JP2003196206A - 個人情報送受信機能付き情報端末 - Google Patents

個人情報送受信機能付き情報端末

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JP2003196206A
JP2003196206A JP2001396082A JP2001396082A JP2003196206A JP 2003196206 A JP2003196206 A JP 2003196206A JP 2001396082 A JP2001396082 A JP 2001396082A JP 2001396082 A JP2001396082 A JP 2001396082A JP 2003196206 A JP2003196206 A JP 2003196206A
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JP2001396082A
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Shoji Yoshida
正二 吉田
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Original Assignee
Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動的に個人情報を送信し、受信した個人情
報を容易に書き換えることができる個人情報送受信機能
付き情報端末を提供する 【解決手段】 相手先のアドレス情報をバッファ21に
保持する。比較手段32がバッファ21に保持されたア
ドレス情報と電話帳23に登録されたアドレス情報とを
比較する。比較した結果、それぞれのアドレス情報が一
致した場合予め記憶した利用者の個人情報を送信し、一
方、アドレス情報が不一致となった場合個人情報の送信
を中止する。また、受信した個人情報を登録する場合、
受信した個人情報をバッファ21に保持し、このバッフ
ァ21に保持した個人情報データと電話帳に登録された
個人情報データとを比較し、比較した結果に基づき一致
しないデータを書き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報端末におい
て、氏名や住所やメールアドレスなどの個人情報を送受
信する個人情報送受信機能付き情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術】情報端末において、予め登録された個人
情報データを送信し、この個人情報データを受信した情
報端末がこの個人情報データを自動的に記憶することが
できる技術が、特開2000−92183号公報、特開
2000−201375号公報等に開示されている。
【0003】まず、特開2000−92183号公報に
は、情報端末の利用者の名前もしくはニックネームを情
報端末に自動的に記録できる情報端末について示されて
いる。具体的には、まず、情報端末のメモリに自分の氏
名もしくはニックネームを予め登録しておき、登録され
た名前もしくはニックネームを相手先の情報端末に送信
する。次に、相手先の情報端末は、受信した電話番号を
電話帳に登録するとき、受信した氏名もしくはニックネ
ームを自動的に電話帳に登録することにより、これらの
入力を省略できるものである。
【0004】しかし、特開2000−92183号公報
に開示された技術によれば、送信対象となる個人情報が
氏名もしくはニックネームのみだった。従って、入力項
目が限定さるため電話番号や住所やメールアドレスなど
の氏名以外の個人情報を送信することができないという
問題が生じる。
【0005】そこで、特開2000−201375号公
報に開示された技術によれば、予め登録した利用者の氏
名、住所などの個人情報を送受信し、この個人情報を表
示部に表示し、さらに、内部の記憶装置に個人情報を登
録する装置について示されている。また、特開2000
―201375号公報には、相手先に対して個人情報を
公開しないための操作について示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、個人情報を公開しないためには電話をかけるたび
に個人情報を公開しないための操作を行う必要があり、
通話するのに必要な操作が増えることで不便であるとい
う問題がある。そこで、個人情報を送信できる人とでき
ない人とを予め分けて登録することが考えられるが、電
話帳に登録する操作が増えてしまう。すなわち、「Aさ
んには個人情報を通知するが、Bさんには通知しない」
といったような複雑な登録をする必要があり不便であ
る。
【0007】また、メモリ容量の増加にともなって登録
できる個人情報の種類や人数が増えることが考えられ、
個人情報が変更になった場合など登録の操作が増えると
いう問題が生じる。
【0008】また、上記と別に、例えば、情報端末が同
一人に同じデータを送った場合において、通信料金が増
加し、また、該データを繰り返し受信することで個人情
報データが見づらくなるなどの問題が生じる。
【0009】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
もので、その目的は、自動的に個人情報の公開を中止す
ることができ、また、個人情報が変更になった場合、内
部の記憶装置に登録された個人情報の書き換えを容易に
行うことができる個人情報送受信機能付き情報端末を提
供することにある。
【0010】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
もので、その目的は、同一人に同じデータを送信するこ
となく、通信料金を減少することができ、且つ、受信側
において個人情報データを見やすくすることのできる個
人情報送受信機能付き情報端末を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決すべくなされたもので、請求項1に記載の発明
は、 利用者の個人情報データを記憶する利用者個人情
報記憶手段と、相手先の個人情報データを記憶する相手
先個人情報記憶手段と、相手先から受信した第1のアド
レス情報と前記相手先個人情報記憶手段に記憶された第
2のアドレス情報とを比較する比較手段と、前記比較手
段の比較結果に基づき前記第1のアドレス情報と前記第
2のアドレス情報とが一致した場合、前記利用者個人情
報記憶手段に記憶された個人情報データを相手先に送信
する送信手段とを具備することを特徴とする個人情報送
受信機能付き情報端末である。
【0012】また、この請求項2に記載の発明は、請求
項1に記載の個人情報送受信機能付き情報端末において
前記第1のアドレス情報と前記第2のアドレス情報とが
電話番号であることを特徴とする。
【0013】また、この請求項3に記載の発明は、請求
項1に記載の個人情報送受信機能付き情報端末において
前記第1のアドレス情報と前記第2のアドレス情報とが
メールアドレスであることを特徴とする。
【0014】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
から3いずれかに記載の個人情報送受信機能付き情報端
末において、前記個人情報送受信機能付き情報端末は、
相手先個人に関する第1の個人情報データを受信し、前
記第1の個人情報データと前記相手先個人情報記憶手段
が記憶した第2の個人情報データとを比較し、当該相手
先に関して前記第1の個人情報データと前記第2の個人
情報データとの間に相違がある場合、前記第2の個人情
報データを前記第1の個人情報データを用いて書き換え
ることを特徴とする。
【0015】また、請求項5に記載の発明は、利用者の
個人情報データを記憶する利用者個人情報記憶手段と、
相手先へ送信した前記個人情報データの送信履歴データ
を記憶する相手先個人情報記憶手段と、前記個人情報デ
ータと前記送信履歴データとを比較する比較手段と、前
記比較手段の比較結果に基づき、前記利用者個人情報記
憶に記憶されている個人情報データのうち更新された差
分データを生成し、該差分データを送信する送信手段と
を具備することを特徴とする個人情報送受信機能付き情
報端末である。
【0016】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の個人情報送受信機能付き情報端末において、前
記送信手段は、前記差分データがない場合、前回送信し
た前記送信履歴データを送信することを特徴とする。
【0017】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
から6のいずれかに記載の個人情報送受信機能付き情報
端末において、前記利用者個人情報記憶手段及び前記相
手先個人情報記憶手段との両方、または、いずれか一方
に外部メモリカードが使用されることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施形態について説明する。図1は、同実施形態の情報端
末の構成を示すブロック図である。1は、外部の信号を
送受信するためのRF(Radio Frequency)部である。
11は、アンテナであり、12は、送受信する信号の変
復調処理をするCODEC(Coder-Decoder)である。
【0019】2は、受信する個人情報を含んだデータを
登録したり、利用者の個人情報データを記憶するなど
の、個人情報データを管理する個人情報管理部である。
この個人情報管理部2は、バッファ21と個人情報蓄積
手段22(利用者個人情報記憶手段)と電話帳23(相
手先個人情報記憶手段)と意味付け手段24とを有して
いる。意味付け手段24は、受信する個人情報を含んだ
データから電話番号や氏名データやメールアドレスデー
タや住所データなどを抽出する。バッファ21は、入力
される電話番号やメールアドレスなどのアドレス情報や
受信した相手先の個人情報に基づいたデータを一時的に
保持する。個人情報蓄積手段22は、情報端末の利用者
の個人情報データ、例えば、氏名データと電話番号とメ
ールアドレスデータと住所データとを予め登録してい
る。電話帳23は、相手先の情報端末の個人情報データ
と該相手先の情報端末へ送信した履歴となる送信履歴デ
ータとを記憶している。尚、本実施形態において、個人
情報管理部2の個人情報蓄積手段22及び電話帳23
は、情報端末内部に固定された記憶手段であるがこれに
限らず、両方、または、いずれか一方にSIMM(Sing
le Inline Memory Module)カードなどの外部メモリカ
ードが使用されることも可能である。
【0020】3は、外部とのインターフェースを制御す
る制御部である。この制御部3は、比較手段32と判定
手段31とマルチコール33(送信手段)とを有してい
る。比較手段32は、発着呼処理する場合、バッファ2
1に記憶された相手先の電話番号やメールアドレスなど
を第1のアドレス情報として、この第1のアドレス情報
をバッファ21から読み出し、この第1のアドレス情報
と電話帳23に登録された第2のアドレス情報とを比較
する。また、比較手段32は、個人情報を登録する場
合、電話番号や氏名データやメールアドレスデータや住
所データなどの第1の個人情報データをバッファ21か
ら読み出し、この読み出した第1の個人情報データと電
話帳23に登録された第2の個人情報データとを比較す
る。また、比較手段32は、個人情報蓄積手段22に登
録された個人情報データと送信履歴データとを読み出
し、比較する。
【0021】判定手段31は、発着呼処理する場合、比
較手段32の比較結果に基づき個人情報蓄積手段22に
記憶された個人情報データを相手先へ送信するか否かを
判定する。また、判定手段31は、個人情報データを登
録する場合、比較手段32の比較結果に基づき電話帳2
3に登録された第2の個人情報データをバッファ21に
保持された第1の個人情報データを用いて書き換える。
また、判定手段31は、個人情報データを送信する前
に、個人情報蓄積手段22に登録された個人情報データ
と電話帳23に記憶された送信履歴データとの差分デー
タ、すなわち、相手先へ送信した個人情報データのうち
更新されたデータの有無を判定する。
【0022】マルチコール33は、判定手段31の判定
結果に基づき個人情報蓄積手段22に予め記憶された個
人情報データをパケットデータに変換して、このパケッ
トデータを例えばISDN(Integrated Services Digi
tal Network)回線によれば、相手先の情報端末へ送信
する所定の情報フィールド中に埋め込み、相手先の情報
端末に送信する。また、マルチコール33は、判定手段
31の判定結果に基づき、差分データがありの場合、該
差分データのパケットデータを生成し、該パケットデー
タを相手先の情報端末に送信する。一方、差分データが
ない場合、マルチコール33は、送信履歴データのみを
パケットデータに変換して相手先情報端末に送信する。
【0023】4は、個人情報などを表示させるための表
示部であって、この表示部4は、ブラウザ41とディス
プレイ(表示手段)42とを有している。ブラウザ41
は、バッファ21に保持された個人情報データに含まれ
る電話番号、氏名データ、メールアドレスデータ、住所
データを適切なフォーマットに変換し、ディスプレイ4
2は、ブラウザ41で変換されたデータを表示する。5
は、相手先の電話番号やメールアドレスなどのアドレス
情報を入力したり、予め利用者の個人情報を入力するた
めの入力手段である。6は、通話するためのマイクであ
って、7は、相手先の音声などを聞くためのスピーカー
である。
【0024】尚、本発明においては、上記した情報フィ
ールドに個人情報データを付加できるよう情報端末と、
基地局、交換機、及び通信システムが適切に設定されて
いることが前提となる。
【0025】次に、図を参照し、同実施形態による発呼
側の情報端末の動作について説明する。図2は、同実施
形態による情報端末が発呼する場合の個人情報の送信処
理を示すフローチャートである。ここで、発呼側の情報
端末において個人情報管理部2の個人情報蓄積手段22
に予め発呼する利用者の個人情報データとして氏名デー
タと電話番号とメールアドレスデータと住所データとが
登録されているものとする。また、バッファ21に保持
される電話番号を第1の電話番号とし、電話帳23に登
録される電話番号を第2の電話番号とする。尚、以降の
実施形態において、情報端末は、アドレス情報として、
第1の電話番号と第2の電話番号とを比較し、判定して
いるが、これに限らない。例えば、イーメール通信にお
いて、電話番号のかわりにメールアドレスを適用するこ
とも可能である。
【0026】図2において、まず、発呼側の情報端末の
利用者が着呼側の情報端末の電話番号を入力手段5を用
いて入力する(ステップS10)。次に、入力された第
1の電話番号は、制御部3を介してバッファ21に一時
的に保存される(ステップS11)。
【0027】次に、比較手段32は、バッファ21に保
存された第1の電話番号を読み出し、この第1の電話番
号と電話帳23に登録されている個人情報に含まれた第
2の電話番号とを比較する。(ステップS12)。次
に、判定手段31は、比較結果に基づき第1の電話番号
と第2の電話番号とが一致するか否か、すなわち、電話
帳23に入力された電話番号が登録されているか否かを
判定する(ステップS13)。
【0028】そして、判定手段31が入力された電話番
号が電話帳23に登録されていると判定した場合、マル
チコール33は、個人情報蓄積手段22から個人情報デ
ータを読み出し、読み出した個人情報データを含んだパ
ケットデータを生成する(ステップS14)。次に、マ
ルチコール33は、パケットデータを相手先の情報端末
へ送信する所定の情報フィールド中に埋め込み、RF部
1を介して相手先の情報端末へ送信する(ステップS1
5)。そして、マルチコール33は、通常の通話を開始
する(ステップS16)。
【0029】一方、判定手段31が電話帳23に入力さ
れた電話番号が登録されていないと判定した場合、マル
チコール33は、発呼者の個人情報データを送信せず通
常の通話のみを開始する(ステップS17)。
【0030】次に、図3を参照し、同実施形態による着
呼側の情報端末の動作について説明する。図3は、同実
施形態による情報端末の着呼の処理を示すフローチャー
トである。ここで、受信した個人情報データに含まれる
第1のアドレス情報を第1の電話番号とし、また、電話
帳23に登録された第2のアドレス情報を第2の電話番
号とする。
【0031】まず、着呼側の情報端末は、発呼側の情報
端末から個人情報を含んだパケットデータをアンテナ1
1とCODEC12を介して受信し、着呼を認識する
(ステップS20)。着呼を受けた情報端末は、バッフ
ァ21に受信した発呼側の情報端末の第1の電話番号を
含んだ個人情報データを一時的に保存する(ステップ2
1)。そして、意味づけ手段24は、受信したパケット
データに含まれる個人情報データ、すなわち、電話番
号、氏名データ、住所データ、メールアドレスデータを
バッファ21から抽出する(ステップS22)。次に、
ブラウザ41は、抽出した個人情報データを適切なフォ
ーマットに変換し、ディスプレイ42に表示する(ステ
ップS23)。
【0032】次に、制御部3の比較手段32は、バッフ
ァ21に保存された第1の電話番号を読み出し、第1の
電話番号と電話帳23に登録された第2の電話番号とを
比較する(ステップS24)。そして、判定手段31
は、比較結果に基づき第1の電話番号と第2の電話番号
とが一致するか否か、すなわち、電話帳23に受信した
電話番号が登録されているか否かを判定する(ステップ
S25)。
【0033】そして、判定手段31が電話帳23に受信
した電話番号が登録されていると判定した場合、マルチ
コール33は、個人情報蓄積手段22から個人情報デー
タを読み出し、読み出した個人情報データをパケットデ
ータに変換する(ステップS26)。次に、マルチコー
ル33は、着呼者の個人情報に基づいたパケットデータ
を相手先の情報端末へ送信する所定の情報フィールド中
に埋め込み、RF部1を介して相手先の情報端末に送信
する(ステップS27)。また、判定手段31が電話帳
23に電話番号が登録されていないと判定した場合、マ
ルチコール33は、個人情報データをパケットデータに
変換しない。すなわち、着呼側の情報端末は、発呼側の
情報端末に対して着呼者の個人情報データを含んだパケ
ットデータを送信しない。
【0034】次に、図4と図5を参照し、同実施形態に
よる情報端末が図3のステップS26またはステップS
29で表示された個人情報データを内部に登録する方法
について述べる。図4は、情報端末が個人情報データを
受信してからこの個人情報データを電話帳23に登録す
るまでの処理手順を示すフローチャートである。図5
は、情報端末の電話帳23に登録できる4つの個人情報
データを名前データ、電話番号、メールアドレスデー
タ、住所データとし、これら4つの個人情報データを1
つのオブジェクトデータとしたデータ例を示す。
【0035】まず、図4において、個人情報データを含
んだパケットデータを受信した情報端末は、受信した個
人情報データをブラウザ41により所定のフォーマット
に変換し、そして変換された個人情報データをディスプ
レイ42に表示する。この表示をみて情報端末の利用者
は、登録ボタンを押下する。すなわち、利用者は、情報
端末に対して受信した個人情報データの登録を要求する
(ステップS40)。
【0036】次に、この利用者からの個人情報の登録の
要求を受けた意味づけ手段24は、受信した個人情報デ
ータから電話帳23に登録できる個人情報データ、すな
わち、名前データ、電話番号、メールアドレスデータ、
住所データの4つの個人情報データを抽出する(ステッ
プS41)。次に、意味づけ手段24は、図5に示す4
つの個人情報から1つのオブジェクトデータを生成す
る。そして、生成されたオブジェクトデータをバッファ
21に一時的に保存する(ステップS42)。
【0037】次に、比較手段32は、バッファ21から
第1の電話番号を読み出す。そして、比較手段32は、
第1の電話番号と電話帳23の第2の電話番号とを比較
する(ステップS43)。そして、判定手段31は、第
1の電話番号と第2の電話番号とが一致しているか否
か、すなわち、受信した電話番号が電話帳23に登録さ
れているか否かを判定する(ステップS44)。
【0038】そして、判定手段31が受信した電話番号
が電話帳23に登録していると判定した場合、比較手段
32は、電話番号以外の第1の個人情報データ、すなわ
ち、名前データ、住所データ、メールアドレスデータを
バッファ21から読み出す。そして、比較手段32は、
バッファ21から読み出した第1の個人情報データと電
話帳23の第2の個人情報データとを比較し、判定手段
31は、比較した結果不一致な個人情報データが存在し
た場合、第2の個人情報データを第1の個人情報データ
を用いて書き換える(ステップS45)。例えば、住所
データのみが不一致であった場合、判定手段31は、電
話帳に登録された住所データをバッファ21に保持され
た住所データを用いて書き換える。
【0039】また、ステップS44にて判定した結果、
受信した電話番号が電話帳23に登録していないと判定
した場合、比較手段32は、バッファ21から電話番号
以外の第1の個人情報データを読み出し、第1の個人情
報データと電話帳23に登録された第2の個人情報デー
タとを比較する。(ステップS46)。次に、判定手段
31は、比較手段32の比較結果に基づいて、バッファ
21の電話番号以外の一致した個人情報データが電話帳
23に登録されているか否かを判定する(ステップS4
7)。
【0040】また、判定手段31が判定した結果、電話
番号以外の個人情報データのいずれかが登録されている
と判定した場合、判定手段31は、電話帳23に登録さ
れた第2の個人情報データのうち、電話番号及び一致し
ない個人情報データをバッファ21に保持された第1の
個人情報データを用いて書き換える(ステップS4
8)。例えば、メールアドレスデータのみが一致し、電
話番号、氏名データ、住所データとが不一致であった場
合、判定手段31は、電話帳に登録された電話番号と氏
名データと住所データとをバッファ21に保持された電
話番号と氏名データと住所データとを用いて書き換え
る。
【0041】また、ステップS47にて判定手段31が
判定した結果、全ての個人情報データに関して電話帳2
3に登録されていないと判定した場合、バッファ21に
保存された第1の個人情報データを新規に電話帳23に
登録する(ステップS49)。すなわち、判定手段31
は、バッファ21に保持された電話番号、氏名データ、
住所データ、メールアドレスデータとを電話帳23に登
録する。つまり、この情報端末は、相手先の情報端末か
ら相手先個人に関する第1の個人情報データを受信し、
この第1の個人情報データと電話帳23が記憶した第2
の個人情報データとを比較し、当該相手先に関して第1
の個人情報データと第2の個人情報データとの間に相違
がある場合、前記第2の個人情報データを前記第1の個
人情報データを用いて書き換える。ステップS45、ス
テップS48、ステップS49の処理をしたのち、情報
端末は、登録処理を終了する(ステップS50)。
【0042】このようにして、個人情報を受信した携帯
電話機は、電話帳に登録された個人情報が変更された場
合でも、電話番号データおよび電話番号データ以外の個
人情報データを比較することで、容易に登録内容を書き
換えることができる。
【0043】次に、図を参照し、同実施形態による情報
端末の差分データ及び送信履歴データの送受信動作につ
いて説明する。図6は、同実施形態による情報端末が発
呼する場合の差分データ及び送信履歴データの送信処理
を示すフローチャートである。ここで、発呼側の情報端
末において個人情報管理部2の個人情報蓄積手段22に
予め発呼する利用者の個人情報データとして氏名データ
と電話番号とメールアドレスデータと住所データとが登
録されているものとする。
【0044】図6において、まず、発呼側の情報端末の
利用者が着呼側の情報端末の電話番号を入力手段5を用
いて入力する(ステップS60)。次に、入力された電
話番号は、制御部3を介してバッファ21に一時的に保
存される(ステップS61)。
【0045】次に、比較手段32は、バッファ21に保
存された電話番号を読み出し、電話帳22から該電話番
号に対応した送信履歴データを読み出し、さらに、個人
情報蓄積手段22から個人情報データを読み出す。そし
て、比較手段32は、該送信履歴データと該個人情報デ
ータとを比較する。(ステップS62)。次に、判定手
段31は、比較結果に基づき該個人情報データと該送信
履歴データとの差分データを生成し、該差分データの有
無を判定する(ステップS63)。
【0046】そして、判定手段31が差分データがある
と判定した場合、マルチコール33は、この差分データ
を含んだパケットデータを生成する(ステップS6
4)。次にマルチコール33は、このパケットデータを
相手先の情報端末へ送信する所定の情報フィールド中に
埋め込み、RF部1を介して相手先の情報端末へ送信す
る(ステップS65)。そして、マルチコール33は、
通常の通話を開始する(ステップS68)。
【0047】一方、判定手段31が差分データがないと
判定した場合、マルチコール33は、電話帳22から送
信履歴データを読み出し、この送信履歴データを含んだ
パケットデータを生成する(ステップS66)。具体的
には、このパケットデータは、「12月12日に送信しまし
た。」などのメッセージが考えられる。そして、マルチ
コール33は、このパケットデータを相手先の情報端末
へ送信する所定の情報フィールド中に埋め込み、RF部
1を介して相手先の情報端末へ送信する(ステップS6
7)。そして、マルチコール33は、通常の通話を開始
する(ステップS68)
【0048】次に、図7を参照し、同実施形態による情
報端末が着呼する場合の差分データ及び送信履歴データ
の送信処理について説明する。図7は、同実施形態によ
る情報端末の差分データ及び送信履歴データの送信処理
を示すフローチャートである。ここで、受信した個人情
報データに含まれるアドレス情報を第1の電話番号と
し、また、電話帳23に登録されたアドレス情報を第2
の電話番号とする。
【0049】まず、着呼側の情報端末は、発呼側の情報
端末から個人情報を含んだパケットデータをアンテナ1
1とCODEC12を介して受信し、着呼を認識する
(ステップS70)。着呼を受けた情報端末は、バッフ
ァ21に受信した発呼側の情報端末の第1の電話番号を
含んだ個人情報データを一時的に保存する(ステップ7
1)。そして、意味づけ手段24は、受信したパケット
データに含まれる個人情報データ、すなわち、電話番
号、氏名データ、住所データ、メールアドレスデータを
バッファ21から抽出する(ステップS72)。次に、
ブラウザ41は、抽出した個人情報データを適切なフォ
ーマットに変換し、ディスプレイ42に表示する(ステ
ップS73)。
【0050】次に、制御部3の比較手段32は、バッフ
ァ21に保存された第1の電話番号を読み出し、電話帳
23から該第1の電話番号に対応した送信履歴データを
読み出す。そして、比較手段32は、個人情報蓄積手段
22から個人情報データを読み出し、送信履歴データと
該個人情報データとを比較する(ステップ74)。判定
手段31は、比較結果に基づき送信履歴データと個人情
報データとの差分データを生成し、該差分データの有無
を判定する(ステップS75)。
【0051】そして、判定手段31が差分データがある
と判定した場合、マルチコール33は、該差分データを
パケットデータに変換する(ステップS76)。次に、
マルチコール33は、着呼者の個人情報に基づいたパケ
ットデータを相手先の情報端末へ送信する所定の情報フ
ィールド中に埋め込み、RF部1を介して相手先の情報
端末に送信する(ステップS77)。
【0052】また、判定手段31が差分データがないと
判定した場合、マルチコール33は、電話帳22から送
信履歴データを読み出し、該送信履歴データのパケット
データを生成する(ステップS78)。そして、マルチ
コール33は、このパケットデータを相手先の情報端末
へ送信する所定の情報フィールド中に埋め込み、RF部
1を介して相手先の情報端末に送信する(ステップS7
9)。
【0053】尚、送信履歴データのパケットデータが
「12月12日に送信しました。」などのメッセージとし、
該パケットデータを受信すると情報端末は、表示手段4
2にこのメッセージを表示することも可能である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、クレーム1記載の
本発明によれば、情報端末の内部の相手先個人情報記憶
手段にアドレス情報が登録されているか否かを判定する
ことで、電話かける度に個人情報を非公開とするための
操作を行う必要がなく利便性が向上する。また、クレー
ム4に記載の本発明によれば、受信した個人情報を相手
先個人情報記憶手段に登録する場合、相手先個人情報記
憶手段に個人情報データが登録されているか否かを判定
することで、容易に電話帳に登録された個人情報を書き
換えることができる効果が得られる。また、クレーム5
に記載の本発明によれば、個人情報データと送信履歴デ
ータとを比較し、該個人情報データと該送信履歴データ
の差分データを生成し、該差分データを送信すること
で、送信側の情報端末は、個人情報データを少なくする
ことが可能となり、また、受信側の情報端末は、余分な
データを受けることがなく、受信した個人情報データが
見やすくなるなどの効果が得られる。また、クレーム6
に記載の本発明によれば、送信履歴データを送ることに
より、受信側にとっては、既に受信したことを認識でき
るなどの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による情報端末の構成を
示す図である。
【図2】 同実施形態による情報端末の発呼時の個人情
報の送信手順を示すフローチャートである。
【図3】 同実施形態による情報端末の着呼時の個人情
報の送信手順を示すフローチャートである。
【図4】 同実施形態による情報端末の個人情報の登録
手順を示すフローチャートである。
【図5】 同実施形態による情報端末が記憶する個人情
報の一例を示す図である。
【図6】 同実施形態による情報端末の発呼時の差分デ
ータ及び送信履歴データの送信手順を示すフローチャー
トである。
【図7】 同実施形態による情報端末の着呼時の差分デ
ータ及び送信履歴データの送信手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…RF部、11…アンテナ、12…CODEC、2…
個人情報管理部、21…バッファ、22…個人情報蓄積
部、23…電話帳、24…意味づけ手段、3…制御部、
31…判定手段、32…比較手段、33…マルチコー
ル、4…表示部、41…ブラウザ、42…ディスプレイ
(表示部)、5…入力手段、6…マイク、7…スピーカ
ー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 109P

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の個人情報データを記憶する利用
    者個人情報記憶手段と、 相手先の個人情報データを記憶する相手先個人情報記憶
    手段と、 相手先から受信した第1のアドレス情報と前記相手先個
    人情報記憶手段に記憶された第2のアドレス情報とを比
    較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果に基づき前記第1のアドレス情
    報と前記第2のアドレス情報とが一致した場合、前記利
    用者個人情報記憶手段に記憶された個人情報データを相
    手先に送信する送信手段と、 を具備することを特徴とする個人情報送受信機能付き情
    報端末。
  2. 【請求項2】 前記第1のアドレス情報と前記第2のア
    ドレス情報とが電話番号であることを特徴とする請求項
    1に記載の個人情報送受信機能付き情報端末。
  3. 【請求項3】 前記第1のアドレス情報と前記第2のア
    ドレス情報とがメールアドレスであることを特徴とする
    請求項1に記載の個人情報送受信機能付き情報端末。
  4. 【請求項4】 前記個人情報送受信機能付き情報端末
    は、 相手先個人に関する第1の個人情報データを受信し、前
    記第1の個人情報データと前記相手先個人情報記憶手段
    が記憶した第2の個人情報データとを比較し、当該相手
    先に関して前記第1の個人情報データと前記第2の個人
    情報データとの間に相違がある場合、前記第2の個人情
    報データを前記第1の個人情報データを用いて書き換え
    ることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の
    個人情報送受信機能付き情報端末。
  5. 【請求項5】 利用者の個人情報データを記憶する利用
    者個人情報記憶手段と、 相手先へ送信した前記個人情報データの送信履歴データ
    を記憶する相手先個人情報記憶手段と、 前記個人情報データと前記送信履歴データとを比較する
    比較手段と、 前記比較手段の比較結果に基づき、前記利用者個人情報
    記憶に記憶されている個人情報データのうち更新された
    差分データを生成し、該差分データを送信する送信手段
    と、 を具備することを特徴とする個人情報送受信機能付き情
    報端末。
  6. 【請求項6】 前記送信手段は、前記差分データがない
    場合、前回送信した前記送信履歴データを送信すること
    を特徴とする請求項5に記載の個人情報送受信機能付き
    情報端末
  7. 【請求項7】 前記利用者個人情報記憶手段及び前記相
    手先個人情報記憶手段との両方、または、いずれか一方
    に外部メモリカードが使用されることを特徴とする請求
    項1から6のいずれかに記載の個人情報送受信機能付き
    情報端末。
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JP2010187048A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Fujitsu Ltd 情報通知方法、携帯電話機
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