JP2006062627A - 操舵反力制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 操向輪2,2を転舵させる舵取り機構3と機械的に切り離されたハンドル1と、このハンドル1に操舵反力を発生させる反力モータ6と、操舵状態に応じて反力モータ6を駆動制御する操舵反力制御装置12と、を有するステア・バイ・ワイヤシステムにおいて、SBWシステムがオフ状態のとき、ハンドル1の回転を検出する回生電流検知回路を備え、操舵反力制御装置12は、ハンドル1の回転が検出されたとき、SBWシステムを起動し、反力モータ6を駆動制御して中立位置ずれを補正する。
【選択図】 図1
Description
操向輪を転舵させる舵取り機構と機械的に切り離された操作入力手段と、
この操作入力手段に操舵反力を発生させる反力モータと、
操舵状態に応じて前記反力モータを駆動制御する操舵反力制御手段と、
を有するステア・バイ・ワイヤシステムにおいて、
前記ステア・バイ・ワイヤシステムがオフ状態のとき、前記操作入力手段の回転を検出する回転検出手段を備え、
前記操舵反力制御手段は、操作入力手段の回転が検出されたとき、ステア・バイ・ワイヤシステムを起動し、前記反力モータを駆動制御して中立位置ずれを補正することを特徴とする。
図1は実施例1の操舵反力制御装置が適用されたステア・バイ・ワイヤシステムを示す全体構成図である。
操舵反力制御装置12は、CPU21と、ドライバ回路22と、駆動回路23と、回生電流発生用リレー(短絡手段)24と、電流センサ25と、システム起動回路26と、回生電流検知回路(回転検出手段)27と、電源回路28とを備えている。
[中立位置ずれ補正制御処理]
図3は実施例1装置において、操舵反力制御装置12のCPU21で実行されるSBWシステムOFF時の中立位置ずれ補正制御処理の流れを示すフローチャートであり、以下、各ステップについて説明する。なお、本制御処理は、所定の周期で繰り返し実施される。
Im=Kθ(θt−θh)−Kω(θh') …(1)
ただし、θt:操向輪角度、θh:ハンドル角度、θh':ハンドル角速度、Kθ:角度ゲイン、Kω:角度速度ゲイン、Im:反力モータ電流指令値である。
SBWシステムがOFFのときには、回生電流発生用リレー24により反力モータ6の両端子が短絡した状態となっている。
自動車の操舵を電動モータで行うSBWシステムにおいて、システムOFF時にはモータが通電されていないため、特別な機構を別途設けない限り、ハンドルは外部から力を加えると、回転してしまう。この場合、ハンドルの中立位置と操向輪の中立位置との関係がずれてしまう中立位置ずれという状態になってしまう。
これに対し、実施例1の操舵反力制御装置では、システムOFF時、ハンドル1の回転を検出したときにのみ、SBWシステムを速やかに起動し、ハンドル角度を操向輪角度に一致させる中立位置ずれ補正を実施する。よって、次にシステムがONされたとき、車両発進前に中立位置ずれを補正する処理が不要であるため、車両を速やかに発進させることができる。
実施例1の操舵反力制御装置にあっては、下記に列挙する効果が得られる。
[中立位置ずれ補正制御処理]
図4は実施例2装置において、操舵反力制御装置12のCPU12で実行されるSBWシステムOFF時の中立位置ずれ補正制御処理の流れを示すフローチャートである。なお、図4のフローチャートにおいて、ステップS11〜ステップS17は、図3のステップS1〜ステップS7と同一の処理を行うため、説明を省略し、実施例1と異なるステップのみ説明する。
イグニッションキースイッチがOFFであるにもかかわらず、ハンドル1が所定条件以上回された場合には、図4のフローチャートにおいて、ステップS11→ステップS12→ステップS13→ステップS14→ステップS15→ステップS21→ステップS22へと進む流れとなる。
なお、時間に代えて、ハンドル1が所定回数以上回されたとき、警告を発するようにしてもよい。また、電流指令値が所定値以上となったとき、警告を発するようにしてもよい。
ドアロックする前のシステムOFF中に運転者等がハンドルを回してしまうことは、通常の状況として十分考えられるが、ハンドル1が回される時間は、乗降時にハンドル1につかまる等の短時間と想定されるため、それ以上の長い時間にわたってハンドル1が回されるということは、窃盗等の目的で不審者が侵入していると考えられる。
実施例2の操舵反力制御装置にあっては、実施例1の効果(1)〜(4)に加え、下記の効果が得られる。
2 操向輪
3 舵取り機構
4 コラムシャフト
5 ハンドル角度センサ
6 反力モータ
7 ピニオンシャフト
8 操向輪角度センサ
9 転舵モータ
10 転舵制御装置
11 車速センサ
12 操舵反力制御装置
21 CPU
22 ドライバ回路
23 駆動回路
24 回生電流発生用リレー
25 電流センサ
26 システム起動回路
27 回生電流検知回路
28 電源回路
Claims (5)
- 操向輪を転舵させる舵取り機構と機械的に切り離された操作入力手段と、
この操作入力手段に操舵反力を発生させる反力モータと、
操舵状態に応じて前記反力モータを駆動制御する操舵反力制御手段と、
を有するステア・バイ・ワイヤシステムにおいて、
前記ステア・バイ・ワイヤシステムがオフ状態のとき、前記操作入力手段の回転を検出する回転検出手段を備え、
前記操舵反力制御手段は、操作入力手段の回転が検出されたとき、ステア・バイ・ワイヤシステムを起動し、前記反力モータを駆動制御して中立位置ずれを補正することを特徴とする操舵反力制御装置。 - 請求項1に記載の操舵反力制御装置において、
前記操舵反力制御手段は、中立位置ずれ補正後、前記ステア・バイ・ワイヤシステムをオフすることを特徴とする操舵反力制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載の操舵反力制御装置において、
前記ステア・バイ・ワイヤシステムがオフ状態のとき、前記反力モータの両端子を短絡させる短絡手段を設け、
前記回転検出手段は、前記反力モータの回生電流を検出する手段であり、
前記操舵反力制御手段は、前記反力モータの回生電流が検出されたとき、中立位置ずれ補正を行うことを特徴とする操舵反力制御装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の操舵反力制御装置において、
車外に警告を発する警告手段を設け、
前記操舵反力制御手段は、イグニッションキースイッチがオフのとき、前記操作入力手段の回転が所定時間以上継続した場合には、前記警告手段に対し警告を発する指令を出力することを特徴とする操舵反力制御装置。 - 請求項1ないし請求項4に記載の操舵反力制御装置において、
前記操舵反力制御手段は、中立位置ずれ補正時、操舵角速度が高いほど、中立位置ずれの補正速度を緩やかにすることを特徴とする操舵反力制御装置。
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- 2004-08-30 JP JP2004250986A patent/JP2006062627A/ja not_active Ceased
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