JP4914471B2 - 包装容器 - Google Patents

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本発明は、切り昆布の佃煮等のような食品を密封状態に収容する包装容器、特に合成樹脂シートを押型・成形して形成された比較的浅い蓋付箱状を呈する包装容器に関するものである。
従来、切り昆布の佃煮等のような食品を密封状態に収容する包装容器として種々のものがあるが、合成樹脂シートを押型・成形して形成された比較的浅い蓋付箱状を呈するものが知られており、これらの包装容器は容器本体の側面部周縁に矩形状の突起フランジが形成され、一方蓋体の蓋部周縁に、その突起フランジに嵌合する矩形状の受フランジを形成させた構造になっている。
しかしながら、容器本体の突起フランジに蓋体の受フランジが単に嵌合して封鎖される構造の包装容器にあっては、一般的に容器本体と蓋体の強度が使用状態によっては十分とは言えず、不注意に蓋体開封を行うと、容器本体と蓋体の周縁、特に容器本体の突起フランジと蓋体の受フランジ内周の四隅部分、或いは各フランジ部分が変形し易く、繰り返し開閉を行っても密封性が失われない再封性に欠ける場合があり、密封性を追求するあまり開けにくい面もあった。
特に、この種の容器では、佃煮などの内容物における品質保持期間を確保する目的で容器本体の突起フランジと蓋体の受フランジとの間に熱可塑性や熱硬化性の接着剤層を介在させて熱溶着により開封可能に密封するものが殆どであり、そのため、蓋体が開けにくく、また、開封したときに変形し易く、再封性に欠けるという問題がより顕著である。
そこで、例えば特開2008−260560号公報に提示されているように、容器本体の四隅に落込み段部と蓋体の嵌合部とに互いに取り外し可能に係着するホックを形成するための嵌合凸部および嵌合凹部をれ形成することにより、優れた密封効果と再封性を期待することができる。
特開2008−260560号公報
しかしながら、前記包装容器は密封性を主としてることから、密封性に優れているが、蓋体が開けづらく、更に、再封時に蓋体がし難いという問題点があった。
底部を有する容器本体の側面部周縁に矩形環状の突起フランジが形成され、該突起フランジの内周に落込段部が形成されているとともに、蓋体の蓋部周縁に前記突起フランジに嵌合する受フランジが形成されて、この受フランジの内周に前記落込段部に嵌合する落込突部が形成されたそれぞれ平面が矩形状の容器本体と蓋体からなる包装容器において、前記容器本体における落込段部の少なくとも三隅における内壁と前記蓋体における落込突部の三隅における外壁とに、相互に凹凸係合する嵌合部がそれぞれ形成されていることを特徴とする。
また、本発明において、前記嵌合部の断面が円弧形であると好ましい。
本発明である包装容器によれば、密封性に優れていることはいうまでもなく、蓋体が開け易く、更に、再封性にも優れている。
本発明の一実施の形態に係る蓋体を開けた状態の包装容器の分解斜視図。 図1に示した実施の形態における蓋体を閉じた状態(図示せず)のA−A拡大断面図。 容器本体を示す平面図。 蓋体を示す平面図。
以下、図面に示した本発明の実施の形態について、説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る蓋体を開けた状態の包装容器の分解斜視図、図2はその蓋体を閉じた状態(図示せず)のA−A拡大断面図、図3は容器本体の平面図、図4は蓋体の平面図である。
本実施形態の包装容器は、底部3を有する容器本体1と容器本体1を封鎖する蓋体2からなる。容器本体1と蓋体2は、塩化ビニル,ポリエチレンやポリエチレンテレフタート等の例えば透明の合成樹脂シートで製造されている。容器本体1は、底部3が最も狭く開口上方に向かって漸次拡大する矩形(特に本実施の形態では正方形)状容器になっており、蓋体2は、平坦な広い板状の蓋部4を有する矩形状(正方形)になっている。
また、容器本体1の底部3は、中央部に矩形の平坦部5を有し、平坦部5の外周にはピラミッド(四角錐)状の錐形状突起6が複数模様状に配置され、更に錐形状突起6の外周にはダイヤ状にカットしたダイヤ状突起7が配置されて、ストッパの役割を果たして内容物の移動を防止している。
即ち、容器本体1に収容された内容物が搬送等の際にずれるのを防止して容器本体1の中央に留まるようにしている。また、箸等を使用して内容物を取り出す際にも、錐形状突起6やダイヤ状突起7によって、内容物と底面との間に隙間が生ずるので、容器底面にへばり付くことがなく、容易に取り出すことができ、まだ食べずに残った内容物は、容器本体1の中央部に集め再封鎖して、気密保存することができる。
また、容器本体1の側面部8には、縦リブ9が縦格子状に配置され、側面を強化している。側面部8の周縁11には矩形環状に突出した突起フランジ10が形成され、また突起フランジ10の内周には落込んだ落込段部12が形成されている。
一方、蓋体2は、蓋部4の周縁13に突起フランジ10に嵌合する受フランジ14が形成されている。受フランジ14の内周には落込段部12に嵌合する降下した落込突部15が形成されている。この突起フランジ10と受フランジ14の嵌合によって容器本体1と蓋体2の気密性が図られ、更に落込段部12と落込突部15の嵌合によってより高い気密性が得られる。
そして、本実施の形態では、特に、容器本体1の落込段部12における内壁16の四隅12a,12b,12c,12dには断面が弧状である凸状の平面が弓形の嵌合部17a,17b,17c,17dが形成されており、前記蓋体2における落込突部15における外壁18の三隅15b,15c,15dに、前記嵌合部17b,17c,17dに対して相互に凹凸係合する平面が弓形の嵌合部19b,19c,19dがそれぞれ形成されている。
以上の構成を有する本実施の形態は、容器本体1を蓋体2で封鎖した際に、容器本体1の落込段部12における内壁16の三隅12b,12c,12dに設けられた嵌合部17b,17c,17dが、蓋体2の落込突部15における内壁16の三隅15b,15c,15dに設けられた嵌合部19b,19c,19dにそれぞれ相互に嵌合、係合して、特に容器本体1における落込段部12の三隅12b,12c,12dと蓋体2における落込突部15の三隅15b,15c,15d強度が強化されると共に、嵌合強度が高められて包装容器の気密性が高められる。
この包装容器を使用する際には、容器本体1に食品等の内容物を収容して不活性ガス(窒素ガス)を充填後、予め容器本体1の突起フランジ10または蓋体2の受フランジ14の少なくとも一方に施した熱可塑性の接着剤や熱硬化性の接着剤からなる接着シートを用いて熱圧着等で容器本体1と蓋体2とを密閉する。このようにすることによって、内容物の長期保存を可能にするばかりか容器本体1及び蓋体2自体の強度が強化させて再封性と開封性が良好になる。
そして、密封された本実施の形態を開蓋するには従来のこの種の放送容器と同様に、前記蓋体2の周縁13における前記落込突部15における内壁16に嵌合部17b,17c,17dが形成されていない隅15aの部分を「あけくち」としてその下側に位置する容器本体1のフランジ11をそれぞれ異なる手の指で把持して開くことにより開放するが、本実施の形態では、前記蓋体2の落込突部15における隅15aの部分は他の三隅15b,15c,15dと異なり容器本体1と嵌合状態になく、従来の四隅が嵌合状態にある包装容器のように嵌合している方向へ向けて蓋体2の周縁13を解除するものでなく、開放方向への抵抗が全くないので極めて容易且つ迅速に蓋体2を開放することができる。
特に、開放時に蓋体2が隅15aの部分から隅15b,15d、更には15cへと順に嵌合状態を解除していくことになるが、隅15b,15dは嵌合方向に対して横方向から、隅15cについては嵌合方向と反対方向から解除されることになり嵌合状態が抵抗なくきわめて容易に外れる。
また、蓋体をもとに戻して再封する場合には、前記開放する場合と逆に隅15cから嵌合させることによりきわめて簡単に行うことができる。
尚、本実施の形態では前記嵌合部17b,17c,17dおよび嵌合部19b,19c,19dの断面を弧状としたことにより互いの嵌脱がより円滑に且つ嵌合が強固に行われるばかりか、更には前記嵌合部の平面を弓形に形成したので操作も円滑で係合も確実である。
更に、本実施の形態では蓋体2の周縁13の開放部分(嵌合部を設けない部分)に「あけくち」のような印(○などの印や孔等も可)を付けたのであけくちが一別できるので開閉操作が容易であり、また、容器本体1と蓋体2と平面が正方形の形状として蓋体2の各隅に置ける閉止位置を自由としたので蓋体2を閉めるときに方向性を確認する必要がなく、きわめて効率がよいが、例えば平面が長方形のよう名場合には容器本体1にも三隅に嵌合部を設置すればよい。
更にまた、本発明では前記嵌合部17a,17b,17c,17d、19b,19c,19dの形状や方式は一例であり、他の形式であってもよいことはいうまでもない。
1 容器本体、2 蓋体、3 底部、4 蓋部、6 錐形状突起、7 ダイヤ状突起、8 側面部、10 突起フランジ、11 周縁、12 落込段部、12a,12b,12c,12d 隅、13 周縁、14 受フランジ、15 落込突部、15b,15c,15d 隅、17a,17b,17c,17d、19b,19c,19d 嵌合部

Claims (2)

  1. 底部を有する容器本体の側面部周縁に矩形環状の突起フランジが形成され、該突起フランジの内周に落込段部が形成されているとともに、蓋体の蓋部周縁に前記突起フランジに嵌合する受フランジが形成されて、この受フランジの内周に前記落込段部に嵌合する落込突部が形成されたそれぞれ平面が矩形状の容器本体と蓋体からなる包装容器において、前記容器本体における落込段部の少なくとも三隅における内壁と前記蓋体における落込突部の三隅における外壁とに、相互に凹凸係合する嵌合部がそれぞれ形成されていることを特徴とする包装容器。
  2. 前記嵌合部の断面が円弧形である請求項1記載の包装容器。
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