JPH09301200A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JPH09301200A
JPH09301200A JP12190996A JP12190996A JPH09301200A JP H09301200 A JPH09301200 A JP H09301200A JP 12190996 A JP12190996 A JP 12190996A JP 12190996 A JP12190996 A JP 12190996A JP H09301200 A JPH09301200 A JP H09301200A
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steering
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relay
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Yuichi Fukuyama
雄一 福山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特に制御回路の異常発生時に操舵補助中の電動
機を停止させる場合、操舵系の捩じれの戻り力がステア
リングホイールに与える影響を軽減する。 【解決手段】制御回路20の異常を検出したときにリレ
ーR1 を作動してモータ9とブリッジ回路36とを遮断
し、リレーR3 を所定時間作動してモータ9の両端子間
を短絡し、この短絡によりモータ9が回生制動状態とな
ったときに生じる起電力によりリレーR2 が作動してモ
ータ9を短絡するようにリレーR1 〜R3を設ける。操
舵補助中にモータ9を停止させる場合には、モータ9が
回生制動状態となり操舵系の捩じれの戻り力が抑制さ
れ、操舵補助中でない場合には、モータ9が短絡されて
も起電力は生じないからリレーR2 が作動せず、リレー
3 への励磁が停止された時点で短絡が開放され、この
時点で操舵が行われてもモータ9が負荷となることはな
く、容易に操舵を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動機の出力で
操舵力を補助するようにした電動パワーステアリング装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電動パワーステアリング装置に
あっては、ステアリングホイールが固定された入力軸に
操舵トルクを検出するトルクセンサを取り付け、このト
ルクセンサのトルク検出値に応じて電動機を駆動するこ
とによって、操舵力に応じた操舵補助トルクを発生さ
せ、操舵力のアシストを行うようにしている。
【0003】このような電動パワーステアリング装置に
おいては、制御装置において、トルクセンサのトルク検
出値等、各種検出信号をもとに、電動機で発生する操舵
補助トルクを制御するようにしている。そのため、トル
クセンサ等の各種センサ或いは制御装置自体に異常が発
生した場合等には、電動機に対して正確な制御を行うこ
とができなくなるため、各種センサ或いは制御装置等の
異常監視を行い、異常を検出した場合には、装置を停止
させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電動パワー
ステアリング装置においては、各種センサ或いは制御装
置等、装置に何らかの異常が発生した場合には、電動機
への電流供給を即座に停止するようにしている。そのた
め、例えば、電動パワーステアリング装置での操舵補助
トルクによるアシストを伴ってステアリングホイールを
据え切りロック付近まで操舵している状態で、制御装置
或いは各種センサに異常が発生した場合には、電動機へ
の電流供給を停止して操舵補助トルクによるアシストを
停止させるが、このとき、電動機による操舵補助トルク
が急になくなるため、タイヤの捩じれ力等、操舵系の弾
性変形の戻り力により、ステアリングシャフトに対して
これを中立位置に戻そうとする力が働き、ステアリング
ホイールが中立位置方向に戻ろうとし、ドライバに負担
がかかるという問題がある。
【0005】そこで、この発明は上記従来の未解決の課
題に着目してなされたものであり、電動パワーステアリ
ングによるアシスト中に電動機を停止させるときに発生
する、ステアリングホイールを中立状態に戻そうとする
力を抑制することのできる電動パワーステアリング装置
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る電動パワーステアリング装
置は、車両の操舵系に連結され操舵補助トルクを発生す
る電動機と、前記操舵系の操舵トルクを検出する操舵ト
ルク検出手段と、当該操舵トルク検出手段で検出した操
舵トルクに応じて前記電動機を駆動する電動機駆動手段
と、を備えた電動パワーステアリング装置において、前
記電動機と前記電動機駆動制御手段との間を遮断する遮
断手段と、当該遮断手段の作動と共に前記電動機の端子
間を所定時間短絡する第1の短絡手段と、当該第1の短
絡手段での短絡により前記電動機が回生制動状態となっ
て生じる起電力に応じて作動し、且つ前記電動機の端子
間を所定時間短絡する第2の短絡手段と、を備えること
を特徴としている。
【0007】この請求項1の発明では、車両の操舵系の
操舵トルクに応じて電動機駆動手段により電動機が駆動
されて、操舵系に対して電動機が操舵補助トルクを発生
し、これによりドライバの操舵操作が容易に行われる。
そして、例えば電動機駆動手段に異常が発生した場合
等、電動機を停止させる場合には、遮断手段によって電
動機と電動機駆動手段との間が遮断状態に制御されると
共に第1の短絡手段により電動機の端子間が短絡され
る。このとき、操舵系の弾性変形等による捩じれの戻り
力が大きい場合には、電動機が回生制動状態となって起
電力が発生するからこれにより第2の短絡手段が作動
し、例えば捩じれの戻り力による影響をステアリングホ
イールがうけなくなるとみなすことができるまで短絡を
行うようにすれば、電動機の回生制動により捩じれの戻
り力が確実に抑制される。
【0008】逆に、捩じれの戻り力が小さい場合には、
電動機が発生する起電力が小さいから第2の短絡手段は
作動せずに、第1の短絡手段の短絡が開放された時点で
電動機の短絡が開放される。よって、前記第2の短絡手
段が作動するのに充分な時間だけ第1の短絡手段により
電動機9の端子間の短絡を行うようにすれば、捩じれの
戻り力が小さく第2の短絡手段が作動しないと判断され
る時点で電動機の短絡が開放され、短絡状態で操舵され
ることにより電動機が負荷となることが回避される。
【0009】また、請求項2に係る電動パワーステアリ
ング装置によれば、前記第2の短絡手段は、自己保持リ
レーで構成され、そのコイル部は前記第1の短絡手段と
前記電動機との間に介挿され、前記第2の短絡手段は、
前記第1の短絡手段が作動状態となったときに前記コイ
ル部を励磁する前記起電力に応じて作動するようにした
ことを特徴としている。
【0010】この請求項2の発明によれば、前記第1の
短絡手段が作動して電動機の端子間を短絡したときに、
電動機が回生制動状態となることによって第2の短絡手
段を形成するコイル部が励磁される。このとき、電動機
が発生する起電力が大きい場合にはコイル部が励磁され
ることによって第2の短絡手段が作動して電動機の端子
間が短絡され、起電力が小さい場合には第2の短絡手段
は作動しないから、第2の短絡手段は、操舵系の捩じれ
の戻り力の大きさに応じて作動制御される。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の電動パワーステアリング装置によれば、電動機を停止
させるときには、第1の短絡手段により電動機の端子間
を所定時間短絡し、この短絡に伴って電動機が回生制動
状態となって発生する起電力が大きいとき、すなわち、
操舵系の捩じれの戻り力が大きいときに第2の短絡手段
を作動させて引き続き電動機の端子間の短絡を行うよう
にしたから、操舵系の捩じれの戻り力が大きい場合に
は、電動機が回生制動状態となって捩じれの戻り力を抑
制することができ、捩じれの戻り力が小さい場合には、
第1の短絡手段の短絡が終了した時点で電動機の端子間
の短絡が開放されるから、電動機を短絡している状態で
操舵することにより電動機が負荷として作動すること
を、より早い段階で回避することができ、操舵操作を容
易に行うことができる。
【0012】また、請求項2の電動パワーステアリング
装置によれば、前記第1の短絡手段が作動して電動機の
端子間を短絡したときに、第2の短絡手段を形成するコ
イル部が励磁されるようにしたから、操舵系の捩じれの
戻り力の大きさに応じて第2の短絡手段を容易に作動制
御することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態を示
す概略構成図である。図中、1はステアリングシャフト
であり、このステアリングシャフト1は自在継手2を介
して連結されたアッパシャフト1aとロアシャフト1b
とから構成されている。アッパシャフト1aの上端には
ステアリングホイール3が固定されていると共に、ロア
シャフト1bの下端には、自在継手4を介してピニオン
シャフト5が連結されていて、このピニオンシャフト5
の下端に設けたピニオンがステアリングギヤボックス6
の内部でラック軸7のラックと噛合している。上記ステ
アリングホイール3、ステアリングシャフト1、自在継
手2,4、ピニオンシャフト5及びラック軸7によって
操舵系を構成している。
【0014】上記ピニオンシャフト5は、減速ギヤ機構
8を介してモータ9の回転軸9aに連結されている。こ
の減速ギヤ機構8は、ケーシング8a内で互いに噛合す
る駆動ギヤ8bと従動ギヤ8cとからなり、従動ギヤ8
cがピニオンシャフト5に固定されていると共に、駆動
ギヤ8bが回転軸9aに固定されている。モータ9は、
例えば直流サーボ電動機で構成され、電磁クラッチ9b
及び回転軸9aを介して、その回転力が減速ギヤ機構8
へと伝達される。
【0015】また、ステアリングシャフト1には、ステ
アリングホイール3に付与されてステアリングシャフト
1に伝達される操舵トルクを検出する操舵トルク検出手
段としての操舵トルクセンサ10が設けられている。こ
の操舵トルクセンサ10は、例えば、同一の作用構成を
有する図示しない、メインポテンショメータとサブポテ
ンショメータとから構成され、操舵トルクをアッパシャ
フト1aに設けたトーションバーの捩じれ角変位に変換
し、この捩じれ角変位をボールねじ部材により直進運動
に変換し、ポテンショメータの摺動接触子に連結された
レバーをボールねじ部材により可動させ、摺動接触子か
ら出力される抵抗値を可変するように構成されている。
そして、ドライバがステアリングホイール3を操舵する
ことによって、各ポテンショメータで検出されるステア
リングシャフト1に生じる捩じれの大きさと方向とに応
じたアナログ電圧からなる操舵トルク検出信号TM ,T
Sを出力し、例えば、ステアリングホイール3が非操舵
状態であり中立状態にある場合には、所定の中立電圧を
操舵トルク検出信号TM ,TS として出力し、これより
ステアリングホイール3を右切りするとそのときの操舵
トルクに応じて中立電圧より増加する電圧を、左切りす
るとそのときの操舵トルクに応じて中立電圧より減少す
る電圧を出力するようになっている。
【0016】11は、車速を検出するための車速検出セ
ンサであり、例えば変速機の出力軸の回転数を検出し
て、これに対応した周期のパルス信号からなる車速検出
信号Vを出力する。
【0017】12は、モータ9の駆動制御を行う電動機
駆動手段としての制御装置であり、バッテリ等の電源1
3に接続されている。この制御装置12には、図2に示
すように、前記操舵トルクセンサ10からの操舵トルク
検出信号TM ,TS と、車速センサ11からの車速検出
信号Vと、が供給される。そして、制御装置12は、こ
れら入力信号に基づき前記モータ9の回転方向及びその
駆動量を指定するモータ制御信号ZM ,電磁クラッチ9
bを制御するクラッチ制御信号ZC 及び電源13からの
供給電源を供給又は遮断制御する電源制御信号ZR を出
力する制御回路20と、前記モータ制御信号ZM が供給
されこれに基づきモータ9を駆動制御するモータ駆動回
路30と、前記電源制御信号ZR が供給されこれに基づ
き電源13からモータ駆動回路30への供給電源を供給
又は遮断制御する遮断回路61と、前記制御回路20か
らの後述の異常検出信号ZE を入力したとき所定の処理
を行って前記モータ9を停止させる故障監視回路65と
から構成されている。
【0018】前記制御回路20は、A/D変換器2
M ,21S 及び22と、マイクロコンピュータ24と
を備えている。このマイクロコンピュータ24は、入力
インタフェース回路24a及び出力インタフェース回路
24bと、演算処理装置24cと、記憶装置24dとを
少なくとも有し、入力インタフェース回路24aには上
記操舵トルクセンサ10の操舵トルク検出信号TM ,T
S がそれぞれA/D変換器21M ,21S を介して供給
されると共に、車速センサ11の車速検出信号VがA/
D変換器22を介して供給される。また、出力インタフ
ェース回路24bからは操舵補助トルクに応じて形成さ
れた、モータ9を駆動制御するモータ制御信号ZM が直
接出力されると共に、電磁クラッチ9bへのクラッチ制
御信号ZC 及び遮断回路61への電源制御信号ZR が直
接出力される。
【0019】そして、前記演算処理装置24cは、操舵
トルクセンサ10からの操舵トルク検出信号TM ,TS
と、車速センサ11からの車速検出信号Vと、をそれぞ
れA/D変換器21M ,21S 及び22を介して操舵ト
ルクTM 及びTS ,車速検出値Vとして入力し、操舵ト
ルクTM が所定設定値Tα以上である時に、車速検出値
V及び操舵トルクTM に基づいて、モータ9に所定の操
舵補助トルクを発生させるための目標電流値I0 及び回
転方向を設定し、これらをもとにモータ9の駆動制御を
行うための駆動量及び回転方向を特定するモータ制御信
号ZM を出力する。
【0020】また、演算処理装置24cは、例えば前記
操舵トルクセンサ10からの操舵トルクTM 及びTS
基づき、これら両者が一致するかどうか、或いは、その
検出値が操舵トルクセンサ10に断線、短絡等が発生し
ていることを表す値ではないか等によって操舵トルクセ
ンサ10等各種センサの異常検出を行い、異常検出時に
は異常時の所定の処理を実行する。
【0021】また、演算処理装置24cでは、操舵トル
クTM が所定設定値Tα未満であるときには、モータ9
による操舵補助トルクを発生させる必要がないものとし
て、モータ9を駆動しない。
【0022】さらに、演算処理装置24cでは、ウォッ
チドッグタイマを有し、このウォッチドッグタイマから
のウォッチドッグパルスに基づいて所定の異常対処処理
を行うと共に、ウォッチドッグパルスを異常検出信号Z
E として故障監視回路65に出力する。
【0023】前記記憶装置24dには、上記演算処理装
置24cでの演算処理に必要な処理プログラム等を記憶
していると共に、演算処理装置24cの演算結果等を逐
次記憶する。
【0024】一方、前記モータ駆動回路30は、図3に
示すように、制御回路20から出力されるモータ制御信
号ZM が供給されるゲート駆動回路31と、ブリッジ回
路36とを備えていて、ブリッジ回路36は、例えば、
Nチャネル接合形FET(電界効果トランジスタ)等の
トランジスタがそれぞれ直列に接続された2つのトラン
ジスタTr1 及びTr2 、Tr3 及びTr4 が並列に接
続されて形成されている。そして、トランジスタTr1
及びTr3 の接続点が遮断回路61を介して電源13に
接続され、Tr2 及びTr4 の接続点が接地されている
と共に、Tr1とTr2 との接続点及びTr3 とTr4
との接続点間に、モータ9とブリッジ回路36との間を
遮断する故障監視回路65を介してモータ9が接続され
ている。
【0025】前記遮断回路61は、例えば常開接点を有
するリレースイッチで構成され、ブリッジ回路36への
電源13の供給電源をON/OFF制御するものであ
り、制御回路20での異常監視に基づく電源制御信号Z
R により制御されるようになされ、異常発生時にはブリ
ッジ回路36への供給電源を遮断するようになされてい
る。
【0026】そして、前記ゲート駆動回路31は、例え
ばパルス幅変調回路,論理回路等で構成され、マイクロ
コンピュータ24からのモータ制御信号ZM で特定され
るモータ9の回転方向及び駆動量に基づいてブリッジ回
路36の各トランジスタTr 1 〜Tr4 に電圧供給を行
うことによって、モータ9への駆動電流の供給制御を行
っており、故障監視回路65によりモータ9とブリッジ
回路36との間が接続状態であるとすると、例えば、電
流方向が右として指定された場合には、トランジスタT
2 及びTr3 のゲート端子に電圧供給を行うことによ
って、電源13の供給電源が遮断回路61を介してブリ
ッジ回路36に供給され、トランジスタTr3 ,モータ
9,トランジスタTr2 の方向に電流が流れて、モータ
9が正回転、すなわち、右回転する。
【0027】逆に、電流方向が左として指定された場合
には、トランジスタTr1 及びTr 4 のゲート端子に電
圧供給を行うことによって、電源13からの供給電源が
ブリッジ回路36に供給され、トランジスタTr1 ,モ
ータ9,トランジスタTr4の方向に電流が流れて、モ
ータ9が逆回転、すなわち、左回転する。そして、この
とき、ゲート駆動回路31で、指定された駆動量に応じ
て例えば、PWM(Pulse Width Modulation) 信号を形
成し、このPWM信号に基づいてトランジスタTr1
はTr3 のゲート端子への電圧供給を行うことによっ
て、モータ9に流れる電流量を制御し、モータ9をモー
タ制御信号ZM で指定された方向に指定された駆動量だ
け駆動するようになっている。
【0028】前記故障監視回路65は、図3に示すよう
に、前記制御回路20の演算処理装置24cからの異常
検出信号ZE を入力する故障検出器65aと、故障検出
器65aによって作動制御されるリレーR1 〜R3 を有
するモータ停止制御回路65bとから構成されている。
【0029】そして、リレーR1 はそのコイル部L1
一端が電源13に接続され、他端が故障検出器65aに
接続され、その接点部S1 はモータ9の一方の端子とブ
リッジ回路36の例えばトランジスタTr3 及びTr4
の接続点との間に介挿されている。そして、コイル部L
1 が励磁されたときブリッジ回路36とモータ9の一方
の端子との間を接続状態にするようになっている。ま
た、リレーR2 は自己保持リレーであって、その一方の
コイル部L21の一端は電源13に接続され、他端は故障
検出器65aに接続されている。また、他方のコイル部
22は、モータ9の端子間に介挿されている。そして、
その接点部S2 は、可動接点aと固定接点b及びcとか
ら構成され、可動接点aはモータ9の一方の端子とコイ
ル部L22との間に接続され、固定接点bは開放され、固
定接点cはモータ9の他方の端子とコイル部L22との間
に接続されている。そして、コイル部L22が励磁された
とき、可動接点aと固定接点cとが接続されてリレーR
2 によりモータ9の端子間が短絡され、コイル部L21
励磁されたとき、可動接点aと固定接点cとが遮断され
てリレーR2 によるモータ9の端子間の短絡が開放され
るようになっている。このとき、コイル部L22が励磁さ
れて可動接点aと固定接点cとが一旦接続状態となる
と、コイル部L22が励磁されなくなった場合でもこの接
続状態は維持され、コイル部L21が励磁されたときに、
可動接点aと固定接点cとが遮断されるようになってい
る。
【0030】そして、リレーR3 は、そのコイル部L3
の一端が電源に接続され、他端が故障検出器65aに接
続され、その接点部S3 はモータ9の一方の端子とコイ
ル部L22との間に介挿されている。そして、コイル部L
3 が励磁されたとき、モータ9の端子間を短絡するよう
になっている。
【0031】したがって、コイル部L3 が励磁されて、
モータ9の端子間が短絡され、この短絡によりモータ9
が回生制動状態となったときに、モータ9に生じる起電
力によってコイル部L22が励磁され、これによって、リ
レーR2 の可動接点aと固定接点cとが接続状態に制御
されるようになっている。
【0032】そして、各コイル部L1 ,L21,L3 への
励磁は、故障検出器65aによって行われ、故障検出器
65aでは、起動時にコイル部L1 ,L21を励磁してブ
リッジ回路36とモータ9とを接続状態にすると共に、
リレーR2 によるモータ9の端子間の短絡を行わない状
態に制御し、制御回路20から異常検出信号ZE を入力
したとき、コイル部L1 への励磁を停止してブリッジ回
路36とモータ9との間を遮断し、また、コイル部L3
を所定時間励磁してリレーR3 を作動させ、モータ9の
端子間を所定時間短絡する。さらに、異常検出信号ZE
を入力してから所定時間経過後、リレーR2 のコイル部
21を励磁し、可動接点aと固定接点cとを遮断状態に
制御する。
【0033】ここで、リレーR1 が遮断手段に対応し、
リレーR2 が第1の短絡手段に対応し、リレーR3 が第
2の短絡手段に対応している。次に、上記実施の形態の
動作を、図4に示すタイムチャートに基づいて説明す
る。
【0034】故障検出器65aでは、起動されると、リ
レーR1 のコイル部L1 を励磁してブリッジ回路36と
モータ9とを接続状態に制御する。また、リレーR2
コイル部L21を励磁して可動接点aと固定接点cとを遮
断状態にしてモータ9の端子間を短絡しない状態に制御
する。
【0035】このとき、リレーR3 は励磁されないか
ら、モータ9の端子間は短絡されない状態となる。そし
て、演算処理装置24cでは、操舵トルクセンサ10か
らのメインポテンショメータの検出値である操舵トルク
M 及び車速センサ11からの車速検出値Vに基づい
て、操舵補助力制御を行う。すなわち、操舵トルクTM
が所定値Tα以上であるか否かを判定して操舵系にモー
タ9による操舵補助トルクを発生させる必要があるか否
か、を判定し、例えば車両が直進走行している場合等ド
ライバが操舵操作を行わない場合には、操舵トルクTM
が所定値Tαより小さいから、ステアリングシャフト1
に操舵トルクが発生しておらず、操舵補助トルクを発生
させる必要がないものとして、クラッチ制御信号ZC
オフとして出力しモータ9を駆動しない。
【0036】また、例えば車両が直進走行している状態
から旋回に移行する場合等、ドライバが操舵を行った場
合には、操舵トルクTM が、所定値Tαよりも大きくな
るから、電磁クラッチ9bを、モータ9の回転力を減速
ギヤ機構8に伝達可能なオン状態に制御するクラッチ制
御信号ZC を出力し、車速センサ11からの車速検出値
Vと操舵トルクTM とをもとに、例えば、予め設定し所
定の記憶領域に格納している、車速と操舵トルクと目標
電流値との対応を表す制御マップ等に基づいて、操舵ト
ルクTM 及び車速検出値Vに応じた操舵補助トルクをモ
ータ9に発生させるための目標電流値I0 を設定する。
そして、操舵トルクTM に基づきモータ9の回転方向を
特定し、目標電流値I0 及び回転方向を指定するモータ
制御信号ZM をゲート駆動回路31に出力する。
【0037】例えば、ステアリングホイール3を右操舵
した場合には、操舵トルクTM は、右操舵したので、中
立電圧V0 よりも大きい電圧値となる。これに基づき制
御回路20では、右操舵されたことを認識し、車速検出
値Vと操舵トルクTM とに基づいて例えば予め設定した
制御マップ等に基づいて目標電流値I0 を設定し、右方
向に目標電流値I0 に応じたモータ9の駆動量だけ駆動
するよう指定するモータ制御信号ZM を形成し出力す
る。
【0038】これを受けてゲート駆動回路31では、ト
ランジスタTr2 ,Tr3 をオン状態、トランジスタT
1 及びTr4 をオフ状態に制御する。このとき、故障
監視回路65では、ブリッジ回路36とモータ9とを接
続状態に制御しているから、電源13からの供給電源が
トランジスタTr3 ,モータ9,トランジスタTr4
方向に流れてモータ9が右回転し、モータ9の回転力が
減速ギヤ機構8を介して操舵系に伝達されることによっ
て、ドライバは、右方向へのステアリングホイール3の
操作を容易に行うことができる。
【0039】逆に、ドライバが左操舵した場合には、操
舵トルクTM が中立電圧V0 よりも小さい電圧値となる
ことから、制御回路20では左方向に操舵されたことを
認識し、回転方向は左としてモータ制御信号ZM を出力
する。これによって、トランジスタTr2 ,Tr3 がオ
フ状態、トランジスタTr1 及びTr4 がオン状態に制
御され、電源13からの供給電圧がトランジスタT
1 ,モータ9,トランジスタTr4 の方向に流れるこ
とから、モータ9が左回転し、ドライバは、左方向への
ステアリングホイール3の操作を容易に行うことができ
る。
【0040】そして、これら処理を繰り返し行い、操舵
トルクTM 及び車速検出値Vに応じた操舵補助トルクを
発生させて、ドライバの操舵操作を容易にする。また、
演算処理装置24cでは、各センサの異常検出を行って
いて、例えば操舵トルクセンサ10の場合には、操舵ト
ルクTM ,TS に基づいて、操舵トルクTM とTS とが
ほぼ一致する値であるか、或いは、正常時に操舵トルク
M 及びTS がとり得る値よりも大きいかどうか、又
は、小さいかどうか等により、操舵トルクTM 及びTS
が操舵トルクセンサ10に断線或いは短絡等が発生して
いるとみなされる値ではないか等、操舵トルクTM ,T
S に基づいて操舵トルクセンサ10の異常監視処理を行
う。そして、異常監視処理での結果、操舵トルクセンサ
10に異常があると判断された場合には、ドライバに対
して異常通知を行う等の所定の処理を実行する。
【0041】そして、この状態から、例えば、図4に示
すように、演算処理装置24cに異常が発生し、ウオッ
チドッグタイマが作動してウォッチドッグパルスが出力
されると、ウォッチドッグパルスは異常検出信号ZE
して故障検出器65aに入力される(時点t1 )。
【0042】故障検出器65aでは、これを受けて、励
磁コイルL1 への励磁を停止すると共に、励磁コイルL
3 への励磁を開始する。これによって、リレーR1 が遮
断状態となってブリッジ回路36とモータ9との間が遮
断され、また、リレーR3 が接続状態となって、リレー
3 ,コイル部L22,モータ9からなる閉回路が形成さ
れて、モータ9の端子間が短絡される。
【0043】このとき、ステアリングホイール1が大き
く操舵されている状態、つまり、モータ9による操舵補
助トルクが大きい場合には、モータ9による操舵補助ト
ルクが突然なくなることから、操舵に伴う操舵系の捩じ
れの戻り力がモータ9に作用し、モータ9が回生制動状
態となる。
【0044】これによって、モータ9に起電力が発生
し、モータ9,リレーR3 ,コイル部L22からなる閉回
路に電流が流れる。このときこの起電力が大きい場合、
すなわち、大きく操舵された場合等、操舵系の弾性変形
による捩じれの戻り力が大きい場合には、コイル部L22
に流れる電流が大きい。よって、モータ9の起電力によ
ってコイル部L22に流れる電流が、接点部S2 が作動可
能な電流値を越えると(時点t2 )、接点部S2 が作動
して、可動接点aと固定接点cとが接続状態となり、モ
ータ9,リレーR2 からなる閉回路が形成されてモータ
9の端子間が短絡される。
【0045】そして、故障検出器65aでは、時点t1
でコイル部L3 への励磁を開始してから所定時間経過し
た時点t3 で、励磁を停止する。この所定時間は、コイ
ル部L3 の励磁に伴いリレーR3 が作動してモータ9の
端子間が短絡されたときに、モータ9の起電力が接点部
2 を作動可能な値であるときの、コイル部L22が起電
力により励磁されて接点部S2 が作動するまでの時間で
あって、例えば、0.5〜1秒程度である。
【0046】そして、コイル部L3 への励磁が時点t3
で停止されると、この時点でリレーR3 が遮断状態とな
り、リレーR3 によるモータ9の端子間の短絡が開放さ
れるが、時点t2 でリレーR2 が作動しているから、リ
レーR2 によってモータ9の端子間は引き続き短絡され
た状態に維持される。そして、故障検出器65aでは、
時点t1 から所定時間経過した時点t4 で、コイル部L
21への励磁を、可動接点aが作動可能な所定時間だけ行
い、可動接点aと固定接点cとを遮断状態に制御して、
リレーR2 によるモータ9の端子間の短絡を開放する。
これによって、モータ9の端子間はリレーR2 及びR3
の何れによっても短絡されない状態となる。
【0047】ここで、コイル部L21を励磁する時点t4
を決定する所定時間は、操舵系の弾性変形等による捩じ
れの戻り力をステアリングホイール3がうける時間が
0.3〜0.5秒程度であることから、捩じれの戻り力
を抑制して所定時間をかけて徐々にステアリングホイー
ル3を中立位置に戻すように設定され、例えば1秒程度
に設定される。
【0048】よって、演算処理装置24cに異常が発生
し、リレーR1 によってモータ9への電流供給を遮断し
た時点で、モータ9の端子間を短絡しているから、操舵
系の弾性変形等による捩じれの戻り力がモータ9に作用
し、モータ9が回生制動状態となって、捩じれの戻り力
を抑制する。よって、ステアリングホイール3に伝達さ
れる捩じれの戻り力を抑制することができ、ステアリン
グホイール3は、モータ9の端子間が短絡された時点t
1 から時点t4 にかけて、操舵状態から緩やかに中立状
態へと移行する。
【0049】一方、演算処理装置24cに異常が発生し
た時点で、ステアリングホイール3の操舵を行っていな
い場合、或いは、大きく操舵していない場合等には、タ
イヤの捩じれ力等、操舵系の弾性変形等による捩じれの
戻り力が小さいから、時点t 1 でリレーR3 を作動して
モータ9の端子間を短絡した場合でも、モータ9が発生
する起電力が小さい。そのため、コイル部L22に流れる
電流が小さいから、接点部S2 は作動しない。
【0050】したがって、故障検出器65aでは、時点
1 でコイル部L3 に対して励磁を開始した時点から所
定時間経過後の時点t3 でコイル部L3 への励磁を停止
するから、この時点で、モータ9の短絡が解除されるこ
とになる。
【0051】よって、例えば、直進走行中に演算処理装
置24cに異常が発生してモータ9への電流供給が遮断
された直後に、旋回状態に移行する等により操舵操作が
行われた場合、捩じれの戻り力が小さいことから、捩じ
れの戻り力が小さいとみなされる時点t3 でモータ9の
端子間の短絡が解除されるから、モータ9が負荷となっ
てステアリングホイール3の操舵が重くなることを回避
することができる。
【0052】したがって、演算処理装置24cに異常が
発生したとき、つまり、操舵系の操舵トルクに応じてモ
ータ9を駆動制御させることができない状態に陥った場
合には、モータ9の端子間に2つの閉回路を形成して2
段階に短絡するようにし、まずリレーR3 によって所定
時間短絡し、モータ9の起電力が大きいとき、すなわ
ち、操舵系の捩じれの戻り力が大きいときに、リレーR
2 を作動させて捩じれの戻り力の影響をステアリングホ
イール3が受けなくなるまでの間短絡するようにしたか
ら、操舵系の捩じれの戻り力によるステアリングホイー
ル3に対する影響を確実に軽減することができる。
【0053】また、操舵系の捩じれの戻り力が小さい場
合には、リレーR2 を作動させないようにしたから、演
算処理装置24cに異常が発生した直後にドライバが操
舵を行った場合には、モータ9の捩じれの戻り力が小さ
いことから、モータ9の端子間の短絡はリレーR3 が開
放された時点で開放されることになり、よって、モータ
9が負荷となることはなく、操舵操作を容易に行うこと
ができる。
【0054】また、上記実施の形態では、捩じれの戻り
力が大きいときのみ、この戻り力の影響をステアリング
ホイールが受けなくなるまで短絡するようにしたから、
モータ9の端子間の短絡を効果的に行うことができ、短
絡に伴いモータ9が負荷となることを最小限に抑えるこ
とができる。
【0055】また、上記実施の形態では、複数のリレー
を設けてこれを作動制御することによってモータ9の停
止制御を行うようにしたから、制御回路20に異常が発
生し適切な制御信号を出力することができない場合で
も、操舵系の弾性変形による捩じれの戻り力による影響
を回避することができる。
【0056】なお、上記実施の形態では、制御回路20
をマイクロコンピュータによって構成した場合について
説明したが、これに限らず加算器、積分演算器等の電子
回路を組み合わせて構成することも可能である。
【0057】また、上記実施の形態では、ブリッジ回路
のスイッチング素子としてバイポーラトランジスタを用
いた場合について説明したが、これに限らず、電界効果
トランジスタ等を適用することも可能である。同様に、
故障監視回路のリレーに変えてトランジスタ等のスイッ
チング素子を適用することも可能である。
【0058】また、上記実施の形態では、ブリッジ回路
によってモータを駆動する場合について説明したが、こ
れに限らず、例えば、双方向接点リレー等によって駆動
回路を形成し、これによってモータを駆動制御するよう
にすることも可能である。
【0059】また、上記実施の形態においては、メイン
ポテンショメータとサブポテンショメータとから構成さ
れる操舵トルクセンサを適用した場合について説明した
がこれに限るものではなく、1つのポテンショメータで
構成される操舵トルクセンサを適用することも可能であ
る。
【0060】また、上記実施の形態では、制御回路24
の異常をウォッチドッグタイマによって検出するように
した場合について説明したが、これに限らず、例えば制
御回路24への電源供給状況、或いは、データ通信内容
等に基づいて制御回路24の異常を検出するようにする
ことも可能であり、要は、制御回路24から正常な制御
信号が出力されていない状態であることが検出できれば
よい。また、例えばトルクセンサ等の各種センサの異常
を検出した場合に異常検出信号ZE を故障検出器65a
に出力するようにすれば、何らかの異常によりモータ9
を停止させる場合でも、操舵に伴う操舵系の捩じれの戻
り力による影響をステアリングホイール3が受けること
なく停止させることができる。また、異常発生時に関わ
らず、例えばモータ9による操舵補助中等にモータ9を
停止させる場合でも適用することができる。
【0061】さらに、上記実施の形態では、リレーR2
によるモータ9の端子間の短絡を、リレーR1 が作動し
てから所定時間経過後に開放するようにした場合につい
て説明したが、例えばモータ9の回生制動に伴い生じる
起電力を検出し、捩じれの戻り力によるモータ9の回転
が停止したとみなすことができるとき、リレーR2 によ
る短絡を開放するようにすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す概略構成図である。
【図2】本発明に係る制御装置の一例を示すブロック図
である。
【図3】図2のモータ駆動回路30及び故障監視回路6
5の一例を示すブロック図である。
【図4】本発明の動作説明に供するタイミングチャート
である。
【符号の説明】
3 ステアリングホイール 9 モータ 9b 電磁クラッチ 10 操舵トルクセンサ 11 車速センサ 12 制御装置 13 電源 14 電圧検出回路 20 制御回路 30 モータ駆動回路 31 ゲート駆動回路 36 ブリッジ回路 65 故障監視回路 65a 故障検出器 65b モータ停止制御回路 Tr1 〜Tr4 トランジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の操舵系に連結され操舵補助トルク
    を発生する電動機と、前記操舵系の操舵トルクを検出す
    る操舵トルク検出手段と、当該操舵トルク検出手段で検
    出した操舵トルクに応じて前記電動機を駆動する電動機
    駆動手段と、を備えた電動パワーステアリング装置にお
    いて、前記電動機と前記電動機駆動制御手段との間を遮
    断する遮断手段と、当該遮断手段の作動と共に前記電動
    機の端子間を所定時間短絡する第1の短絡手段と、当該
    第1の短絡手段での短絡により前記電動機が回生制動状
    態となって生じる起電力に応じて作動し、且つ前記電動
    機の端子間を所定時間短絡する第2の短絡手段と、を備
    えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の短絡手段は、自己保持リレー
    で構成され、そのコイル部は前記第1の短絡手段と前記
    電動機との間に介挿され、前記第2の短絡手段は、前記
    第1の短絡手段が作動状態となったときに前記コイル部
    を励磁する前記起電力に応じて作動するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007297009A (ja) * 2006-05-02 2007-11-15 Nissan Motor Co Ltd 車両用操舵制御装置
US7908057B2 (en) 2006-06-23 2011-03-15 Mitsubishi Electric Corporation Power steering apparatus
CN103112495A (zh) * 2013-02-02 2013-05-22 哈尔滨工业大学 一种新型汽车电动助力转向容错控制装置及方法
DE102019204913A1 (de) * 2019-04-05 2020-10-08 Zf Friedrichshafen Ag Verfahren und Vorrichtung zum Betreiben einer Lenkung eines Kraftfahrzeugs sowie Steuergerät und Lenkung

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