JP2003182598A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JP2003182598A JP2001382276A JP2001382276A JP2003182598A JP 2003182598 A JP2003182598 A JP 2003182598A JP 2001382276 A JP2001382276 A JP 2001382276A JP 2001382276 A JP2001382276 A JP 2001382276A JP 2003182598 A JP2003182598 A JP 2003182598A
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泰 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】イグニッションスイッチのオフ後、予め設定さ
れた所定の遅延時間経過前にイグニッションスイッチが
再びオンされた際のアシスト開始遅れを防止することが
できる電動パワーステアリング装置を提供する。 【解決手段】イグニッションスイッチがオフされてから
予め設定された遅延時間経過後に制御装置は電源リレー
37及びモータリレー36をそれぞれオフするようにし
た。そして、前記遅延時間経過前に再びイグニッション
スイッチがオンされたとき制御装置はイニシャルチェッ
クを行うことなく予め設定されたアシスト起動条件(エ
ンジン回転数NE>470rpm)の入力待機状態とす
るようにした。このため、前記遅延時間経過前に再びイ
グニッションスイッチがオンされたとき、すぐにアシス
ト開始可能となる。従って、再イグニッションスイッチ
オン後のアシスト開始遅れを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動パワーステア
リング装置に係り、詳しくはイグニッションスイッチが
オフされ、予め設定された所定の遅延時間内に再びイグ
ニッションスイッチがオンされたときの処理に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の電動パワーステアリング装置と
しては次のようなものが知られている。即ち、図6に示
すように、電動パワーステアリング装置51は、CPU
等からなる電動パワーステアリング制御装置52を備え
ており、同電動パワーステアリング制御装置52はモー
タ駆動回路53を介してモータ54を通電制御する。モ
ータ54の出力軸は、減速機構(図示略)を介して操舵
軸(図示略)にトルク伝達可能に連結されており、ステ
アリングホイール(図示略)の回動操作による前輪の操
舵に対して所定のアシスト力を付与する。
【0003】モータ駆動回路53とモータ54の一端側
との間にはモータリレー55が設けられており、同モー
タリレー55は電動パワーステアリング制御装置52に
よりオン/オフ制御される。モータ駆動回路53の両端
はバッテリ56のプラス端子及びマイナス端子(接地端
子)にそれぞれ接続されている。モータ駆動回路53と
バッテリ56のプラス端子との間には抵抗57と電源リ
レー58との直列回路が接続されており、同じくバッテ
リ56のマイナス端子との間には抵抗59が接続されて
いる。電源リレー58は電動パワーステアリング制御装
置52によりオン/オフ制御される。
【0004】バッテリ56のプラス端子と電源リレー5
8との接続点と電動パワーステアリング制御装置52と
の間には、イグニッションスイッチ60とダイオード6
1との直列回路が接続されている。前記抵抗57と電源
リレー58との接続点とダイオード61の電動パワース
テアリング制御装置52側との間には、ダイオード62
が接続されている。電動パワーステアリング制御装置5
2には、トルクセンサ63、車速センサ64及びエンジ
ン回転数センサ65がそれぞれ接続されている。また、
トルクセンサ63は両ダイオード61,62の接続点に
接続されており、車速センサ64はイグニッションスイ
ッチ60の一端と接続されている。
【0005】以上のような構成で、図7に示すように、
運転者によりイグニッションスイッチ60がオン操作さ
れると(T101)、電動パワーステアリング制御装置
52、トルクセンサ63及び車速センサ64へそれぞれ
電源が供給される。そして、電動パワーステアリング制
御装置52は、当該電動パワーステアリング制御装置5
2のメモリに格納されたイニシャルチェック用のプログ
ラムを起動してイニシャルチェック(初期動作確認)を
開始する。各部が正常であれば、電動パワーステアリン
グ制御装置52は電源リレー58及びモータリレー55
を順次オンする(T102,T103)。
【0006】イニシャルチェックが終了すると、電動パ
ワーステアリング制御装置52は予め設定されたアシス
ト起動条件(エンジン回転数>所定値)の入力待機状態
となる(T104)。この状態になると、電動パワース
テアリング制御装置52はエンジン回転数センサ65に
より検出されたエンジン回転数NEを参照する。エンジ
ン回転数NEが前記所定値に達していれば電動パワース
テアリング制御装置52はアシスト制御を開始(オン)
し、達していなければアシスト起動条件の入力待機状態
を維持する。図7においては、イニシャルチェック中に
エンジン回転数が所定値に達しているので、イニシャル
チェックの終了とほぼ同時にアシスト制御が起動され
る。
【0007】この状態で、例えば運転者によりステアリ
ングホイールが左右に切られると、電動パワーステアリ
ング制御装置52は、トルクセンサ63により検出され
た操舵トルクτ及び車速センサ64により検出された車
速Vに基づいて前記メモリに格納されたアシストトルク
マップを参照し、最適なアシストトルク値を割り出す。
そして、このアシストトルクが前記操舵軸に付与される
ように、電動パワーステアリング制御装置52はモータ
54を正逆駆動制御する。
【0008】運転者によりイグニッションスイッチ60
がオフ操作されると、電動パワーステアリング制御装置
52はモータリレー55をオフしてモータ54への電力
供給を停止すると共に、アシスト制御をオフする(T1
05)。このとき、電源リレー58はオン状態に保持さ
れているので、電動パワーステアリング制御装置52に
はトルクセンサ63を介してバッテリ56からの電力が
引き続き供給されている。
【0009】イグニッションスイッチ60がオフされて
から予め設定された所定の遅延時間Tdだけ経過する
と、電動パワーステアリング制御装置52は電源リレー
58をオフする(T106)。これにより、電動パワー
ステアリング制御装置52への電力供給が完全に遮断さ
れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
電動パワーステアリング装置には次のような問題があっ
た。即ち、図8に示すように、イグニッションスイッチ
60のオフ後、前記遅延時間Td内に再びイグニッショ
ンスイッチ60がオンされた場合、電動パワーステアリ
ング制御装置52は電源リレー58をオフすると共に、
内蔵されたCPUを強制的にリセットする(T10
7)。この後、前述したイグニッションスイッチ60が
通常にオンされた場合と同様の処理が行われていた(T
108〜T110)。
【0011】このため、前記遅延時間Td内に再びイグ
ニッションスイッチ60がオンされてからアシスト起動
条件の入力待機状態になるまでに少なくともイニシャル
チェック分の時間が必要であった。従って、前記遅延時
間Td内に再びイグニッションスイッチ60をオンした
後、すぐにアシスト開始することができなかった。即
ち、前記遅延時間Td内に再びイグニッションスイッチ
60をオンした際にアシスト開始遅れが発生するという
問題があった。
【0012】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、イグニッションスイッ
チのオフ後、予め設定された所定の遅延時間経過前にイ
グニッションスイッチが再びオンされた際のアシスト開
始遅れを防止することができる電動パワーステアリング
装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車両の操舵系にトルク伝達可能に設けられて操舵補
助トルクを発生するモータと、前記モータを駆動するモ
ータ駆動回路と、前記モータ駆動回路を介して前記モー
タを通電制御する制御装置と、前記制御装置の電源ライ
ン上に設けられたイグニッションスイッチと、前記モー
タ駆動回路の電源ライン上に設けられた電源リレーとを
備え、前記イグニッションスイッチがオンされたとき、
前記制御装置はイニシャルチェックを行って前記電源リ
レーをオンし、この後、予め設定されたアシスト起動条
件の入力待機状態とするようにした電動パワーステアリ
ング装置において、前記イグニッションスイッチがオフ
されたとき前記制御装置は予め設定された遅延時間経過
後に電源リレーをオフし、前記遅延時間経過前に再びイ
グニッションスイッチがオンされたとき前記制御装置は
イニシャルチェックを行うことなく前記アシスト起動条
件の入力待機状態とするようにしたことを要旨とする。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電動パワーステアリング装置において、前記モータ駆
動回路とモータとの間の電源ライン上にはモータリレー
を設け、前記イグニッションスイッチがオフされたと
き、前記制御装置は前記遅延時間経過後にモータリレー
を前記電源リレーと共にオフするようにしたことを要旨
とする。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記モータ駆動回路の電源ライン上における電源リレー
の下流側と前記制御装置との間には、当該制御装置の前
記とは別の電源ラインを接続するようにしたことを要旨
とする。
【0016】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
イグニッションスイッチがオンされると、イニシャルチ
ェック(初期動作確認)が行われ、電源リレーがオンさ
れる。この後、予め設定されたアシスト起動条件の入力
待機状態となる。アシスト起動条件が入力されると前記
モータが駆動され操舵補助トルクが発生する。イグニッ
ションスイッチがオフされると、予め設定された遅延時
間経過後に電源リレーがオフされる。そして、前記遅延
時間経過前に再びイグニッションスイッチがオンされた
ときには、イニシャルチェックが行われることなく前記
アシスト起動条件の入力待機状態となる。このため、イ
グニッションスイッチがオンされる毎にイニシャルチェ
ックを行うようにした場合と異なり、前記遅延時間経過
前に再びイグニッションスイッチがオンされたとき、す
ぐにアシスト開始可能となる。従って、前記遅延時間経
過前にイグニッションスイッチが再びオンされた際のア
シスト開始遅れが防止される。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の電動パワーステアリング装置の作用に加えて、
前記イグニッションスイッチがオフされたとき、前記遅
延時間経過後にモータリレーが前記電源リレーと共にオ
フされる。このため、イグニッションスイッチをオフし
た直後の両リレーの作動音がなくなる。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の電動パワーステアリング装置の作
用に加えて、イグニッションスイッチがオフされても、
電源リレーがオン状態に保持されている間は、制御装置
には前記別の電源ラインを介して電力が供給される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を電動パワーステア
リング装置に具体化した一実施形態を図1〜図4に従っ
て説明する。
【0020】図1に示すように、電動パワーステアリン
グ装置1は、エレクトロニック・コントロール・ユニッ
ト(以下、「ECU」という。)2及び同ECU2によ
り駆動制御されるモータ3を備えており、同モータ3の
出力軸にはギヤ4が固定されている。一方、ステアリン
グホイール5にはステアリングシャフト6が連結されて
おり、同ステアリングシャフト6には減速歯車7が固定
されている。この減速歯車7には前記モータ3のギヤ4
が噛合している。
【0021】ステアリングシャフト6にはトーションバ
ー(ねじりばね)8が組み込まれており、同トーション
バー8にはトルクセンサ9が設けられている。このトル
クセンサ9は、運転者によりステアリングホイール5が
操舵されてステアリングシャフト6が回転した際のトー
ションバー8の捻れ量に基づいて、当該ステアリングホ
イール5に作用する操舵トルクτを検出する。
【0022】前記減速歯車7にはピニオンシャフト10
を介してピニオンギヤ11が固定されている。このピニ
オンギヤ11はラック12と噛合しており、同ラック1
2の両端にはそれぞれタイロッド13が固定されてい
る。タイロッド13の先端部にはナックルアーム14が
回動可能に連結されており、両ナックルアーム14,1
4間にはクロスメンバ15が回動可能に連結されてい
る。両ナックルアーム14,14にはそれぞれ前輪16
が取り付けられており、同前輪16には車速Vを検出す
る車速センサ17が設けられている。
【0023】運転者によりステアリングホイール5が回
動操作されると、ステアリングシャフト6が回転する。
この回転はトーションバー8、ピニオンシャフト10及
びピニオンギヤ11を介してラック12へ伝達され、同
ラック12の軸動に変換される。これにより、両前輪1
6,16が転舵される。
【0024】このとき、電動パワーステアリングECU
2は、トルクセンサ9により検出された操舵トルクτ及
び車速センサ17により検出された車速Vに基づいて、
所定の操舵補助トルク(アシストトルク)を発生させる
ようにモータ3を正逆駆動制御する。モータ3の回転は
ギヤ4を介して減速歯車7に伝達され、当該減速歯車7
により回転数が減少されてピニオンシャフト10及びピ
ニオンギヤ11に伝達される。ピニオンギヤ11の回転
はラック12に伝達され、同ラック12の軸動に変換さ
れる。このようにして、ステアリングホイール5の回動
操作による前輪16の操舵に対してアシストトルクが付
与される。
【0025】尚、ステアリングホイール5、ステアリン
グシャフト6、減速歯車7及びトーションバー8は自動
車等の車両(図示略)の操舵系を構成する。 (電気的構成)次に、電動パワーステアリング装置の電
気的構成について説明する。
【0026】図2に示すように、ECU2は、電動パワ
ーステアリング制御装置(以下、「制御装置」とい
う。)20及びモータ駆動回路30を備えている。制御
装置20はモータ駆動回路30を介して前記モータ3を
通電制御する。
【0027】(電動パワーステアリング制御装置)制御
装置20は、CPU(Central Processing Unit)2
1、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random
Access Memory)23及びタイマ24を備えている。
【0028】ROM22には、CPU21が実行する各
種の制御プログラム(イニシャルチェック用のプログラ
ムを含む)、各種のデータ、及び各種のアシストトルク
マップ等が格納されている。このアシストトルクマップ
は操舵トルクτと当該操舵トルクτに対する最適な目標
アシストトルクとの関係を定めたものであり、所定の車
速域毎に作成されている。例えば低速域(0〜5Km/
h)、中低速域(5〜20Km/h)、中高速域(20
〜40Km/h)、高速域(40〜70Km/h以上)
にそれぞれ対応したものが作成されている。アシストト
ルクマップは車両モデルによる実験データ及び周知の理
論計算等によって予め求められたものである。
【0029】RAM23は、ROM22に書き込まれた
各種の制御プログラムを展開してCPU21が各種の演
算処理を実行するためのデータ作業領域である。タイマ
24は後述するイグニッションスイッチIGがオフされ
てからの時間を計測する。
【0030】CPU21には電源回路25、前記トルク
センサ9、前記車速センサ17、エンジン回転数センサ
26及びモータ駆動回路30がそれぞれ入出力インター
フェイス(図示略)を介して接続されている。
【0031】電源回路25は、電源ラインL1を介して
バッテリBATのプラス端子に接続されており、バッテ
リBATの電圧(例えば12V〜24V)を所定電圧
(例えば5V)に変換してCPU21に供給する。電源
ラインL1上には、ヒューズ及びイグニッションスイッ
チIGが設けられている。イグニッションスイッチIG
がオン(閉動作)されると電源ラインL1は導通状態と
なり、オフ(開動作)されると電源ラインL1は遮断状
態となる。
【0032】エンジン回転数センサ26は、エンジン
(図示略)の回転数NEを検出する。 (モータ駆動回路)モータ駆動回路30は、4個の電界
効果トランジスタ(以下、「FET」という。)31〜
34をモータ3に対してHブリッジ型に接続したHブリ
ッジ回路35を備えている。具体的には、FET31,
33の直列回路とFET32,34の直列回路とが並列
に接続されており、両FET31,33間にはモータ3
のプラス端子が電源ラインL2を介して接続されてお
り、また、両FET32,34間にはモータ3のマイナ
ス端子が電源ラインL3を介して接続されている。さら
に、モータ3の両端子はそれぞれモータ端子電圧検出回
路(図示略)を介してCPU21に接続されている。
【0033】電源ラインL3上にはモータリレー36が
設けられている。モータリレー36はリレー駆動回路
(図示略)を介してCPU21に接続されており、同C
PU21からの開閉制御信号に基づいて開閉動作する。
モータリレー36がオン(閉動作)すると電源ラインL
3は導通状態となり、オフ(開動作)すると電源ライン
L3は遮断状態となる。
【0034】各FET31〜34のゲートはそれぞれP
WM(パルス幅変調)駆動部(図示略)を介してCPU
21に接続されており、各FET31〜34はそれぞれ
CPU21から出力されるPWM駆動信号によってスイ
ッチング動作する。
【0035】Hブリッジ回路35の両端はそれぞれ電源
ラインL4,L5を介してバッテリBATのプラス端子
及びマイナス端子(接地端子)に接続されている。電源
ラインL4上には電源リレー37及びシャント抵抗38
の直列回路が設けられており、同シャント抵抗38の両
端はそれぞれ過電流検出回路(図示略)を介してCPU
21に接続されている。電源ラインL5上にはシャント
抵抗39が設けられており、同シャント抵抗39の両端
はそれぞれモータ制御電流検出回路(図示略)を介して
CPU21に接続されている。
【0036】電源リレー37はリレー駆動回路(図示
略)を介してCPU21に接続されており、同CPU2
1からの開閉制御信号に基づいて開閉動作する。電源リ
レー37がオン(閉動作)すると電源ラインL4は導通
状態となり、オフ(開動作)すると電源ラインL4は遮
断状態となる。また、電源リレー37とシャント抵抗3
8との接続点と、イグニッションスイッチIGと電源回
路25との接続点との間には電源ラインL6が接続され
ている。このため、電源リレー37のオン状態において
はイグニッションスイッチIGのオン/オフに関わら
ず、CPU21には電源ラインL6を介して電力が供給
される。
【0037】制御装置20(厳密にはCPU21)は、
FET31,34がオンのときはFET32,33がオ
フとなるように、逆にFET32,33がオンのときは
FET31,34がオフとなるように、各FET31〜
34をそれぞれオン/オフ制御する。
【0038】モータ駆動回路30において、FET3
1,34をオン、FET32,33をオフとすれば、モ
ータ3のプラス端子はバッテリBATのプラス端子に接
続され、モータ3のマイナス端子はバッテリBATのマ
イナス端子(接地端子)に接続されるので、モータ3は
正方向に回転する。一方、FET31,34をオフ、F
ET32,33をオンとすれば、モータ3のプラス端子
はバッテリBATのマイナス端子(接地端子)に接続さ
れ、モータ3のマイナス端子はバッテリBATのプラス
端子に接続されるので、モータ3は逆方向に回転する。
【0039】また、制御装置20は、トルクセンサ9に
より検出された操舵トルクτに応じたモータ電流を実現
するデューティ比(各FET31〜34を通電すべき時
間)のPWM駆動信号を生成し、これを各FET31〜
34へ出力する。これにより、操舵トルクτに応じたア
シストトルクが発生する。
【0040】さらに、制御装置20は、モータリレー3
6又は電源リレー37をOFFすることにより、過電流
や回生ロック等を回避するフェールセーフ機能を備えて
いる。例えば、前記モータ制御電流検出回路により検知
される実際のモータ制御電流値が目標のモータ制御電流
値よりも極端に増加し、各FET31〜34のうちいず
れかのFETが短絡故障を起こしたと推定されるような
場合、CPU21は電源リレー37をオフして電源ライ
ンL4を瞬時に遮断する。これにより、モータ3の誤動
作や損傷等が回避される。
【0041】このとき、CPU21は電源リレー37を
オフすると同時に、モータリレー36をオフして電源ラ
インL3を遮断する。これにより、モータ3の回生ロッ
クが回避される。この回生ロックとは、各FET31〜
34のうちいずれかのFETの短絡故障等によって、モ
ータ3のコイルの両端子が相互に接続された状態となっ
てモータ3に回生制動力が発生することにより、モータ
3に作動連結されたステアリングホイール5が操舵困難
又は操舵不能になる現象をいう。
【0042】(実施形態の作用)次に、前述のように構
成した電動パワーステアリング装置の作用を図3及び図
4に示すタイムチャートに従って説明する。
【0043】(通常のイグニッションスイッチON/O
FF時)図3に示すように、運転者によりイグニッショ
ンスイッチIGがオン操作されると(T1)、電源ライ
ンL1が導通状態となり、バッテリBATからの電力が
電源回路25を介してCPU21等の制御装置20各部
へ供給される。CPU21は、ROM22に格納された
イニシャルチェック用のプログラムを起動してイニシャ
ルチェックを行う。このイニシャルチェックでは、モー
タリレー36、電源リレー37及びモータ駆動回路30
等のECU2各部の動作確認が行われる。モータリレー
36及び電源リレー37がそれぞれ正常であれば、制御
装置20は電源リレー37及びモータリレー36を順次
オンする(T2,T3)。また、イニシャルチェックで
は、RAM23の初期化や各種の割り込み処理の初期化
等も行われる。この間、モータ3は駆動禁止状態に初期
設定される。
【0044】そして、イニシャルチェックが終了すると
(T4)、CPU21はアシスト起動条件の入力待機状
態となる。本実施形態において、エンジン回転数センサ
26により検出されたエンジン回転数NEが予め設定さ
れた所定値(例えば470rpm)に達すると、アシス
ト制御が起動(オン)されるように、CPU21の制御
プログラムが構成されている。
【0045】アシスト起動条件の入力待機状態となる
と、CPU21はエンジン回転数センサ26により検出
されたエンジン回転数NEを参照する。エンジン回転数
NEが前記所定値に達していればCPU21はアシスト
制御を起動し、達していなければアシスト起動条件の入
力待機状態を維持する。本実施形態では、イニシャルチ
ェック中にエンジン回転数NEが所定値に達しているの
で、イニシャルチェックの終了とほぼ同時にアシスト制
御が開始される。
【0046】このアシスト制御の起動状態において、例
えば運転者によりステアリングホイール5が左右に切ら
れると、CPU21は、トルクセンサ9により検出され
た操舵トルクτ及び車速センサ17により検出された車
速Vに基づいて前記アシストトルクマップを参照し、最
適なアシストトルクの値を割り出す。このアシストトル
クがステアリングシャフト6に付与されるように、CP
U21はモータ3を正逆駆動制御する。
【0047】運転者によりイグニッションスイッチIG
がオフ操作されると(T5)、CPU21はアシスト制
御をオフすると共に、タイマ24を作動させる。このと
き、モータリレー36及び電源リレー37はオン状態に
保持されているので、電源ラインL4、電源リレー3
7、電源ラインL6及び電源回路25を介して、制御装
置20の各部には引き続きバッテリBATからの電力が
供給される。また、電源ラインL4及び電源リレー37
を介して、モータ駆動回路30にバッテリBATからの
電力が引き続き供給される。
【0048】タイマ24により計測された時間が予め設
定された遅延時間(本実施形態では、10分)Tdに達
すると、CPU21はモータリレー36及び電源リレー
37をそれぞれオフする(T6)。これにより、制御装
置20の各部及びモータ駆動回路30への電力供給がそ
れぞれ遮断される。
【0049】このため、イグニッションスイッチIGが
オフされると直ちに両リレー36,37をオフしてモー
タ3への通電を停止する場合と異なり、操舵フィーリン
グ(操舵感覚)が良好に維持される。例えば据え切り運
転時においてイグニッションスイッチIGがオフされた
場合、ステアリングホイール5の操舵に伴って発生して
いる比較的大きなアシスト力が突然消失することがな
い。
【0050】(イグニッションスイッチ再ON時)次
に、前記遅延時間Td経過前に再びイグニッションスイ
ッチIGがオン操作された場合の作用を説明する。尚、
最初のイグニッションスイッチIGのオン操作からイグ
ニッションスイッチIGのオフ操作までの作用は、前述
した通常のイグニッションスイッチIGのオン/オフ時
の作用と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
【0051】図4に示すように、イグニッションスイッ
チIGのオフ操作後、前記遅延時間Td経過前に再びイ
グニッションスイッチIGがオン操作された場合(T
7)、CPU21は、イニシャルチェックを行うことな
く、即アシスト起動条件の待機状態となる。そして、ア
シスト起動条件が入力されれば、即ちエンジン回転数セ
ンサ26により検出されたエンジン回転数NEが前記所
定値に達すれば、アシスト制御が開始される(T8)。
【0052】(実施形態の効果)従って、本実施形態に
よれば、以下の効果を得ることができる。 (1)イグニッションスイッチIGがオフされてから予
め設定された遅延時間経過後に制御装置20は電源リレ
ー37及びモータリレー36をそれぞれオフするように
した。そして、前記遅延時間経過前に再びイグニッショ
ンスイッチIGがオンされたとき制御装置20はイニシ
ャルチェックを行うことなく予め設定されたアシスト起
動条件の入力待機状態とするようにした。このため、イ
グニッションスイッチIGがオンされる毎にイニシャル
チェックを行うようにした場合と異なり、前記遅延時間
経過前に再びイグニッションスイッチIGがオンされた
とき、すぐにアシスト開始可能となる。従って、前記遅
延時間経過前にイグニッションスイッチIGが再びオン
された際のアシスト開始遅れを防止することができる。
【0053】(2)前記イグニッションスイッチがオフ
されてから予め設定された遅延時間経過後に制御装置2
0はモータリレー36及び電源リレー37をそれぞれオ
フするようにした。即ち、イグニッションスイッチIG
をオフしたときにモータリレー36及び電源リレー37
をオフしないようにしたので、イグニッションスイッチ
IGをオフした直後の両リレー36,37の作動音(例
えば「カチカチ」という音)をなくすことができる。こ
のリレー音は人によっては耳障りな音である。また、前
記遅延時間経過前に再びイグニッションスイッチIGが
オンされたときの両リレー36,37の作動音もなくす
ことができる。
【0054】(3)また、イグニッションスイッチIG
のオフしたときに、モータリレー36及び電源リレー3
7をオフするようにした場合と異なり、両リレー36,
37の作動回数が減少し、ひいてはモータリレー36及
び電源リレー37の寿命を向上させることができる。
【0055】(4)電源リレー37の下流側と制御装置
20との間には、当該制御装置20の電源ラインL1と
は別の電源ラインL6を接続するようにした。イグニッ
ションスイッチIGがオフされても、電源リレー37は
所定の遅延時間はオン状態に保持されるので、制御装置
20には電源ラインL6を介して電力が供給される。前
記遅延時間経過後に電源リレー37がオフされると、制
御装置20への電力供給が停止され、当該制御装置20
の動作が完全に停止する。従って、イグニッションスイ
ッチIGをオフした後、前記遅延時間が経過するまで制
御装置20を動作させることができる。
【0056】(別例)尚、前記実施形態は以下のように
変更して実施してもよい。 ・図5に示すように、イグニッションスイッチIGのオ
ン/オフ(T5、T7)と共に、モータリレー36をオ
ン/オフするようにしてもよい。このようにしても、前
記実施形態の(1),(4)に記載の効果と同様の効果
を得ることができる。
【0057】・本実施形態では、イグニッションスイッ
チIGをオフしてから遅延時間Tdだけ経過した後、モ
ータリレー36及び電源リレー37をそれぞれ同時にオ
フするようにしたが、次のようにしてもよい。即ち、所
定の遅延時間Td経過後、モータリレー36→電源リレ
ー37の順にオフするようにしてもよい。このようにし
ても、前記実施形態の(1)〜(4)に記載の効果と同
様の効果を得ることができる。
【0058】・本実施形態では、回生ロック等を回避す
るためにフェイルセーフ用のモータリレー36を設けた
が、このモータリレー36を省略するようにしてもよ
い。ただし、この構成は電動パワーステアリング装置1
の構成が次のような状態であることが望ましい。即ち、
例えばモータ3の両端子が短絡してもステアリングホイ
ール5がなんとか操舵できる等のように回生ロックが問
題とならない場合、又はモータ3と操舵系との間にクラ
ッチ等を設けて同モータ3と操舵系との連結を適宜解除
可能とした場合等である。
【0059】・電源ラインL6上にモータ誘起電圧遮断
用のリレーを設け、前記遅延時間経過後、電源リレー3
7と共にオフするようにしてもよい。このようにすれ
ば、電源ラインL6が遮断されるので、例えば車両の操
舵系に何らかの外力が作用してモータ3が回転し、当該
モータ3が発電機として作用したときに発生する誘起電
力が電源ラインL6を介して制御装置20へ供給される
ことを防止することができる。
【0060】・本実施形態では、モータリレー36を電
源ラインL3上に設けたが、電源ラインL2上に設ける
ようにしてもよい(図2参照)。 ・本実施形態では、電源リレー37を電源ラインL4上
に設けたが、電源ラインL5上に設けるようにしてもよ
い(図2参照)。
【0061】(付記)次に前記実施形態及び別例から把
握できる技術的思想を以下に追記する。 ・車両に搭載されたエンジンの回転数を検出するエンジ
ン回転数センサを設け、前記アシスト起動条件は、エン
ジン回転数センサにより検出されたエンジン回転数が予
め設定された所定値に達することである請求項1〜請求
項3のうちいずれか一項に記載の電動パワーステアリン
グ装置。
【0062】・前記別の電源ライン上にはモータ誘起電
圧遮断用リレーを設け、前記遅延時間経過後に制御装置
はモータ誘起電圧遮断用リレーを電源リレーと共にオフ
するようにした請求項3に記載の電動パワーステアリン
グ装置。
【0063】・車両の操舵系にトルク伝達可能に設けら
れて操舵補助トルクを発生するモータと、前記モータを
駆動するモータ駆動回路と、前記モータ駆動回路を介し
て前記モータを通電制御する制御装置と、前記制御装置
の電源ライン上に設けられたイグニッションスイッチ
と、前記モータ駆動回路の電源ライン上に設けられた電
源リレーと、前記モータ駆動回路とモータとの間の通電
ライン上に設けられたモータリレーとを備えた電動パワ
ーステアリング装置において、前記イグニッションスイ
ッチがオフされてから予め設定された遅延時間経過後に
制御装置は電源リレー及びモータリレーをそれぞれオフ
するようにした電動パワーステアリング装置。このよう
にすれば、イグニッションスイッチをオフした直後の両
リレーの作動音をなくすことができる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、イグニッションスイッ
チのオフ後、予め設定された所定の遅延時間経過前にイ
グニッションスイッチが再びオンされた際のアシスト開
始遅れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態における電動パワーステアリング
装置の概略構成図。
【図2】 本実施形態における電動パワーステアリング
装置の電気的構成を示す回路図。
【図3】 本実施形態におけるイグニッションスイッチ
ON/OFF時の電源リレー及びモータリレーの動作を
示すタイムチャート。
【図4】 本実施形態における再イグニッションスイッ
チON時の電源リレー及びモータリレーの動作を示すタ
イムチャート。
【図5】 別の実施形態における再イグニッションスイ
ッチON時の電源リレー及びモータリレーの動作を示す
タイムチャート。
【図6】 従来の電動パワーステアリング装置の概略構
成図。
【図7】 従来のイグニッションスイッチON/OFF
時の電源リレー及びモータリレーの動作を示すタイムチ
ャート。
【図8】 従来の再イグニッションスイッチON時の電
源リレー及びモータリレーの動作を示すタイムチャー
ト。
【符号の説明】
1…電動パワーステアリング装置、3…モータ、5…車
両の操舵系を構成するステアリングホイール、6…車両
の操舵系を構成するステアリングシャフト、7…車両の
操舵系を構成する減速歯車、8…車両の操舵系を構成す
るトーションバー、20…電動パワーステアリング制御
装置(制御装置)、30…モータ駆動回路、36…モー
タリレー、37…電源リレー、IG…イグニッションス
イッチ、L1…制御装置の電源ライン、L2,L3…モ
ータ駆動回路とモータとの間の電源ライン、L4…モー
タ駆動回路の電源ライン、Td…遅延時間、τ…操舵ト
ルク、L6…制御装置の別の電源ライン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 清貴 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 山田 泰 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 Fターム(参考) 3D033 CA03 CA11 CA13 CA16 CA20 CA21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の操舵系にトルク伝達可能に設けら
    れて操舵補助トルクを発生するモータと、 前記モータを駆動するモータ駆動回路と、 前記モータ駆動回路を介して前記モータを通電制御する
    制御装置と、 前記制御装置の電源ライン上に設けられたイグニッショ
    ンスイッチと、 前記モータ駆動回路の電源ライン上に設けられた電源リ
    レーとを備え、 前記イグニッションスイッチがオンされたとき、前記制
    御装置はイニシャルチェックを行って前記電源リレーを
    オンし、この後、予め設定されたアシスト起動条件の入
    力待機状態とするようにした電動パワーステアリング装
    置において、 前記イグニッションスイッチがオフされたとき前記制御
    装置は予め設定された遅延時間経過後に電源リレーをオ
    フし、前記遅延時間経過前に再びイグニッションスイッ
    チがオンされたとき前記制御装置はイニシャルチェック
    を行うことなく前記アシスト起動条件の入力待機状態と
    するようにした電動パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 前記モータ駆動回路とモータとの間の電
    源ライン上にはモータリレーを設け、 前記イグニッションスイッチがオフされたとき、前記制
    御装置は前記遅延時間経過後にモータリレーを前記電源
    リレーと共にオフするようにした請求項1に記載の電動
    パワーステアリング装置。
  3. 【請求項3】 前記モータ駆動回路の電源ライン上にお
    ける電源リレーの下流側と前記制御装置との間には、当
    該制御装置の前記とは別の電源ラインを接続するように
    した請求項1又は請求項2に記載の電動パワーステアリ
    ング装置。
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