JP2005178812A - 易剥離性を有する容器用蓋材 - Google Patents

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Takehiko Tsuchiyama
土山  武彦
Minoru Nagae
実 永江
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Abstract

【課題】成形容器とヒートシールでき、かつ、嵌合が可能な易剥離性を有する容器用蓋材を提供すること。
【解決手段】フランジ付き容器本体の開口部を覆いフランジ部に嵌合されると共に、密封シールされる蓋材であって、最内層にイージーピール性を有するシーラント層(2)が配置された複合シート(2)から構成され、蓋材天面(11)の周縁には、内方に突出する凸条(12)が形成された嵌合用周壁(13)が、天面周縁から垂下して設けられている。天面周縁近傍には凸状リブ部(14)上方に突出するように設けられている。また、凸状リブ部には凸状リブ部を分断する切り込み(k,k)が一定距離を隔てて2か所設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、フランジを有する成形容器の開口部を覆う蓋材に関するものであり、特には、易剥離性を有すると共に、成形容器に嵌合できる容器用蓋材に関するものである。
従来、カップやトレーのようなフランジを有する成形容器の開口部を覆う蓋材として、例えば、図4に示すような、フィルムやシート成形された蓋が中蓋(101)として、成形容器(102)のフランジ部(103)とシールしてあり、その上から嵌合用のオーバーキャップ(104)が嵌めてある方式が一般的である。
この方式では、中蓋(101)で密封性を確保し、オーバーキャップ(104)が再封性を確保するようになっている。しかしこの構成では二つの機能を果たすために二つの部品が必要となり、コストがかかるという問題がある。また、コストを下げるためにオーバーキャップを省略すると密封性はあるが再封性がない容器となってしまう。
本発明は、フランジを有する成形容器の開口部を覆う蓋材に関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、成形容器とヒートシールでき、かつ、嵌合が可能な易剥離性を有する容器用蓋材を提供することを課題とする。
本発明の請求項1の発明は、フランジ付き容器本体の開口部を覆いフランジ部に嵌合されると共に、密封シールされる蓋材であって、
最内層にイージーピール性を有するシーラント層が配置された複合シートから構成され、蓋材天面の周縁には、内方に突出する凸条が形成された嵌合用周壁が、天面周縁から垂下して設けられていることを特徴とする、易剥離性を有する容器用蓋材である。
このように請求項1記載の発明によれば、最内層にイージーピール性を有するシーラント層が配置された複合シートから構成され、蓋材天面の周縁には、内方に突出する凸条が形成された嵌合用周壁が、天面周縁から垂下して設けられているので、
容器本体のフランジ部と熱融着させれば簡単に密封性が確保でき、また、容易に蓋材を剥離することができる。さらに嵌合用周壁には内方に突出する凸条が形成されており、容器本体のフランジ部と嵌合させることができる。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記蓋材の天面周縁近傍には凸状リブ部が上方に突出するように設けられていることを特徴とする、易剥離性を有する容器用蓋材である。
このように請求項2記載の発明によれば、蓋材の天面周縁近傍には凸状リブ部が上方に突出するように設けられているので、蓋材は強度が確保される。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記凸状リブ部には、該凸状リブ部を分断する切り込みが、一定距離を隔てて2か所設けられていることを特徴とする、易剥離性を有する容器用蓋材である。
このように請求項3記載の発明によれば、凸状リブ部には、該凸状リブ部を分断する切
り込みが、一定距離を隔てて2か所設けられているので、蓋材を開封する際には、切り込みが選択的に折れ曲がって開けやすく、また、蓋材の変形を抑えることができる。
また、請求項4の発明は、請求項1、2又は3の発明において、蓋材の嵌合用周壁の先端には、該嵌合用周壁から連続する開封用のつまみが突出して形成されていることを特徴とする、剥離性を有する容器用蓋材である。
このように請求項4記載の発明によれば、蓋材の嵌合用周壁の先端には、該嵌合用周壁から連続する開封用のつまみが突出して形成されているので、蓋材を開封する際にはつまみを持って容易に開封することができる。
このように本発明の易剥離性を有する容器用蓋材を用いることにより、密封性と再封性を一つの部品で容器に付与することができる。中蓋の省略により包装材料のコストダウンが可能となる。さらには、成形蓋なので、美匠性に富んだ形状に成形することができる。
本発明の易剥離性を有する容器用蓋材を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明の易剥離性を有する容器用蓋材は、例えば、図1、図2に示すように、フランジ付き容器(20)の開口部を覆い、フランジ部(21)に嵌合されると共に、密封シールされる蓋材(10)である。
そして、最内層にイージーピール性を有するシーラント層(2)が配置された複合シート(1)から構成されている。
蓋材天面(11)の周縁には、容器本体(20)のフランジ部(21)と嵌合させるための、内方に突出する凸条(12)が形成された嵌合用周壁(13)が天面周縁から垂下して設けられているものである。
また、蓋材の天面(11)周縁近傍には凸状リブ部(14)が上方に突出するように設けられている。凸状リブ部(14)は、蓋材の天面(11)の強度を確保するために設けられるものである。
凸状リブ部(14)には、この凸状リブ部(14)を二つに分断する切り込み(k,k)を一定距離を隔てて2カ所設けておくこにより、蓋材を開封する際には、切り込み(k,k)が選択的に折れ曲がって開け易く、また、成形した蓋材の変形を抑えることができる。
さらに、蓋材の嵌合用周壁(13)の先端には、該嵌合用周壁(13)から連続する開封用のつまみ(15)が突出して形成されている。
蓋材として使用される複合シート(1)としては、真空成形、圧空成形等のシート成形ができ、かつ、トレーやカップのようなフランジ部を有する成形容器のフランジ部と熱融着可能な素材であれば良く、例えば、最内面にイージーピール性を有するシーラント層(2)が配置された、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリカーボネイト、ポリスチレン等のプラスチックや該プラスチックと紙を基材とする積層シートなどが好ましく使用できる。
また、シーラント層(2)としては、ポリエチレンベースの複合フィルム等が好ましく
使用できる。
フランジ付き成形容器(20)としては、プラスチック製の成形容器、紙基材を主体とする紙カップ、紙トレー等が好ましく使用できる。形状も円形、楕円形、角形等任意の形状のものが使用できる。
本発明の易剥離性を有する容器用蓋材とそれに被せる成形容器の一実施例を示す、説明図である。 (a)は 図1の易剥離性を有する容器用蓋材を成形容器に被せて嵌合し、密封シールした状態を示す、説明図であり、(b)は蓋材を開封している状態を模式的に示す、説明図である。 本発明の易剥離性を有する容器用蓋材を成形容器に被せた状態の別の実施例を示す、説明図である。 従来の容器蓋材を成形容器に被せた状態を示す、説明図である。
符号の説明
1‥‥複合シート
2‥‥シーラント層
10‥‥蓋材
11‥‥天面
12‥‥凸条
13‥‥嵌合用周壁
14‥‥凸状リブ部
15‥‥開封用つまみ
20‥‥容器本体
21‥‥フランジ部
k‥‥切り込み
101‥‥中蓋
102‥‥成形容器
103‥‥フランジ部
104‥‥オーバーキャップ

Claims (4)

  1. フランジ付き容器本体の開口部を覆いフランジ部に嵌合されると共に、密封シールされる蓋材であって、
    最内層にイージーピール性を有するシーラント層が配置された複合シートから構成され、蓋材天面の周縁には、内方へ突出する凸条が形成された嵌合用周壁が、天面周縁から垂下して設けられていることを特徴とする、易剥離性を有する容器用蓋材。
  2. 前記蓋材の天面周縁近傍には凸状リブ部が上方に突出するように設けられていることを特徴とする、請求項1記載の易剥離性を有する容器用蓋材。
  3. 前記凸状リブ部には、該凸状リブ部を分断する切り込みが、一定距離を隔てて2か所設けられていることを特徴とする、請求項1又は2記載の易剥離性を有する容器用蓋材。
  4. 前記蓋材の嵌合用周壁の先端には、該嵌合用周壁から連続する開封用のつまみが突出して形成されていることを特徴とする、請求項1、2又は3記載の易剥離性を有する容器用蓋材。
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