JP2003200361A - 液圧式打撃ハンマの工具の軸受面潤滑装置 - Google Patents

液圧式打撃ハンマの工具の軸受面潤滑装置

Info

Publication number
JP2003200361A
JP2003200361A JP2002372478A JP2002372478A JP2003200361A JP 2003200361 A JP2003200361 A JP 2003200361A JP 2002372478 A JP2002372478 A JP 2002372478A JP 2002372478 A JP2002372478 A JP 2002372478A JP 2003200361 A JP2003200361 A JP 2003200361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lubricant
pump
supply
passage
bearing surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002372478A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4344516B2 (ja
Inventor
Jouko Ilmarinen
イルマリネン ヨウコ
Ossi Kahra
カハラ オッシ
Mika Oksman
オクスマン ミカ
Timo Sippus
シップス ティモ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sandvik Mining and Construction Oy
Original Assignee
Sandvik Tamrock Oy
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=8562576&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2003200361(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Sandvik Tamrock Oy filed Critical Sandvik Tamrock Oy
Publication of JP2003200361A publication Critical patent/JP2003200361A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4344516B2 publication Critical patent/JP4344516B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D17/00Details of, or accessories for, portable power-driven percussive tools
    • B25D17/26Lubricating
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N13/00Lubricating-pumps
    • F16N13/02Lubricating-pumps with reciprocating piston
    • F16N13/06Actuation of lubricating-pumps
    • F16N13/16Actuation of lubricating-pumps with fluid drive
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N7/00Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated
    • F16N7/30Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated the oil being fed or carried along by another fluid

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 工具と打撃ハンマとの間の動作範囲において
信頼性の高い軸受面の潤滑を達成する。 【解決手段】 液圧式打撃装置の工具とその打撃装置と
の間の軸受面潤滑装置は、供給ポンプと、潤滑剤を供給
する通路とを含む。本装置は少なくとも2つの別個の通
路(19、20)を含み、これらの通路の両方とも、個別の
投入ポンプ(17、18)を含み、投入ポンプは、打撃装置
が始動する時に、一定量の潤滑剤を軸受面間に供給す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液圧式打撃装置の工
具とその打撃装置との間の軸受面潤滑装置に関するもの
である。本装置は供給ポンプと、軸受面間のスペースに
通じている少なくとも1つの潤滑剤供給用の通路とを含
む。
【0002】
【従来の技術】液圧式打撃ハンマは工具を含み、工具は
これに打撃を加える打撃機構の作用を受けて、長手方向
に前後運動する。かかる工具は継続的に大きな負荷を受
けている。とりわけ、エキスカベータ等の適切な基部に
取り付けられたブームとともに打撃ハンマが動作しまた
は回転する時には、極端に大きな横からの力が加工刃の
運動範囲に生成される。このような力は、他方、非常に
高い表面圧を軸受面に生じ、これによって軸受は損傷し
がちになる。さらに、工具端部の打撃ピストンが打ち込
みを行うと、操作する工具材質に応じて工具は素早く前
方に動き、あるいは基部が硬ければ工具面はほとんど静
止したまま却って激しく振動する。
【0003】典型的には、工具は、長い軸受ブッシュ、
あるいは一定の距離をおいて配置された2つの別々の軸
受ブッシュによって、実装される。一組の軸受、すなわ
ち互いに対して摺動する2つの軸受面は、内側軸受面の
役割を果たす工具の外面と、これに対応して外側軸受面
の役割を果たす軸受ブッシュの内面とで構成されてい
る。なかには、軸受ブッシュを別途有することなく、打
撃ハンマのフレームだけで外側軸受面として使用される
方式もある。これらの方式では、軸受の材料は以下のよ
うに異なっている。すなわち、工具の材質は通常焼入れ
焼戻し鋼であり、軸受ブッシュの材質は炭化焼入れ鋼ま
たは青銅系材料である。
【0004】打撃ハンマの潤滑剤としてはグリースまた
は油のいずれを使用してもよい。その目的は摺動面間に
潤滑剤を供給して金属対金属の接触を防止し、同時に摺
動面間の表面圧を均一にすることである。特に、金属対
金属が一点で接触し、あるいは線状に接触するのは問題
であり、非常に大きな磨耗を生じて場合によっては軸受
面のエッジ近くにクラックを生じかねないことが分かっ
ている。一般的に、潤滑の目的とするところは、軸受面
の磨耗を防止し金属部品同士を緊締することであると言
える。
【0005】良好な潤滑効果を得るには、軸受面のうち
高い表面圧を有すると分かっている領域に潤滑剤を充当
することが、とりわけ重要である。液圧式打撃ハンマで
は、その領域とは、軸受の軸方向における、軸受の上方
および下方エッジである。これは、軸受面が既に磨耗し
ているために工具が本来の位置に比べて軸受の中心線よ
り傾斜した位置にある場合には、さらに重要となる。
【0006】軸受の潤滑を達成し全体的に潤滑を確実な
ものにするため、ますます、従来行われていた手動式の
潤滑から自動式の潤滑への置換への努力がなされてい
る。連続式自動潤滑には、打撃ハンマの上部からそのフ
レーム構造を通って下部フレームへ達し、さらに潤滑す
べき軸受面に通じる通路が設けられている。潤滑剤はこ
の通路を通って、別途、工具の軸受面に供給される。下
部フレーム、すなわち打撃ハンマのうち工具まわりのフ
レーム部には、潤滑剤の注入通路から軸受面まで、複数
の別々の分岐通路が設けられていて、これによって潤滑
剤が様々な軸受面に供給されている。しかしこの方式で
は、潤滑用の所望の対象に確実に給油することができな
い。潤滑剤の流れは、潤滑剤の乾燥およびこれによる通
路の部分的なまたは完全なつまりによって阻害され、ま
た潤滑剤の粘度、作動中の打撃ハンマの急激な加速、潤
滑する軸受のきつさ、作動中の打撃ハンマの位置、粉塵
および湿気によっても阻害されるからである。実際上、
潤滑剤は最も絞りのかけられていない経路に沿って流れ
ると言えるため、潤滑剤が最も短く最も幅広の経路を押
し進めば、それだけで、より遠くに配置されている潤滑
対象や狭小な軸受開口は潤滑されないままになってしま
う。
【0007】
【特許文献1】欧州特許出願公開第525498号明細
書。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】欧州特許出願公開公報
0525498号が開示する方式によれば、潤滑剤供給通路と
軸受に通じる複数の分岐通路との分岐点には、調整可能
な絞り要素が設けられている。これは、潤滑剤の流れの
制御を目的とするものである。しかし実際上問題なの
は、本来、潤滑剤は軸受面に対して期待した通りに所定
の温度で流れるべきところ、調整可能な絞り要素が設け
られていないと、例えば温度変化、粉塵および潤滑剤の
乾燥によって、長い作動期間のうちには、上述と同様の
問題が生じてしまうことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、打撃ハンマの
工具の軸受面への潤滑剤供給装置を提供することを目的
とする。本装置によって潤滑剤の供給は可能な限り期待
通りに実行可能である。本発明による装置は、以下の事
項を特徴とする。すなわち、本装置は潤滑剤供給用の少
なくとも2つの別個の通路を軸受面間に別々に含み、こ
れらの通路は、工具の軸方向に互いに一定の距離をおい
た少なくとも2つの地点に配置されている。2つの通路
それぞれにおいて、個別の投入ポンプが潤滑剤供給ポン
プの役割を果たし、投入ポンプはこれらに供給される媒
質の圧力によって作動する。この加圧媒質は投入ポンプ
の作動シリンダに供給される。これら投入ポンプは2つ
の通路を通して軸受面間のスペースへ一定量の潤滑剤を
断続的に供給する。投入ポンプの作動シリンダの圧力が
減少すると、それら作動シリンダのピストンは休止位置
に戻り、同時に、次回に加圧媒質が作動シリンダに供給
される時に軸受面間に新しく供給される一回分の潤滑剤
で充填される。
【0010】本発明の本質的な思想は、各々投入ポンプ
を備えた2つの別個の供給通路を通して打撃ハンマの軸
受面に潤滑剤を供給することである。投入ポンプは一定
量の潤滑剤を適切な間隔で供給通路を通して軸受点に供
給する。軸受点には供給通路からの分岐通路が通じてい
る。このようにして潤滑剤を制御し、軸受の前端部から
後端部まで均一に供給することが可能であり、これは、
すきままたは潤滑剤の乾燥などの他の性質によって別の
側面で通路システムの状態に悪影響を及ぼしているか否
かに拘わらず、可能である。本発明の好ましい実施例に
よれば、独立した潤滑剤供給ポンプと、それに続く2つ
の並列した投入ポンプとを使用し、これら2つの投入ポ
ンプによって潤滑剤をその供給通路に供給する。本発明
の好ましい第2の実施例によれば、供給ポンプは打撃ハ
ンマの作動液によって作動するポンプであり、加圧され
た作動液が打撃装置に供給されるたびに潤滑剤を供給す
る。そして打撃装置の作動が停止すると、初期位置へ戻
る。本発明の好ましい第3の実施例の本質的な思想は、
加圧された潤滑剤が投入ポンプに供給されると投入ポン
プは周期的に作動して一端から潤滑剤を供給し、加圧さ
れた潤滑剤の供給が停止されると初期位置に戻ることで
あり、投入ポンプは同時に潤滑剤で満たされる。本発明
の好ましい第4の実施例によれば、2つの並列した投入
ポンプは潤滑剤の供給に用い、これら投入ポンプは打撃
装置の圧力によって作動し、加圧された作動液が打撃装
置に供給されると潤滑剤を供給し、打撃装置が作動を停
止すると初期位置に戻り、同時に潤滑剤で満たされる。
【0011】本発明の利点は、簡便で信頼性の高いポン
プを使用して打撃ハンマを期待通りに作動させ、同時
に、工具と打撃ハンマとの間の動作範囲において信頼性
の高い軸受面の潤滑を達成することである。また本発明
の他の利点は、既存の打撃ハンマにも、わずかな改変を
加えるだけで簡単に適用可能な点である。さらに本発明
の好ましい実施例の利点は、潤滑を行うために、壊れや
すい高価なポンプ構造を必要としなくとも、打撃ハンマ
の作動期間が開始されるたびに、毎回潤滑が実行できる
ことである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面を参照し
て詳細に説明する。
【0013】図1は打撃装置1を示し、これに作動液ポ
ンプ2が作動液を供給する。打撃装置への作動液の供給
およびこれによる打撃装置の作動は、制御バルブ3によ
って制御される。また打撃装置1は工具4を含み、これ
は軸方向の軸受に、打撃装置に対して摺動する形式で取
り付けられ、打撃装置の下端には公知の形式の軸受5お
よび6が設けられている。工具4と軸受5および6との
嵌合、ならびに軸受の実装は、当業者に一般的によく知
られている方式で行ってよく、したがってここでは詳細
には説明しない。また打撃装置1は打撃ピストン7を含
み、これは公知の方式で前後運動するものであり、これ
が工具4の上端部に打撃を加えると、工具の打撃動作が
行われる。
【0014】図1はさらに供給ポンプ9を示し、これは
打撃装置の作動液供給通路に接続された供給シリンダ10
と作動シリンダ11とを含む。また供給ポンプ9は、作動
シリンダ11内に、供給ピストン12とその戻りスプリング
13とを含む。さらに供給ポンプ9はチェックバルブ14を
含み、これによって潤滑剤タンク15は供給シリンダ10と
通じることとなる。供給シリンダ10からはさらに、通路
16が2つの投入ポンプ17および18に通じていて、これら
投入ポンプは、それぞれの供給通路19および20を通して
軸受5および6に接続されていて、潤滑剤を軸受5およ
び6と工具の軸受面4との間に供給し、それらの潤滑を
行う。
【0015】制御バルブ3が使用位置にある場合は、加
圧された作動液が作動液ポンプ2から通路2aを通って打
撃装置1に流入可能である。この結果打撃ピストン7
は、公知の打撃機構によって往復打撃動作を開始する。
この打撃機構は当業者にとってよく知られているものと
してよいため、ここでは別段の説明を要しない。打撃装
置から排出された作動液は作動液タンク21に還流する。
同時に、加圧された作動液は供給ポンプ9の作動シリン
ダ11に流入し、戻りスプリング13に抗して供給ピストン
12を前方に押す。供給ピストン12が供給シリンダ10に向
かって前方に押されると、供給ピストン12は供給シリン
ダ10内の潤滑剤に圧力を生成する。チェックバルブ14は
潤滑剤が潤滑剤タンク15に流れ戻るのを防止しているた
め、潤滑剤は供給シリンダ10から投入ポンプ17および18
に向かって通路16を通って流れることとなる。潤滑剤の
圧力によって、他方、投入ポンプ17および18は潤滑剤を
通路19および20を通して軸受5および6に供給すること
となり、潤滑剤はそれら軸受の軸受面と工具の軸受面4
との間の開口に供給される。投入ポンプによって供給さ
れる潤滑剤の分量は常に一定に決められているため、打
撃装置が作動を開始するたびに一定量の潤滑剤が両方の
軸受面に対して供給される。そして打撃装置が停止する
と、通路2a内の圧力は減少し、供給ピストン12は戻りス
プリング13によって元の位置に戻る。供給ピストン12の
戻り動作中、負圧が供給シリンダ10に生成され、これに
よって、注油バルブ17および18に対して前方に供給され
これらを通じて打撃装置の軸受面に供給されていたのと
同一量の潤滑剤が潤滑剤タンク15からチェックバルブ14
を通じて供給シリンダ10に流れ込む。注油バルブ17およ
び18の動作は図2(A)および(B)に詳細に示す。上述のよ
うに、打撃装置1の軸受5および6の軸受面と、工具の
軸受面4とは、打撃装置が作動を開始するたびに、所定
量の潤滑剤の供給を受ける。そして打撃装置が停止する
と、供給ポンプはその休止位置に戻り、新しい潤滑剤が
供給シリンダ10に流れ、打撃装置が次に作動を開始する
時には、新たな1回分の潤滑剤を供給可能な状態とな
る。
【0016】図1はまた、長期にわたる苛酷な作業、す
なわち打撃装置の開始から停止までの期間が長く、その
ため潤滑作業の間隔が長くなってしまう作業を強いられ
る場合に有用な他の実施例も示している。同図は接続要
素2bを概略的に示していて、これは現状では休止位置に
あって閉止している。また接続要素2bは独立した制御ユ
ニット2dに制御回線または制御ケーブル2cを介して接続
されている。制御ユニット2dはタイマーで作動させてよ
く、タイマーによって一定の時間の経過後に接続要素2b
の開放機能および閉止機能が実行される。接続要素2b
が、望ましくは打撃装置の作動液用の排出通路によっ
て、作動液供給通路2aへの接続を閉止し作動液タンク21
への接続を開放すると、供給ポンプ9のピストン12はそ
の休止位置へ戻ることができ、これによって潤滑剤で充
填される。これに対応して、接続ユニットが作動液供給
通路2aへの接続を再び開放すると、潤滑剤は既に述べた
ように打撃装置に供給される。制御ユニット2dは電気式
または液圧式に制御してもよく、その場合、基部の制御
キャビンからリモートコントローラによって制御しても
よいし、無線リモートコントロールシステムによって制
御してもよい。これと同様に、制御ユニットの傍らでユ
ーザが手動により自然に制御ユニットを始動させてもよ
い。接続要素2bが供給ポンプ9を作動液供給通路2aに接
続しているデフォルトの状態では、打撃装置が再始動す
るたびに潤滑機能が実行されることとなる。一定の用途
に使用する場合には、制御ユニット付きの接続要素2bは
省略してもよく、作動液供給通路2aから供給ポンプ9へ
の接続は、点線2’で示すように、直接開放しておいて
もよい。
【0017】図2(A)および(B)は、本発明による装置に
とって適切な投入ポンプの動作を示す概要図である。図
2(A)は図1に示す供給ポンプ9が加圧された潤滑剤を
供給ポンプへ供給する時の投入ポンプの動作を示す。図
2(B)は打撃装置の作動が停止され供給ポンプ9の供給
ピストン12がその休止位置に戻った状態を示す。図2
(A)および(B)は同じバルブの異なる動作状態を示し、す
べての部位の参照符号は図2(A)についてのみ示す。
【0018】図2(A)の場合、加圧された潤滑剤は投入
ポンプ17へ供給通路16を通って流れる。加圧された潤滑
剤は投入ポンプ17の作動シリンダ22内で作用して、作動
ピストン23を矢印で示す前方に押す。同時に、作動ピス
トン23内の突出部24が補助ピストン25内の通路26を塞
ぐ。戻りスプリング27は作動ピストン23および補助ピス
トン25に抗力を及ぼす役目を果たすものである。作動ピ
ストン23と補助ピストン25との間には潤滑剤スペース28
が設けられていて、このスペースに対して潤滑剤通路16
からチェックバルブ29を介した接続がなされている。加
圧された潤滑剤が作動ピストン23を押し、補助ピストン
25が前方に動くと、これらピストンの断面積の差によっ
て、圧力差すなわち通路16に対する負圧が潤滑剤スペー
ス28に生成される。これによって、潤滑剤は圧力差の作
用で潤滑剤スペース28にチェックバルブ29を通って流れ
込む。同時に、潤滑剤は補助ピストン25の反対側に配置
された供給スペース30から、通路19を通って、さらに軸
受面に流れ込む。作動ピストン23および補助ピストン25
は、補助ピストン25がストッパに当たるまで、矢印で示
す前方に動く。ストッパは例えば調整ネジとしてよく、
またはショルダーなどの固定止め具としてよい。ピスト
ンの移動長さによって、通路19を通過する潤滑剤の分量
が決定される。仮に、常にその移動長さが同一であれ
ば、供給される潤滑剤の分量はどの供給時でも一定とな
る。
【0019】図2(B)の場合、図1に示す供給ポンプ9
の供給ピストン12は戻り動作を行っている。これによっ
て通路16からの圧力は消失している。この場合、戻りス
プリング27はピストン25および23を矢印で示す方向に押
し、初期位置に押し戻す。これらピストンの断面積の大
きさが異なるため、この場合、潤滑剤スペース28に圧力
が生成され、これによって作動ピストン23が補助ピスト
ン25から引き離され、潤滑剤スペース28内の潤滑剤は通
路26を通って供給スペース30に排出されることとなる。
これは補助ピストン25が再び休止位置に戻るまで、継続
される。そして休止位置に戻ると、補助ピストン25は、
供給シリンダ10に、次の動作ストロークで軸受面間に供
給される潤滑剤の新たな1回分を充填する。チェックバ
ルブ29は潤滑剤が潤滑剤スペース28から潤滑剤通路16へ
流れ戻るのを防止する。図1に示す供給ポンプ9の供給
ピストン12が再び加圧された潤滑剤を潤滑剤通路16を通
して供給すると、投入ポンプ17は図2(A)の状態に戻
り、既に述べたのと同様に、打撃装置の始動と停止との
間、作動サイクルが継続する。第2の投入ポンプ18も投
入ポンプ17と同様に動作する。調節ネジなどの適切な調
節可能な止め具、あるいはその他の公知の制御構体を使
用することによって、所望の分量の潤滑剤を各地点に供
給可能である。これは無論、対象によって異なる方法で
投入ポンプを寸法決めすることによっても実行可能であ
るが、打撃装置の特性、磨耗の程度および作動状態に応
じて独立した制御を行えば、潤滑剤の供給は、より良好
に制御可能となる。
【0020】図3は本発明による装置の第2の実施例の
概要図である。原則として、この実施例は、図1に示し
たものと大部分同様である。したがって、同様の要素は
同一の名称および参照番号で示す。図1の実施例との本
質的な相違点は、図4(A)および(B)に示すように、別個
の供給ポンプ9が使用されていず、投入ポンプ17’およ
び18’がそれら自身のチェックバルブ29’によって直接
に潤滑剤タンク15に接続されていることである。また、
投入ポンプ17’および18’は、図4(A)および(B)に詳細
に示す方法により、打撃装置の作動液によって接続され
る。その他の点では、図3に示す実施例は、図1に示す
ものと同様であり、それらについては図1の説明を参照
されたい。図3はまた、以下の方式を示している。すな
わち2つの別個の軸受5および6に代えて、1つの連続
した軸受5’を採用していて、これはその長さ全体にわ
たる軸受面を有する。この場合でも潤滑剤は、通路19お
よび20を通して軸受面の下端部および上端部に供給され
る。図1の方式と同様に、図3の方式でも、制御ユニッ
ト付きの別個の接続要素を使用してよく、これによって
補助的な潤滑を長期にわたる苛酷な作業期間中、実行す
る。また、図3の方式でも制御ユニット2d付きの接続要
素2bは省略し、点線2’で示すように、作動液供給通路
2aからの接続を常時開放しておいてもよい。
【0021】図4(A)および(B)は図3に示す実施例の投
入ポンプ17’および18’の動作を示す概要図である。こ
れらの図は投入ポンプ17’の概要を示し、その構造およ
び動作は実質的に図2(A)および(B)に示す投入ポンプ17
と同様である。したがって、同様の部位は同一の名称お
よび参照番号で示す。図3に示す投入ポンプ17’ならび
に投入ポンプ18’は、図2(A)および(B)に示す投入ポン
プ17と以下の点でのみ異なる。すなわち図3のポンプに
は作動ピストンの動力が与えられ、通路システムが接続
されている点である。図4(A)および(B)は同じバルブの
異なる動作状態を示し、すべての部位の参照符号は図4
(A)についてのみ示す。
【0022】図4(A)および(B)に示すように、投入ポン
プ17’の作動シリンダ22は作動液供給通路2aに直接に接
続され、通路2aは打撃装置に通じている。これに対応し
て、潤滑剤スペース28はチェックバルブ29’を介して潤
滑剤タンク15に直接接続されている。打撃装置に通じる
作動液供給通路2aに圧力が生じると、作動ピストン23お
よび補助ピストン25は図2(A)について説明したのと同
様に、矢印方向に押される。これにより、潤滑剤スペー
ス28に生成された負圧によって吸収された潤滑剤が、チ
ェックバルブ29’を介して潤滑剤タンク15から通路16を
通して流れる。同時に潤滑剤は通路19を通って、図2
(A)について説明したのと同様に軸受面に流れ込む。そ
の他の点では、図4(A)に示す投入ポンプ17’は図2(A)
について説明したのと同様に動作する。打撃装置の作動
液供給通路2a内の圧力が減少すると、作動ピストン23お
よび補助ピストン25は図2(B)について説明したのと同
様に休止位置に戻り、潤滑剤は潤滑剤スペース28から供
給シリンダ30へ流れ込む。図4(A)および(B)に示す作動
サイクルは、打撃装置が始動しまたは停止するたびに繰
り返される。図3に示す投入ポンプ18’の構造および動
作は、図4(A)および(B)に示す投入ポンプ17’と同様に
するのが最も好ましい。
【0023】当業者にとってみれば、技術の進歩に伴っ
て、本発明の基本的な思想を複数の方法で実現可能であ
ることは、明白である。また本発明の実施例も、上述の
実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲内で
改変可能である。
【0024】上述の実施例を逸脱して、線形の打撃動作
を行う供給ポンプと、これに対応した投入ポンプとを含
めてもよい。このように、他の種類の供給ポンプおよび
投入ポンプであっても、以下のように動作する限り、利
用してよい。すなわち、これらポンプは、加圧された液
体または潤滑剤が供給された時に1回の供給動作を行
い、1回分の潤滑剤を、工具の軸受面と、潤滑すべき対
象とに供給するように動作し、打撃装置作動液供給通路
に生成される圧力が減少すると、休止位置に戻って次の
加圧期間を待機するように動作すればよい。
【0025】投入ポンプ17および18ならびに供給ポンプ
9、あるいは投入ポンプ17’および18’は、1つの統一
体に統合可能であり、打撃装置への潤滑剤の供給を目的
とするすべてのポンプを打撃装置に簡単に取り付け可能
な統一体としてよい。これと同様に、潤滑剤タンク15
も、ポンプの統一体に直接取り付け可能なものとしてよ
い。なぜなら、供給するのに必要な潤滑剤の分量は、全
体でも少量であり、したがって廃棄可能な一般的に市販
されている潤滑剤カートリッジを使用可能だからであ
る。このように本発明による装置は、しばしば、旧式の
打撃装置にも簡便に導入可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置の概要図である。
【図2】図1に示す本発明の実施例における適切な投入
ポンプの概要図である。
【図3】本発明による装置の第2の実施例の概要図であ
る。
【図4】図3に示す本発明の実施例における適切な投入
ポンプの概要図である。
【符号の説明】
4 軸受面 5、5’、6 軸受 9 供給ポンプ 15 潤滑剤タンク 17、17’18、18’ 投入ポンプ 19、20 供給通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨウコ イルマリネン フィンランド共和国 エフアイエヌ− 41860 ランニラ、 ペタヤベデンティエ 2312 (72)発明者 オッシ カハラ フィンランド共和国 エフアイエヌ− 15550 ナストラ、 ホッロランティエ 2 エーエス 7 (72)発明者 ミカ オクスマン フィンランド共和国 エフアイエヌ− 15880 ホッロラ、 キベンティエ 6 エー 1 (72)発明者 ティモ シップス フィンランド共和国 エフアイエヌ− 15870 ホッロラ、 ヌオティオポルク 1 Fターム(参考) 2D058 AA12 BB11 DA28

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液圧式打撃装置の工具と該打撃装置との
    間の軸受面潤滑装置であって、該装置は供給ポンプと、
    少なくとも1つの通路とを含み、該通路は軸受面間のス
    ペースに通じていて潤滑剤を供給する軸受面潤滑装置に
    おいて、該装置は、軸受面間に潤滑剤を別々に供給する
    少なくとも2つの別個の通路を含み、該通路は工具の軸
    方向に互いに一定の距離をおいた少なくとも2つの地点
    に配置され、前記2つの通路それぞれにおいて個別の投
    入ポンプが潤滑剤供給ポンプの役割を果たし、該投入ポ
    ンプはこれらに供給される媒質の圧力によって作動し、
    加圧媒質が該投入ポンプの作動シリンダに供給されてい
    る時には、該投入ポンプは一定量の潤滑剤を断続的に前
    記2つの通路を通して軸受面間のスペースへ供給し、該
    投入ポンプの作動シリンダの圧力が減少すると、該ポン
    プのピストンは休止位置に戻り、同時に、次回に加圧媒
    質が該作動シリンダに供給される時に軸受面間に新しく
    供給される一回分の潤滑剤で充填されることを特徴とす
    る軸受面潤滑装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、該装置
    は供給ピストンを有する別個の供給ポンプを含み、該供
    給ピストンは、打撃装置の作動液供給通路における作動
    液の圧力の作用によって該供給ポンプ内の供給シリンダ
    に向かって押され、該圧力が減少すると休止位置に戻
    り、前記供給シリンダは潤滑剤タンクにチェックバルブ
    を介して接続され、前記投入ポンプに潤滑剤通路を介し
    て接続され、前記供給ポンプの供給ピストンが供給シリ
    ンダに向かって押されると潤滑剤の圧力によって投入ポ
    ンプの供給動作が行われ、前記供給ポンプの供給ピスト
    ンがその休止位置に戻ると、前記潤滑剤タンクから前記
    供給シリンダへチェックバルブを介して潤滑剤が流れる
    ことを特徴とする軸受面潤滑装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の装置において、前記投
    入ポンプは前記打撃装置の作動液供給通路に接続された
    作動シリンダと、チェックバルブとを含み、該チェック
    バルブを介して投入ポンプの潤滑剤スペースは潤滑剤通
    路および潤滑剤タンクに接続されていることを特徴とす
    る軸受面潤滑装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の装
    置において、前記投入ポンプによって供給される潤滑剤
    の分量は調節可能であることを特徴とする軸受面潤滑装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の装
    置において、潤滑剤を供給するために必要なすべてのポ
    ンプは、1つの統合された統一体として構成されること
    を特徴とする軸受面潤滑装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の装
    置において、該装置は別個の接続要素を含み、前記供給
    ポンプまたは投入ポンプは、該要素によって、前記打撃
    装置の作動液供給通路または作動液タンクに通じる通路
    に接続可能であり、潤滑剤は、打撃装置の作動中に、前
    記接続要素を制御することによって軸受面に供給可能で
    あることを特徴とする軸受面潤滑装置。
JP2002372478A 2001-12-21 2002-12-24 液圧式打撃ハンマの工具の軸受面潤滑装置 Expired - Fee Related JP4344516B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FI20012571 2001-12-21
FI20012571A FI112333B (fi) 2001-12-21 2001-12-21 Sovitelma hydraulisen iskuvasaran työkalun laakeripintojen voitelemiseksi

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003200361A true JP2003200361A (ja) 2003-07-15
JP4344516B2 JP4344516B2 (ja) 2009-10-14

Family

ID=8562576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002372478A Expired - Fee Related JP4344516B2 (ja) 2001-12-21 2002-12-24 液圧式打撃ハンマの工具の軸受面潤滑装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6929098B2 (ja)
EP (1) EP1321245B1 (ja)
JP (1) JP4344516B2 (ja)
KR (1) KR100918709B1 (ja)
DE (1) DE60228539D1 (ja)
ES (1) ES2312541T3 (ja)
FI (1) FI112333B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006068899A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Sandvik Tamrock Oy 破岩機および潤滑方法
KR101113705B1 (ko) * 2006-06-02 2012-02-27 에스케이에프 루브리케이션 시스템즈 저머니 악티엔게젤샤프트 이중 작용 구동 피스톤을 구비한 자기 윤활 펌프, 이를 구비한 유압 타격 공구 및 그의 윤활 방법
JP2012051104A (ja) * 2004-10-04 2012-03-15 Baier & Koeppel Gmbh & Co 自動式の潤滑装置
WO2015045161A1 (ja) * 2013-09-30 2015-04-02 株式会社泉精器製作所 パワーユニットおよび電動工具
WO2017203804A1 (ja) * 2016-05-26 2017-11-30 株式会社小松製作所 油圧ブレーカ用ブシュおよびその製造方法

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10163278A1 (de) * 2001-12-21 2003-07-10 Wacker Construction Equipment Bohr- und/oder Schlaghammer mit einer Schmiervorrichtung
US8047302B2 (en) * 2001-12-21 2011-11-01 Wacker Neuson Produktion GmbH & Co. KG Drilling and/or striking hammer with a lubricating device
JP2005136875A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Hitachi Ltd 通信制御装置
SE528035C2 (sv) * 2004-03-12 2006-08-15 Atlas Copco Constr Tools Ab Hydraulisk brythammare med smord verktygshylsa
KR200369452Y1 (ko) * 2004-09-21 2004-12-04 주식회사 코막 자동윤활공급부와 공압공급부가 구비된 유압 타격식파쇄장치
DE602005022278D1 (de) 2005-04-27 2010-08-26 Caterpillar Inc Schmierungsvorrichtung für hydraulisches oder pneumatisches Werkzeug
US20070137934A1 (en) * 2005-11-07 2007-06-21 The Boeing Company Portable tool lubrication system
DE202007012900U1 (de) * 2007-09-14 2007-11-29 Atlas Copco Construction Tools Gmbh Schmierpumpe
DE102008035084A1 (de) * 2008-07-28 2010-02-04 Wacker Neuson Se Schlaggerät mit Schlagwerk-Schmiervorrichtung
CN103140329A (zh) 2010-08-19 2013-06-05 卡特彼勒公司 用于破碎工具的润滑系统
FI125505B (fi) * 2010-10-28 2015-10-30 Osakeyhtiö Skf Aktiebolag Sovitelma teräketjun rasvavoitelun yhteydessä
DE102011088228B3 (de) * 2011-12-12 2013-03-28 Aktiebolaget Skf Schmiermittelsystem und Windkraftanlage
US9010493B2 (en) 2012-03-13 2015-04-21 Caterpillar Inc. Lubrication arrangement
US9486908B2 (en) 2013-06-18 2016-11-08 Ingersoll-Rand Company Rotary impact tool
US9217341B2 (en) 2013-08-15 2015-12-22 Caterpillar Inc. Lubrication system for tool
CN112833313B (zh) * 2021-01-19 2022-06-14 浙江天工电机有限公司 一种电机壳体钻铣攻流水线加工装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3595342A (en) 1969-09-16 1971-07-27 Oleary Paul C Oiler system and device
US4047595A (en) * 1975-09-22 1977-09-13 Ingersoll-Rand Company Hydraulic-powered device
US5060711A (en) 1988-11-10 1991-10-29 Fimbell Iii Edward Modular door panel structure and method of assembly and door assembled therefrom
DE3939785A1 (de) * 1989-12-01 1991-06-06 Krupp Maschinentechnik Automatische schmiereinrichtung fuer den meissel eines hydraulischen schlagwerks
US5160814A (en) * 1990-07-18 1992-11-03 Atlantic Richfield Company Hydraulically-actuated downhole seismic source
DE4125132A1 (de) 1991-07-30 1993-02-04 Krupp Maschinentechnik Schmiereinrichtung fuer das werkzeug-einsteckende eines fluidbetriebenen schlagwerks
US5463996A (en) 1994-07-29 1995-11-07 Caterpillar Inc. Hydraulically-actuated fluid injector having pre-injection pressurizable fluid storage chamber and direct-operated check
US6390034B1 (en) * 2000-12-07 2002-05-21 Wacker Corporation Reciprocating impact tool having two-cycle engine oil supply system
US6543276B2 (en) * 2001-05-18 2003-04-08 Halliburton Energy Services, Inc. Oil well bore hole filter cake breaker fluid test apparatus and method

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006068899A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Sandvik Tamrock Oy 破岩機および潤滑方法
JP2012051104A (ja) * 2004-10-04 2012-03-15 Baier & Koeppel Gmbh & Co 自動式の潤滑装置
US8596418B2 (en) 2004-10-04 2013-12-03 Baier & Koppel Gmbh & Co. Automatic lubrication apparatus
KR101113705B1 (ko) * 2006-06-02 2012-02-27 에스케이에프 루브리케이션 시스템즈 저머니 악티엔게젤샤프트 이중 작용 구동 피스톤을 구비한 자기 윤활 펌프, 이를 구비한 유압 타격 공구 및 그의 윤활 방법
US9358675B2 (en) 2006-06-02 2016-06-07 Willy Vogel Ag Lubricating pump with double-acting drive piston
WO2015045161A1 (ja) * 2013-09-30 2015-04-02 株式会社泉精器製作所 パワーユニットおよび電動工具
WO2017203804A1 (ja) * 2016-05-26 2017-11-30 株式会社小松製作所 油圧ブレーカ用ブシュおよびその製造方法
JP2017210659A (ja) * 2016-05-26 2017-11-30 株式会社小松製作所 油圧ブレーカ用ブシュおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20030121725A1 (en) 2003-07-03
JP4344516B2 (ja) 2009-10-14
KR100918709B1 (ko) 2009-09-22
EP1321245A1 (en) 2003-06-25
FI20012571A (fi) 2003-06-22
FI112333B (fi) 2003-11-28
ES2312541T3 (es) 2009-03-01
DE60228539D1 (de) 2008-10-09
FI20012571A0 (fi) 2001-12-21
US6929098B2 (en) 2005-08-16
KR20030053465A (ko) 2003-06-28
EP1321245B1 (en) 2008-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003200361A (ja) 液圧式打撃ハンマの工具の軸受面潤滑装置
DE602005003178T2 (de) Fels- bzw. Gesteinsbrechwerkzeug und Schmierverfahren
DE4480738C2 (de) Variabler Kolbenverdrängungskompressor
EP2094448B1 (en) Percussion device
JP6126262B2 (ja) 内燃機関
KR20080091486A (ko) 윤활펌프를 가지는 유압장치
US3983788A (en) Method to minimize the amount of oil in the air exhausted from a pneumatically operated impact motor and an impact motor for carrying out this method
KR100630283B1 (ko) 자동 윤활 장치
KR101797659B1 (ko) 자동 윤활유 공급장치, 그 제어방법 및 자동 윤활유 공급장치를 구비하는 유압 브레이커
US20160312953A1 (en) Dual parallel outlet check valve
KR100468942B1 (ko) 브레이커용 자동윤활장치
JP3792307B2 (ja) 油圧作動装置
US5150644A (en) Release valve mechanism in a fluid operated linear actuator for a portable cutter or the like
EP1799405B1 (en) Percussion device
CN107191636A (zh) 锤保护系统和方法
KR20030051853A (ko) 차체를 기울이기 위한 유압 틸팅 장치 및 이러한 유형의틸팅 장치가 장착된 차량
US4175914A (en) Hydraulic stop
EP2037145A2 (de) Betätigungseinrichtung
WO2005028820A1 (en) A device for a valve control for a combustion engine
RU2018583C1 (ru) Рыхлитель подъемно-ударного действия
FI74637B (fi) Anordning vid en tryckmediedriven slagapparat foer reglering av slaglaengden av en slagkolv.
JPH01116209A (ja) リング・ライナ注油装置
JPH03194170A (ja) 可変容量形ピストンポンプ
CN105822560A (zh) 旋转式压缩机
JPH0653352B2 (ja) 打撃機構の緩衝装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090616

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090713

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130717

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees