JP2003175162A - 遊技機の装飾部材取付構造及び遊技機のランプユニット - Google Patents

遊技機の装飾部材取付構造及び遊技機のランプユニット

Info

Publication number
JP2003175162A
JP2003175162A JP2001378165A JP2001378165A JP2003175162A JP 2003175162 A JP2003175162 A JP 2003175162A JP 2001378165 A JP2001378165 A JP 2001378165A JP 2001378165 A JP2001378165 A JP 2001378165A JP 2003175162 A JP2003175162 A JP 2003175162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protrusion
lamp
lamp unit
game
lens cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001378165A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Ebihara
昌行 海老原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2001378165A priority Critical patent/JP2003175162A/ja
Publication of JP2003175162A publication Critical patent/JP2003175162A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の運搬時には、省スペースで効率よく
移送することができ、一方、遊技機の設置後は、遊技盤
面から突出する装飾部材による演出効果を充分に発揮す
る。 【解決手段】 第2のランプユニット152のレンズカ
バー168を回転させ、凸部168Aを切欠部154B
に合わせることで、突起部154Aの前方及び奥側への
行き来を可能とし、突起部154Aの奥側においてレン
ズカバー168を若干量回転させることで、凸部168
Aと突起部154Aとが干渉し、格納位置で保持でき
る。突起部154Aの手前側では、圧縮コイルばね16
6の付勢力で凸部168Aがリブ154Cに当接するこ
とで突出位置で保持できる。格納位置では運搬時におけ
るスペースを小さくすることができ、設置後は光の到達
範囲を拡大することができ、演出効果を充分に発揮させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤及び当該遊
技盤の遊技面を保護するほぼフラットな透明板を、遊技
に必要な周辺機器と共に取り囲むことで支持する枠状の
筐体が設けられ、この筐体が製造元から出荷先への運搬
時の梱包基準外形とされた遊技機に用いられる装飾部材
取付構造、特にランプユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、遊技機、特にパチンコ機において、始動入賞口(特
別図柄始動入賞口)に入賞したパチンコ球を検出するこ
とで抽選がなされ、遊技者に有利な状態とする機能(大
当り)を持つパチンコ機がある。
【0003】この種のパチンコ機では、抽選の結果を遊
技者に報知する演出として、パチンコ機のゲージ盤の中
央に表示部(通常は液晶表示画面)を設置している。こ
の表示部は、複数の列の図柄変動画面が構成され(背景
画面もある)、この変動する図柄が停止したときの並び
で当たり外れを報知するようになっている。遊技者は、
この図柄変動画面を見ることによって、当たりか外れか
に一喜一憂するため、期待感を持たせることができる。
【0004】また、遊技盤の周囲には、上記のような表
示部による図柄変動による演出と共に、演出を盛り上げ
たり、広告等のため、装飾部材が設けられている。装飾
部材には、内部にランプを備え、このランプを透明又は
半透明のレンズカバーで覆われたランプユニットが多用
されている。
【0005】一般にランプユニットのレンズカバーは、
遊技盤の前面に設けられた保護用のガラス板よりも前側
に突出していることが多く、この突出によりランプを点
灯させたときの光の到達範囲を拡大することができる。
【0006】しかしながら、レンズカバーがガラス板よ
りも突出していると、パチンコ機の製造元(メーカー)
から出荷先(ホール)まで搬送する際の梱包スペースが
拡大されることになる。すなわち、レンズカバーはパチ
ンコ機の一部で突出しているにすぎないが、木箱やダン
ボール等に梱包して積み重ねて運搬する際には、この一
部の突出部分を考慮しなければならないためである。
【0007】このように、運搬の際の効率化を図るた
め、レンズカバーは必要最小限の突出量に留められ、こ
の結果、レンズ効果が低減し、所望する光の到達範囲を
得ることが困難となっている。
【0008】なお、参考技術として、特開平11−19
7341号公報に、表示板や表示灯がパチンコ機本体に
対して出没する構造が開示されている。しかし、上記公
報の構造は、パチンコ機に関する技術ではなく、店側の
設備に関する構造であり、このため、パチンコ機の運搬
時の不具合については、何ら記載がない。また、パチン
コ機よりも上方の店側の設備であるため、遊技者の通常
の視野の範囲外であるため、装飾、演出の効果が薄い。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、遊技機の運搬
時には、省スペースで効率よく移送することができ、一
方、遊技機の設置後は、遊技盤面から突出する装飾部材
による演出効果を充分に発揮することができる遊技機の
装飾部材取付構造及び遊技機のランプユニットを得るこ
とが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、遊技盤及び当該遊技盤の遊技面を保護するほぼフラ
ットな透明板を、遊技に必要な周辺機器と共に取り囲む
ことで支持する筐体が設けられ、この筐体が製造元から
出荷先への運搬時の梱包基準外形とされた遊技機に用い
られる装飾部材の取付構造であって、前記装飾部材を前
記透明板を基準として出没可能としたことを特徴として
いる。
【0011】請求項1記載の発明によれば、装飾部材の
出没可能とすることで、運搬時は当該装飾部材を透明板
よりも引き込ませ、フラット面を維持することができる
ため、運搬時の積み重ね時のスペースを小さくすること
ができる。
【0012】一方、出荷先での設置後は、装飾部材を透
明板よりも突出させることで、目立たせることができ、
演出効果を充分に発揮することができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、遊技盤及び当該
遊技盤の遊技面を保護するほぼフラットな透明板を、遊
技に必要な周辺機器と共に取り囲むことで支持する筐体
が設けられ、この筐体が製造元から出荷先への運搬時の
梱包基準外形とされた遊技機に用いられ、通電すること
で点灯するランプユニットであって、ランプが取り付け
られると共に、前記遊技盤側に固定された電気配線ベー
スと、前記電気配線ベースに取り付けられたランプに対
向配置され、ランプからの光を屈折するレンズ機能を持
つランプカバーと、前記電気配線ベースに対して前記ラ
ンプカバーを、前記透明板を基準として突出状態又は格
納状態の少なくとも2位置に案内する案内手段と、前記
ランプカバーを前記突出状態又は格納状態で保持する保
持手段と、を有し、前記運搬時には前記ランプカバーを
格納状態とし、前記出荷先での据付完了時には前記ラン
プカバーを突出状態とすることを特徴としている。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、ランプユ
ニットにはランプが設けられ、電気配線が必要とされる
装飾部材である。このため、単純に出没可能とする場合
には、電気配線もフレキシブルな材料とする等、既存の
配線系から設計変更しなければならなかった。しかし、
請求項2では、ランプカバーのみを出没可能とすること
で、運搬時のフラット化を確保することができる。ま
た、設置時には、ランプとランプカバーとの間の距離を
充分に確保することができるため、ランプカバーのレン
ズ機能により、光の到達範囲が拡大され、演出効果を充
分に発揮することができる。
【0015】また、案内手段によって突出状態又は格納
状態に案内されたランプカバーは、保持手段によって確
実に保持されるため、振動等によって突出したランプカ
バーが引き込むような不具合はない。
【0016】請求項3に記載の発明は、前記請求項2に
記載の発明において、前記ランプカバーを前記透明板を
基準として突出する方向に付勢する付勢手段をさらに有
することを特徴としている。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、付勢手段
によりランプカバーを突出する方向へ付勢しているた
め、設置時における突出作業が容易となる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1には、第1の実施の形態に係
るパチンコ機110が示されている。このパチンコ機1
10は、矩形状とされており、当該パチンコ機110の
上部中央には、装飾部材としての横長棒状の第1のラン
プユニット150が設けられ、上部右角部には、円形の
第2のランプユニット152が設けられている。さら
に、パチンコ機110には、図示は省略するが、各所に
スピーカ、キーシリンダ等が配設されている。なお、第
1のランプユニット150及び第2のランプユニット1
52は、実質的には、本体112(図1(B)参照)の
前面に設けられた合成樹脂製のプラ枠114に設けられ
ている。
【0019】プラ枠114の中央部には、透明ガラス板
114Aが嵌め込まれており、本体に設置された遊技盤
111を露出している。
【0020】前記第1のランプユニット150と第2の
ランプユニット152とのそれぞれのプラ枠110から
の突出量を比べると、第2のランプユニットの方が極端
に突出しており(図1(A)参照)、その分、装飾のた
めのランプ点灯時の光の到達範囲が大きい。
【0021】遊技盤111には、ほぼ全面に渡って複数
の釘が打ち込まれ、レールを通って打ち出されたパチン
コ球がこの釘に当たって跳ねたり、釘によって形成され
る案内路に案内されながら、落下していくようになって
いる。また、この釘の他、遊技盤111には、複数の入
賞口や風車(共に図示省略)を備えており、さらに遊技
盤111の中央部には、表示器を備えた役物122が設
けられている。
【0022】上記プラ枠114の下部には、上皿141
と下皿138並びに発射装置の操作部としてのハンドル
136が設けられている。なお、下部パネル140Bに
は、灰皿143も設けられている。
【0023】ハンドル136は、前記パネル140の内
部から突出された回転軸に取付けられており、この回転
軸を中心に回転可能とされている。すなわち、遊技者が
このハンドル136を把持して回転することで、パチン
コ球を遊技盤111へ発射するための発射装置が稼動す
るようになっている。
【0024】ここで、前記第2のランプユニット152
は、パチンコ機110の全体としても、他の取り付け部
品(例えば、上皿141、下皿138及びハンドル13
6等)よりも突出されている。このため、この第2のラ
ンプユニット152が固定的に配設されていると、パチ
ンコ機110を製造元から出荷する際に、パチンコ機1
10全体としては僅かな占有面積であるにも拘らず、こ
の第2のランプユニット152の突出量を確保した梱包
スペースを余儀なくされることになる。
【0025】そこで、第1の実施の形態のパチンコ機1
10では、この第2のランプユニット152を出没可能
としている。
【0026】図2には、第2のランプユニット152の
構造を詳細に示した分解斜視図が示されている。
【0027】図2に示される如く、第2のランプユニッ
ト152は、円筒状のケーシング154を備えており、
このケーシング154は、前記プラ枠114に設けられ
た孔(図示省略)に嵌合されている。このケーシング1
54の底部には、背板156が取り付けられている。こ
の背板156には、筒状のスペーサ158を介して、図
示しない電気配線が施された円板状の基板160が取り
付けられている。この基板160には、ケーシング15
4の前面開口側に向けられた面にLEDチップ162が
設けられている。このLEDチップ162は、基板16
0のプリント配線に対して電気的に接続されている。
【0028】ケーシング154には、その内周面に沿っ
て圧縮コイルばね166が配設されている。この圧縮コ
イルばね166は、その内径が前記スペーサ158の外
径よりも大きいため、このスペーサ158に干渉するこ
とな伸縮可能である。また、圧縮コイルばね166は、
LED162の点灯時の光を遮るようなことはない。
【0029】また、ケーシング154の内周面には、軸
芯に向けた略リング状の突起部154Aが形成されてい
る。この突起部154Aは、直径方向の2箇所に切欠部
154Bが形成されており、このため、突起部154A
が実質的に2分割されている。
【0030】ケーシング154内には、円筒状のレンズ
カバー168が収容されている。すなわち、レンズカバ
ー168の外径は、前記ケーシング154の内径に対し
て所定の寸法公差で回転可能に支持することができる構
造となっている。
【0031】レンズカバー168は、カップ形状とさ
れ、底部が先端となるように収容されている。
【0032】ここで、ケーシング154の開口先端部に
は、内側に向けてリブ154Cが形成され、これに対し
て、レンズカバー168の奥側開口端には、直径方向に
一対の凸部168Aが形成されている。この凸部168
Aは、前記突起部154Aと干渉するが、前記切欠部1
54Bと対応させることで、突起部154Aの前側及び
奥側に行き来可能となっている。また、レンズカバー1
68は、前記圧縮コイルばね166の付勢力でケーシン
グ154の先端方向へ付勢されるが、凸部168Aが前
記リブ154Cと干渉するため、その移動量が制限され
ることになる。
【0033】レンズカバー168は、この凸部168A
がリブ154Cと当接して保持されている状態が突出位
置とされる。
【0034】一方、このレンズカバー168を圧縮コイ
ルばね166の付勢力に抗して奥側へ押圧し、凸部16
8Aを切欠部154Bへ合わせて突起部154Aの奥側
まで移動し、若干量回転させることで、圧縮コイルばね
166の付勢力で戻ろうとしたとき、凸部168Aが突
起部154Aと干渉し、その位置で保持される。この位
置が、レンズカバー168の格納位置とされる。この格
納位置では、前記第1のレンズユニット150の突出量
とほぼ同一となる。
【0035】すなわち、レンズカバー168は出没可能
であり、製造元での梱包、運搬時は格納位置で保持する
ことで、梱包、運搬中は省スペース化が図られ、出荷先
のホール等において設置が完了した時点では、突出位置
とすることにより演出効果を最大限に引き出すことが可
能となる。
【0036】以下に第1の実施の形態の作用を説明す
る。
【0037】パチンコ機110を製造元から、梱包し、
かつ出荷先であるホール等へ運搬する場合、矩形の木枠
やダンボールに収容することが、積み重ねる場合に省ス
ペース化を図ることができる。そこで、第1の実施の形
態では、パチンコ機110において、最も突出している
第2のランプユニット152を格納状態とする。
【0038】すなわち、レンズカバー168を回転さ
せ、凸部168Aを突起部154Aの切欠部154Bに
合わせる。この状態で圧縮コイルばね166の付勢力に
抗して奥側へ押圧する。この押圧により、凸部168A
は、突起部154Aの奥側へ移動することができる。こ
の移動後に、レンズカバー168を若干量回転させて、
押圧を解除すると、圧縮コイルばね166の付勢力で突
出する力が働く。しかし、凸部168Aが突起部154
Aと干渉するため、突起部154Aよりも手前側へは至
らず、格納状態で保持される。
【0039】この格納状態では、レンズカバー168の
突出量が他部材、例えば、第1のランプユニット150
とほぼ同一となるため、梱包、運搬時の1台のパチンコ
機110が占める容積を小さくすることができ、省スペ
ース化が図られ、効率よく運搬作業を行うことができ
る。
【0040】次に、出荷先のホール等において、設置が
完了すると、第2のランプユニット152を突出状態と
する。
【0041】すなわち、レンズカバー168を回転さ
せ、凸部168Aを突起部154Aの切欠部154Bに
合わせる。この状態では、圧縮コイルばね166の付勢
力で凸部168Aは突起部154Aの手前側へ移動可能
となり、レンズカバー168が前方へ突出する。
【0042】この突出量は、凸部168Aがリブ154
Cに当接することで制限を受けるため、レンズカバー1
68は常に同一の突出量を維持しながら、突出状態で保
持される。
【0043】この突出状態では、LED162(発光
点)とレンズカバー168のレンズ機能部との間の距離
(図3の寸法A参照)が、格納状態の距離(図3の寸法
B参照)よりも長くなるため、LED162の発光点か
らの光が充分に発散した後にレンズ機能部によって屈折
するため、光の到達範囲を拡大することができる。
【0044】また、第1の実施の形態の第2のランプユ
ニット152は、パチンコ機110に属するため、遊技
者の通常の視野の範囲内であるため、演出効果として充
分発揮することができる。
【0045】なお、第1の実施の形態では、第2のラン
プユニット152のレンズカバー168に凸部168A
を設け、このレンズカバー168を回転させることで凸
部168Aを突起部154Aに形成した切欠部154B
と合わせることで、突起部154Aの手前側と奥側とを
行き来可能としたり、行き来不能としたが、図4に示さ
れる如く、ケーシング154にクランク状の案内孔15
4D(溝でもよい)を形成し、この案内孔154D内で
レンズカバー168の凸部168Aが案内されて移動す
るようにしてもよい。この場合、両端の周方向の案内部
分でレンズカバー168は保持されるため、格納位置及
び突出位置での保持が可能となる。
【0046】以上説明したように、上記第1の実施の形
態によれば、パチンコ機110の主要部であるプラ枠1
14に対して、突出している装飾部材等の内、最も突出
量の多い第2のランプユニット152を出没可能な構造
とした。すなわち、第2のランプユニット152が円形
であるため、この第2のランプユニット152のレンズ
カバー168を回転させ、凸部168Aを突起部154
Aの切欠部154Bに合わせることで、突起部154A
の前方及び奥側への行き来を可能とし、突起部154A
の奥側においてレンズカバー168を若干量回転させる
ことで、凸部168Aと突起部154Aとが干渉し、格
納位置で保持できる。また、突起部154Aの手前側で
は、圧縮コイルばね166の付勢力で凸部168Aがリ
ブ154Cに当接することで突出位置で保持できる。
【0047】格納位置では、パチンコ機110の梱包、
運搬時におけるスペースを小さくすることができ、効率
よく積み重ねることができる。一方、出荷先での設置後
は、レンズカバー168を突出位置とすることで、LE
D162からの光の到達範囲を拡大することができ、演
出効果を充分に発揮させることができる。 (第2の実施の形態)以下に本発明の第2の実施の形態
について説明する。この第2の実施の形態において、前
記第1の実施の形態と同一構成部分については、同一の
符号を付してその構成の説明を省略する。
【0048】前記第1の実施の形態では、第2のランプ
ユニット152のレンズカバー168が円筒形であった
のに対し(図2参照)、第2の実施の形態では、図5に
示される如く、略三角形状のランプカバー170を備え
た点にある。
【0049】このランプカバー170は、平面視でも三
角形状とされているが、断面形状の略三角形状とされて
いる。
【0050】図6に示される如く、ランプカバー170
のゲージ盤114寄りの底辺部は、回転軸172が取り
付けられており、この回転軸172を中心に回転するこ
とで、レンズカバー170は突出位置(図6(A)参
照)と格納位置(図6(B)参照)を取り得る。
【0051】前記レンズカバー170の底辺以外の他の
二辺の外側には、突出位置及び格納位置のそれぞれにお
いてプラ枠114の表面位置とほぼ一致する凹部17
4、176が形成されている。
【0052】この凹部174、176に対応するように
プラ枠114には、ロック部178が設けられている。
【0053】なお、図7に示される如く、レンズカバー
170には、前記底辺以外の他の二辺又は何れか一方の
辺に沿うように、ねじりコイルばね180を設けてもよ
い。このねじりコイルばね180の一端はプラ枠114
に取り付けられ、他端はレンズカバー170の内側に当
接しており、このねじりコイルばね180の付勢力で、
レンズカバー170が突出位置に付勢されるようになっ
ている。
【0054】図8に示される如く、ロック部178は、
前記凹部174、176と係合可能な爪部182Aを有
する可動部材として略L字型の操作部182がキャップ
184内でスライド可能に収容されている。このキャッ
プ184における操作部182のスライド領域には圧縮
コイルばね186が取り付けられており、通常は爪部1
84Aが凹部174、176に係合する方向に付勢され
ている。これにより、レンズカバー170は、この爪部
184Aと凹部174、176との係合により突出位置
及び格納位置で保持される。
【0055】なお、ロック部178は、図10に示され
る如く、操作部182を軸188を中心に回転可能と
し、この軸188にねじりコイルばね190を取り付け
る構造としてもよい。この場合、通常は、爪部182A
がねじりコイルばね190の付勢力で凹部174、17
6と係合状態となり、操作部182を軸188を中心に
ねじりコイルばね190の付勢力に抗して図10の時計
回り方向に回転することで、爪部182Aと凹部17
4、176との係合を解除することができる。
【0056】上記第1の実施の形態及び第2の実施の形
態において、出没可能な装飾部材として第2のランプユ
ニット152(又は170)を例にとり説明したが、梱
包、運搬時に突出していることで不具合を生じる他の装
飾部材についても、出僕可能な構造とすることで、運搬
効率の向上を図ることができる。
【0057】また、上記では、遊技機としてパチンコ機
110を例にとり説明したが、パチスロ機にも適用可能
である。
【0058】
【発明の効果】以上説明した如く本発明では、遊技機の
運搬時には、省スペースで効率よく移送することがで
き、一方、遊技機の設置後は、遊技盤面から突出する装
飾部材による演出効果を充分に発揮することができると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は第1の実施の形態に係るパチンコ機の
正面図、(B)はその側面図である。
【図2】第1の実施の形態に係る第2のランプユニット
の分解斜視図である。
【図3】第1の実施の形態に係る第2のランプユニット
の側面図であり、(A)が突出位置、(B)が格納位置
を示す。
【図4】第1の実施の形態の変形例を示し、(A)が突
出位置を示す斜視図、(B)が図4(A)のIVB−I
VB線断面図、(C)が格納位置を示す断面図、(D)
が図4(C)のIVD−IVD線断面図である。
【図5】第2の実施の形態に係るパチンコ機の一部を示
す正面図である。
【図6】第2の実施の形態に係り、(A)はレンズカバ
ーの突出位置の状態を示す側面断面図、(B)はレンズ
カバーの格納位置の状態を示す側面断面図である。
【図7】第2の実施の形態に係り、レンズカバーが突出
位置方向へ付勢されるようにねじりコイルばねを配設し
た変形例を示す側面断面図である。
【図8】第2の実施の形態に係り、レンズカバーを突出
位置及び格納位置で保持するためのロック部の断面図で
ある。
【図9】第2の実施の形態の変形例に係り、レンズカバ
ーを突出位置及び格納位置で保持するためのロック部の
断面図である。
【符号の説明】
110 パチンコ機(遊技機) 111 遊技盤 114 プラ枠 150 第1のランプユニット 152 第2のランプユニット 154 ケーシング 154A 突起部 154B 切欠部 154C リブ 156 背板 158 スペーサ 160 基板 162 LED 166 圧縮コイルばね 168 レンズカバー 168A 凸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤及び当該遊技盤の遊技面を保護す
    るほぼフラットな透明板を、遊技に必要な周辺機器と共
    に取り囲むことで支持する筐体が設けられ、この筐体が
    製造元から出荷先への運搬時の梱包基準外形とされた遊
    技機に用いられる装飾部材の取付構造であって、 前記装飾部材を前記透明板を基準として出没可能とした
    ことを特徴とする遊技機の装飾部材取付構造。
  2. 【請求項2】 遊技盤及び当該遊技盤の遊技面を保護す
    るほぼフラットな透明板を、遊技に必要な周辺機器と共
    に取り囲むことで支持する筐体が設けられ、この筐体が
    製造元から出荷先への運搬時の梱包基準外形とされた遊
    技機に用いられ、通電することで点灯するランプユニッ
    トであって、 ランプが取り付けられると共に、前記遊技盤側に固定さ
    れた電気配線ベースと、 前記電気配線ベースに取り付けられたランプに対向配置
    され、ランプからの光を屈折するレンズ機能を持つラン
    プカバーと、 前記電気配線ベースに対して前記ランプカバーを、前記
    透明板を基準として突出状態又は格納状態の少なくとも
    2位置に案内する案内手段と、 前記ランプカバーを前記突出状態又は格納状態で保持す
    る保持手段と、を有し、 前記運搬時には前記ランプカバーを格納状態とし、前記
    出荷先での据付完了時には前記ランプカバーを突出状態
    とすることを特徴とする遊技機のランプユニット。
  3. 【請求項3】 前記ランプカバーを前記透明板を基準と
    して突出する方向に付勢する付勢手段をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項2記載の遊技機のランプユニッ
    ト。
JP2001378165A 2001-12-12 2001-12-12 遊技機の装飾部材取付構造及び遊技機のランプユニット Pending JP2003175162A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001378165A JP2003175162A (ja) 2001-12-12 2001-12-12 遊技機の装飾部材取付構造及び遊技機のランプユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001378165A JP2003175162A (ja) 2001-12-12 2001-12-12 遊技機の装飾部材取付構造及び遊技機のランプユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003175162A true JP2003175162A (ja) 2003-06-24

Family

ID=19185967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001378165A Pending JP2003175162A (ja) 2001-12-12 2001-12-12 遊技機の装飾部材取付構造及び遊技機のランプユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003175162A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006075224A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Adachi Light Co Ltd 遊技機
JP2006255149A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2007202590A (ja) * 2006-01-30 2007-08-16 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ機
JP2011025095A (ja) * 2010-11-12 2011-02-10 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2014076107A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2018139816A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006075224A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Adachi Light Co Ltd 遊技機
JP2006255149A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP4697522B2 (ja) * 2005-03-17 2011-06-08 株式会社三洋物産 遊技機
JP2007202590A (ja) * 2006-01-30 2007-08-16 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ機
JP2011025095A (ja) * 2010-11-12 2011-02-10 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2014076107A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2018139816A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP7037792B2 (ja) 2017-02-28 2022-03-17 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2012127892A1 (ja) スイッチユニットおよび遊技機
JP2006269367A (ja) 遊技機用の照光式押釦スイッチ
JP2009195263A (ja) 遊技機
JP2003175162A (ja) 遊技機の装飾部材取付構造及び遊技機のランプユニット
JP6654808B2 (ja) 遊技機
JP5004613B2 (ja) スロットマシン
JP2005245718A (ja) 弾球遊技機
JP5712440B2 (ja) 遊技機
JP2013165793A (ja) 制御装置
JP5671361B2 (ja) 遊技機の基板ユニット
JP2004281205A (ja) ロータリースイッチ
JP2005185450A (ja) 液晶表示型遊技機
JP7416235B2 (ja) 押しボタンスイッチ、操作ユニット、および遊技機
JP2015058039A (ja) 遊技機
JP4320473B2 (ja) 遊技機
JP4376126B2 (ja) スタンド機構及び電子機器
JP7416236B2 (ja) 押しボタンスイッチ、操作ユニット、および遊技機
JP5437421B2 (ja) 遊技機
JP5712377B2 (ja) 遊技機
JP4618774B2 (ja) 遊技機用スイッチユニット
JP2011019655A (ja) 遊技機
JP4302482B2 (ja) 回転型電気部品
JP2007319239A (ja) 遊技機用発光装置
JP2016120071A (ja) 遊技機用の照光式押圧スイッチ
JP5416389B2 (ja) 基板ケース及び遊技機