JP2003193933A - 燃料噴射弁 - Google Patents

燃料噴射弁

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コア筒に汎用的な機械加工処理を施すことに
より、弁体のストローク量を安定させ、噴射量の精度を
向上できるようにする。 【解決手段】 筒状体2、弁座部材5、弁体8、コア筒
9、付勢ばね11および電磁コイル13等からなる燃料
噴射弁において、前記筒状体2内を軸方向に延びるコア
筒9の他端側外周には、コア筒9を筒状体2内に圧入す
るときの位置決め精度を高めるために縮径部となる切込
み部10を設ける。この切込み部10は、コア筒9の大
径部9B側外周に全周にわたって形成している。これに
より、コア筒9を筒状体2内に圧入して位置決めすると
きに、コア筒9と筒状体2との間に切込み部10の位置
でアンカー効果を発生させ、圧入時の位置決め精度を高
めるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用エ
ンジン等に燃料を噴射するのに好適に用いられる燃料噴
射弁に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば自動車用エンジン等に用
いられる燃料噴射弁は、弁ケーシングが磁性金属材料等
により筒状に形成され、その内周側には、弁体が変位可
能に挿通されている。そして、噴射弁の作動時には、電
磁コイルから発生する磁界が弁ケーシングを通じて弁体
に作用することにより、該弁体が磁気的に開弁されるも
のである(例えば、特開2000−8990号公報
等)。
【0003】この種の従来技術による燃料噴射弁は、磁
性材料により筒状に形成された弁ケーシングとなる筒状
体と、該筒状体の一端側に設けられ噴射口を囲んで弁座
が形成された弁座部材と、前記筒状体内に変位可能に設
けられ一端側が前記弁座部材の弁座に離着座する弁部と
なり他端側が吸着部となった弁体と、前記筒状体内に圧
入して設けられ一端側が該弁体の吸着部に軸方向の隙間
を挟んで対向し他端側が前記筒状体内を軸方向の途中位
置まで延びるコア筒と、前記筒状体内に設けられ前記弁
体を閉弁方向に付勢する付勢ばねと、前記筒状体に設け
られ前記弁体の吸着部と前記コア筒との間に磁界を形成
することにより前記弁体を付勢ばねに抗して開弁させる
電磁アクチュエータとから構成されている。
【0004】そして、燃料噴射弁の作動時には、筒状体
の外周側に設けた電磁アクチュエータの電磁コイルに給
電して磁界を形成すると、この磁界は筒状体を通じて弁
体の吸着部とコア筒の間に作用する。これにより、弁体
はコア筒により磁気的に吸着されて開弁し、筒状体内に
供給される燃料が弁座部材の噴射口から外部に噴射され
るものである。
【0005】また、噴射弁の組立時には、コア筒の内,
外周面に切削加工、研磨加工等の手段により機械加工を
施し、大径部と小径部とからなるコア筒を形成する。そ
して、このように形成したコア筒を筒状体内に仮止め位
置まで圧入し、この筒状体の外周側には電磁コイル、磁
性カバーを挿嵌した後に、これらの外側に樹脂モールド
等の手段によって樹脂カバーを設ける。さらに、前記筒
状体の一端側内周(弁体収容部)には弁体、付勢ばねを
取付け、その後に弁座部材を挿嵌して溶接し、噴射弁を
組立てることができる。
【0006】このとき、前記コア筒と弁体は、前記筒状
体内で軸方向の隙間を挟んで対向して配置されている
が、この隙間は、弁座部材の溶接時の変化(溶接誤差)
等を考慮して予め決められた設定値よりも大きめに形成
されている。このため、噴射弁の組立後には、前記コア
筒を筒状体内で軸方向に再度圧入(押圧)しながら、前
記隙間を予め決められた設定値に調整する調整作業を実
施しているものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、筒状体内でコア筒と弁体との隙間調整作業
を行うために、前記コア筒を圧入手段で軸方向に押圧し
ても、このときの残留応力等の影響により前記コア筒が
筒状体内で軸方向に、例えば数十μm程度の誤差をもっ
て戻ることがある。
【0008】このため、従来技術では、圧入時の残留応
力等の影響によって前記弁体の吸着部とコア筒との隙間
が僅かに広がり、これによって弁体のストローク量が変
化し、燃料噴射量の精度が低下するという問題がある。
【0009】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、コア筒に汎用的な機械
加工処理を施すことにより、弁体のストローク量を安定
させ、噴射量の精度を向上できるようにした燃料噴射弁
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、磁性材料により筒状に形成された筒状
体と、該筒状体の一端側に設けられ噴射口を囲んで弁座
が形成された弁座部材と、前記筒状体内に変位可能に設
けられ一端側が前記弁座部材の弁座に離着座する弁部と
なり他端側が吸着部となった弁体と、前記筒状体内に圧
入して設けられ一端側が該弁体の吸着部に軸方向の隙間
を挟んで対向し他端側が前記筒状体内を軸方向の途中位
置まで延びるコア筒と、前記筒状体内に設けられ前記弁
体を閉弁方向に付勢する付勢ばねと、前記筒状体に設け
られ前記弁体の吸着部と前記コア筒との間に磁界を形成
することにより前記弁体を付勢ばねに抗して開弁させる
電磁アクチュエータとからなる燃料噴射弁に適用され
る。
【0011】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記コア筒は、前記筒状体内に圧入するときの
位置決め精度を高めるため前記筒状体内を軸方向に延び
る他端側外周に縮径部を設ける構成としたことにある。
【0012】このように構成することにより、例えば切
削加工、研磨加工等の機械的な加工処理手段を用いてコ
ア筒の他端側外周に縮径部を形成できる。そして、コア
筒を筒状体内に圧入して位置決めするときには、コア筒
の縮径部と筒状体との間にくさび作用を生じさせ、両者
の間の摩擦抵抗を縮径部の位置で増大することができ
る。これによって、コア筒圧入時の残留応力等の影響を
なくすことができ、コア筒を筒状体内に圧入するときの
位置決め精度を高めることができる。
【0013】また、請求項2の発明によると、縮径部
は、コア筒の他端側外周に全周にわたって切込み部を形
成することにより構成している。これにより、コア筒の
他端側外周に全周にわたって形成した切込み部は、コア
筒を筒状体内に圧入して位置決めするときに、前記筒状
体との間でくさび作用を生じさせ、両者の間の摩擦抵抗
を増大することができる。
【0014】一方、請求項3の発明によると、縮径部
は、コア筒の他端側外周に全周にわたってテーパ状の面
取り部を形成することにより構成している。これによ
り、コア筒の他端側外周に全周にわたって形成したテー
パ状の面取り部は、コア筒を筒状体内に圧入して位置決
めするときに、前記筒状体との間でくさび作用を生じさ
せ、両者の間の摩擦抵抗を増大することができる。
【0015】また、請求項4の発明によると、縮径部
は、コア筒の他端側外周に全周にわたって形成され互い
に軸方向に離間した複数の環状凹溝により構成してい
る。これにより、コア筒の他端側外周に全周にわたって
形成した複数の環状凹溝は、コア筒を筒状体内に圧入し
て位置決めするときに、前記筒状体との間でくさび作用
を生じさせ、両者の間の摩擦抵抗を増大することができ
る。
【0016】さらに、請求項5の発明によれば、コア筒
は、前記弁体の吸着部と対向する一端側が小径部となり
前記縮径部が形成される他端側が大径部となった段付筒
体として形成し、該コア筒の重心は前記大径部側に配置
する構成としている。
【0017】小径部と大径部とからなるコア筒は、筒状
体内に圧入するときに大径部の外周側が筒状体の内周面
に摩擦接触する。このため、コア筒の大径部には外周面
に高精度な研磨加工を施す必要がある。そして、このよ
うな研磨加工時にはコア筒の重心が大径部側にないと、
特別な支え治具等を用いない限りコア筒が研磨加工途中
で傾き、加工精度が悪くなる虞れがある。
【0018】そこで、コア筒の重心を大径部側に配置す
る構成とすることにより、コア筒の大径部に研磨加工を
施すときに、特別な支え治具等を用いる必要がなくな
り、加工が容易なセンターレス研磨を採用することが可
能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
燃料噴射弁を、自動車用エンジンに適用した場合を例に
挙げ、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0020】ここで、図1ないし図7は本発明の第1の
実施の形態を示している。図中、1は燃料噴射弁の外郭
をなす弁ケーシングで、該弁ケーシング1は、後述の筒
状体2、磁性カバー14、樹脂カバー17等を含んで構
成されている。
【0021】2は弁ケーシング1の本体部分を構成する
筒状体で、該筒状体2は、例えば電磁ステンレス鋼等の
磁性金属材料により形成された金属パイプ等からなり、
図1、図7に示すように段付き筒状体として形成されて
いる。
【0022】そして、筒状体2は、その一端側に位置し
て後述の弁体8が変位可能に収容される弁体収容部2A
と、該弁体収容部2Aの他端側に一体に設けられ、後述
のコア筒9が挿嵌されるコア筒挿嵌部2Bと、該コア筒
挿嵌部2Bよりも大径な筒状体としてコア筒挿嵌部2B
の他端側に一体に設けられ、弁体収容部2Aとコア筒挿
嵌部2Bとに亘って軸方向に延びる燃料通路3が内周側
に形成された燃料通路部2Cとを含んで構成され、これ
らはほぼ同軸状に配置されているものである。
【0023】また、筒状体2の弁体収容部2Aとコア筒
挿嵌部2Bとは、図4に示す如く、例えば0.2〜1
0.0mm程度、好ましくは0.2〜3.0mm程度の
予め定められた径方向寸法(厚さ)tを有し、互いにほ
ぼ同径の筒状体として形成されている。また、筒状体2
の燃料通路部2C内には、外部から燃料通路3に供給さ
れる燃料を濾過する燃料フィルタ4が、図1に示すよう
に取付けられている。
【0024】5は筒状体2の弁体収容部2Aの一端側内
周に挿嵌して設けられた筒状の弁座部材で、該弁座部材
5には、図4に示す如く、燃料通路3内の燃料を外部に
噴射する噴射口5Aと、該噴射口5Aを取囲んで円錐状
に形成され、後述する弁体8の弁部8Bが離着座する環
状の弁座5Bとが設けられている。
【0025】そして、弁座部材5は、筒状体2の弁体収
容部2Aの一端側内周に挿嵌され、その外周側が環状の
溶接部6により弁体収容部2Aと全周に亘って溶接され
ている。また、弁座部材5の一端側端面には、複数のノ
ズル孔7Aが穿設されたノズルプレート7が噴射口5A
を覆う位置に固着されている。
【0026】8は筒状体2の弁体収容部2A内に変位可
能に収容された弁体で、該弁体8は、弁体収容部2A内
に軸方向に延設された筒状の弁軸8Aと、該弁軸8Aの
一端側に固着され、弁座部材5の弁座5Bに離着座する
球状の弁部8Bと、例えば磁性金属材料等を用いて弁軸
8Aの他端側に一体に形成され、弁体収容部2A内に摺
動可能に挿嵌された筒状の吸着部8Cとによって構成さ
れている。
【0027】そして、弁体8の閉弁時には、その弁部8
Bが後述する付勢ばね11のばね力によって弁座部材5
の弁座5Bに着座した状態に保持され、このとき吸着部
8Cの他端側端面とコア筒9とは、図4に示す如く、予
め調整された寸法をもつ軸方向の隙間Sを挟んで対向し
ている。
【0028】また、後述の電磁コイル13に給電したと
きには、電磁コイル13により図4中に点線で示す如き
磁界Hが形成されるため、弁体8の吸着部8Cがコア筒
9によって磁気的に吸着される。これにより、弁体8
は、付勢ばね11のばね力に抗して隙間Sの寸法分だけ
軸方向に変位し、図4中の矢示A方向に開弁するもので
ある。
【0029】9は磁性金属材料等により筒状に形成され
たコア部材としてのコア筒で、該コア筒9は、その内,
外周面に切削加工、研磨加工等の機械加工を施すことに
より、図7に示すように段付筒体として形成され、軸方
向一側が小径部9Aとなり軸方向他側が大径部9Bとな
っている。そして、コア筒9の重心Gは、後述のセンタ
レス研磨等を容易に行うために大径部9B側に配置され
ているものである。
【0030】また、コア筒9は、筒状体2のコア筒挿嵌
部2B内に圧入手段を用いて挿嵌され、図4に示すよう
に小径部9Aの端面が吸着部8Cの端面と軸方向の隙間
Sをもって対面する位置でコア筒挿嵌部2B内に固定さ
れるものである。この場合にコア筒9は、筒状体2のコ
ア筒挿嵌部2B内に圧入するときに大径部9Bの外周側
がコア筒挿嵌部2Bの内周面に摩擦接触するものであ
る。
【0031】また、コア筒9の大径部9B側は、筒状体
2内を軸方向の途中位置まで延び、大径部9Bの端部
(他端側)は、図1、図5に示すように筒状体2のコア
筒挿嵌部2Bから燃料通路部2C内へと軸方向に突出し
ている。そして、この突出端側となる大径部9Bの端部
外周面には、後述の切込み部10が形成されている。
【0032】10はコア筒9の大径部9B側となる他端
側外周に設けられた縮径部としての切込み部で、該切込
み部10は、例えば切削加工、研磨加工等の手段を用い
て図1、図5に示す如く大径部9Bの端部外周に全周に
わたり、例えば100μm程度の深さで切込みを入れる
ことにより形成されている。そして、切込み部10は、
コア筒9を筒状体2内に圧入したときにコア筒挿嵌部2
Bに対するコア筒9の摩擦抵抗を後述の如く増大させ、
筒状体2内におけるコア筒9の位置決め精度を高めるも
のである。
【0033】このため、切込み部10は、図5に示す如
くコア筒9の大径部9B端面から軸方向に所定長さをも
って延び、その切込み端10Aは、コア筒9の大径部9
Bが圧入されたコア筒挿嵌部2Bの端部に対し寸法L1
(L1 >0)となる位置まで延在している。
【0034】11は筒状体2内に設けられた付勢ばね、
12はコア筒9の内周側に圧入等の手段を用いて固定さ
れた筒状のばね受を示している。そして、付勢ばね11
は、コア筒9の内周側でばね受12と弁体8との間に圧
縮状態で配設され、弁体8を閉弁方向に常時付勢するも
のである。
【0035】13は筒状体2のコア筒挿嵌部2Bの外周
側に挿通して設けられた電磁アクチュエータとしての電
磁コイルで、該電磁コイル13は、後述のコネクタ18
を用いて給電されることにより、図4中に点線で示す如
き磁界Hを発生させる。そして、この磁界Hの作用で弁
体8の吸着部8Cは、コア筒9の小径部9A端面側に磁
気的に吸着され、これによって、弁体8は付勢ばね11
のばね力に抗して開弁するものである。
【0036】14は例えば磁性金属材料等により段付き
筒状に形成された磁性カバーで、該磁性カバー14は、
図4に示す如く、筒状体2の弁体収容部2Aの外周側に
環状の溶接部15を用いて溶接された小径筒部14A
と、該小径筒部14Aよりも大径の筒状体として小径筒
部14Aの他端側に一体に形成され、電磁コイル13を
径方向外側から覆う大径筒部14Bとによって構成され
ている。
【0037】また、筒状体2のコア筒挿嵌部2Bの外周
側には、図2に示す如く、例えば磁性金属材料等により
略C字状に形成された連結コア16が挿嵌され、該連結
コア16は、磁性カバー14の大径筒部14Bと筒状体
2のコア筒挿嵌部2Bとの間を磁気的に連結すると共
に、磁性カバー14と協働して電磁コイル13の外周側
に磁路を形成するものである。
【0038】これにより、電磁コイル13を励磁したと
きには、図4中に点線で示すように筒状体2の弁体収容
部2A、コア筒挿嵌部2B、弁体8の吸着部8C、コア
筒9、磁性カバー14および連結コア16により構成さ
れた閉磁路に沿って磁界Hが形成され、弁体8の吸着部
8Cがコア筒9の小径部9A端面側に吸着されるもので
ある。
【0039】一方、17は例えば樹脂モールド等の手段
により筒状体2と磁性カバー14の他端側を覆うように
設けられた樹脂カバーで、該樹脂カバー17には、図1
に示す如く、電磁コイル13に給電するためのコネクタ
18が設けられている。また、樹脂カバー17から突出
する筒状体2の他端側外周には、例えば燃料配管(図示
せず)等との間をシールするシール部材としてのOリン
グ19が装着されている。
【0040】20は例えば樹脂材料等を用いて筒状体2
の弁体収容部2Aに設けられた環状のプロテクタで、該
プロテクタ20は弁体収容部2Aから径方向外向きに突
出している。また、21は筒状体2の一端側外周に装着
されたOリングで、このOリング21は、磁性カバー1
4とプロテクタ20との間に抜止め状態で配置され、例
えば筒状体2の一端側をエンジンの吸気管に設けられた
ボス部(図示せず)等に嵌合したときに、これらの間を
シールするものである。
【0041】本実施の形態による燃料噴射弁は上述の如
き構成を有するもので、次にその作動について説明す
る。
【0042】まず、燃料噴射弁の組立てる前に、コア筒
9の内,外周面には切削加工、研磨加工等の機械加工を
施し、例えば図7に示す如くコア筒9に小径部9Aと大
径部9Bとを形成する。そして、大径部9Bの端部外周
側には全周にわたって縮径部となる切込み部10を形成
する。
【0043】次に、このように形成したコア筒9を筒状
体2のコア筒挿嵌部2B内に圧入して設け、前記筒状体
2の外周側には電磁コイル13、磁性カバー14を挿嵌
した後に、これらの外側に樹脂モールド等の手段によっ
て樹脂カバー17を設ける。また、筒状体2の弁体収容
部2A内には、弁体8、付勢ばね11等を取付け、さら
に弁座部材5を挿嵌して溶接し、噴射弁を組立てること
ができる。
【0044】また、噴射弁を自動車用エンジン等に実装
したときには、筒状体2の他端側にOリング19等を介
して接続される燃料配管等から筒状体2の燃料通路3内
に燃料が供給される。そして、コネクタ18により電磁
コイル13に給電すると、図4に示す如く磁界Hが形成
され、この磁界Hは弁体8の吸着部8Cとコア筒9との
間を通過するようになる。
【0045】このため、弁体8はコア筒9によって磁気
的に吸着され、付勢ばね11に抗して軸方向に変位する
と共に、その弁部8Bが弁座部材5の弁座5Bから離座
して開弁する。これにより、燃料通路3内の燃料は噴射
口5Aからエンジンの吸気管等に向けて噴射される。
【0046】ところで、上述の如く組立てられる燃料噴
射弁は、弁座部材5を筒状体2の弁体収容部2A内に溶
接するときの溶接誤差等を考慮して、弁体8とコア筒9
との間の軸方向の隙間Sを予め決められた設定値よりも
大きめに確保しておき、噴射弁の組立後にはコア筒9を
筒状体2のコア筒挿嵌部2B内で軸方向に再度圧入(押
圧)しながら、前記隙間Sを予め決められた設定値に調
整する調整作業を実施している。
【0047】しかし、このような隙間調整作業を行うと
きには、コア筒9を圧入手段で軸方向に押圧しても、こ
のときの残留応力等の影響によりコア筒9が筒状体2の
コア筒挿嵌部2B内で軸方向に、例えば数十μm程度の
誤差をもって戻ることがある。そして、このために弁体
8の吸着部8Cとコア筒9との隙間Sが僅かでも広がる
と、弁体8のストローク量が変化することになり、燃料
噴射量の制御を高精度に行うことが難しくなる。
【0048】そこで、本実施の形態にあっては、コア筒
9の他端側となる大径部9Bの端部外周側に全周にわた
った切込み部10を形成し、筒状体2のコア筒挿嵌部2
B内にコア筒9を圧入したときの摩擦抵抗を、切込み部
10によって増大させ、筒状体2内でのコア筒9の位置
決め精度を高めることができるようにしている。
【0049】即ち、コア筒9の大径部9Bは、筒状体2
のコア筒挿嵌部2B内に圧入するときにコア筒挿嵌部2
Bの内周面に摩擦接触するように、大径部9Bの外周面
には高精度な研磨加工を施している。そして、コア筒9
の大径部9Bを筒状体2のコア筒挿嵌部2B内に圧入し
たときには、図6に例示するようにコア筒9の大径部9
Bから筒状体2に対して矢示B方向の拡径力が働き、筒
状体2からコア筒9の大径部9Bに対しては矢示C方向
の縮径力が働くことになる。
【0050】そして、このような矢示B方向の拡径力と
矢示C方向の縮径力とは、コア筒9の大径部9B外周面
側では互いに釣合った状態に保たれるが、切込み部10
の位置ではコア筒挿嵌部2Bに矢示C方向の縮径力のみ
が働くことになり、切込み部10の切込み端10A側で
はコア筒挿嵌部2Bの一部が図6中に仮想線で示すよう
に弾性変形し、矢示D方向のくさび力を発生する。
【0051】この結果、コア筒9の大径部9Bには、切
込み部10の切込み端10A側で矢示D方向のくさび力
によりアンカー効果(くさび作用)が働き、筒状体2と
コア筒9との間の摩擦抵抗を増大することができる。ま
た、このときにコア筒挿嵌部2Bの一部は、切込み部1
0の切込み端10A側で矢示D方向のくさび力により僅
かにひっかかるように弾性変形し、コア筒9が残留応力
等による影響で図6中の矢示E方向に戻ろうとするの
を、前記アンカー効果によって規制することができる。
【0052】これにより、筒状体2内でのコア筒9の位
置決め精度を高め、弁体8とコア筒9との間の軸方向の
隙間Sを予め決められた設定値に隙間調整することがで
きる。そして、噴射弁の作動時には、電磁コイル13に
よる磁界Hが弁体8とコア筒9との間の隙間Sを通り、
弁体8を調整されたストローク量(隙間S)により開弁
させることができ、安定した燃料噴射量の制御を確保で
きる。
【0053】従って、本実施の形態によれば、コア筒9
の他端側となる大径部9Bの端部外周側に汎用的な機械
加工処理を施して全周にわたる切込み部10を形成する
ことにより、弁体8のストローク量を一定に設定するこ
とができ、燃料噴射量の精度を確実に向上できる。
【0054】また、コア筒9の重心を大径部9B側に配
置する構成としているので、前述の如くコア筒9の大径
部9B外周に研磨加工を施すときに、専用の支え治具等
を予め特別に製作して用意しておく必要がなくなり、加
工が容易なセンターレス研磨を採用することができ、こ
れによって仕上げ加工等を効率的に行うことができる。
【0055】次に、図8は本発明の第2の実施の形態を
示し、本実施の形態では前述した第1の実施の形態と同
一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。しかし、本実施の形態の特徴は、コア筒3
1の他端側外周に縮径部としての面取り部32を形成し
たことにある。
【0056】ここで、コア筒31は、第1の実施の形態
で述べたコア筒9と同様に構成され、小径部31Aと大
径部31Bとを有している。また、縮径部となる面取り
部32は、大径部31Bの端部外周側にテーパ状の面取
りを全周にわたって施すことにより形成されている。そ
して、面取り部32は、筒状体2のコア筒挿嵌部2Bの
端部に対し寸法L2 (L2 >0)となる位置まで延在し
ているものである。
【0057】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果
を得ることができる。特に本実施の形態では、コア筒3
1の端部外周側に面取り加工を施すだけで面取り部32
を形成でき、機械加工をさらに容易に行うことができ
る。
【0058】次に、図9は本発明の第3の実施の形態を
示し、本実施の形態では前述した第1の実施の形態と同
一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。しかし、本実施の形態の特徴は、コア筒4
1の他端側外周に縮径部としての環状凹溝42を複数個
形成したことにある。
【0059】ここで、コア筒41は、第1の実施の形態
で述べたコア筒9と同様に構成され、小径部41Aと大
径部41Bとを有している。また、縮径部となる複数の
環状凹溝42,42,…は、大径部41Bの外周側のう
ち筒状体2のコア筒挿嵌部2Bと摩擦接触する位置に互
いに軸方向に離間して形成されている。そして、各環状
凹溝42は、横断面がコ字形状をなす環状溝(例えば溝
幅が100μm程度、溝深さが100μm程度)により
形成されている。
【0060】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果
を得ることができる。特に本実施の形態では、コア筒4
1の大径部41B外周側に複数の環状凹溝42を形成し
たので、これらの各環状凹溝42によりアンカー効果
(くさび作用)を生じさせ、筒状体2内でのコア筒41
の位置決め精度を確実に向上することができる。
【0061】なお、前記第3の実施の形態では、コア筒
41の大径部41B外周側に複数の環状凹溝42を設け
るものとして説明した。しかし、本発明はこれに限ら
ず、例えば1個の環状凹溝を設ける構成としてもよい。
また、環状凹溝は、必ずしも断面コ字形状に形成する必
要はなく、例えば断面半円形状、断面U字状または断面
V字状をなす凹溝として形成してもよい。
【0062】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、筒状体内を軸方向に延びるコア筒の端部外周側
に、該コア筒を筒状体内に圧入するときの位置決め精度
を高めるための縮径部を設ける構成としたので、コア筒
を筒状体内に圧入したときに縮径部の位置でアンカー効
果(くさび作用)を発生でき、圧入時の残留応力等によ
る影響でコア筒が軸方向に変位するのを前記アンカー効
果によって規制することができる。従って、筒状体内で
のコア筒の位置決め精度を高めることができ、弁体のス
トローク量を安定して調整できると共に、燃料噴射量の
精度を向上させることができる。
【0063】また、請求項2に記載の発明は、コア筒の
端部外周側に全周にわたって形成した切込み部により縮
径部を構成しているので、コア筒を筒状体内に圧入して
位置決めするときに、前記コア筒と筒状体との間に切込
み部の位置でアンカー効果を発生でき、両者の間の摩擦
抵抗を増大させて圧入時の位置決め精度を高めることが
できる。
【0064】一方、請求項3に記載の発明は、コア筒の
端部外周側に全周にわたって形成したテーパ状の面取り
部により縮径部を構成しているので、コア筒を筒状体内
に圧入して位置決めするときに、前記コア筒と筒状体と
の間に面取り部の位置でアンカー効果を発生でき、両者
の間の摩擦抵抗を増大させて圧入時の位置決め精度を高
めることができる。
【0065】また、請求項4に記載の発明は、コア筒の
他端側外周に全周にわたって形成され互いに軸方向に離
間した複数の環状凹溝により縮径部を構成しているの
で、コア筒を筒状体内に圧入して位置決めするときに、
前記コア筒と筒状体との間に各環状凹溝の位置でアンカ
ー効果を発生でき、両者の間の摩擦抵抗を増大させて圧
入時の位置決め精度を高めることができる。
【0066】さらに、請求項5に記載の発明によると、
コア筒は小径部と大径部とからなる段付筒体として形成
し、該コア筒の重心を前記大径部側に配置する構成とし
ているので、コア筒の大径部に研磨加工等の機械加工を
施すときに、専用の支え治具等を特別に製作して用意し
ておく必要がなくなり、加工が容易なセンターレス研磨
を採用でき、仕上げ加工等を効率的に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による燃料噴射弁を
示す縦断面図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向からみた燃料噴射弁の
拡大断面図である。
【図3】図1中の矢示III−III方向からみた燃料噴射弁
の拡大断面図である。
【図4】燃料噴射弁の弁体側を拡大して示す図1の要部
拡大断面図である。
【図5】コア筒の大径部側を拡大して示す図1の要部拡
大断面図である。
【図6】図5中の切込み部近傍を拡大して示す断面図で
ある。
【図7】図1中の筒状体、弁座部材、弁体、コア筒、電
磁コイル、磁性カバーおよび連結コアを組立てる前の状
態で示す縦断面図である。
【図8】第2の実施の形態による燃料噴射弁のコア筒等
を拡大して示す図5とほぼ同様位置での断面図である。
【図9】第3の実施の形態による燃料噴射弁のコア筒等
を拡大して示す図5とほぼ同様位置での断面図である。
【符号の説明】
1 弁ケーシング 2 筒状体 2A 弁体収容部 2B コア筒挿嵌部 5 弁座部材 5A 噴射口 5B 弁座 8 弁体 8A 弁軸 8B 弁部 8C 吸着部 9,31,41 コア筒 9A,31A,41A 小径部 9B,31B,41B 大径部 10 切込み部(縮径部) 11 付勢ばね 13 電磁コイル(電磁アクチュエータ) 14 磁性カバー 16 連結コア 17 樹脂カバー 32 面取り部(縮径部) 42 環状凹溝(縮径部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性材料により筒状に形成された筒状体
    と、該筒状体の一端側に設けられ噴射口を囲んで弁座が
    形成された弁座部材と、前記筒状体内に変位可能に設け
    られ一端側が前記弁座部材の弁座に離着座する弁部とな
    り他端側が吸着部となった弁体と、前記筒状体内に圧入
    して設けられ一端側が該弁体の吸着部に軸方向の隙間を
    挟んで対向し他端側が前記筒状体内を軸方向の途中位置
    まで延びるコア筒と、前記筒状体内に設けられ前記弁体
    を閉弁方向に付勢する付勢ばねと、前記筒状体に設けら
    れ前記弁体の吸着部と前記コア筒との間に磁界を形成す
    ることにより前記弁体を付勢ばねに抗して開弁させる電
    磁アクチュエータとからなる燃料噴射弁において、 前記コア筒は、前記筒状体内に圧入するときの位置決め
    精度を高めるため前記筒状体内を軸方向に延びる他端側
    外周に縮径部を設ける構成としたことを特徴とする燃料
    噴射弁。
  2. 【請求項2】 前記縮径部は、前記コア筒の他端側外周
    に全周にわたって切込み部を形成することにより構成し
    てなる請求項1に記載の燃料噴射弁。
  3. 【請求項3】 前記縮径部は、前記コア筒の他端側外周
    に全周にわたってテーパ状の面取り部を形成することに
    より構成してなる請求項1に記載の燃料噴射弁。
  4. 【請求項4】 前記縮径部は、前記コア筒の他端側外周
    に全周にわたって形成され互いに軸方向に離間した複数
    の環状凹溝により構成してなる請求項1に記載の燃料噴
    射弁。
  5. 【請求項5】 前記コア筒は、前記弁体の吸着部と対向
    する一端側が小径部となり前記縮径部が形成される他端
    側が大径部となった段付筒体として形成し、該コア筒の
    重心は前記大径部側に配置する構成としてなる請求項
    1,2,3または4に記載の燃料噴射弁。
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