JP2003192033A - シール用蓋材 - Google Patents

シール用蓋材

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JP2003192033A
JP2003192033A JP2001391976A JP2001391976A JP2003192033A JP 2003192033 A JP2003192033 A JP 2003192033A JP 2001391976 A JP2001391976 A JP 2001391976A JP 2001391976 A JP2001391976 A JP 2001391976A JP 2003192033 A JP2003192033 A JP 2003192033A
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JP
Japan
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lid member
container body
top surface
wall
lid material
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001391976A
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English (en)
Inventor
Yokichi Taniguchi
洋吉 谷口
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Toyo Ekco Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ekco Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Ekco Co Ltd filed Critical Toyo Ekco Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 余裕を持って容器本体の開口部に落し込むこ
とができ、かつ位置決めを正確に行なうことができる蓋
材を提供することである。 【解決手段】 蓋材1の頂面2の外周縁2aを、容器本
体に設けられた凸条の内側壁よりも充分な余裕を持って
小さくし、前記外周縁2aに複数の小突起3を設けて前
記余裕をうめるような高さCとして小突起3を内側壁に
当接させ、蓋材1を位置決めできるようにしたのであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】この発明は、ヒートシールによって
容器を密封するために用いる蓋材に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、容器本体の開口部外周に設けら
れた凸条と、蓋に設けられた凹条を係合して容器本体を
閉鎖する形態の嵌合容器では、凸条と凹条の機械的な密
着によって封止しているため、充分な水密性、気密性が
得られない場合がある。そのため、図6、7に示すよう
に、容器本体10に設けられた凸条11の内側に、平坦
な蓋材12をさらにヒートシールして、密封性を確保す
ることが行なわれている。
【0003】
【発明の課題】上記のような蓋材12は、容器本体10
の窪んだ肩部13に落し込んでからヒートシールする必
要がある。このとき、凸条11の内側壁11aに対して
蓋材12のサイズが大きいと落し込むことができず、小
さ過ぎると位置決めが困難となる。しかしながら、丁度
落し込むために適切なサイズに蓋材12を裁断するのは
非常に難しい。蓋材12の裁断誤差及び容器本体10の
成形誤差があるからである。
【0004】そこで、この発明の課題は、余裕を持って
蓋材を落し込むことができ、かつ蓋材の位置決めを正確
に行うことができるようにすることである。
【0005】
【課題の解決手段】上記の課題を解決するために、この
発明は、容器本体の開口部周辺に設けられた立ち上り壁
内に落し込んでヒートシールする蓋材において、頂面と
その外周縁に設けられた複数の小突起より成り、頂面の
外周縁を前記立ち上り壁に対して余裕を持って落し込み
可能なサイズとし、かつ前記突起が立ち上り壁に当接し
て頂面の位置決めを可能にした構成を採用したのであ
る。
【0006】前記余裕は約1〜4mm程度であり、それ
に対応して前記突起の高さは約1〜4mm程度がよい。
また、前記立ち上り壁は、容器本体の開口部周辺に設け
られた凸条の内側壁であってもよい。
【0007】
【実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1〜図5
に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、シー
ル用蓋材1は、頂面2の外周縁2aに、複数の小突起3
を設けたものである。なお、必要に応じてタブ4(開封
等のためのつまみ部)を設けることができる。
【0008】前記頂面2は、容器本体10の開口部外周
に設けられた凸条11の内側壁11aが区画する輪郭に
相似する形状になっているが、外周縁2aの外寸法A、
B(図1)は、内側壁11aの内寸法よりも約1〜4m
m程度小さく(勿論コーナ部も含めて)してあり、内側
壁11aの内側に製造誤差があっても余裕を持って納ま
るサイズにしてある。そして、小突起3の高さCを平面
視において約1〜4mm程度、即ち頂面2と込みで内側
壁11aの内寸法とほぼ同程度とし、小突起3が内側壁
11aに当接して、蓋材1を動かないよう保持し位置決
めできるようになっている。そのためには、小突起3の
位置を、例えば図1(イ)の鎖線で示すように、外周縁
2aの長辺及び短辺のほぼ中央の対称位置に設けるのが
よい。また、図1(ロ)に示すように、頂面2が円形の
場合には、120°ずつずらせた位置に小突起3を設け
ればよく、図1(ハ)のような異形の頂面2を有する蓋
材1の場合は、4ヶ所に小突起3を設けるとよい。この
ように、小突起3は、頂面2の形状に応じて、蓋材1を
位置決めできる位置を選択して設ける必要がある。勿
論、図1は小突起3を設ける最小限の数を示したに過ぎ
ず、それ以上の個数を設けてもよく、その場合には、必
ずしも図示の位置に小突起3がなくてもよい。要は、蓋
材1を位置決めできればよい。
【0009】なお、頂面2のサイズは、内側壁11aの
内側に納まるよう充分な余裕を持って設計しておけばよ
く、小突起3が内側壁11aの内寸法を超えても、小突
起3が屈曲して蓋材1を内側壁11a内に納めることが
できる。しかしながら、従来のように蓋材1のサイズが
内側壁11aの内寸法を超えてしまう場合があると、内
側壁11a内に納めることが不可能となる。
【0010】前記蓋材1の頂面2は、図3(イ)に示す
ように、通常平坦になっているが、図3(ロ)や(ハ)
のように、中央部断面が上方に台形状になっていたり、
下方に落ち込んだようなものでもよい。また、小突起3
の形状も、図4に示すように、三角形、半円形、矩形、
台形、鋸歯形など種々選択可能である。蓋材1の材質
は、容器本体10にヒートシール可能なものであれば、
合成樹脂フィルムまたはシートの単体でもよいが、通常
は図5に示すように、ポリエステルやポリプロピレンか
ら成る合成樹脂基材5にヒートシールフィルム6を積層
したものが用いられる。基材5としては、そのほかアル
ミニウム箔や紙或はこれらと合成樹脂フィルムの積層体
を用いてもよい。
【0011】前記容器本体10は、合成樹脂の成形品が
普通であるが、アルミニウム箔や紙などとの積層体から
成るものでもよい。また、凸条11には、通常凹条を有
する蓋を嵌合できるようになっているが、凸条11が無
く、開口部周辺に内側壁11aだけを立ち上げて蓋を嵌
合しないような形態の容器本体でもよい。容器本体の平
面形状も、多角形、円形、楕円形など種々の形状を採り
うる。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、以上のように、蓋材
を落し込む開口部周辺の立ち上げ壁に対して余裕のある
サイズに形成して落し込みの失敗を無くし、かつ蓋材の
外周縁に立ち上げ壁に当接する小突起を形成したので、
蓋材の位置決めを正確に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の蓋材の例を示す平面図
【図2(イ)】蓋材を容器本体の開口部に落し込んだ状
態を示す縦断面図
【図2(ロ)】蓋材を容器本体の開口部に落し込んだ状
態を示す平面図
【図3】蓋材の形状を示す断面図
【図4】蓋材に設けた小突起の形状を示す平面図
【図5】蓋材の積層構造を示す断面図
【図6】従来の蓋材を落し込んだ状態を示す容器本体の
縦断面図
【図7】容器本体の平面図
【符号の説明】
1 蓋材 2 頂面 2a 外周縁 3 小突起 4 タブ 5 基材 6 ヒートシールフィルム 10 容器本体 11 凸条 11a 内側壁 12 蓋材 A 長辺 B 短辺 C 突起の高さ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体の開口部周辺に設けられた立ち
    上り壁内に落し込んでヒートシールする蓋材において、
    頂面とその外周縁に設けられた複数の小突起より成り、
    頂面の外周縁を前記立ち上り壁に対して余裕を持って落
    し込み可能なサイズとし、かつ前記突起が立ち上り壁に
    当接して頂面の位置決めを可能にしたことを特徴とする
    シール用蓋材。
  2. 【請求項2】 前記余裕が約1〜4mmであり、前記突
    起の高さが約1〜4mmである請求項1に記載のシール
    用蓋材。
  3. 【請求項3】 前記立ち上り壁が容器本体の開口部周辺
    に設けられた凸条の内側壁である請求項1または2に記
    載のシール用蓋材。
JP2001391976A 2001-12-25 2001-12-25 シール用蓋材 Pending JP2003192033A (ja)

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