JP2008215488A - バンドクランプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】略平行に並設して配索する2本の長尺状のハーネス200及びホース201を固定するバンドクランプ1であって、本体部10から帯状に延出した巻着バンド50と、ハーネス200の外周を巻着した巻着バンド50を挿通固定する第1バックル40と、該第1バックル40を通過するとともに、ホース201の外周を巻着した巻着バンド50を挿通固定する第2バックル61とで構成とした。
【選択図】図1
Description
しかし、このようなバンドクランプは1つの取付孔に対して1本の配索物を固定する場合にしか用いることはできなかった。
また、本発明のバンドクランプは、帯状の1本のバンド部で2本の配索物の各外周を巻着して固定しているため、様々な径の配索物であっても、その径に応じて外周に巻着して固定することができ、各配索物の径への適応性が向上し、利用者の満足度を向上することができる。
上記配索物の配索方向は長尺状の配索物の軸線方向であることを含み、上記2本の配索物の並設方向は、2本の配索物の軸線の間隔方向であることを含む。
上記構成により、略平行に並設して配索する2本の配索物を固定した際に、本体部及び台座部が並設方向に沿うような態様で固定でき、2本の配索物を安定して固定することができる。
これにより、台座部を取り外した状態のバンドクランプを1本の配索物を取付けるための1本用バンドクランプとして用い、2本の並設する配索物がある場合、先ほどの1本用バンドクランプの本体部に台座部を取付けることで、2本の配索物を固定することのできる2本用バンドクランプとして用いることができる。したがって、1本用バンドクランプ、2本用バンドクランプといったように固定本数に応じた専用のバンドクランプを用意せずとも、固定する本数に応じたバンドクランプを容易に構成することができる。
上記バンド部の基端付近の外面側とは、本体部から帯状に延出したバンド部の本体部側の根元に近い部分であり、配索物の外周を巻着したバンド部の配索物との対向面側に対して反対側であることを指す。
さらに、一方の配索物の外周を巻着したバンド部を第1挿通固定部に挿通固定した後に、他方の配索物の外周にバンド部を巻回して第2挿通固定部に挿通固定する場合であっても、前記第2挿通固定部を、一方の前記配索物の外周を巻着する前記バンド部の基端付近の外面側に形成しているため、第2挿通固定部へのバンド部の挿通固定に干渉することがなく、容易にバンド部を第2挿通固定部に挿通固定することができる。
また、第1バックル40を本体部10の一部を貫通して形成し、第2バックル61を本体部10の側方に延出したバックル台座60に形成し、バックル台座60が本体部10に対して着脱可能に構成している。
挿着部30は、図2及び図3において詳細に示すように、本体部10の左右方向中央の底面から下方に突き出すように配置され、適宜の厚みを有し、前後の下端を斜め方向に大きく面取りした六角形形状の支柱部31と、該支柱部31の下端の左右両側から上方外向きに配した脚部32とで構成され、支柱部31と脚部32とで正面視いかり形状を形成している。各脚部32の上端外側には、上記取付孔101の下端の角部が係止する係止フック32aを3段備えている。なお、各脚部32を幅方向内側に押圧することによって、外側方向の付勢力を得ることができる。また、3段の係止フック32aは、取付ける車両パネル100の肉厚や取付孔101の径に適した係止フック32aが係止する構成である。
まず、バンドクランプ1をハーネス200の所定箇所に装着する。詳述すると、巻着バンド50をハーネス200の所定箇所の外側を回して、先端50aを挿入孔41に挿入し、出口側から巻着バンド50を引っ張りだして、ループを形成する。これにより、第1バックル40で抜け出し防止され、ハーネス200の外周を周方向に締め付ける巻着バンド50によって、バンドクランプ1をハーネス200の所定箇所に装着することができる。
また、ハーネス200及びホース201の外周を1本の巻着バンド50で巻着するとともに、それぞれのハーネス200及びホース201に対して第1バックル40及び第2バックル61で固定しているため、巻着バンド50の該段状部51とそれぞれのバックルに備えた逆行防止フック(図示省略)とによってハーネス200及びホース201の径に応じた締め付け具合でハーネス200及びホース201の外周を締め付けて固定することができる。したがって、例えばハーネス200及びホース201の径が同じであったり、異なったりといったような様々な径のハーネス200及びホース201であっても、各種径に合わせたバンドクランプを用意せずともバンドクランプ1で対応することができ、利用者の満足度を向上することができる。
なお、第2の実施例のバンドクランプ1aにおけるカサ部20、挿着部30、第1バックル40、巻着バンド50、車両パネル100、取付孔101、ハーネス200、並びにホース201は、第1の実施例と同様である。
まず、第2バックル70の取付挿入孔71aに巻着バンド50を挿入して、第2バックル70を巻着バンド50の根元付近に装着し、この状態で実施例1と同様に、巻着バンド50をハーネス200の所定箇所の外側に巻着してから、ホース201をバンドクランプ1aに取付ける。
この発明の配索物は、ハーネス200及びホース201に対応し、
以下同様に、
バンド部は、巻着バンド50に対応し、
第1挿通固定部は、第1バックル40に対応し、
第2挿通固定部は、第2バックル61,70に対応し、
台座部は、バックル台座60に対応し、
配索方向は、矢印X方向に対応し、
並設方向は、矢印Y方向に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
10,10a…本体部
40…第1バックル
50…巻着バンド
60…バックル台座
61,70…第2バックル
200…ハーネス
201…ホース
Claims (5)
- 略平行に並設して配索する2本の長尺状の配索物を固定するバンドクランプであって、
本体部から帯状に延出したバンド部と、
一方の上記配索物の外周を巻着した上記バンド部を挿通固定する第1挿通固定部と、
該第1挿通固定部を通過するとともに、他方の上記配索物の外周を巻着した上記バンド部を挿通固定する第2挿通固定部とで構成とした
バンドクランプ。 - 前記第1挿通固定部と前記第2挿通固定部とを、
前記配索物の配索方向、及び前記2本の配索物の並設方向にずらして配したことを特徴とする
請求項1に記載のバンドクランプ。 - 前記第1挿通固定部を、
前記本体部の一部を貫通して形成し、
前記第2挿通固定部を、
前記本体部の側方に延出した台座部に形成した
請求項2に記載のバンドクランプ。 - 前記台座部が、
前記本体部に対して着脱可能に構成されたことを特徴とする
請求項3に記載のバンドクランプ。 - 前記第1挿通固定部を、
前記本体部の一部を貫通して形成し、
前記第2挿通固定部を、
一方の前記配索物の外周を巻着する前記バンド部の基端付近の外面側に形成した
請求項1に記載のバンドクランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007053737A JP2008215488A (ja) | 2007-03-05 | 2007-03-05 | バンドクランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007053737A JP2008215488A (ja) | 2007-03-05 | 2007-03-05 | バンドクランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008215488A true JP2008215488A (ja) | 2008-09-18 |
Family
ID=39835765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007053737A Pending JP2008215488A (ja) | 2007-03-05 | 2007-03-05 | バンドクランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008215488A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2007
- 2007-03-05 JP JP2007053737A patent/JP2008215488A/ja active Pending
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