JP2017047946A - 包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】好ましくはワンプッシュの簡単な操作によって、受皿と蓋との係合状態をスムーズに開放させて、蓋を受皿から容易に取り外すことのできる包装容器を提供する。【解決手段】受皿11は、受皿本体部11aの外周に張り出して設けられたフランジ部12cと、該フランジ部12cの外側縁部から立設して設けられた立設部12dとを含む受皿側係止部12を備える。蓋13は、蓋本体部13aの周壁13cの下端部13dの外周に張り出して設けられたフランジ部14cを含む蓋側係止部14を備える。受皿11は、受皿側係止部12の立設部12dの上方に、少なくとも径方向に対向する領域に、外側に向けて横方向に張り出して設けられた押下げ操作部16を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、包装容器に関し、特に、受皿本体部に内容物を収容した受皿と、受皿本体部の上面開口を覆って装着された蓋とからなる包装容器に関する。
近年、各種の液体や粉粒体等を収容する合成樹脂製の包装容器についても、環境負荷の低減が図られるようになっており、使用する樹脂量を減らした薄肉の包装容器が種々開発されている。また、各種の液体や粉粒体等を収容する容器として、パウチ等の柔軟な軟包装材による袋状の包装容器の他、薄肉の合成樹脂製のシート材料による、内容物を収容した受皿と蓋とからなる、例えばコンビ弁当等に使用する使い捨て用の受皿容器が包装容器として多く用いられている(例えば、特許文献1〜3参照)。これらの包装容器は、受皿や蓋を、薄肉の合成樹脂製のシート材料から、例えば真空成形等によって、所望の形状となるように精度良く且つ効率良く形成することが可能である。
また、薄肉の合成樹脂製のシート材料から形成される包装容器は、受皿に蓋を装着した際に、収容した内容物が漏れ出ないように強固に嵌着できるようにすると共に、受皿から蓋を取り外す操作をスムーズに行うことができるように、受皿と蓋との内嵌合や外嵌合による係着構造に、種々の工夫がなされている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開平7−206021号公報 特開2003−252357号公報 特開2007−186230号公報
一方、近年、商品形態の多様化や消費者のニーズの多様化等から、液体や粉粒体等を内容物として収容する、例えば掌サイズ程度の大きさの簡易でコンパクトな形状の使い捨て用の包装容器を、薄肉の合成樹脂製のシート材料を用いて形成することが要望されている。このような簡易でコンパクトな形状の使い捨て用の包装容器では、例えばコンビ弁当等に使用する受皿容器に用いられていた、従来の受皿と蓋との係合構造を採用した場合に、例えば両手を使用して係合状態を開放する必要を生じて、蓋を受皿から取り外す操作を行ない難くなると共に、受皿容器が不安定になって内容物をこぼし易くなる。このため、薄肉の合成樹脂製のシート材料から形成された簡易でコンパクトな形状の包装容器において、収容された内容物が漏れ出ないように蓋を装着した状態から、好ましくはワンプッシュの簡単な操作によって、受皿と蓋との係着状態をスムーズに開放させて、蓋を受皿から容易に取り外すことができるようにする技術の開発が要望されている。
本発明は、薄肉の合成樹脂製のシート材料から形成された簡易でコンパクトな形状の包装容器において、収容された内容物が漏れ出ないように蓋を装着した状態から、好ましくはワンプッシュの簡単な操作によって、受皿と蓋との係着状態をスムーズに開放させて、蓋を受皿から容易に取り外すことのできる包装容器を提供することを目的とする。
本発明は、受皿本体部に内容物を収容した受皿と、前記受皿本体部の上面開口を覆って装着された蓋とからなる包装容器であって、前記受皿は、前記受皿本体部の外周に張り出して設けられたフランジ部と、該フランジ部の外側縁部から立設して設けられた立設部とを含む受皿側係止部を備えており、前記蓋は、蓋本体部の周壁の下端部の外周に張り出して設けられたフランジ部を含む蓋側係止部を備えており、前記受皿側係止部の立設部の上方に、少なくとも径方向に対向する領域に、外側に向けて横方向に張り出して設けられた押下げ操作部を備えている包装容器を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の包装容器によれば、薄肉の合成樹脂製のシート材料から形成された簡易でコンパクトな形状の包装容器において、収容された内容物が漏れ出ないように蓋を装着した状態から、好ましくはワンプッシュの簡単な操作によって、受皿と蓋との係着状態をスムーズに開放させて、蓋を受皿から容易に取り外すことができる。
本発明の好ましい一実施形態に係る包装容器の斜視図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る包装容器の分解斜視図である。 図1のA−Aに沿った略示断面図である。 図3のB部拡大図である。 (a)〜(c)は、受皿側張出し係止部と蓋側張出し係止部との係着状態を解除する状況を説明する部分断面図である。 上下逆さまにした状態の包装容器の斜視図である。
図1及び図2に示す本発明の好ましい一実施形態に係る包装容器10は、内容物として、例えば液体、粉粒体等からなる化粧料、食品、医薬品等の他、クリーム状やジェル状等のその他の種々の物質を収容する、好ましくは掌サイズの簡易でコンパクトな形状の使い捨て用の受皿状の容器として用いられる。本実施形態の包装容器10は、薄肉の合成樹脂製のシート材料を用いて、例えば真空成形等によって容易に形成できると共に、内容物を漏れ出させることなく強固に封入した状態から、好ましくはワンタッチの簡単な操作によって、蓋13を受皿11から取り外すことを可能にして、内容物をこぼすことなく容易に取り出すことができるようにする機能を備える。
そして、本実施形態の包装容器10は、図1及び図2に示すように、受皿本体部11aに内容物を収容した受皿11と、受皿本体部11aの上面開口を覆って装着された蓋13とからなる、好ましくは掌サイズのコンパクトな形状の受皿状の容器である。受皿11は、受皿本体部11aの外周に張り出して設けられたフランジ部11cと、該フランジ部11cの外側縁部から立設して設けられた立設部12dとを含む受皿側係止部12を備えており、蓋13は、蓋本体部13aの周壁13cの下端部13dの外周に張り出して設けられたフランジ部14cを含む蓋側係止部14を備えている。受皿側係止部12の立設部12dの上方に、少なくとも径方向に対向する領域に、外側に向けて横方向に張り出して設けられた押下げ操作部16を備えている。本明細書において、包装容器10を正立させた状態で受皿11に対して蓋13が位置する側を上方または上側と呼称し、反対側を下方または下側と呼称する。
また、本実施形態の包装容器10では、受皿側係止部12は、図3及び図4にも示すように、受皿本体部11aの外側縁部から垂下して設けられた垂下部12bと、垂下部12bの下端縁部から外側に張り出して設けられたフランジ部12cと、フランジ部12cの外側縁部から立設して設けられた立設部12dとを含んで形成されている。蓋側係止部14は、蓋本体部13aの周壁13cの下端部13dと、該下端部13dの下端縁部から外側に張り出して設けられたフランジ部14cと、フランジ部14cの外側縁部から立設して設けられた立設部14dとを含んで形成されていて、立設部14dの上端縁部には外側係止部14eを備えている。受皿側係止部12と蓋側係止部14とは、受皿側係止部12に蓋側係止部14を嵌め込むことで、内嵌合部20及び外嵌合部21(図3、図4参照)による係合によって、少なくとも受皿側係止部12の垂下部12bと蓋本体部13aの周壁13cの下端部13dとを重ね合せた状態で、係着されている。受皿側係止部12の立設部12dから上方に延設して、縮径部15aを備える延設部15が設けられていると共に、縮径部15aの上方部分における延設部15の少なくとも径方向に対向する領域に、外側に向けて横方向に張り出して設けられた押下げ操作部16を備えている。なお、受皿側係止部12や蓋側係止部14の垂下部12d、14dは、フランジ部12c、14cの張り出し方向に対して垂直に延設しているとは限らず、また鉛直に延設しているとは限らない。
本実施形態の包装容器10は、受皿11に内容物を収容して蓋13が装着された状態から(図3参照)、押下げ操作部16に上方から押下げ力を加えることで、受皿側係止部12を弾性変形させて、蓋側係止部14の立設部14dに設けられた外側係止部14eによる外嵌合部21を、外側係止部14eが延設部15の縮径部15aを乗り越えることによって解除させる(図5(a)、(b)参照)。しかる後に、押下げ操作部16への押下げ力を開放することで、外側係止部14eが延設部15の縮径部15aを乗り越えた状態のまま、受皿側係止部12を元の形状に復帰させて、蓋本体部13aの周壁13cの下端部13dを上方にスライド移動させることによって、周壁13cの下端部13dと該下端部13dに重ね合された受皿側係止部12の垂下部12bとによる内嵌合部20を解除させるようになっている(図5(c)参照)。
また、本実施形態では、蓋13は、蓋本体部13aの上面部13bを、延設部15に設けられた押下げ操作部16よりも上方に配置した状態で、受皿本体部11aの上面開口を覆って装着されている(図1参照)。
本実施形態では、包装容器10を構成する受皿11は、図2及び図3に示すように、例えばポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリ乳酸系樹脂等による合成樹脂製の薄肉のシート材料からなる。受皿11は、好ましくは真空成形等によって一体として形成された、例えば0.02〜0.8mm程度の肉厚を有する成形加工品となっている。受皿11は、これらの合成樹脂から単層で構成されていてもよく、多層で構成されていてもよい。受皿11は、内容物を視認したい場合には、透明なシート材料を用いて形成された透明なシート成形品となっていることが好ましい。受皿11は、内容物を収容する、外周部分に環状接続部11dを備える受皿本体部11aと、受皿側張出し係止部12とを含んで構成されている。
受皿本体部11aは、例えば30〜200mm程度の外径の円形状の平面形状を有すると共に、例えば30〜200mm程度の高さを有する、扁平な有底円筒形状として、倒立した扁平な切頭円錐形状を備えている。すなわち、受皿本体部11aは、上面開口から底壁部11cに向けて内径を滑らかに縮径させた、テーパー形状の周壁部11bを備えており、これによって倒立した扁平な切頭円錐形状を形成している。また、受皿本体部11aには、これの上面開口の開口周縁部に接続して、環状接続部11dが周方向に円環状に連続して一体として設けられている。この環状接続部11dによる受皿本体部11aの外周縁部に接続して、受皿側係止部12が、周方向に円環状に連続して外側に張り出した状態で設けられている。
ここで、受皿本体部11aの上面開口は、当該受皿本体部11aの環状接続部11dとの接続箇所である、周壁部11bの上端部によって囲まれた領域である。また、受皿本体部11aの平面形状の「円形状」には、略円形も含まれる。略円形には、楕円、長円、一部に直線を有する円等が含まれる。
本実施形態では、環状接続部11dは、受皿側係止部12を、受皿本体部11aの周壁部11bの外側にこれと離間させた状態で配置するための、周壁部11bの周方向に連続して設けられた円環帯板形状の部分である。環状接続部11dは、稜線部11eを挟んで折れ曲がった、ヘの字の断面形状を備えている。環状接続部11dは、その内側縁部を受皿本体部11aの周壁部11bの上端部に接続すると共に、その外側縁部を受皿側係止部12の垂下部12bに接続することで、受皿側係止部12を受皿本体部11aの周壁部11bに支持させる。本実施形態では、受皿本体部11は、底壁部11c及び周壁部11bを含み、更に蓋側係止部14が係合される受皿側係止部12までの部分であり、また、受皿本体部11aの外側縁部は、環状接続部11dの外周縁部となる。
本実施形態では、受皿側係止部12は、受皿本体部11aの環状接続部12gの外側縁部から下方に垂下する垂下部12bと、垂下部12bの下端縁部から外側に張り出すフランジ部12cと、フランジ部12cの外側縁部から上方に立設する立設部12dとを備える、開放側を上方に向けたコの字の断面形状を有している。フランジ部12cは、受皿本体部11aから垂下部12bを経て受皿本体部11aの外周部分に沿って、円形の平面形状を備えるように形成されている。受皿本体部11aに内容物が収容された受皿11に蓋13を装着する際に、受皿側係止部12には、後述する蓋側係止部14が、内嵌合部20及び外嵌合部21による係合によって係着される(図4参照)。これによって、蓋側係止部14が、全周に亘って、受皿側係止部12の内側に装着された状態を保持することが可能になる。またこれによって、受皿本体部11aに内容物が収容された受皿11と、蓋12とが一体となった、本実施形態の包装容器10が形成される。
本実施形態では、受皿本体部11aの底壁部11cは、受皿側係止部12の下方に位置し、特にフランジ部12cより下方に位置している。
本実施形態では、受皿側係止部12の立設部12dの上端部から上方に延設して、縮径部15aを有する延設部15が設けられている。縮径部15aは、本実施形態では、受皿側係止部12の立設部12dの上端部と接続して、内側に凸となった円弧状の断面形状を有する湾曲形状となるように形成されている。縮径部15aは、受皿側係止部12の周方向に円環状に連続して設けられている。また、延設部15には、縮径部15aの上方に接続段差部15cを介して連続して、外側に向けて斜め上方に延設する拡径部15bが設けられている。拡径部15bもまた、受皿側係止部12の周方向に円環状に連続して設けられている。
本実施形態では、延設部15の縮径部15aの上方部分に配置された、縮径部15aの上方に連続する拡径部15bの上端部には、少なくとも径方向に対向する領域(本実施形態では、径方向に対向する2箇所の領域)に、一対の押下げ操作部16が、外側に向けて横方向に張り出した状態で設けられている。本実施形態では、押下げ操作部16は、略半トラック円形状の平面形状を有する板状のリブ部となっており、径方向に対向する2箇所の領域に各々設けられている。
ここで、延設部15に設けられた押下げ操作部16は、拡径部15bの上端部における、径方向に対向する2箇所の領域のみに設ける必要は必ずしも無く、3箇所又は4箇所以上に設けることもできる。押下げ操作部15は、延設部15(拡径部15b)の全周に亘って、環状に連続した状態で外側に張り出して設けることもできる(図示省略)。延設部15の全周に亘って、押下げ操作部16を環状に連続した状態で設けることにより、周方向の任意の位置の径方向に対向する領域において、押下げ操作部16を押し下げて、縮径部12eや拡径部12jを下方に押し下げることが可能になる。
なお、図2や図3において、受皿11は、説明の便宜上、受皿本体部11aの内部に内容物が収容されていない状態で示されているが、本実施形態では、受皿本体部11aには、実際には、内容物が収容された状態となっている。また、受皿11に内容物が未だ収容されていない状態の包装容器10は、特許請求の範囲の請求項8の包装容器に含まれる。
本実施形態では、受皿11と共に受皿容器10を構成する蓋13は、図2及び図3に示すように、例えばポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリ乳酸系樹脂等による合成樹脂製の薄肉のシート材料からなる。蓋13は、好ましくは真空成形等によって一体として形成された、例えば0.02〜0.8mm程度の肉厚を有する成形加工品となっている。蓋13は、これらの合成樹脂から単層で構成されていてもよく、多層で構成されていてもよい。蓋13は、内容物を視認したい場合には、透明なシート材料を用いて形成された透明なシート成形品となっていることが好ましい。蓋13は、受皿本体部11aの上面開口を覆う蓋本体部13aと、蓋側係止部14とを含んで構成されている。
蓋本体部13aは、例えば30〜200mm程度の外径の円形状の平面形状を有すると共に、例えば30〜200mm程度の高さを有する有底円筒形状として、倒立した切頭円錐形状を備えている。すなわち、蓋本体部13aは、上面部13bと、上面部13bの周縁部分から下方に延設して設けられた周壁13cとを含んで構成されている。周壁13cは、上面部13bから下方に向けて内径を滑らかに拡径させた、テーパー状周壁部13eと、テーパー状周壁部13eの下端縁部から拡径することなく下方に垂下して設けられた、垂下周壁部13f(図4参照)とを備えており、これらによって倒立した切頭円錐形状を形成している。また、蓋本体部13aには、これの下面開口の開口周縁部である垂下周壁部13fの下端縁部に接続して、蓋側係止部14のフランジ部14cが、周方向に円環状に連続して外側に張り出した状態で設けられ、これによりフランジ部14cは、蓋本体部13aの周壁13cの下端部13dの外周に張り出して設けられている。蓋本体部13aの平面形状の「円形状」には、受皿本体部11aの平面形状と同様に、略円形も含まれる。略円形には、楕円、長円、一部に直線を有する円等が含まれる。
蓋本体部13aは、本実施形態では、上述のように、倒立した切頭円錐形状を備える部分であり、好ましくは上面部13bを、受皿側係止部12の立設部12dの上端縁部から上方に延設する延設部15に設けられた押下げ操作部16よりも、上方に配置した状態で、受皿本体部11aの上面開口を覆って取り付けられている。これにより、輸送時に誤動作で外れることを防止し、また包装容器10の内容積を大きくすることができる。
蓋側係止部14は、本実施形態では、図3及び図4に示すように、蓋本体部13aの周壁13cの下端部13dと、周壁13cの下端部13dの垂下周壁部13fの下端縁部に接続して外側に張り出して設けられたフランジ部14cと、フランジ部14cの外側縁部から立設して設けられた、上端縁部に外側係止部14eを備える立設部14dとを含んで形成されている。蓋側係止部14は、受皿側係止部12の内側に、上方から嵌め込むようにして抱え込まれた状態で固定されることが可能な形状を備えている。蓋側係止部14は、蓋本体部13aの周壁部13cの下端部13dを受皿側係止部12の垂下部12bに重ね合わせた状態で、受皿側係止部12の内側に嵌め込まれている。蓋側係止部14は、フランジ部14cが、円形状の平面形状を備えるように形成されている。
本実施形態では、蓋側係止部14を形成する周壁13cの下端部13dの垂下周壁部13fは、受皿側係止部12の垂下部12bよりも、短い長さで設けられている。これによって、蓋側係止部14が、受皿側係止部12の内側に嵌め込まれて、周壁13cの下端部13d及びフランジ部14cが、受皿側係止部12の垂下部12b及びフランジ部12cに重ね合された状態では、蓋本体部13aの周壁部13cの、テーパー状周壁部13eと垂下周壁部13fとの接続部は、受皿側係止部12の垂下部12bの、受皿本体部11aの環状接続部11dとの接続角部分12eよりも、下方に配置される。またこれによって、蓋本体部13aの周壁部13cの下端部13dにおける、テーパー周壁部13eが、受皿側係止部12の垂下部12bの、受皿本体部11aの環状接続部11dとの接続角部分12eに、嵌合代が大きな線状に密着した状態で当接することになる。またこれによって、受皿側係止部12と蓋側係止部14との内嵌合部20は、蓋側本体部13aの周壁13cの下端部13dの、受皿側係止部12の垂下部12bの環状接続部11との接続角部分12eへの嵌合代の大きな角部嵌合部20bと、角部嵌合部20bよりも下方の部分における、蓋側本体部13aの周壁13cの下端部13dと、受皿側係止部12の垂下部12bとの密着による嵌合代の小さな下部嵌合部20aとによる、二段構成の嵌着部を形成することになる(図4参照)。なお、図4における拡大略示断面図では、嵌合代の大きさを説明し易くするために、蓋13の中心と、受皿11の中心とを合致させて、受皿側係止部12に蓋側係止部14を嵌め込んだ際に、受皿側係止部12、及び蓋皿側係止部14の周壁13bの下端部13dや立設部14dが断線変形する前の、これらが互いに重なり合った仮想の状態を示している。
また、本実施形態では、蓋側係止部14のフランジ部14cは、受皿側係止部12のフランジ部12cよりも、短い長さで設けられている。さらに、本実施形態では、蓋側係止部14の立設部14dの上端縁部から、外側に向けて横方向に張り出して、外側係止部14eが設けられている。
これらによって、蓋側係止部14が、受皿側係止部12の内側に嵌め込まれて、周壁13cの下端部13d及びフランジ部14cが、受皿側係止部12の垂下部12b及びフランジ部12cに重ね合された状態では、蓋側係止部14の立設部14dと、受皿側係止部12の立設部12dとの間には、隙間が保持される。また、蓋側係止部14の立設部14dの上端縁部から外側に張り出して設けられた外側係止部14eは、受皿側係止部12の立設部12dと、延設部15の縮径部15aとの接続基端部に係止されることで、蓋側係止部14と受皿側係止部12との外嵌合部21が形成されることになる。
また、本実施形態では、受皿側係止部12のフランジ部12c及び蓋側係止部14のフランジ部14cが、円形状の平面形状を備えているため、係着状態において、密閉性を向上することができる。また、本実施形態では、受皿本体部11aの底壁部11cは、受皿側係止部12の下方に位置し、特にフランジ部12cより下方に位置しているため、押下げ操作部16の押下げ力により、受皿側係止部12は弾性変形しやすくなり、受皿側係止部12と蓋側係止部14aとの係着を解除し易くなる。
本実施形態の包装容器10は、受皿側係止部12に蓋側係止部14を係着することで、図1に示すように、受皿本体部11aに内容物を収容した受皿11に蓋13を装着して、内嵌合部20及び外嵌合部21による係合によって、内容物が漏れ出ないように強固に且つ安定した状態で内容物を封入して製品化することができる。製品化された包装容器10は、図6に示すように、上下逆さまにして、蓋13を下方に配置した状態で搬送等されると共に、上下逆さまにした状態のまま、店頭等に陳列してもよい。これによって、搬送時や陳列時等において、押下げ操作部16に、誤って上方から押下げ力が加えられるのを回避して、包装容器10が誤開封されるのを、一層効果的に防止することができる。
特に、本実施形態では、蓋本体部13aの上面部13bを、受皿側係止部12から延設する延設部15に設けられた押下げ操作部16よりも上方に配置して、蓋13が受皿本体部11aの上面開口を覆って装着されているので、包装容器10を上下逆さまにした状態では、蓋本体部13aの上面部13が載置面に載置されることによって、押下げ操作部16を載置面から浮かせた状態に保持することが可能になる。これによって、上下逆さまにした受皿容器10が上方から荷重を受けた場合でも、載置面に載置された蓋本体部13aの上面部13によって、上方からの荷重を支持することで、押下げ操作部16を押し上げる力が、載置面側からかからないようにすることができるので、包装容器10が誤開封されるのを、さらに効果的に防止することが可能になる。
また、本実施形態の包装容器10は、例えば受皿11の受皿本体部11aの底壁部11cや蓋13の蓋本体部13aの上面部13bに、色彩、装飾、宣伝広告、能書、使用説明等を施しておくことで、意匠性を向上させることが可能になると共に、例えば受皿側係止部12のフランジ部12cの表面に、色彩や装飾等を施しておくことによって、受皿側係止部12のフランジ部12cと、蓋側係止部14のフランジ部14cとの間に、内容物が挟まったまま残っている場合でも、これらの内容物を覆い隠して、包装容器10の外観が損なわれるのを効果的に回避することが可能になる。
そして、本実施形態では、上述の構成を備える包装容器10を購入した消費者は、例えば受皿11を下方に配置した正立状態で載置面に載置して、好ましくは一対の押下げ操作部16に、上方から押し下げる力を同時に加えたり、加えた力を開放する操作を容易に行なうことができる。これによって、後述する図5(a)〜(c)に示すような受皿側係止部12及び蓋側係止部14の動きによって、受皿側係止部12と蓋側係止部14aの係着が解除されるので、受皿11から蓋13を容易に取り外して、内容物を使用することが可能になる。
すなわち、本実施形態では、図5(a)に示すような、蓋側本体部13aの周壁13cの下端部13dと、受皿側係止部12の垂下部12bとを重ね合せて、受皿側係止部12と蓋側係止部14とが内嵌合部20及び外嵌合部21による係合によって係着されている状態から、押下げ操作部16に押し下げる力を加えれば、図5(b)に示すように、受皿側係止部12は、垂下部12bとフランジ部12cとの角部を中心として、フランジ部12cを下方に回転させるように弾性変形して、立設部12dを下方に移動させる。これによって、蓋側係止部14の立設部14dに設けられた外側係止部14eは、受皿側係止部12の立設部12dの下方への移動に伴って、受皿側係止部12の立設部12dと縮径部15aとの接続段差部から外れて、延設部15の縮径部15aに乗り上げて行くと共に、縮径部15aを乗り越えた後に、縮径部15aと拡径部15bとの間の接続段差部15cに係止される。またこれによって、蓋側係止部14の外側係止部14eが受皿側係止部12の立設部12dと縮径部15aとの接続基端部に係合していたことによる、受皿側係止部12と蓋側係止部14との外嵌合部21による係合が解除される。
外側係止部14eが延設部15の縮径部15aを乗り越えるまで、押下げ操作部16を押し下げたら、押下げ操作部16への押下げ力を開放する。これによって、図5(c)に示すように、受皿側係止部12は、弾性変形した状態から元の形状に復帰しようとして、受皿側係止部12の立設部12dを上方に移動させることになる。この際に、蓋側係止部14の外側係止部14eが、延設部15の縮径部15aと拡径部15bとの間の接続段差部15cに係止されているので、外側係止部14eが縮径部15aを乗り越えた状態を保持したまま、蓋側係止部14は、立設部12dの上方への移動に伴って、その全体が上方に移動することになる。これによって、蓋側係止部14を形成する蓋本体部13aの周壁部13cの下端部13dは、受皿側係止部12の垂下部12bに対して相対的に上方に移動して行くことになるので、下部嵌合部20aと角部嵌合部20bとによる受皿側係止部12と蓋側係止部14との内嵌合部20が、スムーズに解除されることになる。
このようにして、本実施形態の包装容器10では、受皿11に内容物を収容して蓋13が装着された状態から、押下げ操作部16に上方から押下げ力を加えることで、外嵌合部21を解除させ、押下げ操作部16への押下げ力を開放することで、内嵌合部20を解除させることによって、受皿側係止部12と蓋側係止部14とが係着した状態を容易に開放させて、好ましく蓋13を受皿11から浮かせた状態とすることができるので、蓋13を受皿11から取り外して、内容物を容易に取り出すことが可能になる。
したがって、本実施形態の包装容器10によれば、薄肉の合成樹脂製のシート材料から形成された簡易でコンパクトな形状の容器において、収容された内容物が漏れ出ないように蓋13を装着した状態から、好ましくはワンプッシュの簡単な操作によって、受皿11と蓋13との係合状態をスムーズに開放させて、蓋13を受皿11から容易に取り外すことが可能になる。
また、本実施形態の受皿容器10によれば、受皿11に蓋13が装着された際の、受皿側係止部12と蓋側係止部14との係着は、受皿側係止部12の内側に、蓋側係止部14が密着したり係止したりすることで、内嵌合部20及び外嵌合部21による二重の嵌合構造によってなされているので、これらの嵌合によるシール機能によって、内容物が漏れ出るのを、効果的に防止することが可能になる。さらに、受皿側係止部12と蓋側係止部14とが係着した状態では、受皿側係止部12と蓋側係止部14は、少なくとも蓋側本体部13aの周壁13cの下端部13d及びフランジ部14cが、受皿側係止部12の垂下部12b及びフランジ部12cに重ね合わされて、これらが互いに当接したり密着した状態となっているので、これらの当接やり密着によるシール機能によって、内容物が漏れ出るのを、さらに効果的に防止することが可能になる。
特に、本実施形態では、受皿側係止部12と蓋側係止部14との外嵌合部21は、蓋側係止部14の立設部14dの先端部から外側に張り出して設けられた外側係止部14eを、受皿側係止部12の立設部12dと延設部15の縮径部15aとの接続基端部に係止することによって形成されているので、蓋側係止部14を受皿側係止部12に嵌め込んだり、嵌め込んだ状態を開放する際に、適度なクリック感を得ることが可能になる。このため、外側係止部14eの、立設部12dと縮径部15aとの接続基端部への嵌合代は、0.1〜1.0mmとすることが好ましい。
また特に、本実施形態では、受皿側係止部12と蓋側係止部14との内嵌合部20は、蓋側本体部13aの周壁13cの下端部13dと、受皿側係止部12の垂下部12bとの密着による、比較的弱い嵌合形態となっている嵌合代の小さな下部嵌合部20aと、蓋本体部13aの周壁部13cの下端部13dの、環状接続部11dと受皿係止部12の垂下部12bとの接続角部分12eへの密着による、比較的強い嵌合形態となっている嵌合代の大きな角部嵌合部20bとによって、強弱二段の嵌合部を形成しているので、下部嵌合部20aによる機能と角部嵌合部20bによる機能を補完し合うことによって、密閉性が高いにもかかわらず嵌合状態を外し易くなるという作用効果が奏される。
すなわち、下部嵌合部20aは、嵌合代の小さな弱い係着形態で接しているため係着状態がゆっくりと外れるようになっており、角部嵌合部20bは、嵌合代の大きな強い係着形態で接しているため係状態が急に外れるようになっているので、これらの相乗効果によって、強い嵌合力を実現しながらも、外し易い嵌合状態を得ることが可能になる。このため、下部嵌合部20aにおける嵌合代(周壁13cの下端部13dの垂下周壁部13fの中間部分における嵌合代)は、0〜0.3mmとすることが好ましく、0.1〜0.2mmとすることが特に好ましい。角部嵌合部20bにおける嵌合代は、0〜0.5mmとすることが好ましく、0.05〜0.3mmとすることが特に好ましい。これによって、内容物の密閉性を高い状態に保持しながら、効率良く係着状態を開放することが可能になる。
このような、下部嵌合部20aと角部嵌合部20bとの二段の嵌合構造による内嵌合部20の機能が効果的に発揮されるように、蓋本体部13aの周壁部13cのテーパー形状周壁部11eは、垂下周壁部13f(蓋本体部13aの上面部13bと垂直な方向)に対して1〜45度の傾斜角度θ(図4、図5(a)参照)で傾斜していることが好ましい。これによって、角部嵌合部20bによる、部分的にきつい嵌合状態を実現することが可能になると共に、内容物の密閉性を向上させることが可能になる。
さらに、本実施形態の包装容器10によれば、外嵌合部21を解除させると共に、内嵌合部20を解除させることによって、受皿側係止部12と蓋側係止部14とが係着した状態を開放させた際に(図5(c)の点線参照)、受皿側係止部12の上方に延設する延設部15の拡径部15bは、開放された蓋側係止部14よりも上方及び外側に張り出して配置されているので、例えば受皿11から浮かせた状態となっている蓋13を取り外す際に、内容物が受皿側係止部12の外側に漏れ出たりこぼれたりするのを、効果的に防止することが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、受皿側係止部12と蓋側係止部14との係合は、嵌合には限らず、低密度ポリエチレン等によるシール、エポキシ樹脂のような熱硬化性樹脂等または溶媒の蒸発による接着剤等、テープ状接着物質等による接着によって行ってもよい。また、上記実施形態の嵌合に加えて、シールや接着剤等を用いてもよい。これらのシールや接着による係合は、押下げ操作部16の押下げ力によって、解除できる程度に調整する。
また、例えば、受皿は、上面開口から底壁部に向けて内径を縮径させた、テーパー形状の周壁部を備えるものである必要は必ずしも無く、有底円筒形状の受皿等であっても良い。蓋は、蓋本体部の上面部を、受皿側係止部の上方に設けられた押下げ操作部よりも上方に配置した状態で、受皿本体部の上面開口を覆って装着されている必要は必ずしも無く、上面部が、押下げ操作部と同じ高さ、又はこれよりも低い高さに配置されていても良い。受皿側係止部の垂下部は、受皿本体部の外周部分に設けられた、受皿本体部の一部を構成する環状接続部の外側縁部から垂下して設けられている必要は必ずしも無く、環状接続部が設けられていない場合には、受皿本体部の周壁部の上端縁部による外側縁部から、直接垂下して設けられていても良い。
10 包装容器
11 受皿
11a 受皿本体部
11b 周壁部
11c 底壁部
11d 環状接続部
12 受皿側係止部
12b 垂下部
12c フランジ部
12d 立設部
12e 接続角部分
13 蓋
13a 蓋本体部
13b 上面部
13c 周壁部
13d 下端部
13e テーパー状周壁部
13f 垂下周壁部
14 蓋側係止部
14c フランジ部
14d 立設部
14e 外側係止部
15 延設部
15a 縮径部
15b 拡径部
15c 接続段差部
16 押下げ操作部
20 内嵌合部
20a 下部嵌合部
20b 角部嵌合部

Claims (8)

  1. 受皿本体部に内容物を収容した受皿と、前記受皿本体部の上面開口を覆って装着された蓋とからなる包装容器であって、
    前記受皿は、前記受皿本体部の外周に張り出して設けられたフランジ部と、該フランジ部の外側縁部から立設して設けられた立設部とを含む受皿側係止部を備えており、
    前記蓋は、蓋本体部の周壁の下端部の外周に張り出して設けられたフランジ部を含む蓋側係止部を備えており、
    前記受皿側係止部の立設部の上方に、少なくとも径方向に対向する領域に、外側に向けて横方向に張り出して設けられた押下げ操作部を備えている包装容器。
  2. 前記受皿側係止部は、前記受皿本体部の外側縁部から垂下して設けられた垂下部と、該垂下部の下端縁部から外側に張り出して設けられたフランジ部と、該フランジ部の外側縁部から立設して設けられた立設部とを含んで形成されており、
    前記蓋側係止部は、前記蓋本体部の周壁の下端部と、該下端部の下端縁部から外側に張り出して設けられたフランジ部と、該フランジ部の外側縁部から立設して設けられた、上端縁部に外側係止部を備える立設部とを含んで形成されており、
    前記受皿側係止部と前記蓋側係止部とは、前記受皿側係止部に前記蓋側係止部を嵌め込むことで、内嵌合部及び外嵌合部による係合によって、少なくとも前記受皿側係止部の垂下部と前記蓋本体部の周壁の下端部とを重ね合せた状態で、係着されており、
    前記受皿側係止部の立設部から上方に延設して、縮径部を備える延設部が設けられていると共に、前記押下げ操作部は、前記縮径部の上方部分における前記延設部の少なくとも径方向に対向する領域に設けられている請求項1記載の包装容器。
  3. 前記押下げ操作部に上方から押下げ力を加えることで、前記受皿側係止部を弾性変形させて、前記蓋側係止部の前記立設部に設けられた前記外側係止部による外嵌合部を、該外側係止部が前記縮径部を乗り越えることによって解除させ、前記押下げ操作部への押下げ力を開放することで、前記外側係止部が前記縮径部を乗り越えた状態のまま、前記受皿側係止部を元の形状に復帰させて、前記蓋本体部の周壁の下端部を上方にスライド移動させることによって、該下端部と該下端部に重ね合された前記受皿側係止部の垂下部とによる内嵌合部を解除させる請求項2記載の受皿容器。
  4. 前記蓋は、前記蓋本体部の上面部を、前記押下げ操作部よりも上方に配置した状態で、前記受皿本体部の上面開口を覆って装着されている請求項1〜3のいずれか1項記載の受皿容器。
  5. 前記延設部に設けられた前記押下げ操作部は、前記延設部の全周に亘って環状に連続して設けられている請求項2〜4のいずれか1項記載の受皿容器。
  6. 前記受皿側係止部の前記フランジ部及び前記蓋側係止部の前記フランジ部は、円形状の平面形状を備えている請求項1〜5のいずれか1項記載の受皿容器。
  7. 前記受皿本体部の底壁部は、前記受皿側係止部のフランジ部より下方に位置している請求項1〜6のいずれか1項記載の受皿容器。
  8. 受皿本体部に内容物が収容される受皿と、前記受皿本体部の上面開口を覆って装着される蓋とからなる包装容器であって、
    前記受皿は、前記受皿本体部の外側縁部から垂下して設けられた垂下部と、該垂下部の下端縁部から外側に張り出して設けられたフランジ部と、該フランジ部の外側縁部から立設して設けられた立設部とを含む受皿側係止部を備えており、
    前記蓋は、蓋本体部の周壁の下端部と、該下端部の下端縁部から外側に張り出して設けられたフランジ部と、該フランジ部の外側縁部から立設して設けられた、上端縁部に外側係止部を備える立設部とを含む蓋側係止部を備えており、
    前記受皿側係止部と前記蓋側係止部とは、前記受皿側係止部に前記蓋側係止部を嵌め込むことで、内嵌合部及び外嵌合部による係合によって、少なくとも前記受皿側係止部の垂下部と前記蓋本体部の周壁の下端部とを重ね合せた状態で、係着されるようになっており、
    前記受皿側係止部の立設部から上方に延設して、縮径部を備える延設部が設けられていると共に、該縮径部の上方部分における前記延設部の少なくとも径方向に対向する領域に、外側に向けて横方向に張り出して設けられた押下げ操作部を備えている受皿容器。
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