JPH10166966A - ワイヤレスリモートコントロールシステム - Google Patents

ワイヤレスリモートコントロールシステム

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JPH10166966A
JPH10166966A JP33380196A JP33380196A JPH10166966A JP H10166966 A JPH10166966 A JP H10166966A JP 33380196 A JP33380196 A JP 33380196A JP 33380196 A JP33380196 A JP 33380196A JP H10166966 A JPH10166966 A JP H10166966A
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JP
Japan
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load
transmission
signal
information
remote control
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JP33380196A
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English (en)
Inventor
Shinya Ozaki
真也 尾崎
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便なワイヤレスリモートコントロールシス
テムを提供すること。 【解決手段】 作動目的の負荷の種類に応じて、または
振幅偏位変調された送信情報23aの要求送信距離に応
じて、搬送波を振幅偏位変調するディジタル信号のデュ
ーティファクターを変更することが可能なトランスミッ
タ20と、作動目的の負荷の種類に応じて、または振幅
偏位変調された送信情報23aの要求送信距離に応じ
て、作動目的の負荷を選択することが可能なレシーバ3
0、とを備えて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明のワイヤレスリモート
コントロールシステムは、車両に搭載された負荷を制御
するための送信情報を振幅偏位変調するとともに変調さ
れた送信情報を電磁波を媒体として送信可能なトランス
ミッタと、送信情報を受信し復調してASK復調信号を
生成するとともにASK復調信号から負荷を制御するた
めの負荷制御信号を生成可能なレシーバとを備えて成る
ワイヤレスリモートコントロールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のワイヤレスリモートコント
ロールシステムとしては、例えば、特開昭63−145
151(図5参照)に示すようなものがある。すなわ
ち、ワイヤレスリモートコントロールシステム1は、目
的の作動装置の種類(例えば、ヘッドライト、ホーン、
トランクオープナ、ドアロック等)に応じて発信強度を
切換える発信強度切り換え手段が装置されたトランスミ
ッタ2と、自動車に搭載されるレシーバ3とから構成さ
れていた。
【0003】トランスミッタ2のキースイッチ4から、
例えば、ヘッドライトLのオン・オフ指令、ホーンHの
オン・オフ指令、トランクオープナTの作動命令(トラ
ンクを開く命令)、ドアロックDの作動命令(ドアロッ
クを解除する命令)等を入力すると、その入力に応じた
指令信号をエンコーダ5が発信・変調回路7に与え、こ
れにより出力トランジスタ9が司令命令を含んだ電波を
アンテナANTを介して放射していた。トランスミッタ
2は電池Vによって駆動されていた。
【0004】発信強度切り換え手段に装置されたエンコ
ーダ5は、入力に応じて、切換スイッチを切り換えて、
出力トランジスタ9へ供給する電流Iを制御するように
構成されていた。指令の対象となる装置がヘッドライト
L、ホーンHである場合は、エンコーダ5は切換スイッ
チを図5の実線側に切り換え、出力トランジスタ9に比
較的大きな電流Iを供給し得るようになっていた。
【0005】その結果、ヘッドライトL、ホーンHに対
する指令信号は、比較的大きな電力で送信されていた。
則ち、ヘッドライトL、ホーンHについては、トランス
ミッタ2が自動車から遠距離にあっても、指令信号を受
信機1Aとデコーダ1Bとで受信・解読することがで
き、ヘッドライトL、ホーンHを作動させることができ
た。
【0006】また、トランクオープナT、ドアロックD
への指令信号は比較的小さな電力で発進されていた。則
ち、指令の対象となる装置がトランクオープナT、ドア
ロックDである場合は、エンコーダ5は切換スイッチを
図5の破線側に切り換え、電流Iを制限していた。
【0007】則ち、発信強度切り換え手段が装置される
ことにより、トランクオープナT、ドアロックDについ
ては、トランスミッタ2が自動車から遠距離にあって
も、指令信号を受信機1Aとデコーダ1Bとで受信・解
読することができず、トランクオープナT、ドアロック
Dを動作させることを防止できた。
【0008】また、発信強度切り換え手段が装置される
ことにより、トランスミッタ2が自動車から近距離にあ
っては、指令信号を受信機1Aとデコーダ1Bとで受信
・解読することができ、トランクオープナT、ドアロッ
クDを作動させることができた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のワイヤレスリモートコントロールシステム1
では、目的の作動装置の種類(例えば、ヘッドライト、
ホーン、トランクオープナ、ドアロック等)に応じて発
信強度を切換えるために発信強度切り換え手段を別途設
ける必要があり、発信強度切り換え手段を構成するため
にエンコーダ5、切換スイッチ、抵抗素子8、キースイ
ッチ4等の電子部品を新たに実装する必要があるという
問題点があった。
【0010】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、作動目的の負荷の種類に応じて、
または振幅偏位変調された送信情報の要求送信距離に応
じて、搬送波を振幅偏位変調するディジタル信号のデュ
ーティファクターを変更することが可能なトランスミッ
タと、トランスミッタによって振幅偏位変調された送信
情報を復調するとともに、作動目的の負荷の種類に応じ
て、または振幅偏位変調された送信情報の要求送信距離
に応じて、作動目的の負荷を選択することが可能なレシ
ーバとを装置することによって、目的の作動装置の種類
(例えば、ヘッドライト、ホーン、トランクオープナ、
ドアロック等)に応じて発信強度を切換えるために発信
強度切り換え手段を別途設ける必要がない簡便なワイヤ
レスリモートコントロールシステムを提供することを目
的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、以下の各項に存する。 [1]項 車両(11)に搭載された負荷を制御するための送信情
報(23a)を振幅偏位変調するとともに当該変調され
た送信情報(23a)を電磁波を媒体として送信可能な
トランスミッタ(20)と、当該送信情報(23a)を
受信し復調してASK復調信号(32a)を生成すると
ともに当該ASK復調信号(32a)から負荷を制御す
るための負荷制御信号(13a)を生成可能なレシーバ
(30)とを備えて成るワイヤレスリモートコントロー
ルシステム(10)であって、作動目的の前記負荷の種
類に応じて、または前記振幅偏位変調された送信情報
(23a)の要求送信距離に応じて、搬送波を振幅偏位
変調するディジタル信号のデューティファクターを変更
することが可能なトランスミッタ(20)、を備えて成
ることを特徴とするワイヤレスリモートコントロールシ
ステム(10)。
【0012】[2]項 車両(11)に搭載された負荷を制御するための送信情
報(23a)を振幅偏位変調するとともに当該変調され
た送信情報(23a)を電磁波を媒体として送信可能な
トランスミッタ(20)と、当該送信情報(23a)を
受信し復調してASK復調信号(32a)を生成すると
ともに当該ASK復調信号(32a)から負荷を制御す
るための負荷制御信号(13a)を生成可能なレシーバ
(30)とを備えて成るワイヤレスリモートコントロー
ルシステム(10)であって、作動目的の前記負荷の種
類に応じて、または前記振幅偏位変調された送信情報
(23a)の要求送信距離に応じて、作動目的の負荷を
選択することが可能なレシーバ(30)、を備えて成る
ことを特徴とするワイヤレスリモートコントロールシス
テム(10)。
【0013】[3]項 前記トランスミッタ(20)は、前記作動目的の負荷の
種類に応じて、または前記振幅偏位変調された送信情報
(23a)の要求送信距離に応じて、前記ディジタル信
号のデューティファクターを変更するためのデューティ
信号(22a)を生成することが可能なデューティ制御
部(22)、を備えて成ることを特徴とする[1]項、
または[2]項に記載のワイヤレスリモートコントロー
ルシステム(10)。
【0014】[4]項 前記トランスミッタ(20)は、発信距離選択部(2
1)とデューティ制御部(22)とを備えて成り、前記
発信距離選択部(21)は、前記作動目的の負荷の種類
に応じて、または前記振幅偏位変調された送信情報(2
3a)の要求送信距離に応じて、前記電磁波の送信出力
を選択するための選択情報(21a)を生成することが
可能であり、前記デューティ制御部(22)は、前記選
択情報(21a)に応じて、前記ディジタル信号のデュ
ーティファクターを変更するための前記デューティ信号
(22a)を生成することが可能である、ことを特徴と
する[1]項、[2]項、または[3]項に記載のワイ
ヤレスリモートコントロールシステム(10)。
【0015】[5]項 前記トランスミッタ(20)は、送信情報生成部(2
3)とASK変調制御部(24)とASK発信部(2
5)とを備えて成り、前記送信情報生成部(23)は、
車両(11)に搭載された負荷を制御するための前記送
信情報(23a)を送信し、前記ASK変調制御部(2
4)は、前記デューティ信号(22a)と前記送信情報
(23a)とに基づいて、車両(11)に搭載された負
荷を制御するための送信情報(23a)を振幅偏位変調
するためのASK変調信号(24a)を生成し、前記A
SK発信部(25)は、前記ASK変調信号(24a)
に基づいて振幅偏位変調された前記送信情報(23a)
を電磁波を媒体として送信する、ことを特徴とする
[1]項、[2]項、[3]項、または[4]項に記載
のワイヤレスリモートコントロールシステム(10)。
【0016】[6]項 前記レシーバ(30)は、前記リモートコントロール送
信信号(25a)を受信してリモートコントロール受信
信号(31a)を生成するためのASK受信部(31)
と、前記リモートコントロール受信信号(31a)を検
波して前記ASK復調信号(32a)を生成することが
可能な復調部(32)と、を備えて成ることを特徴とす
る[1]項〜[5]項に記載のワイヤレスリモートコン
トロールシステム(10)。
【0017】[7]項 前記レシーバ(30)は、前記受信および復調した送信
情報(23a)に基づいて、前記作動目的の負荷の制御
信号である負荷リモートコントロール情報(33b)を
抽出するとともに、前記ASK復調信号(32a)を積
分して当該ASK復調信号(32a)の信号電力である
通信距離情報(33a)を生成することが可能なLPF
部(33)と、前記作動目的の負荷の種類に応じたまた
は前記要求送信距離に応じた、前記負荷リモートコント
ロール情報(33b)および前記通信距離情報(33
a)を選択することが可能なコンパレータ部(34)
と、を備えて成ることを特徴とする[1]項〜[6]項
に記載のワイヤレスリモートコントロールシステム(1
0)。
【0018】[8]項 [6]項に記載の復調部(32)は、前記リモートコン
トロール受信信号(31a)をエンベロープ検波して前
記ASK復調信号(32a)を生成することが可能であ
る、ことを特徴とするワイヤレスリモートコントロール
システム(10)。
【0019】[9]項 前記LPF部(33)は、ローパスフィルタを備えて成
り、前記受信および復調した送信情報(23a)を当該
ローパスフィルタに通過させることによって、前記AS
K復調信号(32a)を積分して当該ASK復調信号
(32a)の信号電力である前記通信距離情報(33
a)を生成することが可能である、ことを特徴とする
[1]項〜[8]項に記載のワイヤレスリモートコント
ロールシステム(10)。
【0020】[10]項 前記負荷は、ヘッドランプ(14B)若しくはホーン
(14A)にかかる負荷、またはドアロック(12A)
若しくはトランクロック(12B)にかかる負荷であっ
て、前記デューティ制御部(22)は、これらの負荷の
うち一方を選択するための前記選択情報(21a)に応
じて、前記デューティ信号(22a)を生成することが
可能である、ことを特徴とする[1]項〜[9]項に記
載のワイヤレスリモートコントロールシステム(1
0)。
【0021】[11]項 前記デューティ制御部(22)は、複数の前記送信出力
を選択可能であって、前記負荷がヘッドランプ(14
B)若しくはホーン(14A)にかかる負荷である場合
に前記送信情報(23a)の要求送信距離に応じて送信
出力を高めて送信情報(23a)の遠距離送信を促し、
また前記負荷がドアロック(12A)若しくはトランク
ロック(12B)にかかる負荷である場合に当該送信出
力を低めて送信情報(23a)の近距離送信を促すこと
が可能である、ことを特徴とする[1]項〜[10]項
に記載のワイヤレスリモートコントロールシステム(1
0)。
【0022】[12]項 [11]項に記載のデューティ制御部(22)は、送信
出力を高める場合に前記デューティファクターをN%に
変更するための前記デューティ信号(22a)を生成
し、また送信出力を低める場合に当該N%より小さいデ
ューティファクターに変更するための前記デューティ信
号(22a)を生成する、ことを特徴とするワイヤレス
リモートコントロールシステム(10)。
【0023】[13]項 [12]項に記載のデューティ制御部(22)は、送信
出力を高める場合に前記デューティファクターを50%
に変更し、また送信出力を低める場合に前記デューティ
ファクターを10%に変更する、ことを特徴とするワイ
ヤレスリモートコントロールシステム(10)。
【0024】[14]項 前記コンパレータ部(34)は、前記負荷がヘッドラン
プ(14B)若しくはホーン(14A)にかかる負荷で
ある場合であって前記送信情報(23a)の要求送信距
離に応じて送信出力を高めて送信情報(23a)の遠距
離送信が実行された際に当該負荷にかかる前記負荷リモ
ートコントロール情報(33b)および前記通信距離情
報(33a)の選択を促すことが可能であり、また前記
負荷がドアロック(12A)若しくはトランクロック
(12B)にかかる負荷である場合であって前記送信情
報(23a)の要求送信距離に応じて送信出力を低めて
送信情報(23a)の近距離送信が実行された際に当該
負荷にかかる前記負荷リモートコントロール情報(33
b)および前記通信距離情報(33a)の選択を促すこ
とが可能である、ことを特徴とする[1]項〜[13]
項に記載のワイヤレスリモートコントロールシステム
(10)。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態にかかる
ワイヤレスリモートコントロールシステム(10)を示
す機能ブロック図である。図2は本発明の実施の形態に
かかるワイヤレスリモートコントロールシステム(1
0)の使用例を示す図である。
【0026】始めに、発明の実施の形態のワイヤレスリ
モートコントロールシステム(10)の構成を説明す
る。本発明の実施の形態にかかるワイヤレスリモートコ
ントロールシステム(10)は、車両(11)に搭載さ
れた負荷を制御するための送信情報(23a)を振幅偏
位変調するとともに変調された送信情報(23a)を電
磁波を媒体として送信可能なものであり、図1に示すよ
うに、送信情報(23a)を受信し復調してASK復調
信号(32a)を生成するとともにASK復調信号(3
2a)から負荷を制御するための負荷制御信号(13
a)を生成することが可能なよう、車両(11)に搭載
された負荷と負荷制御部(13)とトランスミッタ(2
0)とレシーバ(30)とを備えて成る。
【0027】車両(11)に搭載された負荷とは自動車
等に装備されている電装品を意味し、具体的には、ホー
ン(14A)、ヘッドランプ(14B)、ドアロック
(12A)、トランクロック(12B)にかかる負荷を
意味する。トランスミッタ(20)は、車両(11)に
搭載された負荷を制御するための送信情報(23a)を
振幅偏位変調するとともに変調された送信情報(23
a)を電磁波を媒体として送信可能なものであって、図
1に示すように、作動目的の負荷の種類に応じて、また
は振幅偏位変調された送信情報(23a)の要求送信距
離に応じて、搬送波を振幅偏位変調するディジタル信号
のデューティファクターを変更することが可能なよう、
アンテナ(図中ANT)を介してレシーバ(30)に電
磁気的に接続されて成る。
【0028】本発明の実施の形態においては、図2に示
すように、トランスミッタ(20)は、人(具体的に
は、運転者、同乗者等の車両搭乗者)に携帯されて操作
されるものである。レシーバ(30)は、送信情報(2
3a)を受信し復調してASK復調信号(32a)を生
成するとともにASK復調信号(32a)から負荷を制
御するための負荷制御信号(13a)を生成可能なもの
であって、図1に示すように、作動目的の負荷の種類に
応じて、または振幅偏位変調された送信情報(23a)
の要求送信距離に応じて、作動目的の負荷を選択するこ
とが可能なよう、負荷制御信号(13a)に接続される
とともに、アンテナ(図中ANT)を介してトランスミ
ッタ(20)に電磁気的に接続されて成る。
【0029】負荷制御部(13)は、図1に示すよう
に、車両(11)に搭載された負荷の制御を行うための
制御装置であって、レシーバ(30)に接続されてい
る。負荷制御部(13)は、具体的には、ホーン(14
A)のオン・オフ制御、ヘッドランプ(14B)のオン
・オフ制御または調光制御、ドアロック(12A)の施
錠・解錠制御、トランクロック(12B)の施錠・解錠
制御、等を実行することができるよう、コンパレータ部
(34)に接続されて成る。
【0030】本発明の実施の形態の負荷制御部(13)
は、具体的には、MPUを中心として構成されたコンピ
ュータのような手段によって達成することができる。本
発明の実施の形態においては、負荷制御部(13)並び
にレシーバ(30)(則ち、図1中の一点鎖線で囲まれ
たA部)、および車両(11)に搭載された負荷は、図
2に示すように、車両(11)の適所に各々搭載されて
いる。
【0031】次に、発明の実施の形態のトランスミッタ
(20)の構成を説明する。本発明の実施の形態にかか
るトランスミッタ(20)は、発信距離選択部(21)
とデューティ制御部(22)と送信情報生成部(23)
とASK変調制御部(24)とASK発信部(25)と
を装置して成る。
【0032】発信距離選択部(21)は、図1に示すよ
うに、作動目的の負荷の種類に応じて、または振幅偏位
変調された送信情報(23a)の要求送信距離に応じ
て、電磁波の送信出力を選択するための選択情報(21
a)を生成することが可能なよう、デューティ制御部
(22)に接続されて成る。
【0033】本発明の実施の形態の発信距離選択部(2
1)は、具体的には、MPUを中心として構成されたコ
ンピュータのような手段によって達成することができ
る。デューティ制御部(22)は、図1に示すように、
作動目的の負荷の種類に応じて、または振幅偏位変調さ
れた送信情報(23a)の要求送信距離に応じて、ディ
ジタル信号のデューティファクターを変更するためのデ
ューティ信号(22a)を生成することが可能なよう、
発信距離選択部(21)とASK変調制御部(24)と
に接続されて成る。
【0034】デューティ制御部(22)は、選択情報
(21a)に応じて、ディジタル信号のデューティファ
クターを変更するためのデューティ信号(22a)を生
成することが可能なよう、ASK変調制御部(24)に
接続されて成る。デューティ制御部(22)は、これら
の負荷のうち一方を選択するための選択情報(21a)
に応じて、デューティ信号(22a)を生成することが
可能なよう、ASK変調制御部(24)に接続されて成
る。
【0035】デューティ制御部(22)は、複数の送信
出力を選択可能であって、負荷がヘッドランプ(14
B)若しくはホーン(14A)にかかる負荷である場合
に送信情報(23a)の要求送信距離に応じて送信出力
を高めて送信情報(23a)の遠距離送信を促し、また
負荷がドアロック(12A)若しくはトランクロック
(12B)にかかる負荷である場合に送信出力を低めて
送信情報(23a)の近距離送信を促すことが可能する
ことが可能なよう、ASK変調制御部(24)に接続さ
れて成る。
【0036】デューティ制御部(22)は、送信出力を
高める場合にデューティファクターをN%に変更するた
めのデューティ信号(22a)を生成し、また送信出力
を低める場合にN%より小さいデューティファクターに
変更するためのデューティ信号(22a)を生成するこ
とが可能な電子回路である。
【0037】デューティ制御部(22)は、送信出力を
高める場合にデューティファクターを50%に変更し、
また送信出力を低める場合にデューティファクターを1
0%に変更することができる電子回路である。本発明の
実施の形態のデューティ制御部(22)は、具体的に
は、MPUを中心として構成されたコンピュータのよう
な手段によって達成することができる。
【0038】送信情報生成部(23)は、車両(11)
に搭載された負荷を制御するための送信情報(23a)
を送信することが可能なよう、ASK変調制御部(2
4)に接続されて成る。本発明の実施の形態の送信情報
生成部(23)は、具体的には、MPUを中心として構
成されたコンピュータのような手段によって達成するこ
とができる。
【0039】ASK変調制御部(24)は、デューティ
信号(22a)と送信情報(23a)とに基づいて、車
両(11)に搭載された負荷を制御するための送信情報
(23a)を振幅偏位変調するためのASK変調信号
(24a)を生成することが可能なよう、デューティ制
御部(22)と送信情報生成部(23)とASK発信部
(25)に接続されて成る。
【0040】本発明の実施の形態のASK変調制御部
(24)は、具体的には、MPUを中心として構成され
たコンピュータのような手段によって達成することがで
きる。ASK発信部(25)は、ASK変調信号(24
a)に基づいて振幅偏位変調された送信情報(23a)
を電磁波を媒体として送信することが可能なよう、AS
K変調制御部(24)に接続されて成る。
【0041】本発明の実施の形態のASK発信部(2
5)は、具体的には、MPUを中心として構成されたコ
ンピュータのような手段によって達成することができ
る。また、ASK発信部(25)には、振幅偏位変調さ
れた送信情報(23a)を電磁波を媒体として送信する
ためのアンテナ(図1中のANT)が装置されている。
【0042】次に、発明の実施の形態のレシーバ(3
0)の構成を説明する。本発明の実施の形態にかかるレ
シーバ(30)は、ASK受信部(31)と復調部(3
2)とLPF部(33)とコンパレータ部(34)とを
装置して成る。ASK受信部(31)は、リモートコン
トロール送信信号(25a)を受信してリモートコント
ロール受信信号(31a)を生成することが可能なよ
う、復調部(32)に接続されて成る。
【0043】また、ASK受信部(31)には、ASK
発信部(25)が電磁波を媒体として送信したリモート
コントロール送信信号(25a)を受信するためのアン
テナ(図1中のANT)が装置されている。本発明の実
施の形態のASK受信部(31)は、具体的には、高周
波増幅回路、フィルター回路等で構成された電子回路に
よって達成することができる。
【0044】復調部(32)は、リモートコントロール
受信信号(31a)を検波してASK復調信号(32
a)を生成することが可能なよう、ASK受信部(3
1)とLPF部(33)とに接続されて成る。本発明の
実施の形態にかかる復調部(32)は、リモートコント
ロール受信信号(31a)を、特にエンベロープ検波し
てASK復調信号(32a)を生成するものである。
【0045】本発明の実施の形態におけるエンベロープ
検波(包絡線検波とも言う)とは、リモートコントロー
ル受信信号(31a)を整流手段で整流して低域フィル
タ手段を通することにより、ASK復調信号(32a)
を取り出すことである。整流手段は、整流特性を有する
電子回路であって、検波用のダイオード、抵抗素子、コ
ンデンサ素子、等の電子デバイスで構成することができ
る。
【0046】低域フィルタ手段は、信号(具体的には、
リモートコントロール受信信号(31a))の所定のカ
ットオフ周波数以下の低周波領域の信号(具体的には、
ASK復調信号(32a))のみを通過させ、このカッ
トオフ周波数より高い周波数領域の信号をカットする電
子回路であって、抵抗素子、コンデンサ素子、インダク
タンス素子、トランジスタ等の電子デバイスで構成する
ことができる。
【0047】LPF部(33)は、受信および復調した
送信情報(23a)に基づいて、作動目的の負荷の制御
信号である負荷リモートコントロール情報(33b)を
抽出するとともに、ASK復調信号(32a)を積分し
てASK復調信号(32a)の信号電力である通信距離
情報(33a)を生成することが可能なよう、復調部
(32)とコンパレータ部(34)とに接続されて成
る。
【0048】LPF部(33)は、具体的には、信号
(具体的には、ASK復調信号(32a))を積分し
て、その信号電力を積分波形(則ち、通信距離情報(3
3a))として生成する電子回路であって、抵抗素子、
コンデンサ素子、トランジスタ等の電子デバイスで構成
することができる。
【0049】またLPF部(33)は、ローパスフィル
タを備えて成り、受信および復調した送信情報(23
a)をローパスフィルタに通過させることによって、A
SK復調信号(32a)を積分してASK復調信号(3
2a)の信号電力である通信距離情報(33a)を生成
することが可能な電子回路である。
【0050】コンパレータ部(34)は、作動目的の負
荷の種類に応じたまたは要求送信距離に応じた、負荷リ
モートコントロール情報(33b)および通信距離情報
(33a)を選択することが可能なよう、負荷制御部
(13)とLPF部(33)とに接続されて成る。
【0051】またコンパレータ部(34)は、負荷がヘ
ッドランプ(14B)若しくはホーン(14A)にかか
る負荷である場合であって送信情報(23a)の要求送
信距離に応じて送信出力を高めて送信情報(23a)の
遠距離送信が実行された際に負荷にかかる負荷リモート
コントロール情報(33b)および通信距離情報(33
a)の選択を促すことが可能であり、また負荷がドアロ
ック(12A)若しくはトランクロック(12B)にか
かる負荷である場合であって送信情報(23a)の要求
送信距離に応じて送信出力を低めて送信情報(23a)
の近距離送信が実行された際に負荷にかかる負荷リモー
トコントロール情報(33b)および通信距離情報(3
3a)の選択を促すことが可能な電子回路である。
【0052】コンパレータ部(34)は、基準信号と入
力信号(具体的には、通信距離情報(33a))とを比
較する比較器であって、抵抗素子、コンデンサ素子、ト
ランジスタ、オペアンプ等の電子デバイスで構成するこ
とができる。次に、発明の実施の形態のワイヤレスリモ
ートコントロールシステム(10)の作用を説明する。
【0053】図3は本発明の実施の形態にかかるレシー
バにおける、作動目的の負荷の選択動作を説明した図で
ある。図4は本発明の実施の形態にかかるワイヤレスリ
モートコントロールシステム(10)における、作動目
的の負荷の種類毎の負荷制御信号(13a)の例を示す
図である。
【0054】始めに、発明の実施の形態のワイヤレスリ
モートコントロールシステム(10)の動作を説明す
る。本発明の実施の形態にかかるワイヤレスリモートコ
ントロールシステム(10)は、車両(11)に搭載さ
れた負荷を制御するための送信情報(23a)を振幅偏
位変調するとともに変調された送信情報(23a)を電
磁波を媒体として送信可能なものであり、図1に示すよ
うに、送信情報(23a)を受信し復調してASK復調
信号(32a)を生成するとともにASK復調信号(3
2a)から負荷を制御するための負荷制御信号(13
a)を生成することが可能である。
【0055】つまり本発明の実施の形態のワイヤレスリ
モートコントロールシステム(10)によれば、作動目
的の負荷の種類に応じて、または振幅偏位変調された送
信情報(23a)の要求送信距離に応じて、搬送波を振
幅偏位変調するディジタル信号のデューティファクター
を変更することが可能なトランスミッタ(20)と、ト
ランスミッタ(20)によって振幅偏位変調された送信
情報(23a)を復調するとともに、作動目的の負荷の
種類に応じて、または振幅偏位変調された送信情報(2
3a)の要求送信距離に応じて、作動目的の負荷を選択
することが可能なレシーバとを装置することによって、
目的の作動装置の種類(例えば、ヘッドランプ(14
B)、ホーン(14A)、トランクロック(12B)、
ドアロック(12A)等)に応じて発信強度を切換える
ために発信強度切り換え手段を別途設ける必要がない簡
便なワイヤレスリモートコントロールシステム(10)
を実現できる。
【0056】トランスミッタ(20)は、車両(11)
に搭載された負荷を制御するための送信情報(23a)
を振幅偏位変調するとともに変調された送信情報(23
a)を電磁波を媒体として送信可能であって、図3また
は図4に示すように、作動目的の負荷の種類に応じて、
または振幅偏位変調された送信情報(23a)の要求送
信距離に応じて、搬送波を振幅偏位変調するディジタル
信号のデューティファクターを変更して、アンテナ(図
中ANT)を介してレシーバ(30)に電磁気的に送信
することができる。
【0057】具体的には、図3または図4に示すよう
に、作動目的の負荷の種類が、車両(11)から離れた
位置から作動させる必要のある負荷(例えば、ヘッドラ
ンプ(14B)やホーン(14A))である場合に応じ
て、または振幅偏位変調された送信情報(23a)の要
求送信距離が車両(11)からある程度離れた遠距離
(例えば、数10m程度)である場合に応じて、搬送波
を振幅偏位変調するディジタル信号のデューティファク
ターを50%に変更している。
【0058】同様に、図3または図4に示すように、作
動目的の負荷の種類が、車両(11)脇の位置からは作
動させる必要のある負荷(例えば、トランクロック(1
2B)やドアロック(12A))である場合に応じて、
または振幅偏位変調された送信情報(23a)の要求送
信距離が車両(11)にある程度近づいた近距離(例え
ば、数m程度)である場合に応じて、搬送波を振幅偏位
変調するディジタル信号のデューティファクターを10
%に変更している。
【0059】本発明の実施の形態においては、図2に示
すように、トランスミッタ(20)は、人(具体的に
は、運転者、同乗者等の車両搭乗者)に携帯されて操作
される。つまり本発明の実施の形態によれば、トランス
ミッタ(20)は、作動目的の負荷の種類に応じて、ま
たは振幅偏位変調された送信情報(23a)の要求送信
距離に応じて、搬送波を振幅偏位変調するディジタル信
号のデューティファクターを変更することが可能なの
で、トランスミッタ(20)の消費電力を低減させるこ
とができる。
【0060】レシーバ(30)は、アンテナ(図中AN
T)を介してトランスミッタ(20)に電磁気的に結合
可能であり、アンテナを介して送信情報(23a)を受
信し復調してASK復調信号(32a)を生成するとと
もにASK復調信号(32a)から負荷を制御するため
の負荷制御信号(13a)を生成可能であって、図3ま
たは図4に示すように、作動目的の負荷の種類に応じ
て、または振幅偏位変調された送信情報(23a)の要
求送信距離に応じて、作動目的の負荷を選択することが
できる。
【0061】負荷制御部(13)は、図1に示すよう
に、車両(11)に搭載された負荷の制御を行うことが
できる。負荷制御部(13)は、具体的には、ホーン
(14A)のオン・オフ制御、ヘッドランプ(14B)
のオン・オフ制御または調光制御、ドアロック(12
A)の施錠・解錠制御、トランクロック(12B)の施
錠・解錠制御、等を実行することができる。
【0062】これにより、車両(11)からある程度離
れた遠距離(例えば、数10m程度)においては、車両
(11)から離れた位置からは作動させる必要のある負
荷(例えば、ヘッドランプ(14B)やホーン(14
A))を区別して作動させることが可能となるととも
に、車両(11)から離れた位置からは作動させる必要
のない負荷(例えば、トランクロック(12B)やドア
ロック(12A))の作動を防止することが可能とな
り、その結果、作動の安全性を向上させることが可能と
なる。
【0063】次に、発明の実施の形態のトランスミッタ
(20)の動作を説明する。発信距離選択部(21)
は、図3または図4に示すように、作動目的の負荷の種
類に応じて、または振幅偏位変調された送信情報(23
a)の要求送信距離に応じて、電磁波の送信出力を選択
するための選択情報(21a)を生成することが可能で
ある。
【0064】具体的には、図3または図4に示すよう
に、作動目的の負荷の種類が、車両(11)から離れた
位置から作動させる必要のある負荷として、例えば、ヘ
ッドランプ(14B)やホーン(14A)を設定してい
る。また、振幅偏位変調された送信情報(23a)の要
求送信距離を、車両(11)からある程度離れた遠距離
(例えば、数10m程度)としている。
【0065】同様に、図3または図4に示すように、作
動目的の負荷の種類が、車両(11)脇の位置からは作
動させる必要のある負荷として、例えば、トランクロッ
ク(12B)やドアロック(12A)を設定している。
また、振幅偏位変調された送信情報(23a)の要求送
信距離を、車両(11)にある程度近づいた近距離(例
えば、数m程度)としている。
【0066】つまり本発明の実施の形態の発信距離選択
部(21)によれば、作動目的の負荷の種類に応じて、
または振幅偏位変調された送信情報(23a)の要求送
信距離に応じて、搬送波を振幅偏位変調するディジタル
信号のデューティファクターを変更することが可能なの
で、トランスミッタ(20)の消費電力を低減させるこ
とができる。
【0067】また、車両(11)からある程度離れた遠
距離(例えば、数10m程度)においては、車両(1
1)から離れた位置からは作動させる必要のある負荷
(例えば、ヘッドランプ(14B)やホーン(14
A))を区別して作動させることが可能となるととも
に、車両(11)から離れた位置からは作動させる必要
のない負荷(例えば、トランクロック(12B)やドア
ロック(12A))の作動を防止することが可能とな
り、その結果、作動の安全性を向上させることが可能と
なる。
【0068】具体的には、人が車両(11)から離れた
位置にいるときに、車両(11)のトランクロック(1
2B)やドアロック(12A)が解除されてしまうよう
な事態を防止することができ、その結果、作動の安全性
を向上させることが可能となる。
【0069】さらに本発明の実施の形態の発信距離選択
部(21)によれば、車両(11)にある程度近づいた
近距離(例えば、数m程度)においては、車両(11)
脇の位置からは作動させる必要のある負荷(例えば、ト
ランクロック(12B)やドアロック(12A))を区
別して作動させることが可能となるとともに、車両(1
1)脇の位置からは作動させる必要のない負荷(例え
ば、ヘッドランプ(14B)やホーン(14A))の作
動を防止することが可能となり、その結果、作動の安全
性を向上させることが可能となる。
【0070】具体的には、人が車両(11)の直近の位
置にいるときに、車両(11)のヘッドランプ(14
B)が点灯してしまうような事態やホーン(14A)が
鳴り出してしまうような事態を防止することが可能とな
り、その結果、作動の安全性を向上させることが可能と
なる。
【0071】デューティ制御部(22)は、図3または
図4に示すように、作動目的の負荷の種類に応じて、ま
たは振幅偏位変調された送信情報(23a)の要求送信
距離に応じて、ディジタル信号のデューティファクター
を変更するためのデューティ信号(22a)を生成する
ことが可能である。
【0072】デューティ制御部(22)は、選択情報
(21a)に応じて、ディジタル信号のデューティファ
クターを変更するためのデューティ信号(22a)を生
成することが可能である。デューティ制御部(22)
は、これらの負荷のうち一方を選択するための選択情報
(21a)に応じて、デューティ信号(22a)を生成
することが可能することが可能である。
【0073】デューティ制御部(22)は、複数の送信
出力を選択可能であって、負荷がヘッドランプ(14
B)若しくはホーン(14A)にかかる負荷である場合
に送信情報(23a)の要求送信距離に応じて送信出力
を高めて送信情報(23a)の遠距離送信を促し、また
負荷がドアロック(12A)若しくはトランクロック
(12B)にかかる負荷である場合に送信出力を低めて
送信情報(23a)の近距離送信を促すことが可能であ
る。
【0074】デューティ制御部(22)は、送信出力を
高める場合にデューティファクターをN%に変更するた
めのデューティ信号(22a)を生成し、また送信出力
を低める場合にN%より小さいデューティファクターに
変更するためのデューティ信号(22a)を生成するこ
とが可能である。
【0075】デューティ制御部(22)は、送信出力を
高める場合にデューティファクターを50%に変更し、
また送信出力を低める場合にデューティファクターを1
0%に変更することができる電子回路である。デューテ
ィ制御部(22)は、具体的には、図3または図4に示
すように、作動目的の負荷の種類が、車両(11)から
離れた位置から作動させる必要のある負荷(例えば、ヘ
ッドランプ(14B)やホーン(14A))である場合
に応じて、または振幅偏位変調された送信情報(23
a)の要求送信距離が車両(11)からある程度離れた
遠距離(例えば、数10m程度)である場合に応じて、
搬送波を振幅偏位変調するディジタル信号のデューティ
ファクターを50%に変更している。
【0076】デューティ制御部(22)は、同様に、図
3または図4に示すように、作動目的の負荷の種類が、
車両(11)脇の位置からは作動させる必要のある負荷
(例えば、トランクロック(12B)やドアロック(1
2A))である場合に応じて、または振幅偏位変調され
た送信情報(23a)の要求送信距離が車両(11)に
ある程度近づいた近距離(例えば、数m程度)である場
合に応じて、搬送波を振幅偏位変調するディジタル信号
のデューティファクターを10%に変更している。
【0077】本発明の実施の形態のデューティ制御部
(22)は、具体的には、MPUを中心として構成され
たコンピュータのような手段によって達成することがで
きる。つまり本発明の実施の形態のデューティ制御部
(22)によれば、作動目的の負荷の種類に応じて、ま
たは振幅偏位変調された送信情報(23a)の要求送信
距離に応じて、搬送波を振幅偏位変調するディジタル信
号のデューティファクターを変更することが可能なの
で、トランスミッタ(20)の消費電力を低減させるこ
とができる。
【0078】また、車両(11)からある程度離れた遠
距離(例えば、数10m程度)においては、車両(1
1)から離れた位置からは作動させる必要のある負荷
(例えば、ヘッドランプ(14B)やホーン(14
A))を区別して作動させることが可能となるととも
に、車両(11)から離れた位置からは作動させる必要
のない負荷(例えば、トランクロック(12B)やドア
ロック(12A))の作動を防止することが可能とな
り、その結果、作動の安全性を向上させることが可能と
なる。
【0079】具体的には、人が車両(11)から離れた
位置にいるときに、車両(11)のトランクロック(1
2B)やドアロック(12A)が解除されてしまうよう
な事態を防止することができ、その結果、作動の安全性
を向上させることが可能となる。
【0080】さらに本発明の実施の形態のデューティ制
御部(22)によれば、車両(11)にある程度近づい
た近距離(例えば、数m程度)においては、車両(1
1)脇の位置からは作動させる必要のある負荷(例え
ば、トランクロック(12B)やドアロック(12
A))を区別して作動させることが可能となるととも
に、車両(11)脇の位置からは作動させる必要のない
負荷(例えば、ヘッドランプ(14B)やホーン(14
A))の作動を防止することが可能となり、その結果、
作動の安全性を向上させることが可能となる。
【0081】具体的には、人が車両(11)の直近の位
置にいるときに、車両(11)のヘッドランプ(14
B)が点灯してしまうような事態やホーン(14A)が
鳴り出してしまうような事態を防止することが可能とな
り、その結果、作動の安全性を向上させることが可能と
なる。
【0082】送信情報生成部(23)は、車両(11)
に搭載された負荷を制御するための送信情報(23a)
を送信することが可能である。ASK変調制御部(2
4)は、デューティ信号(22a)と送信情報(23
a)とに基づいて、車両(11)に搭載された負荷を制
御するための送信情報(23a)を振幅偏位変調するた
めのASK変調信号(24a)を生成することが可能で
ある。
【0083】ASK発信部(25)は、ASK変調信号
(24a)に基づいて振幅偏位変調された送信情報(2
3a)を電磁波を媒体として送信することが可能であ
る。また、ASK発信部(25)は、アンテナ(図1中
のANT)を介して振幅偏位変調された送信情報(23
a)を、電磁波を媒体として送信することができる。
【0084】次に、発明の実施の形態のレシーバ(3
0)の動作を説明する。ASK受信部(31)は、リモ
ートコントロール送信信号(25a)を受信してリモー
トコントロール受信信号(31a)を生成することが可
能である。また、ASK受信部(31)には、ASK発
信部(25)が電磁波を媒体として送信したリモートコ
ントロール送信信号(25a)を、アンテナ(図1中の
ANT)を介して受信することができる。
【0085】復調部(32)は、図3または図4に示す
ように、リモートコントロール受信信号(31a)を検
波してASK復調信号(32a)を生成することが可能
である。本発明の実施の形態にかかる復調部(32)
は、リモートコントロール受信信号(31a)を、特に
エンベロープ検波してASK復調信号(32a)を生成
することができる。
【0086】本発明の実施の形態におけるエンベロープ
検波(包絡線検波とも言う)においては、リモートコン
トロール受信信号(31a)を整流手段で整流して低域
フィルタ手段を通することにより、ASK復調信号(3
2a)を取り出すことができる。
【0087】低域フィルタ手段は、信号(具体的には、
リモートコントロール受信信号(31a))の所定のカ
ットオフ周波数以下の低周波領域の信号(具体的には、
ASK復調信号(32a))のみを通過させ、このカッ
トオフ周波数より高い周波数領域の信号をカットするこ
とができる。
【0088】LPF部(33)は、図3または図4に示
すように、受信および復調した送信情報(23a)に基
づいて、作動目的の負荷の制御信号である負荷リモート
コントロール情報(33b)を抽出するとともに、AS
K復調信号(32a)を積分してASK復調信号(32
a)の信号電力である通信距離情報(33a)を生成す
ることが可能である。
【0089】LPF部(33)は、図3または図4に示
すように、信号(具体的には、ASK復調信号(32
a))を積分して、その信号電力を積分波形(則ち、通
信距離情報(33a))として生成することができる。
またLPF部(33)は、ローパスフィルタを備えて成
り、受信および復調した送信情報(23a)をローパス
フィルタに通過させることによって、ASK復調信号
(32a)を積分してASK復調信号(32a)の信号
電力である通信距離情報(33a)を生成することが可
能である。
【0090】具体的には、図3または図4に示すよう
に、作動目的の負荷の種類が、車両(11)から離れた
位置から作動させる必要のある負荷(例えば、ヘッドラ
ンプ(14B)やホーン(14A))である場合に応じ
て、または振幅偏位変調された送信情報(23a)の要
求送信距離が車両(11)からある程度離れた遠距離
(例えば、数10m程度)である場合に応じて、負荷リ
モートコントロール情報(33b)のデューティファク
ターを50%に変更している。
【0091】同様に、図3または図4に示すように、作
動目的の負荷の種類が、車両(11)脇の位置からは作
動させる必要のある負荷(例えば、トランクロック(1
2B)やドアロック(12A))である場合に応じて、
または振幅偏位変調された送信情報(23a)の要求送
信距離が車両(11)にある程度近づいた近距離(例え
ば、数m程度)である場合に応じて、負荷リモートコン
トロール情報(33b)のデューティファクターを10
%に変更している。
【0092】つまり本発明の実施の形態のLPF部(3
3)によれば、作動目的の負荷の種類に応じて、または
振幅偏位変調された送信情報(23a)の要求送信距離
に応じて、搬送波を振幅偏位変調するディジタル信号の
デューティファクターを変更することが可能なので、ト
ランスミッタ(20)の消費電力を低減させることがで
きる。
【0093】また、車両(11)からある程度離れた遠
距離(例えば、数10m程度)においては、車両(1
1)から離れた位置からは作動させる必要のある負荷
(例えば、ヘッドランプ(14B)やホーン(14
A))を区別して作動させることが可能となるととも
に、車両(11)から離れた位置からは作動させる必要
のない負荷(例えば、トランクロック(12B)やドア
ロック(12A))の作動を防止することが可能とな
り、その結果、作動の安全性を向上させることが可能と
なる。
【0094】具体的には、人が車両(11)から離れた
位置にいるときに、車両(11)のトランクロック(1
2B)やドアロック(12A)が解除されてしまうよう
な事態を防止することができ、その結果、作動の安全性
を向上させることが可能となる。
【0095】さらに本発明の実施の形態のLPF部(3
3)によれば、車両(11)にある程度近づいた近距離
(例えば、数m程度)においては、車両(11)脇の位
置からは作動させる必要のある負荷(例えば、トランク
ロック(12B)やドアロック(12A))を区別して
作動させることが可能となるとともに、車両(11)脇
の位置からは作動させる必要のない負荷(例えば、ヘッ
ドランプ(14B)やホーン(14A))の作動を防止
することが可能となり、その結果、作動の安全性を向上
させることが可能となる。
【0096】具体的には、人が車両(11)の直近の位
置にいるときに、車両(11)のヘッドランプ(14
B)が点灯してしまうような事態やホーン(14A)が
鳴り出してしまうような事態を防止することが可能とな
り、その結果、作動の安全性を向上させることが可能と
なる。
【0097】コンパレータ部(34)は、図3または図
4に示すように、作動目的の負荷の種類に応じたまたは
要求送信距離に応じた、負荷リモートコントロール情報
(33b)および通信距離情報(33a)を選択するこ
とが可能である。コンパレータ部(34)は、基準信号
と入力信号(具体的には、通信距離情報(33a))と
を比較することができる。
【0098】コンパレータ部(34)は、負荷がヘッド
ランプ(14B)若しくはホーン(14A)にかかる負
荷である場合であって、送信情報(23a)の要求送信
距離に応じて、送信出力を高めて送信情報(23a)の
遠距離送信が実行された際に負荷にかかる負荷リモート
コントロール情報(33b)および通信距離情報(33
a)の選択を促すことが可能である。のデューティファ
クターを10%に変更している。
【0099】またコンパレータ部(34)は、負荷がド
アロック(12A)若しくはトランクロック(12B)
にかかる負荷である場合であって、送信情報(23a)
の要求送信距離に応じて、送信出力を低めて送信情報
(23a)の近距離送信が実行された際に負荷にかかる
負荷リモートコントロール情報(33b)および通信距
離情報(33a)の選択を促すことが可能である。
【0100】具体的には、図3または図4に示すよう
に、作動目的の負荷の種類が、車両(11)から離れた
位置から作動させる必要のある負荷(例えば、ヘッドラ
ンプ(14B)やホーン(14A))である場合に応じ
て、または振幅偏位変調された送信情報(23a)の要
求送信距離が車両(11)からある程度離れた遠距離
(例えば、数10m程度)である場合に応じて、負荷リ
モートコントロール情報(33b)および通信距離情報
(33a)のデューティファクターを50%に変更して
いる。
【0101】同様に、図3または図4に示すように、作
動目的の負荷の種類が、車両(11)脇の位置からは作
動させる必要のある負荷(例えば、トランクロック(1
2B)やドアロック(12A))である場合に応じて、
または振幅偏位変調された送信情報(23a)の要求送
信距離が車両(11)にある程度近づいた近距離(例え
ば、数m程度)である場合に応じて、負荷リモートコン
トロール情報(33b)および通信距離情報(33a)
の選択を促すことができる。
【0102】つまり本発明の実施の形態のコンパレータ
部(34)によれば、作動目的の負荷の種類に応じて、
または振幅偏位変調された送信情報(23a)の要求送
信距離に応じて、搬送波を振幅偏位変調するディジタル
信号のデューティファクターを変更することが可能なの
で、トランスミッタ(20)の消費電力を低減させるこ
とができる。
【0103】また、車両(11)からある程度離れた遠
距離(例えば、数10m程度)においては、車両(1
1)から離れた位置からは作動させる必要のある負荷
(例えば、ヘッドランプ(14B)やホーン(14
A))を区別して作動させることが可能となるととも
に、車両(11)から離れた位置からは作動させる必要
のない負荷(例えば、トランクロック(12B)やドア
ロック(12A))の作動を防止することが可能とな
り、その結果、作動の安全性を向上させることが可能と
なる。
【0104】具体的には、人が車両(11)から離れた
位置にいるときに、車両(11)のトランクロック(1
2B)やドアロック(12A)が解除されてしまうよう
な事態を防止することができ、その結果、作動の安全性
を向上させることが可能となる。
【0105】さらに本発明の実施の形態のコンパレータ
部(34)によれば、車両(11)にある程度近づいた
近距離(例えば、数m程度)においては、車両(11)
脇の位置からは作動させる必要のある負荷(例えば、ト
ランクロック(12B)やドアロック(12A))を区
別して作動させることが可能となるとともに、車両(1
1)脇の位置からは作動させる必要のない負荷(例え
ば、ヘッドランプ(14B)やホーン(14A))の作
動を防止することが可能となり、その結果、作動の安全
性を向上させることが可能となる。
【0106】具体的には、人が車両(11)の直近の位
置にいるときに、車両(11)のヘッドランプ(14
B)が点灯してしまうような事態やホーン(14A)が
鳴り出してしまうような事態を防止することが可能とな
り、その結果、作動の安全性を向上させることが可能と
なる。
【0107】
【発明の効果】本発明にかかるワイヤレスリモートコン
トロールシステムによれば、作動目的の負荷の種類に応
じて、または振幅偏位変調された送信情報の要求送信距
離に応じて、搬送波を振幅偏位変調するディジタル信号
のデューティファクターを変更することが可能なトラン
スミッタと、トランスミッタによって振幅偏位変調され
た送信情報を復調するとともに、作動目的の負荷の種類
に応じて、または振幅偏位変調された送信情報の要求送
信距離に応じて、作動目的の負荷を選択することが可能
なレシーバとを装置することによって、目的の作動装置
の種類(例えば、ヘッドライト、ホーン、トランクオー
プナ、ドアロック等)に応じて発信強度を切換えるため
に発信強度切り換え手段を別途設ける必要がない簡便な
ワイヤレスリモートコントロールシステムを実現でき
る。
【0108】また本発明によれば、トランスミッタは、
作動目的の負荷の種類に応じて、または振幅偏位変調さ
れた送信情報の要求送信距離に応じて、搬送波を振幅偏
位変調するディジタル信号のデューティファクターを変
更することが可能なので、トランスミッタの消費電力を
低減させることができる。
【0109】さらに本発明によれば、車両からある程度
離れた遠距離(例えば、数10m程度)においては、車
両から離れた位置からは作動させる必要のある負荷(例
えば、ヘッドランプやホーン)を区別して作動させるこ
とが可能となるとともに、車両から離れた位置からは作
動させる必要のない負荷(例えば、トランクロックやド
アロック)の作動を防止することが可能となり、その結
果、作動の安全性を向上させることが可能となる。
【0110】具体的には、人が車両から離れた位置にい
るときに、車両のトランクロックやドアロックが解除さ
れてしまうような事態を防止することができ、その結
果、作動の安全性を向上させることが可能となる。さら
に本発明によれば、車両にある程度近づいた近距離(例
えば、数m程度)においては、車両脇の位置からは作動
させる必要のある負荷(例えば、トランクロックやドア
ロック)を区別して作動させることが可能となるととも
に、車両脇の位置からは作動させる必要のない負荷(例
えば、ヘッドランプやホーン)の作動を防止することが
可能となり、その結果、作動の安全性を向上させること
が可能となる。
【0111】具体的には、人が車両の直近の位置にいる
ときに、車両のヘッドランプが点灯してしまうような事
態やホーンが鳴り出してしまうような事態を防止するこ
とが可能となり、その結果、作動の安全性を向上させる
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるワイヤレスリモー
トコントロールシステムを示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかるワイヤレスリモー
トコントロールシステムの使用例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかるレシーバにおけ
る、作動目的の負荷の選択動作を説明した図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかるワイヤレスリモー
トコントロールシステムにおける、作動目的の負荷の種
類毎の負荷制御信号例を示す図である。
【図5】従来のワイヤレスリモートコントロールシステ
ムを示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
10 ワイヤレスリモートコントロールシステム 11 車両 12A ドアロック 12B トランクロック 13 負荷制御部 13a 負荷制御信号 14A ホーン 14B ヘッドランプ 20 トランスミッタ 21 発信距離選択部 21a 選択情報 22 デューティ制御部 22a デューティ信号 23 送信情報生成部 23a 送信情報 24a ASK変調信号 24 ASK変調制御部 25 ASK発信部 25a リモートコントロール送信信号 30 レシーバ 31 ASK受信部 31a リモートコントロール受信信号 32 復調部 32a ASK復調信号 33 LPF部 33a 通信距離情報 33b 負荷リモートコントロール情報 34 コンパレータ部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された負荷を制御するための
    送信情報を振幅偏位変調するとともに当該変調された送
    信情報を電磁波を媒体として送信可能なトランスミッタ
    と、当該送信情報を受信し復調してASK復調信号を生
    成するとともに当該ASK復調信号から負荷を制御する
    ための負荷制御信号を生成可能なレシーバとを備えて成
    るワイヤレスリモートコントロールシステムであって、 作動目的の前記負荷の種類に応じて、または前記振幅偏
    位変調された送信情報の要求送信距離に応じて、搬送波
    を振幅偏位変調するディジタル信号のデューティファク
    ターを変更することが可能なトランスミッタ、 を備えて成ることを特徴とするワイヤレスリモートコン
    トロールシステム。
  2. 【請求項2】 車両に搭載された負荷を制御するための
    送信情報を振幅偏位変調するとともに当該変調された送
    信情報を電磁波を媒体として送信可能なトランスミッタ
    と、当該送信情報を受信し復調してASK復調信号を生
    成するとともに当該ASK復調信号から負荷を制御する
    ための負荷制御信号を生成可能なレシーバとを備えて成
    るワイヤレスリモートコントロールシステムであって、 作動目的の前記負荷の種類に応じて、または前記振幅偏
    位変調された送信情報の要求送信距離に応じて、作動目
    的の負荷を選択することが可能なレシーバ、 を備えて成ることを特徴とするワイヤレスリモートコン
    トロールシステム。
  3. 【請求項3】 前記トランスミッタは、 前記作動目的の負荷の種類に応じて、または前記振幅偏
    位変調された送信情報の要求送信距離に応じて、前記デ
    ィジタル信号のデューティファクターを変更するための
    デューティ信号を生成することが可能なデューティ制御
    部、 を備えて成ることを特徴とする請求項1、または2に記
    載のワイヤレスリモートコントロールシステム。
  4. 【請求項4】 前記トランスミッタは、発信距離選択部
    とデューティ制御部とを備えて成り、 前記発信距離選択部は、前記作動目的の負荷の種類に応
    じて、または前記振幅偏位変調された送信情報の要求送
    信距離に応じて、前記電磁波の送信出力を選択するため
    の選択情報を生成することが可能であり、 前記デューティ制御部は、前記選択情報に応じて、前記
    ディジタル信号のデューティファクターを変更するため
    の前記デューティ信号を生成することが可能である、 ことを特徴とする請求項1,2、または3に記載のワイ
    ヤレスリモートコントロールシステム。
  5. 【請求項5】 前記トランスミッタは、送信情報生成部
    とASK変調制御部とASK発信部とを備えて成り、 前記送信情報生成部は、車両に搭載された負荷を制御す
    るための前記送信情報を送信し、 前記ASK変調制御部は、前記デューティ信号と前記送
    信情報とに基づいて、車両に搭載された負荷を制御する
    ための送信情報を振幅偏位変調するためのASK変調信
    号を生成し、 前記ASK発信部は、前記ASK変調信号に基づいて振
    幅偏位変調された前記送信情報を電磁波を媒体として送
    信する、 ことを特徴とする請求項1,2,3、または4に記載の
    ワイヤレスリモートコントロールシステム。
  6. 【請求項6】 前記レシーバは、 前記リモートコントロール送信信号を受信してリモート
    コントロール受信信号を生成するためのASK受信部
    と、 前記リモートコントロール受信信号を検波して前記AS
    K復調信号を生成することが可能な復調部と、 を備えて成ることを特徴とする請求項1〜5に記載のワ
    イヤレスリモートコントロールシステム。
  7. 【請求項7】 前記レシーバは、 前記受信および復調した送信情報に基づいて、前記作動
    目的の負荷の制御信号である負荷リモートコントロール
    情報を抽出するとともに、前記ASK復調信号を積分し
    て当該ASK復調信号の信号電力である通信距離情報を
    生成することが可能なLPF部と、 前記作動目的の負荷の種類に応じたまたは前記要求送信
    距離に応じた、前記負荷リモートコントロール情報およ
    び前記通信距離情報を選択することが可能なコンパレー
    タ部と、 を備えて成ることを特徴とする請求項1〜6に記載のワ
    イヤレスリモートコントロールシステム。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の復調部は、前記リモー
    トコントロール受信信号をエンベロープ検波して前記A
    SK復調信号を生成することが可能である、 ことを特徴とするワイヤレスリモートコントロールシス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記LPF部は、 ローパスフィルタを備えて成り、 前記受信および復調した送信情報を当該ローパスフィル
    タに通過させることによって、前記ASK復調信号を積
    分して当該ASK復調信号の信号電力である前記通信距
    離情報を生成することが可能である、 ことを特徴とする請求項1〜8に記載のワイヤレスリモ
    ートコントロールシステム。
  10. 【請求項10】 前記負荷は、ヘッドランプ若しくはホ
    ーンにかかる負荷、またはドアロック若しくはトランク
    ロックにかかる負荷であって、 前記デューティ制御部は、これらの負荷のうち一方を選
    択するための前記選択情報に応じて、前記デューティ信
    号を生成することが可能である、 ことを特徴とする請求項1〜9に記載のワイヤレスリモ
    ートコントロールシステム。
  11. 【請求項11】 前記デューティ制御部は、複数の前記
    送信出力を選択可能であって、前記負荷がヘッドランプ
    若しくはホーンにかかる負荷である場合に前記送信情報
    の要求送信距離に応じて送信出力を高めて送信情報の遠
    距離送信を促し、また前記負荷がドアロック若しくはト
    ランクロックにかかる負荷である場合に当該送信出力を
    低めて送信情報の近距離送信を促すことが可能である、 ことを特徴とする請求項1〜10に記載のワイヤレスリ
    モートコントロールシステム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のデューティ制御部
    は、 送信出力を高める場合に前記デューティファクターをN
    %に変更するための前記デューティ信号を生成し、また
    送信出力を低める場合に当該N%より小さいデューティ
    ファクターに変更するための前記デューティ信号を生成
    する、 ことを特徴とするワイヤレスリモートコントロールシス
    テム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のデューティ制御部
    は、 送信出力を高める場合に前記デューティファクターを5
    0%に変更し、また送信出力を低める場合に前記デュー
    ティファクターを10%に変更する、 ことを特徴とするワイヤレスリモートコントロールシス
    テム。
  14. 【請求項14】 前記コンパレータ部は、前記負荷がヘ
    ッドランプ若しくはホーンにかかる負荷である場合であ
    って前記送信情報の要求送信距離に応じて送信出力を高
    めて送信情報の遠距離送信が実行された際に当該負荷に
    かかる前記負荷リモートコントロール情報および前記通
    信距離情報の選択を促すことが可能であり、また前記負
    荷がドアロック若しくはトランクロックにかかる負荷で
    ある場合であって前記送信情報の要求送信距離に応じて
    送信出力を低めて送信情報の近距離送信が実行された際
    に当該負荷にかかる前記負荷リモートコントロール情報
    および前記通信距離情報の選択を促すことが可能であ
    る、 ことを特徴とする請求項1〜13に記載のワイヤレスリ
    モートコントロールシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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