JP2007319239A - 遊技機用発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】棒状導光部材の動きを的確に制御することが出来る、新規な構造の遊技機用発光装置を提供することを、目的とする。
【解決手段】駆動源61の駆動力が伝達されると共に、棒状導光部材42の長手方向一端側が固定されるベース部材60に対して、光学式位置検出手段111によるベース部材60の位置検出のための検出片89を有する基板支持部材62が組み付けられた状態で、ベース部材60と基板支持部材62が協働することにより、棒状導光部材42に入射する光を発する発光源84が実装された基板86を支持すると共に、ベース部材60と基板支持部材62に組み付けられてベース部材60及び基板支持部材62と協働することにより棒状導光部材42の長手方向一端側と発光源84を覆い隠すカバー部材64とベース部材60との少なくとも一方に発光源84の光を反射する反射面100を設けた。
【選択図】図6

Description

本発明は、棒状の導光部材の軸方向一端側にLED等の発光源が配された遊技機用発光装置に関するものである。
従来から、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機においては、遊技を盛り上げること等を目的として、様々な発光装置が設けられている。その一種として、例えば、特許文献1に記載されているように、透明な柱状導光体の長手方向一端側に配置された光源が発する光を柱状導光体に入射させて、柱状導光体内を進むようにし、かかる柱状導光体内を進む光を柱状導光体の周面に形成された反射層で反射させる発光装置が知られている。
しかしながら、上述の如き構造の発光装置においては、特許文献1にも示されているように、遊技機に固定された状態で使用されるようになっていることから、遊技者を楽しませるという点において、十分な効果を発揮することが難しい。
そこで、遊技者を楽しませるために、上述の如き構造とされた発光装置を動かすことが考えられる。具体的には、例えば、柱状導光体において光源が配置された側を中心として柱状導光体やその長手方向一端側に配置された光源等を一軸回りに回動させること等が考えられる。
ところで、柱状導光体において光源が配置された側を中心として柱状導光体やその長手方向一端側に配置された光源等を一軸回りに回動させる場合、例えば、柱状導光体の長手方向一端側や光源等をケースに収容し、ステッピングモータ等で構成された電動モータの駆動力を減速手段としての減速歯車列を介してケースに伝達させて、ケース自体を一軸回りに回動させることにより、柱状導光体やその長手方向一端側に配置された光源等を一軸回りに回動させることが考えられる。
また、遊技者を楽しませるという観点から考えると、音等の他の演出手段や遊技状況等と連携させて、柱状導光体を回動制御することが望ましい。そこで、柱状導光体の回動制御を的確に行うために、柱状導光体の長手方向一端が収容されるケースに検出片を設けると共に、従来から公知の光電スイッチ等の光学式位置検出手段を設けて、柱状導光体の光学式位置検出手段による回動位置検出をケースに設けられた検出片を利用して行うことが考えられる。
そこにおいて、上述の如く柱状導光体の長手方向一端や光源をケースに収容する場合、光源の発する光が柱状導光体に入射しやすくするために、ケースの内面にメッキ処理を施して、ケースの内面を反射面とすることが考えられる。
しかしながら、ケースの内面だけにメッキ処理を施す場合、ケースを構成する部材(以下、ケース構成部材と称する)に対してマスキングをし、必要な部分にだけメッキ処理を施す必要があり、かかる作業が面倒になってしまうという問題がある。
そこで、ケース構成部材の全体にメッキ処理を施すことも考えられるが、この場合、柱状導光体の光学式位置検出手段による回動位置検出に用いられる検出片までメッキ処理が施されてしまうこととなる。これにより、取付片の光の反射率が高くなって、外乱光などを取付片で反射してしまうおそれがある。その結果、柱状導光体の光学式位置検出手段による回動位置検出に不具合が生じるおそれがある。
なお、検出片にマスキングを施した状態でメッキ処理をすることも考えられるが、その作業が面倒であることに変わりはない。
また、光源の発する光が柱状導光体に入射し易くするためには、上述のようにケースの内面を反射面にするだけではなく、光源、延いては、光源が実装された基板の配置に関しても配慮する必要がある。
特開2003−308705号公報
ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景として為されたものであって、その解決課題とするところは、光学式位置検出手段を用いる場合に棒状導光部材の動きを的確に制御することが出来る、新規な構造の遊技機用発光装置を提供することにある。
以下、このような課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。
本発明の遊技機用発光装置は、駆動源の駆動力が伝達されることで駆動せしめられるベース部材に対して、長手方向一端側が重ね合わされた状態で固定されることにより、ベース部材への重ね合わせ方向での投影において、ベース部材の外周面からベース部材への重ね合わせ方向に直交する方向に突出した状態で棒状導光部材が配されるようになっていると共に、棒状導光部材が固定されるベース部材に対して、光学式位置検出手段によるベース部材の位置の検出に用いられる検出片が設けられた基板支持部材が組み付けられた状態で、これらベース部材と基板支持部材が協働することにより、棒状導光部材に入射する光を発する発光源が実装された基板を棒状導光部材の長手方向一端側の端面に対向させて支持するようになっており、更に、ベース部材と基板支持部材に組み付けられた状態でベース部材及び基板支持部材と協働することによって棒状導光部材の長手方向一端側と発光源を覆い隠すカバー部材とベース部材との少なくとも一方に対して発光源が発する光を反射する反射面が設けられるようになっていることを、特徴とする。
このような本態様に従う構造とされた遊技機用発光装置においては、カバー部材とベース部材の少なくとも一方に対して発光源が発する光を反射する反射面が設けられていることから、光学式位置検出手段によるベース部材の位置の検出に用いられる検出片が設けられた基板支持部材に対して、例えば、メッキ処理を施す等して、反射面を形成する必要がなくなる。これにより、光学式位置検出手段によるベース部材の位置の検出に際しての誤作動の発生を有利に回避することが可能となる。その結果、ベース部材に固定される棒状導光部材の駆動制御を的確に行うことが可能となる。
また、本発明では、基板支持部材のベース部材への組付状態下において、基板支持部材とベース部材が協働することにより、基板が棒状導光部材の長手方向一端側の端面に対向せしめられた状態で支持されるようになっていることから、ベース部材と基板支持部材に対してカバー部材を組み付ける際に基板を予め位置決めしておくことが可能となる。これにより、基板を位置決めする作業を行いつつ、カバー部材をベース部材と基板支持部材に対して組み付ける作業を行う必要がなくなる。その結果、カバー部材をベース部材と基板支持部材に対して組み付ける際の作業の煩雑化を有利に回避することが可能となる。
なお、本発明において、駆動源とは、電気的に駆動制御可能なものであれば、特に限定されることはなく、例えば、従来から公知のステッピングモータ等の電動モータやソレノイド等が採用される。
また、本発明において、駆動源として電動モータを採用する場合、ベース部材は、電動モータによって直接駆動変位せしめられるようになっていても良いが、減速手段としての減速歯車列等を介して駆動変位せしめられるようになっていることが望ましい。これにより、電動モータのトルクを増幅させて、ベース部材に伝達させることが可能となる。その結果、電動モータの全体サイズをコンパクトにすることが可能となる。
さらに、本発明において、光学式位置検出手段とは、例えば、光源が発する光を検出片が遮ったことを検出したりすることにより、ベース部材の位置を検出する機能を有していれば、特に限定されることなく、従来から公知の光電スイッチ等が採用される。
更にまた、本発明において、棒状導光部材は中実であっても良いし、中空であっても良い。更に、本発明において、棒状導光部材の形成材料としては、屈折率が高い透明材料であれば、特に限定されることはなく、例えば、ガラスやアクリル樹脂,ポリスチレン,ポリカーボネート等が採用される。更にまた、本発明における棒状導光部材の成形方法としては、射出成形や押し出し成形等が考えられる。
また、本発明において、棒状導光部材の長手方向一端側の端面には、発光源が収容される凹部が形成されていることが望ましい。これにより、発光源が発する光を集光させて棒状導光部材へと入射させることが可能となる。
また、本発明において、発光源とは、発光ダイオード(LED)や有機EL等の従来から公知のものが何れも採用可能である。そこにおいて、本発明では、発光源が発する光の色は一色に限定されることはなく、例えば、発光源としてフルカラーLEDを採用することにより、多数の色の光を発することが出来るようにしても良い。また、発光源の数は一つに限定されず、二つ以上の発光源を採用することも可能である。そこにおいて、複数の発光源を採用する場合、これら複数の発光源のそれぞれが発する光の色は互いに異なっていることが望ましく、それによって、各発光源が発する光の色を組み合わせることにより、様々な色の光を発することが可能となる。
また、本発明の基板は、従来から公知のプリント基板によって有利に構成される。
さらに、本発明において、「ベース部材に組み付けられた状態でベース部材と協働することによって基板を棒状導光部材の長手方向一端側の端面に対向させて支持する」とは、カバー部材をベース部材と基板支持部材に対して組み付ける際に、基板を棒状導光部材の長手方向一端側の端面と対向するように位置決めして支持する態様であれば、特に限定されることはなく、例えば、基板支持部材のベース部材への組付方向で基板が変位することを阻止する第一の変位阻止手段をベース部材と基板支持部材の何れか一方に設けると共に、基板支持部材のベース部材への組付方向に直交する方向で基板が変位することを阻止する第二の変位阻止手段をベース部材と基板支持部材の他方に設けておき、これらの変位阻止手段を利用することにより、基板を位置決めして支持すること等が考えられる。
また、本発明において、反射面は、カバー部材とベース部材の少なくとも一方にメッキ処理を施すことによって形成しても良いし、或いは、カバー部材とベース部材の少なくとも一方を金属材で形成することによって形成しても良い。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
先ず、図1には、遊技機としてのパチンコ機10が示されている。このパチンコ機10は、機体の外郭を為す外枠12の開口前面側において、縦長方形の中枠14が開閉及び着脱自在に組み付けられた構造とされている。また、中枠14には、後述する遊技領域30が形成された遊技盤16(図2参照)が着脱自在に組み付けられており、かかる遊技領域30が、中枠14に対して開閉可能に組み付けられたガラス枠18によって保持されているガラス板を通して遊技者に視認されるようになっている。そして、中枠14に設けられた操作ハンドル20に対して回動可能に装着された操作レバー22が遊技者に回動操作されることにより、中枠14に設けられた上皿24に貯留されている遊技球が、図示しない球送り機構を介して発射装置(図示せず)に送られた後、遊技領域30に向けて発射されるようになっている。
続いて、中枠14に組み付けられている遊技盤16について説明する。この遊技盤16は、図2に示されているように、遊技板26の表面側にレールセット28が設けられた構造とされており、それによって、遊技板26の表面側に略円形の遊技領域30が区画形成されている。
このようにして形成された遊技領域30の中央には、装飾物としてのセンター飾り32が設けられている。このセンター飾り32は、全体として額縁形状を呈しており、その開口部分を通じて、遊技板26に取り付けられた液晶表示器34の表示画面が遊技者に視認されるようになっている。
また、遊技領域30においてセンター飾り32の下方には、始動入賞装置36と特別可動入賞装置38がこの順番で設けられている。そして、遊技者が発射した遊技球が始動入賞装置36に入賞すると、液晶表示器34の表示画面において複数の特別図柄(図示せず)の変動表示が開始されるようになっており、かかる複数の特別図柄が所定の図柄組み合わせで停止表示された場合に、特別可動入賞装置38の開口部を覆蓋する扉が開かれて、特別可動入賞装置38への遊技球の入賞が可能となる特別遊技状態が発生するようになっている。
そこにおいて、本実施形態のセンター飾り32には、本発明の一実施形態の遊技機用発光装置としての棒状発光装置40が取り付けられている。この棒状発光装置40は、図3に示されているように、装置本体41が駆動機構43によって駆動せしめられる構造とされている。
より詳細には、装置本体41は、図4乃至6に示されているように、棒状導光部材としての導光ロッド42を含んで構成されている。この導光ロッド42は、アクリル樹脂等の透明な硬質材料によって形成されており、図7乃至図9に示されているように、全体として中心軸線が真っ直ぐに延びるストレートな棒状部材とされている。特に本実施形態では、導光ロッド42の長手方向となる軸方向の中間部分において、一組の対辺が平行とされた台形断面で軸方向の一端側(図7における右端側)から他端側(図7における左端側)へ延びると共に、かかる台形断面の高さ寸法(図9における上下方向の寸法)が軸方向の一端側から他端側へと行くに従って次第に小さくなるように設定された露出部44を備えている。なお、本実施形態では、露出部44の台形断面において第二の対辺構成面48(後述する)の側の二つの角には、角取りが施されている。
そこにおいて、本実施形態では、軸方向の一端側から他端側へ行くに従って、露出部44の軸直角方向での断面形状である台形における一組の平行な対辺の離隔距離、即ち、台形の高さ寸法は次第に短くなるようにされているが、台形における一組の平行な対辺のそれぞれの長さ寸法は略一定となるようにされている。
また、本実施形態では、露出部44の軸直角方向での断面形状である台形における一組の平行な対辺のそれぞれの中点が、一組の平行な対辺の両方に対して垂直に交わる一本の直線上に位置せしめられている。そして、本実施形態では、このような条件を満たす台形断面で露出部44が軸方向の一端側から他端側へと延びるように形成されている。
すなわち、本実施形態では、露出部44の軸直角方向での断面形状である台形において一組の平行な対辺のうち長さが短いほうを構成する面46(以下、第一の対辺構成面46と称する)と、一組の平行な対辺のうち長さが長いほうを構成する面48(以下、第二の対辺構成面48と称する)との両方が、略一定の幅寸法で軸方向の一端側から他端側へと延びる平面とされているのであり、また、露出部44の軸直角方向での断面形状である台形における二つの斜辺を構成する面のそれぞれが、軸方向の一端側から他端側へと行くに従って幅狭となるように延びる平面とされているのである。
そして、上述の如く、露出部44の軸直角方向での断面形状である台形の高さ寸法が軸方向の一端側から他端側へと行くに従って次第に小さくなるように、本実施形態では、第二の対辺構成面48が軸方向の一端側から他端側へと行くに従って次第に第一の対辺構成面46に接近する方向へ傾斜せしめられている。
また、第一の対辺構成面46は第二の対辺構成面48よりも幅狭とされており、特に本実施形態では、第一の対辺構成面46の幅寸法は第二の対辺構成面48の幅寸法の略半分とされている。
また、このような露出部44の軸方向一端側には、露出部44の軸直角方向での断面(台形断面)よりも大きな断面を有する一端側取付部50が一体形成されている一方、露出部44の軸方向他端側にも、露出部44の軸直角方向での断面(台形断面)よりも大きな断面を有する他端側取付部52が一体形成されている。
そこにおいて、本実施形態では、一端側取付部50と他端側取付部52のそれぞれにおける第一の対辺構成面46側の面が、第一の対辺構成面46と面一とされた平坦な部分を備えている。これにより、一端側取付部50と他端側取付部52のそれぞれにおいて第一の対辺構成面46側の面における平坦な部分と第一の対辺構成面46とが同一平面上に位置せしめられて滑らかに接続されている。
また、本実施形態の一端側取付部50は、その軸方向の中間部分から一端側へと行くに従って次第に幅寸法が大きくなる拡幅部分54を備えている。特に、本実施形態では、かかる拡幅部分54における幅方向(図7における上下方向)へ広がる割合が幅方向の一方(図7における上方)と他方(図7における下方)で異なっている。更にまた、本実施形態では、導光ロッド42の長手方向一端側の端面となる拡幅部分54の幅広側端面55は、露出部44の軸方向、即ち、導光ロッド42の長手方向に対して傾斜している。
なお、このような導光ロッド42は、射出成形等によって有利に成形される。
また、本実施形態では、導光ロッド42における第一の対辺構成面46に対して、反射層としての反射テープ56が貼付されている。この反射テープ56は、白色顔料を含む塗料が塗布されたテープによって構成されている。そして、このような反射テープ56は、白色顔料を含む塗料が塗布された面が第一の対辺構成面46に貼り付けられるようになっており、特に本実施形態では、一端側取付部50や他端側取付部52のそれぞれにおいて第一の対辺構成面46側に位置する面にも、反射テープ56が貼り付けられるようになっている。なお、上述の説明から明らかなように、本実施形態では、反射テープ56において導光ロッド42に貼り付けられるほうの面が反射面とされているのである。
そして、上述の如く反射テープ56が貼付された導光ロッド42は、一端側取付部50がハウジング58に収容されるようになっている。このハウジング58は、ベース部材としての第一のハウジング構成部材60と、基板支持部材としての第二のハウジング構成部材62と、カバー部材としての第三のハウジング構成部材64とが互いに組み付けられることによって構成されている。
第一のハウジング構成部材60は、ABS等の硬質の合成樹脂材料によって形成されており、図10に示されているように、全体として円板形状を呈している。また、第一のハウジング構成部材60には、ステッピングモータによって構成された駆動源としての電動モータ61(後述する)の回転駆動力が伝達されることで回転駆動せしめられる駆動軸66が突設されている。これにより、第一のハウジング構成部材60に連結された駆動軸66に電動モータ61の駆動力が伝達されることで、第一のハウジング構成部材60が一軸回りに回動するようになっている。
そして、このような第一のハウジング構成部材60に対して、導光ロッド42における一端側取付部50が重ね合わされてねじ止め固定されるようになっている。具体的には、図11に示されているように、本実施形態の場合、第一のハウジング構成部材60に形成された収容凹部68に対して導光ロッド42の一端側取付部50を収容位置せしめると共に、一端側取付部50の幅方向他方の側に突設された突出片74に形成されている位置決め用孔76に対して第一のハウジング構成部材60に突設された位置決め用突起78を挿通せしめることにより、第一のハウジング構成部材60に対して一端側取付部50、延いては、導光ロッド42を第一のハウジング構成部材60に位置決めした後、一端側取付部50の幅方向一方の側に突設された突出片70に形成されているねじ孔72に挿通されるねじ73によって、導光ロッド42を第一のハウジング構成部材60に重ね合わせてねじ止め固定するようになっている。
そして、このように導光ロッド42が第一のハウジング構成部材60に固定されることにより、導光ロッド42は、図11に示されているように、その中心軸線:L1が第一のハウジング構成部材60の回動中心:Oと交わった状態とされて、駆動軸66の軸直角方向、即ち、第一のハウジング構成部材60に対する導光ロッド42の重ね合わせ方向に対して直交する方向に突出せしめられるようになっている。特に、本実施形態では、駆動軸66の軸方向、即ち、第一のハウジング構成部材60に対する導光ロッド42の重ね合わせ方向での投影において、露出部44の略全体が第一のハウジング構成部材60の外周面59よりも外側に位置するようになっている。
上述の如き構造とされた第一のハウジング構成部材60には、第二のハウジング構成部材62が組み付けられるようになっている。この第二のハウジング構成部材62は、第一のハウジング構成部材60と同様に、ABS等の硬質の合成樹脂材料によって形成されており、本実施形態では、図11や図12にも示されているように、第一のハウジング構成部材60に重ね合わせて組み付けられた状態で、第一のハウジング構成部材60の外周面59に対して重ね合わせ方向で滑らかに接続する円弧状湾曲面87を備えている。
そこにおいて、第二のハウジング構成部材62における円弧状湾曲面87は、第一のハウジング構成部材60の周方向の全周に亘って延びるように形成されていても良いが、第一のハウジング構成部材60の周方向の半周以下の長さで形成されていることが望ましい。蓋し、第二のハウジング構成部材62における円弧状湾曲面87の周方向長さが第一のハウジング構成部材60の周方向長さの半分よりも長い場合には、第一のハウジング構成部材60と第三のハウジング構成部材64を直接に固定することが困難になるからである。
また、本実施形態では、第二のハウジング構成部材62に対して、円弧状湾曲面87とは反対側に開口する切欠88が形成されており、特に本実施形態では、かかる切欠88は矩形断面でストレートに延びるように形成されている。
更にまた、第二のハウジング構成部材62には、平面視において円弧状湾曲面87から外側に向かって突出する検出片89が設けられており、特に本実施形態では、かかる検出片89は、図11や図12にも示されているように、第二のハウジング構成部材62の上面から上方に向かって突設された凸部91に対して一体的に設けられている。そこにおいて、本実施形態では、凸部91において検出片89が設けられた面は円弧状湾曲面87に対して滑らかに接続されている。なお、凸部91は、必ずしも必要なものではなく、検出片89が円弧状湾曲面87から突設されていても良い。
このような構造とされた第二のハウジング構成部材62は、周方向両端のそれぞれに突出形成された組付用突起80が第一のハウジング構成部材60に形成された組付用穴82に挿通されることにより、第一のハウジング構成部材60に対して組み付けられるようになっている。
そこにおいて、本実施形態では、図11や図12に示されているように、発光源としてのフルカラーLED84が実装された基板としてのLED基板86を、切欠88内に収容位置せしめて、LED基板86に形成された一対の係止片90,90のそれぞれを第二のハウジング構成部材62に係止させた状態で、第二のハウジング構成部材62を第一のハウジング構成部材60に対して組み付けるようになっている。これにより、LED基板86の第一のハウジング構成部材60側への変位が阻止されるようになっている。このことから明らかなように、本実施形態では、一対の係止片90,90と第二のハウジング構成部材62によって、第一の変位阻止手段が構成されているのである。
また、上述の如く第二のハウジング構成部材62が第一のハウジング構成部材60に組み付けられた状態で、LED基板86において一対の係止片90,90が突出する方向に直交する方向であって、且つ、一対の係止片90,90が形成されたほうとは反対側の端部は、それぞれ、第一のハウジング構成部材60に形成された切欠92の内周面に開口する溝94内に位置せしめられるようになっている。これにより、LED基板86が駆動軸66の中心軸線、即ち、第一のハウジング構成部材60の回動中心:O側に変位することが阻止されるようになっている。このことから明らかなように、本実施形態では、LED基板86と溝94によって、第二の変位阻止手段が構成されているのである。
すなわち、本実施形態では、第一のハウジング構成部材60と第二のハウジング構成部材62が協働することによって支持されたLED基板86は、第一のハウジング構成部材60側への変位と駆動軸66の軸直角方向内方への変位と駆動軸66回りの変位とが阻止されており、その結果、第一のハウジング構成部材60及び第二のハウジング構成部材62に対して位置決めされているのである。
また、上述の如く、第一のハウジング構成部材60に組み付けられた第二のハウジング構成部材62は、導光ロッド42の軸方向一端側に位置せしめられている。これにより、上述の如く、第一のハウジング構成部材60と第二のハウジング構成部材62によって支持されたLED基板86は、図11に示されているように、駆動軸66の軸方向での投影において、導光ロッド42の一端側取付部50における拡幅部分54の幅広側端面55に対して対向位置せしめられている。
そこにおいて、本実施形態では、LED基板86が第一のハウジング構成部材60と第二のハウジング構成部材62によって支持された状態下において、LED基板86に実装されているフルカラーLED84は、図11に示されているように、導光ロッド42の一端側取付部50における拡幅部分54の幅広側端面55に形成された凹部96内に位置せしめられるようになっている。
なお、LED基板86においてフルカラーLED84が実装された面と反対側の面に実装されたコネクタ(図示せず)は、第一のハウジング構成部材60に形成された切欠92内に位置せしめられるようになっている。
更にまた、上述の如き第一のハウジング構成部材60と第二のハウジング構成部材62に組み付けられる第三のハウジング構成部材64は、第一のハウジング構成部材60や第二のハウジング構成部材62と同様に、ABS等の硬質の合成樹脂材料によって形成されており、全体として底壁と周壁を備えたカップ形状を呈している。
このような第三のハウジング構成部材64は、図13に示されているように、その底壁から周壁の開口部分へ向かって突出するように設けられた一対の固定用支柱95,95が、第一のハウジング構成部材60において上面に開口形成された一対の凹所97,97に嵌め入れられることによって、第二のハウジング構成部材62が組み付けられた第一のハウジング構成部材60に対して底壁が対向位置せしめられるように被せられて組み付けられるようになっている。そして、このように第三のハウジング構成部材64が第一のハウジング構成部材60に組み付けられた状態で、第三のハウジング構成部材64が、第一のハウジング構成部材60に対して、各凹所97の底壁に貫設された挿通孔98に挿通されて各固定用支柱95に形成されたねじ孔99に螺挿されるねじ101で固定されるようになっている。
そこにおいて、本実施形態では、第三のハウジング構成部材64に対して、周壁部分の適当な位置において切欠が設けられており、それによって、上述の如く第三のハウジング構成部材64が第一のハウジング構成部材60に固定された状態で、これらの切欠内に導光ロッド42や第二のハウジング構成部材62が位置せしめられるようになっている。
すなわち、本実施形態では、第二のハウジング構成部材62は、駆動軸66の軸方向において、その全体が、第一のハウジング構成部材60と第三のハウジング構成部材64に挟まれるようにして、配設されるようになっている。なお、本実施形態のように第二のハウジング構成部材62の全体が、駆動軸66の軸方向において、第一のハウジング構成部材60と第三のハウジング構成部材64に挟まれるようにして配設される必要はないが、本実施形態の構成を採用することにより、駆動軸66の軸方向の投影において、第二のハウジング構成部材62が第三のハウジング構成部材64によって隠れるようにすることが可能となる(図4参照)。
また、本実施形態では、上述の如く第三のハウジング構成部材64が第一のハウジング構成部材60に固定された状態で、第二のハウジング構成部材62が収容位置せしめられる切欠内に形成された突起103が第二のハウジング構成部材62に設けられた凸部91の突出端面に開口形成された貫通孔105に挿通されるようになっている(図5参照)。
更にまた、上述の如く、第一のハウジング構成部材60が第三のハウジング構成部材64に固定されることにより、導光ロッド42の一端側取付部50が、第一のハウジング構成部材60と第三のハウジング構成部材64に挟まれた状態となる。これにより、導光ロッド42の軸方向一端側が、第一乃至第三のハウジング構成部材60,62,64が協働することによって構成されたハウジング58に収容されて、覆い隠されるようになっている。また、フルカラーLED84もハウジング58に収容されて、覆い隠されるようになっている。その結果、フルカラーLED84の発する光が導光ロッド42に対して入射する方向で外部へ漏れ難くされている。
なお、ハウジング58の内部空間は外部空間と遮断されていることが望ましいが、本実施形態のように、第一のハウジング構成部材60に形成された切欠92を通じて、第一のハウジング構成部材60の裏面側、即ち、駆動軸66が突設された面の側から外部空間と連通していても良い。要するに、フルカラーLED84の発する光が導光ロッド42に対して入射する方向で外部へ漏れ難くされていれば、棒状発光装置40のセンター飾り32への取付状態で遊技者に視認され難い部分を通じて、ハウジング58の内部空間が外部空間と連通していても良い。
また、図面上では明示されていないが、上述の如く、第三のハウジング構成部材64が第一のハウジング構成部材60と第二のハウジング構成部材62に組み付けられた状態で、LED基板86に設けられた一対の係止片90,90は、それぞれ、第三のハウジング構成部材64の内面に形成された溝内に位置せしめられている。これにより、LED基板86の駆動軸66の軸直角方向での変位が一層有利に実現されるようになっていると共に、LED基板86の第三のハウジング構成部材64側への変位も阻止されるようになっている。
そこにおいて、本実施形態では、ハウジング58を構成する部材のうち、第一のハウジング構成部材60と第三のハウジング構成部材64に対してメッキ処理が施されている。これにより、ハウジング58の内面100のうち少なくとも幅広側端面55に形成された凹部96においてフルカラーLED84が発する光が入射する面、即ち、幅広側端面55と略平行な面よりも露出部44側の領域が鏡面とされている。その結果、本実施形態では、一端側取付部50を取り囲む領域の略全体が鏡面となり、ハウジング58の内面100の殆どの部分が鏡面となっている。このことから明らかなように、本実施形態では、第一のハウジング構成部材60と第三のハウジング構成部材64においてハウジング58の内面100を構成する部分によって反射面が構成されている。
このような構造とされたハウジング58には、電動モータ61の出力軸に設けられた出力歯車63と、出力歯車63に噛み合わされた中間歯車65と、駆動軸66に設けられて、中間歯車65に噛み合わされた伝達歯車67を介して、電動モータ61の駆動力が伝達されるようになっている。これにより、ハウジング58が一軸回りに回動せしめられるようになっている。その結果、導光ロッド42が軸方向一端側を中心にして一軸回りに回動せしめられるようになっている。なお、このことから明らかなように、本実施形態では、出力歯車63と中間歯車65と伝達歯車67によって減速歯車列69が構成されている。そして、かかる減速歯車列69と電動モータ61によって駆動機構43が構成されている。
また、本実施形態では、導光ロッド42の軸方向他端側には、カバー102が設けられている。このカバー102は、第一のカバー構成部材104と第二のカバー構成部材106が導光ロッド42における軸方向他端側に設けられた他端側取付部52を内部に収容するようにして組み付けられた状態でねじ止め固定されることにより、導光ロッド42の軸方向他端側に取り付けられるようになっている。これにより、後述の如く露出部44内を進んできた光が導光ロッド42における他端側取付部52から外部へと漏れ難いように、導光ロッド42の軸方向他端側がカバー102で覆い隠されているのである。その結果、本実施形態では、導光ロッド42における露出部44のみが遊技者に視認されるようになっている。なお、カバー102を構成する各部材104,106は、ABS等の硬質の合成樹脂材料によって形成されている。
そこにおいて、本実施形態では、カバー102を構成する各部材104,106に対してメッキ処理が施されており、それによって、カバー102の内面108の全体が鏡面とされている。
このような構造とされた棒状発光装置40は、例えば、減速歯車列69が収容されるギアボックス110が、センター飾り32の適当な位置に対して、ねじ等の固定手段で固定されることにより、センター飾り32に対して取り付けられるようになっている。
そこにおいて、ギアボックス110には、装置本体41の回動位置を検出する光学式位置検出手段としての光電スイッチ111(図14参照)が取り付けられた検出手段支持部材112が固定されている。なお、図3に示されているように、光電スイッチ111は、検出手段支持部材112に取り付けられた状態で、スイッチカバー113によって覆い隠されている。そして、かかる光電スイッチ111による第一のハウジング構成部材60、延いては、装置本体41の回動位置の検出に基づいて、装置本体41が回動制御されるようになっている。
因みに、図14では、光電スイッチ111において発光部から受光部へと向かう光が検出片89によって遮られた状態を示しており、本実施形態では、かかる検出片89の位置が装置本体41の原点位置とされている。
また、棒状発光装置40がセンター飾り32に取り付けられた状態下において、導光ロッド42における第一の対辺構成面46は液晶表示器34の表示画面側、即ち、遊技者側とは反対側に位置せしめられている一方、導光ロッド42における第二の対辺構成面48は遊技者側に位置せしめられている。これにより、図2に示されているように、遊技者側からは第二のハウジング構成部材62、即ち、メッキ処理が施されていない部材の外形線、特に、円弧状湾曲面87が見え難くなる。その結果、遊技者側から見たハウジング58は、恰も表面全体にメッキ処理が施されているかの如き外観を呈するようになる。
そして、本実施形態では、例えば、液晶表示器34の表示画面において複数の特別図柄が所定の図柄組み合わせで停止表示される可能性がある場合や、特別遊技状態が発生している場合等において、電動モータ61の回転駆動力が減速歯車列69を介して駆動軸66に伝達されて、導光ロッド42が液晶表示器34の表示画面の前方で一軸回りに回動せしめられるようになっている。
このような構造とされた棒状発光装置40においては、光電スイッチ111による装置本体41(導光ロッド42)の回動位置検出に用いられる検出片89が設けられた第二のハウジング構成部材62に対してメッキ処理が施されていないことから、光電スイッチ111が誤作動しないようにすることが可能となる。
また、第一のハウジング構成部材60に対して第二のハウジング構成部材62を組み付ける際にLED基板86を位置決め支持することが可能とされていることから、第一のハウジング構成部材60に対して第三のハウジング構成部材64を組み付ける際の作業を容易にすることが可能となる。
さらに、本実施形態では、導光ロッド42の軸方向一端側に第二のハウジング構成部材62が位置せしめられていると共に、かかる第二のハウジング構成部材62から外方に突出して検出片89が一体形成されていることから、検出片89が導光ロッド42の突出方向とは略反対側に突出するようになっている。その結果、導光ロッド42の発光等が光電スイッチ111の回動位置検出作動に悪影響を及ぼすことを有利に回避することが可能となる。
また、本実施形態では、電動モータ61の駆動力が減速歯車列69を介して駆動軸66に伝達されるようになっていることから、電動モータ61のトルクを増幅して駆動軸66に伝達することが可能となる。その結果、採用される電動モータ61の全体サイズを一層小さくすることが可能となる。
更にまた、本実施形態では、フルカラーLED84の発する光が導光ロッド42に入射した後に導光ロッド42内を軸方向の一端側から他端側へと進むようになっている。
そこにおいて、本実施形態では、導光ロッド42の露出部44における第二の対辺構成面48は、軸方向の一端側から他端側へと行くに従って第一の対辺構成面46に接近する方向へ傾斜せしめられていることから、導光ロッド42内に進入してきた光が第一の対辺構成面46に貼付された反射テープ56と第二の対辺構成面48との間での反射を繰り返しながら露出部44の軸方向の一端側から他端側へ導かれることを有利に実現することが可能となる。その結果、露出部44内を進む際に反射テープ56で反射される等して第二の対辺構成面48を通過する光の量を露出部44の軸方向の全体に亘って略均一にすることが可能となる。
また、本実施形態では、導光ロッド42の露出部44における軸直角方向での断面が台形とされていることから、導光ロッド42内に進入してきた光のうち光度の弱い光よりも光度の強い光を露出部44内へ有利に導くことが可能となる。これにより、露出部44内を進む際に第二の対辺構成面48を通過する光の大部分を光度の強い光とすることが可能となる。その結果、遊技者に視認される光、即ち、第二の対辺構成面48を通過する光を鮮明なものにすることが可能となる。
更にまた、本実施形態では、導光ロッド42における一端側取付部50とフルカラーLED84がハウジング58によって覆い隠されていることから、フルカラーLED84が発する光の導光ロッド42への入射効率を高めることが可能となる。その結果、露出部44内を進む際に反射テープ56で反射される等して第二の対辺構成面48を通過する光の量を確保することが可能となる。
特に、本実施形態では、ハウジング58の内面100のうち少なくとも導光ロッド42に対してフルカラーLED84の発する光が入射する面よりも露出部44側の略全体が鏡面とされていることから、フルカラーLED84が発する光の導光ロッド42への入射効率を一層高めることが可能となる。その結果、露出部44内を進む際に反射テープ56で反射される等して第二の対辺構成面48を通過する光の量を一層確保することが可能となる。
加えて、本実施形態では、フルカラーLED84が、ハウジング58に収容された状態で、導光ロッド42の一端側取付部50の拡幅部分54において幅広側端面に形成された凹部96内に位置せしめられていることから、導光ロッド42内に進入してきた光を集光させることが可能となる。その結果、露出部44内を進む際に反射テープ56で反射される等して第二の対辺構成面48を通過する光の量をより一層確保することが可能となる。
また、本実施形態では、導光ロッド42における他端側取付部52を覆い隠すカバー102が取り付けられており、しかも、そのカバー102の内面108が鏡面とされていることから、露出部44内を軸方向の一端側から他端側へと進む際に反射テープ56で反射される等して第二の対辺構成面48を通過せずに軸方向他端側まで到達した光をカバー102の内面108で反射させることにより、露出部44内を軸方向の他端側から一端側へと進ませることが可能となる。そして、上述の如く反射された光が露出部44内を軸方向の他端側から一端側へと進む際に反射テープ56で反射される等して第二の対辺構成面48を通過するようにすることが可能となる。その結果、露出部44内を進む際に反射テープ56で反射される等して第二の対辺構成面48を通過する光の量をより一層確保することが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について詳述してきたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、かかる実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものではない。
例えば、前記実施形態において、棒状発光装置40はガラス枠等に取り付けられていても良い。
また、本発明の遊技機用発光装置は、直線的に駆動するようになっていても良い。
更にまた、前記実施形態では、遊技機用発光装置をパチンコ機に採用した場合の一具体例について詳述してきたが、本発明の遊技機用発光装置は、スロットマシン等に採用することも、勿論可能である。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
本発明の棒状発光装置が取り付けられているパチンコ機の正面図。 同パチンコ機を構成する遊技盤の正面図。 本発明の棒状発光装置を示す斜視図。 同棒状発光装置を構成する装置本体の平面図。 図4におけるV−V断面図。 図4の装置本体の組立分解図。 図4の装置本体を構成する導光ロッドの平面図。 図7におけるVIII−VIII断面図。 図7におけるIX−IX断面図。 ベース部材の平面図。 導光ロッドの固定状態とLED基板の支持状態を説明するための平面図。 LED基板の支持状態を説明するための斜視図。 図11のXIII−XIII方向に相当する方向での装置本体の縦断面図であって、その要部を示す縦断面図。 検出片と光電スイッチの位置関係を説明するための平面図。
符号の説明
40:棒状発光装置,42:導光ロッド,60:第一のハウジング構成部材,61:電動モータ,62:第二のハウジング構成部材,64:第三のハウジング構成部材,66:駆動軸,84:フルカラーLED,86:LED基板,100:内面,111:光電スイッチ

Claims (1)

  1. 駆動源と、
    該駆動源の駆動力が伝達されることで変位せしめられるベース部材と、
    該ベース部材の変位した位置を検出する光学式位置検出手段と、
    長手方向一端側が前記ベース部材に重ね合わされた状態で固定されることにより、該ベース部材への重ね合わせ方向での投影において該ベース部材の外周面から該ベース部材への重ね合わせ方向に対して直交する方向に突出した状態で配される棒状導光部材と、
    該棒状導光部材に入射する光を発する発光源が実装された基板と、
    前記ベース部材に組み付けられた状態で該ベース部材と協働することによって前記基板を前記棒状導光部材の長手方向一端側の端面に対向させて支持すると共に、前記光学式位置検出手段による該ベース部材の位置の検出に用いられる検出片が設けられた基板支持部材と、
    前記ベース部材と前記基板支持部材に組み付けられた状態で、該ベース部材及び該基板支持部材と協働することにより、前記棒状導光部材の長手方向一端側と前記発光源を覆い隠すカバー部材と、
    前記カバー部材と前記ベース部材の少なくとも一方に設けられて、前記発光源が発する光を反射する反射面と
    を、備えていることを特徴とする遊技機用発光装置。
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