JPH01116209A - リング・ライナ注油装置 - Google Patents

リング・ライナ注油装置

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JPH01116209A
JPH01116209A JP27030487A JP27030487A JPH01116209A JP H01116209 A JPH01116209 A JP H01116209A JP 27030487 A JP27030487 A JP 27030487A JP 27030487 A JP27030487 A JP 27030487A JP H01116209 A JPH01116209 A JP H01116209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
pump
lubricating oil
ring
cylinder liner
Prior art date
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Pending
Application number
JP27030487A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeharu Ono
小野 重治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP27030487A priority Critical patent/JPH01116209A/ja
Publication of JPH01116209A publication Critical patent/JPH01116209A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は大型ディーゼル・エンジンのピストンリングと
シリンダライナとの間に潤滑油を供給するリング・ライ
ナ注油装置に関するものである。
(従来の技術) 従来のシリンダライナ注油装置を第4図により説明する
と、(1)がピストン、(2)がピストンリング、(3
)が連結棒、(4)がシリンダライナ、(5)が潤滑油
、(6)が上記シリンダライナ(4)の摺動壁を貫通し
た複数個の小孔、(7)が注油棒、(8)が大型ディー
ゼル・エンジン外に設置した潤滑油供給ポンプ。
(9)が潤滑油供給管で、潤滑油供給ポンプ(8)内に
貯えられた潤滑油(5)を潤滑油供給ポンプ(8)→潤
滑油供給管(9)−注油棒(7)−小孔(6)を経てシ
リンダライナ(4)の摺動面へ供給するようになってい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 前記第4図に示す従来のシリンダライナ注油装置では、
潤滑油供給ポンプ(8)内に貯えられた潤滑油(5)を
潤滑油供給ポンプ(8)−潤滑油供給管(9)→注油棒
(7)→小孔(6)を経てシリンダライナ(4)の摺動
面へ供給するので、シリンダライナ(4)内へ供給され
た潤滑油(5)は、ピストンリング(2)の上下運動に
より、シリンダライナ(4)の摺動面に拡がって、潤滑
作用を行う。が、シリンダライナ(4)及びピストンリ
ング(2)に熱変形等があると、シリンダライナ(4)
とピストンリング(2)との間に隙間が生じ、この隙間
から潤滑油(5)が漏洩して、潤滑油(5)の掻き揚げ
作用または掻き下げ作用が有効に行われない。またピス
トンリング(2)の背圧が高くて、シリンダライナ(4
)とピストンリング(2)との密着性が良好な場合には
、ピストンリング(2)の摺動面がシリンダライナ(4
)の摺動面に強力に押し付けられ、潤滑油(5)が極端
に掻き揚げられたり、掻き下げられたりして、摺動行程
の途中で油切れが生じる。
これを要するに、上記従来のシリンダライナ注油装置で
は、ピストンリング(2)の上下運動により、潤滑油(
5)をシリンダライナ(4)の摺動面に拡げているので
、シリンダライナ(4)の摺動面に潤滑油(5)を均等
に供給できないという問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前記の問題点に対処するもので、ディーゼル・
エンジンのピストンリングとシリンダライナとの間に潤
滑油を供給するリング・ライナ注油装置において、吸入
弁及び吐出弁を有する往復動型注油ポンプと同注油ポン
プの駆動手段とをエンジンピストン内に設け、エンジン
ピストン内に供給した潤滑油を上記往復動型注油ポンプ
内へ導く吸入孔と同往復動型注油ポンプ内の潤滑油をピ
ストンリングとシリンダライナとの間へ吐出する吐出孔
とをエンジンピストン内に設けたことを特徴としている
本発明の目的とする処は、シリンダライナの摺動面に潤
滑油を均等に供給できるリング・ライナ注油装置を供す
る点にある。
(作用) 本発明のリング・ライナ注油装置は前記のように構成さ
れており、エンジンピストンが下降して。
往復動型注油ポンプのポンプピストン棒が駆動手段の上
端部に当接したときに、往復動型注油ポンプを吸入方向
に作動して、ポンプ室の圧力を低下させ、吸入弁を開い
て、エンジンピストン油室に充満しているシステム油(
潤滑油)を吸入孔からポンプ室へ流入させ、またこの状
態からエンジンピストンが上昇して、往復動型注油ポン
プのポンプピストン棒が駆動装置の上端部から離れたと
きに、往復動型注油ポンプを吐出方向に作動して。
ポンプ室の圧力を上昇させ、吐出弁を開いて、往復動型
注油ポンプ内のシステム油(潤滑油)を吐出孔から押し
出して、ピストンリングとシリンダライナとの間に供給
する。
(実施例) 次に本発明のリング・ライナ注油装置を第1゜2図に示
す一実施例により説明すると、(1)がエンジンピスト
ン、(2)がピストンリング、(3)が連結棒、(4)
がシリンダライナ、 (11)がエンジンピストン油室
、 (12)がエンジンの上部と下部とを仕切るシール
板、 (13)がピストンシール部材、 (14)がガ
イド板、 (15)がエンジン外板で、シール板(12
)がピストンシール部材(13)とエンジン外板(15
)との間に取付けられ、ガイド板(14)が同シール板
(12)に取付けられている。また(20)がポンプピ
ストン。
(21)がポンプピストン棒、 (22)がポンプ室、
(23)がコイルばね、 (24)がばね室、 (25
)が吐出孔。
(26)が吸入弁、 (27)が吐出弁、 (28)が
吸入孔、(29)が上記ポンプ室(22)内に設けたポ
ンプピストン(20)用ストッパ、 (31)がストロ
ーク調整棒、(32)かばね箱、 (33)がばね、 
(34)かばね受け、 (35)が上面の傾斜したリフ
ト調整板、 (36)が移動棒。
(37)が取付金具、 (38)が操作ハンドルで、ス
トローク調整棒(31)により下方への動きを制約され
たポンプピストン棒(21)と、その上端部に固定した
ポンプピストン(20)との上昇により、ポンプ室(2
2)の圧力が低下し、吸入弁(26)が開いて、エンジ
ンピストン油室(11)に充満しているシステム油が吸
入孔(28)からポンプ室(22)へ流入するようにな
っている。このとき、吐出弁(27)は閉じている。
またポンプピストン(20)の上方には、ばね室(24
)が設けられ、同ばね室(24)にコイルばね(23)
が内装されており、ポンプピストン(20)が同コイル
ばね(23) gより下方に常時付勢されている。また
上面の傾斜したリフト調整板(35)が上記ガイド板(
14)上に摺動自在に載置され、移動棒(ねじ軸)(3
6)の一端部が同リフ)ffl整板(35)に回転可能
に取付けられ、操作ハンドル(38)が同移動棒(36
)の他端部に取付けられ、同移動棒(36)が取付金具
(37)に螺合され、同取付金具(37)がエンジン外
板(15)に取付けられおり、操作ハンドル(38)を
回転すると、移動棒(ねじ軸) (36)が前後進して
、リフト調整板(35)がガイド板(14)上を矢印方
向に移動するようになっている。
次に前記第1.2図に示すリング・ライナ注油装置の作
用を具体的に説明する。操作ハンドル(38)を回転し
、移動棒(ねじ軸) (36)を前後進させて、リフト
調整板(35)をガイド板(14)上に移動させる。い
まリフト調整板(35)がガイド板(14)上を右方へ
移動したとすると、ストローク調整棒(31)が上昇す
る。この状態のときに、第1図に示すようにエンジンピ
ストン(1)が下降して、ポンプピストン棒(21)の
下端部がストローク調整棒(31)の上端部に当接する
と、ポンプピストン棒(21) 及びポンプピストン(
20)がポンプ室(22)内をコイルばね(23)に抗
して相対的に上昇することになり、ポンプ室(22)の
圧力が低下し、吸入弁(26)が開いて。
エンジンピストン油室(11)に充満しているシステム
油(潤滑油)が吸入孔(28)からポンプ室(22)へ
流入する。このとき、吐出弁(27)は閉じている。
第2図は、エンジンピストン(1)が上昇して、ポンプ
ピストン棒(21)がストローク調整棒(31)から離
れ、ポンプピストン棒(21)及びポンプピストン(2
0)がコイルばね(23)により下方へ押されて、ポン
プ室(22)内を下降している状態を示している。
このとき、吸入弁(26)が閉じ、吐出弁(27)が開
き。
ポンプ室(22)内のシステム油(潤滑油)が吐出孔(
25)から押し出されて、ピストンリング(2)とシリ
ンダライナ(4)との間に供給される。ポンプピストン
(20)は、ストッパ(29)の位置まで下降すると、
ストッパ(29)に当接して、停止する。
第3図は、潤滑油の吸入、吐出期間を示している。(θ
L)が潤滑油の吸入期間で、同吸入期間(θ8)は、下
死点で終了するが、そのストロークは、ストローク調整
板(35)の位置により調整可能である。また(θ4)
が潤滑油の吐出期間で。
同吐出期間(θ4)は、下死点を過ぎた後、遊び期間(
θV)を経て始まる。なお同遊び期間(θV)は、コイ
ルばね(23)の押付力により調整され。
吐出期間(θd)は、ストローク調整板(35)の移動
量により調整される。
(発明の効果) 本発明のリング・ライナ注油装置は前記のようにエンジ
ンピストンが下降して、往復動型注油ポンプのポンプピ
ストン棒が駆動手段の上端部に当接したときに、往復動
型注油ポンプを吸入方向に作動して、ポンプ室の圧力を
低下させ、吸入弁を開いて、エンジンピストン油室に充
満しているシステム油(潤滑油)を吸入孔からポンプ室
へ流入させ、またこの状態からエンジンピストンが上昇
して、往復動型注油ポンプのポンプピストン棒が駆動装
置の上端部から離れたときに、往復動型注油ポンプを吐
出方向に作動して、ポンプ室の圧力を上昇させ、吐出弁
を開いて、往復動型注油ポンプ内のシステム油(潤滑油
)を吐出孔から押し出して、ピストンリングとシリンダ
ライナとの間に供給するので、シリンダライナの摺動面
に潤滑油を均等に供給できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるリング・ライナ注油装置の一実
施例の潤滑油吸入行程を示す縦断側面図。 第2図は潤滑油吐出行程を示す縦断側面図、第3図は吸
入期間及び吐出期間を示す説明図、第4図は従来のシリ
ンダライナ注油装置を示す縦断側面図である。 (1)・・・エンジンピストン、(2)・・・ピストン
リング、(4)・・・シリンダライナ、 (20)〜(
29)・・・往復動型注油ポンプ、 (25)  ・・
・吐出孔、(26)・・・吸入弁、 (27)  ・・
・吐出弁、 (2B)・・・吸入孔、 (31)〜(3
8)・・・注油ポンプの駆動手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ディーゼル・エンジンのピストンリングとシリンダラ
    イナとの間に潤滑油を供給するリング・ライナ注油装置
    において、吸入弁及び吐出弁を有する往復動型注油ポン
    プと同注油ポンプの駆動手段とをエンジンピストン内に
    設け、エンジンピストン内に供給した潤滑油を上記往復
    動型注油ポンプ内へ導く吸入孔と同往復動型注油ポンプ
    内の潤滑油をピストンリングとシリンダライナとの間へ
    吐出する吐出孔とをエンジンピストン内に設けたことを
    特徴とするリング・ライナ注油装置。
JP27030487A 1987-10-28 1987-10-28 リング・ライナ注油装置 Pending JPH01116209A (ja)

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JP27030487A JPH01116209A (ja) 1987-10-28 1987-10-28 リング・ライナ注油装置

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JP27030487A Pending JPH01116209A (ja) 1987-10-28 1987-10-28 リング・ライナ注油装置

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