JP2003197497A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2003197497A
JP2003197497A JP2001400348A JP2001400348A JP2003197497A JP 2003197497 A JP2003197497 A JP 2003197497A JP 2001400348 A JP2001400348 A JP 2001400348A JP 2001400348 A JP2001400348 A JP 2001400348A JP 2003197497 A JP2003197497 A JP 2003197497A
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Akito Hirano
晃人 平野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却室の冷却効率を向上させる。 【解決手段】 ウエハ移載装置9が設置された搬送室1
1の周囲にウエハ1を熱処理するCVD室14と、ウエ
ハ1を冷却する冷却室33とが連設されたマルチチャン
バ形CVD装置において、冷却室33には高温のウエハ
1を真空吸着保持する三枚のホルダ44を回転させるウ
エハ回転装置35が設置されており、冷却室33の回転
軸と直交する一対の側壁には窒素ガス51を供給する冷
却ガス供給管50と排気管52とがそれぞれ接続されて
いる。 【効果】 ウエハ回転装置でウエハを回転させながらウ
エハに窒素ガスを吹き付けることで、ウエハの熱を常に
新鮮な冷えた窒素ガスによって奪うことができ、窒素ガ
スを攪拌して後搬入の高温のウエハによる先搬入のウエ
ハへの熱の干渉を緩和でき、ウエハの冷却効率を高め全
体としてのスループットを向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、基板処理装置に関
し、特に、被処理基板の冷却技術に係り、例えば、半導
体集積回路装置(以下、ICという。)の製造方法にお
いて、半導体素子を含む集積回路が作り込まれる半導体
ウエハ(以下、ウエハという。)を加熱して温度活性化
させたウエハに成膜やアニール、酸化膜成長、拡散等の
各種の熱処理(Thermal Treatment)を施すものに関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種の基板処理装置として、熱
処理 (Thermal Treatment)をウエハに一枚ずつ施す処理
室と、処理済のウエハを冷却するための冷却室と、複数
枚のウエハを保持したカセットを処理前後に収容するた
めの二基のカセット室とを備えており、これらの室(チ
ャンバ)がウエハを搬送して各室に搬入搬出するための
ウエハ移載装置が設置された搬送室の周りに配置されて
構成されているマルチチャンバ形CVD装置がある。 【0003】このようなマルチチャンバ形CVD装置に
おいては、冷却室の内部に複数枚のウエハを保持する保
持台が設置されており、冷却室には冷却ガスを供給する
冷却ガス供給管および冷却ガスを排気する排気管が接続
されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たマルチチャンバ形CVD装置においては、ウエハが短
時間で熱処理されて冷却室へ次々に搬入される場合に
は、先に保持台において保持されて途中まで冷却された
ウエハが冷却室に後から次々に搬入されて来る高温のウ
エハによって再び加熱されてしまうことになるため、冷
却室の冷却効率が低下し冷却時間が長くなってしまう。
つまり、冷却室の冷却処理能力が処理室の熱処理能力に
追従することができなくなってしまうため、マルチチャ
ンバ形CVD装置全体としてのスループットが低下して
しまう。 【0005】本発明の目的は、冷却室の冷却効率を向上
させることができる基板処理装置を提供することにあ
る。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明に係る基板処理装
置は、基板を加熱する処理室と、加熱された基板を冷却
する冷却室とを備えている基板処理装置において、前記
冷却室は前記基板を保持するホルダと、このホルダを回
転させる回転駆動装置と、前記ホルダに保持された基板
に冷却ガスを供給する冷却ガス供給手段と、前記冷却ガ
スを排気する冷却ガス排気手段とを備えていることを特
徴とする。 【0007】前記した手段によれば、ホルダに保持され
た基板が回転駆動装置によって回転されることにより、
冷却ガスが基板の表面に停滞しなくなるため、基板の熱
が新鮮な冷却ガスによって奪われることになり、基板を
効率よく冷却することができる。また、加熱された基板
が先の基板の冷却の途中に冷却室に搬入された場合にお
いては、後から搬入された高温の基板の熱を回転によっ
て攪拌することができるため、後から搬入された高温の
基板による熱の干渉を緩和することができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に即して説明する。 【0009】本実施の形態において、本発明に係る基板
処理装置は、半導体装置の製造方法においてウエハに酸
化シリコンや窒化シリコン等の絶縁膜を成膜したり、ウ
エハに五酸化タンタル(Ta25 )やルテニウム(R
u)等の金属膜を成膜するのに使用されるマルチチャン
バ形CVD装置として構成されている。 【0010】図1に示されているように、マルチチャン
バ形CVD装置10はウエハ移載装置9が設置される搬
送室11を形成した筐体(以下、搬送室筐体という。)
12を備えており、搬送室筐体12は上下端面が閉塞し
た六角形の筒形状に形成されている。ウエハ移載装置9
はスカラ形ロボット (selective compliance assemblyr
obot arm SCARA)によって構成されており、ウ
エハ1を一枚ずつ搬送するようになっている。 【0011】搬送室筐体12の六枚の側壁のうち一枚の
側壁にはウエハ搬入搬出口13が開設されており、この
側壁にはCVD室14を形成した筐体(以下、CVD室
筐体という。)15が隣接して設置されている。CVD
室14はCVD膜をウエハに一枚ずつ施すように構成さ
れており、CVD室筐体15と搬送室筐体12との間に
はウエハ搬入搬出口13およびCVD室筐体15のウエ
ハ搬入搬出口(図示せず)を開閉するゲート16が介設
されている。 【0012】搬送室筐体12の六枚の側壁のうちCVD
室筐体15が設置された側壁の隣の側壁にはウエハ搬入
口17が開設されており、この側壁にはノッチ合わせ装
置18が設置されるノッチ合わせ室19を形成した筐体
20が隣接して設置されている。この筐体20のウエハ
搬入口17と反対側の側壁にはカセット室(以下、搬入
室という。)21を形成した筐体22がゲート23が介
して設置されており、搬入室21にはこれから処理する
ウエハを収納したカセット(図示せず)が載置されるよ
うになっている。 【0013】搬送室筐体12の六枚の側壁のうち搬入室
21が連設された側壁のCVD室筐体15と反対側の隣
の側壁にはウエハ搬出口24が開設されており、この側
壁には待機室25を形成した筐体26が隣接して設置さ
れている。この筐体26のウエハ搬出口24と反対側の
側壁にはカセット室(以下、搬出室という。)27を形
成した筐体28がゲート29を介して設置されており、
搬出室27には処理済のウエハを収納するカセット(図
示せず)が載置されるようになっている。 【0014】搬送室筐体12の六枚の側壁のうち搬出室
27が連設された側壁の搬入室21と反対側の隣の側壁
にはウエハ搬入搬出口(以下、搬送室側口という。)3
0が開設されており、この側壁には冷却室33を形成し
た筐体(以下、冷却室筐体という。)32が隣接して設
置されている。冷却室筐体32と搬送室筐体12との間
にはゲート31が介設されており、このゲート31は搬
送室側口30と冷却室筐体32に開設されたウエハ搬入
搬出口(以下、冷却室側口という。)34とを開閉する
ように構成されている。 【0015】図2、図3および図4に示されているよう
に、冷却室33には複数枚のウエハ1を保持して回転さ
せるウエハ回転装置35が設置されている。すなわち、
ウエハ回転装置35は中心線上に吸引路38が開設され
た回転軸37を備えており、回転軸37は冷却室筐体3
2の冷却室側口34に対向する側壁に水平に挿通されて
軸受36によって回転自在に支持され、回転駆動装置と
してのモータ39によって回転駆動されるように構成さ
れている。回転軸37の外側端部には吸引管40が管継
手41を介して接続されている。回転軸37の内側端部
には円盤形状に形成された回転板42が回転軸37の中
心線に直交するように配されて一体回転するように支持
されており、回転板42の内部には一端が回転軸37の
吸引路38に接続された複数本の吸引路43が開設され
ている。回転板42の回転軸37と反対側の端面には長
方形の平板形状に形成されたホルダ44が三枚、等間隔
配置されて回転軸37の中心線と平行方向に延在するよ
うに支持されている。ホルダ44の一方の主面には複数
個の吸引口45が間隔を置いて開設されており、各吸引
口45にはホルダ44の内部に開設された吸引路46の
一端がそれぞれ接続されている。各ホルダ44の吸引路
46の他端は回転板42の吸引路43にそれぞれ接続さ
れており、各吸引口45は吸引路46、43、38によ
って吸引されるようになっている。 【0016】図3および図4に示されているように、冷
却室筐体32の回転軸37と直交する一対の側壁のうち
一方には、円形の窓孔形状のガス溜め部47が大きく開
設されており、ガス溜め部47の冷却室33側の端部に
は複数個の吹出口49が開設された吹出口プレート48
が建て込まれている。冷却室筐体32のガス溜め部47
の外側には窒素ガス51を冷却ガスとして供給するため
の冷却ガス供給管50が連結されており、冷却ガス供給
管50の他端は冷却ガスとしての窒素ガス51を供給す
る窒素ガス供給源(図示せず)に接続されている。冷却
室筐体32の吹出口プレート48に対向する側壁には排
気管52の一端が冷却室33に連通するように接続され
ており、排気管52の他端は真空ポンプ等の排気装置
(図示せず)に接続されている。 【0017】次に、前記構成に係るマルチチャンバ形C
VD装置10の作用を説明する。 【0018】これから熱処理されるウエハ1は二十五枚
がウエハキャリアとしてのカセットに収納された状態
で、搬入室21に供給される。搬入室21のカセットに
収納されたウエハ1は一枚ずつノッチ合わせ室19に搬
入され、ノッチ合わせ装置18によってノッチ合わせさ
れる。 【0019】ノッチ合わせされたウエハ1はウエハ移載
装置9によってノッチ合わせ装置18からピックアップ
されて、CVD室14に搬入(ウエハローディング)さ
れる。ウエハ移載装置9によってCVD室14に搬入さ
れたウエハ1は、CVD室14のサセプタ(図示せず)
に受け渡される。CVD室14において、ウエハ1は所
定の熱処理を施される。 【0020】所定の熱処理時間が経過すると、CVD室
14のゲート16が開き作動され、CVD室14におい
て熱処理されたウエハ1が搬送室11へウエハ移載装置
9によって搬出(ウエハアンローディング)される。C
VD室14から搬出されたウエハ1はCVD室14から
冷却室33へウエハ移載装置9によって搬送される。ウ
エハ1が搬送されて来ると、搬送室側口30および冷却
室側口34がゲート31によって開かれ、処理済のウエ
ハ1が冷却室33にウエハ移載装置9によって搬入され
る。冷却室33に搬入されたウエハ1はウエハ回転装置
35のホルダ44の上に受け渡される。ウエハ1を受け
取ったホルダ44は吸引口45によってウエハ1を吸着
保持する。 【0021】ホルダ44がウエハ1を保持しウエハ移載
装置9のツィーザが冷却室33から脱出すると、冷却室
側口34および搬送室側口30がゲート31によって閉
じられる。続いて、冷却ガスとしての窒素ガス51がガ
ス溜め部47に冷却ガス供給管50によって供給される
とともに、ホルダ44がモータ39によって回転軸37
および回転板42を介して回転される。ガス溜め部47
に供給された窒素ガス51はガス溜め部47によって全
体にわたって均等に拡散し、吹出口プレート48の複数
個の吹出口49からシャワー状に吹き出す。 【0022】吹出口49群からシャワー状に吹き出した
窒素ガス51がウエハ1に接触することによって高温の
ウエハ1の熱を奪うため、ウエハ1は窒素ガス51によ
って冷却される。この際、回転するホルダ44に保持さ
れたウエハ1が回転することにより、窒素ガス51がウ
エハ1の表面に停滞することがなく、ウエハ1の熱が常
に新鮮な冷えた窒素ガス51によって奪われることにな
るため、ウエハ1は効率よく冷却されることになる。 【0023】一方、処理済のウエハ1を冷却室33のホ
ルダ44に受け渡したウエハ移載装置9はノッチ合わせ
室19に戻り、ノッチ合わせされた二枚目のウエハ1を
ノッチ合わせ装置18からピックアップして、CVD室
14に搬入する。ウエハ移載装置9によってCVD室1
4に搬入された二枚目のウエハ1は、CVD室14のサ
セプタ(図示せず)に受け渡される。CVD室14にお
いて、二枚目のウエハ1は所定の熱処理を施される。 【0024】所定の熱処理時間が経過すると、CVD室
14のゲート16が開き作動され、CVD室14におい
て熱処理された二枚目のウエハ1が搬送室11へウエハ
移載装置9によって搬出される。CVD室14から搬出
されたウエハ1はCVD室14から冷却室33へウエハ
移載装置9によって搬送される。 【0025】ところで、CVD室14が急速昇降温 (Ra
pid Thermal Processing) 装置等によって構成されてい
る場合には、CVD室14における熱処理が速く終了す
ることによって高温になった処理済のウエハ1が冷却室
33に短時間で搬送されて来ることになるため、熱処理
された二枚目のウエハ1が冷却室33に搬送されて来た
時点では冷却室33の一枚目のウエハ1の冷却は不充分
な状態になってしまう事態が発生し、冷却室33の一枚
目のウエハ1の冷却を継続する必要がある。 【0026】そこで、本実施の形態においては、熱処理
された二枚目のウエハ1が冷却室33に一枚目のウエハ
1の冷却の途中で搬送されて来た場合には、一枚目のウ
エハ1と二枚目のウエハ1とを同時に冷却させる。すな
わち、熱処理された二枚目のウエハ1が冷却室33に一
枚目のウエハ1の冷却の途中で搬送されて来ると、搬送
室側口30および冷却室側口34がゲート31によって
開かれ、ウエハ回転装置35の回転は停止される。次い
で、二枚目のウエハ1が冷却室33にウエハ移載装置9
によって搬入される。冷却室33に搬入された二枚目の
ウエハ1はウエハ回転装置35の一枚目のウエハ1が保
持されたホルダ44と別のホルダ44の上に受け渡され
る。ウエハ1を受け取ったホルダ44は吸引口45によ
ってウエハ1を吸着保持する。 【0027】ホルダ44が二枚目のウエハ1を保持しウ
エハ移載装置9のツィーザが冷却室33から脱出する
と、冷却室側口34および搬送室側口30がゲート31
によって閉じられる。続いて、冷却ガスとしての窒素ガ
ス51がガス溜め部47に冷却ガス供給管50によって
供給されるとともに、ホルダ44がモータ39によって
回転軸37および回転板42を介して回転される。ガス
溜め部47に供給された窒素ガス51はガス溜め部47
によって全体にわたって均等に拡散し、吹出口プレート
48の複数個の吹出口49からシャワー状に吹き出す。 【0028】吹出口49群からシャワー状に吹き出した
窒素ガス51が二枚のウエハ1、1に接触することによ
って高温のウエハ1、1の熱を奪うため、二枚のウエハ
1、1は窒素ガス51によって冷却される。この際、回
転するホルダ44に保持された二枚のウエハ1、1が回
転することにより、窒素ガス51がウエハ1の表面に停
滞することがなく、ウエハ1の熱が常に新鮮な冷えた窒
素ガス51によって奪われることになるため、二枚のウ
エハ1、1は効率よく冷却されることになる。また、二
枚のウエハ1、1の回転によって冷却室33の窒素ガス
51が攪拌されるため、冷却室33に後から搬入された
高温のウエハ1による一枚目のウエハ1に対する熱の干
渉を緩和することができる。 【0029】二枚目のウエハ1の場合と同様にして、三
枚目のウエハ1がCVD室14において熱処理された後
に冷却室33に搬送されて来ると、三枚目のウエハ1は
ウエハ回転装置35の別のホルダ44に保持される。そ
して、三枚のウエハ1、1、1が冷却室33において同
時に冷却される。この三枚のウエハ1に対する冷却も前
述した作用によって効率よく実行される。 【0030】そして、四枚目のウエハ1がCVD室14
において熱処理された後に冷却室33に搬送して来る以
前に、冷却室33に最初に投入された一枚目のウエハ1
が冷却室33から搬出されて待機室25に搬送され、搬
出室27のカセットに収納される。この一枚目のウエハ
1の冷却時間はウエハ一枚当たりの加熱処理時間の四倍
以上になるため、ウエハ1は充分に冷却された状態で、
搬出室27においてカセットに収納させることができ
る。 【0031】前記実施の形態によれば、次の効果が得ら
れる。 【0032】1) 冷却室に設置されたウエハ回転装置に
よってウエハを回転させながら、冷却ガスとしての窒素
ガスを吹出口群からシャワー状に吹き出してウエハに接
触させることにより、窒素ガスがウエハの表面に停滞す
るのを防止することができるため、ウエハの熱を常に新
鮮な冷えた窒素ガスによって奪うことができ、ウエハを
効率よく冷却させることができる。 【0033】2) ウエハをウエハ回転装置によって回転
させることにより、冷却室の窒素ガスを攪拌することが
できるため、冷却室に後から搬入された高温のウエハに
よる先に搬入されたウエハに対する熱の干渉を緩和する
ことができ、ウエハが冷却室に前後して搬入される場合
の冷却効率を高めることができる。 【0034】3) 冷却室のウエハの冷却効率を向上させ
ることにより、冷却室の冷却処理能力をCVD室の熱処
理能力に追従させることができるため、マルチチャンバ
形CVD装置全体としてのスループットを向上させるこ
とができる。 【0035】4) ウエハ回転装置の回転方向をウエハの
直径に平行な直線が回転軸になるように構成することに
より、冷却ガスとしての窒素ガスの流れ方向と直交させ
ることができるため、冷却ガスとしての窒素ガスをウエ
ハに効率よく接触させることができ、その結果、冷却効
率をより一層高めることができる。 【0036】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変
更が可能であることはいうまでもない。 【0037】例えば、ホルダはウエハを真空吸着保持構
造によって保持するように構成するに限らず、公知の静
電吸着保持構造や機械的保持構造によって保持するよう
に構成してもよい。 【0038】ホルダの数は三枚に設定するに限らず、一
枚または二枚または四枚以上に設定してもよい。 【0039】冷却ガスとしては窒素ガスを使用するに限
らず、クリーンエア等を使用してもよい。 【0040】冷却室は一基設置するに限らず、二基以上
設置してもよい。 【0041】処理室はCVD室に構成するに限らず、ス
パッタリング室、ドライエッチング室等に構成してもよ
い。また、被処理基板はウエハに限らず、液晶パネル等
であってもよい。要は、本発明は冷却室を備えた基板処
理装置全般に適用することができる。 【0042】 【発明の効果】以上説明したように、冷却室の冷却効率
を向上させることができるため、基板処理装置のスルー
プットを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態であるマルチチャンバ形
CVD装置を示す一部切断平面図である。 【図2】図1のII-II 線に沿う断面図である。 【図3】図2のIII-III 線に沿う断面図である。 【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。 【符号の説明】 1…ウエハ(被処理基板)、9…ウエハ移載装置、10
…マルチチャンバ形CVD装置(基板処理装置)、11
…搬送室、12…搬送室筐体、13…ウエハ搬入搬出
口、14…CVD室(処理室)、15…CVD室筐体、
136…ゲート、17…ウエハ搬入口、18…ノッチ合
わせ装置、19…ノッチ合わせ室、20…ノッチ合わせ
室筐体、21…搬入室、22…搬入室筐体、23…ゲー
ト、24…ウエハ搬出口、25…待機室、26…待機室
筐体、27…搬出室、28…搬出室筐体、29…ゲー
ト、30…搬出室側口、31…ゲート、32…冷却室筐
体、33…冷却室、34…冷却室側口、35…ウエハ回
転装置、36…軸受、37…回転軸、38…吸引路、3
9…モータ(回転駆動装置)、40…吸引管、41…管
継手、42…回転板、43…吸引路、44…ホルダ、4
5…吸引口、46…吸引路、47…ガス溜め部、48…
吹出口プレート、49…吹出口、50…冷却ガス供給
管、51…窒素ガス(冷却ガス)、52…排気管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 基板を加熱する処理室と、加熱された基
    板を冷却する冷却室とを備えている基板処理装置におい
    て、前記冷却室は前記基板を保持するホルダと、このホ
    ルダを回転させる回転駆動装置と、前記ホルダに保持さ
    れた基板に冷却ガスを供給する冷却ガス供給手段と、前
    記冷却ガスを排気する冷却ガス排気手段とを備えている
    ことを特徴とする基板処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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