JP2003178711A - 蛍光ランプ - Google Patents

蛍光ランプ

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Publication number
JP2003178711A
JP2003178711A JP2001374455A JP2001374455A JP2003178711A JP 2003178711 A JP2003178711 A JP 2003178711A JP 2001374455 A JP2001374455 A JP 2001374455A JP 2001374455 A JP2001374455 A JP 2001374455A JP 2003178711 A JP2003178711 A JP 2003178711A
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JP
Japan
Prior art keywords
fluorescent lamp
glass tube
electrode
rare gas
getter material
Prior art date
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Application number
JP2001374455A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Takahashi
雄次 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Harison Toshiba Lighting Corp
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Publication date
Application filed by Harison Toshiba Lighting Corp filed Critical Harison Toshiba Lighting Corp
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  • Discharge Lamp (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高電流域で使用でき、かつ小形化が図れる蛍
光ランプを作る。 【解決手段】 ガラス管11の内壁に蛍光体被膜12が
形成され、ガラス管の内部に希ガス、又は希ガスと水銀
が封入され、ガラス管の両端に導入線13が気密に封着
され、導入線の内端部それぞれに電極14が接続された
構造の蛍光ランプ1において、導入線13の内端部それ
ぞれの内部に、不純物ガスを吸着するゲッター材15を
埋め込み、電極14それぞれは内部が空の円筒体のまま
の構造にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光ランプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、パーソナルコンピュータ、ワー
ドプロセッサ、モニター等の液晶表示装置のバックライ
ト装置に用いられる冷陰極蛍光ランプ1は、図2に示す
構造である。すなわち、ガラス管11の内壁面の全周、
ほぼ全長に渡り、蛍光体被膜12を形成し、ガラス管1
1の内部に希ガス、又は希ガスと水銀を封入し、ガラス
管11の両端に導入線13それぞれを気密に封着し、各
導入線13の内端部に電極14を接続した構造である。
【0003】そして、従来の蛍光ランプ1の場合、製造
過程でガラス管11の内部に不純物ガスが発生するた
め、図3に示すように、内部の不純物ガスを吸着して除
去する目的で、ジルコニウム(Zr)合金のゲッター材
16を円筒体の電極14の内部に充填していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の蛍光ランプの構造では、円筒体の電極14の内部
にゲッター材16が充填されているためにその実効表面
積が円筒体のほぼ外周面積分しかない。
【0005】近年の液晶バックライト装置用の蛍光ラン
プは外径がφ2mm程度の細いものであり、電極部の表
面積はある程度の大きさを確保する必要があるために、
従来の電極構造では電極長を長くすることによって実効
表面積を大きくするか、あるいは低電流域で使用するか
することにより寿命を確保していた。このため、従来の
蛍光ランプでは、高電流域で使用する蛍光ランプの小形
化が困難であった。
【0006】本発明はこのような従来の技術的課題に鑑
みてなされたもので、高電流域で使用でき、かつ小形化
が図れる蛍光ランプを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ガラ
ス管の内壁に蛍光体被膜が形成され、前記ガラス管の内
部に希ガス、又は希ガスと水銀が封入され、前記ガラス
管の両端に導入線が気密に封着され、前記導入線の内端
部それぞれに電極が接続されて成る蛍光ランプにおい
て、前記導入線の内端部それぞれの内部に、不純物ガス
を吸着するためのゲッター材を埋め込み、前記電極それ
ぞれは円筒体にして、互いに対向する面を開口し、内部
を空の状態にして前記導入線の内端部それぞれに接続し
たことを特徴とするものである。
【0008】請求項1の発明の蛍光ランプでは、製造過
程で発生する不純物ガスを吸着するゲッター材を導入線
の内端部の内部に埋め込み、電極は円筒体のままにして
いるので、電極部の実効表面積がほぼ円筒体の外周面積
と内周面積とを合算した大きさにでき、従来の約2倍の
実効表面積を確保することができる。このため、従来と
同サイズであればより高電流域で使用でき、あるいは長
寿命化が図れ、また従来と同じ程度の明るさにするなら
ば小形化できる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の蛍光ランプ
において、ジルコニウム(Zr)合金を前記ゲッター材
としたものであり、ガラス管内部の不純物ガスを効果的
に吸着除去できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。本発明の実施の形態の蛍光ランプ1
の全体的な構成は、従来例として図2に示したものと共
通である。そして、導入線13及び電極14の接続部分
の内部構造が図1に示すものになっている。
【0011】まず全体的には、ガラス管11の内壁に蛍
光体被膜12が形成され、ガラス管11の内部に希ガ
ス、又は希ガスと水銀が封入され、ガラス管11の両端
に導入線13が気密に封着され、導入線13の内端部そ
れぞれに電極14が接続された構造である。
【0012】図1に示すように、各導入線13の内端部
それぞれの内部に、不純物ガスを効果的に吸着するジル
コニウム(Zr)合金製のゲッター材15を埋め込んで
ある。各導入線13の内端部に電極14それぞれが接続
してあるが、各電極14は円筒体にして内部を空のま
ま、その外端部を導入線13の内端部の外周にかしめ固
定し、あるいは溶着してある。したがって、ガラス管1
1の内部両端に位置する電極14,14同士は、互いに
対向する面が開口し、内部が空の状態になっている。
【0013】これにより、本実施の形態の蛍光ランプで
は、製造過程でガラス管11の内部に発生する不純物ガ
スは導入線13の内部に埋め込まれたゲッター材15に
よって効果的に吸着除去される。そして、実際の使用の
際には、電極14の実効表面積がほぼ円筒体の外周面積
と内周面積とを合算した大きさになるため、高電流域で
も長寿命になる。つまり、電極の外径を従来と同サイズ
にし、従来と同程度の寿命を維持するものとすれば、従
来よりも高電流域での使用、つまりより明るい照明が可
能であり、逆に従来と同程度の電流域で使用するならば
長寿命化が図れる。また従来と同程度の明るさと寿命を
確保するものとすれば、従来よりも電極を小形化でき、
ランプ全体も小形化が図れる。
【0014】なお、上記の実施の形態では単管について
説明したが、これに限らず、2重管の内管ランプとして
も同様の構造を採用することができる。また、U字状、
C字状の曲管についても適用することができる。
【0015】また、ゲッター材にはガラス管内部に発生
する不純物ガスを吸着除去する性質がある材料物ならば
ジルコニウム合金以外のものを採用することも可能であ
る。
【0016】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、従来と同サイズであればより高電流域で使用でき、
あるいは長寿命化が図れ、また従来と同じ程度の明るさ
にするならば小形化できる。
【0017】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、ガラス管内部の不純物ガスを効果的に
吸着除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態の電極と導入線との
接続部の拡大断面図。
【図2】一般的な蛍光ランプの断面図。
【図3】従来例の電極と導入線との接続部の拡大断面
図。
【符号の説明】
11 ガラス管 12 蛍光体被膜 13 導入線 14 電極 15 ゲッター材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス管の内壁に蛍光体被膜が形成さ
    れ、前記ガラス管の内部に希ガス、又は希ガスと水銀が
    封入され、前記ガラス管の両端に導入線が気密に封着さ
    れ、前記導入線の内端部それぞれに電極が接続されて成
    る蛍光ランプにおいて、 前記導入線の内端部それぞれの内部に、不純物ガスを吸
    着するためのゲッター材を埋め込み、 前記電極それぞれは円筒体にして、互いに対向する面を
    開口し、内部を空の状態にして前記導入線の内端部それ
    ぞれに接続したことを特徴とする蛍光ランプ。
  2. 【請求項2】 前記ゲッター材は、ジルコニウム(Z
    r)合金であることを特徴とする請求項1に記載の蛍光
    ランプ。
JP2001374455A 2001-12-07 2001-12-07 蛍光ランプ Pending JP2003178711A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010108892A (ja) * 2008-10-01 2010-05-13 Ushio Inc ショートアーク型放電ランプ

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