JP2003189376A - 送信機、受信機、送受信装置、建設機械および建設機械システム - Google Patents

送信機、受信機、送受信装置、建設機械および建設機械システム

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JP2003189376A
JP2003189376A JP2001389320A JP2001389320A JP2003189376A JP 2003189376 A JP2003189376 A JP 2003189376A JP 2001389320 A JP2001389320 A JP 2001389320A JP 2001389320 A JP2001389320 A JP 2001389320A JP 2003189376 A JP2003189376 A JP 2003189376A
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誠二 山下
Kazuhiro Sugawara
一宏 菅原
Yuji Maehara
裕二 前原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信距離の長い耐ノイズ性に優れた第1の通信
方式と通信距離は短いが通信速度が速い第2の通信方式
を1台の作業機械で行う。 【解決手段】遠隔操縦する際、無線通信の速度を少なく
とも2段階に設定する。近距離の場合はFSK信号を使
用して通信速度を早くして操作感覚を向上させる。遠距
離ではMSK信号を使用し、通信速度を遅くして耐ノイ
ズ性を向上させて確実に遠距離運転を可能とする。これ
を1台の送受信装置で実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、応答性の高い近距
離遠隔操作と耐ノイズ性の高い遠距離遠隔操作を無線で
行う送受信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、作業者が近寄り難い災害現場
での復旧工事などでは、操作者と建設機械(油圧ショベ
ルなど)や作業車両(ダンプトラック)などが数100m
〜数km離れた場所で遠隔操作されて使用される。ま
た、深穴掘削や側溝掘りなどでは運転者と作業機械が数
m〜数10m離れた場所で遠隔操作される。
【0003】前者に代表される第1の遠隔操作では、通
信距離の長い耐ノイズ性に優れた無線電波が使用され、
後者に代表される第2の遠隔操作では、通信距離は短い
が通信速度が速い無線電波が使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、第1の遠隔操
作で使用される無線通信装置(送受信装置)と第2の遠
隔操作で使用される無線通信装置(送受信装置)とを別
々に用いている。したがって、1台の建設機械を第1お
よび第2の遠隔操作で使用することが事実上できなかっ
た。
【0005】本発明の目的は、通信距離の長い耐ノイズ
性に優れた第1の遠隔操作と通信距離は短いが通信速度
が速い第2の遠隔操作を同一の送受信装置で行うことが
できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1の発明に
よる送信機は、操作指令を指示する操作指示器と、少な
くとも第1および第2の通信速度(>第1の通信速度)
のいずれかを選択する選択装置と、前記操作指令に基づ
いて、前記第1の通信速度が選択されているときは前記
第1の通信速度の指令信号を無線により送信し、前記第
2の通信速度が選択されているときは前記前記第2の通
信速度の指令信号を無線により送信する送信回路とを備
えることにより、上記目的を達成する。 (2)請求項2の発明は、請求項1に記載の送信機にお
いて、前記送信回路から放射される電波は490MHz
帯域の搬送波で放射され、前記第1の通信速度の指令信
号は、通信速度2400bpsのMSK変調によって生
成され、前記第2の通信速度の指令信号は、通信速度4
800bpsのFSK変調によって生成されることを特
徴とする。 (3)請求項3の発明は、前記選択装置で選択された通
信速度に応じて請求項1または2の送信機から放射され
る前記第1の通信速度および第2の通信速度の指令信号
を復調して、選択された通信速度の指令信号を出力する
復調器と、前記復調器から出力される第1の通信速度に
よる指令信号および第2の通信速度のいずれか一方の指
令信号に基づいてアクチュエータ駆動信号を生成する駆
動信号生成回路とを備えることを特徴とする。 (4)請求項4による送受信装置は、請求項1または2
の送信機と、請求項3の受信機とを備えることを特徴と
する。 (5)請求項5による建設機械は、請求項3の受信機
と、前記駆動信号生成回路から出力されるアクチュエー
タ駆動信号に基づいて駆動されるアクチュエータとを備
えることを特徴とする。 (6)請求項6による建設機械システムは、請求項1ま
たは2の送信機と、請求項5の建設機械とを備えること
を特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1〜図10により本発明による
無線リモコン式建設機械を油圧ショベルに適用した一実
施の形態について説明する。以下の説明では、429M
Hz帯域の電波を使用する一台の特定小電力無線装置に
より、4800bpsの高速通信と2400bpsの低
速通信を切換えて遠隔操作する場合について説明する。
【0008】図1は、油圧ショベル10と、油圧ショベ
ル10を無線で遠隔操作する送信機(無線リモコン装
置)20とから構成される無線リモコン式油圧ショベル
システムを示す。油圧ショベル10は、左右油圧走行モ
ータで駆動される走行体11と、油圧旋回モータで旋回
する旋回体12と、油圧作業シリンダで駆動されるフロ
ント装置13と、油圧操作レバー装置14とを備える。
この実施の形態の油圧ショベル10は、オペレータが油
圧ショベル10に搭乗して油圧操作レバー装置14によ
り運転する有人操作と、油圧ショベル10から離れた場
所からオペレータが無線リモコン装置(送信機)20で
運転する遠隔操作とを選択的に使い分けることができ
る。
【0009】図2は無線リモコン式油圧ショベルシステ
ムの構成を示すブロック図である。送信機20は、3本
のジョイスティック21と、押しボタンスイッチ群22
と、通信速度切換スイッチ23と、3本〜5本のジョイ
スティック21および押しボタンスイッチ群22の操作
に応じた無線電波を生成する送信回路24と、生成され
た無線電波を放射するアンテナ25と、有線信号出力端
子26とを備えている。
【0010】3本のジョイスティック21はそれぞれ前
後左右に操作され、操作方向と操作量に応じた信号を出
力する。そのため、ジョイスティック21は、前後方向
と左右方向の2軸の操作方向を検出し、操作方向と操作
量に応じた操作指令信号を出力する角度検出器を内蔵し
ている。押しボタンスイッチ群22はオンオフ信号を出
力する。通信速度切換スイッチ23は、第1通信方式と
第2通信方式のいずれかを選択する。第1通信方式は、
遠距離通信が可能な通信方式であり、耐ノイズ性は高い
が通信速度は遅い通信方式である。第2通信方式は、応
答性の速い近距離通信用の通信方式であり、第1通信方
式に比べて通信速度は速いが耐ノイズ性は低い通信方式
である。
【0011】図2において、油圧ショベル10には、受
信機31と、コントローラ32と、パイロット圧制御用
油圧機器33とが搭載されている。受信機31は、送信
機20から送信される操作信号を受信してシリアル操作
信号(アクチュエータ駆動信号)を生成してコントロー
ラ32へ送る。コントローラ32は、受信した操作信号
に応じてパイロット圧制御用油圧機器33を駆動する信
号を出力する。パイロット圧制御用油圧機器33は、油
圧アクチュエータ駆動用圧油を生成する比例電磁減圧弁
(以下、比例電磁弁)331と、オンオフ弁332と、
油圧操作レバー装置14から出力される油圧パイロット
圧力と比例電磁弁331から出力される油圧パイロット
圧力とのいずれかを選択するシャトル弁333とを有す
る。シャトル弁333で選択された油圧パイロット圧力
によりメインバルブ15が駆動され、左右走行モータ1
6,旋回モータ17,油圧シリンダ18a〜18cが操
作される。
【0012】図2では省略しているが、比例電磁弁33
1は左右走行モータ16,旋回モータ17,油圧シリン
ダ18a〜18c用にそれぞれ一対ずつ設けられてい
る。また、メインバルブ15には、左右走行モータ1
6,旋回モータ17,油圧シリンダ18a〜18c用に
それぞれ一つずつスプールが設けられている。各比例電
磁弁331は、入力される駆動信号に応じたパイロット
圧力を発生し、対応するメインバルブ15の操作方向と
操作量を制御する。
【0013】オンオフ弁332は、比例電磁弁331の
パイロット圧力の一次圧入力ポートに設けられ、オンオ
フ弁332がオフの時には、比例電磁弁331に電流を
流したとしても比例電磁弁331から駆動圧油が出力さ
れないように構成されている。なお、送信機20からエ
ンジン始動/停止信号やエンジン回転数制御信号も送信
される。これらの信号はコントローラ32から油圧ショ
ベルのメインコントローラ34へ送信されてエンジン制
御機器(たとえば、燃料カット弁)35が制御される。
【0014】―送信機20― 図3および図4により送信機20について詳細に説明す
る。図3は送信機20の送信回路24の詳細例を示す。
送信回路24は、操作信号を処理する1チップマイコン
を主体とする信号変換回路240と、操作信号をアンテ
ナから放射送信するための高周波モジュール250とを
有する。信号変換回路240は、上述したジョイスティ
ック21から出力されるアナログ信号をデジタル信号に
変換するA/D変換器241と、押しボタンスイッチ群
22から出力される1,0(ハイレベル、ローレベル)
の信号を入力して出力するデジタルインターフェイス
(D/I)242と、CPU243と、ROM244
と、RAM245と、シリアルインターフェイス(I/
F)246と、D/O回路247とを備えている。
【0015】図3に示すように、ジョイスティック21
から出力される操作アナログ電圧信号は、A/D変換器
241に入力されてデジタル操作信号に変換される。同
様に、各種押しボタンスイッチ群22から出力されるデ
ジタルスイッチ信号は、デジタルインターフェイス24
2に入力される。信号変換回路240は、A/D変換器
241とデジタルインターフェイス242のデジタル出
力信号を周期的に取り込み、予め決められた順序(固定
フォーマット)に信号を並び替えてシリアル信号に変換
する。このシリアル信号は、シリアルインターフェイス
(I/F回路)246から高周波モジュール250へ出
力される。
【0016】高周波モジュール250は、クロック信号
発生器251と、高周波電源252と、高周波発振器2
53と、変調信号発生回路254と、周波数変調器(V
CO)255と、ミキサ256と、フィルタ257と、
高周波アンプ258と、有線信号用アンプ259とを備
えている。クロック信号発生器251は、通信速度切換
スイッチ23により高速通信が選択されているときは4
800bpsのクロック信号を発生し、低速通信が選択
されているときは2400bpsのクロック信号を発生
する。クロック信号はシリアルI/F回路246と変調
信号発生回路254に入力される。シリアルI/F回路
246は、高速通信選択時は4800bpsの速度でシ
リアル信号(図9(a))を出力し、低速通信選択時は
2400bpsの速度でシリアル信号(図9(d))を
出力する。
【0017】VCO255は、変調信号発生回路254
からの信号の大きさにしたがって、VCO255の出力
周波数を変える。すなわち、周波数変調を行う。変調信
号発生回路254は後で詳細に説明する。周波数変調さ
れた信号は、高周波発振器253の出力とミキサ256
で混合され、フィルタ257を通って電力増幅を行う高
周波アンプ258へ入力される。高周波アンプ258か
ら出力される高周波電力はアンテナ250Aから電波と
して放出される。
【0018】有線信号用アンプ259は変調信号発生回
路254からの信号を有線信号出力端子26へ出力す
る。したがって、有線信号出力端子26を油圧ショベル
とケーブルで接続することにより、有線操作が可能とな
る。
【0019】なお、高周波発振器253は簡略化して示
しているが、水晶発振器のシンセサイザ方式によって周
波数が設定される。すなわち、CPU243からシンセ
サイザの分周比を制御することによって、使用する無線
チャネルを設定している。
【0020】図4は変調信号発生回路254の詳細を示
す図である。変調信号発生回路254には、シリアルイ
ンターフェイス(I/F回路)246からシリアル信号
が、クロック信号発生器251からクロック信号が、通
信速度切換スイッチ23から切換信号がそれぞれ入力さ
れる。変調信号発生回路254は、シリアル信号を所定
の電圧値で制限するリミッタ2541と、リミッタ25
41で制限された信号の低周波成分を通過させるローパ
スフィルタ2542と、所定周波数の副搬送波を発生す
る副搬送波発生器2543と、ローパスフィルタ254
2の出力および副搬送波発生器2543の出力のいずれ
か一方を選択して取り出すスイッチ2544と、通信速
度切換信号でスイッチ2544を切換えるリレー254
5とを備える。
【0021】図5は、無線区間の固定データフォーマッ
トの一例を示す。固定データの1組で1フレームを構成
する。ここで1つの区切りが1バイトの信号を示してい
る。無線回線の1フレームの信号は、無線回線の同期の
ための信号であるSYNの後、データの始まりを示す信
号STX、無線機固有のIDの後に、無線操作信号のD
ataが続き、信号の終了信号であるETX、最後にデ
ータの誤り検出信号CRCで構成される。
【0022】―受信機31― 図6および図7により受信機31を詳細に説明する。受
信機31は、送信機20からの電波を受信してデジタル
信号に変換し、信号の誤り検出を行った後に、操作信号
としてコントローラ22へ送出する。そのため、受信機
31は、アンテナ311と、高周波アンプ312と、ミ
キサ313と、フィルタ314と、FM復調器(同期検
波器)315と、信号復調器316と、局部発振器31
7と、1チップマイコン318とを有する。1チップマ
イコン318は、シリアルインターフェイス(I/F)
3181と、CPU3182と、ROM3183と、R
AM3184と、シリアルインターフェイス(I/F)
3187と、D/O回路3186とを備えている。
【0023】アンテナ311で受信された電波は高周波
アンプ312で増幅されてミキサ313へ入力される。
ミキサ313では、増幅された信号が受信機31の局部
発信器317の信号と混合されて周波数変換される。周
波数変換された信号は、フィルタ314を通ってFM復
調器(検波器)315へ入力され、送信機20の変調信号
と同じ形に復調される。復調された信号はさらに、信号
復調器316でデジタル信号に変換される。デジタル信
号はここで、送信機20のシリアルインタフェース24
6からの操作信号と同一の信号に戻る。復調されたデジ
タルシリアル信号は、1チップマイコン318のシリア
ルインターフェイス(I/F)3181を介してCPU
3182へ入力される。CPU3182は、入力された
シリアル信号の誤りをチェックし、その後、シリアルイ
ンターフェイス(I/F)3187を介してコントロー
ラ22へ操作信号(アクチュエータ駆動信号)を出力す
る。
【0024】信号復調器316は、図7に示すように、
FM復調器315で復調された信号を増幅するアンプ3
161と、その増幅された信号から低周波数成分だけを
取り出すローパスフィルタ3162と、ローパスフィル
タ3162で抽出された信号の平均値をとる平均信号発
生回路3164と、平均信号発生回路3164からの信
号とローパスフィルタ3162からの信号を比較するコ
ンパレータ3163と、アンプ3161で増幅された信
号から所定周波数帯域成分を取り出すバンドパスフィル
タ3167と、副搬送波復調器3168と、入力される
切換信号に応じた周波数のクロック信号を副搬送波復調
器3168に出力するクロック信号発生器3169と、
コンパレータ3163からの比較信号および副搬送波復
調器3168からの信号のいずれかを選択して出力する
スイッチ3165と、通信速度切換信号でスイッチ31
65を切換えるリレー3166とを有する。なお、受信
機31は通信速度切換信号を受信し、信号復調器316
へこの切換信号が入力される。これにより、リレー31
66によりスイッチ3165が切換えられる。切換信号
数を増やし、切換信号をクロック信号発生器に入力して
クロック周波数を下げれば、2400bpsよりもさら
に低速の1200bpsの信号を使用することもでき
る。すなわち、3段階切換ができる。
【0025】図7の信号復調器316は次のように動作
する。切換信号がH(高速通信)の場合、リレー3166
によりスイッチ3165が上側に切り換わる。FM復調
器315の出力は、アンプ3161で増幅された後、ロ
ーパスフィルタ3162で高周波成分がカットされる。
ローパスフィルタ3162の出力は平均信号発生回路3
164に入力され、平均値が算出されてコンパレータ3
163に入力される。平均信号発生回路3164は、非
常に時定数の長い、例えば0.1秒といった時間の信号の
平均値(直流分を含む)を出力する。コンパレータ316
3は、平均信号発生回路3164からの平均値信号とロ
ーパスフィルタ3162の出力信号とを比較する。ロー
パスフィルタ3162の出力が平均値信号よりも大きい
ときにコンパレータ3162からハイレベル信号が出力
される。このシリアル信号は、送信側の変調信号とほぼ
同一の電気信号となる。
【0026】一方、切換信号がL(低速通信)の場合、リ
レー3166により切換スイッチ3165は下側に切り
換わる。アンプ3161の出力はバンドパスフィルタ3
167を通過して所定周波数帯域成分の信号となり、副
搬送波復調器3168に入力する。副搬送波復調器31
68は周波数1800Hzの信号を内部で発生してお
り、バンドパスフィルタ3167から出力されるMSK信
号がハイレベル、ローレベルの信号1,0に変換され
る。副搬送波1800Hzの信号の位相が進みと遅れを
判別する復調方式には各種の方法がある。細かい復調方
法についての説明は省略する。
【0027】図8は、受信機31から車体コントローラ
22ヘの送信信号の構成を示す。この例では、無線回線
の同期信号を取り去り、残りのSTXからCRCまでの
信号を受信機31から車体コントローラ22へ送信して
いる。信号の誤りを検出するCRC信号を無線回線に入
れ、CRC信号によって、誤りでない場合に初めて動作
するように動作の論理が組まれる。シリアルで送られて
くる信号をチェックしてデータに誤りがあるかないかを
判断し、正常なデータであれば受信信号に対応して比例
電磁弁の電流やリレー回路を駆動する。
【0028】このような送受信装置20,30を使用し
た遠隔装置について説明する。 −送信機20− 図9は、図4の送信機20における変調信号発生回路2
54の信号波形を説明する図である。 図9(a)は、
高速通信選択時にシリアルI/F246から出力される
1,0(ハイレベル、ローレベル)状態を示す。(b)
は高速通信時の4800bpsの信号波形図である。こ
のシリアル信号は、図4のリミッタ2541に入力され
て振幅が制限されてローパスフィルタ2542に入力さ
れる。図9(c)は、4800bpsのシリアル信号が
ローパスフィルタ2542に入力されたときの出力信号
波形である。高速通信が選択されているとき、スイッチ
2544は上側に切換えられており、図9(c)に示す
信号がFSK変調信号として変調信号発生回路254か
らVCO255へ出力される。
【0029】図9(d)は、低速通信選択時にシリアル
I/F246から出力される1,0(ハイレベル、ロー
レベル)状態を示す。図9(e)は低速通信時の240
0bpsの信号波形図である。このシリアル信号は、図
4の副搬送波発生器2543に入力される。副搬送波発
生器2543には1800Hzのクロック信号が入力さ
れている。図9(f)は副搬送波発生器2543から出
力される2400bpsのMSK信号を示す。
【0030】MSK信号は1800Hzの副搬送波の位
相変調を行って得られる。シリアル信号が1の時、位相
を45°遅らせる操作をする。結果的に1200Hzの
周波数の半波成分とした信号が得られる。シリアル信号
が0の時は、位相を45度進める信号が生成される。そ
の結果、2400Hzの1半波形の形の信号が得られ
る。MSK信号の場合、シリアル信号と比較すれば明ら
かなように、信号が連続して1、あるいは0であって
も、高周波を変調する信号は必ず交流の成分として出力
される。
【0031】この2400bpsの例では、周波数成分
は1200bpsと2400bpsの成分しかない。す
なわち、変調信号の周波数帯域は1200〜2400H
zの限られた成分が受信できれば信号が再生できる。2
値のFSKでは、基本的に直流の成分から最大の変調信
号までの成分が必要である。
【0032】−受信機30− 図10は、受信機30の各部の信号波形図である。図1
0(a)〜(e)が高速通信(4800bps)の場合
を、図10(f)〜(h)が低速通信(2400bp
s)の場合をそれぞれ示す。まず、通信速度切換スイッ
チ23により高速通信が選択されている場合について説
明する。
【0033】FM復調器315でFM検波されたFM検
波信号は、アンプ3161で増幅されてローパスフィル
タ3162に入力される。図10(a)の信号S1はロ
ーパスフィルタ3162の出力波形を示す。信号S1は
平均信号発生回路3164に入力され、図10(a)の
信号S2のような信号を出力する。信号S1とS2はコ
ンパレータ3163で比較され、コンパレータ3163
は、信号S1およびS2の大小に応じて図10(b)に
示す方形波信号を出力する。高速通信が選択されている
とき、スイッチ3165は上側に切換えられており、図
10(b)に示す信号が復調シリアル信号として1チッ
プマイコン318に出力される。
【0034】図10(b)に示す方形波信号は、1チッ
プマイコン318のシリアルI/F3181からCPU
3182に送出される。CPU3182では、図10
(c)に示すようなサンプリングのタイミングで、シリ
アルI/F3181からの信号をラッチする。図10
(d)に示す方形波信号がCPU3182にラッチされ
たシリアル信号である。図10(e)はそのシリアル信
号の状態を示す。
【0035】ここで、受信されるシリアル信号の周期
(送信速度)は受信機20のもつサンプリングのタイミン
グ信号とは必ずしも一致しない。その理由は、クロック
信号としてクリスタルを使ったとしても、発信周波数は
わずかな誤差を持つために、発信側と受信側では同じ周
波数、タイミングとはならないからである。
【0036】このため、高速通信であるFSK信号を使
った通信では、調歩同期での通信となる。すなわち、信
号1バイトを送るには、少なくともスタート、ストップ
ビットが必要であり、同期式の通信よりも信号の構成ビ
ットは多くなることもある。
【0037】図10(f)〜(h)を参照して、通信速
度切換スイッチ23により低速通信(2400bps)
が選択された場合について説明する。図10(f)は、
低速通信時に送信機20から送られるMSK信号を復調
したMSK信号を示す。すなわち、バンドパスフィルタ
3167の出力波形である。MSK信号では、前述した
ように、FM復調した後の信号は必ず交流成分が得られ
る。そして、例えば2400bpsの例では、高い周波
数が2400Hz、低い周波数は1200Hzの成分で
ある。そこで、バンドパスフィルタ3167は周波数2
400Hz〜周波数1200HzまでのMSK信号を通
すように構成されている。
【0038】一般的には、2400bpsのMSK信号
では、FM復調後のフィルタの構成によって、信号対ノ
イズの比(S/N比)が、FSK信号と比較して約10
dBの優位差がある。このため、通信速度が遅い場合に
は、電波のノイズが多い環境下でも、最終的なシリアル
信号レベルでは信号の誤りが少ない、すなわち、遠方で
も信号が届くことになる。
【0039】CPU3182はラッチしたシリアル信号
の誤り検出を行う。まず、受信バッファにラッチされた
信号データからCRCの計算を行う。CRCを含む最後
尾まで受信したら、受信信号のCRCと計算されたCR
Cとを比較して誤り検出を行う。最後尾まで受信した
後、受信信号のCRCも含むデータでCRCを計算して
誤り検出を行ってもよい。この場合、最後尾まで含まれ
た計算値が0かどうかがで判断する。すなわち、誤り検
出された場合にはCRCは0でなく、0以外では誤り検
出がされたことを意味する。誤り検出がされないとき、
送信機20から送信されてくるシリアル信号に応じてコ
ントローラ32に信号を送出し、コントローラ32が油
圧ショベルを制御する。
【0040】図11は、送信機20の変調信号発生回路
254Aの他の実施の形態を示す。この例は、高速通信
のときは前述した図4の場合と全く同様に変調信号が出
力される。すなわち、高速通信選択時にシリアルI/F
246から出力されるシリアル信号は、図11のリミッ
タ2541に入力されて振幅が制限される。高速通信が
選択されているとき、スイッチ2544は上側に切換え
られており、リミッタ2541の出力はローパスフィル
タ2547に入力される。したがって、高速通信が選択
されているとき、図9(c)に示す信号がFSK変調信
号として変調信号発生回路254から出力される。
【0041】低速通信が選択されているときは、図9
(e)に示すようなシリアル信号がシリアルI/F24
6から出力される。このシリアル信号は、図11の副搬
送波発生器2543に入力され、図9(f)に示すよう
な2400bpsのMSK信号が生成される。図11の
例では、副搬送波発生器2543からの交流MSK信号
を方形波生成回路2546に入力し、図9(g)に示す
ようなシリアル信号を生成する。さらに、このシリアル
信号をローパスフィルタ2547を通してFSK変調信
号を生成する。
【0042】このような方式を採用すると、見かけ上は
低速および高速通信ともに2つのFSK信号として送信
されることになる。この回路構成をとれば、操作部(ジ
ョイスティックなど)と無線機(送信機20)を別体と
した外部無線機の場合に有効である。すなわち、外部送
信機として、2値のFSK送信機を用意しておき、高速
通信の時は、シリアル信号をそのまま電気信号として入
力し、低速通信の時はMSK信号を波形整形した信号を
外部無線機に入力すれば、高速、低速の両信号を送出で
きる。
【0043】なお、本実施の形態では、高速通信では4
800bps、低速通信は2400bpsの通信速度と
したが、低速通信を1200bpsとして、更に遠方に
同一の電波を使って信号伝送を行うことも可能である。
さらに、本実施の形態では、高速、低速の2速度とした
が、高速、中速、低速の3段階にすることもできる。例
えば、高速はFSK、中速、低速をMSK信号とするこ
とも可能である。
【0044】日本の電波法のCH間隔12.5kHzで
は占有周波数帯域は8.5kHzに制限される。この制
限から、通信の最高速度は4800bpsのFSKが最
高の通信速度である。通信速度と通信の伝送距離の関係
は明確に決定できるものではないが、通信速度の遅い場
合には、ローパスフィルタのカットオフ周波数は低くで
きる。ノイズがホワイトノイズと仮定すれば、信号速度
が半分になれば、ノイズ成分のエネルギは半分となる。
同様に、MSK信号のように周波数帯域が制限されれ
ば、同様にノイズ成分をカットでき、同一のノイズが存
在する環境であっても、信号の誤り(信号化け)を少なく
することができる。
【0045】このように、本発明は通信距離が短い場合
には高速の通信速度で行い、災害地などの遠距離の遠隔
運転では通信速度を遅くして信号伝送を確実にすること
ができる。また、中速以下をMSK信号で実現すれば、
さらに周囲のノイズ成分の除去が可能であり、より遠距
離または高いノイズの環境であっても、遠隔操作が可能
になる。高低速通信をFSK変調とMSK変調で実現し
たが、これ以外の2種類の変調方式を使用して同様な作
用効果を得るようにしてもよい。
【0046】以上では油圧ショベルを作業機械の一例と
して説明した。油圧ショベルのような建設機械の無線リ
モコンでは、操作信号の種類が多く、信号伝送時に1フ
レームの伝送遅延時間が発生することから、遅延時間を
短くして操作感覚を向上させたい要求がある。一方、多
少の操作感覚を犠牲にしても、確実に遠距離の現場まで
信号を伝送したい要求もある。したがって、高速通信と
低速通信の無線方式を切換えることにより、1台の無線
操縦装置により遠近両方の操縦を行うことができる。本
発明は、このような要求がある種々の制御対象にも適用
することができる。例えば、極く近距離での操作と、遠
距離での操作を1台の無線操縦装置で行う要求があるロ
ボット操作などにも本発明を適用できる。
【0047】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、操作対象とその操作指示器とが離れている場合は第
1の通信方式で、近い場合は第2の通信方式で操作すれ
ばよい。その結果、遠距離の運転が可能になるほか、近
距離では通信速度が速くなり操作性の向上した遠隔操縦
機械を実現できる。言い換えると操作感覚を重視する近
距離運転と、より遠距離の確実な運転を要求する両極端
の現場に1台の無線操縦装置で対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 遠隔操縦される油圧ショベルを示す図
【図2】 無線リモコン式油圧ショベルシステムの構成
を示すブロック図
【図3】 無線リモコン装置の送信機の一例を示すブロ
ック図
【図4】 送信機の変調信号発生回路の詳細例を示すブ
ロック図
【図5】 無線区間の伝送信号データ構成図
【図6】 受信機の一例を示すブロック図
【図7】 受信機の信号復調器の詳細例を示すブロック
【図8】 有線区間の伝送信号データ構成図
【図9】 送信機の各部信号波形図
【図10】 受信機の各部信号波形図
【図11】 送信機の変調信号発生回路の他の詳細例を
示すブロック図
【符号の説明】
10:油圧ショベル 20:無線リモコン
装置(送信機) 21:ジョイスティック 23:通信速度切換
スイッチ 24:送信回路 31:受信機 254:変調信号発生回路 316:信号復調器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 29/08 H04L 13/00 307C (72)発明者 前原 裕二 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 5K011 BA10 EA01 KA12 5K034 AA02 AA06 CC06 EE03 MM08 5K048 AA06 AA08 BA21 DA01 DB01 EA11 EB02 HA01 HA02 HA05 HA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作指令を指示する操作指示器と、 少なくとも第1および第2の通信速度(>第1の通信速
    度)のいずれかを選択する選択装置と、 前記操作指令に基づいて、前記第1の通信速度が選択さ
    れているときは前記第1の通信速度の指令信号を無線に
    より送信し、前記第2の通信速度が選択されているとき
    は前記前記第2の通信速度の指令信号を無線により送信
    する送信回路とを備えることを特徴とする送信機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の送信機において、 前記送信回路から放射される電波は429MHz帯域の
    搬送波で放射され、 前記第1の通信速度の指令信号は、通信速度2400b
    psのMSK変調によって生成され、 前記第2の通信速度の指令信号は、通信速度4800b
    psのFSK変調によって生成されることを特徴とする
    送信機。
  3. 【請求項3】前記選択装置で選択された通信速度に応じ
    て請求項1または2の送信機から放射される前記第1の
    通信速度および第2の通信速度の指令信号を復調して、
    選択された通信速度の指令信号を出力する復調器と、 前記復調器から出力される第1の通信速度による指令信
    号および第2の通信速度による指令信号のいずれか一方
    の指令信号に基づいてアクチュエータ駆動信号を生成す
    る駆動信号生成回路とを備えることを特徴とする受信
    機。
  4. 【請求項4】請求項1または2の送信機と、 請求項3の受信機とを備えることを特徴とする送受信装
    置。
  5. 【請求項5】請求項3の受信機と、 前記駆動信号生成回路から出力されるアクチュエータ駆
    動信号に基づいて駆動されるアクチュエータとを備える
    ことを特徴とする建設機械。
  6. 【請求項6】請求項1または2の送信機と、 請求項5の建設機械とを備えることを特徴とする建設機
    械システム。
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