JPH1186667A - 押釦スイッチ用カバー部材の製造方法 - Google Patents

押釦スイッチ用カバー部材の製造方法

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JPH1186667A
JPH1186667A JP9250144A JP25014497A JPH1186667A JP H1186667 A JPH1186667 A JP H1186667A JP 9250144 A JP9250144 A JP 9250144A JP 25014497 A JP25014497 A JP 25014497A JP H1186667 A JPH1186667 A JP H1186667A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴム弾性体から成形したカバー基体上に硬質
樹脂から成形したキートップを接着し、指触感を高めた
押釦スイッチ用カバー部材を効率良く製造する。 【解決手段】 カバー基体のキートップとの接着面側に
紫外線を照射し、接着面側を洗浄するとともに接着面側
に接着適性を付与する紫外線照射工程と、紫外線照射工
程を経たカバー基体のキートップとの接着面側に、プラ
イマーを塗布するプライマー塗布工程と、キートップの
カバー基体との接着面に紫外線硬化型接着剤からなる接
着剤層を形成する接着剤層形成工程と、キートップとカ
バー基体とを接着剤層を介して貼り合わせる貼合せ工程
と、接着剤層に紫外線を照射し、接着剤層を硬化させる
接着剤層硬化工程とを含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコン、電話、
OA機器又はゲーム機器等に用いられ、特にキートップ
を硬質樹脂から形成して指触感を向上させた押釦スイッ
チ用カバー部材の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の押釦スイッチ用カバー部材におい
て、押釦の指触感の向上のため、キートップを硬質樹脂
から形成したものが知られている。この押釦スイッチ用
カバー部材の製造方法としては、先ず、カバー基体をゴ
ム弾性体から成形するとともに、キートップを硬質樹脂
から成形する。そして、成形したキートップをニッパー
等で切り離し、両面粘着テープやシリコーン系接着剤を
用いてカバー基体の上面にキートップを貼り合わせる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
押釦スイッチ用カバー部材の製造方法において、両面粘
着テープを用いてカバー基体とキートップとを接着した
場合には、接着力が不十分となり、接着後の製造過程で
キートップに衝撃が加わったとき等に位置ズレが生じる
場合があるという問題があった。また、シリコーン系接
着剤を用いて接着した場合には、接着剤の乾燥に時間が
かかるという問題があった。
【0004】さらに、シリコーン系接着剤は、熱硬化型
接着剤であるので、カバー基体とキートップとを貼り合
わせた後に加熱処理して接着剤を硬化させる必要がある
が、この加熱温度とカバー基体やキートップの材質との
組み合わせによっては、カバー基体やキートップが変形
してしまい、品質低下の原因になるという問題があっ
た。さらにまた、キートップの成形後には、作業者がキ
ートップを1つずつ切り離して使用するので、製造効率
が悪いという問題があった。
【0005】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、ゴム弾性体から成形したカバー基体上に硬質樹脂
から成形したキートップを接着して、指触感を向上させ
た押釦スイッチ用カバー部材を効率良く製造することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明(押釦スイッチ用カバー部材の製
造方法)は、スイッチ作動部と非作動部とを有するゴム
弾性体からなるカバー基体の前記スイッチ作動部上に、
硬質樹脂製のキートップを接着して構成した押釦スイッ
チ用カバー部材の製造方法において、前記カバー基体の
前記キートップとの接着面側に紫外線を照射し、前記接
着面側を洗浄するとともに前記接着面側に接着適性を付
与する紫外線照射工程と、前記紫外線照射工程を経た前
記カバー基体の前記キートップとの接着面側に、プライ
マーを塗布するプライマー塗布工程と、前記キートップ
の前記カバー基体との接着面側に、紫外線硬化型接着剤
からなる接着剤層を形成する接着剤層形成工程と、前記
キートップの前記接着剤層の形成面と、前記カバー基体
の前記スイッチ作動部の表面側とを、前記接着剤層を介
して貼り合わせる貼合せ工程と、前記接着剤層に紫外線
を照射し、前記接着剤層を硬化させる接着剤層硬化工程
とを含むことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の押釦
スイッチ用カバー部材の製造方法において、前記キート
ップを熱可塑性樹脂から成形し、前記接着剤層形成工程
前に、前記キートップの成形により生じたランナー及び
ゲートを、加熱した刃によって打ち抜く打ち抜き工程を
含むことを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の押釦スイッチ用カバー部材の製造方法におい
て、前記カバー基体、前記キートップ及び前記接着剤層
を光透過性を有する材料から形成し、前記接着剤層形成
工程前に、前記キートップの前記カバー基体との接着面
側に、文字、図形又は記号からなる表示部を印刷する印
刷工程を含むことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明においては、紫外線照射工程に
より、成形後のカバー基体のキートップとの接着面が洗
浄等され、次のプライマー塗布工程により、その接着面
にプライマーが塗布される。また、接着剤層形成工程に
より、成形後のキートップのカバー基体との接着面に紫
外線硬化型接着剤からなる接着剤層が形成される。そし
て、貼合せ工程によりキートップとカバー基体とが貼り
合わせられ、接着剤層硬化工程により接着剤層が硬化さ
れて、押釦スイッチ用カバー部材が製造される。
【0010】請求項2の発明においては、接着剤層形成
工程前に、打ち抜き工程により、キートップの成形によ
り生じたランナー及びゲートが除去される。請求項3の
発明においては、接着剤層形成工程前に、印刷工程によ
り、キートップのカバー基体との接着面側に文字、図形
又は記号からなる表示部が形成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。本発明は、ゴム弾性体
からなるカバー基体を成形するとともに、硬質樹脂製の
キートップを成形して、このカバー基体上にキートップ
を貼り合わせることにより、押釦スイッチ用カバー部材
を製造するものである。
【0012】A.第1実施形態 図1は、本発明の製造方法により製造される押釦スイッ
チ用カバー部材の第1実施形態(カバー部材10)を示
す断面図である。カバー部材10において、カバー基体
11の材料は、ウレタンゴム、アクリルゴム、ブチルゴ
ム、シリコーンゴム、イソプレンゴム若しくはEPDM
(エチレン−プロピレン−ジエン3元共重合体)等の合
成ゴム、天然ゴム又はポリエステル系若しくはウレタン
系等の熱可塑性エラストマーから任意に選択される。
【0013】カバー基体11は、スイッチ作動部11a
と非作動部11bとが略ドーム状(逆椀状)の薄肉部1
1cにより連結されたものである。カバー基体11の厚
みは、一般的には、0.1〜0.5mm程度(薄肉部1
1c)、及び1.0〜3.5mm程度(スイッチ作動部
11a、非作動部11b)である。スイッチ作動部11
aが上面側から押されると、ゴム弾性体の持つ弾性作用
により薄肉部11cが変形してスイッチ作動部11aが
下方向に弾性移動可能となっている。ここで、略ドーム
状の薄肉部11cにより、良好な押圧感を与える。
【0014】一方、カバー基体11の裏面側には、凸状
の接点取付部11dが設けられており、この接点取付部
11dには導電性可動接点15が取り付けられる。そし
て、カバー部材10がケーシング(携帯電話機等)に実
装されたときは、カバー基体11の下側には回路基板6
0が配置され、カバー基体11の導電性可動接点15と
回路基板60側の固定接点(電気接点)61とが接触可
能に対向配置される。カバー基体11は、キートップ1
2とは別個に金型等で成形(圧縮成形や射出成形等)さ
れる。また、導電性可動接点15は、二色成形でカバー
基体11の成形と同時に、又はカバー基体11の成形と
は別個の工程で接着等で設けられる。
【0015】キートップ12の材料は、ショアD硬度が
40〜80度程度の硬質樹脂であって、特に本実施形態
では、アクリル系、メタクリル系、ポリエステル系又は
ポリカーボネート系の熱可塑性樹脂から選択される。キ
ートップ12に熱可塑性樹脂を用いるのは、本実施形態
では後述する打ち抜き工程(キートップ12の成形後に
ランナー及びゲートを加熱した刃によって打ち抜くこ
と)を容易に行うためである。さらに、本実施形態のよ
うに打ち抜き工程を行う場合には、白化を生じさせない
熱可塑性樹脂を選定することが好ましい。なお、打ち抜
き工程を行わない場合には、熱可塑性樹脂以外の樹脂を
用いても良い。キートップ12の成形は、熱可塑性樹脂
の一般的成形方法である射出成形により行われるが、そ
の他の圧縮成形等によることも可能である。図2は、成
形後のランナー及びゲートに連結された状態のキートッ
プ12を示す斜視図である。
【0016】そして、本発明では、図3に示す製造工程
により、別個に成形したカバー基体11とキートップ1
2とから、所定の工程を経てカバー部材10を製造す
る。先ず、カバー基体11のキートップ12との接着面
に紫外線を照射する(紫外線照射工程)。続いて、この
カバー基体11にプライマーを塗布する(プライマー塗
布工程)。
【0017】一方、キートップ12の成形後、本実施形
態では、接着剤層形成工程前に、キートップ12の成形
により生じたランナー及びゲートを加熱した刃によって
打ち抜く(打ち抜き工程)。その後に、キートップ12
のカバー基体11との接着面に紫外線硬化型接着剤13
からなる接着剤層を形成する(接着剤層形成工程)。続
いて、キートップ12の接着剤層の形成面とカバー基体
11のプライマーの塗布面とを貼り合わせ(貼合せ工
程)、接着剤層に紫外線を照射して接着剤層を硬化させ
る(接着剤層硬化工程)。
【0018】次に、上記各工程について詳細に説明す
る。 (紫外線照射工程)先ず、紫外線照射炉を用いて、カバ
ー基体11のキートップ12との接着面に紫外線を照射
する。これにより、カバー基体11のキートップ12と
の接着面に付着している油分や汚れを分解して接着面を
洗浄するとともに、この接着面に接着適性を付与する。
本実施形態での紫外線照射炉は、出力25〜450W、
波長184.9nm及び253.7nmの紫外線を発光
する紫外線照射ランプを4〜8本備える。また、カバー
基体11は、紫外線照射炉内において、網又は板の上
に、スイッチ作動部11aの突出面側(キートップ12
との接着面側)が紫外線照射ランプ側を向くように載置
され、かつ重ならないように配列される。
【0019】そして、紫外線照射ランプから積算光量が
1200〜6000mJ/cm2 程度の紫外線を照射す
ることにより適量のオゾンを発生させ、その酸化力でカ
バー基体11のスイッチ作動部11a突出面側に付着し
た油分や蛋白質系の介在物を分解してカバー基体11表
面の洗浄を行うとともに、この面に微細な凹凸を形成さ
せて改質を行い、接着適性を付与する。なお、紫外線照
射炉は、バッチ処理方式又はコンベア方式のいずれであ
っても良い。また、紫外線照射ランプとしては、波長2
53.7nmの紫外線が90%程度、184.9nmの
紫外線が数%放射される汎用型の低圧水銀灯を使用する
ことができる。
【0020】(プライマー塗布工程)プライマーの塗布
は、接着表面の改質及び接着力の向上等のために行うも
のである。特に、本発明のように異種材質間で接着する
場合や、さらにカバー基体11にシリコーンゴムを用い
た場合には、必要である。上述の紫外線照射工程を経た
カバー基体11を網又は板の上に配列し、カバー基体1
1のスイッチ作動部11aの突出面側にスプレーガンや
ノズル等を用いてプライマーを塗布する。ここで、スプ
レーガンやノズル等は、カバー基体11が載置された網
又は板の面と平行な方向に移動可能に構成されている。
そして、例えばカバー基体11の上方約250mmの高
さの位置から、霧化圧1.5kg/cm2 程度、吐出量
毎分10〜20g程度のプライマーを射出する。プライ
マーとしては、例えばメタノール又はエタノールにより
5〜10wt%に希釈した合成有機シラン化合物が用い
られる。なお、スプレーガンやノズル等の先端部を洗浄
するために、バルブ等によってメタノール又はエタノー
ルのみを吐出できるようにすることが好ましい。
【0021】(打ち抜き工程)一方、キートップ12の
成形後は、カバー基体11との接着前に、抜き打ち工程
でキートップ12のランナーやゲートを切断除去する。
図4は、この打ち抜き工程で使用する打ち抜き装置20
の概略構成を示す図である。キートップ12を載置する
ための下治具21は、高さ調整用の架台22上の下台2
3に固定されている。下治具21の上面側の四隅には、
キートップ12を位置決めするためのテーパーピン21
aが設けられており、下面側には2つの位置決め用ブッ
シング(図示せず)が設けられている。さらに下治具2
1には、キートップ12を吸着固定するための吸引孔
(図示せず)が形成されている。
【0022】一方、架台22上に設けられたシャフト2
5の上端部には天板26が取り付けられ、この天板26
上にエアーシリンダー27が設けられている。また、可
動板28は、エアーシリンダー27からの動力によって
シャフト25に沿って昇降可能に取り付けられている。
可動板28の下側には、それぞれ温調板29、断熱板3
0、刃治具取付板31及び刃治具32が連結されてい
る。
【0023】刃治具32は、キートップ12のランナー
やゲートの余剰部分を切断するためのものである。刃治
具取付板31は、刃治具32を位置決めするとともに着
脱自在にするものである。温調板29は、刃治具32表
面を100〜130℃に温度調節するためのものであ
り、ヒーター(図示せず)を備えている。断熱板30
は、温調板29の熱が他の部分に伝わるのを防止するた
めのものである。さらにまた、図示しないが、断熱板3
0からの熱を冷却するために、40℃程度に温度調節さ
れた冷却水を循環させた冷却板が設けられている。
【0024】図5は、図4の刃治具32を詳細に示す図
である。図中(a)において、刃治具32は、スリット
状の穴32bを設けたアルミ板32aから形成されてい
る。この穴32bは、下治具21にキートップ12が位
置決めされたときの、キートップ12のランナー及びゲ
ートが連結している位置に設けられている。そして、こ
の穴32bには、図中(b)に示すように下端部に切れ
刃を有するチップ状の刃32cが挿入されている(図中
(c))。また、アルミ板32aの下面側には、発泡シ
リコーンゴムシートからなり切断時にキートップ12を
押さえる押さえ板32dが両面粘着テープ等により接着
されている。
【0025】刃治具32(刃32c)表面が温調板29
により上記温度に加熱され、エアーシリンダー27にエ
アー(圧力2〜5kg/cm2 程度)が供給されると、
可動板28は下治具21に向かって下降される。ここで
の可動板28の下降速度は、上記温度及び圧力によりキ
ートップ12を溶断できる程度の速度であれば良い。そ
して、可動板28が下端位置で5〜10秒程度停止する
ことにより、キートップ12のランナーやゲート等の余
剰部分が切断除去される。すなわち、熱可塑性樹脂であ
るキートップ12が刃32cの熱によって溶融温度とな
り、ランナーやゲートが溶融切断される。ここで、キー
トップ12のランナーやゲートを加熱しない刃で切断し
た場合には、キートップ12にクラック、バリ及び欠け
(一部破損)を生じさせ、外観や品質を低下させる場合
がある。しかし、本実施形態のように加熱した刃治具3
2(刃32c)により切断すれば、キートップ12に過
剰なせん断力が加わることなく、クラック等を生じさせ
ないで、ランナーやゲートを滑らかに切断することがで
きる。
【0026】(接着剤層形成工程)キートップ12のラ
ンナーやゲートを上述のようにして除去した後に、キー
トップ12の裏面側(カバー基体11との接着面側)に
紫外線硬化型接着剤からなる接着剤層を形成する。特に
本実施形態では、可動ピン41cを有する転写治具41
(図6及び図7)を用いて接着剤を転写するものであ
る。図6は、接着剤層形成工程で使用する接着剤転写装
置40の概略構成を示す図である。転写治具41は、エ
アーシリンダー42(42a及び42b)により、それ
ぞれ左右方向および上下方向に移動自在に設けられてい
る。また、接着剤漕43内の接着剤(紫外線硬化型接着
剤)は、定量吐出装置により一定に保たれている。
【0027】先ず、転写治具41を接着剤漕43側に移
動し、転写治具41の先端部を0.5mm〜1mm程
度、接着剤漕43内の接着剤に浸す。そして、転写治具
41に一定量の接着剤が付着したら、その転写治具41
を、エアーシリンダー42aによりキートップ12を吸
着支持している下治具21の上方に移動する。なお、下
治具21は、コンベアー44により所定位置に位置決め
されている。続いて、転写治具41を、エアーシリンダ
ー42bにより下治具21に向かって下降させ、キート
ップ12裏面に転写治具41の先端部(接着剤が付着さ
れた部分)を接触させることにより、キートップ12の
裏面に接着剤を転写して、接着剤層を形成する。
【0028】図7は、図6の転写治具41を詳細に示す
図である。図中(a)において、転写治具41は、アル
ミ板41aに、キートップ12に対応する位置に直径1
〜3mm程度の穴41bを形成したものである。そし
て、この穴41bには、可動ピン41cが挿入されてい
る(図中、(c))。また、図中(b)に示すように、
可動ピン41cの先端には、接着剤の表面張力によるキ
ートップ12との密着を避けることにより、余分な接着
剤がキートップ12に転写しないようにするための直径
0.5mm程度の半球状の凸部41dが設けられてい
る。以上の構成により、可動ピン41cがキートップ1
2に接触した後は、エアシリンダー42bの下降量によ
らず、一定の位置まで可動ピン41cが浮動する。
【0029】以上の接着剤の転写は、キートップ12に
対して行うものであるが、カバー基体11に対して行う
ことも可能である。すなわち、プライマー塗布工程を経
たカバー基体11のキートップ12との接着面に、上述
と同様の方法により接着剤を転写すれば良い。また、こ
のときは、カバー基体11を下治具21等により位置決
めするとともに、転写治具41の各可動ピン41cを、
カバー基体11のキートップ12との接着面の位置に配
置すれば良い。なお、本発明の接着剤層形成工程は、上
述した接着剤の転写に限られるものではない。例えば、
はけ、スプレー又は印刷(スクリーン印刷等)を用いて
接着剤を塗布(塗装及び塗工を含む)することにより、
接着剤層を形成することも可能である。ただし、上記実
施形態等のように、転写により接着剤層を形成すれば、
一定パターンで接着剤層を形成することができるので、
接着予定領域以外への接着剤の付着を防止することがで
きる。
【0030】(貼合せ工程)次の貼合せ工程では、上述
のカバー基体11とキートップ12とを対向配置し、接
着剤層を介して両者を貼り合わせる。図8は、カバー基
体11を載置するための上治具51を示す図である。図
中(a)に示すように、上治具51の四隅には、下治具
21のテーパーピン21a(図4参照)と嵌合されるブ
ッシング51aが設けられており、これらのテーパーピ
ン21aとブッシング51aとにより、上治具51と下
治具21とが位置決めされる。
【0031】上治具51はアルミ板より形成されてお
り、この表面にはカバー基体11の裏面側形状に対応す
る形状をなす嵌合部51bが切削加工等によって形成さ
れている。さらに、カバー基体11の接点取付部11d
に対応する位置には、カバー基体11を真空吸着するた
めの穴51cが形成されている(図中、(b))。そし
て、カバー基体11が吸着された上治具51と、キート
ップ12が吸着された下治具21とを対向配置し、上治
具51を下治具21に対して下降させ、カバー基体11
とキートップ12とを、接着剤層を介して貼り合わせ
る。
【0032】ここで、上治具51が下降する直前には、
下治具21の位置決めが一旦開放され、下治具21のテ
ーパーピン21aと上治具51のブッシング51aとを
位置決めすることにより、上治具51と下治具21とを
位置決めする。その後、カバー基体11を吸着していた
上治具51の穴51cから圧力1〜2kg/cm2 程度
の空気を噴出し、カバー基体11を上治具51から解放
し、上治具51を上方に退避させて、貼合せを終了す
る。ここでの貼合せ時のカバー基体11とキートップ1
2との間の隙間は、0〜0.2mm程度に調整するのが
好ましい。
【0033】(接着剤層硬化工程)貼合せが終了したキ
ートップ12とカバー基体11との一体品(以下、「貼
合せ品」という。)が下治具21に載置された状態で、
紫外線照射装置により接着剤層を硬化させる。本実施形
態での紫外線照射装置は、紫外線照射ランプと、ミラー
と、排気ファンとを備える。紫外線照射ランプは、出力
80〜120W/cm、発光波長300〜450nmの
長波長紫外線を発光するものであり、例えば汎用の高圧
水銀ランプ又はメタルハライドランプが用いられる。ミ
ラーは、紫外線照射ランプ近傍に配置され、紫外線を集
光するものである。排気ファンは、紫外線照射ランプの
上部に配置され、紫外線照射ランプを空冷して紫外線照
射ランプの周囲を800℃程度に保つように予め調節さ
れ、紫外線照射ランプから上記波長の紫外線を効率良く
発光させるものである。
【0034】ここで、紫外線照射ランプと貼合せ品のカ
バー基体11表面との間の距離は、100〜130mm
に設定するのが効率の点で好ましい。また、紫外線の積
算光量は、3000〜5000mJ/cm2 程度が好ま
しい。紫外線は、カバー基体11側から照射されると、
カバー基体11を介して接着剤層に到達し、接着剤層を
硬化させる。接着剤層の硬化後は、貼合せ品の取り出し
が行われる。ここで、汎用の真空パッド又はバキューム
ノズル等を用い、切断されたランナーやゲートを同時に
除去することが好ましい。
【0035】B.第2実施形態 続いて、本発明の第2実施形態について説明する。図9
(a)及び(b)は、それぞれ、本発明の製造方法によ
り製造される押釦スイッチ用カバー部材の第2実施形態
(カバー部材10A及び10B)を示す断面図であり、
図1に対応するものである。また、図10は、本発明の
第2実施形態の製造工程を示す流れ図であり、図3に対
応するものである。
【0036】図9に示すカバー部材10A又は10Bに
おいて、カバー基体11、キートップ12及び接着剤層
13は、いずれも光透過性を有する材料からなるもので
ある。そして、キートップ12の底面側(カバー基体1
1との接着面側)には、文字、図形又は記号からなる表
示部14又は14Aが形成されている。表示部14又は
14Aは、キートップ12の上面側から見た場合に、平
面形状で文字等を表現するものである。
【0037】この表示部14又は14Aは、図10に示
すように、キートップ12の成形後打ち抜き工程前に、
印刷工程を行うことにより形成される。なお、この印刷
工程は、打ち抜き工程後接着剤層形成工程前に行うこと
も可能である。しかし、打ち抜き工程前は、キートップ
12がランナーによって連接されているので、特別な治
具等を用いないで印刷することができるため、本実施形
態では打ち抜き工程前に印刷工程を行う。
【0038】図9(a)の例では、キートップ12の底
面側に遮光性着色層である表示部14を設けた例を示し
ている。この遮光性着色層は、例えばカーボンブラック
等の黒色顔料又は青色若しくは赤色顔料を配合した遮光
性インキにより、スクリーン印刷等により形成したもの
である。また、図9(b)の例では、遮光性着色層14
aと透光性着色層14bとからなる表示部14Aを設け
た例を示している。遮光性着色層14aは、文字等を抜
き文字として表現したものであって、上述と同様に形成
したものである。また、透光性着色層14bは、酸化チ
タン等の白色系顔料や有彩色の顔料等を配合した透光性
インキにより、スクリーン印刷等により遮光性着色層1
4a上に重ねて形成したものである。
【0039】表示部14、14Aを上述のように形成す
れば、キートップ12の上面を文字等のない平滑な面に
することができ、さらに長期使用による文字等の摩耗の
発生を防止することができる。さらに、カバー部材10
A又は10Bがケーシングに取り付けられた場合には、
図9に示すように、カバー部材10A又は10Bの下側
には、発光体としてのLED62を設けた回路基板60
Aが配置され、照光式の押釦スイッチとすることができ
る。すなわち、ケーシング(携帯電話機等)の使用時に
LED62が発光すると、その光がカバー基体11及び
キートップ12を透過するので、暗所においても、表示
部14又は14Aにより表される文字等の視認性を確保
することができる。
【0040】なお、前述の第1実施形態では、キートッ
プ12に文字等の表示部を形成する例を示していない
が、キートップ12の色とは異なる色の顔料を配合した
インキを用いて、キートップ12の天面側にスクリーン
印刷等で文字等の表示部を形成できるのは勿論である。
【0041】
【実施例】次に、この発明の実施例を説明する。 1.カバー基体11の成形 シリコーンゴムコンパウンドDY32−6014U(東
レ・ダウコーニング・シリコーン(株)社製商品名)1
00重量部と、架橋材(硬化材)RC−8(東レ・ダウ
コーニング・シリコーン(株)社製商品名)0.5重量
部からなる原料を、成形温度180℃、成形時間5分、
成形圧力180kg/cm2 の条件で圧縮成形し、厚さ
0.5mmの光透過性を有するシリコーンゴム製のカバ
ー基体11を成形し、これを乾燥温度200℃、乾燥時
間60分にて乾燥させた。 2.紫外線照射工程 上記カバー基体11を、バッチ式紫外線照射炉VUM−
3073−B((株)オーク製作所社製商品名)にて、
184.9nm及び253.7nmの両波長の紫外線を
1200mJ/cm2 の条件で照射した。
【0042】3.プライマー塗布工程 カバー基体11の紫外線を照射した表面に、プライマー
(ケムロック607(ロード・ファー・イースト・イン
コーポレイテッド社製商品名)50wt%とメタノール
50wt%との混合品)20gを、カバー基体11より
垂直上方300mmの位置から霧化圧1.4kg/cm
2 の条件で塗布した。スプレーノズルには、ルミナーS
T−6(ノズル径0.5mm;FUSOU SEIK
I.JAPAN社製商品名)を用いた。 4.キートップ12の成形 キートップ12を、光透過性を有するアクリル系の熱可
塑性樹脂で射出成形した。 5.印刷工程 上記キートップ12のカバー基体11との接着面側に、
アクリル系塗料セリコールVG(帝国インキ製造(株)
社製商品名)にて、文字、図形又は記号からなる表示部
14をスクリーン印刷により形成した。
【0043】6.打ち抜き工程 上記キートップ12を下治具21に吸着固定し、ランナ
ー及びゲート等の余剰部分を、110〜115℃に加熱
した刃治具32により圧力2kg/cm2 にて切断除去
した。 7.接着剤層形成工程 キートップ12の裏面側(カバー基体11との接着面
側)に、光透過性を有する紫外線硬化型接着剤ケミシー
ル5X845C(ケミテック(株)社製商品名)を転写
治具41にて転写し、キートップ12に接着剤層を形成
した。
【0044】8.貼合せ工程 カバー基体11を吸着固定した上治具51と、キートッ
プ12を吸着固定した下治具21とを、貼り合わせた。
貼合せ後は、キートップ12を下治具21に吸着固定し
たままで、上治具51を退避させた。 9.接着剤層硬化工程 紫外線照射コンベアーを用い、300〜450nmの波
長の紫外線を、積算光量4000mJ/cm2 の条件に
て、カバー基体11側から照射し、接着剤層を硬化させ
た。紫外線照射ランプには、メタルハライドランプであ
るM015L312(出力120W/cm、アイグラフ
ィックス(株)社製商品名)を用いた。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、キートップと
カバー基体とを短時間で確実に接着することができ、指
触感を向上させた高品質の押釦スイッチ用カバー部材を
効率良く製造することができる。そして、両面粘着テー
プを使用しないのでキートップの位置ズレを発生させ
ず、また、接着後に加熱する必要がないのでカバー基体
やキートップの変形等を防止することができる。
【0046】さらに、請求項2の発明によれば、キート
ップ切断面の品位の向上を図るとともに、製造効率をさ
らに高めることができる。さらにまた、請求項3の発明
によれば、本発明の製造方法により、光透過性のあるキ
ートップを備えた照光式の押釦スイッチ用カバー部材を
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法により製造される押釦スイッ
チ用カバー部材の第1実施形態を示す断面図である。
【図2】成形後のランナー及びゲートに連結された状態
のキートップを示す斜視図である。
【図3】本発明による製造方法の第1実施形態の製造工
程を示す流れ図である。
【図4】本発明の打ち抜き工程で使用する打ち抜き装置
の概略構成を示す図である。
【図5】図4の刃治具を詳細に示す図であり、(a)は
刃治具の平面図、(b)は刃を示す図、(c)は刃が穴
に挿入された状態を示す図である。
【図6】接着剤層形成工程で使用する接着剤転写装置の
概略構成を示す図である。
【図7】図6の転写治具を詳細に示す図であり、(a)
は転写治具の平面図、(b)は可動ピンを詳細に示す
図、(c)は可動ピンが穴に挿入された状態を示す図で
ある。
【図8】カバー基体を載置するための上治具を示す図で
あり、(a)は上治具の平面図、(b)は上治具及びこ
れに吸着されるカバー基体を示す側面図である。
【図9】本発明の製造方法により製造される押釦スイッ
チ用カバー部材の第2実施形態を示す断面図であり、
(a)、(b)はそれぞれ異なった実施形態を示す。
【図10】本発明による製造方法の第2実施形態の製造
工程を示す流れ図である。
【符号の説明】
10、10A、10B カバー部材 11 カバー基体 11a スイッチ作動部 11b 非作動部 11c 薄肉部 11d 接点取付部 12 キートップ 13 接着剤層 14、14A 表示部 15 導電性可動接点 20 打ち抜き装置 21 下治具 22 架台 23 下台 25 シャフト 26 天板 27 エアーシリンダー 28 可動板 29 温調板 30 断熱板 31 刃治具取付板 32 刃治具 40 接着剤転写装置 41 転写治具 42(42a、42b) エアーシリンダー 43 接着剤漕 44 コンベアー 51 上治具 60、60A 回路基板 61 固定接点 62 LED

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ作動部と非作動部とを有するゴ
    ム弾性体からなるカバー基体の前記スイッチ作動部上
    に、硬質樹脂製のキートップを接着して構成した押釦ス
    イッチ用カバー部材の製造方法において、 前記カバー基体の前記キートップとの接着面側に紫外線
    を照射し、前記接着面側を洗浄するとともに前記接着面
    側に接着適性を付与する紫外線照射工程と、 前記紫外線照射工程を経た前記カバー基体の前記キート
    ップとの接着面側に、プライマーを塗布するプライマー
    塗布工程と、 前記キートップの前記カバー基体との接着面側に、紫外
    線硬化型接着剤からなる接着剤層を形成する接着剤層形
    成工程と、 前記キートップの前記接着剤層の形成面と、前記カバー
    基体の前記スイッチ作動部の表面側とを、前記接着剤層
    を介して貼り合わせる貼合せ工程と、 前記接着剤層に紫外線を照射し、前記接着剤層を硬化さ
    せる接着剤層硬化工程とを含むことを特徴とする押釦ス
    イッチ用カバー部材の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の押釦スイッチ用カバー
    部材の製造方法において、 前記キートップを熱可塑性樹脂から成形し、 前記接着剤層形成工程前に、前記キートップの成形によ
    り生じたランナー及びゲートを、加熱した刃によって打
    ち抜く打ち抜き工程を含むことを特徴とする押釦スイッ
    チ用カバー部材の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の押釦スイ
    ッチ用カバー部材の製造方法において、 前記カバー基体、前記キートップ及び前記接着剤層を光
    透過性を有する材料から形成し、 前記接着剤層形成工程前に、前記キートップの前記カバ
    ー基体との接着面側に、文字、図形又は記号からなる表
    示部を印刷する印刷工程を含むことを特徴とする押釦ス
    イッチ用カバー部材の製造方法。
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