JP3189847U - 嵌合容器 - Google Patents

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康博 下平
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忠彦 香取
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Abstract

【課題】容器本体の開口部に剥離可能に配置されたトップシールを取り除いて開封した後の封止効果を向上させることができる嵌合容器を提供する。【解決手段】開口部15全面にトップシール20が剥離可能に配置された容器本体11と、前記容器本体11のトップシール20が配置された開口部15外周に嵌合する外周嵌着部35と、前記トップシール20が取り除かれた開口部15内周15aに嵌合する内周嵌合部38を兼ね備えた蓋体30とからなることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本考案は、容器本体と、容器本体に嵌合する蓋体とを備えた嵌合容器に関する。
例えば、惣菜や弁当等の食品、その他の加工食品等を収容する包装用容器においては、ともに合成樹脂シート製の容器本体に蓋体を重ね合わせたものが多用される(例えば、特許文献1参照。)。この種の容器では、蓋体の外周部分が容器本体の周囲よりも大きく形成され、蓋体の縁部(フランジ部、スカート部等)が容器本体の開口部に形成された縁部(フランジ部)の外側から嵌合される。また、必要に応じて、容器全体をラップフィルム等により被覆して蓋体の開放を抑制することがある。これにより、蓋体の封止効果は高まり、衝撃にも強く、取り扱いやすくなり陳列作業の利便性が高まるため、コンビニエンスストア等で販売される弁当類に多く採用されている。
ところで、内容物が漬物等の比較的汁気が多い食品等である場合、内容物の液漏れや臭い漏れ等を防止するために、容器本体の開口部にヒートシールや接着剤等により剥離可能なトップシールが配置されて、その上から蓋体がトップシールとともに容器本体の開口部の縁部に嵌合される。この嵌合容器では、トップシールにより容器本体が密閉状態とされるため液漏れするおそれがない。
しかしながら、トップシールを取り除いて一旦開封すると、容器本体に蓋体を嵌合させただけでは開口部を十分に封止することができず、内容物を使い切らずに保管する場合には、液漏れや臭い漏れ等が発生するおそれがある。このような液漏れ等は、容器全体をラップフィルム等で被覆しても外部に染み出てくることがあったり、容器の外側に内容物の汁等が付着して不衛生でラップフィルムを剥がした後に汚れの原因になったりする等の問題があり、改善が求められていた。
特開2005−247320号公報
本考案は、前記の点に鑑みなされたものであり、容器本体の開口部に剥離可能に配置されたトップシールを取り除いて開封した後の封止効果を向上させることができる嵌合容器を提供するものである。
すなわち、請求項1の考案は、開口部全面にトップシールが剥離可能に配置された容器本体と、前記容器本体のトップシールが配置された開口部外周に嵌合する外周嵌着部と、前記トップシールが取り除かれた開口部内周に嵌合する内周嵌合部を兼ね備えた蓋体とからなることを特徴とする嵌合容器に係る。
請求項1の考案に係る嵌合容器は、開口部全面にトップシールが剥離可能に配置された容器本体と、前記容器本体のトップシールが配置された開口部外周に嵌合する外周嵌着部と、前記トップシールが取り除かれた開口部内周に嵌合する内周嵌合部を兼ね備えた蓋体とからなるため、容器本体の開口部にトップシールが配置された状態で内容物の液漏れや臭い漏れを効果的に防止することが可能であることに加え、トップシールを取り除いて開封した後であっても極めて簡易な構成によって優れた封止効果を得ることができて内容物の液漏れや臭い漏れを効果的に防止することができる。
本考案の一実施例に係る嵌合容器の蓋体が分離した状態の側面図である。 図1の嵌合容器の分解断面図である。 図1の嵌合容器の蓋体を容器本体外周に嵌合させた状態の断面図である。 図1の嵌合容器の蓋体を容器本体内周に嵌合させた状態の断面図である。
図1,2に示す本考案の一実施例に係る嵌合容器10は、主にコンビニエンスストアやスーパーマーケット、デパート等の小売店にて販売される惣菜、菓子、デザート類、その他加工食品等の食品包装、さらには玩具、小物等を包装対象とし、特に漬物等の比較的汁気が多い内容物の包装に適した容器であり、容器本体11と、蓋体30とからなる。
容器本体11は、合成樹脂を主体とするシート状物の成形体からなり、図1〜図4に示すように、底部12から開口部15へ向かって壁部13が立設された箱状体であり、開口部15の内周面15a近傍の壁部13上部の内側全周に亘って段部16が形成されているとともに、開口部15の外周に外側へ折り返された縁部17が形成されている。この容器本体11において、底部12や開口部15の形状としては、円形状や多角形状等、用途に応じて適宜とされ、実施例では略四角形状である。また、実施例では、壁部13が開口部15へ向かって逆テーパ状に形成されている。
容器本体11では、開口部15の全面に、トップシール20が剥離可能に配置される。トップシール20は、熱可塑性樹脂シートやアルミニウムシート等の単体または複数の積層シート、紙製シート等からなり、容器本体11の開口部15の形状と略同形状に形成されるとともに、外周部の一部に外側へ突出した舌片状のつまみ部21が形成される。このトップシール20は、その材質に応じて、ヒートシールや接着剤等により、容器本体11の開口部15の縁部17全周に接着されるため、容器本体11を密閉状態とすることが可能であり、液漏れや臭い漏れ等を防止することができる。また、トップシール20を容器本体11から取り除く際には、つまみ部21を持って引き上げることにより、開口部15の縁部17から容易に剥離させることができる。
蓋体30は、合成樹脂を主体とするシート状物の成形体からなり、図1〜図4に示すように、容器本体11の開口部15にトップシール20が取り付けられた密閉状態と、トップシール20が剥離されて取り除かれた開封状態との双方の状態で封止可能に嵌合されるものであって、外周嵌着部35と、内周嵌合部38とを兼ね備える。なお、各図において、符号31はトップシール20を含む容器本体11の開口部15全面を被覆可能な蓋体30の天面部である。
外周嵌着部35は、容器本体11のトップシール20が配置された開口部15の外周に嵌着する部位である。この外周嵌着部35は、容器本体11の開口部15の縁部17外周に近接または接触可能なように蓋体30の天面部31外周から全周に亘って垂下された垂下壁部36と、垂下壁部36の内周側下部に突設されて開口部15の縁部17外周との嵌着時に縁部17下部に係着可能な係着突部37とからなる。なお、係着突部37は、垂下壁部36の内周側の全周または一部に形成され、一部に形成される場合は複数個所に形成される。
内周嵌合部38は、トップシール20が取り除かれた開口部15の内周15aに嵌合する部位である。この内周嵌合部38は、蓋体30の天面部31の一部が下方へくぼんで形成されている。なお、図中の符号38aは開口部15の内周面15aに内接可能な内周嵌合部38の外周面、38bは開口部15近傍の段部16に載置可能な内周嵌合部38の底面38である。
この実施例の容器本体11及び蓋体30は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂のシート(合成樹脂シート)、さらにはポリ乳酸等の生分解性樹脂の熱可塑性樹脂のシートから形成される。前記の合成樹脂シートは真空成形等の公知の成形方法により図示をはじめとする各種形状に成形される。合成樹脂シートの厚さは適宜ではあるものの、概ね1mm以下の厚さである。容器本体11と蓋体30の組み合わせにおいて、合成樹脂シートの原料樹脂を同一種類としても異なる種類としてもよい。樹脂の種類は用途、内容物、包装対象等により適宜選択される。なお、容器本体11または蓋体30のいずれかもしくは両方を紙やその他の可撓性素材から製造することもできる。
ここで、容器本体11の開口部15にトップシール20が取り付けられた密閉状態と、トップシール20が剥離されて取り除かれた開封状態とにおける容器本体11への蓋体30の取り付けについて説明する。まず、密閉状態では、図3に示すように、蓋体30の外周嵌着部35を容器本体11の開口部15の縁部17の外側から被覆させ、外周嵌着部35の垂下壁部36を開口部15の縁部17外周に近接または接触させ、かつ、係着突部37を開口部15の縁部17下部に係着させることにより、開口部15の縁部17に外周嵌着部35が嵌着される。また、この実施例では、図示のように、外周嵌着部35の嵌着時に内周嵌合部38の底面38がトップシール20上に載置される。そのため、外周嵌着部35の係着突部37と内周嵌合部38の底面38とでトップシール20とともに開口部15の縁部17を把持した状態となり、トップシール20が不用意に剥離されることがなく、蓋体30がより強固に固定される。
一方、開封状態では、容器本体11から蓋体30を取り外してトップシール20を開口部15から剥離させて取り除いた後、図4に示すように、蓋体30の外周嵌着部35を容器本体11の開口部15の縁部17の外側から被覆させ、内周嵌合部38を容器本体11の開口部15へ挿入させる。その際、内周嵌合部38の外周面38aが開口部15の内周面15aに内接され、かつ、内周嵌合部38の底面38が段部16に載置された状態となるため、内周嵌合部38が開口部15の内周15aに強固に嵌合され、開封状態での優れた封止効果を得ることができる。またさらに、実施例では、図示のように、内周嵌合部38の嵌合時に蓋体30の天面部31が容器本体11の開口部15の縁部17に密接されるため、封止効果をより向上させることができる。
以上図示し説明したように、本考案の嵌合容器10では、容器本体11の開口部15全面にトップシール20が剥離可能に配置されたことにより、密封状態となって内容物の液漏れや臭い漏れを効果的に防止することができる。また、蓋体30が、容器本体11のトップシール20が配置された開口部15外周に嵌合する外周嵌着部35と、トップシール20が取り除かれた開口部15内周15aに嵌合する内周嵌合部38を兼ね備えたため、密封状態ではトップシール20が不用意に剥離されることを防止することができるとともに外周嵌着部35により容器本体11に蓋体30を強固に固定することができる一方、トップシール20の剥離後の開封状態では内周嵌合部38により蓋体30が容器本体11に強固に嵌合されて優れた封止効果を得ることができる。従って、密封状態での内容物の液漏れや臭い漏れの防止に加え、開封状態においても極めて簡易な構成によって内容物の液漏れや臭い漏れを効果的に防止することができる。
なお、本考案の嵌合容器は、前述の実施例のみに限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜に変更して実施することができる。
10 嵌合容器
11 容器本体
15 開口部
15a 開口部内周面
16 段部
17 縁部
20 トップシール
30 蓋体
31 天面部
35 外周嵌着部
36 垂下壁部
37 係着突部
38 内周嵌合部
38a 内周嵌合部外周面
38b 内周嵌合部底面

Claims (1)

  1. 開口部全面にトップシールが剥離可能に配置された容器本体と、
    前記容器本体のトップシールが配置された開口部外周に嵌合する外周嵌着部と、前記トップシールが取り除かれた開口部内周に嵌合する内周嵌合部を兼ね備えた蓋体とからなる
    ことを特徴とする嵌合容器。
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