JP6662548B2 - 容器 - Google Patents
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Description
特許文献1の図10には、容器本体と、この容器本体のフランジ部に熱溶着されたシール蓋材からなる容器が開示されている。フランジ部には、外力によって切断可能な切断予定ラインが環状線を描いて形成されている。収容部の開口周縁とフランジ部の外周縁は四角形をなしており、切断予定ラインもこれら開口周縁と外周縁に沿って四角形をなしている。フランジ部には、切断予定ラインの4つの辺の中央において、下に凸の膨出部が形成されている。
上記切断予定ラインでの切断により、膨出部は内側部分と外側部分に分離される。
上記のように密封用のシール蓋材が、開封後には容器本体のフランジ部の外側領域と協働して再封蓋を構成するので、再封蓋を別途必要とせず部品点数を減じることができる。
容器本体とシール蓋材とを備えた容器において、
上記容器本体は、収容部と、この収容部の開口周縁に連なるフランジ部とを有し、
上記フランジ部には、外力付与により切断可能な切断予定ラインが環状線を描いて形成され、この切断予定ラインにより上記フランジ部は内側領域と外側領域に区分けされ、このフランジ部の外側領域に上記シール蓋材が固着されており、
上記フランジ部の上記内側領域には第1嵌合部が形成され、上記外側領域には第2嵌合部が形成されており、
上記切断予定ラインでの切断により、上記フランジ部の外側領域と上記シール蓋材を含む再封蓋が、上記フランジ部の内側領域から分離可能であり、
上記再封蓋が上記収容部の開口を覆った状態で上記第1嵌合部と上記第2嵌合部が嵌合可能であることを特徴とする。
しかも、開封後に再封蓋の第2嵌合部をフランジ部の内側領域の第1嵌合部に嵌合させることにより、再封蓋を、収容部開口を覆った状態で確実に保持することができる。
上記構成によれば、複数箇所で嵌合するので、再封蓋をより一層確実に保持することができる。
上記構成によれば、複数の嵌合箇所が等角度間隔をなしているので、再封蓋をより一層確実に保持することができる。また、再封蓋を容器本体に対して開封直後の位置から回すだけで、第1嵌合部と第2嵌合部を位置決めすることができる。
上記構成によれば、2箇所で嵌合するので再封蓋を確実に保持できる。また、再封蓋を容器本体に対して開封直後の位置から回すだけで、第1嵌合部と第2嵌合部を位置決めすることができる。
上記構成によれば、2つの嵌合箇所が収容部を挟んで反対側に配置されているので、再封蓋をより一層確実に保持することができる。
上記構成によれば、2つの嵌合箇所が周方向に180°離れているので、再封蓋10をより一層確実に保持することができる。また、第1嵌合部と第2嵌合部が交互に90°間隔で配置されているので、容器全体をバランス良く構成することができる。
上記構成によれば、フランジ部の全域を有効に活用でき、フランジ部に対する収容部の比を大きくすることができる。
上記構成によれば、再封蓋を容器本体に対して開封直後の位置から回動及び/又は直線的移動により、第1嵌合部と第2嵌合部を位置決めすることができる。
上記構成によれば、再封蓋を容器本体に対して開封直後の位置から直線的に移動することにより、第1嵌合部と第2嵌合部を位置決めすることができる。
上記構成によれば、二重シールにより密封性を高めることができる。
上記構成によれば、第1、第2嵌合部がフランジ部から突出しないので、容器を安定して積み重ねることができる。
上記構成によれば、嵌合強度を高めることができる。
最初に、図1、図2(A),(B)、図6(A),(B)を参照しながら容器の構成を説明する。容器は、容器本体10とシール蓋材20により構成されている。
容器本体10は、例えば樹脂シートを真空プレス成形することにより得られ、収容部11と、この収容部11の開口周縁11xに連なり径方向外方向に張り出すフランジ部12と,このフランジ部12の外周縁12xに連なる垂下部13とを有している。収容部11は底部11aと胴部11bにより構成されている。
上記フランジ部12の外周縁12xは角部の丸みを除いて略正方形(四角形)をなしている。開口周縁11xの4つの辺は、外周縁12xの4つの辺とそれぞれ平行をなしている。開口周縁11xの他の4つの辺は外周縁12xの4つの角部と協働して、4つの略三角形状の領域12yを提供している。
第1嵌合部15と第2嵌合部16は周方向に90°離れており、収容部11の中心Lから等距離離れている。
上記第1嵌合部15と第2嵌合部16は、180°離れた2箇所において嵌合すること、および上述したように弾性変形を伴って嵌合することにより、再封蓋20Aを容器本体10Aに確実に保持することができる。
切断予定ライン17と隆起部18は、開口周縁11xの辺に沿って延びるとともに第2嵌合部16の内側を通り、第1嵌合部15の外側を円弧を描いて通る。
切断予定ライン17と隆起部18は、開口周縁11xの辺に沿って延びるとともに第2嵌合部16の内側を通り、第1嵌合部15の外側を円弧を描いて通っている。
上記実施形態では第1、第2嵌合部は円形であったが、形状に制約はなく、多角形状であってもよい。
上記実施形態では容器本体とシール蓋材が樹脂製であったが、いずれか一方または両方が、樹脂以外の材料例えば紙や金属であってもよい。
また、容器の収容部の形状は多角形状に限らず円形や楕円形であってもよいし、フランジ部の外周縁形状も多角形状に限らず円形や楕円形であってもよい。
10A 開封後の容器本体
11 収容部
11x 開口周縁
12 フランジ部
12a 内側領域
12b 外側領域
12x 外周縁
15 第1嵌合部
16 第2嵌合部
17 切断予定ライン
18 隆起部
20 シール蓋材
20A 再封蓋
Claims (12)
- 容器本体とシール蓋材とを備え、
上記容器本体は、収容部と、この収容部の開口周縁に連なるフランジ部とを有し、
上記フランジ部には、外力付与により切断される切断予定ラインが環状線を描いて形成され、この切断予定ラインにより上記フランジ部は内側領域と外側領域に区分けされ、このフランジ部の外側領域に上記シール蓋材が固着されており、
上記フランジ部の上記内側領域には第1嵌合部が形成され、上記外側領域には第2嵌合部が形成されており、
上記切断予定ラインでの切断により、上記フランジ部の外側領域と上記シール蓋材を含む再封蓋が、上記フランジ部の内側領域から分離され、
上記再封蓋が上記収容部の開口を覆った状態で上記第1嵌合部と上記第2嵌合部が嵌合されることを特徴とする容器。 - 上記第1嵌合部が複数形成され、上記第2嵌合部が上記第1嵌合部と同数形成されていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
- 上記複数の第1嵌合部が上記収容部の中心から見て周方向に等角度間隔をなして配置され、上記複数の第2嵌合部が上記収容部の中心から見て周方向に等角度間隔をなして配置されるとともに上記第1嵌合部から周方向に離間して配置され、上記第1、第2嵌合部が上記収容部の中心から等距離離れていることを特徴とする請求項2に記載の容器。
- 上記第1嵌合部と上記第2嵌合部が2つずつ形成され、上記第1、第2嵌合部は周方向に離れて配置されるとともに上記収容部の中心から等距離離れて配置されており、上記収容部の中心を基準として上記2つの第1嵌合部間の角度間隔と上記2つの第2嵌合部間の角度間隔が等しいことを特徴とする請求項2に記載の容器。
- 上記2つの第1嵌合部は上記収容部を挟んで反対側に配置されており、上記2つの第2嵌合部は、上記収容部を挟んで反対側に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の容器。
- 上記2つの第1嵌合部は互いに周方向に180°離れて配置され、上記2つの第2嵌合部は互いに周方向に180°離れるとともに上記第1嵌合部から周方向に90°離れて配置されていることを特徴とする請求項5に記載の容器。
- 上記収容部の上記開口周縁が八角形をなし、上記フランジ部の外周縁が四角形をなし、上記開口周縁の4つの辺が上記外周縁の4つの辺と平行をなしており、上記開口周縁の他の4つの辺が上記外周縁の4つの角部と協働して4つの略三角形状の領域を形成しており、これら4つの領域に、上記第1嵌合部と上記第2嵌合部が周方向に交互に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の容器。
- 上記第1嵌合部と上記第2嵌合部が2つずつ形成され、上記2つの第1嵌合部間の離間距離と、上記2つの第2嵌合部間の離間距離が等しいことを特徴とする請求項2に記載の容器。
- 上記複数の第2嵌合部は、対応する上記第1嵌合部から上記フランジ部の面に沿って所定方向に延びる直線上に配置されるとともに、対応する上記第1嵌合部との離間距離が等しいことを特徴とする請求項2に記載の容器。
- 上記フランジ部の上記内側領域には環状線をなす隆起部が形成され、上記第1嵌合部が上記隆起部より内側に配置されており、上記シール蓋材が上記隆起部と上記フランジ部の外側領域に熱溶着されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の容器。
- 上記第1、第2嵌合部が下に凸に膨出しており、上記第1嵌合部が雌型嵌合部として提供され、上記第2嵌合部が雄型嵌合部として提供されることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の容器。
- 上記第1、第2嵌合部は、下方に向かって漸次径が増大することを特徴とする請求項11に記載の容器。
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