JP2003200544A - 熱圧着型水変色性シート材及びそれを用いた水変色性加工体 - Google Patents

熱圧着型水変色性シート材及びそれを用いた水変色性加工体

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JP2003200544A
JP2003200544A JP2002261705A JP2002261705A JP2003200544A JP 2003200544 A JP2003200544 A JP 2003200544A JP 2002261705 A JP2002261705 A JP 2002261705A JP 2002261705 A JP2002261705 A JP 2002261705A JP 2003200544 A JP2003200544 A JP 2003200544A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱アイロン等の熱圧着手段の適用により、水
変色層を任意の対象物の任意の箇所に簡易に接合させる
熱圧着型水変色性シート材、及びそれにより得られる持
久性を満たす水変色機能を備えた水変色性加工体を提供
する。 【解決手段】 基体として融点が60℃〜180℃の範
囲にある、ポリアミド系、ポリオレフィン系、エチレン
−酢酸ビニル系、ポリウレタン系、又はポリエステル系
樹脂から選ばれる、厚み0.02〜0.4mmの熱溶融
性フイルム11に、低屈折率顔料をバインダー樹脂中に
分散状態に固着させた非吸液状態で不透明であり、吸液
状態で透明化する多孔質層を設けた熱圧着型水変色性シ
ート材1、及び、前記シート材の熱溶融性フイルム11
側を対象物21に対接させ、熱圧着させた水変色性加工
体2。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱圧着型水変色性
シート材及びそれを用いた水変色性加工体に関する。更
に詳細には、任意の対象物の任意の箇所に熱アイロンや
熱プレス等の熱圧着手段により、水変色層を効果的に固
着形成させる熱圧着型水変色性シート材及び前記シート
材の熱圧着により形成した水変色性加工体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、支持体上に低屈折率顔料を含
有する多孔質層を設け、前記多孔質層に水を付着させる
ことにより透明化させて、像を現出させるシートが開示
されており、前記提案の用途として、書道練習、画像隠
顕玩具等が挙げられる(特公昭50−5097号公報、
特公平5−15389号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した多
孔質層を任意の対象物の任意の箇所に、熱アイロン等の
比較的簡易な手段により固着させ、応用範囲を拡大させ
るものであり、前記対象物が伸縮性の布帛等であって
も、伸縮順応性を満たす水変色性加工体を得ることがで
きる熱圧着型水変色性シート材、及びそれにより得られ
る各種水変色加工体を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明を図面について説
明する(図1〜図9参照)。本発明は、基体として融点
が60℃〜180℃の範囲にある、ポリアミド系、ポリ
オレフィン系、エチレン−酢酸ビニル系、ポリウレタン
系、又はポリエステル系樹脂から選ばれる、厚み0.0
2〜0.4mmの熱溶融性フイルム11に、低屈折率顔
料をバインダー樹脂中に分散状態に固着させた、非吸液
状態で不透明であり、吸液状態で透明化する多孔質層1
2を設けた、加熱圧着により対象物表面に水変色層を固
着させる熱圧着型水変色性シート材1、或いは、支持体
15の片面に融点が60℃〜180℃の範囲にある、ポ
リアミド系、ポリオレフィン系、エチレン−酢酸ビニル
系、ポリウレタン系、又はポリエステル系樹脂から選ば
れる熱溶融性樹脂からなる熱溶融性樹脂層16を設け、
且つ、前記支持体の他面に低屈折率顔料をバインダー樹
脂中に分散状態に固着させた、非吸液状態で不透明であ
り、吸液状態で透明化する多孔質層12を設けた、加熱
圧着により対象物表面に水変色層を固着形成させる熱圧
着型水変色性シート材1を要件とする。更には、前記熱
圧着型水変色性シート材を対象物表面に固着してなる水
変色性加工体を要件とする。
【0005】前記熱溶融性フイルム11は、多孔質層1
2、着色層13、又は白色隠蔽層14の基体として、支
持体兼接合媒体の役目を果たすものであり、融点が60
℃〜180℃、好ましくは70℃〜150℃の範囲にあ
る、ポリアミド系、ポリオレフィン系、エチレン−酢酸
ビニル系、ポリウレタン系、又はポリエステル系樹脂か
ら選ばれる熱溶融性樹脂からなる、厚みが0.02〜
0.4mm、好ましくは0.05〜0.2mmのフイル
ム状のものが有効である。前記熱溶融性フイルムの融点
が60℃未満では、環境温度等によって溶融剥離の危険
性があり、180℃を超える高融点では、熱圧着時の対
象物の耐熱性に制約がある。また、厚みは0.02〜
0.4mm程度のものが支持体としての機能を満たすと
共に均質な熱溶融性を有し、接合強度及び伸度を満た
し、任意の多様な形状に型抜き等も可能であり実用的で
ある。
【0006】前記熱溶融性樹脂により、熱溶融性樹脂層
16を支持体15の片面に形成した系にあっても、前記
同様の熱溶融性を有し、接合強度及び伸度を満たす。
【0007】前記した対象物21が伸縮性であり、伸縮
性が要求される用途にあっては、前記熱溶融性樹脂のう
ち、伸度400%〜600%程度のものを適宜に選択し
て使用することができる。
【0008】前記した熱溶融性フイルム11の100重
量部に対して、微粉末酸化チタンを10〜400重量部
(好ましくは、50〜300重量部)配合することによ
り、接合機能に加えて白色隠蔽機能を兼備させることが
できる。
【0009】また,熱溶融性樹脂層16の熱溶融性樹脂
100重量部に対して微粉末酸化チタンを10〜400
重量部(好ましくは、50〜300重量部)配合するこ
とにより、前記と同様に接合機能に加えて白色隠蔽機能
を兼備させることができる。
【0010】着色層13を設けることにより、多孔質層
12が吸液時に着色模様を現出させて視覚効果を高める
ことができる。また、前記微粉末酸化チタンを配合した
熱溶融性フイルム11や熱溶融性樹脂層16、白色隠蔽
層14は、前記着色層13の視覚効果を更に高めるため
のものである。
【0011】多孔質層中に含まれる低屈折率顔料として
は、屈折率が1.4〜1.7であり、粒子径が0.03
〜10μmの範囲にある、微粒子状珪酸、バライト粉、
沈降性硫酸バリウム、炭酸バリウム、沈降性炭酸カルシ
ウム、石膏、クレー、タルク、アルミナホワイト、塩基
性炭酸マグネシウム等が挙げられ、中でも微粒子状珪酸
が隠蔽性、透視性、加工性等の面で効果的である。前記
微粒子状珪酸のうち、湿式法微粒子状珪酸は、珪酸が縮
合して長い分子配列を形成した、所謂、二次元構造部分
を有しており、三次元構造の乾式法微粒子状珪酸と比較
して分子構造が粗になるため、湿式法微粒子状珪酸を適
用した系は、乾式法微粒子状珪酸を用いる系と比較して
乾燥状態における光の乱反射性に優れており、常態での
隠蔽性が大であり、更には、湿式法微粒子状珪酸は乾式
法微粒子状珪酸に比べて粒子表面にシラノール基として
存在する水酸基が多く、従って、適度の親水性を有する
ため吸水性効果も大であり、最も好ましい。
【0012】前記湿式法微粒子状珪酸を適用する系で
は、湿式法微粒子状珪酸の種類、粒子径、比表面積、吸
油量等の性状に左右されるが、常態での隠蔽性と吸水状
態での透視性を共に満足させるためには、基体表面への
塗布量が0.01g/100cm2 〜0.3g/100
cm2 (より好ましくは、0.05g/100cm2
0.2g/100cm2 )である。0.01g/100
cm2 未満では、常態で十分な隠蔽性が得られず、一
方、0.3g/100cm2 を越えると吸水時に十分な
透明性が得られ難い。前記微粒子状珪酸は、バインダー
樹脂を含むビヒクル中に分散させて分散インキとなし、
熱溶融性フイルム又は支持体上に、塗布、印刷、吹き付
け、その他の付着手段の適用により多孔質層12が形成
される。
【0013】前記バインダー樹脂としては、ウレタン系
樹脂、ナイロン樹脂、酢酸ビニル樹脂、アクリル酸エス
テル樹脂、アクリル酸エステル共重合樹脂、アクリルポ
リオール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、マ
レイン酸樹脂、ポリエステル樹脂、スチレン樹脂、スチ
レン共重合樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリカーボネート
樹脂、エポキシ樹脂、スチレン−ブタジエン共重合樹
脂、アクリロニトリル−ブタジエン共重合樹脂、メタク
リル酸メチル−ブタジエン共重合樹脂、ブタジエン樹
脂、クロロプレン樹脂、メラミン樹脂、及び前記各樹脂
から選ばれる樹脂エマルジョン、カゼイン、澱粉、セル
ロース誘導体、ポリビニルアルコール、尿素樹脂、フェ
ノール樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。特に、ウレ
タン系樹脂が効果的であり、多孔質層12の皮膜強度を
向上させることができ、乾燥状態での隠蔽性と吸水状態
での透明性が損なわれることもない。
【0014】前記ウレタン系樹脂は単独で用いることが
好ましいが、皮膜強度の要求度等に応じて、他のバイン
ダー樹脂を併用することもでき、実用的な皮膜強度を得
るためには、全バインダー樹脂中にウレタン系樹脂を3
0重量%(固形分比率)以上、存在させることが好まし
い。前記の如くして形成される多孔質層12中には、従
来より公知の二酸化チタン被覆雲母、酸化鉄−二酸化チ
タン被覆雲母、酸化鉄被覆雲母、グアニン、絹雲母、塩
基性炭酸鉛、酸性砒酸鉛、オキシ塩化ビスマス等の金属
光沢顔料を添加したり、一般染料や顔料、蛍光染料や蛍
光顔料を適宜量、添加して色変化を多彩化し、玩具性と
リアル感を向上させることができる。更には、温度変化
により可逆的に色変化する可逆熱変色性材料をブレンド
することができる。
【0015】前記可逆熱変色性材料をブレンドする系に
あっては、多孔質層12中の可逆熱変色性材料と微粒子
状珪酸の重量比は、1:9〜9:1(好ましくは、2:
8〜8:2)の範囲が、熱変色性と、乾燥時の隠蔽性
と、吸水時の透明性とを共に効果的に満足させることが
できる。前記可逆熱変色性材料は、粒子径0.1〜30
μm、好ましくは0.1〜20μmのマイクロカプセル
形態の顔料として実用に供される。前記マイクロカプセ
ル形態の熱変色性顔料は、非熱変色性の各種顔料或いは
染料等の着色剤と同様に、バインダー樹脂を含むビヒク
ル中に配合してインキとなして、多孔質層12の下層又
は上層に着色層13を形成し、多彩な色変化を視覚させ
ることができる。また、前記多孔質層12上には、シリ
コン系、パラフィン系、ポリエチレン系、アルキルエチ
レン尿素系、フッ素系等の撥水性樹脂から選ばれる撥水
性樹脂を含む撥水処理液を多孔質層12上に適宜形状の
像を形成するよう付着させ、浸透乾燥させて撥水模様を
形成させることもできる。前記撥水樹脂模様は、多孔質
層12に内在し、共存する層であり、前記共存箇所の多
孔質層12は、撥水効果により吸水状態が形成されず、
不透明状態が保持されている。(前記撥水樹脂は透明性
であるため、多孔質層12の不透明状態が透視できるの
である。) 従って、常態(非吸水状態)では、判別し難い、撥水樹
脂模様と多孔質層22が、撥水樹脂模様の非配設部分の
多孔質層22への吸水により、判別可能となる。前記様
相変化は、互変的である。前記撥水性樹脂のうち、フッ
素系撥水剤が、撥水効果及び加工適性の面で効果的であ
り、固形分として、1g/m2 〜50g/m2 、好適に
は、2g/m2 〜30g/m2 の範囲の付着量が有効で
ある。
【0016】前記のようにして得られる熱圧着型水変色
性シート材は、を対象物表面に固着して水変色性加工体
を形成できる。前記対象物については特に限定されるも
のではなく、材質としてはプラスチック、ゴム、金属、
木材、陶磁器、石材の他、編物、織物、組物、不織布等
の布帛を例示できる。また、前記材質により形成された
各種対象物に前記シート材を固着させてもよく、例え
ば、布帛を用いた加工体としては、水着、レインコー
ト、おむつ等の衣類や、人形用の水着、レインコート、
おむつ等を例示できる。その他、傘、雨靴、防水加工を
施した本、コースター、造花等を加工体として用いるこ
ともできる。更に、各種インジケーターとして適用する
こともでき、例えば、配管、パイプ、水槽、タンク等を
対象物とすることもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、特定の熱溶融性フイル
ム、又は熱溶融性樹脂を接着媒体とする熱圧着型水変色
性シート材、及び前記シート材の熱圧着により形成され
た水変色性加工体の形態を含むものであり、前記各形態
のシート材或いは加工体は、何れも汎用の手段の適用に
より調製することができ、以下の実施例に特定されな
い。以下に実施例を記載する。ここで、実施例中の部は
重量部である。
【0018】
【実施例】実施例1(図1、図2参照) 青色に着色されたポリウレタン系熱溶融性フイルム11
(厚み100μm、溶融温度80℃)表面に、湿式法微
粒子シリカ〔商品名:ニップシールE−220、日本シ
リカ工業(株)製〕15部、ウレタンエマルジョン〔商
品名:ハイドランAP−10、大日本インキ化学工業
(株)製、固形分30重量%〕45部、水40部、シリ
コーン系消泡剤0.5部、水系インキ用増粘剤3部、エ
チレングリコール1部、イソシアネート系架橋剤3部を
均一に混合攪拌してなる白色スクリーン印刷用インキを
用いて、100メッシュのスクリーン版にて全面ベタ印
刷し、60℃で30分間乾燥硬化させて多孔質層12を
形成し熱圧着型水変色性シート材1を得た(図1参
照)。前記シート材1の熱溶融性フイルム11側をスパ
ンデックスからなる伸縮性に優れたTシャツ(対象物2
1)に密接させ、約100℃に加熱した加熱体により熱
圧着させて、水変色性Tシャツ(水変色性加工体2)を
得た(図2参照)。前記水変色性Tシャツは、常態では
白色を呈しているが、水を付着させると多孔質層12が
白色から透明に変化する為、白色から青色に変化し、水
が付着した状態では青色を呈していたが、水が蒸発する
と再び元の白色に戻った。前記様相変化は可逆的に繰返
し、再現された。又、前記水変色性Tシャツは伸縮性に
も優れ、多孔質層12は欠落することなく何度も使用す
ることができた。
【0019】実施例2(図3、図4参照) 無色透明の熱溶融性ポリエステルフイルム11(厚み2
5μm、熱溶融温度180℃)表面に、ポリエステル系
白色インキ〔酸化チタン30部をポリエステル樹脂溶液
100部(固形分30重量%)に分散させたインキ〕を
全面に塗布し、乾燥して白色不透明の白色隠蔽層14を
形成した後、紫外線硬化型の非変色性オフセットインキ
により、青色、赤色、黄色からなる花柄が描かれた着色
層13を形成した。次いで、湿式法微粒子シリカ〔商品
名:ニップシールE−220、日本シリカ工業(株)
製〕15部、ウレタンエマルジョン〔商品名:ハイドラ
ンAP−10、大日本インキ化学工業(株)製、固形分
30重量%〕45部、水40部、シリコーン系消泡剤
0.5部、水系インキ用増粘剤3部、エチレングリコー
ル1部、イソシアネート系架橋剤3部を均一に混合攪拌
してなる白色スクリーン印刷用インキを用いて、80メ
ッシュのスクリーン版にて前記着色層13上に全面ベタ
印刷し、130℃で5分間乾燥硬化させて多孔質層12
を形成し、熱圧着型水変色性シート材1を得た(図3参
照)。前記シート材1のポリエステルフイルム側を黒色
ポリエステルサテン生地に密接させ、約230℃の表面
温度を有する熱ロールにより圧着させ、水変色性ポリエ
ステルサテン生地(水変色性加工体2)を得た(図4参
照)。前記生地は、常態では白色を呈しているが、水付
着状態(吸水状態)では、多孔質層12が白色から透明
に変化し、着色層13の青色、赤色、黄色からなる花柄
が視覚され、水付着状態では花柄を呈していたが、乾燥
により水が蒸発すると再びもとの白色が視覚された。
又、吸水状態において、下地となるポリエステルサテン
生地の黒色の影響は全く受けず、鮮やかな青色、赤色、
黄色からなる花柄を視覚することができた。
【0020】実施例3(図5、図6参照) 白色に着色されたポリアミド系熱溶融性フイルム11
(フイルム中の微粉末酸化チタンの含有率50重量%、
厚み150μm、溶融温度130℃)表面に、ピンク色
の水性スクリーンインキを用いて全面ベタのスクリーン
印刷して着色層13を設け、更に、湿式法微粒子シリカ
〔商品名:ニップシールE−220、日本シリカ工業
(株)製〕15部、青色顔料〔商品名:ブリリアントブ
ルーFLRCONC.,大日精化工業(株)製〕0.5
部、ウレタンエマルジョン〔商品名:ハイドランAP−
10、大日本インキ化学工業(株)製、固形分30%〕
45部、水40部、シリコーン系消泡剤0.5部、水系
インキ用増粘剤3部、エチレングリコール1部、イソシ
アネート系架橋剤3部を均一に混合攪拌してなる白色ス
クリーン印刷用インキを用いて、100メッシュのスク
リーン版にて全面ベタ印刷し、100℃で30分間乾燥
硬化させて多孔質層12を形成し熱圧着型水変色性シー
ト材1を得た(図5参照)。前記シート材1の熱溶融性
フイルム側を赤色のTシャツ(対象物21)に密接さ
せ、約160℃に加熱した加熱体により熱圧着させて、
水変色性Tシャツ(水変色性加工体2)を得た(図6参
照)。前記水変色性Tシャツは、常態では淡青色を呈し
ているが、水を付着させると多孔質層12が淡青色から
透明青色に変化する為、白色から着色層のピンク色との
混色となる紫色に変化し、水が付着した状態では紫色を
呈していたが、水が蒸発すると再び元の淡青色に戻っ
た。前記様相の変化は可逆的に繰返し、再現され、且
つ、吸液時の紫色はTシャツの地色である赤色の影響を
うけることなく、鮮やかな紫色を呈していた。
【0021】実施例4(図7参照) 支持体15として赤色のポリエステルサテン生地の裏面
に乳白色の熱溶融性ポリオレフィン樹脂を塗工し熱溶融
性樹脂層16(厚み70μm、熱溶融温度110℃)を
設け、熱溶融性樹脂層16の反対面である生地表面よ
り、湿式法微粒子シリカ〔商品名:ニップシールE−2
20、日本シリカ工業(株)製〕15部、ウレタンエマ
ルジョン〔商品名:ハイドランAP−10、大日本イン
キ化学工業(株)製、固形分30重量%〕45部、水4
0部、シリコーン系消泡剤0.5部、水系インキ用増粘
剤3部、エチレングリコール1部、イソシアネート系架
橋剤3部を均一に混合攪拌してなる白色スクリーン印刷
用インキを用いて、80メッシュのスクリーン版にて着
色層13上に全面ベタ印刷し、80℃で15分間乾燥硬
化させて多孔質層12を形成し熱圧着型水変色性シート
材1を得た(図7参照)。前記シート材1をハート形状
に断裁した後、ポリオレフィン樹脂層側を黄色の木綿製
ハンカチに密接し、150℃に加熱した熱アイロンを用
いて圧着し、常態で白色のハート形状であり、水の付着
により白色から赤色に変化する水変色性ハンカチを得た
(図省略)。
【0022】実施例5(図8、図9参照) 支持体15として白色のポリエステルトロピカル生地の
裏面に無色透明の熱溶融性ポリエステル樹脂を塗工し熱
溶融性樹脂層16(厚み20μm、熱溶融温度130
℃)を設け、前記熱溶融性樹脂層16の反対面であるポ
リエステルトロピカル生地の表面より、青色、ピンク
色、緑色のスクリーンインキにて水玉柄を印刷し乾燥さ
せて着色層13を形成した。次いで、湿式法微粒子シリ
カ〔商品名:ニップシールE−220、日本シリカ工業
(株)製〕15部、ウレタンエマルジョン〔商品名:ハ
イドランAP−10、大日本インキ化学工業(株)製、
固形分30重量%〕45部、水40部、シリコーン系消
泡剤0.5部、水系インキ用増粘剤3部、エチレングリ
コール1部、イソシアネート系架橋剤3部を均一に混合
攪拌してなる白色スクリーン印刷用インキを用いて、8
0メッシュのスクリーン版にて着色層13上に全面ベタ
印刷し、100℃で5分間乾燥硬化させて多孔質層12
を形成し熱圧着型水変色性シート材1を得た(図8参
照)。前記シート材1の熱溶融性ポリエステル樹脂側を
白色ポリエステルサテン生地に密接させ、約160℃の
表面温度を有する熱ロールにより圧着させ、水変色性ポ
リエステルサテン生地(水変色性加工体2)を得た(図
9参照)。前記生地は、常態では白色を呈しているが、
水付着状態(吸水状態)では、多孔質層12が白色から
透明に変化し、着色層13の青色、ピンク色、緑色から
なる水玉柄が視覚され、水付着状態では水玉柄を呈して
いたが、乾燥により水が蒸発すると再び元の白色が視覚
された。前記繰り返しの操作に対して、様相変化は可逆
的であり、繰り返し再現された。
【0023】実施例6 白色に着色されたポリウレタン系熱溶融性フイルム(フ
イルム中の微粉末酸化チタンの含有率50重量%、厚み
150μm、溶融温度130℃)表面に、黄色の水性ス
クリーンインキを用いて全面ベタのスクリーン印刷をし
て着色層を設け、更に、湿式法微粒子シリカ〔商品名:
ニップシールE−220、日本シリカ工業(株)製〕1
5部、ウレタンエマルジョン〔商品名:ハイドランAP
−10、大日本インキ化学工業(株)製、固形分30
%〕45部、水40部、シリコーン系消泡剤0.5部、
水系インキ用増粘剤3部、エチレングリコール1部、イ
ソシアネート系架橋剤3部を均一に混合攪拌してなる白
色スクリーン印刷用インキを用いて、100メッシュの
スクリーン版にて全面ベタ印刷し、70℃で30分間乾
燥硬化させて多孔質層を形成し熱圧着型水変色性シート
材を得た。前記シート材を楕円形状に裁断し、熱溶融性
フイルム側を白色のポリエステル起毛布からなる人形用
おむつの内側に密接させ、約160℃に加熱した加熱体
により熱圧着させて、水変色性人形用おむつ(水変色性
加工体)を得た。前記水変色性人形用おむつをミルク飲
み人形に装着させ、人形に水を飲ませた後、排出させる
操作をすることにより、おむつの内側に設けた多孔質層
は吸水によって白色から透明に変化し、黄色の着色層に
よる楕円形状が視覚され、人形がおもらしをした状態を
明瞭に視認できた。この様相は多孔質層が吸液した状態
で保持されているが、水が蒸発すると再び元の白色に戻
った。前記様相変化は繰り返し行うことができ、しか
も、フイルムを介在しているためおむつには水が付着し
難く、多孔質層に付着した水も蒸発し易いため、短時間
で繰り返し何度も遊戯することができ、玩具性を十分に
満足させていた。
【0024】実施例7 無色透明の熱溶融性ポリウレタンフイルム(厚み25μ
m、熱溶融温度110℃)表面に、ポリウレタン系白色
インキ〔酸化チタン30部をポリウレタン樹脂溶液10
0部(固形分30重量%)に分散させたインキ〕を全面
に塗布し、乾燥して白色不透明の白色隠蔽層を形成した
後、紫外線硬化型の非変色性オフセットインキ(イエロ
ー、シアン、マゼンタ、ブラック)を用いてプロセス印
刷により写真調の花柄(着色層)を形成した。次いで、
湿式法微粒子シリカ〔商品名:ニップシールE−22
0、日本シリカ工業(株)製〕15部、ウレタンエマル
ジョン〔商品名:ハイドランAP−30、大日本インキ
化学工業(株)製、固形分30重量%〕45部、水40
部、シリコーン系消泡剤0.5部、水系インキ用増粘剤
3部、エチレングリコール1部、イソシアネート系架橋
剤3部を均一に混合攪拌してなる白色スクリーン印刷用
インキを用いて、80メッシュのスクリーン版にて前記
着色層上に全面ベタ印刷し、80℃で5分間乾燥硬化さ
せて多孔質層を形成し、熱圧着型水変色性シート材を得
た。前記シート材を花柄に沿って裁断し、ポリウレタン
フイルム側をピンク色の伸縮性に優れたスパンデックス
生地からなる人形用水着に密接させ、約160℃の表面
温度を有するアイロンにより圧着させ、水変色性人形用
水着(水変色性加工体)を得た。前記水着は、常態では
ピンク地に白色の花柄が視認されるが、水付着状態(吸
水状態)では、多孔質層が白色から透明に変化し、着色
層の写真調の花柄が視覚され、水付着状態では花柄を呈
していたが、乾燥により水が蒸発すると再びもとの白色
が視覚された。又、吸水状態において、下地となるスパ
ンデックス生地のピンク色の影響は全く受けず、鮮やか
な花柄を視覚することができた。前記様相変化は繰り返
し行うことができ、しかも、装飾性に優れるため、玩具
性を十分に満足させていた。
【0025】
【発明の効果】本発明の水変色性シート材は、任意の対
象物の任意の箇所に、熱アイロン等の比較的簡易な熱圧
着手段の適用により、強固に接合された水変色性加工体
を提供できる。殊に布帛等の伸縮性対象物にあっても、
伸縮順応性を満たす水変色性加工体を得ることができ、
水変色体の適用範囲を大幅に拡大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱圧着型水変色性シート材の一実施例
の拡大断面説明図である。
【図2】図1の熱圧着型水変色性シート材を用いて形成
した水変色性加工体の拡大断面説明図である。
【図3】本発明の熱圧着型水変色性シート材の他の実施
例の拡大断面説明図である。
【図4】図3の熱圧着型水変色性シート材を用いて形成
した水変色性加工体の拡大断面説明図である。
【図5】本発明の熱圧着型水変色性シート材の他の実施
例の拡大断面説明図である。
【図6】図5の熱圧着型水変色性シート材を用いて形成
した水変色性加工体の拡大断面説明図である。
【図7】本発明の熱圧着型水変色性シート材の他の実施
例の拡大断面説明図である。
【図8】本発明の熱圧着型水変色性シート材の他の実施
例の拡大断面説明図である。
【図9】図8の熱圧着型水変色性シート材を用いて形成
した水変色性加工体の拡大断面説明図である。
【符号の説明】
1 熱圧着型水変色性シート材 11 熱溶融性フイルム 12 多孔質層 13 着色層 14 白色隠蔽層 15 支持体 16 熱溶融性樹脂層 2 水変色性加工体 21 対象物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C150 BA43 BC03 DC17 DC21 DD04 FB18 FB20 FB22 FB43 FD31 4F100 AA21A AA21D AA21H AK03A AK41A AK46A AK51A AK68A AR00C AS00B AS00D AT00E BA03 BA04 BA05 BA07 BA10A BA10B CA23A DE01B DG11E EC03 GB72 JA04A JD15B JK06 JK08 JL10C JL12A JN02D JN18B JN28B YY00A

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体として融点が60℃〜180℃の範
    囲にある、ポリアミド系、ポリオレフィン系、エチレン
    −酢酸ビニル系、ポリウレタン系、又はポリエステル系
    樹脂から選ばれる厚み0.02〜0.4mmの熱溶融性
    フイルムに、低屈折率顔料をバインダー樹脂中に分散状
    態に固着させた、非吸液状態で不透明であり、吸液状態
    で透明化する多孔質層を設けた、加熱圧着により対象物
    表面に水変色層を固着させる熱圧着型水変色性シート
    材。
  2. 【請求項2】 多孔質層の下側に着色層を設けてなる請
    求項1記載の熱圧着型水変色性シート材。
  3. 【請求項3】 前記熱溶融性フイルム中に、熱溶融性フ
    イルム100重量部に対して微粉末酸化チタンを10〜
    400重量部配合してなる請求項2記載の熱圧着型水変
    色性シート材。
  4. 【請求項4】 着色層の下層に微粉末酸化チタンをバイ
    ンダー樹脂に分散状態に固着させた白色隠蔽層を設けた
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の熱圧着型水変色
    性シート材。
  5. 【請求項5】 支持体の片面に融点が60℃〜180℃
    の範囲にある、ポリアミド系、ポリオレフィン系、エチ
    レン−酢酸ビニル系、ポリウレタン系、又はポリエステ
    ル系樹脂から選ばれる熱溶融性樹脂からなる熱溶融性樹
    脂層を設け、且つ、前記支持体の他面に低屈折率顔料を
    バインダー樹脂中に分散状態に固着させた、非吸液状態
    で不透明であり、吸液状態で透明化する多孔質層を設け
    た、加熱圧着により対象物表面に水変色層を固着形成さ
    せる熱圧着型水変色性シート材。
  6. 【請求項6】 多孔質層の下側に着色層を設けてなる請
    求項5記載の熱圧着型水変色性シート材。
  7. 【請求項7】 前記熱溶融性樹脂層中に、熱溶融性樹脂
    100重量部に対して微粉末酸化チタンを10〜400
    重量部配合してなる請求項6記載の熱圧着型水変色性シ
    ート材。
  8. 【請求項8】 着色層の下層に微粉末酸化チタンをバイ
    ンダー樹脂に分散状態に固着させた白色隠蔽層を設けた
    ことを特徴とする請求項6又は7記載の熱圧着型水変色
    性シート材。
  9. 【請求項9】 支持体が布帛である請求項5乃至8のい
    ずれかの熱圧着型水変色性シート材。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかの熱圧着型
    水変色性シート材を対象物表面に固着してなる水変色性
    加工体。
  11. 【請求項11】 対象物が布帛或いは布帛加工体である
    請求項8記載の水変色性加工体。
  12. 【請求項12】 対象物が人形用衣類である請求項11
    記載の水変色性加工体。
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