JP2003183576A - プライマー組成物、接着方法、接着物 - Google Patents

プライマー組成物、接着方法、接着物

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JP2003183576A
JP2003183576A JP2001389929A JP2001389929A JP2003183576A JP 2003183576 A JP2003183576 A JP 2003183576A JP 2001389929 A JP2001389929 A JP 2001389929A JP 2001389929 A JP2001389929 A JP 2001389929A JP 2003183576 A JP2003183576 A JP 2003183576A
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Yuichi Tsuji
裕一 辻
Haruyuki Kudo
晴之 工藤
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Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プライマー処理面の確認が容易であり、か
つ、シリコーンゴムを硬化途上で接触している各種基材
へ強固に接着させることが可能なプライマー組成物、プ
ライマー処理面の確認が容易であり、基材とシリコーン
ゴムを強固に接着させることができる接着方法、基材と
シリコーンゴムとが強固に接着した接着物を提供する。 【解決手段】 「(A)アルコキシシラン、(B)有機
チタン酸エステル類、(C)溶剤および(D)蛍光顔料
から、シリコーンゴムを基材に接着させるためのプライ
マー組成物。」、「基材上に、前記プライマー組成物を
(D)蛍光顔料の量が0.1〜10g/m2となる量塗
布し、(C)溶剤を蒸発させるた後、紫外線を照射し
て、プライマー処理表面からの発光を観察することによ
り、プライマー処理を確認する。しかる後に、プライマ
ー処理基材表面上に熱硬化性シリコーンゴム組成物を接
して、加熱硬化させる接着方法。」、および「基材とシ
リコーンゴムが(D)蛍光顔料を0.1〜10g/m2
の量含有する前記アルコキシシランの加水分解縮合物層
を介して接着してなる接着物。」

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプライマー組成物、
接着方法、接着物に関し、詳しくは、プライマー塗布面
の確認が容易であり、かつ、シリコーンゴムを硬化途上
で接触している各種基材へ強固に接着させることが可能
なプライマー組成物、プライマー処理面の確認が容易で
あり、基材とシリコーンゴムを強固に接着させることが
できる接着方法、および基材とシリコーンゴムとが強固
に接着した接着物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリコーンゴムを各種基材に接着
させるためのプライマーとしては、オルガノアルコキシ
シランと有機チタン酸エステルを主剤とするプライマー
組成物(例えば、特開昭56−103264号公報、特
公平3−54715号公報参照)や、さらに白金系化合
物触媒を含有するプライマー組成物(特公平3−121
14号各公報参照)が提案されている。しかし、これら
のプライマー組成物は、これを鉄、ステンレススチール
等の金属類、ポリカーボネート、フッ素樹脂等の有機樹
脂からなる不活性な表面を有する基材へ適用した場合に
は、十分にその特性を発揮することができず、シリコー
ンゴムと基材とを強固に接着することができないことが
あるという問題点があった。また、これらのプライマー
組成物は、一般に、無色透明または淡色であるため、プ
ライマー処理した基材とプライマー処理をしていない基
材を肉眼にて正確に識別することは非常に難しかった。
そのため、プライマー組成物に、酸化チタン、酸化鉄、
カーボンブラック等の無機顔料やフタロシアニン、アン
トラキノン系染料等の有機顔料を配合してプライマー処
理面を肉眼にて確認できるプライマー組成物が提案され
ている。(特開昭57−23667号公報参照)。ま
た、蛍光染料とエタノールからなるプライマー組成物が
提案されている(特公平6−51849号公報参照)。
しかし、これらのプライマー組成物は、プライマー処理
の有無の確認を行おうとすると、多量の顔料を添加する
必要性があった。そのためプライマー組成物自体の接着
性が低下する等の問題点があった。また、これらの多量
の顔料を配合したプライマー組成物は塗りむらが出易か
った。また、透明あるいは半透明な基材に適用した場合
は、その外観を著しく損ねるという問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記問
題点を解消するために鋭意検討した結果、特定のプライ
マー組成物に特定量の蛍光顔料または蛍光染料を配合す
れば、上記問題点が解消することを見出し、本発明に到
達した。即ち、本発明の目的は、プライマー塗布面の確
認が容易であり、かつ、シリコーンゴムを硬化途上で接
触している各種基材へ強固に接着させることが可能なプ
ライマー組成物、プライマー処理面の確認が容易であ
り、基材とシリコーンゴムを強固に接着させることがで
きる接着方法、および基材とシリコーンゴムとが強固に
接着した接着物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、 「(A)一般式(1):RaSi(OR14-a(式中、Rはアルケニル基または アルキル基であり、R1はアルキル基またはアルコキシ化アルキル基である。) で示されるアルケニルトリアルコキシシランまたはその部分加水分解縮合物 (100重量部)、 (B)有機チタン酸エステル類 (0.1〜100重量)、 (C)溶剤 (10〜1000重量部) および (D)蛍光顔料または蛍光染料 (0.2〜10重量部) からなることを特徴とするシリコーンゴムを基材に接着
させるためのプライマー組成物。」、「下記(I)〜
(IV)工程からなることを特徴とする、シリコーンゴ
ムの基材への接着方法。 (I)基材上に、前記のプラ
イマー組成物を(D)蛍光顔料または蛍光染料の量が
0.1〜10 g/m2となる量塗布する工程。 (II)ついで、(C)溶剤を蒸発させる工程。 (III)ついで、前記(II)工程で得られたプライ
マー処理された基材表面上に、紫外線を照射して、プラ
イマ処理表面からの発光を観察することにより、プライ
マー処理を確認する工程。(IV)ついで、該プライマ
ー処理された基材表面上に熱硬化性シリコーンゴム組成
物を接して、加熱硬化させる工程。」、および「基材と
シリコーンゴムが(D)蛍光顔料または蛍光染料を0.
1〜10g/m2の量含有する前記一般式(1)で示さ
れるアルコキシシランの加水分解縮合物層を介して接着
してなる接着物。」に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】これについて説明すると、本発明
のプライマー組成物に使用される(A)一般式(1):
aSi(OR14-a(式中、Rはアルケニル基または
アルキル基であり、R1 はアルキル基またはアルコキシ
化アルキル基であり、aは0、1または2である。)で
示されるアルコキシシランまたはその部分加水分解縮合
物は主剤であり、(B)成分の作用により加水分解縮合
して基材上に皮膜を形成する。上記式中、Rは、ビニル
基、アリル基、ブテニル基、ヘプテニル基、ヘキセニル
基等のアルケニル基、メチル基、エチル基等のアルキル
基である。これらの中でも、炭素原子数3以上のアルケ
ニル基が好ましい。R1は、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基等のアルキル基である。aは0、1ま
たは2である。かかるアルコキシシランの具体例として
は、ビニルトリメトキシシラン、アリルトリメトキシシ
ラン、アリルトリエトキシシラン、アリルトリ(エトキ
シメトキシ)シラン、ブテニルトリメトキシシラン、ヘ
キセニルトリメトキシシラン、ヘキセニルトリエトキシ
シラン、メチルトリメトキシシラン等のトリアルコキシ
シラン;テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラ
ン等のテトラアルコキシシラン、およびこれらの1種ま
たは2種以上の部分加水分解縮合物が例示される。これ
らの中でもアリルトリメトキシシランが好ましい。
【0006】(B)有機チタン化合物は、(A)成分を
加水分解縮合させる働きをする。かかる有機チタン化合
物としては、有機チタン酸エステル、チタンのキレート
化合物、チタンのケイ酸エステルによるキレート化合
物、これら部分加水分解縮合物が挙げられる。かかる化
合物の具体例としては、テトライソプロピルチタネー
ト、テトラノルマルブチルチタネート、ブチルチタネー
トダイマー、テトラ(2−エチルヘキシル)チタネー
ト、ジエトキシチタンビス(アセチルアセトネート)、
チタンジアセチルアセトネート、チタンジアセチルアセ
テート、チタンオクチルグリコートチタンラクテート、
チタンラクテートエチルエステル、チタントリエタノー
ルアミネートおよびこれらの部分加水分解縮合物が例示
される。これらは単独で使用してもよいし2種以上を併
用することもできる。この(C)成分の配合割合は
(A)成分100重量部に対して0.1〜100重量部
の範囲であり、好ましくは2〜50重量部の範囲内であ
る。
【0007】(C)溶剤は、本発明のプライマー組成物
を塗布作業に適した粘度に調節するために使用されるも
のであり、(A)成分と(B)成分を溶解するものであ
ればよく、その種類等は特に限定されない。かかる溶剤
としては、トルエン、キシレン、ヘプタン、ヘキサン、
トリクロロエチレン、酢酸エチル等の有機溶剤;ヘキサ
メチルシクロトリシロキサン、オクタメチルシクロテト
ラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等の
シリコーン系溶剤が例示される。本成分の配合量は
(A)成分100重量部に対して10〜1000重量部
であり、好ましくは10〜200重量部である。
【0008】(D)蛍光顔料または蛍光染料は、本組成
物の特徴をなす成分であり、吸収した光によって励起さ
れて蛍光や燐光を発生するものであればよく、その種類
等は特に限定されないが、シリコーンゴム組成物の硬化
を阻害するものは避けたほうがよい。かかる(D)成分
は、プライマー組成物を基材表面に塗布した際、プライ
マー層の形成の有無を肉眼にて観察し、プライマー処理
の確認を容易にするためのものである。かかる蛍光顔料
および蛍光染料としては、マグネシウム、カルシウム、
バリウム、ストロンチウム、アルミニウム、亜鉛、カド
ミウム等の酸化物あるいは硫化物に微量の重金属や希土
類を付活剤として加えたものである無機蛍光顔料やルモ
ゲンカラー各種、チオフラビン、ローダミンB、ローダ
ミン6G、フルオレッセイン染料等の有機蛍光顔料およ
びそれらを有機樹脂に溶解、粉末化したもの等が例示さ
れる。具体的には、ルモゲンカラー(BASF社製):
1,5−ジアニリノアントラセン (ルモゲン・イエロ
ー)、ジアンチレン(Dianthylene )(ル
モゲン・シーブルー)、サクリシルアルダジン( Sa
clicyl aldazine )(ルモゲン・イエ
ローオレンジ)、1,4−ビス(β−シアノ−β−カル
ボ−エトキシビニル)ベンゼン(ルモゲン・ブライトグ
リーン)、2−アニリノ−4−(2,5−ジクロロ−ベ
ンゾイルアミノ)1,9−アントラ−ピリミジン (ル
モゲン・レディッシュオレンジ)等の顔料、 ジフェニ
ルメタン系、トリフェニルメタン系、キサンテン系、チ
アゾール系、チアジン系の蛍光染料がある。
【0009】本成分の配合量は少なすぎるとプライマー
処理面の確認ができず、多過ぎるとプライマーの基材へ
の塗布性や接着性が低下するので、(A)成分100重
量部に対して0.01〜20重量部であり、0.1〜1
0重量部が好ましい。
【0010】本発明のプライマー組成物は、上記のよう
な(A)成分〜(D)成分各所定量からなるものである
が、これらの成分に加えて(E)白金系化合物触媒を加
えることができる。かかる白金化合物触媒は、シリコー
ンゴムと各種基材間との接着性をさらに向上させる働き
をし、特にシリコーンゴムとプライマー層との間の接着
性を向上させる働きをする。かかる白金系化合物はヒド
ロシリル化反応を促進する触媒活性を有するものであ
り、例えば、塩化白金酸、アルコール変性塩化白金酸、
白金とジケトンの錯体、白金オレフィン錯体、塩化白金
酸とアルケニルシロキサンの錯体が例示される。これら
の中でも白金オレフィン錯体および塩化白金酸とアルケ
ニルシロキサンの錯体がヒドロシリル化反応触媒として
の触媒活性が高いので好ましく、特に塩化白金酸とジビ
ニルテトラメチルジシロキサンの錯体化合物が好まし
い。(E)成分の配合量は(A)成分100重量部に対
して0.01〜100重量部である。これは、配合量が
0.01重量部未満ではシリコーンゴムとプライマー被
膜間での接着力を向上させることができず、100重量
部を越えると接着力の向上効果が上限に達して不経済で
あるからである。
【0011】本発明のプライマー組成物は、前記した
(A)成分〜(D)成分あるいは(A)成分〜(E)か
らなるが、これらの成分に加えてプライマー組成物の性
能向上用添加剤として公知とされる添加剤を配合するこ
とは本発明の目的を損なわない限り差し支えない。かか
る添加剤としては、一般式
【化1】 (式中、R2はメチル基、エチル基、プロピル基等のア
ルキル基;フェニル基等のアリール基で例示される1価
炭化水素基であり、dは平均0≦d≦3、eは平均1≦
e≦3である。ただし1≦d+e≦3である。)で表さ
れ、25℃における粘度が1〜10,000mPa・s
のオルガノハイドロジェンポリシロキサン、2,5−ジ
メチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサ
ン、ジ−t−ブチルパーオキサイド、ベンゾイルパーオ
キサイド、ビニルトリス(t−ブチルパーオキシ)シラ
ン、トリメチル(t−ブチルパーオキシ)シラン等の有
機過酸化物で例示される接着性向上剤がある。また平均
単位式
【化2】 (式中、R3はメチル基、エチル基、プロピル基等のア
ルキル基、ビニル基、アリル基、ヘキセニル基等のアル
ケニル基、フェニル基等のアリール基で例示される1価
炭化水素基を表し、R3の中の少なくとも0.2モル%
はアルケニル基であり、fは1.9〜2.3の数であ
る。)で示される25℃における粘度が5,000mP
a・s以上であるアルキル基含有ジオルガノポリシロキ
サン、微粉末シリカ等の無機充填剤、セリウムの脂肪酸
塩、鉄の脂肪酸塩、酸化チタン、カーボンブラック等の
耐熱性向上剤ないし顔料がある。
【0012】本発明のプライマー組成物を使用して、基
材とシリコーンゴムを接着させるには、一般の公知のプ
ライマー組成物に使用されている方法が適用できるが、
後記する本発明の接着方法に基づく方法が好ましい。
【0013】本発明のプライマー組成物が適用可能なシ
リコーンゴムの代表例としては、ジオルガノポリシロキ
サン生ゴムと無機質充填剤と有機過酸化物を主成分とす
るラジカル反応硬化型シリコーンゴム組成物、ビニル基
含有ジオルガノポリシロキサンとオルガノハイドロジェ
ンポリシロキサンと無機質充填剤と白金系触媒を主成分
とする付加反応硬化型シリコーンゴム組成物がある。こ
れらの中でも、付加反応硬化型シリコーンゴム組成物が
好ましい。
【0014】本発明のプライマー組成物が適用可能な基
材としては、鉄、ステンレススチール、アルミニウム、
ニッケル、亜鉛、銅等の金属類;アクリル樹脂、フェノ
ール樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ
ブチレンテレフタレート樹脂、フッ素樹脂等の合成樹
脂、ガラス、セラミック等の無機質基材が挙げられる。
これらの中でも、特に、鉄、ステンレススチール、ポリ
カーボネート、フッ素樹脂等の基材に適用した場合には
シリコーンゴムとこれらの基材類とを強固に接着させ一
体化させることができる。したがって、本発明のプライ
マー組成物は、かかる特徴を生かして複写機のロールの
芯金とシリコーンゴムの接着、オイルシールのハウジン
グとシリコーンゴムの接着、その他金属および合成樹脂
類にシリコーンゴムを接着するためのプライマー組成物
として有効に使用される。
【0015】つぎに、本発明の接着方法について説明す
る。本発明の接着方法は、下記(I)〜(IV)工程か
らなることを特徴とする。 (I)基材上に、請求項1記載のプライマー組成物を
(D)蛍光顔料または蛍光染料の量が0.1〜10 g
/m2となる量塗布する工程。 (II)ついで、(C)溶剤を蒸発させる工程。 (III)ついで、前記(II)工程で得られたプライ
マー処理基材表面上に、紫外線を照射し、プライマー処
理表面からの発光を観察することにより、プライマー処
理を確認する工程。 (IV)ついで、該プライマー処理基材表面上に熱硬化
性シリコーンゴム組成物を接して、加熱硬化させる工
程。
【0016】これについて説明すると、本発明の接着方
法では、まず、第(I)工程で前記本発明のプライマー
組成物を基材上に塗布する。この場合、基材に対するプ
ライマー組成物の塗布量は、通常、30〜100g/m
2であり、(D)蛍光顔料または蛍光染料として、0.
1〜10g/m2となる量であり、好ましくは0.2〜
3g/m2となる量である。これは、蛍光顔料または蛍
光染料の量が0.1未満になると、プライマー塗布面が
肉眼にて観察できず、プライマー組成物の塗布状態が確
認できないからであり、一方、100g/m2を超える
とプライマー層とシリコーンゴム層との接着力が低下す
るからである。プライマー組成物の塗布方法としては、
スプレー、ハケ塗り、浸漬等従来公知の方法が適用可能
ある。ついで第(II)工程で、(C)溶剤を蒸発させ
る。溶剤を蒸発させる方法としては、室温にて放置して
乾燥させる方法、加熱して、溶剤を強制的に蒸発させる
方法等従来公知の方法が適用可能である。
【0017】ついで、第(III)工程で、前記(I
I)工程で得られたプライマー処理基材表面上に、紫外
線を照射して、プライマー処理表面からの発光を観察す
ることにより、プライマー処理を確認する。この工程
は、暗所にて行えばより効果的である。
【0018】以上のような本発明の接着方法に従えば、
(D)蛍光顔料または蛍光染料を0.1〜10g/m2
有する前記アルコキシシランの加水分解縮合物層を介し
て、基材とシリコーンゴムが強固に接着してなる接着物
が得られる。
【0019】
【実施例】以下、実施例にて本発明を説明する。実施例
中、部とあるのは重量部を意味する。
【0020】
【実施例1】n−ヘプタン100部にアリルトリメトキ
シシラン10部を加えて混合した後、テトラ(n−ブチ
ル)チタネート2部を加えて均一に混合した後、塩化白
金酸と1,3ジビニルテトラメチルジシロキサンとの錯体
0.1部を加えて均一に混合した。この混合物100g
に酢酸エチル90部に蛍光顔料(シンロイヒ社製、商品
名FM−11レッドオレンジ)10部を溶解させた蛍光
顔料溶液10gを加えて均一に混合して本発明のプライ
マー組成物を調製した。この組成物を鉄板、ステンレス
スチール板、ポリカーボネート板、フッ素樹脂板にそれ
ぞれプライマーとしての塗布量が60g/m2(蛍光顔
料の量が0.54g/m2)となるように塗布し、室温
にて60分間放置して風乾させた。この試験板を暗所に
持ち込み、蛍光灯ブラックライトを照射したところ、蛍
光を発し、プライマー塗布面が確認できた。一方、分子
鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖された粘度
10,000mPa・sのジメチルポリシロキサン10
0部に比表面積200m2/gのヒュームドシリカ15
部、シリカの表面処理剤としてヘキサメチルジシラザン
4部、水2部を加えて均一になるまで混合し、更に真空
下、170℃で2時間加熱処理をしてシリコーンゴムベ
ースコンパウンドを調製した。このコンパウンドに分子
鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたジメチル
シロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体
(ケイ素原子結合水素原子含有量0.7重量%)1.3
部、塩化白金酸を白金金属量として10ppm添加混合
して付加反応硬化型シリコーンゴム組成物を調製した。
このシリコーンゴム組成物を、上記基材のプライマー塗
布面に厚さ2mmで密着させ、圧力25kg/cm2
温度150℃の条件下で10分間加圧加熱して接着試験
体を得た。この接着試験体について、金属部とゴム層を
はがし、はがれたゴムを90度の方向に向かって強く引
っ張り、試験体に接着しているゴム層を剥離した。ゴム
層がはがれない場合にはカッターナイフを使用し、金属
板に向かってゴムに切傷をつけながら剥離した。剥離さ
れた金属板の表面を観察し、凝集破壊(ゴム部分で破
断)した部分の比率を凝集破壊率として計算した。これ
らの結果を表1に示した。
【0021】
【実施例2】n−ヘプタン100部にアリルトリメトキ
シシラン10部を加えて混合した後、テトラ(n−ブチ
ル)チタネート2部を加えて均一に混合した後、塩化白
金酸と1,3ジビニルテトラメチルジシロキサンとの錯体
0.1部を加えて均一に混合した。この混合物100g
に酢酸エチル90部に蛍光顔料(Day−Glo社製、
商品名AX−17−N、「Saturn Yello
w」)20部を溶解させた蛍光顔料溶液10gを加えて
均一に混合して本発明のプライマー組成物を調製した。
この組成物を鉄板、ステンレススチール板、ポリカーボ
ネート板、アルカリ処理したフッ素樹脂(テトラフルオ
ロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重
合体樹脂)板にそれぞれプライマーとしての塗布量が6
0g/m2 (蛍光顔料の量が0.54g/m2))となる
量塗布し塗布し、室温にて60分間放置して風乾させ
た。この試験板を暗所に持ち込み、蛍光灯ブラックライ
トを照射したところ、蛍光を発し、プライマー塗布面が
確認できた。一方、分子鎖両末端がジメチルビニルシロ
キシ基で封鎖された粘度10,000mPa・sのジメ
チルポリシロキサン100部に比表面積200m2/g
のヒュームドシリカ15部、シリカの表面処理剤として
ヘキサメチルジシラザン4部、水2部を加えて均一にな
るまで混合し、更に真空下、170℃で2時間加熱処理
をしてシリコーンゴムベースコンパウンドを得た。この
コンパウンドに分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で
封鎖されたジメチルシロキサン・メチルハイドロジェン
シロキサン共重合体(ケイ素原子結合水素原子含有量
0.7重量%)1.3部、塩化白金酸を白金金属量とし
て10ppm添加混合して付加反応硬化型シリコーンゴ
ム組成物を調製した。このシリコーンゴム組成物を、上
記基材のプライマー塗布面に厚さ2mmで密着させ、圧
力25kg/cm2、温度150℃の条件下で10分間
加圧加熱して接着試験体を得た。この接着試験体につい
て、金属部とゴム層をはがし、はがれたゴムを90度の
方向に向かって強く引っ張り、試験体に接着しているゴ
ム層を剥離した。ゴム層がはがれない場合にはカッター
ナイフを使用し、金属板に向かってゴムに切傷をつけな
がら剥離した。剥離された金属板の表面を観察し、凝集
破壊(ゴム部分で破断)した部分の比率を凝集破壊率と
して計算した。これらの結果を表1に示した。
【0022】
【実施例3】n−ヘプタン100部にアリルトリメトキ
シシラン10部を加えて混合した後、テトラ(n−ブチ
ル)チタネート2部を加えて均一に混合した。この混合
物100gに酢酸エチル90部に蛍光顔料(シンロイヒ
社製、商品名FM−11レッドオレンジ)10部を溶解
させた蛍光顔料溶液10gを加えて均一に混合して本発
明のプライマー組成物を調製した。この組成物を鉄板、
ステンレススチール板、ポリカーボネート板、フッ素樹
脂板にそれぞれプライマーとしての塗布量が60g/m
2(蛍光顔料の量が0.54g/m2))となるように塗
布し、室温にて60分間放置して風乾させた。この試験
板を暗所に持ち込み、蛍光灯ブラックライトを照射した
ところ、蛍光を発し、プライマー塗布面が確認できた。
一方、分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖
された粘度10,000mPa・sのジメチルポリシロ
キサン100部に比表面積200m2/gのヒュームド
シリカ15部、シリカの表面処理剤としてヘキサメチル
ジシラザン4部、水2部を加えて均一になるまで混合
し、更に真空下、170℃で2時間加熱処理をしてシリ
コーンゴムベースコンパウンドを調製した。このコンパ
ウンドに分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖さ
れたジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキ
サン共重合体(ケイ素原子結合水素原子含有量0.7重
量%)1.3部、塩化白金酸を白金金属量として10p
pm添加混合して付加反応硬化型シリコーンゴム組成物
を調製した。このシリコーンゴム組成物を、上記基材の
プライマー塗布面に厚さ2mmで密着させ、圧力25k
g/cm2、温度150℃の条件下で10分間加圧加熱
して接着試験体を得た。この接着試験体について、金属
部とゴム層をはがし、はがれたゴムを90度の方向に向
かって強く引っ張り、試験体に接着しているゴム層を剥
離した。ゴム層がはがれない場合にはカッターナイフを
使用し、金属板に向かってゴムに切傷をつけながら剥離
した。剥離された金属板の表面を観察し、凝集破壊(ゴ
ム部分で破断)した部分の比率を凝集破壊率として計算
した。これらの結果を表1に示した。
【0023】
【表1】
【0024】
【実施例4】ナトリウムナフタレン処理した厚さ50オ
mの4フッ化エチレン樹脂からなる筒状フィルムを準備
し、その内側に実施例1で使用したプライマー組成物を
プライマーとしての塗布量が100g/m2(蛍光顔料
の量が0.9g/m2)))となるように塗布し、室温に
て60分間放置して風乾させた。この試験板を暗所に持
ち込み、蛍光灯ブラックライトを照射したところ、蛍光
を発し、プライマー塗布面が確認できた。この筒状フィ
ルムを、長さ400mm、内径20mmの円筒状金型の
内壁部に挿入固定した。ついで、この筒状フィルムの内
側に実施例1で使用した液状シリコーンゴム組成物を注
入して150℃にて、10分間保ってシリコーンゴム組
成物を加熱硬化させた。冷却後、金型を割り、フッ素樹
脂フィルムで被覆されたシリコーンゴム成形品を得た。
【0025】
【比較例1】実施例1において、蛍光顔料(シンロイヒ
社製、商品名FM−11レッドオレンジ)を溶解させた
蛍光顔料溶液10gを加えなかった以外は実施1と同様
にしてプライマー組成物を調製した。この組成物を実施
例1と同様にして、鉄板、ステンレススチール板、ポリ
カーボネート板、アルカリ処理したフッ素樹脂(テトラ
フルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテ
ル共重合体樹脂)板にそれぞれプライマーとしての塗布
量が60g/m2なる量塗布し、室温にて60分間放置
して風乾させた。この試験板のプライマー処理表面を肉
眼にて観察したところ、プライマー層がかろうじて観察
できたが、未処理の試験板との外観上の際は微妙であ
り、プライマー処理の有無を確実に識別できなかった。
【0026】
【比較例2】実施例1において、蛍光顔料(シンロイヒ
社製、商品名FM−11レッドオレンジ)を溶解させた
蛍光顔料溶液10gの替わりに、赤色酸化鉄(べん柄)
1gを配合した以外は、実施例1と同様にしてプライマ
ー組成物を製造した。この組成物を実施例1と同様にし
て、鉄板、ステンレススチール板、ポリカーボネート
板、アルカリ処理したフッ素樹脂(テトラフルオロエチ
レン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹
脂)板にそれぞれプライマーとしての塗布量が60g/
2となる量(赤色酸化鉄の塗布量0.54g/m2)塗
布し、室温にて60分間放置して風乾させた。この試験
板は赤色に着色されたが、塗りむらが認められプライマ
ーが均一に塗布されたとは言えなかった。
【0027】
【比較例3】ナトリウムナフタレン処理した厚さ50オ
mの4フッ化エチレン樹脂からなる筒状フィルムを準備
し、その内に比較例2で調製してプライマー組成物をプ
ライマーとしての塗布量が60g/m2となる量(赤色
酸化鉄の塗布量0.54g/m2)となる量塗布し、室
温にて60分間放置して風乾させた。この筒状フィルム
を、長さ400mm、内径20mmの円筒状金型の筒側
の内壁部に挿入固定した。ついで、実施例1で使用した
液状シリコーンゴム組成物注入して150℃にて、10
分間保ってシリコーンゴム組成物を加熱硬化させた。冷
却後、金型を割り、フッ素樹脂フイルムで被覆されたシ
リコーンゴム成形品を得た。この成形品は赤みがかって
おり(プライマーの赤色がフッ素樹脂フイルムを通して
見えていた。)、色むらもあり外観良好とはいえなかっ
た。
【0028】
【発明の効果】本発明のプライマー組成物は、(A)成
分〜(D)成分あるいは(A)成分〜(E)成分からな
り、特に(D)成分を含有しているので、プライマー塗
布面の確認が容易であり、かつ、シリコーンゴムを硬化
途上で接触している各種基材へ強固に接着させることが
できるという特徴を有し、本発明の接着方法は、プライ
マー処理面の確認が容易であるという特徴を有し、本発
明の接着物は、基材とシリコーンゴムが強固に接着して
いるという特徴を有する。
フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AB01A AB04 AH08C AK01A AK45 AK52B AK52C AL05C AN02B AT00A BA03 BA07 BA10A BA10B CA13C JL11C JN01A JN13C YY00C 4J038 DL021 DL031 JC38 KA06 KA08 PC02 PC07 PC08 4J040 MA02 MA10 MA12 PA07

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)一般式(1):RaSi(OR14-a(式中、Rはア ルケニル基またはアルキル基であり、R1はアルキル基またはアルコキシ化アル キル基であり、aは0、1または2である。)で示されるアルコキシシランまた はその部分加水分解縮合物 (100重量部)、 (B)有機チタン化合物 (0.1〜100重量)、 (C)溶剤 (10〜1000重量部) および (D)蛍光顔料または蛍光染料 (0.2〜10重量部) からなることを特徴とする、シリコーンゴムを基材に接
    着させるためのプライマー組成物。
  2. 【請求項2】 (A)成分中のアルケニル基がアリル基
    である請求項1に記載のプライマー組成物。
  3. 【請求項3】 シリコーンゴムが付加反応硬化型シリコ
    ーンゴムである請求項1に記載のプライマー組成物。
  4. 【請求項4】 基材が金属である請求項1に記載のプラ
    イマー組成物。
  5. 【請求項5】 基材が透明もしくは半透明の有機樹脂で
    ある請求項1に記載のプライマー組成物。
  6. 【請求項6】 有機樹脂がフッ素樹脂である請求項5に
    記載のプライマー組成物。
  7. 【請求項7】 下記(I)〜(IV)工程からなること
    を特徴とする、シリコーンゴムの基材への接着方法。 (I)基材上に、請求項1記載のプライマー組成物を
    (D)蛍光顔料または蛍光染料の量が0.1〜10 g
    /m2となる量塗布する工程。 (II)ついで、(C)溶剤を蒸発させる工程。 (III)ついで、前記(II)工程で得られたプライ
    マー処理された基材表面上に、紫外線を照射して、プラ
    イマ処理表面からの発光を観察することにより、プライ
    マー処理を確認する工程。 (IV)ついで、該プライマー処理基材表面上に熱硬化
    型シリコーンゴム組成物を接して、加熱硬化させる工
    程。
  8. 【請求項8】 基材が金属である請求項7に記載の接着
    方法。
  9. 【請求項9】 基材が透明もしくは半透明の有機樹脂で
    ある請求項7に記載の接着方法。
  10. 【請求項10】 有機樹脂がフッ素樹脂である請求項9
    に記載の接着方法。
  11. 【請求項11】 熱硬化型シリコーンゴム組成物が付加
    反応硬化型シリコーンゴム組成物である請求項7記載の
    接着方法。
  12. 【請求項12】 基材とシリコーンゴムが、(D)蛍光
    顔料または蛍光染料を0.1〜10 g/m2の量含有
    する、前記一般式(1)で示されるアルコキシシランの
    加水分解縮合物層を介して接着してなる接着物。
  13. 【請求項13】 基材が金属である請求項12に記載の
    接着物。
  14. 【請求項14】 基材が透明もしくは半透明の有機樹脂
    である請求項12に記載の接着物。
  15. 【請求項15】 有機樹脂がフッ素樹脂である請求項1
    4に記載の接着物。
  16. 【請求項16】 さらに、(E)白金系化合物触媒
    (0.01〜100重量部)を配合してなる請求項1記
    載のプライマー組成物。
  17. 【請求項17】 白金系化合物触媒が、塩化白金酸とジ
    ビニルテトラメチルジシロキサンの錯体である請求項1
    6記載のプライマー組成物。
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