JP2008171698A - 電子機器用部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】
製造工程において、電子機器の一部を構成する複数の構成部の間にプライマー処理を施したかどうかを容易に確認すると共に、製品流通後において、電子機器用部品の追跡調査を容易にする。
【解決手段】
電子機器の一部を構成する電子機器用部品であって、その電子機器用部品を構成している複数の構成部16,18の間に、紫外線照射によって発光する発光体を含む接着下地層17を有し、当該接着下地層17を、電子機器用部品を特定するための色若しくは形態を認識可能に発光させる電子機器用部品とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器用部品に関する。
携帯電話機、携帯情報端末装置等の携帯可能な電子機器に用いられるキーシートには、一般的に、シリコーンゴムを主たる構成材料としているものが多い。このシリコーンゴムの表面の耐摩耗性の向上および汚染の抑制のために、たとえば、シリコーンゴムに、ウレタン結合を有する樹脂をコーティングする技術が提案されている(例えば特許文献1を参照)。
また、樹脂からなるキートップとゴム状弾性体からなるキーシートを、紫外線硬化型接着剤によって固着する技術(例えば、特許文献2を参照)、さらには、その接着剤の接着性を改善する技術(例えば、特許文献3を参照)が提案されている。
特開平7−296676号公報 特開平11−86667号公報 特開2000−343652号公報
しかし、シリコーンゴム等のシリコーン系材料とキートップとを接着する際に用いられるプライマーは無色透明であるため、シリコーン系材料とキートップとを貼り付けた後に、そのプライマーから成る接着下地層の存在を確認することが困難である。一方、流通過程若しくは市場において、電子機器用部品に不具合が生じた際、追跡調査を行い、その原因を解明しあるいは製品回収を行うことが難しいという問題がある。
そこで、本発明の目的は、製造工程において、電子機器の一部を構成する複数の構成部の間にプライマー処理を施したかどうかを容易に確認すると共に、製品流通後において、電子機器用部品の追跡調査を容易にすることにある。
上記課題を解決するため、本発明の電子機器の一部を構成する電子機器用部品は、その電子機器用部品を構成している複数の構成部の間に、紫外線照射によって発光する発光体を含む接着下地層を有し、接着下地層が電子機器用部品を特定するための色若しくは形態を認識可能に発光するようにしている。
この発明によれば、複数の構成部から成る電子機器の製造工程において当該複数の構成部の間にプライマーから成る接着下地層を介在させたかどうかを容易に確認することができる。よって、不良品率を低減できる。加えて、接着下地層から発せられる光の色若しくは形態に基づいて、流通過程若しくは市場におかれた電子機器用部品を追跡調査することができる。よって、電子機器用部品に不具合が生じた場合でも、その原因解明あるいは製品回収を容易に実行できる。
他の発明は、上述の発明に加え、接着下地層の全周囲若しくは一部周囲に、構成部の外部から入射する紫外線を吸収するための紫外線吸収層を備える。この構成を採用することにより、構成部の外部からの紫外線を遮断し、必要な時にのみ発光体を発光させることができる。また、プライマーに含まれる他の成分が、必要な時以外の紫外線照射によって劣化するのを抑制できる。
他の発明は、上述の発明に加え、押釦スイッチ用部材の形態を有し、複数の構成部を、キートップとキートップを配置するためのキーシートとし、接着下地層を、キートップとキーシートとの間に存在するようにする。
このため、押釦スイッチ用部材の製造工程において、キートップとキーシートとの間にプライマーから成る接着下地層を介在させたかどうかを容易に確認することができる。よって、不良品率を低減できる。加えて、接着下地層から発せられる光の色若しくは形態に基づいて、流通過程若しくは市場におかれた押釦スイッチ用部材を追跡調査することができる。よって、押釦スイッチ用部材に不具合が生じた場合でも、その原因解明あるいは製品回収を容易に実行できる。
他の発明は、上述の発明に加え、押釦スイッチ用部材の形態を有し、複数の構成部を、キートップとキートップの外表面を被覆するコート層とし、コート層を形成する前処理として、接着下地層をキートップとコート層との間に存在するようにする。
このため、押釦スイッチ用部材の製造工程において、キートップとその外表面を被覆するコート層との間にプライマーから成る接着下地層を介在させたかどうかを容易に確認することができる。よって、不良品率を低減できる。加えて、接着下地層から発せられる光の色若しくは形態に基づいて、流通過程若しくは市場におかれた押釦スイッチ用部材を追跡調査することができる。よって、押釦スイッチ用部材に不具合が生じた場合でも、その原因解明あるいは製品回収を容易に実行できる。
本発明によれば、製造工程において、電子機器の一部を構成する複数の構成部の間にプライマー処理を施したかどうかを容易に確認すると共に、製品流通後において、電子機器用部品の追跡調査を容易にすることができる。
以下、本発明に係る電子機器用部品の各実施例について、図面を参照しながら説明する。
1.製造条件
(実施例1)
図1は、実施例1における製造工程を説明するための図である。
まず、図1(A)に示す射出成形用の金型を構成する蓋体1aと容体1bとの空間内に、住友ダウ株式会社製のポリカーボネート系樹脂(商品名:「カリバー301−22」)を射出成形して、キートップが複数連結した状態の樹脂成形体2’を得た(図1(B))。
ここで、容体1bの底面との接触によって形成される面(下側面)をキー操作時にタッチされる面とし、金型の蓋体1aとの接触によって形成される面(上側面)をキーシートへの固定面とした。
次いで、樹脂成形体2’を金型の容体1bから取り出し、キーシートへの固定面に、数字または文字等を印刷し、厚みが約10μmの印刷層3を形成した(図1(C))。印刷層3を形成するためのインクには、株式会社十条ケミカル製の紫外線硬化型インク(商品名:「レイキュアーPF4200」)を用いた。また、印刷工程の後、フュージョンUVシステムズ・ジャパン株式会社製の紫外線硬化用メタルハライドランプ(商品名:「[D]bulb」)を用いて、積算光量500mJ/cmにて印刷層3を乾燥した。次に、樹脂成形体2’のランナーおよびゲート等の余剰部分を除去し、印刷層3を有する個々のキートップ2へと分離した。次に、印刷層3を上側に露出させた状態で、固定治具4にキートップ2を保持した(図1(D))。
一方、図1(E)に示す金型を構成する蓋体1cと容体1dとの間に、東レ・ダウコーニング株式会社製のシリコーンゴムコンパウンド(商品名:「DY32−6014U」)100重量部と同社の架橋剤(商品名:「RC−8」)0.5重量部とからなる原料を入れ、圧縮成形した。圧縮成形条件は、成形温度180℃、成形時間5分、成形圧力180kg/cmとした。この圧縮成形の結果、キーシートを複数連結した状態のキーシート成形体が得られた。複数連結した状態のキーシート成形体を乾燥温度200℃で60分間乾燥した後、バリ等の余剰部分を除去すると共に、キーシート成形体から各キーシート5を分離した(図1(F))。
次いで、キーシート5におけるキートップ2の配置面に、株式会社オーク製作所社製のバッチ式紫外線洗浄炉(商品名:「VUM−3073−B」)を用いて紫外線を照射し、紫外線改質層6を形成した(図1(G))。紫外線には、184.9nmおよび253.7nmの波長の紫外線を用い、1200mJ/cmの条件で紫外線を照射した。この紫外線を用いた処理によって得られた紫外線改質層6は、シリコーンゴム等の樹脂の表面とプライマーとの濡れ性を向上させるための層である。
次いで、紫外線改質層6の面上に、プライマーとして、トルエン100重量部に信越化学工業株式会社製のアミノ系シランカップリング剤(商品名:「KBM−603」)1重量部とシンロイヒ社製の無機系微粒子発光体(商品名:「EXL−A004LL」)1重量部を加えたものを、スプレー塗布した。スプレー塗布には、扶桑精機株式会社製のスプレーノズル(商品名:「ルミナーST6」)を用いた。スプレー塗布は、ノズル系0.5mmを用いて、霧化圧1.4kg/cmの条件下で行った。この結果、発光体入りの接着下地層7が得られた(図1(H))。次に、マークテック株式会社製の卓上型ブラックライトランプ(商品名:「ブライトルミナーF−02」)を用い、接着下地層7にブラックライト(波長365nmを中心とする紫外線)を照射して、接着下地層7の発光を確認した。次に、ブラックライトの照射を止めて、接着下地層7が無色透明であることを確認した。次に、キーシート固定用治具8によって、接着下地層7が上側に露出するようにキーシート5を吸着固定した(図1(I))。
次に、転写治具を用いて、接着下地層7に、紫外線硬化型の接着剤9を転写した(図1(I))。この接着剤9には、ケミテック株式会社製の紫外線硬化型接着剤(商品名:「ケミシール5X845C」)を用いた。その後、キーシート5を固定用治具8に固定した状態のまま、キーシート5と、固定治具4から露出しているキートップ2の上側にある印刷層3とを、精度良く固着した(図1(J))。
次に、アイグラフィックス株式会社製の紫外線照射コンベアー(商品名:「M015L312」)を用い、300nmから450nmの波長の紫外線(メタルハライド、120W/cm)を、4000mJ/cmの条件で接着剤9に照射した。接着剤9が十分に固着された後に、固定治具4および固定用治具8を除去することにより、電子機器用部品(キートップ2とキーシート5との結合体)を得た(図1(K))。
(実施例2)
実施例2により得られた電子機器用部品の構成は、実施例1により得られた電子機器用部品と略同様の構成である。よって、実施例2において、実施例1で説明した部材と同一の部材等には、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略化することとする。
まず、実施例1と同様に、図1(A)、図1(B)、図1(C)および図1(D)を参照して説明したように、キートップ2の製造工程を実施する。但し、印刷層3を形成するためのインクには、株式会社セイコーアドバンス製のスクリーン印刷用インキ(商品名:「SG429B」)100重量部、同硬化剤(商品名:「SG429B硬化剤」)15重量部、同社製のシンナー(商品名:「T−980」)10重量部を配合した溶剤乾燥型インクを用いた。また、印刷層3の厚みを5μmとした。さらに、印刷後のインクは、乾燥温度80℃、乾燥時間30分の条件にて硬化させた。これらの事項は、実施例1と異なる。
次に、実施例1と同様に、図1(E)および図1(F)に示す工程を実施した。次に、キーシート5におけるキートップ2の配置面に、プライマーをスプレー塗布した。この結果、発光体入りの接着下地層7が形成された(図1(H)と類似)。プライマーとしては、トルエン100重量部に、信越化学工業株式会社製のアミノ系シランカップリング剤(商品名:「KBM−603」)1重量部とシンロイヒ社製の有機系発光体マジックルミノパウダー(商品名:「EXL−A003S」)1重量部とを混合したものを用いた。なお、図1(G)に基づいて説明した、紫外線改質層6を形成する工程は実施しなかった。次に、接着剤9として、ヘンケルジャパン株式会社製のシアノアクリレート系接着剤(商品名:「401」)を用い、当該接着剤をディスペンサー方式で接着下地層7の上に塗布した(図1(I)と類似)。
次に、図1(J)に示したように、キートップ2とキーシート5とを貼り合わせた。こうして、その接着剤9の接着力によってキートップ2とキーシート5との結合体を得た(図1(K)と類似)。ここで、その接着剤9を硬化する方法には、キートップ2とキーシート5とを貼り合わせて、その張り合わせた面に0.1kg/cmの荷重をかけつつ、室温で30秒保持する方法を採用した。その結果、キートップ2とキーシート5との間に、透光性の層状の接着剤9の層と接着下地層7とが接する構造が得られた。これらの事項は、上述の実施例1と異なる。実施例2において得られた電子機器用部品は、図1(K)に示す。
(実施例3)
図2は、実施例3における製造工程を説明するための図である。
まず、図2(A)に示す導電性接点部10を製造した。具体的には、信越化学工業株式会社製のシリコーンゴム(商品名:「KE951−U」)100重量部と、カーボンブラック50重量部と、加硫剤としての2,5ージメチル−2,5ージ(tーブチルパーオキシ)ヘキサン2重量部との混合物を金型内に挿入し、180℃、200kg/cmの条件で加熱および加圧して、直径4mmの導電性接点部10を成形した。
次に、図2(A)に示すスイッチ基材11を製造すると同時に、導電性接点部10をスイッチ基材11に固着した。具体的には、先に作製した導電性接点部10を金型内の底面の凹み部分に挿入し、シリコーンゴム(商品名:「KE951−U」)100重量部と、信越化学工業株式会社製の着色剤(商品名:「SR Color Green」)5重量部と、加硫剤としての2,5ージメチル−2,5ージ(tーブチルパーオキシ)ヘキサン0.5重量部とを混合したシリコーンゴムコンパウンドを、その金型内にて導電性接点部10に接触するようにして充填した。次に、180℃、150kg/cmの条件で加熱および加圧した。
この結果、図2(A)に示すように、キートップ12の周囲に連結される薄肉部13、薄肉部13のさらに周囲に配置されるベース部14および導電性接点部10を具備するスイッチ基材11が得られた。ベース部14を導電性接点部10に対応する接点を有する基板面に固定し、キートップ12を押下すると、薄肉部13が、その押下の力で撓み、導電性接点部10の位置が下がる。導電性接点部10が導電性接点部10に対応する接点に接触すると、スイッチが「ON」の状態となる。続いて、キートップ12を押下する力を弱めると、シリコーンゴムの弾性によって、薄肉部13の撓みが戻り、導電性接点部10と対応する接点との接触が解除される。
次に、キートップ12に文字または記号等を表示するため、図2(B)に示すように、符号部15を形成した。具体的には、スクリーン印刷によって、信越化学工業株式会社製の「シルマーク」(商品名)100重量部に市販の白色顔料20重量部を加えたインクを、厚みが30μmとなるように、キートップ12の表面に塗布した。次に、200℃で60分間加熱することによってキートップ12の面にインクを固着させた。
次いで、図2(C)に示すプラズマ処理層16を、スイッチ基材11の表面に形成した。具体的には、プロセスガスとしての酸素を40cc/分で流し、0.3hPaに減圧した容器内にスイッチ基材11を入れ、高周波出力300Wで60秒間プラズマ処理した。
次いで、図2(D)に示す発光体入りの接着下地層17をプラズマ処理層16の上に形成した。具体的には、信越化学工業株式会社製のアミノ系シランカップリング剤(商品名:「KBP−40」)にトルエンを加えて30%の希釈液としたもの100重量部と、ブラックライトを照射することによって発光する有機系発光体マジックルミノパウダー(商品名:「EXL−A003S」)1重量部との混合液を、プラズマ処理層16の上に薄く塗布した。
次いで、図2(E)に示す透光性のコート層18を形成した。具体的には、武蔵塗料株式会社製のウレタン樹脂塗料(商品名:「ラバサン」)の主剤40重量部と、助剤10重量部と、シンナー10重量部と、日本油脂株式会社製の有機化酸化物(商品名:「パーヘキサV」)4重量部とを配合した有機塗料を、40μmの膜厚になるようにエアスプレーで塗布し、150℃で40分間乾燥させて、硬化した。このコート層18は、非シリコーン系材料である。かかる工程を経て、実施例3の電子機器用部品が完成した。
(実施例4)
図3は、実施例4における製造工程を説明するための図である。まず、図3(A)に示す押圧部21a,21aを有するシリコーンゴムシート(キーシート)21を製造した。
具体的には、シリコーンゴム(商品名:「KE951−U」)100重量部と、加硫剤としての2,5ージメチル−2,5ージ(tーブチルパーオキシ)ヘキサン0.5重量部との混合物を金型内に挿入し、180℃、200kg/cmの条件で加熱および加圧して、図3(A)に示す形状のシリコーンゴムシート21を成形した。
次に、シリコーンゴムシート21における押圧部21a,21aと反対側の面に、図3(B)に示すプラズマ処理層24を形成した。具体的には、プロセスガスとしての酸素を40cc/分で流し、0.3hPaに減圧した容器内にシリコーンゴムシート21を入れ、高周波出力300Wで60秒間プラズマ処理した。
次に、図3(C)に示す発光体入りの接着下地層25をプラズマ処理層24の上に形成した。
具体的には、信越化学工業株式会社製のアミノ系シランカップリング剤(商品名:「KBP−40」)にトルエンを加えて30%の希釈液としたもの100重量部と、ブラックライトを照射することによって発光する有機系発光体マジックルミノパウダー(商品名:「EXL−A003S」)1重量部との混合液を、プラズマ処理層24の上に薄く塗布した。
次に、図3(D)に示す透光性のコート層26を形成した。具体的には、ウレタン樹脂塗料(商品名:「ラバサン」)の主剤40重量部と、助剤10重量部と、シンナー10重量部と、有機化酸化物(商品名:「パーヘキサV」)4重量部と、無機系微粒子発光体(商品名:「EXL−A004LL」)1重量部とを配合した有機塗料を、40μmの膜厚になるようにエアスプレーで塗布し、150℃で40分間乾燥させて、硬化した。
次に、日立化成ポリマー株式会社製のアクリル系粘着剤を用いた両面テープ(商品名:「HI−BON YT134−1」)27を、キートップの底面部よりやや小さい形状に裁断し、コート層26上の所定の位置に貼った。
次に、図1(J)に示す固定治具4.8を用いて、圧着によって、図1(C)と同様の工程で作製した印刷層29を有するキートップ28をシリコーンゴムシート21のアクリル系粘着剤を用いた両面テープ27上に貼った。
(実施例5)
プライマーとして、トルエン100重量部に、トリエチルアミンを有効成分として含むシランカップリング剤1重量部とシンロイヒ社製の有機系発光体マジックルミノパウダー(商品名:「EXL−A003S」)1重量部とを混合したものを用いた以外、実施例2と同じ条件にて製造を行った。
(実施例6)
プライマーとして、トルエン100重量部に、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセ−7−エン(略称は、DBU)を有効成分として含むシランカップリング剤1重量部とシンロイヒ社製の有機系発光体マジックルミノパウダー(商品名:「EXL−A003S」)1重量部とを混合したものを用いた以外、実施例2と同じ条件にて製造を行った。
次に、比較例について説明する。
(比較例1)
プライマーとして、トルエン100重量部に、信越化学工業株式会社製のビニル系シランカップリング剤(商品名:「KBE−1003」)1重量部とシンロイヒ社製の有機系発光体マジックルミノパウダー(商品名:「EXL−A003S」)1重量部とを混合したものを用いた以外、実施例2と同じ条件にて製造を行った。
(比較例2)
プライマーとして、トルエン100重量部に、信越化学工業株式会社製のアクリロキシ系シランカップリング剤(商品名:「KBM−5103」)1重量部とシンロイヒ社製の有機系発光体マジックルミノパウダー(商品名:「EXL−A003S」)1重量部とを混合したものを用いた以外、実施例2と同じ条件にて製造を行った。
(比較例3)
プライマーとして、トルエン100重量部に、信越化学工業株式会社製のビニル系シランカップリング剤(商品名:「KBE−1003」)1重量部とシンロイヒ社製の有機系発光体マジックルミノパウダー(商品名:「EXL−A003S」)1重量部とを混合したものを用いた以外、実施例1と同じ条件にて製造を行った。
(比較例4)
プライマーとして、トルエン100重量部に、信越化学工業株式会社製のアクリロキシ系シランカップリング剤(商品名:「KBM−5103」)1重量部とシンロイヒ社製の有機系発光体マジックルミノパウダー(商品名:「EXL−A003S」)1重量部とを混合したものを用いた以外、実施例1と同じ条件にて製造を行った。
(比較例5)
信越化学工業株式会社製のスチリル系シランカップリング剤(商品名:「KBM−1403」)にトルエンを加えて30%の希釈液としたもの100重量部と、ブラックライトを照射することによって発光する有機系発光体マジックルミノパウダー(商品名:「EXL−A003S」)1重量部との混合液を、プラズマ処理層24の上に薄く塗布した以外、実施例4と同じ条件にて製造を行った。
(比較例6)
信越化学工業株式会社製のアクリロキシ系シランカップリング剤(商品名:「KBM−5103」)にトルエンを加えて30%の希釈液としたもの100重量部と、ブラックライトを照射することによって発光する有機系発光体マジックルミノパウダー(商品名:「EXL−A003S」)1重量部との混合液を、プラズマ処理層24の上に薄く塗布した以外、実施例4と同じ条件にて製造を行った。
2.性能評価
(1)発光特性
実施例1、実施例2、実施例5および実施例6の各条件にて得られた電子機器用部品のキートップ2等は透光性を有するため、電子機器の一部を構成する複数の構成部を貼り合わせる際、またはその工程を経た後に、ブラックライトを照射した。その結果、接着下地層7が発光し、その存在を確認することができた。
実施例3の条件にて得られたスイッチ基材11は(図2(D)に示す接着下地層17を有する)、通常の状態では無色透明である。卓上型ブラックライトランプ(商品名:「プライトルミナーF−02」)を用いてブラックライトを照射することによって、接着下地層17に含まれる発光体の発光が確認できた。同様に、実施例4の条件にて得られたシリコーンゴムシート21に(図3(E)に示す接着下地層25およびコート層26を有する)、卓上型ブラックライトランプ(商品名:「プライトルミナーF−02」)を用いてブラックライトを照射することによって、接着下地層25およびコート層26に含まれる発光体の発光が確認できた。
比較例1〜6の各条件にて得られた電子機器用部品についても実施例1〜6と同様の評価を行った結果、ブラックライトによる発光を確認できた。
なお、実施例4の条件にて得られたスイッチ基材11において、接着下地層25およびコート層26に含まれる各発光体を、それぞれ異なる色で発光する発光体とすると、混合色を確認することによって接着下地層25およびコート層26の両層の存在を確認できる。例えば、接着下地層25に含まれる発光体を緑色に発光する発光体とし、コート層26に含まれる発光体を青色に発光する発光体とした場合、水色の発光を確認できれば、接着下地層25およびコート層26の両層が存在することを確認できる。緑色または青色の発光しか確認できない場合には、接着下地層25またはコート層26のいずれか一方しか存在しないことを確認できる。さらに、何らの発光も認められない場合には、接着下地層25およびコート層26の両層とも存在しないことを確認できる。
また、複数存在するキートップ28の内、特定のキートップ28の直下の発光色を、他のキートップ28の直下の発光色と変えることにより、電子機器用部品の製造年月日を特定できるようにすることができる。例えば、接着下地層25を2層形成し、その内の1層(例えば、第1の接着下地層25とする。)の全領域を、ブラックライトを照射した際に赤色に発光する発光体を含む層とする。第1の接着下地層25の全体が赤色に発光する電子機器用部品を、2006年に製造されたものと決めておくことによって、電子機器用部品の製造年を特定することができる。さらに、「1」を表示したキートップ28の上半分の領域が青色に発光するように、もう一層の接着下地層25(第2の接着下地層とする。)におけるそのキートップ28の直下の部位に、ブラックライトを照射した際に青色に発光する発光体を含むようにする。キートップ28の上半分が青色に発光する場合に、そのキートップ28の数字が製造月を示すものと決めておくことによって、電子機器用部品の製造月を特定することができる。なお、製造月が10月、11月および12月の場合には、「0」を表示したキートップ28、「0」を表示したキートップ28と「1」を表示したキートップ28、および「0」を表示したキートップ28と「2」を表示したキートップ28の各上半分の直下の部位に、青色に発光する発光体を含むようにすると良い。さらに、「1」を表示したキートップ28の下半分の領域が青色に発光するように、その直下の部位に、ブラックライトを照射した際に青色に発光する発光体を含むようにする。キートップ28の下半分が青色に発光する場合に、そのキートップ28の数字が製造日を示すものと決めておくことによって、電子機器用部品の製造日を特定することができる。数字キーのみで足りない場合には、アスタリスク(*)、シャープ(#)、電話マーク等が表示されたキートップ28も利用することによって、1〜31日までの日を特定することができる。例えば、「1」を表示したキートップ28の下半分と「#」を表示したキートップ28の下半分が青色に発光する場合には、製造日が21日であると決めておくことができる。
このように、各キートップ28の数字、記号あるいは図柄と、各キートップ28内の領域を活用して、電子機器用部品の製造年月日を特定できるようにしておくと、電子機器用部品に不具合が生じた際に、その電子機器用部品の製造年月日を特定することによって、製造時の原因を探索することができる。また、その特定された製造年月日の前後数カ月あるいは数年の製品を回収しなければならない場合にも、回収対象を限定できるので、回収が容易になる。なお、他のキートップ28の発光によって、製造が午前か午後か、製造元の工場を特定できるようにしても良い。さらに、接着下地層25にバーコード等の情報を印刷して、製造年月日、製造元を特定できるようにしても良い。さらに、接着下地層25を1層とし、コート層26を利用することにより、接着下地層25を製造年特定用の層とし、コート層26を製造月日特定用の層とすることもできる。かかる技術は、実施例4の電子機器用部品のみならず、他の実施例の電子機器用部品にも同様に適用できる。また、発光色は、上記の例に限定されず、複数層の中の各発光体の色の組み合わせを任意に決めることができる。加えて、色の組み合わせを利用せずに、同じ種類の色を使い、発光体の量等を変えることにより発光の濃淡で、製造年月日、製造元等を識別できるようにしても良い。さらに、キートップ28内を上下に分けた領域ではなく、左右に分けた領域を製造月日を特定するための領域としても良い。
表1に、金属粒子(母体)に賦活材(発光中心)を付与した無機系微粒子発光体の種類と発光色を示す。
Figure 2008171698
元々、透明または半透明のシリコーンゴムの外観は、やや黄色味を帯びた色に見える。実施例1において使用した発光体は、表1中の青色に発光する発光体である。このため、かかる発光体を添加したプライマーを接着下地層とした場合、当該発光体が蛍光灯あるいは太陽光にわずかに含まれる紫外線に反応する。その結果、実施例1の条件によって得られた電子機器用部品を構成するシリコーンゴムは白っぽく見えた。キートップ2が抜き文字形状であって加飾層が無い場合あるいは加飾層があっても色の薄い場合、シリコーンゴムが白っぽく見えるといういわゆる蛍光漂白効果は、外観上、好ましい。
有機系発光体は、発光染料をアクリル系樹脂、アミノ系樹脂、ポリエステル系樹脂等に固溶化したものである。有機系発光体であっても、青系の色に発光するものであれば、上記無機系微粒子発光体と同様の効果が得られる。
(2)接着強度特性A
実施例2、実施例5、実施例6、比較例1および比較例2の各条件にて得られた電子機器用部品を、図4に示すような方法にて、接着剤9にて貼り合わされているキートップ2とキーシート5とを、それぞれ反対方向に引っ張った。かかる引張試験は、日本電産シンボ株式会社製の引張試験器(商品名:「FGC10」)を用いて行った。測定におけるクランプ30の垂直引き上げ速度は、50mm/minとした。かかる引張試験の後、その分離面を目視検査し、キーシート5が破壊されている場合には「○」、キートップ2とキーシート5とが容易に分離し、キーシートの破壊を伴わない場合には「×」と評価した。
表2に、引張試験の後の評価結果を示す。
Figure 2008171698
引張試験の結果、実施例2、実施例5および実施例6の各条件で作製した電子機器用部品では、キーシート5が破壊されていたが、比較例1および比較例2の各条件にて得られた電子機器用部品では、接着剤とシリコーンゴムとの間で界面剥離となり、キーシート5は破壊されていなかった。
(3)接着強度特性B
実施例1、実施例4、比較例3、比較例4、比較例5および比較例6の各条件にて得られた電子機器用部品を、65℃、95%Rhの高温高湿雰囲気下で240時間暴露した後、図4に示すような方法にて、キートップ2とキーシート5、あるいはキートップ28とシリコーンゴムシート(キーシート)21とを、それぞれ反対方向に引っ張った。引張試験機およびクランプ30の垂直引き上げ速度は、接着強度特性Aの測定と同一とした。かかる引張試験の後、その分離面を目視検査し、キーシート5,21が破壊されている場合には「○」、キートップ2,28とキーシート5,21とが容易に分離し、キーシート5,21の破壊を伴わない場合には「×」と評価した。
表3に、引張試験の後の評価結果を示す。
Figure 2008171698
引張試験の結果、実施例1および実施例4の各条件で作製した電子機器用部品では、キーシート5,21が破壊されていたが、比較例3〜6の各条件にて得られた電子機器用部品では、接着剤(あるいはウレタンコート層)とシリコーンゴムとの間で界面剥離となり、キーシート5,21は破壊されていなかった。
接着強度特性A,Bの評価結果から、シリコーンゴムとウレタン系あるいはポリカーボネート系樹脂とを接着する際のプライマーとして、アミノ系シランカップリング剤を含むプライマー、DBUを含むプライマー、あるいはトリエチルアミンを含むプライマーが適していることがわかる。
紫外線硬化型接着剤を用いた場合あるいはウレタンコート層を被着体とする場合には、N−2(アミノエチル)3−アミノプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業株式会社製の「KBM−603」)以外に、N−2(アミノエチル)3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン(信越化学工業株式会社製の「KBM−602」)、N−2(アミノエチル)3−アミノプロピルトリエトキシシラン(信越化学工業株式会社製の「KBE−603」)、3−アミノプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業株式会社製の「KBM−903」)、3−アミノプロピルトリエトキシシラン(信越化学工業株式会社製の「KBE−903」)が、プライマーとして有効であった。このため、紫外線硬化型接着剤を用いた場合あるいはウレタンコート層を被着体とする場合には、特に、アミノ系シランカップリング剤を含むアミノシラン系プライマーが適していると考えられる。
また、シアノアクリレート系接着剤を用いた場合には、DBUを含むプライマー以外に、1,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン(略称は、DBN)を含むプライマー、グアニジン系、ジメチルアミン系、トリメチルアミン系、アミノシラン系プライマーも有効であった。このため、アミジン類、グアニジン系、ジメチルアミン系、トリメチルアミン系、アミノシラン系のプライマーのように、有機アミン化合物に代表される塩基性物質を含むプライマーが適していると考えられる。
シリコーンゴムの表面は極性が小さいため、シリコーンゴムとポリカーボネート系あるいはウレタン系の被着体とを接着剤等を介して接着する際に、接着剤等を直接介在させるだけでは、接着効果が低い。このため、被着体の表面をプライマーによって改質し、接着剤等により接着しやすくする必要がある。上記各実施例と上記各比較例との比較によって明らかなように、アミノシラン系プライマーに代表される塩基性物質を含むプライマーは、難接着性であるシリコーンゴムとポリカーボネート系あるいはウレタン系の被着体とを接着する際のプライマーとして適していることがわかる。
以上、本発明に係る電子機器用部品の各実施例について説明したが、本発明に係る電子機器用部品は、本発明の要旨を逸脱しない限り、種々変形実施可能である。たとえば、電子機器用部品は、押釦スイッチ用部材以外の部品であっても良い。電子機器用部品が押釦スイッチ用部材である場合には、複数のスイッチを区分けするスリットを有し、一枚の部材で複数のキートップを形成するものであっても良い。
また、本発明の各実施例に係る電子機器用部品に用いられる接着下地層7,17,25、発光体、キートップ2,12,28、キーシート5,21およびスイッチ基材11には、本発明の各実施例において用いられたもの(材質・形状等)以外のものを用いることができる。
また、本発明の各実施例に係る電子機器用部品には、紫外線を吸収する紫外線吸収層を設けても良い。紫外線吸収層を設けることにより、接着下地層7,17,25またはキートップ2,12,28が、必要な時以外の紫外線照射によって劣化するのを抑制できる。例えば、実施例3に係る電子機器用部品のキートップ12の外表面を被覆するコート層18に、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(好適な例として、チバ・スペシャリティ・ケミカル株式会社製の「TINUVIN(登録商標)928」(商品名))を含ませること等によって、コート層18を紫外線吸収層とすることができる。また、紫外線の吸収を効率良くするために、紫外線吸収層に、紫外線吸収剤の他に、例えば、ヒンダードアミン系光安定剤(HALS:Himdered Amine Light Stabilizer、好適な例として、チバ・スペシャリティ・ケミカル株式会社製の「TINUVIN(登録商標)123」(商品名))を含ませても良い。
また、本発明の各実施例に係る電子機器用部品には、紫外線を散乱させる散乱剤を、接着下地層7,17,25に含ませても良い。その結果、接着下地層7,17,25が効率的に発光する。散乱剤を含ませた電子機器用部品は、接着下地層7,17,25またはキートップ2,12が紫外線照射によって劣化し難いものである場合に好適である。散乱剤には、酸化チタン、酸化亜鉛等を用いることができる。
また、発光体は、紫外線照射時にのみ発光する蛍光体以外に、紫外線照射後に一定時間の間発光を継続する燐光体(蓄光体)であっても良い。さらに、紫外線吸収層あるいは散乱剤を用いない場合、粒子径が50nm以下の発光体を用いることによって、紫外線等の照射時以外には、透明に見えるようにすることもできる。一般に、光散乱係数は、粒子径の6乗に比例する。このため、添加する発光体の粒子径が小さいほど、光散乱効果を小さくすることができる。可視光波長の十分の一以下の粒子径であれば、可視光領域の光散乱が無視できるくらいに低減される。したがって、粒子径が50nm以下の発光体を用いるのが望ましい。
実施例1における製造工程を説明するための図である。 実施例3における製造工程を説明するための図である。 実施例4における製造工程を説明するための図である。 各実施例および各比較例の条件にて作製された電子機器用部品の接着強度特性を調べるための引張試験方法を示す図である。
符号の説明
2 キートップ
5 キーシート
7 接着下地層
12 キートップ
17 接着下地層
18 コート層
21 シリコーンゴムシート(キーシート)
25 接着下地層
28 キートップ

Claims (4)

  1. 電子機器の一部を構成する電子機器用部品であって、
    その電子機器用部品を構成している複数の構成部の間に、紫外線照射によって発光する発光体を含む接着下地層を有し、
    当該接着下地層は、上記電子機器用部品を特定するための色若しくは形態を認識可能に発光することを特徴とする電子機器用部品。
  2. 前記接着下地層の全周囲若しくは一部周囲に、前記構成部の外部から入射する紫外線を吸収するための紫外線吸収層を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器用部品。
  3. 押釦スイッチ用部材の形態を有し、
    前記複数の構成部を、キートップと当該キートップを配置するためのキーシートとし、
    前記接着下地層を、上記キートップと上記キーシートとの間に存在するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器用部品。
  4. 押釦スイッチ用部材の形態を有し、
    前記複数の構成部を、キートップと当該キートップの外表面を被覆するコート層とし、
    上記コート層を形成する前処理として、前記接着下地層を上記キートップと上記コート層との間に存在するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器用部品。
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