JP2003189915A - 装身具用部材 - Google Patents

装身具用部材

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JP2003189915A
JP2003189915A JP2001394203A JP2001394203A JP2003189915A JP 2003189915 A JP2003189915 A JP 2003189915A JP 2001394203 A JP2001394203 A JP 2001394203A JP 2001394203 A JP2001394203 A JP 2001394203A JP 2003189915 A JP2003189915 A JP 2003189915A
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JP
Japan
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plate
shaped
jewelry
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shaped frame
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Application number
JP2001394203A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nakajima
寛 中嶋
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Nakajima Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Nakajima Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用中に変形しにくい形状とすることができ、
板状本体の薄肉化が可能であり、しかも簡単に宝石類の
下部が板状本体の底部から突出しない構造とすることが
でき、製造や宝石類の取付加工が容易でコスト的にも有
利である装身具用部材を提供することを目的とする。 【解決手段】金属製もしくは貴金属製の板状枠体をコ字
状断面に形成し、このコ字状の底部を開口部方向に折り
返してテーブル部を形成するとともに、テーブル部に宝
石類の下部を収容して光を取り入れる小孔を設け、また
上記板状枠体の開口部端部に、開口部から板状枠体内に
取り付けられる宝石類を保持する爪状片を設けることに
より、爪状片を宝石類の上面側に折り返して抜け止めし
たことを特徴とする装身具用部材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、イヤリングの装
飾体として、あるいはブローチ、ペンダントトップ等に
使用される装身具用部材であって、特に宝石類を取り付
けた装身具用部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、イヤリングの装飾体として、ある
いはブローチ、ペンダントトップ等に使用される装身具
用部材であって、特に宝石類を取り付けた装身具用部材
としては種々のタイプのものが提案されてきている。た
とえば、 A)ロストワックス等による鋳造手段によって宝石類を
収容する枠体に取付孔や取付溝を形成し、そこに収容し
た宝石類を枠体から突設した爪や縁部等で爪止め、伏せ
込み等の手段で取り付けるようにしたもの B)エレクトロフォーミングの手段を用いて種々の形状
の基体に宝石類を保持するようにしたもの C)プレス加工 a)金属製あるいは貴金属製の板状本体をコ字状断面に
プレス加工し、コ字状の板状本体に収納した宝石類の周
縁に板状枠体の端縁を折り込んで、宝石類を抜け止めす
るようにしたもの b)金属製あるいは貴金属製の素材をプレス加工して、
宝石類の頭部を受け止める開孔を設けた筒状本体とし、
筒状本体に宝石類を収納した上でその端部を基体に取り
付けて、宝石類を抜け止めするようにしたもの等が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらロストワ
ックス等による鋳造やエレクトロフォーミングの手段に
よるものにおいては、製造や宝石類の取付加工等に手間
がかかるためにコストがかさんだり、納期が長くなって
商機を逃してしまいやすいという問題点があった。
【0004】一方、上記プレス加工においては、製造や
宝石類の取付加工が簡単でコスト的に有利であり、しか
も納期が短く済むため商機を得やすいという利点があっ
た。特に金属製あるいは貴金属製の板状本体をコ字状断
面にプレス加工し、コ字状の板状本体に収納した宝石類
の周縁に板状枠体の端縁を折り込んで、宝石類を抜け止
めするようにしたものにおいては、宝石類の保持構造を
一体加工することができるため、上記の利点がより強調
することができる。
【0005】ところで、上記宝石類の保持構造を一体加
工したものにおいては、使用中に変形しやすいために形
状の保持が難しく、板状本体の薄肉化がしにくいという
問題があった。しかも宝石類の下部が板状本体の底部か
ら突出しない構造とするために、別途中底等を組み付け
る必要があって、製造や宝石類の取付加工が簡単でコス
ト的にも有利であるという利点が消えてしまうという問
題点があった。
【0006】この発明は、使用中に変形しにくい形状と
することができ、板状本体の薄肉化が可能であり、しか
も簡単に宝石類の下部が板状本体の底部から突出しない
構造とすることができ、製造や宝石類の取付加工が容易
でコスト的にも有利である装身具用部材を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明の装身
具用部材は、金属製もしくは貴金属製の板状枠体をコ字
状断面に形成し、このコ字状の底部を開口部方向に折り
返してテーブル部を形成するとともに、テーブル部に宝
石類の下部を収容して光を取り入れる小孔を設け、また
上記板状枠体の開口部端部に、開口部から板状枠体内に
取り付けられる宝石類を保持する爪状片を設けることに
より、爪状片を宝石類の上面側に折り返して抜け止めし
たことを特徴とするものである。
【0008】この発明の装身具用部材は、上記金属製も
しくは貴金属製の板状枠体を、複数の宝石類を並べて保
持する長さを有するようにしたことをも特徴とするもの
である。
【0009】この発明の装身具用部材は、上記複数の宝
石類を並べて保持する長さを有する金属製もしくは貴金
属製の板状枠体を、2次元ないし3次元方向に変形させ
たことをも特徴とするものである。
【0010】この発明の装身具用部材は、上記複数の宝
石類を並べて保持する長さを有する金属製もしくは貴金
属製の板状枠体に設けた爪状片に、その両側の宝石類に
係合する1対の爪を設けたことをも特徴とするものであ
る。
【0011】この発明の装身具用部材は、上記コ字状断
面に形成した板状枠体の底部を開口部方向に折り返して
形成したテーブル部を、宝石類の下端がコ字状断面に形
成した板状枠体の底部から突出しない高さとしたことを
も特徴とするものである。
【0012】この発明は以上のように構成したことによ
り、使用中に変形しにくい形状とすることができ、板状
本体の薄肉化が可能であり、しかも簡単に宝石類の下部
が板状本体の底部から突出しない構造とすることがで
き、製造や宝石類の取付加工が容易でコスト的にも有利
である装身具用部材を提供することが可能となった。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づきこの発明の装
身具用部材の実施の形態を詳細に説明する。図1は、こ
の発明に係る装身具用部材の1実施例を示す断面図、図
2はその平面図、図3は枠状本体の展開図、図4は枠状
本体を組み立てた状態の平面図、図5は宝石類の組み付
け方を示す分解図、図6はこの発明の装身具用部材をイ
ヤリングとして組み付けた状態を示す概略側面図であ
る。
【0014】図1ないし図5はこの発明の装身具用部材
11を示している。図において、1はコ字状断面に形成
した金属製もしくは貴金属製の板状枠体である。この枠
状本体1には、コ字状の底部を開口部方向に折り返して
テーブル部2が形成されている。このテーブル部2には
その適所に宝石類12の下部を収容して光を取り入れる
小孔3が設けてある。
【0015】また上記板状枠体1の開口部端部には、開
口部から板状枠体1内に取り付けられる宝石類12を保
持する爪状片4を設けてあり、宝石類12はこの爪状片
4を宝石類12の上面側に折り返すことにより、確実に
抜け止めされるようになっている。
【0016】なお、上記装身具用部材11は、上記金属
製もしくは貴金属製の板状枠体1を、複数の宝石類12
を並べて保持する長さを有するようにすれば、小さな宝
石類12であってもより装飾性に富む装身具とすること
ができる。
【0017】コ字状断面に形成する金属製もしくは貴金
属製の板状枠体1は、予め図3のような板状部材に打ち
抜かれており、この板状部材を1点鎖線で示す箇所で折
り曲げて、図4に示すように、コ字状でかつテーブル部
2を備えた形状に加工するのである。もちろん、宝石類
12の下部を収容して光を取り入れる小孔3も予めテー
ブル部2に形成しておくことが望ましい。
【0018】上記装身具用部材11においては、上記コ
字状断面に形成した板状枠体1の底部を開口部方向に折
り返して形成したテーブル部2を、宝石類12の下端が
コ字状断面に形成した板状枠体1の底部から突出しない
高さとしたものである。
【0019】このように加工した板状本体1は、爪状片
4を開いた状態のままで宝石類12を収納し、宝石類1
2の下部を小孔3内にはめ込んだ上で、爪状片4を宝石
類12の上面に折り畳んで組み付けを完了する。このよ
うな宝石類12の組み付け構造においては、テーブル部
2の高さによって組み付ける宝石類12のサイズの大小
やサイズ変更等に迅速に対応することができる。
【0020】なお、複数の宝石類12を並べて保持する
長さを有する金属製もしくは貴金属製の板状枠体1に設
けた爪状片4は先端を分岐させ、その両側の宝石類12
に係合する1対の爪13を設けることが望ましく、こう
することによって構造や打ち抜き加工、組み付け等を簡
単に行なうことができる。
【0021】上記装身具用部材11は、上記複数の宝石
類12を並べて保持する長さを有する金属製もしくは貴
金属製の板状枠体1を、その厚さ方向に変形させたこと
をも特徴としている。図6はそのような例として、円弧
状に変形させた装身具用部材11をピアスイヤリング2
1に適用した場合を示すものである。円弧状の装身具用
部材11の端部にはピアス用のピン22が突設され、こ
のピン22は耳たぶの孔を通された後、キャッチと称す
る止め金具23にはめ込まれて抜け止めされる。
【0022】上記装身具用部材11として、図6に円弧
状に変形させた場合を示したが、直線状であっても曲線
状に変形させてあってもよいことはもちろんであり、十
字やハート型、あるいはその他適宜のモチーフの装身具
用部材11に加工することが容易である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したようなこの発明により、使
用中に変形しにくい形状とすることができ、板状本体の
薄肉化が可能であり、しかも簡単に宝石類の下部が板状
本体の底部から突出しない構造とすることができ、製造
や宝石類の取付加工が容易でコスト的にも有利である装
身具用部材を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の装身具用部材の一実施例を示す断面
図である。
【図2】その平面図である。
【図3】板状本体の展開図である。
【図4】組み立てた状態を示す平面図である。
【図5】組み付け段階を示す分解図である。
【図6】この発明に係る装身具用部材をピアスイヤリン
グに適用した例を示す概略側面図である。
【符号の説明】
1 板状枠体 2 テーブル部 3 小孔 4 爪状片 11 装身具用部材 12 宝石類 13 爪 21 ピアスイヤリング 22 ピン 23 止め金具

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属製もしくは貴金属製の板状枠体をコ字
    状断面に形成し、このコ字状の底部を開口部方向に折り
    返してテーブル部を形成するとともに、テーブル部に宝
    石類の下部を収容して光を取り入れる小孔を設け、また
    上記板状枠体の開口部端部に、開口部から板状枠体内に
    取り付けられる宝石類を保持する爪状片を設けることに
    より、爪状片を宝石類の上面側に折り返して抜け止めし
    たことを特徴とする装身具用部材。
  2. 【請求項2】金属製もしくは貴金属製の板状枠体を、複
    数の宝石類を並べて保持する長さを有するようにしてな
    る請求項1に記載の装身具用部材。
  3. 【請求項3】複数の宝石類を並べて保持する長さを有す
    る金属製もしくは貴金属製の板状枠体を、2次元ないし
    3次元方向に変形させてなる請求項1に記載の装身具用
    部材。
  4. 【請求項4】複数の宝石類を並べて保持する長さを有す
    る金属製もしくは貴金属製の板状枠体に設けた爪状片
    に、その両側の宝石類に係合する1対の爪を設けてなる
    請求項2または3に記載の装身具用部材。
  5. 【請求項5】コ字状断面に形成した板状枠体の底部を開
    口部方向に折り返して形成したテーブル部を、宝石類の
    下端がコ字状断面に形成した板状枠体の底部から突出し
    ない高さとしてなる請求項1ないし4に記載の装身具用
    部材。
JP2001394203A 2001-12-26 2001-12-26 装身具用部材 Pending JP2003189915A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008154685A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Jeiensu:Kk 装身具並びに宝石固定ベース地金
JP2012152534A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Kawamura Trading:Kk 装飾品

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008154685A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Jeiensu:Kk 装身具並びに宝石固定ベース地金
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