JP2003187045A - 作業管理システム - Google Patents

作業管理システム

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JP2003187045A
JP2003187045A JP2001382595A JP2001382595A JP2003187045A JP 2003187045 A JP2003187045 A JP 2003187045A JP 2001382595 A JP2001382595 A JP 2001382595A JP 2001382595 A JP2001382595 A JP 2001382595A JP 2003187045 A JP2003187045 A JP 2003187045A
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JP2001382595A
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Takashi Hosokawa
隆 細川
Tetsuji Nagahisa
哲司 永久
Shunroku Ishikawa
俊六 石川
Minoru Ishibashi
実 石橋
Hiroshi Kobayashi
博志 小林
Hirotaka Sawai
広隆 沢井
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Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現場での作業管理をより効率的に実施できる
と共に、より多くの現場関係者が集計結果を有効に利用
できるようにする。 【解決手段】 通信ネットワーク1を介してデータを送
受信自在に配置されたクライアントCと、サーバSとを
設け、前記クライアントCから作業の進行に伴ってその
作業関係データを入力して前記サーバSに送信すること
で、前記サーバSにおいて前記作業関係データを受けて
集計自在に形成してある作業管理システムにおいて、前
記作業関係データの内、完了作業に係わる作業量データ
を前記クライアントCから前記サーバSへ送信するに伴
って、その作業量データをもとにして、その作業に関す
る作業効率を割り出して前記クライアントCに送信する
作業効率送信手段9を、前記サーバSに設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を介してデータを送受信自在に配置されたクライアント
と、サーバとを設け、前記クライアントから作業の進行
に伴ってその作業関係データを入力して前記サーバに送
信することで、前記サーバにおいて前記作業関係データ
を受けて集計自在に形成してある作業管理システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の作業管理システムとして
は、例えば、図10に示すように、建設現場に分散配置
した複数の交換機30から情報を吸い上げるコンピュー
タ(サーバ)31と、現場作業員が携帯した携帯電話
(クライアント)Cとを設けて構成してあるものがあり
(特開平9−269960号公報参照)、携帯電話Cか
ら発せられる電波によって、複数の交換機31の中で、
その電波をどの交換機31のどのアンテナ32で強く受
けたかをコンピュータで集計し、携帯電話C、即ち、そ
の携帯電話Cを持っている現場作業員の居所を知ること
ができるように構成したものである。勿論、携帯電話本
来の電話としての機能を使用して、現場と現場事務所
(又は、その他の場所)とが会話によって連絡をとるこ
とは可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の作業管
理システムによれば、建設現場内での現場作業員の居所
を、例えば、現場事務所等で一元管理はできるものの、
その現場作業員が、どのような作業を、どれだけ完了し
たかについては、その日の作業終了後に作成提出される
作業日報を集計してからでないと知ることができない。
従って、作業日報の提出を待たずして、現場事務所側で
至急に作業状況を知りたい場合には、現場事務所から該
当する携帯電話に電話をして、会話によって、直接的に
作業状況を問い合わせることとなる。この場合、現場事
務所側から、わざわざ連絡をとる手間が掛かる上、現場
作業員が作業中で連絡がとれない事もあり、作業管理を
実施する上で非常に効率がわるい問題点があった。ま
た、連絡が取れたにしても作業の手を止めてしまう等の
問題点があり、作業管理上、好ましくなかった。このよ
うな問題点を解消するものとしては、例えば、図11に
示すように、インターネット1を利用して、現場事務所
hにサーバSとなるコンピュータを設置し、このサーバ
Sに備えたウェブページに、携帯電話Cからアクセスし
て、携帯電話Cから作業関係データをサーバSに送信す
ることで、サーバSにそのデータを蓄積し、集計できる
ようにすることが提案される。しかしながら、このよう
な提案による作業管理システムにおいても、あくまで管
理者側から見た作業管理が主で、その集計結果を、現場
作業員も含めた関係者全員が有効に利用できるものでは
なかった。
【0004】従って、本発明の目的は、現場での作業管
理をより効率的に実施できると共に、より多くの現場関
係者が集計結果を有効に利用できる作業管理システムを
提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の特徴構
成は、図1、図3に例示するごとく、通信ネットワーク
1を介してデータを送受信自在に配置されたクライアン
トCと、サーバSとを設け、前記クライアントCから作
業の進行に伴ってその作業関係データDを入力して前記
サーバSに送信することで、前記サーバSにおいて前記
作業関係データDを受けて集計自在に形成してある作業
管理システムにおいて、前記作業関係データDの内、完
了作業に係わる作業量データD1を前記クライアントC
から前記サーバSへ送信するに伴って、その作業量デー
タD1をもとにして、その作業に関する作業効率8を割
り出して前記クライアントCに送信する作業効率送信手
段9を、前記サーバSに設けてあるところにある。
【0006】請求項1の発明の特徴構成によれば、作業
の進行に伴ってその作業関係データを前記クライアント
から前記サーバに送信しておけば、前記サーバにおいて
前記作業関係データを受けて集計することができ、従来
のように、わざわざ現場事務所から現場作業員の携帯電
話に問い合わせの電話を掛けることなく、現状での作業
状態をスピーディーに確認することが可能となり、現場
作業管理の効率向上を図ることが可能となる。しかも、
クライアントからの送信タイミングは、クライアント側
で、自由に選択できるから、作業の手を止めることな
く、都合の良い時に作業関係データを送信することが可
能となる。従って、本来的には作業効率向上のための作
業管理であるにもかかわらず、問い合わせの電話をクラ
イアントに掛ける度に、クライアント側での作業が中断
して、かえって全体的には作業効率の低下を招くと言っ
た従来からの問題点は、本発明の特徴構成によれば、解
消することが可能となる。更には、作業管理の実施にお
ける各担当者の負担を軽減することができ、適切な作業
管理業務を実施することが可能となる。また、作業関係
データの内、完了作業に係わる作業量データをクライア
ントからサーバへ送信するに伴って、その作業量データ
をもとにして、その作業に関する作業効率を割り出して
クライアントに送信する作業効率送信手段を、サーバに
設けてあるから、クライアントでは、実施した作業に関
する作業効率を、前記作業効率送信手段から受信して、
居ながらにして認識することが可能となる。そして、割
り出される作業効率データは、例えば、小数表示や百分
率等の極めて理解しやすい形式で表現しやすいから、該
当作業状況を直感的に把握することが可能となる。従っ
て、サーバ、クライアント何れの立場からしても、割り
出された作業効率データを、それ以後の作業を進めるに
ついての有力な情報とすることができ、作業の反省や励
み、並びに、作業方針の建て直し等に有効に利用するこ
とが可能となる。そして、その集計結果の有効利用は、
管理者のみならず、現場作業員も含めた関係者全員が実
施することが可能となる。
【0007】請求項2の発明の特徴構成は、図3に例示
するごとく、前記作業効率8は、予め設定された該当作
業の目標作業量T1に対する実施作業量T3の割合であ
るところにある。
【0008】請求項2の発明の特徴構成によれば、請求
項1の発明による作用効果を叶えることができるのに加
えて、例えば、(実施作業量)÷(目標作業量)で求め
られる小数表示や、(実施作業量)÷(目標作業量)×
100で求められる百分率表示や、それらの逆数表示
や、(実施作業量):(目標作業量)で求められる比率
表示といったように、手間の掛からない容易な計算によ
って前記割合を求めることが可能で、特別に高度な演算
設備を揃えることなく速やかに集計結果を導くことが可
能となる。また、導かれた前記割合は、把握しやすい形
式で表示することが可能であるから、各関係者が容易に
集計結果を理解して、例えば、次の作業への目標を設定
する等、作業管理に有効利用することが可能となる。
【0009】請求項3の発明の特徴構成は、図3に例示
するごとく、前記作業効率8の大小を前記クライアント
Cから発する音で知らせる音発生手段10を設けてある
ところにある。
【0010】請求項3の発明の特徴構成によれば、請求
項1又は2の発明による作用効果を叶えることができる
のに加えて、作業効率の大小を、前記音発生手段による
音の情報としてクライアント側の人に知らせることが可
能となる。従って、クライアント側の人が、送られてき
た作業効率の大小を、耳で聞いて認識することができ
る。即ち、前記作業効率の表示を、クライアントのディ
スプレー上のみに行うのに比べて、より感覚的に作業効
率の大小を知らせることができると共に、作業の手を止
めずに継続しながらでも送信されてきた作業効率情報を
認識することができるようになる。また、音声発生手段
で発せられる音としては、所謂、電話の着信音のように
断続的な音であったり、メロディーをもった音であった
り、動物や昆虫等の鳴き声であったり、人の声であった
り、各種のものを適用させることが可能である。そし
て、音の選択に関して、例えば、作業効率が高い場合に
はメロディーによる音でリラックスし易い環境とした
り、作業効率が低い場合には警告音で注意を促したりす
ることができ、単に作業効率を知らせるのみならず、そ
の後の精神活動への刺激として音を有効利用することも
可能となる。
【0011】請求項4の発明の特徴構成は、図1に例示
するごとく、前記クライアントCは、携帯電話であると
ころにある。
【0012】請求項4の発明の特徴構成によれば、請求
項1〜3の何れかの発明による作用効果を叶えることが
できるのに加えて、特別の専用機を用意しなくても、持
ち合わせの携帯電話を、当該作業管理システムのクライ
アントとして有効利用することが可能となり、システム
の導入に伴う設備投資コストの増大を防止することが可
能となる他、例えば、専用のモバイル機を持ち歩くのに
比べて、携帯する装置を最小限とできるから、身軽に動
くことができ、作業の障害になり難い。また、操作する
人が手慣れたもの(携帯電話)を使用することができる
から、誤操作の防止を図り、より正確な作業関連データ
の打ち込み送信を叶えることが可能となる。
【0013】請求項5の発明の特徴構成は、図3に例示
するごとく、前記クライアントCから前記サーバSへの
要求によって、前記クライアントCから指定された作業
の進捗状況を、前記クライアントCに送信自在な進捗状
況送信手段11を、前記サーバSに設けてあるところに
ある。
【0014】請求項5の発明の特徴構成によれば、請求
項1〜4の何れかの発明による作用効果を叶えることが
できるのに加えて、クライアントが指定した作業の進捗
状況を、前記進捗状況送信手段によってサーバからクラ
イアントに送信することが可能となる。従って、例え
ば、クライアント側で実施している作業の進捗状況を知
ったり、次に作業を実施する箇所での、前工程(他のク
ライアントの作業)の進捗状況を知ったりすることが可
能となり、居ながらにして、作業所全体的な作業の流れ
を知り、工程調整をより容易に図ることが可能となる。
【0015】請求項6の発明の特徴構成は、図3に例示
するごとく、前記クライアントCから前記サーバSへの
要求によって、前記クライアントCから指定された物品
の現場搬入状況を、前記クライアントCに送信自在な物
品搬入状況送信手段12を、前記サーバSに設けてある
ところにある。
【0016】請求項6の発明の特徴構成によれば、請求
項1〜5の何れかの発明による作用効果を叶えることが
できるのに加えて、クライアントが指定した物品の現場
搬入状況を、前記物品搬入状況送信手段によってサーバ
からクライアントに送信することが可能となる。従っ
て、例えば、クライアント側で予定している作業に必要
な物品(例えば、資材や機材)の現場搬入状況を、クラ
イアント側で知ることが可能となり、居ながらにして、
作業所全体的な物品の搬入状況を知り、それを基に、各
クライアントとして作業計画を立てたり、変更したりす
ると言ったことが容易に実施できるようになる。
【0017】尚、上述のように、図面との対照を便利に
するために符号を記したが、該記入により本発明は添付
図面の構成に限定されるものではない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の
符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示してい
る。
【0019】図1は、本発明の作業管理システムの一例
を組み込んだシステム概念図であり、建設現場(ここで
は病院建設現場)での作業管理をモデルとしてある。
【0020】当該建設現場の現場事務所hには、サーバ
コンピュータ(サーバに相当)Sが設けられ、インター
ネット(通信ネットワークの一例)1を介して他のコン
ピュータや、携帯電話とデータを送受信自在に構成して
ある。
【0021】また、現場では、元請け会社2の施工管理
のもと、複数の下請け会社3が、それぞれの専門とする
工事を、前記元請け会社2から受注して実施している
(図2参照)。そして、元請け会社2が、複数の職員4
を現場に常駐させて、工事管理を行う一方、各下請け会
社3は、それぞれ施工工程に合わせて複数の作業員5を
現場に派遣して作業を進めている。また、建設対象の建
物は、各階毎に多数の病室を備えた構造で、上述の各下
請け会社3が、順次入れ替わりながらそれぞれの施工
(例えば、配管工、電気工、内装工・・・等)を行い、
各病室を完成させていくものであり、当該作業管理シス
テムは、その中で有効に使用することができるものであ
る。
【0022】前記職員4、及び、作業員5(特に班長)
は、各自が前記インターネット1を介して前記サーバコ
ンピュータSと通信自在な携帯電話(クライアントに相
当)Cを携帯している。この携帯電話Cには、ブラウザ
機能があり、前記サーバコンピュータSにアクセスし、
作業関係データDを入力してサーバコンピュータSに送
信したり、サーバコンピュータSからデータ(文字デー
タや画像データや音データ等)を受信してディスプレー
に表示したり、音を出したりすることができる。因み
に、前記作業関係データDについてその一例を説明する
と、作業状態D1、作業班名D2、建物名D3、作業個
所名D4、作業室番号D5等のデータで構成され、何れ
も、図5に示すように、ディスプレー上のプルダウンメ
ニューから選択することができる。前記作業状態D1
は、[開始]、[終了]等の項目が用意されている。前
記作業班名D2は、[1班]、[2班]と言うように、
班番号が用意されている。前記建物名D3は、[A
棟]、[B棟]と言うように、複数の棟から対象とする
棟を特定できるようにその名称が用意されている。前記
作業個所名D4は、[排気ダクト]、[ドレン管]、
[配線]と言うように、作業対象となる物の名称がそれ
ぞれ用意されている。前記作業室番号D5は、[522
号室]、[523号室]と言うように、作業対象の病室
番号がそれぞれ用意されている。
【0023】一方、前記サーバコンピュータSには、図
3に示すように、各作業に対するデータを保存してある
保存部S1と、携帯電話とデータの送受信を行う送受信
部S2と、データを演算・集計したり、その結果を基に
前記保存部S1や送受信部S2に指令を出す制御部S3
とを備えてある。
【0024】前記保存部S1は、各携帯電話から送られ
てくる前記作業関係データDや、各作業室別、各作業別
の目標作業時間(目標作業量に相当)T1、警告作業時
間T2、実施作業時間(実施作業量に相当)T3等の作
業時間データTや、現場への物品の搬入状況を表す物品
搬入データ6や、各現場関係者や関係事務所の連絡先デ
ータ7等が更新自在に保存してある。
【0025】前記送受信部S2は、携帯電話Cからの送
信データを受けたり、前記制御部S3からの指令で、携
帯電話Cに該当データを送信したりする機能を有してい
る。
【0026】前記制御部S3は、前記送受信部S2に送
られてきたデータを前記保存部S1に書き込んだり、そ
のデータを集計したり演算してその結果を前記保存部S
1に書き込んだり、求められた結果に応じて送受信部S
2を介して携帯電話Cに該当情報を送信する等の処理を
実行することができる。更に、詳しく説明すると、携帯
電話Cから送られてくる前記作業状態D1から、実働し
ている時間を累計し、対象作業の実施作業時間T3を求
めたり、(実施作業時間T3)÷(目標作業時間T1)
から作業効率8を求めることができる。尚、携帯電話C
からサーバコンピュータSに送信する各作業関係データ
Dの内、前記作業状態D1が[終了]となることによっ
て、それまでの該当作業の合計の実施作業時間T3が制
御部S3で集計され、その時間で作業量が表現されるの
で、携帯電話Cから送信される作業量データとしては、
当該実施形態においては、前記作業状態D1データが該
当する。
【0027】また、携帯電話Cからこの作業効率8の受
信要求がある場合には、前記制御部S3の指令によって
前記送受信部S2から携帯電話Cに作業効率8が送信さ
れる。その際、送信内容は、文字情報の他に、例えば、
グラフ表示で送信することが可能である(図7参照)。
このように、サーバコンピュータSから携帯電話Cへ作
業効率を送信する機能は、前記制御部S3によって実行
される。制御部S3の内、この作業効率を送信する部分
を、作業効率送信手段9という。また、作業効率8を携
帯電話Cに送信する際に、着信メロディーデータも添付
送信される。そして、着信メロディー(音発生手段に係
わる音に相当)は、前記作業効率8の値が、設定値より
良い場合と、設定値よりわるい場合とで異なるメロディ
ーが選択され、携帯電話C側で、送られてきた着信メロ
ディーを聞くだけで、作業効率8の良否を認識すること
ができる。制御部S3の内、着信メロディーを送信する
部分を、音発生手段10という。
【0028】また、前記制御部S3には、上述の各手段
を備えている他、携帯電話Cからの要求によって、前記
携帯電話Cで指定した作業についての進捗状況を携帯電
話Cに送信自在な進捗状況送信手段11や、携帯電話C
からの要求によって、前記携帯電話Cで指定した物品の
現場搬入状況を携帯電話に送信自在な物品搬入状況送信
手段12を備えている(図8参照)。更には、制御部S
3においては、実施中の各作業に対して、前記実施作業
時間T3と、前記警告作業時間2とを比較しており、実
施作業時間T3が警告作業時間2に達した作業に対して
は、その時点で該当する作業者が携帯する携帯電話C
に、警告を電子メールで前記送受信部S2から発信する
ように構成してある。
【0029】次に、携帯電話Cからサーバコンピュータ
Sへのアクセス、及び、作業関係データDの入力につい
て、その一例を挙げて説明する。 [1] 携帯電話CからサーバコンピュータSにアクセ
スする。前記携帯電話Cは、アクセスに伴ってまずサー
バからのセキュリティチェックがなされる。具体的に
は、例えば、IDやパスワードの入力が求められ、入力
データが、予めサーバコンピュータSに登録されている
ものである場合に、第一入力画面のソースデータが送信
される。 [2] 携帯電話Cに第一入力画面20が表示される
(図4参照)。この第一入力画面20の画面設計は、通
常のパーソナルコンピュータでの表示画素数より少ない
範囲での表示設計を実施してあり、携帯電話Cのディス
プレー上で、スクロールすることなく一画面で表示でき
るように配慮してある。第一入力画面20には、[作業
登録]、[休憩入力]、[作業状況]、[作業効率]、
[連絡先一覧]の選択ボタンが用意してある。[作業登
録]を選択すると、その選択を受けて、サーバコンピュ
ータSから詳細データの入力ができる第二入力画面21
のソースデータが送信される。 [3] 携帯電話Cに第二入力画面21が表示される
(図5参照)。[作業状態]、[作業班名]、[建物
名]、[作業個所名]、[作業室番号]のプルダウン方
式の入力項目と、[登録]、[取消]の選択ボタンが用
意されている。前記作業状態D1は、[開始]、[終
了]等の候補から選択できる。前記作業班名D2は、
[1班]、[2班]と言うように、班番号を選択でき
る。前記建物名D3は、[A棟]、[B棟]と言うよう
に、複数の棟から対象とする棟を選択できる。前記作業
個所名D4は、[排気ダクト]、[ドレン管]、[配
線]と言うように、作業対象となる物の名称を選択でき
る。前記作業室番号D5は、[522号室]、[523
号室]と言うように、作業対象の病室番号が選択でき
る。以上の5項目の選択が完了した時点で前記[登録]
ボタンを選択すると、確認画面22が携帯電話Cのディ
スプレー上に表示される(図6参照)。その確認画面2
2の[確認]ボタンを選択すると、以上の入力データが
サーバコンピュータSに送信され、サーバコンピュータ
Sでは、実施作業時間T3のカウントが開始される。 [4] 因みに、前記第一入力画面での[休憩入力]ボ
タンは、前記[作業登録]ボタンで登録を行った後に、
作業を中断する際に選択することで、サーバコンピュー
タSでの作業時間のカウントが一時停止される。また、
前記第一入力画面での[作業状況]ボタンを選択するこ
とで、指定した作業についての進捗状況や、指定した物
品の現場搬入状況のデータをサーバコンピュータSに対
して要求することができる。また、[作業効率]ボタン
を選択すると、前述の通り、作業効率についてのデータ
(テキストや音)がサーバコンピュータSから送られて
くる。また、[連絡先一覧]ボタンを選択すると、図9
に示すように、現場関係者や、関係事務所等の連絡先が
文字情報で送られてくる。 [5] 以上に説明した携帯電話Cとサーバコンピュー
タSとのデータ送受信に関しては、サーバコンピュータ
Sに保存される。そして、それらの結果は、前記職員
4、作業員5それぞれが持参している携帯電話Cや、サ
ーバコンピュータS、及び、そのサーバコンピュータS
にアクセス自在な他のコンピュータで、任意に確認する
ことができる。従って、作業現場における各作業会社、
作業班別の作業管理を、迅速に正確に効率よく実施する
ことが可能となる。
【0030】〔別実施形態〕以下に他の実施の形態を説
明する。
【0031】〈1〉 当該作業管理システムは、先の実
施形態で説明した病院建設現場を対象としたものに限る
ものではなく、例えば、住宅建設や工場建設等、各種施
設の建設現場に対応することができる。更には、建設現
場での作業管理に限らず、例えば、製造施設内での製造
作業管理や、事務施設内での事務作業管理等、あらゆる
作業の管理に使用することができる。 〈2〉 前記サーバコンピュータSは、先の実施形態で
説明した現場事務所hに設置した形態で当該システムが
稼働するものに限るものではなく、作業管理対象の位置
とは異なる場所に設置してあってもよく、更には、複数
の現場を総合的に作業管理できるように構成することも
可能である。 〈3〉 前記通信ネットワークは、先の実施形態で説明
したインターネットに限るものではなく、例えば、専用
の通信路を構成したり、周知の通信手段を採用するもの
であってもよく、それらを総称して通信ネットワークと
言う。 〈4〉 前記クライアントは、先の実施形態で説明した
携帯電話に限るものではなく、例えば、ノート型パーソ
ナルコンピュータや、モバイルコンピュータ等の表示機
能を備えた情報端末であってもよく、それらを総称して
クライアントと言う。 〈5〉 前記クライアントでの入力は、先の実施形態で
説明した画面構成や、入力項目に限るものではなく、適
宜、異なる設定にすることも可能である。 〈6〉 前記クライアントから送信する作業量データ
は、先の実施形態で説明した時間に係わるデータに限る
ものではなく、例えば、施工量(内装工であれば、施工
面積として□□m2 であったり、コンクリート工であれ
ば、□□m3 等)をそのまま入力するように構成しても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】作業管理システムを示す概念図
【図2】施工体制を示す説明図
【図3】サーバコンピュータを示すブロック図
【図4】携帯電話の画面表示を示す説明図
【図5】携帯電話の画面表示を示す説明図
【図6】携帯電話の画面表示を示す説明図
【図7】携帯電話の画面表示を示す説明図
【図8】携帯電話の画面表示を示す説明図
【図9】携帯電話の画面表示を示す説明図
【図10】従来の作業管理システムを示す概念図
【図11】従来の作業管理システムを示す概念図
【符号の説明】
1 通信ネットワーク 8 作業効率 9 作業効率送信手段 10 音発生手段 11 進捗状況送信手段 12 物品搬入状況送信手段 C クライアント D 作業関係データ D1 作業量データ S サーバ T1 目標作業量 T3 実施作業量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 俊六 愛知県名古屋市中区錦一丁目18番22号 株 式会社竹中工務店名古屋支店内 (72)発明者 石橋 実 愛知県名古屋市中区錦一丁目18番22号 株 式会社竹中工務店名古屋支店内 (72)発明者 小林 博志 愛知県名古屋市中区錦一丁目18番22号 株 式会社竹中工務店名古屋支店内 (72)発明者 沢井 広隆 愛知県名古屋市中区錦一丁目18番22号 株 式会社竹中工務店名古屋支店内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークを介してデータを送受
    信自在に配置されたクライアントと、サーバとを設け、
    前記クライアントから作業の進行に伴ってその作業関係
    データを入力して前記サーバに送信することで、前記サ
    ーバにおいて前記作業関係データを受けて集計自在に形
    成してある作業管理システムであって、 前記作業関係データの内、完了作業に係わる作業量デー
    タを前記クライアントから前記サーバへ送信するに伴っ
    て、その作業量データをもとにして、その作業に関する
    作業効率を割り出して前記クライアントに送信する作業
    効率送信手段を、前記サーバに設けてある作業管理シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記作業効率は、予め設定された該当作
    業の目標作業量に対する実施作業量の割合である請求項
    1に記載の作業管理システム。
  3. 【請求項3】 前記作業効率の大小を前記クライアント
    から発する音で知らせる音発生手段を設けてある請求項
    1又は2に記載の作業管理システム。
  4. 【請求項4】 前記クライアントは、携帯電話である請
    求項1〜3の何れか一項に記載の作業管理システム。
  5. 【請求項5】 前記クライアントから前記サーバへの要
    求によって、前記クライアントから指定された作業の進
    捗状況を、前記クライアントに送信自在な進捗状況送信
    手段を、前記サーバに設けてある請求項1〜4の何れか
    一項に記載の作業管理システム。
  6. 【請求項6】 前記クライアントから前記サーバへの要
    求によって、前記クライアントから指定された物品の現
    場搬入状況を、前記クライアントに送信自在な物品搬入
    状況送信手段を、前記サーバに設けてある請求項1〜5
    の何れか一項に記載の作業管理システム。
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