軸延伸ポリスチレ
ン系樹脂シートが、水滴付着が極めて少なく内容物が非
常にスッキリ見え、かつ効果が持続するという、これま
でにない特に優れた防曇性能(スッキリ感)を有するこ
とを見いだし、本発明を完成させた。すなわち、本発明
は、多価アルコール型非イオン性界面活性剤とポリエチ
レングリコール型非イオン性界面活性剤の混合物により
表面が被覆されてなる防曇性樹脂シートに存する。
る。本発明の樹脂シートにおける防曇剤成分は多価アル
コール型非イオン性界面活性剤とポリエチレングリコー
ル型非イオン性界面活性剤の混合物である。多価アルコ
ール型非イオン性界面活性剤としては、グリセロール脂
肪酸エステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、
ソルビトール及びソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂
肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、多価ア
ルコールのアルキルエーテルが挙げられ、2種以上を混
合して用いても良い。これらの中でショ糖脂肪酸エステ
ル及びポリグリセリン脂肪酸エステルが好ましい。ショ
糖脂肪酸エステルは、その構成脂肪酸の70重量%以上が
炭素数12〜18、好ましくは12〜16の飽和および/又は不
飽和脂肪酸であり、且つモノエステルを60モル%以上含
有するものである。また、その構成脂肪酸は2種以上の
混合物であってもよい。
成脂肪酸の70重量%以上が炭素数12〜18、好ましくは12
〜16の飽和および/又は不飽和脂肪酸であれば、 ポリ
グリセリンの重縮合度、エステル化率については制限さ
れないが、前者については食品添加物としての安全性の
面から4〜20が好ましく、6〜12がさらに好ましい。また
後者については、モノエステルを50モル%以上含有する
のが好ましい。
活性剤とは、高級アルコールエチレンオキサイド付加
物、アルキルフェノールエチレンオキサイド付加物、脂
肪酸エチレンオキサイド付加物、多価アルコール脂肪酸
エステルエチレンオキサイド付加物、油脂のエチレンオ
キサイド付加物、ポリオキシプロピレンポリオキシエチ
レンブロックコポリマー等が挙げられる。防曇性能を持
続させるという効果の点ではポリオキシプロピレンポリ
オキシエチレンブロックコポリマーが特に好ましい。持
続性向上の理由については明確ではないが、該ブロック
ポリマーのポリオキシエチレンドメイン(親水部)とシ
ョ糖脂肪酸エステルやポリグリセリン脂肪酸エステルや
基材表面の親水部との親和性、また或いは該ブロックポ
リマーのポリオキシプロピレンドメイン(疎水部)とシ
ョ糖脂肪酸エステルやポリグリセリン脂肪酸エステルや
基材表面の疎水部との親和性により、水膜形成時のショ
糖脂肪酸エステルやポリグリセリン脂肪酸エステルの水
膜や水滴中への大量流出を抑制する効果があると考えら
れる。ポリオキシプロピレンポリオキシエチレンブロッ
クコポリマーはポリオキシエチレン鎖が10〜90重量
%、好ましくは40〜85重量%とポリオキシプロピレ
ン鎖が90〜10重量%、好ましくは60〜15重量%
とからなる。重量平均分子量は1900〜20000、
好ましくは2000〜16000である。本剤を食品用
途として使用する場合は、安全性の面からポリオレフィ
ン等衛生協議会発行の『ポリオレフィン等合成樹脂製食
品 容器包装等に関する自主基準(いわゆるポジティブ
リスト)』に記載の分子量1900以上のものを使用す
る。ポリオキシエチレン鎖とポリオキシプロピレン鎖の
ブロック比率及び構成(A−Bブロックタイプ、A−B
−Aブロックタイプ等)は、本発明の樹脂シートで目的
とする防曇性を得る為に必要な範囲であれば特に制限は
ない。
ポリエチレングリコール型非イオン性界面活性剤の混合
割合(固形分比率)は通常90〜40:10〜60とな
るように配合する。ここでポリエチレングリコール型非
イオン性界面活性剤の割合が10重量%未満であると、
充分な防曇持続性が得られないばかりか、低温防曇にお
いて目的とする良好なスッキリ感が得られない。一方6
0重量%より多くなると、低温・高温防曇共に充分な防
曇性が得られにくくなる。ショ糖脂肪酸エステルとポリ
グリセリン脂肪酸エステルとを混合した多価アルコール
型非イオン性界面活性剤の場合、ショ糖脂肪酸エステル
とポリグリセリン脂肪酸エステルの混合割合(固形分比
率)は10〜90:90〜10である事が好ましい。ど
ちらか一方でも防曇性能は発現するが、低温・高温両方
の防曇性には併用が好ましく、30〜70:70〜30
が更に好ましい。
イオン性界面活性剤とポリエチレングリコール型非イオ
ン性界面活性剤を組み合わせた防曇剤の他に、各種陰イ
オン性界面活性剤を添加してもよい。 陰イオン性界面
活性剤としては、脂肪酸塩、脂肪酸スルホン酸塩、脂肪
酸乳酸エステル塩等が挙げられる。これらの脂肪酸塩、
脂肪酸スルホン酸塩、脂肪酸乳酸エステル塩を構成する
脂肪酸としては、炭素数8〜22の飽和、不飽和、直鎖、
分岐鎖状のものが用いられ、具体的にはカプリル酸、カ
プリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸、アラギジン酸、オレイン酸、エライジン
酸、リシノレイン酸、2−ブチルオクタン酸、2−ヒドロ
キンデカン酸等が挙げられる。 これらの脂肪酸は、任
意の割合からなる2種以上の混合物であってもよい。塩
を構成する塩基性物質としては、ナトリウムやカリウム
等のアルカリ金属もしくはマグネシウム等のアルカリ土
類金属、あるいはエタノールアミン等のアルカノールア
ミン、トリブチルアミン等の低級アルキルアミンが挙げ
られる。これらの中で、構成脂肪酸としては、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸が好まし
く、特にラウリン酸が好ましい。また塩基性物質として
は、アルカリ金属が好ましく、特にカリウムが好まし
い。これら陰イオン性界面活性剤の乾燥後の被覆量は、
多価アルコール型非イオン性界面活性剤とポリエチレン
グリコール型非イオン性界面活性剤の合計に対して、3
0重量%以下、好ましくは20%以下である。
ンオイル等の公知の離型剤や滑剤を添加してもよいが、
添加量が多すぎると目的とする防曇性(スッキリ感)を
阻害するので、通常1mg/m2以下、好ましくは0.5 mg/m2
以下で添加する。
二軸延伸ポリスチレンシートが好ましいが、樹脂シート
の種類に限定されるものではなく、二軸延伸ポリスチレ
ン樹脂シートと同様な用途で透明樹脂シートとして利用
されうるポリエステル樹脂シート、ポリ塩化ビニルシー
ト、ポリプロピレンシートなどにも適用できる。二軸延
伸ポリスチレン系樹脂シートは、公知の方法でシートに
され、シートの厚みは通常100〜700μmである。通常、
該シートは熱成形され容器として使用される。 本発明
においては、ポリスチレン系樹脂を押出成形し、さらに
必要に応じて二軸延伸して得たシートの表面に直ちに防
曇剤を塗布してよいが、予め、コロナ放電処理、高周波
処理等の表面処理を行い、シート表面の状態を調整して
おいた方が、防曇剤が良好に被覆されやすいので望まし
く、好ましくは、コロナ放電処理によりシートの表面張
力を50〜60mN/mに調整するとよい。
いられる。この場合、乾燥後の塗布量が固形分換算で、
下限を通常10mg/m2以上、好ましくは20mg/m2以上、特
に好ましくは30mg/m2以上とし、上限を通常100mg/m2
以下、好ましくは60mg/m2以下、特に好ましくは50mg/
m2以下になるように塗布する。防曇剤の乾燥後の塗布量
が10mg/m2未満の場合は、良好なスッキリ感は得られ
ず、100mg/m2を超えるとベタツキによるシート同士の
ブロッキングや透明性の低下が生じ、表面白化を起こす
ことがある。防曇剤の塗布方法としては、噴霧、ロール
コーター、グラビアコーター、ナイフコーター、浸漬法
等の既知の方法が用いられ、噴霧、ロールコーター法が
好ましい。また、防曇剤溶液に用いる溶媒としては水が
最も好ましいが、アルコール等の防曇剤を溶解し且つ樹
脂シートを溶解しない溶媒で、しかも適用分野によって
は安全を満たす溶媒であれば、適宜選択して用いてもよ
い。
析は、シートをアルコール等で洗浄して洗液を集め、重
量法、ガスクロマログラフィー法、高速液体クロマトグ
ラフィー法、FT−IR分析法(ATR法)等でおこな
うことができる。
防曇剤にブロッキング防止剤、帯電防止剤、粘度調節
剤、消包剤、紫外線吸収剤、着色防止剤、抗菌剤等を常
法により適宜併用することができる。
するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施
例に限定されるものではない。 実施例及び比較例で使
用したショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシプロピレンポリオキシエチレンブロ
ックポリマーは以下の通りである。 1.ショ糖脂肪酸エステル: ショ糖ラウリン酸エステル 固形分40% 2.ポリグリセリン脂肪酸エステル:ヘキサグリセリンラウリン酸エステル 固形分100% 3.ポリオキシプロピレンポリオキシエチレンブロックポリマー: 分子量 3,300 固形分100% なお、防曇剤のシートへの被覆量は、シート試料をメタ
ノールで洗浄して洗液を集めて濃縮した後、高速液体ク
ロマトグラフィー法で定量確認した。
二軸延伸ポリスチレンシートであり、塗布面側には54
mN/m以上のコロナ処理を施した。シートは実験組成の
防曇剤水溶液を塗布後、熱風オーブンにて乾燥をおこな
った。また、評価に使用した寿司蓋型容器は上記二軸延
伸ポリスチレンシートの塗布面を内面にして、熱板加熱
式圧空成形機で成形したもので、大きさは次の通りであ
る。 ・開口部;215mm長×135mm巾×30mm深さ ・天面部;190mm長×110mm巾
性能評価は、以下の方法及び基準に従っておこなった。
(本発明の合格レベルは透明性,ベタツキは「○′」以
上、その他の項目は「○」以上である。)
入れた容器(210mm長×130mm幅×15mm深さ)に試料の蓋
型成形品を被せ、5℃雰囲気中に保管し、30分後の蓋
型成形品のスッキリ感を肉眼観察し、官能評価した。 評価基準 ◎ :水滴の付着が少なく、スッキリ感が非常に良い。 ○ :水滴の付着はあるが、スッキリ感は感じられる。 △ :水滴の付着が多く、スッキリ感があまり良くな
い。 × :水滴の付着が非常に多く、スッキリ感が悪い。
評価開始から3時間後に、蓋型成形品のスッキリ感を再
度官能評価した。 評価基準 ◎ :スッキリ感の非常に良い状態が持続している。 ○ :水滴の付着はあるが、スッキリ感が感じられる状
態で持続している。 △ :スッキリ感がやや劣る。 × :スッキリ感が悪い。
を入れた容器(210mm長×130mm幅×15mm深さ)に試料の
蓋型成形品を被せ、23℃雰囲気中に保管し、10分後の
蓋型成形品のスッキリ感を肉眼観察し、官能評価した。 評価基準 ◎ :水滴の付着が少なく、スッキリ感が非常に良い。 ○ :水滴の付着はあるが、スッキリ感は感じられる。 △ :水滴の付着が多く、スッキリ感があまり良くな
い。 × :水滴の付着が非常に多く、スッキリ感が悪い。
評価開始から1時間後に、蓋型成形品のスッキリ感を再
度官能評価した。 評価基準 ◎ :スッキリ感の非常に良い状態が持続している。 ○ :水滴の付着はあるが、スッキリ感が感じられる状
態で持続している。 △ :スッキリ感がやや劣る。 × :スッキリ感が悪い。
00A(日本電色工業株式会社製)により測定した曇価
(ヘーズ)H(%)と、肉眼観察した外観の双方で評価
し、評価の低い方の結果をシート透明性の評価結果とし
た。 評価基準 ◎:H<1.5または塗り班が全く見られない。 ○:1.5≦H<2またはごく僅かな塗り斑が見られる。 △:2≦H<3または塗り斑が少し目立つ。 ×:3≦Hまたは塗り斑がかなり目立つ。
り、ベタツキ具合いを官能評価した。 評価基準 ○ :ベタツキが少ない。 ○′:ベタツキはややあるが、実用上許容できるレベル
にある。 × :ベタツキが大きい。
ル、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びポリオキシプロ
ピレンポリオキシエチレンブロックポリマーを、表中の
“塗布液中の固形分比”となるよう、水100重量%に
対して表中の“塗布液組成”の割合で溶かし込んだ水溶
液を調製した。次に、この防曇剤水溶液をコロナ処理済
みの2軸延伸ポリスチレンシートの片面にバーコーター
にて塗布した。乾燥後の防曇剤固形分量を”乾燥後の被
覆量”として表に示した。得られたシートを塗布面が内
面になるように、熱板加熱式圧空成形機で寿司容器蓋に
成形し、評価用サンプルとした。前記評価項目について
評価した結果を表に併せて示した。
“塗布液中の固形分比”となるよう、水100重量%に
対して表中の“塗布液組成”の割合で、ショ糖脂肪酸エ
ステルおよび/又はポリグリセリン脂肪酸エステル、又
はポリオキシプロピレンポリオキシエチレンブロックポ
リマーを溶かし込んだ水溶液を調整した。その後のシー
ト塗布及び寿司容器蓋の作成、評価は実施例1〜7と同様
におこなった。結果を表に示す。
ートは、従来より非常に優れた防曇効果を有し、水滴付
着が少なく内容物がスッキリ見え、かつその効果が持続
するという、これまでにない優れた防曇性能(スッキリ
感)を有する。特に低温および高温の食品を入れる食品
包装容器用シートとして、最適である。
Claims (7)
- 【請求項1】 多価アルコール型非イオン性界面活性剤
とポリエチレングリコール型非イオン性界面活性剤の混
合物により表面が被覆されてなる防曇性樹脂シート - 【請求項2】多価アルコール型非イオン性界面活性剤が
ショ糖脂肪酸エステルおよび/又はポリグリセリン脂肪
酸エステルである請求項1の防曇性樹脂シート - 【請求項3】ポリエチレングリコール型非イオン性界面
活性剤がポリオキシプロピレンポリオキシエチレンブロ
ックコポリマーである請求項1又は2の防曇性樹脂シー
ト - 【請求項4】多価アルコール型非イオン性界面活性剤と
ポリエチレングリコール型非イオン性界面活性剤の混合
物の固形分比率(重量比)が90〜40:10〜60で
ある請求項1ないし3いずれかの防曇性樹脂シート - 【請求項5】ショ糖脂肪酸エステルとポリグリセリン脂
肪酸エステルの固形分比率(重量比)が10〜90:9
0〜10である請求項2ないし4いずれかの防曇性樹脂
シート。 - 【請求項6】コロナ放電処理後に、多価アルコール型非
イオン性界面活性剤とポリエチレングリコール型非イオ
ン性界面活性剤の混合物により表面を被覆する請求項1
ないし5のいずれかの防曇性樹脂シート。 - 【請求項7】 樹脂シートが二軸延伸ポリスチレン系樹
脂シートである請求項1ないし6のいずれかの防曇性樹
脂シート。
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