JPS5927208Y2 - 繰出し容器 - Google Patents
繰出し容器Info
- Publication number
- JPS5927208Y2 JPS5927208Y2 JP13172780U JP13172780U JPS5927208Y2 JP S5927208 Y2 JPS5927208 Y2 JP S5927208Y2 JP 13172780 U JP13172780 U JP 13172780U JP 13172780 U JP13172780 U JP 13172780U JP S5927208 Y2 JPS5927208 Y2 JP S5927208Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- cylinder
- guide tube
- fitted
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、口紅、チック等の繰出し容器に関する。
この考案は、容器の底部から内容物を充填することがで
き、しかも構造簡単で組立てが容易であり、体裁のよい
繰出し容器を提供することを目的とするものである。
き、しかも構造簡単で組立てが容易であり、体裁のよい
繰出し容器を提供することを目的とするものである。
図面に示す実施例を参照してこの考案を説明する。
１は上下端が開口したガイド筒であって、特に第２図か
ら明かなように、その中間部内面に一部に内向きの突起
２（図面では２個）を有する環状鍔部３が、また下端内
面に突部４（図面では２個）が設けられ、この突部４の
両側に縦向きの溝孔５が形成されており、下部は小径部
６となっている。
ら明かなように、その中間部内面に一部に内向きの突起
２（図面では２個）を有する環状鍔部３が、また下端内
面に突部４（図面では２個）が設けられ、この突部４の
両側に縦向きの溝孔５が形成されており、下部は小径部
６となっている。
１１は上下端が開口した輝部であって、特に第３図から
明らかなように、内面に螺旋溝１２が、また下部外面に
環状凹部１３が、さらに下端内面に内向きの環状鍔部１
４が設けられ、この鍔部１４には溝孔１５（図面では２
個）が形成されている。
明らかなように、内面に螺旋溝１２が、また下部外面に
環状凹部１３が、さらに下端内面に内向きの環状鍔部１
４が設けられ、この鍔部１４には溝孔１５（図面では２
個）が形成されている。
このような輝部１１は、ガイド筒１の下方から内部に嵌
入され、その際突部４が輝部１１の上端縁に衝突するが
、その両側の溝孔５によって突部４が外方へ広がり、環
状凹部１３のところでは旧位に復帰して、輝部１１はガ
イド筒１により第１図示の位置に回動可能に保持される
。
入され、その際突部４が輝部１１の上端縁に衝突するが
、その両側の溝孔５によって突部４が外方へ広がり、環
状凹部１３のところでは旧位に復帰して、輝部１１はガ
イド筒１により第１図示の位置に回動可能に保持される
。
２１は上下端が開口した中筒であって、特に第４図から
明らかなように、上部を大径部２２、下部を小径部２３
とし、それらが環状鍔部２７で連接され、小径部２３の
外面に縦向きの凹溝２４（図面では２個）が、また下部
外面に突部２５（図面では２個）が、さらに突部２５の
円周方向の中間に縦向きの溝孔２６（図面では２個）が
設けられている。
明らかなように、上部を大径部２２、下部を小径部２３
とし、それらが環状鍔部２７で連接され、小径部２３の
外面に縦向きの凹溝２４（図面では２個）が、また下部
外面に突部２５（図面では２個）が、さらに突部２５の
円周方向の中間に縦向きの溝孔２６（図面では２個）が
設けられている。
このような中筒２１は、ガイド筒１の上方から内部に嵌
入され、この際突部２５が鍔部３に衝突するが、溝孔２
６によって突部２５が内方へ引込んでこれを通過したの
ち、輝部１１の螺旋溝１２に嵌合し、凹溝２４にはガイ
ド筒１の突起２が嵌入して第１図示の位置となり、上下
動呵能となる。
入され、この際突部２５が鍔部３に衝突するが、溝孔２
６によって突部２５が内方へ引込んでこれを通過したの
ち、輝部１１の螺旋溝１２に嵌合し、凹溝２４にはガイ
ド筒１の突起２が嵌入して第１図示の位置となり、上下
動呵能となる。
３１は底蓋であって、特に第５図から明らかなように、
筒部３２と蓋板３３とを具え、蓋板３３の表面には数個
（図面では４個）の円弧状隆起部３４．３６があり、そ
の互いに対向する一方の一対のもの３４はその上部が外
方に張出した鉤状部３５を具え、他方の１対のもの３６
は中央に輝部１１の溝孔１５に嵌入する突起３７が形成
されており、筒部３２は上部に小径部が形成されていて
、その外面に縦向き突条３８（図面では３個）が設けら
れている。
筒部３２と蓋板３３とを具え、蓋板３３の表面には数個
（図面では４個）の円弧状隆起部３４．３６があり、そ
の互いに対向する一方の一対のもの３４はその上部が外
方に張出した鉤状部３５を具え、他方の１対のもの３６
は中央に輝部１１の溝孔１５に嵌入する突起３７が形成
されており、筒部３２は上部に小径部が形成されていて
、その外面に縦向き突条３８（図面では３個）が設けら
れている。
このような底蓋３１は、筒部３２をガイド筒１の下部外
面に回動可能に嵌合する。
面に回動可能に嵌合する。
この際隆起部３γを輝部１１の鍔部１４の溝孔１５に嵌
入して位置決めをしたうえ、鉤状部３５が鍔部１４の表
面に係合して、底蓋３１が輝部１１に接合され第１図示
のような状態となる。
入して位置決めをしたうえ、鉤状部３５が鍔部１４の表
面に係合して、底蓋３１が輝部１１に接合され第１図示
のような状態となる。
第１図で４１はキャップであって、それを被嵌した際そ
の裾部が底蓋３１の突条３８によって係止される。
の裾部が底蓋３１の突条３８によって係止される。
前記のものにあっては、底蓋３１を装着する以前に、全
体を倒立させて中筒２１の底部開口部を上向きに位置さ
せ、ここから図示しない充填ノズルを挿入して、大径部
２２下におけるガイド筒１内に内容物を充填することが
できるが、その際ガイド筒１の上端開口部に透明な熱可
塑性プラスチックフィルムからなる仮蓋４６を第１図示
のように溶着しておくと、充填作業の際内容物が外部に
漏洩することが々い。
体を倒立させて中筒２１の底部開口部を上向きに位置さ
せ、ここから図示しない充填ノズルを挿入して、大径部
２２下におけるガイド筒１内に内容物を充填することが
できるが、その際ガイド筒１の上端開口部に透明な熱可
塑性プラスチックフィルムからなる仮蓋４６を第１図示
のように溶着しておくと、充填作業の際内容物が外部に
漏洩することが々い。
なお仮蓋４６には必要に応じ舌片状の把手を設けてもよ
い。
い。
このようにして内容物が充填され、底蓋３１が輝部１１
に装着され、キャップ４１が装着されて商品として流通
過程に載ることとなるが、消費者がこれを使用するに際
しては、キャップ４１をはずしたうえ、仮蓋４６をガイ
ド筒１から剥取り、ガイド筒１に対して底蓋３１を相対
的に回転させると、これと接合している輝部１１がガイ
ド筒１に対して回転し、輝部１１の螺旋溝１２に突部２
５が嵌合している中筒２１は、凹溝２４に嵌合している
ガイド筒１の突起２に案内されて、ガイド筒１内を上下
動することとなる。
に装着され、キャップ４１が装着されて商品として流通
過程に載ることとなるが、消費者がこれを使用するに際
しては、キャップ４１をはずしたうえ、仮蓋４６をガイ
ド筒１から剥取り、ガイド筒１に対して底蓋３１を相対
的に回転させると、これと接合している輝部１１がガイ
ド筒１に対して回転し、輝部１１の螺旋溝１２に突部２
５が嵌合している中筒２１は、凹溝２４に嵌合している
ガイド筒１の突起２に案内されて、ガイド筒１内を上下
動することとなる。
第１図は、中筒２１が最下位にある状態を示し、この際
は環状鍔部２７が、ガイド筒１の環状鍔部３に係合して
、それ以上の下降が防止され、逆に中筒２１が最上位に
達すると、その突部２５がガイド筒１の突起２と係合し
て、それ以上の上昇が防止される。
は環状鍔部２７が、ガイド筒１の環状鍔部３に係合して
、それ以上の下降が防止され、逆に中筒２１が最上位に
達すると、その突部２５がガイド筒１の突起２と係合し
て、それ以上の上昇が防止される。
々お前記のものは、その材料はたとえば半硬質プラスチ
ックのような適度の硬度と弾性をもつものが採用され、
突起、突部、溝孔、凹溝等はその数が必ずしも図面のと
おりでなくともよく、また輝部への底蓋の接合の仕方も
前記に限られるものではなく、また溝孔は材料、寸法等
により省略することができる。
ックのような適度の硬度と弾性をもつものが採用され、
突起、突部、溝孔、凹溝等はその数が必ずしも図面のと
おりでなくともよく、また輝部への底蓋の接合の仕方も
前記に限られるものではなく、また溝孔は材料、寸法等
により省略することができる。
この考案は前記のようであって、構造が簡単であって組
立ても容易であり、底蓋の接合前においては、底部が開
口されているので、これを利用して内容物充填用のノズ
ルを挿入することができ、その結果容器への内容物の充
填作業を著るしく簡単にすることができ、しかも各部の
結合は、構造が簡単であるにかかわらず強固であって、
容易に分解するようなことがない。
立ても容易であり、底蓋の接合前においては、底部が開
口されているので、これを利用して内容物充填用のノズ
ルを挿入することができ、その結果容器への内容物の充
填作業を著るしく簡単にすることができ、しかも各部の
結合は、構造が簡単であるにかかわらず強固であって、
容易に分解するようなことがない。
それに加えて、キャップが被嵌されて商品として流通過
程に載っているときは、キャップの裾部が底壁の縦向突
条に係止されているために、底蓋、およびこれと接合し
ている輝部がガイド筒に対して回転するようなことがな
（、したがって内容物が不意にガイド筒の上端開口部か
ら仮蓋を突き破って露出し、折損するようなことがなく
なり、高品質の商品を提供することができるなどの効果
がある。
程に載っているときは、キャップの裾部が底壁の縦向突
条に係止されているために、底蓋、およびこれと接合し
ている輝部がガイド筒に対して回転するようなことがな
（、したがって内容物が不意にガイド筒の上端開口部か
ら仮蓋を突き破って露出し、折損するようなことがなく
なり、高品質の商品を提供することができるなどの効果
がある。
第１図は、この考案の実施例の半部縦断正面図、第２図
は、同上のガイド筒を示し、ａはその半部縦断正面図、
ｂはその底面図、Ｃはｂのｅ−Ｃ線による断面図、第３
図は、同上の輝部を示し、ａはその半部縦断正面図、ｂ
はその底面図、第４図は、同上の中筒を示し、ａはその
半部縦断正面図、ｂはその側面図、Ｃはその底面図、第
５図は、同上の底蓋を示し、ａはその平面図、ｂはその
半部縦断正面図、Ｃはａのｃ−ｃ線による断面図である
。 １・・・・・・ガイド筒、２・・・・・・突起、３・−
・・・・環状鍔部、４・・・・・・突部、１１・・・・
・・輝部、１２・・・・・・螺旋溝、１３・・・・・・
環状凹部、２１・・・・・・中筒、２２・・・・・・大
径部、２３・・・・・・小径部、２４・・・・・・凹溝
、２５・・・・・・突部、３１・・・・・・底蓋、３２
・・・・・・筒部、３３・・・・・・蓋板。
は、同上のガイド筒を示し、ａはその半部縦断正面図、
ｂはその底面図、Ｃはｂのｅ−Ｃ線による断面図、第３
図は、同上の輝部を示し、ａはその半部縦断正面図、ｂ
はその底面図、第４図は、同上の中筒を示し、ａはその
半部縦断正面図、ｂはその側面図、Ｃはその底面図、第
５図は、同上の底蓋を示し、ａはその平面図、ｂはその
半部縦断正面図、Ｃはａのｃ−ｃ線による断面図である
。 １・・・・・・ガイド筒、２・・・・・・突起、３・−
・・・・環状鍔部、４・・・・・・突部、１１・・・・
・・輝部、１２・・・・・・螺旋溝、１３・・・・・・
環状凹部、２１・・・・・・中筒、２２・・・・・・大
径部、２３・・・・・・小径部、２４・・・・・・凹溝
、２５・・・・・・突部、３１・・・・・・底蓋、３２
・・・・・・筒部、３３・・・・・・蓋板。
Claims (1)
- 上下端が開口し、中間部内面に一部に内向きの突起２を
有する環状鍔部３を、また下端内面に内向きの突部４を
設けたガイド筒１と、上下端が開口し、ガイド筒１の下
方内部に回動司能に嵌入され、内面に螺旋溝１２を有し
、下端外周に設けた環状凹部１３をガイド筒の突部４に
摺動可能に係合させた輝部１１と、上下端が開口し、上
部を大径部２２、下部を小径部２３とし、ガイド筒１内
に上下動可能に嵌入され、小径部２３の外面に設けた縦
向き凹溝２４にガイド筒の突起２が嵌入され、小径部２
３の下部外面に設けた突部２５を螺筒の螺旋溝１２に嵌
合した中筒２１と、ガイド筒１の下部外面が回動可能に
嵌入し、かつ外面に縦向突条３８が設けられた筒部３２
及び輝部１１の下端が接合している蓋板３３を有する底
蓋３１と、この底蓋３１の縦向突条３８にその裾部が係
止されてガイド筒１を覆うように被嵌されたキャップ４
１とを具えていることを特徴とする繰出し容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13172780U JPS5927208Y2 (ja) | 1980-09-18 | 1980-09-18 | 繰出し容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13172780U JPS5927208Y2 (ja) | 1980-09-18 | 1980-09-18 | 繰出し容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5755410U JPS5755410U (ja) | 1982-03-31 |
| JPS5927208Y2 true JPS5927208Y2 (ja) | 1984-08-07 |
Family
ID=29491997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13172780U Expired JPS5927208Y2 (ja) | 1980-09-18 | 1980-09-18 | 繰出し容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5927208Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-18 JP JP13172780U patent/JPS5927208Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5755410U (ja) | 1982-03-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2510072C (en) | Plastic container | |
| RU2308405C2 (ru) | Повторно закрываемая крышка для контейнера | |
| US3140019A (en) | Dispenser top | |
| JP3767885B2 (ja) | 流動製品の小出しパッケージおよびその製造方法 | |
| EP0365316A2 (en) | Dispensing closure | |
| GB2208290A (en) | Container | |
| US2773632A (en) | Nozzle container with flexible telescoping pouring spout | |
| JP2014061949A (ja) | 密封装置 | |
| US3534736A (en) | Disposable unit dose medication container | |
| US5052595A (en) | Closure cap having structure for minimizing dripping | |
| KR101627480B1 (ko) | 리필형 용기 | |
| JPS5927208Y2 (ja) | 繰出し容器 | |
| US3465925A (en) | Combined plastic closure and pouring spout | |
| JPS5927209Y2 (ja) | 繰出し容器 | |
| US3050216A (en) | Chambered milk can with thermo-plastic insertable cover plate | |
| JP3309121B2 (ja) | 合成樹脂製蓋付き容器 | |
| US4979653A (en) | Closure cap having structure for minimizing dripping | |
| JPH02117354U (ja) | ||
| JPS5927210Y2 (ja) | 繰出し容器 | |
| JP2004331181A (ja) | キャップ装置 | |
| JPH0716604Y2 (ja) | ヒンジキャップ | |
| JP2552671Y2 (ja) | 二液混合容器 | |
| JPH0123958Y2 (ja) | ||
| JP2017047946A (ja) | 包装容器 | |
| JPS6242883Y2 (ja) |