JP2003181344A - 2段水流を用いた水洗式塗装ブース - Google Patents

2段水流を用いた水洗式塗装ブース

Info

Publication number
JP2003181344A
JP2003181344A JP2001383131A JP2001383131A JP2003181344A JP 2003181344 A JP2003181344 A JP 2003181344A JP 2001383131 A JP2001383131 A JP 2001383131A JP 2001383131 A JP2001383131 A JP 2001383131A JP 2003181344 A JP2003181344 A JP 2003181344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water flow
flow plate
shower
stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001383131A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3704083B2 (ja
Inventor
Shigeki Suzuki
茂樹 鈴木
Koichi Toikawa
浩一 樋川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anest Iwata Corp
Original Assignee
Anest Iwata Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anest Iwata Corp filed Critical Anest Iwata Corp
Priority to JP2001383131A priority Critical patent/JP3704083B2/ja
Priority to TW091107345A priority patent/TW544337B/zh
Priority to KR1020020049304A priority patent/KR20030051168A/ko
Priority to CNB021562008A priority patent/CN1325172C/zh
Publication of JP2003181344A publication Critical patent/JP2003181344A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3704083B2 publication Critical patent/JP3704083B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B14/00Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
    • B05B14/40Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
    • B05B14/41Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by cleaning the walls of the booth
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B14/00Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
    • B05B14/40Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
    • B05B14/46Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material
    • B05B14/469Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material wherein the washing material is the spraying material

Abstract

(57)【要約】 【課題】シャワーによる塗料ミストの捕集を行う水洗塗
装室は捕集効率をあげるため多くの水を使用し、前面の
水流板やシャワーノズルに循環させている。しかし水流
板の下部の吸い込み口よりシャワー水洗されるまでの内
部には塗料の付着がし易く、清掃の負担を多くしてい
た。また水の流れる音や衝突音が騒音として作業者に不
快感を与え、近隣への悪影響をもたらす結果になってい
る。本発明はこれらの問題点を解決したものである。 【解決手段】塗料ミスト捕集のため噴射したシャワー水
を受ける樋を処理室内に設け、シャワー水の一部を水槽
に還流し、残りを樋の長手方向に沿ってオーバーフロー
させ、鉛直面を形成する水流板より流下させるように構
成した。水流板は内部に上下2段で構成し、上部前方に
第1段水流板を配し、下部後部に第2段水流板を配して
第1段水流板と第2段水流板との間に、吸引気流が通過
の通路を形成し、第2段水流板の下端は下部水流に流入
するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプレー塗装にお
いて噴霧された塗料のうち、被塗装物に塗着しないで飛
散する塗料ミストを吸引し、捕捉回収する塗装用ブース
に関し、特に排気ファンにより塗料ミストを気流と共に
吸引し、シャワー水により塗料ミストを捕捉処理して清
浄な空気として、排出する水洗式塗装ブースに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な水洗式塗装ブースは、図4に示
すように下部に水槽45を配し、排気扇41により塗装室前
面のミスト含有気流を吸引し、ミスト処理室内43を通過
する際に、ノズル44からの水洗シャワーを噴射してミス
トを水と共に下部水槽に落として捕捉するもので、ポン
プ(図示無し)で吸い上げた水を前記ノズル44供給する
と共に、塗装室前面に設けた水流板42にオーバーフロー
させる樋46に供給している。水流板と水流板の後部に設
けたミスト処理室内43で捕捉された塗料は、水槽内に落
とし込まれスラッジとして分離回収処分される。
【0003】この種の塗装ブースは飛散する塗料のミス
トを水との接触により捕捉するため、接触の機会を多く
することによって捕集効率を高め、排気する空気の清浄
化を高めることができ、大気汚染・環境汚染を防止する
ことができる。
【0004】また、シャワーによる水滴を用いる場合、
水滴は細かい粒子とするほど表面積が多くなり、同じ水
量で捕捉効果を上げることができるが、細かすぎると気
流と共に排気される確率が高くなり塗装ブースとしての
ミスト捕集効率が低下することによって、環境汚染の問
題が発生する。
【0005】シャワーによる塗料ミストの捕集の他、一
般的水洗ブースには水流板による捕捉がある。通常、塗
装室に向かって前面には水流板が設けられ、ポンプによ
って水流板の上部に配した樋に供給した水をオーバーフ
ローさせ、水流板の全面に水膜を形成している。水流板
の下部は、水槽内の水面との間に、処理室に吸引される
気流の吸い込み口が形成され、オーバースプレーミスト
を効果的に吸引し、前記の処理室で捕捉するように構成
されている。また噴霧されたオーバースプレー粒子のう
ち直進した塗料粒子は、この水膜に衝突し水と共に水槽
に落下し、シャワーと同様に捕捉される。
【0006】この様な水洗式の塗装ブースの問題点とし
て塗装室内部において捕捉できない塗料ミストが付着し
汚染することによって、清掃に多くの時間がとられるこ
とがあげられる。また大量の水を流すために水流による
音の問題がある。すなわち水流板を流下し吸い込み口を
通過して水面に落下する水の音が騒音となって、作業者
の不快感等、作業環境の低下をもたらしている。また処
理室の水洗シャワーから水槽内に落下する水の音も同様
となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】水洗塗装ブースの基本
機能であるミストの捕捉効率を最大限に維持するため
に、塗料ミストの含有気流が通過する区域に捕捉するた
めの水もしくは水分の流れを効果的に配置して、少ない
水量で捕捉の効率を上げることが必要である。その結果
塗装室内の他の箇所に付着する塗料を削減し、清掃等に
要する日常のメンテナンスを容易にすることが求められ
ている。
【0008】また作業環境からも汚れによる異臭の発生
を防止することにつながる他、水の循環がもたらす水流
による騒音を低下し、より静かで作業環境の良い塗装室
を得ることが本発明の課題である。前述の通りミストの
捕集効率を上げるためには水の量を多くすることが必要
であるが、多くすれば騒音も大きくなり、水量を増加さ
せずに循環する水の捕捉効果を向上させて、捕集効率を
上げることもまた必要となる。
【0009】
【問題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ために本発明は、排気ファンによる吸込気流によって塗
装室の前面下部の吸い込み口より塗料ミストを吸引し、
ミスト処理室を通過するミスト含有気流に水洗シャワー
を噴射して塗料ミストを捕捉する水洗式塗装ブースに対
して、噴射したシャワー水を受ける樋を設け、シャワー
水の一部は水槽に還流し、残りを樋の長手方向に沿って
オーバーフローさせ、鉛直面を形成する水流板より下部
の水面に流下させるように構成したことを特長とする。
【0010】これによってシャワー排水が活用できるた
め、新たな供給用ポンプを追加したり揚水量を増加させ
ずに内部に設けた水流板によってミストを捕捉し、塗装
室内部の塗料付着防止・汚れ防止を図ることができる。
またシャワーより落下する水を内部の樋に受けることで
直接水面に落下する時の音を削減し、塗装室側への騒音
を低減し作業環境を改善することができる。またシャワ
ー水を樋に効率よく受けるための手段としては、樋に向
かって通路ができるようにガイドを設けることでよい。
【0011】更にオーバーフロー水が水流板に流下する
とき、水膜を形成するに十分かつ適正な流量となるよう
シャワー水量を調節可能とする手段もしくは水槽に還流
する流路の調節手段を設け、水流板の流下状態を適正に
保つことができるようにした。水流は多すぎると流れに
乱れが生じ流下時の音が大きくなり、逆に少ない場合は
ゴミや塗料の付着などにより水膜切れが生じやすく、水
の流れがない部分への塗料付着が生じるため、樋への流
入もしくは流出量のいずれか又は双方を調節できるよう
にすることが、より効果のある装置とすることができ
る。
【0012】更に水流板はオーバーフローの樋に着脱可
能としたことにより、使用停止時の点検、メンテナンス
又は清掃作業においては、作業空間が多く確保でき、作
業の容易化が可能となる。別の手段としては、塗装室前
面の水流板を上下2段で構成し、上部前方に第1段水流
板を配し、下部後方に第2段水流板を配して、前記第1
段水流板にはポンプによる循環水を受けた樋からのでオ
ーバーフロー水を流し、前記第2段水流板には第1段水
流板の内側に設けた噴射ノズルのシャワー水を受けた樋
からのオーバーフロー水を流すように構成したことであ
る。そして第1段水流板と第2段水流板との間は、ミス
ト処理室に吸引気流が通過する吸い込み通路を形成し
た。第2段水流板の下端は水槽内に直接流入するか、下
部を流れる水流に流入するように位置決めしている。
【0013】これにより既に述べた作用効果の他、第1
段目の水流板より落下する水を、その下方内部に設けた
第2の水流板の流れに沿うように合流させることがで
き、塗装室前面に生じていた水の落下衝突音を大幅に減
少させることができる。一般に水面にほぼ直角に落下し
衝突する場合は跳ね返り等もあり、激しい騒音となる
が、本発明によれば下方に落下する流れとして合流させ
ることにより騒音の発生を防ぐことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施例を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1は塗装室の横から
見た断面図である。下部に配置された水槽1は前部水槽
1Aと後部水槽1Bに分割されている。中央部分にはミ
スト処理室3が設けられ、その上部に排気ファン4が取
り付けられている。処理室3の前面は上部に樋5を設
け、該樋5より下方に水流板6が垂下されている。水流
板6は製作上及びメンテナンスのしやすさを考慮し、上
部水流板6Aと下部水流板6Bとで構成されている。
【0015】下部水流板6Bの下端は吸い込み口7をあ
けて前記排気ファン4の吸い込み気流が適度な流速で吸
引されるよう形成されている。ミスト処理室3は排気フ
ァン4による吸い込み気流の通路になっており、中間部
分に水洗シャワーの噴射ノズル8が設けられ、通過気流
に向けて噴射されるようになっている。
【0016】実施例では図2に一部示されているよう
に、塗装室正面から見て左右の方向に複数の噴射ノズル
が並べられ、処理室内の気流通路全域をシャワー水が噴
霧するようになっている。また噴射方向はガイド板9に
沿って斜め方向に噴射方向が定められている。20はエ
リミネータで気流の流れとともに排気ファン4で吸い込
まれる細かい水滴を除去するために設けられる。
【0017】水洗シャワー噴射方向の先には別の下部樋
10が設けられ、前記処理室前面の水流板6(第1段水
流板)と同様、第2段水流板として下段水流板11が取
り付けられている。この下部樋10は前面よりオーバー
フローするように構成され、前記シャワー水を受け、オ
ーバーフローした水が下段水流板11に沿って流れる。
また下部樋10の両端部には排水路12が設けられてい
る。該排水路12は、排水樋12Aを経て、図2に鎖線
で示すように両側に設けた導水路13を経て前部水槽1
Aに連絡されている。
【0018】前部水槽1Aは前方の一部を残して底上げ
し、処理室3の下部に至る傾斜面14を形成、前部水槽
1A内に送り込まれたシャワー排水がオーバーフロー
し、該傾斜面14を流れるように形成される。このため
前部水槽1Aは必要な水量として流入するシャワー排水
に対して安定した水面が得られれば良く、可能な範囲で
小さくしている。
【0019】本発明の実施例として図1、図2に示す装
置では、傾斜面14の低部先端14Aは下段主流板11
の直前で、後部水槽1B内に落ち込んでいて、水はその
まま後部水槽内に流下するように連絡されている。また
前部水槽1Aの底は浅くしているが、清掃時に溜まった
水を流すため、排水手段を設けるか、底部と後部水槽を
つなぐ小さな排水路を形成し、後部水槽を排水した時に
流れ出るようにしても良い。
【0020】水槽内の水量は運転時に前部水槽1Aから
のオーバーフローが傾斜面14の全域に流れを作るよう
にし、淀みが無い量とする。また下段主流板11の下端
は後部水槽1B内に入り込んでおり、該下端と水面が開
かないように水量が調整される。水の循環流量は一般に
ポンプによって調節され適正な水流及びシャワー水が決
められ、またシャワーへの流量は供給路に設けたバルブ
によって調整される。
【0021】図3に示す他の実施例では、前記の傾斜面
14は下段水流板11に至り、端部に設けた排水口に流
れるように構成されている。この例では下段水流板11
の下端は傾斜面14の水流に合流するように位置づけら
れる。これにより流下する水は衝突音を発生することな
く静かに流れ、騒音の発生を押さえることができる。下
段水流板11より流下する水量は、樋10が受けるシャ
ワー水を水槽1Aに戻す排水路12の開口面積を調節し
たり、シャワー水量を直接調節してオーバーフロー水を
調節することによって適正な水中膜を形成する流量を得
ることができる。
【0022】下段水流板11の長手方向の幅は、吸い込
み口の幅すなわち塗装室の開口幅を十分にカバーする程
度とし、オーバーフローの縁は前方の水流板の下端6C
より高い位置になっている。また前方の水流板との間隔
は気流の通過面積を確保した中で近い位置に配置され、
該水流板の下端から落下するカーテン状の水が吸い込み
気流によって分断されながら、その殆どが下段水流板1
1にあたり流下する水流に合流するため落下時の衝突音
が低減される。
【0023】またいずれの水流板も取り外し、もしくは
開閉により内部のメンテナンスが容易にできるよう配慮
されている。実施例では下段水流板11が取り外し可能
にオーバーフロー用の下部樋に掛けられていて、取り外
した場合吸い込み部の前部から後部にかけて吹き抜けに
なる構造としている。したがって清掃やメンテナンス時
に作業が一段とやりやすくなっている。尚、本実施例
は、ミストの捕捉に水を用いる水洗式を主として説明し
たが、水に替えて薬剤液、油性系液剤等を使用する場合
も適用され、同様の効果を得ることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上の構成により以下に示す効
果を得ることができる。本発明によれば吸い込み気流中
に含まれる塗料ミストを捕集するために、水洗シャワー
から噴射された水を処理室内部に設けた樋で受け、その
オーバーフロー水を利用して内部に水流板を設けたた
め、新たなポンプや揚水量の増加をさせずに捕捉効果を
向上し、処理室内部の塗料粒子付着による汚れを防止で
きる。
【0025】またシャワーの水が直接水槽に落下し、水
面への落下音による騒音が生じることなく、水流板より
流れを継続したまま水槽内に流入させ、静かな運転がで
きる。更に水流板はミストの処理室として気流通路の後
部壁面を兼用しているため、これを取り外すことによっ
て後部に吹き抜けとなり、清掃・メンテナンス等の作業
が極めてやりやすくなる。
【0026】塗装室前面の水流板は上下にかつ前後に配
置したことにより、下方の水面に至るまで全面が水流板
となり、飛散して塗装室に向かう塗料粒子は水流板で細
くされる確率が大きく、全体の捕集効率を向上させる。
すなわち従来下部吸い込み口より抜けた粒子は気流の勢
いにのって直進する慣性力で、下段内部の水流板11に
衝突し、流下する水と共に水槽内に取り込まれる。
【0027】更に前方上部の水流板6より流下する水
は、気流に吸い寄せられるように後方の水流板11を流
れる水に合流するため、壁面に衝突する場合に比較し騒
音の低下が図れる。以上の通り本発明によれば塗装室全
体の塗料付着を防止して、汚れによる作業環境を改善し
清潔な外観を維持することができる他、運転時問題であ
った騒音についても、シャワー排水の落下音が静かに流
入する音になって騒音そのもの・感じ方のの低減が図れ
て、作業者の環境を改善する他、周囲への影響も改善さ
れる。また塗料の付着による清掃やメンテナンスの際に
も水流板の配置構造から極めてやりやすくなり、その負
担が大幅に軽減されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す主要部の断面図
【図2】本発明の内部構造を示す斜視図
【図3】本発明の他の実施例を示す主要部の断面図
【図4】従来の塗装用水洗ブースの一例を示す断面構造
【符号の説明】
1、水槽(1A、前部水槽 1B、後部水槽 3、ミスト処理室 6、水流板 7、吸い込み口 8、シャワーノズル 10、下部樋 11、下段水流板 12、排水路 13、導水路 14、傾斜面 15、排水口

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排気ファンによる気流によって塗装室の前
    面下部の吸い込み口より塗料ミストを吸引してミスト処
    理室に導き、該ミスト処理室を通過するミスト含有気流
    に水洗シャワーを噴射して塗料ミストを捕捉する水洗式
    塗装ブースにおいて、噴射したシャワー水を受ける樋を
    設け、シャワー水の一部を水槽に還流し、残りを樋の長
    手方向に沿ってオーバーフローさせ、鉛直面を形成する
    水流板より流下させるように構成した水洗式塗装ブー
    ス。
  2. 【請求項2】オーバーフロー水が水流板に流下すると
    き、水膜を形成するに十分かつ適正な流量となるようシ
    ャワー水量を調節可能とする手段もしくは水槽に還流す
    る流路の調節手段を設けた請求項1に記載の水洗式塗装
    ブース。
  3. 【請求項3】前記水流板をオーバーフローの樋に着脱可
    能とした請求項1及び請求項2に記載の水洗式塗装ブー
    ス。
  4. 【請求項4】シャワー水がオーバーフローの樋に落下す
    るようガイドを設けてなる請求項1乃至請求項3に記載
    の水洗式塗装ブース。
  5. 【請求項5】塗料の吹き付け方向に面して塗装室前面に
    設けた水流板を上下2段で構成し、上部前方に第1段水
    流板を配し、下部後方に第2段水流板を配して、前記第
    1段水流板にはポンプによる循環水を受けた樋からのオ
    ーバーフロー水を流し、前記第2段水流板には第1段水
    流板の内側に設けた噴射ノズルからのシャワー水を受け
    た樋からのオーバーフロー水を流してなる2段水流を用
    いた水洗式塗装ブース。
  6. 【請求項6】第1段水流板と第2段水流板との間は、ミ
    スト処理室に吸引気流が通過する吸い込み通路を形成
    し、第2段水流板の下端は下方の水流もしくは水槽内に
    連続して流入するように構成した請求項5に記載の水洗
    式塗装ブース。
  7. 【請求項7】水の代わりにミスト捕捉用液体を用いた請
    求項1乃至請求項6記載の塗装用ブース
JP2001383131A 2001-12-17 2001-12-17 2段水流を用いた水洗式塗装ブース Expired - Fee Related JP3704083B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001383131A JP3704083B2 (ja) 2001-12-17 2001-12-17 2段水流を用いた水洗式塗装ブース
TW091107345A TW544337B (en) 2001-12-17 2002-04-11 Washing type painting booth which uses two step water flows
KR1020020049304A KR20030051168A (ko) 2001-12-17 2002-08-20 2단 수류를 이용한 수세식 도장 부스
CNB021562008A CN1325172C (zh) 2001-12-17 2002-12-17 采用2级水流的水洗式喷涂室

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001383131A JP3704083B2 (ja) 2001-12-17 2001-12-17 2段水流を用いた水洗式塗装ブース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003181344A true JP2003181344A (ja) 2003-07-02
JP3704083B2 JP3704083B2 (ja) 2005-10-05

Family

ID=19187548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001383131A Expired - Fee Related JP3704083B2 (ja) 2001-12-17 2001-12-17 2段水流を用いた水洗式塗装ブース

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP3704083B2 (ja)
KR (1) KR20030051168A (ja)
CN (1) CN1325172C (ja)
TW (1) TW544337B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010115626A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Anest Iwata Corp 塗装ブースにおけるスラッジ処理用回収装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102600686B (zh) * 2012-03-23 2014-04-23 林斌 一种喷涂用水幕空气过滤装置
CN103785662B (zh) * 2012-10-31 2016-06-08 北汽福田汽车股份有限公司 原子灰落地清理机构及方法
CN105855087B (zh) * 2016-04-20 2018-11-27 盐城市荣南机械制造有限公司 一种农用机械前桥喷漆流水线中油漆回收利用方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0004472B1 (en) * 1978-03-29 1984-01-18 Morwood Holdings Pty. Ltd Spray booth
CN1006854B (zh) * 1988-04-08 1990-02-21 江苏省劳动保护科学技术研究所 吹吸式多重水帘喷漆室
JP2886409B2 (ja) * 1993-01-28 1999-04-26 アネスト岩田株式会社 粉塵除去装置
DE4407598A1 (de) * 1994-03-08 1995-09-14 Wurster Gerd Lackieranlage
JPH08309263A (ja) * 1995-05-19 1996-11-26 Iwata Air Compressor Mfg Co Ltd 湿式塗装ブースの塗料スラッジ回収システム
JPH10165864A (ja) * 1996-12-12 1998-06-23 Nippon Paint Plant Eng Kk 水溶性塗料の塗装装置
JPH11156255A (ja) * 1997-09-26 1999-06-15 Anest Iwata Corp 塗料リサイクルシステムのスプレーミスト回収機構
JP3571577B2 (ja) * 1999-05-18 2004-09-29 アネスト岩田株式会社 水洗塗装ブースのスラッジ回収構造
JP2001219111A (ja) * 2000-02-09 2001-08-14 Anest Iwata Corp 塗料ミスト回収装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010115626A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Anest Iwata Corp 塗装ブースにおけるスラッジ処理用回収装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1426849A (zh) 2003-07-02
JP3704083B2 (ja) 2005-10-05
TW544337B (en) 2003-08-01
KR20030051168A (ko) 2003-06-25
CN1325172C (zh) 2007-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4467432B2 (ja) 自己洗浄型排気システム及び方法
KR20180042594A (ko) 에어 송풍기능을 갖는 잔수 흡입 장치
JP2017148758A (ja) 噴霧液回収ブース
JP2017148759A (ja) 噴霧液回収ブース
US5286268A (en) Paint mist removing apparatus
JP3704083B2 (ja) 2段水流を用いた水洗式塗装ブース
JP2004357820A (ja) 手乾燥装置
JP3704084B2 (ja) 循環水流を用いた水洗式塗装ブース
US4601236A (en) Pump-less paint spray booth
JP4255331B2 (ja) 気体浄化装置、及び、塗装ブース
US5336283A (en) Paint mist removing apparatus
JPH0647536Y2 (ja) 風綿除去装置
JP2003181343A (ja) 屈曲風洞を備えた塗装ブース
JP3542873B2 (ja) 洗浄集じん装置
JP2626948B2 (ja) 洗浄集塵装置
JP4236446B2 (ja) 手洗い機付きエアーシャワー装置
JP2592222B2 (ja) 塗装ブースの浄化装置
CN213193135U (zh) 喷涂废气处理水洗台
JP2008049286A (ja) 水洗式捕集装置を備えた塗装室
JP7451322B2 (ja) 手指の洗浄装置
JPH09141032A (ja) 穀類処理装置の排気用湿式集塵装置
JPH05146727A (ja) 塗料ミスト除去装置
JPH04126715U (ja) 塗料ミスト除去装置
JP3108458B2 (ja) 塗料ミスト除去装置
JP2017077202A (ja) 捕虫装置、捕虫方法及び下水道処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050719

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050721

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080729

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090729

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090729

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100729

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100729

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110729

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120729

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130729

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees