JP3122195U - 連鎖状装身具 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の駒を確実に連結することが可能で、しかも各部材の組み付けを非常に簡単に行うことができる連鎖状装身具を提供する。
【解決手段】宝石類がはめ込まれる複数の駒15と、各駒を連結する棒状ないし板状の連結体17とからなる連鎖状の装身具であって、前記駒は上部に宝石類を収納固定する台座部21を設けた筒状体19からなり、その側壁には連結体を挿通するスリット23が形成され、当該スリットに対応する前記駒の筒状体内壁には、筒状体の軸方向に交差するよう係止用の軸ピン25を取り付け、この軸ピンに前記連結体の端部に形成した軸受部27を回動可能にはめ込むことにより、各駒が前記スリットの長さ方向に沿って首振り可能としたことを特徴とする連鎖状装身具。
【選択図】図1

Description

この考案はダイヤモンドに代表される宝石類を用いた連鎖状装身具に関するものである。
従来より多数の駒が連鎖状に連なって構成される装身具は種々提案されている。そして、かかる駒にダイヤモンド等の宝石類がはめ込まれるものが多くあった。
例えば実公平4−43053号公報(特許文献1参照)には、上下2枚の基板(宝石装着可)を複数のポストで連結した個々のパーツ間を、基板間のポストに一方のパーツに取り付けたフック状の止め金を係合して、前記基板の板面に沿って首振り可能としたネックレスが記載されている。
特開2004−73748公報(特許文献2参照)には、繋ぎ合わされた複数個の小片を蝶番状の連結部で連結して全体形状を他の形状に変化させることができるようにした装飾品が記載されている。
特開2004−8425公報(特許文献3参照)には、貴石が嵌め込まれる多数の駒と、この駒を繋ぐ連鎖駒と、からなるチェ−ン状の装身具であって、前記駒は溝型をなし、その上縁には貴石を止める係止部を備えるとともに、溝型の底部側方に一対の穴が形成されて、これに連鎖駒が嵌め込まれてチェ−ン状に構成することができるようにした装飾品が記載されている。そして連鎖駒は両端をH型に張り出させて前記穴から抜けなくして連結するようになっている。特許第3268493号公報(特許文献4参照)にも同様の連結機構が示されている。
特許第3631678号公報(特許文献5参照)には、貴石が嵌め込まれる多数の駒(要素)と、この駒を繋ぐリンク部材と、からなる装飾チェーンであって、前記リンク部材の端部には前記駒に係合する軸状の突起(ペグ)が設けられていて駒間を連結し、駒(要素)をチェ−ン状に構成することができるようにした装飾チェーンが記載されている。
特許第3572041号公報(特許文献6参照)にも、同様の機構を備えた装身具が記載されている。
実公平4−43053号公報 特開2004−73748公報 特開2004−8425公報 特許第3268493号公報 特許第3631678号公報 特許第3572041号公報
しかしながら、実公平4−43053号公報(特許文献1参照)のものは、個々のパーツ間の連結にポストとフックとを使用してネックレスであり、連結部分の間隔を自由に調節することが難しいという問題があった。
また、特開2004−73748公報(特許文献2参照)ものは、繋ぎ合わされた複数個の小片を蝶番状の連結部で連結して全体形状を他の形状に変化させることができるようにした装飾品であるが、この先行技術においても連結部分の間隔を自由に調節することが難しい。
特開2004−8425公報(特許文献3参照)および特許第3268493号公報(特許文献4参照)のものは、多数の駒を繋ぐ連鎖駒を両端をH型に張り出させて抜け止めするようになっており、当該連結部分の自由が少なく、しかも取り付けが面倒であるという欠点があった。
特許第3631678号公報(特許文献5参照)および特許第3572041号公報(特許文献6参照)のものは、多数の駒(要素)を繋ぐリンク部材が、その端部に前記駒に係合する軸状の突起(ペグ)が設けたものとなっているが、両端をH型に張り出させた前記従来例と同様に、取り付けが面倒であるという欠点があった。
この考案は前記した従来の技術に鑑みてなされたものであり、複数の駒を確実に連結すること可能で、しかも各部材の組み付けを非常に簡単に行うことができる連鎖状装身具を提供することを目的とする。
すなわちこの考案の連鎖状装身具は、宝石類がはめ込まれる複数の駒と、各駒を連結する棒状ないし板状の連結体とからなる連鎖状の装身具であって、前記駒は上部に宝石類を収納固定する台座部を設けた筒状体からなり、その側壁には連結体を挿通するスリットが形成され、当該スリットに対応する前記駒の筒状体内壁には、筒状体の軸方向に交差するよう係止用の軸ピンを取り付け、この軸ピンに前記連結体の端部に形成した軸受部を回動可能にはめ込むことにより、各駒が前記スリットの長さ方向に沿って首振り可能としたことを特徴とするものである。
この考案の連鎖状装身具は、係止用の軸ピンが、駒の側壁に形成したスリットに近接して取り付けられていることをも特徴とするものである。
この考案の連鎖状装身具は、連結体の端部に形成した軸受部が、細幅の首部と軸ピンの収納部とを備え、細幅の首部を係止用の軸ピンに押し込んで連結されていることをも特徴とするものである。
この考案は以上のように構成したので、複数の駒を確実に連結すること可能で、しかも各部材の組み付けを非常に簡単に行うことができる連鎖状装身具を提供することができるようになった。
この考案の連鎖状装身具の特徴は、それぞれの駒を構成する筒状体に軸方向に交差するよう係止用の軸ピンを取り付け、この軸ピンに前記連結体の端部に形成した軸受部をはめ込むようにしたものであり、各部材をワンタッチで組み付けることができるようになった。
しかも、各駒は前記スリットの長さ方向に沿って首振り可能であり、したがって、各駒の連結部分の自由度が大きく装身具がしなやかに動くことが可能となったものである。
この考案の連鎖状装身具の駒を構成する筒状体としては、金属製(特に貴金属製)あるいはセラミック製、合成樹脂製等が用いられ、また宝石類の例としてダイヤモンドを例にとって説明するが、ルビ−、サファイヤ等、特に限定はない。
以下、この考案の連鎖状装身具の実施の形態を、図面に基づいてより詳細に説明する。
図面において図1はこの考案の連鎖状装身具の1実施例を示す要部断面図、図2はその平面図、図3はその正面図、図4はこの考案の連鎖状装身具をピアスイヤリングに適用した場合を説明するための正面図、図5はその側面図、図6はその背面図、図7はこの考案の連鎖状装身具の他の実施例を示す要部断面図である。
図1ないし図3に示すように、この考案の連鎖状装身具11は、ダイヤモンド13等の宝石類がはめ込まれる複数の駒15と、各駒15を連結する棒状ないし板状の連結体17とからなる。
そして、前記駒17は上部にダイヤモンド13を収納固定する台座部21を設けた筒状体19からなり、筒状体19の側壁には連結体17を挿通するスリット23が形成され、これに前記連結体17がはめ込まれる。
前記スリット23に対応する前記駒15の筒状体19の内壁には、筒状体19の軸方向に交差するよう係止用の軸ピン25を取り付け、この軸ピン25に前記連結体17の端部に形成した軸受部27をはめ込んだ上、回動可能に保持することにより、各駒15が前記スリット23の長さ方向に沿って首振り可能となっている。
そして、前記係止用の軸ピン25が、駒15の側壁に形成したスリット23に近接して取り付けてあるので、軸ピン25の長さを短くすることができ、したがって軸ピン25をあまり太くしないでもそれほど軸ピン25の強度が問題になることがない。
前記駒15は例えば18Kのパイプよりなり、これをプレス加工によって台座部21や後述する爪33を形成するのが好ましいが、鋳造等によって製作することもできる。
また軸ピン25の形成も、駒15を構成する筒状体19の内壁にロー付けしたり、鋳造の場合には鋳造時に一体的に形成してもよい。
前記連結体17の端部に形成した軸受部27は、細幅の首部29と軸ピン25の収納部31とを備え、細幅の首部29を係止用の軸ピン25に押し込んだ上、前記首部29の間隙をカシメ等によって狭めることにより抜け止めしている。
このカシメ作業は、前記スリット23が筒状体19の端面に開放するよう形成され、また前記係止用の軸ピン25が、駒15の側壁に形成したスリット23に近接して取り付けてあることと相まって、各部材が小さくても無理なく作業を行うことができる。
33は駒17を構成する筒状体19の上面の適所に対向して少なくとも一対形成した爪である。したがって、筒状体19の内壁の上部に設けた段差状の台座部21にダイヤモンド13をそのパビリオン面が接するように搭載し、その上でダイヤモンド13のクラウン面に前記爪33を倒して抜け止めすることができる、
もちろん、前記爪33の数は適宜決定することができ、2〜6の範囲とすることが一般的である。
図4ないし図6はこの考案の連鎖状装身具11をピアスイヤリングに適用した例を示すものである。
図において、この実施例の連鎖状装身具11は、ダイヤモンド13等の宝石類がはめ込まれる5つの駒15を連結体17で連結するとともに、最下部には長めの連結体17を介して6つ目の駒15を連結している。
そして、最上部の駒17の背面には、ピアス用のピン35が取り付けられている。したがってこのピン35を耳たぶの穴に挿通し、耳たぶの背面でいわゆるキャッチと称する抜け止め具37をピン35にはめ込むことにより、身体への装着が完了する。
図7はこの考案の連鎖状装身具11の他の実施例を示すものである。
この実施例においては、軸ピン41を駒17を構成する筒状体19のほぼ中央に差し渡して取り付けてあり、この軸ピン41に前記連結体17の端部に形成した軸受部27を押し込んだ上、カシメ等によって抜け止めしている。
この例では前記係止用の軸ピン25を1本で済むようにしてあるので、製造の手間がかからず、また各部材が小さくても無理なく組み付け作業を行うことができる。
以上の通り、この考案の連鎖状装身具は主として装飾の中心となる駒材と、連結体とが容易に連結可能となり、しかも回転可能としたもので、ピアスイヤリングのみならず、ブレスレット、ネックレス等の装身具にも好適に利用することができる。
この考案の連鎖状装身具の1実施例を示す要部断面図である。 その平面図である。 その正面図である。 この考案の連鎖状装身具をピアスイヤリングに適用した場合を説明するための正面図である。 その側面図である。 その背面図である。 この考案の連鎖状装身具の他の実施例を示す要部断面図である。
符号の説明
11 連鎖状装身具
13 ダイヤモンド
15 駒
17 連結体
19 筒状体
21 台座部
23 スリット
25 軸ピン
27 軸受部
29 首部
31 収納部
33 爪
35 ピアス用のピン
37 抜け止め具
41 軸ピン

Claims (3)

  1. 宝石類がはめ込まれる複数の駒と、各駒を連結する棒状ないし板状の連結体とからなる連鎖状の装身具であって、前記駒は上部に宝石類を収納固定する台座部を設けた筒状体からなり、その側壁には連結体を挿通するスリットが形成され、当該スリットに対応する前記駒の筒状体内壁には、筒状体の軸方向に交差するよう係止用の軸ピンを取り付け、この軸ピンに前記連結体の端部に形成した軸受部を回動可能にはめ込むことにより、各駒が前記スリットの長さ方向に沿って首振り可能としたことを特徴とする連鎖状装身具。
  2. 係止用の軸ピンが、駒の側壁に形成したスリットに近接して取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の連鎖状装身具。
  3. 連結体の端部に形成した軸受部が、細幅の首部と軸ピンの収納部とを備え、細幅の首部を係止用の軸ピンに押し込んで連結されていることを特徴とする請求項1または2に記載の連鎖状装身具。
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