JP2003192796A - 混合ポリアセタールを有する熱可塑性樹脂の加工処理中におけるホルムアルデヒドの放出を低下させる方法および手段 - Google Patents

混合ポリアセタールを有する熱可塑性樹脂の加工処理中におけるホルムアルデヒドの放出を低下させる方法および手段

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シュテファン・ウルフ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリアセタール混合熱可塑性樹脂の加工処理
中に遊離するホルムアルデヒドの、その混合熱可塑性樹
脂の溶融物中における量を低下させる方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、ポリアセタールと混合されて
いる熱可塑性樹脂を混合装置中で少なくとも1種の安定
剤の存在下において溶融し、そしてその溶融物をさらな
る加工処理工程に付することを含む、上記の熱可塑性樹
脂混合物からのホルムアルデヒドの放出を低下させる方
法に関する。このプロセス中に、適切な添加剤/安定剤
を添加することによってポリアセタールの分解に由来す
るホルムアルデヒドの放出が顕著に低下せしめられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリアセタールと
混合されている熱可塑性樹脂混合物からのホルムアルデ
ヒドの放出を低下させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック成分の高品質リサイクル処
理には、集められた使用済み部品または製造残さが、で
きるだけほとんど全部、1種だけのタイプの材料から構
成されること、即ち異物プラスチックを含まないことが
要求される。しかし、この目的のための分別および/ま
たは分離は困難なことが多く、従ってしばしば混合物が
避けられない。異物プラスチックがある特定割合で存在
することの結果の例は、主プラスチックの性質が損なわ
れること、または分解反応のためにその溶融物の加工性
が損なわれることである。
【0003】プラスチック中にはポリアセタールが汚染
物として見いだされることが多い。分解反応は、温度お
よび滞留時間のような加工処理条件を主プラスチックに
合わせることによって制御することができるが、この手
法は汚染物として存在するポリアセタールには利用でき
ない。加えて、酸性末端基を含んでいるか、または添加
剤若しくは触媒残さを含んでいることがある主プラスチ
ックは、そのポリアセタールと反応する可能性がある。
【0004】熱可塑性樹脂が望まれないポリアセタール
の混合物を含むことになるのは、特にリサイクル処理中
である。ポリアセタール汚染は、一般に、リサイクルさ
れるべきプラスチックに、ポリアセタール成分がリサイ
クルされるべき有効プラスチック成分から分離されない
か、または分離することができないときに生ずる。他の
プラスチックにポリアセタール汚染を生じさせ得るもう
1つの道筋は、ポリアセタールを含む先行製品を製造し
た後の装置の洗浄が不十分なままでの不適切な運転によ
るものである。
【0005】少量のポリアセタール混合物を含む熱可塑
性樹脂の溶融物においては、加工処理中にホルムアルデ
ヒドが生成し得る。その溶融物中でポリアセタールが重
合または分解するのである。主プラスチック中のポリア
セタールが少量であっても、例えば0.5重量%未満で
あっても、それは望ましくない濃度のホルムアルデヒド
を十分に遊離させ得る。
【0006】ポリアセタールが加工処理中に熱可塑性樹
脂溶融物中で熱分解を起こし、かくしてホルムアルデヒ
ドを遊離させ得ることはよく知られている。230℃よ
り高い高加工処理温度および長い滞留時間は、上記の分
解を促進する(Becker/Braun著・Kunststoff-Handbuch
[プラスチックハンドブック]、第3/1巻、Polycarb
onate、Polyacetal、Polyester、Cellulose ester[ポ
リカーボネート、ポリアセタール、ポリエステル、セル
ロースエステル]、Carl Hanser Verlag Munich社、Vie
nna、1992年)。さらに、ポリアセタールは、酸性
化合物、添加剤、触媒残さ等々と、ホルムアルデヒドの
遊離を伴って反応することができる。
【0007】Bayer社の刊行物ATI 0305“Recycling und
Design”[リサイクリングおよびデザイン]には、ポ
リアセタールの混合は主プラスチックの性質を不十分な
ものにするから、リサイクル処理プロセスにおいてポリ
アセタールの混合は避けるべきであることが開示され
る。他のプラスチックにおけるポリアセタールからの混
合物によるホルムアルデヒドの形成は、ポリエステルの
リサイクルを例に取って説明されている。
【0008】Fleischer等は、Kunststoffe 9/92で、純
ポリアセタールの製品リサイクルと供給原料リサイクル
について説明している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の1つ
の目的は、ポリアセタールと混合されている熱可塑性樹
脂の加工処理中に遊離するホルムアルデヒドの、その混
合熱可塑性樹脂の溶融物中における量を低下させること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、ポリアセ
タールと混合されている熱可塑性樹脂を、混合装置(mix
ing assembly)中で、少なくとも1種の安定剤、即ち安
定化効果を有する化合物の存在下において溶融し、そし
てその溶融物をさらなる加工処理工程に付すことを含
む、上記熱可塑性樹脂混合物からのホルムアルデヒドの
放出を低下させる方法によって達成される。
【0011】驚くべきことに、この方法はホルムアルデ
ヒドの放出を劇的に低下させ得ることが見いだされた。
このことは、ポリアセタール以外の熱可塑性樹脂の溶融
物において、その加工処理中に、特にそれら熱可塑性樹
脂のリサイクル処理中に選ばれる加工処理条件は純ポリ
アセタールの加工処理条件よりも著しく好ましくないか
ら、ますます驚くべきことである。
【0012】それは、ポリアセタールは不適切な異物材
料が少量でも存在すると分解する可能性があることが知
られているから、これまた驚くべきことである。本発明
は、従って、熱可塑性樹脂混合物からのホルムアルデヒ
ドの放出を低下させる方法を提供するものである。
【0013】本発明は、さらに、本発明の方法における
安定剤の使用、即ち熱可塑性樹脂混合物中におけるホル
ムアルデヒドの放出を低下させるための、安定剤の使用
を提供する。
【0014】本発明の方法は、原則として、ポリアセタ
ール以外の、しかしポリアセタールで汚染されている少
なくとも1種の熱可塑性樹脂を含む任意の熱可塑性樹脂
混合物の加工処理に適している。
【0015】熱可塑性樹脂の例は、本明細書で参照して
含められるSaechtling著・Kunst-stoff-Taschenbuch
[プラスチックハンドブック]、Hanser Verlag社、1
998年、第27版、第375−534頁に記載されて
いる。
【0016】本発明の目的に対して、用語「熱可塑性重
合体」若しくは「熱可塑性樹脂」は、原則として、ポリ
アセタールを除いて、溶融物の形で加工処理できる公知
の合成重合体、天然重合体または変性天然重合体の全て
を包含する。
【0017】挙げることができる例は次のとおりであ
る:ポリ(ピバロラクトン)およびポリ(カプロラクト
ン)のようなポリラクトン類;ジイソシアネート、例え
ばナフタレン1,5−ジイソシアネート、p−フェニレ
ンジイソシアネート、m−フェニレンジイソシアネー
ト、トリレン2,4−ジイソシアネート、トリレン2,
6−ジイソシアネート、ジフェニルメタン4,4’−ジ
イソシアネート、3,3’−ジメチルビフェニル4,
4’−ジイソシアネート、ジフェニルイソプロピリデン
4,4’−ジイソシアネート、3,3’−ジメチルジフ
ェニルメタン4,4’−ジイソシアネート、3,3’−
ジメトキシビフェニル4,4’−ジイソシアネート、ジ
アニシジンジイソシアネート、トルイジンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート、4,4’−ジ
イソシアナトジフェニルメタン、ヘキサメチレン1,6
−ジイソシアネートおよびジシクロヘキシルメタン4,
4’−ジイソシアネートと、ジカルボン酸および長鎖ジ
オールから誘導されるポリエステル、例えばポリ(テト
ラメチレンアジペート)、ポリ(エチレンアジペー
ト)、ポリ(1,4−ブチレンアジペート)、ポリ(エ
チレンスクシネート)およびポリ(2,3−ブチレンス
クシネート)との、および/または1種または2種以上
の、エチレングリコール若しくはプロピレングリコール
のようなジオール、またはジエチレングリコール、トリ
エチレングリコールおよび/またはテトラエチレングリ
コールのようなポリオールから誘導されるポリエーテル
ジオールとの重合生成物のようなポリウレタン類;ポリ
[メタンビス(4−フェニル)カーボネート]、ポリ
[ジメチルメタンビス(4−フェニル)カーボネー
ト]、ポリ[ジフェニルメタンビス(4−フェニル)カ
ーボネート]およびポリ[シクロヘキサン−1,1−ビ
ス(4−フェニル)カーボネート]のようなポリカーボ
ネート類;2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパンまたは4,4’−ジヒドロキシジフェニルエーテ
ルのナトリウム塩と4,4’−ジクロロジフェニルスル
ホンとの反応生成物のようなポリスルホン類;ポリエー
テル類、ポリケトン類およびポリエーテルケトン類、例
えばヒドロキノン、4,4’−ジヒドロキシビフェニ
ル、4,4’−ジヒドロキシベンゾフェノンまたは4,
4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンと、4,4’−
ジハロジフェニルスルホン、4,4’−ジハロジベンゾ
フェノン、ビス−4,4’−ジハロベンゾイルベンゼン
および4,4’−ジハロビフェニルで代表されるジハロ
ゲン化、特にジフッ素化またはジ塩素化芳香族化合物と
の重合生成物;ポリ(4−アミノブタノエート)、ポリ
(ヘキサメチレンアジパミド)、ポリ(6−アミノヘキ
サノエート)、ポリ(m−キシリレンアジパミド)、ポ
リ(p−キシリレンセバカミド)、ポリ(2,2,2−
トリメチルヘキサメチレンテレフタルアミド)、ポリ
(メタフェニレンイソフタルアミド)(NOMEX)および
ポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)(KEVLAR)の
ようなポリアミド類;ポリ(エチレンアセテート)、ポ
リ(エチレン−1,5−ナフタレート)、ポリ(1,4
−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート)、ポリ
(エチレンオキシベンゾエート)(A-TELL)、ポリ(パ
ラヒドロキシベンゾエート)(EKONOL)、ポリ(1,4
−シクロヘキシリデンジメチレンテレフタレート)(KO
DEL)、(シス)ポリ(1,4−シクロヘキシリデンジ
メチレンテレフタレート(Kodel)、ポリエチレンテレ
フタレートおよびポリブチレンテレフタレートのような
ポリエステル類;ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フ
ェニレンオキシド)およびポリ(2,6−ジフェニル−
1,4−フェニレンオキシド)のようなポリ(アリーレ
ンオキシド)類;テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタ
レン−1,4−ジカルボン酸、ナフタレン−2,6−ジ
カルボン酸、ビフェニル−4,4’−ジカルボン酸、4
−ヒドロキシ安息香酸、6−ヒドロキシ−2−ナフタレ
ンジカルボン酸、ヒドロキノン、4,4’−ジヒドロキ
シビフェニルおよび4−アミノフェノールより成る単量
体群からの重縮合生成物のような液晶重合体;ポリ(ス
ルホンスルフィド)、ポリ(フェニレンスルフィドケト
ン)およびポリ(フェニレンスルフィドスルホン)のよ
うなポリ(アリーレンスルフィド)類;ポリエーテルイ
ミド類;ビニル重合体およびそれらの共重合体、例えば
ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリビニルブチラー
ル、ポリ塩化ビニリデンおよびエチレン−酢酸ビニル共
重合体;ポリアクリレートおよびその共重合体、例えば
ポリエチレンアクリレート、ポリ(n−ブチルアクリレ
ート)、ポリメチルメタクリレート、ポリエチルメタク
リレート、ポリ(n−ブチルメタクリレート)、ポリ
(n−プロピルメタクリレート)、ポリアクリロニトリ
ル、水不溶性エチレン−アクリル酸共重合体、水不溶性
エチレン−ビニルアルコール共重合体、アクリロニトリ
ル共重合体、メチルメタクリレート−スチレン共重合
体、エチレン−エチルアクリレート共重合体およびアク
リル酸−ブタジエン−スチレン共重合体のようなポリア
クリル酸誘導体;ポリ(エチレン)、例えば低密度ポリ
(エチレン)(LDPE)、線状低密度ポリ(エチレン)
(LLDPE)または高密度ポリ(エチレン)(HDPE)、ポ
リ(プロピレン)、塩素化ポリ(エチレン)、例えば塩
素化低密度ポリ(エチレン)、ポリ(4−メチル−1−
ペンテン)およびポリ(スチレン)のようなポリオレフ
ィン類;水不溶性イオノマー類;ポリ(エピクロロヒド
リン);ポリ(フラン)のようなフラン重合体;セルロ
ースアセテート、セルロースアセテート・ブチレートお
よびセルロースプロピオネートのようなセルロースエー
テル類;ポリ(ジメチルシロキサン)およびポリ(ジメ
チルシロキサン−コ−フェニルメチルシロキサン)のよ
うなシリコーン類;蛋白質系熱可塑性樹脂;熱可塑性エ
ラストマー、例えば次の重合体からの1種または2種以
上から誘導されるもの:ポリウレタンエラストマー、フ
ルオロエラストマー、ポリエステルエラストマー、ポリ
塩化ビニル、熱可塑性ブタジエン−アクリロニトリルエ
ラストマー、熱可塑性ポリ(ブタジエン)、熱可塑性ポ
リ(イソブチレン)、エチレン−プロピレン共重合体、
熱可塑性エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体、
熱可塑性スルホン化エチレン−プロピレン−ジエン三元
共重合体、ポリ(クロロプレン)、熱可塑性ポリ(2,
3−ジメチルブタジエン)、熱可塑性ポリ(ブタジエン
−ペンタジエン)、クロロスルホン化ポリ(エチレ
ン)、非晶質または(半)結晶性ブロックのセグメン
ト、例えばポリ(スチレン)、ポリ(ビニルトルエ
ン)、ポリ(t−ブチルスチレン)およびポリエステル
のセグメントと、ポリ(ブタジエン)、ポリ(イソプレ
ン)、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブチ
レン共重合体、エチレン−イソプレン共重合体およびこ
れらの水素化誘導体、例えばSEBS、SEPS、SEEPS、そし
てまた1,2−結合イソプレン含有量の大きい水素化エ
チレン−イソプレン共重合体のようなエラストマー性ブ
ロックのセグメントから構成されるブロック共重合体、
ポリエーテル、スチレン重合体、例えばASA(アクリロ
ニトリル−スチレン−アクリレート)、ABS(アクリロ
ニトリル−ブタジエン−スチレン)またはPC/ABS(ポ
リカーボネート/ABS)、並びに上記に類するもの、例
えばKraton Polymers社が商標名KRATONで市販する生成
物、そしてまた上記重合体の2種または3種以上の混合
物およびアロイ(混和性および不混和性ブレンド)の全
て。
【0018】本発明の方法は、ポリカーボネート(P
C)、ポリブチレンテレフタレートまたはポリエチレン
テレフタレートのようなポリエステル、アクリロニトリ
ル−スチレン−アクリレート共重合体(ASA)、ポリプ
ロピレンおよび配合ポリプロピレン材料、またはポリア
ミド、或いはこれら重合体の2種または3種以上の混合
物と共に使用するのが有利である。
【0019】汚染物として、または混合物として存在す
るポリアセタールは、ポリアセタール単独重合体または
共重合体、或いはこれら単独重合体または共重合体の混
合物であることができる。ポリアセタールはポリオキシ
メチレンとも呼ばれる。
【0020】これらの物質は、本明細書で参照して含め
られるSaechtling著・Kunststoff-Taschenbuch[プラス
チックハンドブック]、Hanser Verlag社、1998
年、第27版、第462−464頁に記載されている。
【0021】これらの重合体は当業者に公知であって、
文献に記載されている。その単独重合体は、一般に、ホ
ルムアルデヒドまたはトリオキサンを重合することによ
って得られ、ここでその重合はカチオン的にまたはアニ
オン的に開始させることができる。ポリオキシメチレン
共重合体はオキシメチレン単位に沿ってオキシアルキレ
ン単位も含み、ここでそのアルキレン基は線状または分
枝鎖状であって、2〜8個の炭素単位を含んでいること
ができる。
【0022】例えばDE−A−2,947,490号明
細書の実施例に記載されるポリオキシメチレン類(POM
類)は、一般に、一般的には少なくとも80%、好まし
くは少なくとも90%のオキシメチレン単位(-CH2O-)
を含む分枝のない線状重合体である。
【0023】ここで、用語「ポリオキシメチレン」はホ
ルムアルデヒドの単独重合体、またトリオキサンまたは
テトロキサンのようなその環状オリゴマーのもの、そし
てまたそれらに対応する共重合体を包含する。
【0024】ホルムアルデヒドまたはトリオキサンの単
独重合体は、ヒドロキシ末端基が、分解に耐えるよう
に、公知の方法で、例えばエステル化またはエーテル化
によって化学的に安定化されているこのタイプの重合体
である。共重合体は、ホルムアルデヒドから、またはそ
の環状オリゴマー、特にトリオキサンから、および環状
エーテル、環状アセタールおよび/または線状ポリアセ
タールから製造されている重合体である。これらのポリ
オキシメチレン単独重合体または共重合体は、それら自
体当業者に公知であって、文献に記載されている。これ
らの重合体は、極く一般的には、その重合体主鎖中に少
なくとも50モル%の-CH2O-繰返単位を有する。
【0025】上記単独重合体は、一般に、ホルムアルデ
ヒドまたはトリオキサンを、好ましくは適切な触媒の存
在下で重合することによって製造される。特に適切な触
媒は三フッ化ホウ素およびトリフルオロメタンスルホン
酸である。
【0026】本発明の目的には、ポリオキシメチレン共
重合体、特に-CH2O-繰返単位と並んで、50モル%まで
の、好ましくは0.1〜20モル%の、特に0.5〜1
0モル%の、次式
【0027】
【化1】
【0028】の繰返単位も含んでいるものが好ましい:
但し、上記の式において、R1〜R4は、互いに独立に、
水素原子、C1−C4−アルキル基または1〜4個の炭素
原子を有するハロ置換アルキル基であり、そしてR5は-
CH2-、-O-CH2-、或いはC1−C 4−アルキル置換若しく
はC1−C4−ハロアルキル置換メチレン基または対応す
るオキシメチレン基であり、そしてnは0〜3である。
【0029】これらの基は、共重合体に環状エーテルの
開環によって有利に導入することができる。好ましい環
状エーテルは、式
【0030】
【化2】
【0031】(式中、R1〜R5は上記で定義したとおり
である。)のものである。例として挙げることができる
環状エーテルは、エチレンオキシド、プロピレン1,2
−オキシド、ブチレン1,2−オキシド、ブチレン1,
3−オキシド、1,3−ジオキサン、1,3−オキソラ
ンおよび1,3−ジオキセパンであり、そして例として
挙げることができる共単量体は、ポリジオキソランまた
はポリジオキセパンのような線状のオリゴホルマールま
たはポリホルマールである。
【0032】オキシメチレン三元共重合体、例えばトリ
オキサンを上記環状エーテルの内の1種および第三の単
量体、好ましくは式
【0033】
【化3】
【0034】(式中、Zは化学結合、-O-または-ORO-
(R=C1−C8−アルキレンまたはC2−C8−シクロア
ルキレン)である。)の二官能性化合物と反応させるこ
とによって製造されるものも使用される。
【0035】このタイプの好ましい単量体は、ほんの数
例を挙げるだけであるが、エチレンジグリシド、ジグリ
シジルエーテル、並びにグリシジル単位とホルムアルデ
ヒド、ジオキサンまたはトリオキサンとから2:1のモ
ル比で構成されるジエーテル、また2モルのグリシジル
化合物と、1モルの、2〜8個の炭素原子を有する脂肪
族ジオールとから構成されるジエーテル、例えばエチレ
ングリコール、1,4−ブタンジオール、1,3−ブタ
ンジオール、1,3−シクロブタンジオール、1,2−
プロパンジオールまたは1,4−シクロヘキセンジオー
ルのジグリシジルエーテルである。
【0036】上記のポリオキシメチレン単独重合体およ
び共重合体を製造する方法は当業者に公知であって、文
献に記載されている。本発明の組成物は、通常、ほんの
少量の、例えばこの組成物に基づいて0.1〜5.0重
量%、好ましくは0.2〜1.0重量%のポリアセター
ルを含む。
【0037】本発明は少なくとも1種の安定剤の存在を
特徴とするものである。この安定剤の存在がホルムアル
デヒドの放出を低下させる。この説明の目的に対して、
安定剤は、効果が溶融熱可塑性樹脂から安定剤の非存在
下における場合よりも少ないホルムアルデヒドが逃れる
ということである任意の化合物である。
【0038】特に適した安定剤は、窒素含有安定剤、そ
してまたはカルボン酸塩である。カルボン酸塩、好まし
くは二価金属イオンのカルボン酸塩が安定剤としての使
用に適しており、そしてアルカリ土類金属のカルボン酸
塩が特に好ましい。
【0039】この金属カルボン酸塩は、1種または2種
以上のカルボン酸官能基を有するカルボン酸塩であるこ
とができ、そして1種または2種以上の金属イオンを含
んでいることができる。従って、混合塩、即ち2種以上
の金属イオンを有する塩も使用可能である。同様に、2
種または3種以上の異なるカルボン酸から誘導される混
合塩も使用可能である。
【0040】適したカルボン酸の例は、コハク酸、クエ
ン酸、酢酸、ギ酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、アジ
ピン酸、酒石酸、ステアリン酸、パルミチン酸およびモ
ンタン酸類である。
【0041】好ましい金属イオンはアルカリ土類金属イ
オンである。適した金属イオンの例は、マグネシウム、
カルシウム、ストロンチウム、バリウム、亜鉛およびア
ルミニウムである。
【0042】有利に使用することができる塩の例は、ク
エン酸カルシウムおよびクエン酸三カルシウムである。
他の有利な塩は、脂肪酸の塩、特に10〜32個の炭素
原子、好ましくは14〜32個の炭素原子を有する高級
脂肪酸の塩である。
【0043】モンタン酸類およびステアリン酸の塩が特
に好ましい。好ましい金属は、一価または二価のイオン
として生ずるもの、例えばアルカリ金属およびアルカリ
土類金属、特にアルカリ土類金属である。
【0044】マグネシウムおよびカルシウムが特に好ま
しい。好ましい安定剤はステアリン酸カルシウムであ
り、そしてステアリン酸マグネシウムが特に非常に好ま
しい。
【0045】本発明によれば、カルボン酸塩として通常
用いられる量は、0.0001〜5重量%、好ましくは
0.001〜1重量%である。窒素含有安定剤も安定剤
として使用することができる。これら窒素含有安定剤の
通常用いられる量は、0.001〜5重量%、好ましく
は0.01〜1重量%、特に好ましくは0.03〜0.
5重量%である。
【0046】これらは、環中に少なくとも1個の窒素原
子を含んでいる複素環式化合物であるのが好ましい。例
は、ピロリジン、ピペリジン、ピロール、ピリジン、プ
リン、インドール、カルバゾール、トリプトファン、オ
キサゾール、イミダゾール、チアゾール、ピコリン、ル
チジン、コリジン、キノリン、ピリダジン、ピリミジ
ン、ピラジンおよびこれらの誘導体である。
【0047】有利な化合物は、少なくとも1個の窒素原
子をアミノ置換炭素原子に隣接するヘテロ原子として有
する複素環式化合物、例えばアミノピリジンとそれより
誘導される化合物、またはメラミンである。この一般タ
イプの有利な化合物は、アミノピリジンとそれより誘導
される化合物である。原則としては、アミノピリジン類
の全て、例えばメラミン、2,6−ジアミノピリジン、
置換および二量体アミノピリジン類が適し、ピロリドン
とそれより誘導される化合物およびこれら化合物から調
製される混合物も同様である。
【0048】適したピロリドン類の例はイミダゾリジノ
ンとそれより誘導される化合物、例えばヒダントインで
あり、そしてそれらの誘導体が特に有利であり、そして
これらの内で特に有利な化合物はアラントインおよびそ
の誘導体である。
【0049】他の特に有利な化合物は、トリアミノ−
1,3,5−トリアジン(メラミン)とその誘導体、例
えばメラミン−ホルムアルデヒド縮合物およびメチロー
ルメラミンである。
【0050】メラミン、メチロールメラミン、メラミン
−ホルムアルデヒド縮合物およびアラントインが、特に
非常に好ましい。使用できる他の窒素含有安定剤はポリ
アミド、特にオリゴマー性ポリアミドである。
【0051】特に適したポリアミドは、単量体単位とし
てアジピン酸残基またはイソホロンジアミン残基を含ん
でいるもの、特に上記単量体単位の両者から構成される
ポリアミドである。
【0052】ステアリン酸末端基を持つこれらの生成物
が特に好んで提供されている。窒素含有安定剤は個々に
または組み合わせで使用することができる。色々な安定
剤の混合物、例えば窒素含有安定剤と金属カルボン酸塩
との混合物も使用可能である。
【0053】本発明の方法では、原則として、加熱可能
な任意の混合装置が混合装置として使用できる。適した
混合装置および混合方法の例は、本明細書で参照して含
められるSaechtling著・Kunststoff-Taschenbuch[プラ
スチックハンドブック]、Hanser Verlag社、1998
年、第27版、第202−217頁に記載されている。
【0054】ポリアセタールと混合されている熱可塑性
樹脂を混合する1つの方法はニーダーを使用する方法
で、単に1例としてであるが、この時点ではBrabender
ニーダーを挙げることができる。
【0055】本発明の方法の1つの好ましい態様におい
て、混合装置は少なくとも1つのスクリュー式機械から
構成される。1つの特に好ましい態様においては、押出
機、特に二軸スクリュー押出機がスクリュー式機械とし
て使用される。
【0056】溶融物の温度は、使用されるそれぞれの熱
可塑性樹脂について、ほとんどが100〜500℃、有
利には150〜350℃の範囲にある。有利な加工処理
温度は、使用熱可塑性樹脂に対して実質的に依存性であ
る。
【0057】単に例としてであるが、この時点では、有
利な温度としてLDPEには160〜260℃、HDPEには2
60〜300℃、そしてポリプロピレンには220〜2
70℃を挙げることができる。
【0058】原則的には、熱可塑性樹脂を加工処理する
方法が、どれも、適切なさらなる加工処理工程である。
適した方法は、本明細書で参照して含められるSaechtli
ng著・Kunststoff-Taschenbuch[プラスチックハンドブ
ック]、Hanser Verlag社、1998年、第27版、第
201−369頁に記載されている。
【0059】射出成形、射出−圧縮成形、押出成形また
は圧縮成形による加工処理が有利である。下記の実施例
は本発明を例証するものであって、本発明を限定するも
のではない。
【0060】一般的な運転明細 乾燥、粉砕されたブレンド、POM、および適切な場合は
安定剤から構成される反応混合物約50gを、Brabende
r試験ニーダーの混練チャンバーに装填し、そして約2
40℃の反応温度において溶融させた。この溶融物を5
0分間混練し、そしてこの溶融物から遊離したホルムア
ルデヒドを窒素気流中に連行させ、亜硫酸ナトリウム水
溶液を用いて採集容器の中に集め、そして硫酸に対する
滴定によって「オンラインで」測定した。得られた組成
物および結果は、以下の表に与えられる。
【0061】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) //(C08L 101/00 C08L 59:00 59:00) (72)発明者 イェンス・シービシュ ドイツ連邦共和国63579 フライゲリヒト, ブリュッケンシュトラーセ 19アー (72)発明者 ロゲル・クナップ ドイツ連邦共和国65597 ヒュンフェルデ ン,ハイネシュトラーセ 1アー Fターム(参考) 4F070 AA15 AA18 AA32 AA34 AA42 AA47 AA50 AB09 AB11 AC42 AC45 AC66 AC86 AC90 AE03 FA03 FA17 FB06 FC05 4J002 AA011 AB021 AB031 AD001 BB031 BB061 BB071 BB081 BB101 BB111 BB151 BB171 BB241 BB271 BC021 BD031 BD101 BE061 BF021 BG041 BG051 BG061 BG101 BL011 BL021 BN111 BN151 CB002 CC183 CF031 CF051 CF061 CF071 CF081 CF161 CF181 CF191 CG011 CH041 CH061 CH071 CH091 CH121 CJ001 CK031 CK041 CL011 CL031 CL033 CM041 CN011 CN031 CP031 EG036 EG046 EU026 EU046 EU056 EU076 EU116 EU136 EU146 EU186 EU226 EV326 FD033 FD036

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアセタールと混合されている熱可塑
    性樹脂からのホルムアルデヒドの放出を低下させる方法
    であって、上記熱可塑性樹脂混合物を混合装置中で少な
    くとも1種の安定剤の存在下において溶融し、そしてそ
    の溶融物をさらなる加工処理工程に付すことを含む上記
    の方法。
  2. 【請求項2】 使用される安定剤が少なくとも1種のカ
    ルボン酸塩、少なくとも1種の窒素含有安定剤またはこ
    れらの混合物から成る、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 使用されるカルボン酸塩が二価金属イオ
    ンの少なくとも1種の塩から成る、請求項2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 使用されるカルボン酸塩がアルカリ土類
    金属の少なくとも1種のカルボン酸塩から成る、請求項
    3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 使用されるカルボン酸塩がステアリン酸
    カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、クエン酸カル
    シウム、クエン酸三カルシウム、またはこれら化合物の
    少なくとも1種を含む混合物から成る、請求項2に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 カルボン酸塩の使用量が0.0001〜
    5重量%である、請求項2に記載の方法。
  7. 【請求項7】 使用される窒素含有安定剤が環中に少な
    くとも1個の窒素原子を含んでいる複素環式化合物から
    成る、請求項2に記載の方法。
  8. 【請求項8】 窒素含有安定剤がアミノピリジン誘導体
    から成る、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 窒素含有安定剤がメラミン 2,6−ジ
    アミノピリジン、置換および二量体アミノピリジン類、
    ヒダントイン、アラントイン、メラミン−ホルムアルデ
    ヒド縮合物、メチロールメラミンおよびポリアミドより
    成る群から選ばれる少なくとも1種の化合物から成る、
    請求項2に記載の方法。
  10. 【請求項10】 窒素含有安定剤の使用量が0.001
    〜5重量%である、請求項2に記載の方法。
  11. 【請求項11】 ポリアセタール以外の、しかしポリア
    セタールを含む熱可塑性樹脂の加工処理中の、該熱可塑
    性樹脂の溶融物中における、窒素含有化合物、カルボン
    酸塩またはこれらの混合物の安定剤としての使用。
  12. 【請求項12】 ポリアセタール以外の、しかしポリア
    セタールを含み、かつ少なくとも1種のカルボン酸塩を
    含むか、または少なくとも1種の窒素含有安定剤を含む
    プラスチックをベースとする熱可塑性重合体組成物。
JP2002358863A 2001-12-12 2002-12-11 混合ポリアセタールを有する熱可塑性樹脂の加工処理中におけるホルムアルデヒドの放出を低下させる方法および手段 Pending JP2003192796A (ja)

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