JP2011098026A - 遊技機用役物装置及びそれを備えた遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のドラムによって細かな演出を行うことができ、更に、これら複数のドラムとは異なる他のドラムによってより迫力のある演出をも行いうる遊技機用役物装置を提供する。
【解決手段】遊技機用役物装置10は、第2ケース70によって外殻が構成され、第2ケース70内に、それぞれ独立して回転可能な2つの内側ドラム21、22と、複数の内側ドラム21、22をそれぞれ駆動する複数のモータ31、32とが設けられている。更に、複数の内側ドラム21、22の外側で回転する外側ドラム40と、外側ドラム40を駆動するモータ50とが設けられており、外側ドラム40が複数の内側ドラム21、22に跨る構成で配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、遊技機用役物装置及びそれを備えた遊技機に関するものである。
パチンコ機等の遊技機では、表面に文字や図柄などが配列されてなるドラムを複数備えた役物装置が装飾に用いられている。この種の役物装置では、例えば、所定位置に表示させる図柄や文字の組み合わせを変えたり、或いはドラムの回転速度や回転態様を変更する等の方法で、遊技者に所定の遊技状態が到来したか、或いは所定の遊技状態の到来の可能性が高いか否か等を報知している。
特開2002−126229公報 特許3923393号公報
ところで、上記遊技機用役物装置は、遊技者に装飾性やインパクトを与え、ひいては遊技の楽しさをより高めることを主たる目的としているが、従来のような広く一般に浸透した構成(単に複数のドラムを備えた構成)だけでは迫力感に欠ける点が否めなかった。
一方、複数のドラムを備えた構成において、更に装飾性を高めようとする技術としては、特許文献1、2のようなものが提供されている。例えば、特許文献1の技術では、各内側ドラムの外側に、一部を透明或いは半透明とした外側ドラムを配置し、各列ごとに二重ドラム構造を採用している。この技術によれば、各列の表示を内側ドラムだけでなく外側ドラムによっても行うことができるようになり、斬新な印象を与えやすくなる。しかしながら、このように各列ごとに二重ドラム構造を採用すると、各列ごとに複雑な表示を行うことができるものの、各列が個別に表示されるという点では従来と同様であるため、各列ごと注視する遊技者に対して迫力感を与えることができないという問題があった。
また、特許文献2には、スロットマシンにおいて複数のリールに跨るように小型の可動部材を配置した例が開示されているが(例えば、段落61〜68、図18、図20等)、このような小型の可動部材ではダイナミックな印象を与えにくいという問題があった。また、特許文献2では、この可動部材の動作に応じた残像表示を行っているが、残像表示自体に動きがなく静的な表示であるため、迫力感に欠けるという問題があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、複数のドラムによって細かな演出を行うことができ、更に、これら複数のドラムとは異なる他のドラムによってより迫力のある演出をも行いうる遊技機用役物装置を提供することを目的とする。
本発明に係る遊技機用役物装置は、それぞれ独立して回転可能な複数の内側ドラムと、複数の前記内側ドラムをそれぞれ駆動する複数の第1駆動手段と、複数の前記内側ドラムの外側で回転する外側ドラムと、前記外側ドラムを駆動する第2駆動手段と、を備え、前記外側ドラムが複数の前記内側ドラムに跨る構成で設けられていることを特徴としている。
また、本発明において、複数の前記内側ドラムが、いずれも所定の幅方向の第1回転軸を中心として回転可能に構成され、前記外側ドラムが、複数の前記内側ドラムの外側において前記幅方向に延びる第2回転軸を中心として回転可能に構成されていてもよい。この場合、前記幅方向における複数の前記内側ドラムの配置領域に跨る構成で前記外側ドラムを配置する構成とすることができる。
また、本発明は、複数の前記内側ドラムを収容する筒状の第1ケースが設けられ、前記第1ケースにおける前記幅方向の一方側の端部が支持部材によって片持構造で支持され、更に、前記外側ドラムが、筒状に構成されると共に、前記幅方向の前記一方側に開口部が形成され、前記内側ドラムを前記第1ケース内に収容してなる構造体が、前記開口部を介して前記一方側から前記外側ドラムに挿入されるように構成されていてもよい。
また、上記のように第1ケースを設けた構成において、更に、前記外側ドラムを収容する第2ケースが設けられていてもよい。この場合、前記第1ケースを支持する前記支持部材が、前記第2ケースにおける前記幅方向の前記一方側に設けられた壁部によって構成され、前記第2ケースにおける前記幅方向の前記一方側とは反対側に前記第2駆動手段が固定され、当該第2駆動手段の駆動軸が前記外側ドラムと連結されていることが望ましい。
また、上記のように第2ケースを設けた構成において、更に、前記外側ドラムにおける前記幅方向の前記一方側に設けられた第1の所定部分が、前記支持部材に設けられた、又は前記支持部材に固定された軸受部によって回転可能に支持され、前記外側ドラムにおける前記幅方向の前記反対側に設けられた第2の所定部分が、前記第2駆動手段の前記駆動軸に連結されていてもよい。
また、上記のように軸受部を設けた構成において、更に、前記外側ドラムと当接可能な位置で回転可能に保持された回転部材が複数設けられていてもよい。この場合、これら複数の前記回転部材が前記外側ドラムの軸半径方向の移動を拘束すると共に、前記外側ドラムの回転に応じて回転するように構成されていることが望ましい。
また、本発明において、更に、複数の前記内側ドラムのドラム間に配置されると共に、少なくともいずれかの前記内側ドラムを駆動する前記第1駆動手段が固定され、且つ発光素子が実装された基板と、前記基板に実装された前記発光素子からの光を少なくとも前方側に反射する反射部を備えたリフレクタと、が設けられ、前記リフレクタの一部に、前記基板の周縁部前方を覆う被覆部が形成されていてもよい。
また、前記基板として、いずれかの前記内側ドラムを駆動するいずれかの前記第1駆動手段を固定する第1基板と、他の前記内側ドラムを駆動する他の前記第1駆動手段を固定する第2基板とが設けられていてもよい。この場合、前記リフレクタとして、前記第1基板の周縁部前方を被覆する第1被覆部が形成された第1リフレクタと、前記第2基板の周縁部前方を被覆する第2被覆部が形成された第2リフレクタとが設けられていることが望ましい。
また、前記基板として、いずれかの前記内側ドラムを駆動するいずれかの前記第1駆動手段を一方面側に固定すると共に、他の前記内側ドラムを駆動する他の前記第1駆動手段を他方面側に固定する兼用基板が設けられていてもよい。
また、本発明に係る遊技機用役物装置を設けることで特徴的な遊技機を構成することもできる。
本発明に係る遊技機用役物装置では、それぞれ独立して回転可能な複数の内側ドラムと、複数の前記内側ドラムをそれぞれ駆動する複数の第1駆動手段と、複数の前記内側ドラムの外側で回転する外側ドラムと、前記外側ドラムを駆動する第2駆動手段とが設けられており、前記外側ドラムが複数の前記内側ドラムに跨る構成で設けられている。
このようにすると、複数の内側ドラムについては、それぞれ独立して回転させることができ、細かな演出、多様な演出が可能となる。一方、外側ドラムについては、複数の内側ドラムに跨る構成で設けられているため、各内側ドラムに対して大幅に大きい回転領域で一体的に回転することとなり、小さな領域で細かな演出を行う各内側ドラムとのギャップを生じさせて、より迫力ある演出を行うことができる。
また、本発明において、複数の前記内側ドラムが、いずれも所定の幅方向の第1回転軸を中心として回転可能に構成され、前記外側ドラムが、複数の前記内側ドラムの外側において前記幅方向に延びる第2回転軸を中心として回転可能に構成されていてもよい。そして、この場合、前記幅方向における複数の前記内側ドラムの配置領域に跨る構成で前記外側ドラムを配置することが望ましい。
このようにすると、複数の内側ドラムと外側ドラムとがいずれも所定の幅方向に延びる回転軸を中心として回転することとなり、複数の内側ドラムと外側ドラムとをより効率的に配置しつつ、内側ドラムの配置領域に跨る外側ドラムによってより迫力ある演出を行うことができる。
また、本発明において、更に、複数の前記内側ドラムを収容する筒状の第1ケースが設けられ、前記第1ケースにおける前記幅方向の一方側の端部が支持部材によって片持構造で支持されていてもよい。この場合、前記外側ドラムが、筒状に構成されると共に、当該外側ドラムの前記幅方向の前記一方側に開口部が形成され、前記内側ドラムを前記第1ケース内に収容してなる構造体が、前記開口部を介して前記一方側から前記外側ドラムに挿入されるように構成されることが望ましい。
このようにすると、複数の内側ドラムを第1ケース内に組み付けてユニット化することができ、組み付けや取り外し(例えばメンテナンス時の取り外し等)を行いやすい構造とすることができる。また、外側ドラムと内側ドラムとの間に第1ケースを介在させることができるため、外側ドラムと内側ドラムとの干渉(例えば、部品劣化等に伴って一方のドラムの一部が他方のドラムに接触する等の干渉)をも抑えることができ、組み付け時及び使用時のいずれにも有利な合理的な構造となる。
また、上記のように第1ケースを設けた構成において、更に、前記外側ドラムを収容する第2ケースが設けられていてもよい。この場合、前記第1ケースを支持する前記支持部材が、前記第2ケースにおける前記幅方向の前記一方側に設けられた壁部によって構成され、前記第2ケースにおける前記幅方向の前記一方側とは反対側に前記第2駆動手段が固定され、当該第2駆動手段の駆動軸が前記外側ドラムと連結されていることが望ましい。
このようにすると、第2ケースによって外側ドラムを保護することができると共に、第2ケースの一部を第1ケースを支持する支持部材として兼用できるため、部品点数の削減をも図ることができる。
また、上記のように第2ケースを設けた構成において、更に、前記外側ドラムにおける前記幅方向の前記一方側に設けられた第1の所定部分が、前記支持部材に設けられた、又は前記支持部材に固定された軸受部によって回転可能に支持され、前記外側ドラムにおける前記幅方向の前記反対側に設けられた第2の所定部分が、前記第2駆動手段の前記駆動軸に連結されていてもよい。
このようにすると、外側ドラムの幅方向一方側を軸受部によって安定的に支持した上で、それとは反対側を第2駆動手段の駆動軸によって回転駆動することができるため、上記のように第1ケース及び第2ケースを設けた構造において、更に、外側ドラムをより安定的に回転させることができる。
また、上記のように軸受部を設ける場合、複数の回転部材がそれぞれ前記外側ドラムと当接可能な位置で回転可能に保持されていてもよい。この場合、これら複数の前記回転部材が前記外側ドラムの軸半径方向の移動を拘束すると共に、前記外側ドラムの回転に応じて回転するように構成されていることが望ましい。
このようにすると、外側ドラムの一方側(第2駆動手段とは反対側)をより安定的に支持しつつ、より円滑に回動させることができる。
また、本発明において、更に、複数の前記内側ドラムのドラム間に配置されると共に、少なくともいずれかの前記内側ドラムを駆動する前記第1駆動手段が固定され、且つ発光素子が実装された基板と、前記基板に実装された前記発光素子からの光を少なくとも前方側に反射する反射部を備えたリフレクタと、が設けられ、前記リフレクタの一部に、前記基板の周縁部前方を覆う被覆部が形成されていてもよい。
このようにすると、リフレクタに形成された反射部により、基板に実装された発光素子からの光を前方側に反射させることができ、装飾性を効果的に高めることができる。また、リフレクタの一部を基板の周縁部前方を被覆する被覆部として兼用しているため、基板の周縁部をカバーすることによる装飾機能と、発光素子からの光を反射することによる装飾機能とを部品点数を抑えて実現できる。特に、内側ドラム付近の部品点数の削減を図ることができるため、その分、内側ドラムの配置スペースを広く確保して内側ドラムを大型化することができ、ひいては当該遊技機用役物装置全体の装飾性をより一層向上させることができる。
また、前記基板として、いずれかの前記内側ドラムを駆動するいずれかの前記第1駆動手段を固定する第1基板と、他の前記内側ドラムを駆動する他の前記第1駆動手段を固定する第2基板とが設けられていてもよい。この場合、前記リフレクタとして、前記第1基板の周縁部前方を被覆する第1被覆部が形成された第1リフレクタと、前記第2基板の周縁部前方を被覆する第2被覆部が形成された第2リフレクタとが設けられていることが望ましい。
このようにすると、各第1駆動手段を各基板に配置して各第1駆動手段で生じる発熱を放熱しやすい構造とした上で、基板毎にリフレクタを配置して装飾性を高めることができる。
また、前記基板として、いずれかの前記内側ドラムを駆動するいずれかの前記第1駆動手段を一方面側に固定すると共に、他の前記内側ドラムを駆動する他の前記第1駆動手段を他方面側に固定する兼用基板が設けられていてもよい。
このようにすると、2つの内側ドラムをそれぞれ駆動する2つの第1駆動手段を単一の基板(兼用基板)によって保持することができるため、2つの内側ドラムを独立して駆動可能な構成を実現しつつ、部品点数を効果的に削減でき、省スペース化を図ることができる。
また、本発明に係る遊技機用役物装置を設けた遊技機とすることで、上述の効果を奏する遊技機を実現できる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る遊技機用役物装置を備えた遊技機を例示する正面図である。 図2は、第1実施形態に係る遊技機用役物装置を斜め前方から見た斜視図である。 図3は、内側ドラム及び外側ドラムの回転位置が図2とは異なっている状態を示す斜視図である。 図4は、第1実施形態に係る遊技機用役物装置の正面図である。 図5は、図4のA−A位置で切断した断面を示すA−A断面図である。 図6は、図4のB−B位置で切断した断面を示すB−B断面図である。 図7(a)は、第1実施形態に係る遊技機用役物装置の左側面図であり、図7(b)は、この遊技機用役物装置の右側面図である。 図8(a)は、第1実施形態に係る遊技機用役物装置の平面図であり、図8(b)は、この遊技機用役物装置の底面図である。 図9は、第1実施形態に係る遊技機用役物装置の分解斜視図である。 図10は、図9とは異なる角度から見た分解斜視図である。 図11は、内側ドラムユニットを側壁部に組み付けた構成を示す斜視図である。 図12は、図11の構成の正面図である。 図13は、内側ドラムユニットの一部(第1ケースの一部)を取り外した構成を示す斜視図である。 図14は、図13の構成の正面図である。 図15は、内側ドラムユニットの分解斜視図である。 図16は、内側ドラムユニット内の一部部品を示す斜視図である。 図17は、内側ドラムユニットの外側に外側ドラムユニットを組み付けた構成を示す斜視図である。 図18は、図17の構成の正面図である。 図19は、第1実施形態に係る遊技機用役物装置において第2ケースの前側ケースを外し、かつ外側ドラムの外周部を外した構成を示す斜視図である。 図20は、第2実施形態に係る遊技機用役物装置の第1ケース内の構成を概略的に示す概略断面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明に係る遊技機用役物装置及び遊技機を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図1は、第1実施形態に係る遊技機用役物装置を備えた遊技機を例示する正面図であり、まず、図1を参照して遊技機1の概要を説明する。
(遊技機の構成)
図1に示す遊技機1は、いわゆるパチンコ機として構成されるものであり、木板、アクリル板等によって構成される遊技盤2の盤面(遊技盤2の前面)2aに沿って遊技球の発射を誘導するガイドレール5が設けられ、このガイドレール5等によって区画された形態で遊技領域が形成されている。また、遊技盤2の中央付近には、各種表示を行い得る液晶表示部3が配置され、この液晶表示部3の下方には、横長の大入賞口を可変扉4aによって開閉し得るアタッカー4が配置されている。そして、液晶表示部3の上方側には、本発明に係る遊技機用役物装置10が配置されている。なお、遊技機1には、遊技盤2の前方において当該遊技盤2とほぼ平行に透明板(ガラス板等)が配置され、この透明板と遊技盤2との間を遊技球が流下するように構成されている。
(遊技機用役物装置の構成)
以下、第1実施形態に係る遊技機用役物装置10について説明する。
図2は、第1実施形態に係る遊技機用役物装置を斜め前方から見た斜視図であり、図3は、内側ドラム及び外側ドラムの回転位置が図2とは異なっている状態を示す斜視図である。また、図4は、第1実施形態に係る遊技機用役物装置の正面図であり、図5は、この図4のA−A位置で切断した断面を示すA−A断面図であり、図6は、図4のB−B位置で切断した断面を示すB−B断面図である。また、図7(a)は、第1実施形態に係る遊技機用役物装置の左側面図であり、図7(b)は、その右側面図である。また、図8(a)は、第1実施形態に係る遊技機用役物装置の平面図であり、図8(b)は、その底面図である。また、図9は、第1実施形態に係る遊技機用役物装置の分解斜視図であり、 図10は、図9とは異なる角度から見た分解斜視図である。
本発明に係る遊技機用役物装置10は、図2〜図5に示すように、第2ケース70によって外殻が構成されており、図5に示すように、第2ケース70内に、それぞれ独立して回転可能な2つの内側ドラム21、22と、複数の内側ドラム21、22をそれぞれ駆動する複数のモータ31、32とが設けられている。更に、複数の内側ドラム21、22の外側で回転する外側ドラム40と、外側ドラム40を駆動するモータ50とが設けられており、外側ドラム40が複数の内側ドラム21、22に跨る構成で配置されている。以下、遊技機用役物装置10を構成するこれら部品について詳述する。
まず、遊技機用役物装置10の外殻をなす第2ケース70について説明する。図6、図9に示すように、第2ケース70は、前面側に前壁部71が設けられ、後面側に後壁部72が設けられており、これら前壁部71と後壁部72とが前後に対をなして配置されている。また、図7(a)、図9に示すように、左側(正面視したときの左側)に側壁部76が設けられており、図7(b)、図9に示すように、右側(正面視したときの右側)に側壁部75が設けられており、これら側壁部75、76が左右に対をなして配置されている。更に、図8(a)、図9に示すように、上面側には上壁部73が設けられ、図8(b)、図9に示すように、下面側には下壁部74が設けられており、これら上壁部73及び下壁部74が上下に対をなして配置されている。そして、これら前壁部71、後壁部72、側壁部75、76、上壁部73、下壁部74が連結されて箱状に構成され、内部に上述の各種部品(内側ドラム21、22や外側ドラム40等)が収納されている。
図9等に示す代表例では、前側ケース70aと後側ケース70bとが組み付けられて、前壁部71、後壁部72、側壁部75、上壁部73、下壁部74が構成され、これに略板状の側壁部76が組み付けられる構成をなしている。これら前側ケース70a、後側ケース70b、側壁部76は、いずれも樹脂部材などによって構成されており、例えば、ねじ等の連結部材によって互いに連結されている。
また、図2、図9に示すように、第2ケース70の前壁部71には、後述する外側ドラム40の前方にカバー部71aが設けられており、このカバー部71aが、外側ドラム40に沿って前方に凸となるように湾曲(具体的には、円筒状に湾曲)して形成されている。また、カバー部71aは、透明性の樹脂材料によって構成されており、カバー部71aの後方に配置される外側ドラム40等が前方側からカバー部71aを介して視認できるように構成されている。
次に、内側ドラムユニット12及び外側ドラムユニット14について説明する。
なお、図10は、図9とは異なる角度から見た分解斜視図であり、図11は、内側ドラムユニットを側壁部に組み付けた構成を示す斜視図であり、図12は、その正面図である。また、図13は、内側ドラムユニットの一部(第1ケースの一部)を取り外した状態を示す斜視図であり、図14は、その正面図であり、図15は、内側ドラムユニットの分解斜視図である。また、図16は、内側ドラムユニット内の一部部品を示す斜視図である。
図5、図10に示すように、内側ドラムユニット12は、筒状の第1ケース60によって外殻が構成されており、図5、図13、図14に示すように、この第1ケース60の内部に、2つの内側ドラム21、22が回転可能に配置されている。これら2つの内側ドラム21、22は、いずれも回転軸G1(図5、図14)を中心として回転可能に配置されている。なお、回転軸G1は、「第1回転軸」の一例に相当する。
図10に示すように、内側ドラムユニット12の外殻をなす第1ケース60は、全体として略円筒状の外周面を有しており、内側ドラムユニット12全体が略円柱状に構成されている。また、第1ケース60における幅方向の一方側の端部60cは、図11、図12に示すように第2ケース70の側壁部76(側壁部76は「支持部材」の一例に相当)に固定されて片持構造で支持されており、側壁部76側を基端側として幅方向他方側に延びた構成をなしている。なお、本発明では、内側ドラム21、22の回転中心(回転軸G1)の方向を幅方向としている。
第1ケース60を側壁部76に固定する固定構造は様々に考えられ、側壁部76に第1ケース60が安定的に固定される構造であればよい。図10、図11、図15に示す代表例では、第1ケース60の一方側の端部60cにおいて、複数の係合部61a、61b、61c、61d、61eが間隔をあけて形成されており、これら係合部61a、61b、61c、61d、61eを側壁部76に形成された被係合部76a、76b、76c、76d、76eにそれぞれ係合させることで、第1ケース60を側壁部76に固定している。なお、第1ケース60と側壁部76は、更に図示しない連結部材(ねじ部材)によって連結されていてもよい。
また、図11、図15に示すように、第1ケース60は、前後方向中心部で前側ケース60aと後側ケース60bとに分割された構成をなしており、これら前側ケース60aと後側ケース60bとが結合することで筒状体として構成されるようになっている。具体的には、図15に示すように、後側ケース60bの上部及び下部に、前側に延出する係止片62a、62b、62c、62dが形成されており、これら係止片62a、62b、62c、62dが前側ケース60aの上部に形成された被係止部63a、63b及び下部に形成された図示しない被係止部と係合することにより、前側ケース60aと後側ケース60bとが一体的に連結するようになっている。
また、第1ケース60は、前側ケース60a及び後側ケース60bのいずれもが透明性を有する樹脂部材によって構成されており、図11、図12に示すように前側ケース60aの前面部には、透明な窓部64が形成されている。この窓部64は、例えば第1ケース60の幅方向略全領域に亘り、且つ第1ケース60の上下方向中心部付近においてある程度の領域に亘る構成で外側ドラム40の前側部分を覆うように形成されており、遊技機用役物装置10の前方側から当該窓部64を介して(より詳しくは、前方側から、第2ケース70のカバー部71a、外側ドラム40、及び、窓部64を介して)後述する内側ドラム21、22を視認できるように構成されている。
内側ドラム21、22は、図13、図14に示すように、第1ケース60の内部において幅方向に並んで隣接配置されており、いずれの内側ドラム21、22も、回転軸G1(図14)を中心として回転し得る構成をなしている。内側ドラム21、22は、それぞれ円筒状の外周部21a、22aを有しており、この外周部21a、22aにはそれぞれ予め定められた文字や図柄が形成されている。なお、図15には、外周部21a、22aに「V」という文字が形成された例を示しているが、この例はあくまで一例であり、例えば、2以上の文字や図柄が所定の配列で形成されていてもよい。
また、図15に示すように、内側ドラム21、22にはそれぞれ、後述するモータ31、32に連結する回転フレーム21b、22bが設けられており、この回転フレーム21b、22bの周囲にテープ状の外周部21a、22aが円筒状に貼り付けられている。なお、円筒状に構成される両外周部21a、22aの形状はほぼ同一となっており、図14に示すように、両外周部21a、22aの径もほぼ同一となっている(図5も参照)。
更に、図13、図14に示すように、内側ドラム21、22に隣接して第1基板91及び第2基板92が配置されている。本実施形態では、両内側ドラム21、22が幅方向に所定距離を隔てて配置されており、第1基板91は、これら内側ドラム21、22の間において、内側ドラム21、22よりも上方位置及び下方位置にそれぞれ延びる構成で配置されている。一方、図14に示すように、第1ケース60を構成する後側ケース60bにおいて内壁部の幅方向中央位置付近には、上部及び下部にそれぞれ溝部64a、64bが形成され、更に、図15に示すように、後方部にも溝部64cが形成されており、第1基板91はこれら溝部64a、64b、64cに周縁部が保持された構成で後側ケース60bに固定されている。
また、図13、図14に示すように、第2基板92は、内側ドラム22の幅方向外側(即ち内側ドラム22に対して内側ドラム21とは反対側)に配置されており、内側ドラム22よりも上方位置及び下方位置にそれぞれ延びている。一方、図14に示すように、後側ケース60bの内壁部において幅方向端部寄りの上部及び下部には、それぞれ溝部65a、65bが形成され、更に、図15に示すように、後方部にも溝部65cが形成されており、第2基板92はこれら溝部65a、65b、65cに周縁部が保持された構成で後側ケース60bに固定されている。
上記のように第1ケース60に組み付けられる第1基板91及び第2基板92には、図15に示すように、内側ドラム21、22を回転駆動するモータ31、32(モータ31、32は、「第1駆動手段」の一例に相当)がそれぞれ固定されている。一方のモータ31は、第1基板91の一方の板面(内側ドラム21側の板面)上に固定されており、内側ドラム21側に突出する駆動軸31aが、当該内側ドラム21の中心部に固定され、この駆動軸31aの回転に応じて内側ドラム21が回転軸G1(図5)を中心として回転するように構成されている(図5も参照)。また、他方のモータ32は、第2基板92の一方の板面(内側ドラム22側の板面)上に固定されており、内側ドラム22側に突出する駆動軸32aが、当該内側ドラム22の中心部に固定され、この駆動軸32aの回転に応じて内側ドラム22が回転軸G1(図5)を中心として回転するように構成されている(図5も参照)。なお、図5では、モータ31、32の構成を概略的に示しているが、これらモータ31、32は、具体的にはいずれもステッピングモータとして構成されており、図示しないモータ駆動回路によって駆動されると共に、このモータ駆動回路及びCPUの制御によって駆動軸31a、32aの回転制御がなされるように構成されている。
また、図15、図16に示すように、第1基板91における内側ドラム21側の板面には、複数の発光素子93a、93b、93c、93dが実装されている。これら発光素子93a、93b、93c、93dは例えばLEDなどによって構成されており、図示しないCPU及び発光素子駆動回路によって点灯、消灯が制御されている。具体的には、第1基板91の前方寄りの位置(より詳しくはモータ31の前方側の位置)に4つの発光素子93a、93b、93c、93dが配置されており、いずれも内側ドラム21の前端部付近で光を発する構成をなしている。
また、図15、図16に示すように、第2基板92における内側ドラム22側の板面にも、複数の発光素子94a、94b、94c、94dが実装されている。これら発光素子94a、94b、94c、94dもLED等によって構成され、図示しないCPU及び発光素子駆動回路によって点灯、消灯が制御されている。具体的には、第2基板92の前方寄りの位置(より詳しくはモータ32の前方側の位置)に4つの発光素子94a、94b、94c、94dが配置されており、いずれも内側ドラム22の前端部付近で光を発する構成をなしている。
更に、図15、図16に示すように、第1基板91の前方側には、第1リフレクタ110(第1リフレクタ110は、「リフレクタ」の一例に相当)が配置されている。この第1リフレクタ110には、第1基板91の周縁部前方を被覆する第1被覆部111と、第1基板91に実装された発光素子93a、93b、93c、93dからの光を少なくとも前方側に反射する第1反射部113とが設けられており、これら第1被覆部111及び第1反射部113が例えば樹脂成型などによって一体的に形成されている。図13に示すように、第1被覆部111は、上下方向において内側ドラム21の中心位置(即ち、回転軸G1の位置)を跨いで当該上下方向所定領域に亘って設けられており(具体的には、図12に示す窓部64の上下方向ほぼ全領域に亘る構成で設けられており)、第1基板91の前端部における当該所定領域部分が前方側から視認されることを防止し、装飾性を高めている。
また、図15、図16に示すように、第1反射部113は、この第1被覆部111から幅方向一方側(内側ドラム21側)に延びており、内側ドラム21の外周部21aの裏側においてモータ31の外周及び内側ドラム21aの外周部21aに沿った構成で湾曲して配置されている(図5、図13も参照)。また、第1リフレクタ110の他端側(第1基板91側)において第1反射部113と第1被覆部111との間には、外周部21a(図15)に沿って湾曲して形成された隙間部115a、115bが、上下方向所定領域に亘って設けられており、発光素子93a、93bからの光が隙間部115aを介して第1反射部113の前面側に漏洩し、発光素子93c、93dからの光が隙間部115bを介して第1反射部113の前面側に漏洩するように構成されている。隙間部115a、115bを介して第1反射部113側に漏洩する光は、当該第1反射部113自体を光らせると共に第1反射部113の前面部等によって前方側に反射されるようになっている。更に、内側ドラム21の外周部21aの少なくとも一部(望ましくはほぼ全体)が光透過性を有しており、第1反射部113にて前方側に反射された光は外周部21a自体を光らせると共に、当該外周部21aを透過してさらに前方側に照射されるようになっている。
また、図15、図16に示すように、第2基板92の前方側にもリフレクタ(第2リフレクタ120)が配置されている。この第2リフレクタ120も、「リフレクタ」の一例に相当し、第2基板92の周縁部前方を被覆する第2被覆部121と、第2基板92に実装された発光素子94a、94b、94c、94dからの光を少なくとも前方側に反射する第2反射部123とが設けられ、これら第2被覆部121及び第2反射部123が例えば樹脂成形などによって一体的に形成されている。図13に示すように、第2被覆部121は、上下方向において内側ドラム22の中心位置(即ち、回転軸G1の位置)を跨いで当該上下方向所定領域に亘って設けられており(具体的には、図12に示す窓部64の上下方向ほぼ全領域に亘る構成で設けられており)、第2基板92の前端部における当該所定領域部分が前方側から視認されることを防止し、装飾性を高めている。
また、図15、図16に示すように、第2反射部123は、この第2被覆部121から幅方向一方側(内側ドラム22側)に延びており、内側ドラム22の外周部22aの裏側においてモータ32の外周及び内側ドラム22aの外周部22aに沿った構成で湾曲して配置されている(図5、図13も参照)。また、第2リフレクタ120の他端側(第2基板92側)において第2反射部123と第2被覆部121との間には、外周部22aに沿って湾曲して形成された隙間部125a、125bが上下方向所定領域に亘って設けられており、発光素子94a、94bからの光が隙間部125aを介して第2反射部123の前面側に漏洩し、発光素子94c、94dからの光が隙間部125bを介して第2反射部123の前面側に漏洩するように構成されている。隙間部125a、125bを介して第2反射部123の前面側に漏洩する光は、当該第2反射部123自体を光らせると共に第2反射部123の前面部等によって前方側に反射されるようになっている。更に、内側ドラム21の外周部21aの少なくとも一部(望ましくはほぼ全体)が光透過性を有しており、第2反射部123にて反射された光は外周部22a自体を光らせると共に、当該外周部22a透過して前方側に照射されるようになっている。なお、第1リフレクタ110は、ねじ部材97a、97bによって第1基板91に固定されており、第2リフレクタ121は、ねじ部材98a、98bによって第2基板92に安定的に固定されている。なお、内側ドラムユニット12内の配線(第1基板91、第2基板92と装置外とを電気的に接続するための配線等)については、図示はしていないが、第1ケース60の背面側の外周面に沿って配置され、側壁部76側の開口から外部に引き出されている。
次に、外側ドラムユニット14について説明する。
図17は、内側ドラムユニットの外側に外側ドラムユニットを組み付けた構成を示す斜視図であり、図18は、図17の構成の正面図である。また、図19は、第1実施形態に係る遊技機用役物装置において第2ケースの前側ケースを外し、かつ外側ドラムの外周部を外した構成を示す斜視図である。
外側ドラムユニット14は、図10に示すように、外側ドラム40と、この外側ドラム40を駆動するモータ50(モータ50は、「第二駆動手段」の一例に相当)とによって構成されており、図5に示すように、外側ドラム40が内側ドラムユニット12の外側(即ち第1ケース60の外側)を全体的に覆う構成で、図17〜図19のように組み付けられている。
外側ドラム40は、図9、図10に示すように円筒状に構成され、図5に示すように幅方向において2つの内側ドラム21、22の配置領域に跨る構成で配置されている。また、この外側ドラム40は、図10に示すように、後述するモータ50に連結する回転フレーム42を備え(図19等も参照)、この回転フレーム42の周囲に、外周部41が円筒状に貼り付けられている(図17、図18も参照)。
回転フレーム42は、図9に示すように、幅方向一端部が環状部42aによって構成され、図10に示すように幅方向他端部が複数の孔が形成されてなる壁部42bによって構成されており、これら環状部42aと壁部42bとの間には、図9、図19のように複数本の架設部42cが配されている。架設部42cは、幅方向に棒状に延びており、図19のように、複数の架設部42cが互いに距離をあけて第1ケース60の周囲を取り囲む構成で周方向に並んで配されている。なお、本実施形態では、これら架設部42cが例えば遮光性の部材によって構成され、架設部42cに沿って円筒状に配される外周部41は光透過性の部材によって構成されている。このようにすると、架設部42cによって外側ドラム40の領域を区画する効果が得られ、図柄などにメリハリをつけることができる。なお、架設部42cを光透過性の部材によって構成することもできる。
また、外側ドラム40は、図5に示すように、内側ドラム21の外周部21aの半径方向外側において当該外周部21aと対向し、且つ内側ドラム22の外周部22aの半径方向外側において当該外周部22aと対向するように内部に2つの内側ドラム21、22を収容する構成で設けられており、更に、これら2つの内側ドラム21、22の回転軸G1を中心として回転可能に構成されている。なお、回転軸G1は、「第2回転軸」の一例に相当する。
また、図5、図6、図9に示すように、外側ドラム40は、幅方向一方側に開口部43が形成されており、図5に示すように、内側ドラム21、22を第1ケース60内に収容してなる内側ドラムユニット12(内側ドラムユニット12は、「構造体」の一例に相当)が、開口部43を介して幅方向一方側から外側ドラム40に挿入されている。また、外側ドラムユニット14全体が上述の第2ケース70に収容されており、外側ドラム40部分が第2ケース70のカバー部71aを介して前方から視認できるように構成されている(図2、図3参照)。
また、本実施形態では、図6に示すように、側壁部76における第1ケース60の上方及び下方の位置に軸受部80a、80bがそれぞれ固定されている(図9、図10も参照)。これら軸受部80a、80bは、外側ドラム40の外周部41と当接して当該外周部41を回転可能に支持するものであり、外周部41は幅方向一方側の被支持部分を軸受部80a、80bに支持された状態で回転軸G1を中心として回転するように構成されている。なお、本実施形態では、外側ドラム40の外周部41における幅方向一方側の被支持部分(軸受部80a、80bによって支持される部分)が「第1の所定部分」の一例に相当する。
図6に示すように、外側ドラム40の上方側に配される軸受部80aには、外側ドラム40と当接可能な位置において回転部材81、82が回転可能な状態で保持されており、外側ドラム40の下方側に配される軸受部80bには、外側ドラム40と当接可能な位置において回転部材83、84が回転可能な状態で保持されている。このように回転部材81、82が外側ドラム40の上方側を支持し、回転部材83、84が外側ドラム40の下方側を支持することで、外側ドラム40の軸半径方向の移動が拘束され、外側ドラム40の回転に応じて各回転部材81、82、83、84が連れ回ることで、外側ドラム40との間の摩擦力が低減された状態で外側ドラム40が円滑に回転するようになっている。
また、図5に示すように、第2ケース70における他方側の側壁部75にモータ50が固定されており、モータ50の駆動軸52が外側ドラム40の壁部42a(壁部42aは、「第2の所定部分」の一例に相当)連結されている(図18、図19も参照)。このように、本実施形態では、外側ドラム40の幅方向一方側が軸受部80a、80bによって支持され、且つ幅方向他方側がモータ50の駆動軸52によって支持されているため、外側ドラム40が両持ち状態で安定的に回転するようになっている。
(第1実施形態の主な効果)
本発明に係る遊技機用役物装置10では、それぞれ独立して回転可能な複数の内側ドラム21、22と、複数の内側ドラム21、22をそれぞれ駆動する複数のモータ31、32と、複数の内側ドラム21、22の外側で回転する外側ドラム40と、外側ドラム40を駆動するモータ50とが設けられており、外側ドラム40が複数の内側ドラム21、22に跨る構成で設けられている。
このようにすると、複数の内側ドラム21、22については、それぞれ独立して回転させることができ、細かな演出、多様な演出が可能となる。一方、外側ドラム40については、複数の内側ドラム21、22に跨る構成で設けられているため、各内側ドラム21、22に対して大幅に大きい回転領域で一体的に回転することとなり、小さな領域で細かな演出を行う各内側ドラム21、22とのギャップを生じさせて、より迫力ある演出を行うことができる。特に、内側ドラム21、22の外側だけでなく、これら内側ドラム21、22の隙間部分も覆う形態で外側ドラムが切れ目なく一体的に配置されているため、各内側ドラムのそれぞれの外側に外側ドラムを個別に配置するような構成と比較して、外側ドラムの一体感、迫力を格段に高めることができる。
このような構成によれば、例えば、ある遊技状態のときには、図2のように主として内側ドラム21、22によって細かな表示を行い、別の遊技状態のときには、図3のように主として外側ドラム40によって複数の内側ドラム21、22に跨るような迫力ある表示を行うようなことが可能となり、遊技者に大きなインパクトを与えることができる。
また、本実施形態では、複数の内側ドラム21、22が、いずれも所定の幅方向の回転軸G1(第1回転軸に相当)を中心として回転可能に構成され、外側ドラム40が、複数の内側ドラム21、22の外側において幅方向に延びる回転軸G1(第2回転軸にも相当)を中心として回転可能に構成されている。そして、幅方向において複数の内側ドラム21、22の配置領域に跨る構成で外側ドラム40が配置されている。
このようにすると、複数の内側ドラム21、22と外側ドラム40とがいずれも所定の幅方向に延びる回転軸G1を中心として回転することとなり、複数の内側ドラム21、22と外側ドラム40とをより効率的に配置しつつ、内側ドラム21、22の配置領域に跨る外側ドラム40によってより迫力ある演出を行うことができる。
また、本実施形態では、複数の内側ドラム21、22を収容する筒状の第1ケース60が設けられ、第1ケース60における幅方向の一方側の端部が側壁部76(支持部材)によって片持構造で支持されている。更に、外側ドラム40が筒状に構成されると共に、当該外側ドラム40の幅方向一方側に開口部43が形成され、内側ドラム21、22を第1ケース60内に収容してなる内側ドラムユニット12(構造体)が、開口部43を介して一方側から外側ドラム40に挿入されている。
このようにすると、複数の内側ドラム21、22を第1ケース60内に組み付けてユニット化することができ、組み付けや取り外し(例えばメンテナンス時の取り外し等)を行いやすい構造とすることができる。また、外側ドラム40と内側ドラム21、22との間に第1ケース60を介在させることができるため、外側ドラム40と内側ドラム21、22との干渉(例えば、部品劣化等に伴って一方のドラムの一部が他方のドラムに接触する等の干渉)をも抑えることができ、組み付け時及び使用時のいずれにも有利な合理的な構造となる。
また、外側ドラム40を収容する第2ケース70が設けられ、第2ケース70の幅方向一方側に設けられた側壁部76が、第1ケース60を支持する支持部材として兼用されている。そして、第2ケース70の幅方向一方側(即ち側壁部76の側)とは反対側にモータ50が固定され、当該モータ50の駆動軸52が外側ドラム40と連結されている。
このようにすると、第2ケース70によって外側ドラム40を保護することができると共に、第2ケース70の一部を第1ケース60を支持する支持部材として兼用できるため、部品点数の削減をも図ることができる。
また、外側ドラム40の幅方向一方側に設けられた所定部分(第1の所定部分)が、側壁部76(支持部材)に固定された軸受部80a、80bによって回転可能に支持され、外側ドラム40の幅方向他方側に設けられた壁部42b(第2の所定部分)が、モータ50の駆動軸52に連結されている。
このようにすると、外側ドラム40の幅方向一方側を軸受部80a、80bによって安定的に支持した上で、それとは反対側をモータ50の駆動軸52によって回転駆動することができるため、上記のように第1ケース60及び第2ケース70を設けた構造において、更に、外側ドラム40をより安定的に回転させることができる。
また、軸受部80a、80bにおいて、複数の回転部材81、82、83、84がそれぞれ外側ドラム40と当接可能な位置で回転可能に保持されており、これら複数の回転部材81、82、83、84が外側ドラム40の軸半径方向の移動を拘束すると共に、外側ドラム40の回転に応じて回転するように構成されている。このようにすると、外側ドラム40の一方側(モータ50とは反対側)をより安定的に支持しつつ、より円滑に回動させることができる。
また、本実施形態では、複数の内側ドラム21、22のドラム間に基板が配置されると共にこの基板にモータ及び発光素子が実装されており、更に、基板に実装された発光素子からの光を少なくとも前方側に反射する反射部を備えたリフレクタが設けられている。そして、リフレクタの一部に、基板の周縁部前方を覆う被覆部が形成されている。
より具体的には、内側ドラム21を駆動するモータ31を固定する第1基板91と、内側ドラム22を駆動するモータ32を固定する第2基板92とが設けられ、更に、第1基板91の周縁部前方を被覆する第1被覆部111が形成された第1リフレクタ110と、第2基板92の周縁部前方を被覆する第2被覆部121が形成された第2リフレクタ120とが設けられている。
このようにすると、リフレクタに形成された反射部により、基板に実装された発光素子からの光を前方側に反射させることができ、装飾性を効果的に高めることができる。また、リフレクタの一部を基板の周縁部前方を被覆する被覆部として兼用しているため、基板の周縁部をカバーすることによる装飾機能と、発光素子からの光を反射することによる装飾機能とを部品点数を抑えて実現できる。特に、内側ドラム21、22付近の部品点数の削減を図ることができるため、その分、内側ドラム21、22の配置スペースを広く確保して内側ドラム21、22を大型化することができ、ひいては当該遊技機用役物装置10全体の装飾性をより一層向上させることができる。
また、各モータ31、32を各基板に配置して各モータ31、32で生じる発熱を放熱しやすい構造とした上で、基板毎にリフレクタを配置して装飾性を高めることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、図20は、第2実施形態に係る遊技機用役物装置の第1ケース内の構成を概略的に示す概略断面図である。
なお、第2実施形態に係る遊技機用役物装置は、第1ケース内の構成以外は第1実施形態と同一であり、モータ231、内側ドラム221については、第1実施形態のモータ31、内側ドラム21と同一構成をなしている。また、モータ232、内側ドラム222については、取り付ける基板を異ならせた点、及び第1実施形態のモータ32、内側ドラム22に対して左右対称に構成した点のみが第1実施形態と異なっている。
本実施形態では、内側ドラム221を駆動するモータ231を一方面側に固定すると共に、内側ドラム222を駆動するモータ232を他方面側に固定する兼用基板291が設けられている。なお、基板291を第1ケース60内に取り付ける構成は、第1実施形態における基板91を第1ケース60に固定する構成と同様である。このようにすると、2つの内側ドラム221、222をそれぞれ駆動する2つのモータ231、232を単一の基板(兼用基板)によって保持することができるため、2つの内側ドラム221、222を独立して駆動可能な構成を実現しつつ、部品点数を効果的に削減でき、省スペース化を図ることができる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、外側ドラム40の内部に2つの内側ドラム21、22を設けた構成を例示したが、3つ以上の内側ドラムが幅方向に並んで配置され、外側ドラムが3つ以上の内側ドラムに跨るように配置されていてもよい。この場合、各内側ドラムに対応させて、各内側ドラムを駆動する各モータ(第1駆動手段)を実装した基板をそれぞれ設け、これら各基板を覆うように第1実施形態と同様のリフレクタをそれぞれ設けるようにすればよい。例えば、内側ドラムが3つであれば、第1実施形態と同様の第1基板、第2基板に加え、これらと同様の第3基板を設け、これら第1基板、第2基板、第3基板をそれぞれ覆うように、第1実施形態と同様の第1リフレクタ、第2リフレクタに加え、これらと同様の第3リフレクタを設けるようにすればよい。また、内側ドラムが4以上であれば、上記構成に加え、更に1又は複数の基板を設け、これら1又は複数の基板をそれぞれ覆うように、各リフレクタ(第1実施形態の第1、第2リフレクタと同様のリフレクタ)を設けるようにすればよい。
上記実施形態では、2つの内側ドラム21、22の回転軸と、外側ドラム40の回転軸とが同一である例を示したが、これら回転軸が若干ずれて平行に配置されていてもよい。
上記実施形態では、外側ドラムに「大当たり」という文字領域が構成され、当該文字領域以外が例えば透明に構成された例を示したが、外側ドラムに表示されるデザインを他の種類の文字や図柄に変えてもよく、また、文字や図柄或いはこれらの結合からなるデザインが1又は複数の領域に形成されていてもよい。
上記実施形態では、側壁部76(支持部材)に軸受部80a、80bが固定された構成を例示したが、側壁部76と軸受部80a、80bの一部が一体的に構成されていてもよい。
上記実施形態では、転がり軸受として構成された軸受部80a、80bを例示したが、軸受部がすべり軸受として外側ドラム40を支持していてもよい。
上記実施形態では、複数の内側ドラムが横方向に並ぶ例を示したが、複数の内側ドラムが上下に並ぶ構成であってもよい。例えば、図1に示す液晶表示機3の側方(図1の例では右側が望ましい)に本発明に係る遊技機用役物装置を配置し、複数の内側ドラム及び外側ドラムが遊技機1の上下方向に延びる回転軸を中心として回転する構成としてもよい。
上記実施形態では、外側ドラム40を駆動するモータ50が第2ケース70の内側に固定される例を示したが、外側ドラム40を駆動するモータを第2ケース70の外側に設けてもよい。この場合、例えば、モータ50の前面側(駆動軸52が延出する側)を第2ケース70の側壁部75の外面に固定し、駆動軸52については当該側壁部75及び基板92を貫通させて外側ドラム40側に延出させるようにすればよい。この場合、側壁部75及び基板92に駆動軸52を挿通させるための孔が形成されることとなる。
1…遊技機
10…遊技機用役物装置
12…内側ドラムユニット(構造体)
21、22…内側ドラム
31、32…モータ(第1駆動手段)
40…外側ドラム
42b…壁部(第二の所定部分)
43…開口部
50…モータ(第2駆動手段)
52…駆動軸
60…第1ケース
70…第2ケース
76…側壁部(壁部、支持部材)
80a、80b…軸受部
81、82、83、84…回転部材
91…第1基板(基板)
92…第2基板(基板)
93a、93b、93c、93d、94a、94b、94c、94d…発光素子
110…第1リフレクタ(リフレクタ)
111…第1被覆部
113…第1反射部
120…第2リフレクタ(リフレクタ)
121…第2被覆部
123…第2反射部
291…兼用基板
G1…回転軸(第1回転軸、第2回転軸)

Claims (10)

  1. それぞれ独立して回転可能な複数の内側ドラムと、
    複数の前記内側ドラムをそれぞれ駆動する複数の第1駆動手段と、
    複数の前記内側ドラムの外側で回転する外側ドラムと、
    前記外側ドラムを駆動する第2駆動手段と、
    を備え、
    前記外側ドラムが複数の前記内側ドラムに跨る構成で設けられていることを特徴とする遊技機用役物装置。
  2. 複数の前記内側ドラムは、いずれも所定の幅方向に延びる第1回転軸を中心として回転可能に構成され、
    前記外側ドラムは、複数の前記内側ドラムの外側において前記幅方向に延びる第2回転軸を中心として回転可能に構成されており、且つ前記幅方向における複数の前記内側ドラムの配置領域に跨る構成で、前記外側ドラムが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用役物装置。
  3. 複数の前記内側ドラムを収容する筒状の第1ケースを備え、
    前記第1ケースにおける前記幅方向の一方側の端部が支持部材によって片持構造で支持されており、
    前記外側ドラムは、筒状に構成されると共に、前記幅方向の前記一方側に開口部が形成され、
    前記内側ドラムを前記第1ケース内に収容してなる構造体が、前記開口部を介して前記一方側から前記外側ドラムに挿入されていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機用役物装置。
  4. 前記外側ドラムを収容する第2ケースを備え、
    前記第1ケースを支持する前記支持部材が、前記第2ケースにおける前記幅方向の前記一方側に設けられた壁部によって構成されており、
    前記第2ケースにおける前記幅方向の前記一方側とは反対側に前記第2駆動手段が固定され、当該第2駆動手段の駆動軸が前記外側ドラムと連結されていることを特徴とする請求項3に記載の遊技機用役物装置。
  5. 前記外側ドラムにおいて前記幅方向の前記一方側に設けられた第1の所定部分が、前記支持部材に設けられた、又は前記支持部材に固定された軸受部によって回転可能に支持されており、
    前記外側ドラムにおいて前記幅方向の前記反対側に設けられた第2の所定部分が、前記第2駆動手段の前記駆動軸に連結されていることを特徴とする請求項4に記載の遊技機用役物装置。
  6. 前記軸受部は、前記外側ドラムと当接可能な位置で回転可能に保持された回転部材を複数備え、これら複数の前記回転部材が前記外側ドラムの軸半径方向の移動を拘束すると共に、前記外側ドラムの回転に応じて回転することを特徴とする請求項5に記載の遊技機用役物装置。
  7. 複数の前記内側ドラムのドラム間に配置されると共に、少なくともいずれかの前記内側ドラムを駆動する前記第1駆動手段が固定され、且つ発光素子が実装された基板と、
    前記基板に実装された前記発光素子からの光を少なくとも前方側に反射する反射部を備えたリフレクタと、
    を有し、
    前記リフレクタの一部に、前記基板の周縁部前方を覆う被覆部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の遊技機用役物装置。
  8. 前記基板として、いずれかの前記内側ドラムを駆動するいずれかの前記第1駆動手段を固定する第1基板と、他の前記内側ドラムを駆動する他の前記第1駆動手段を固定する第2基板とを備え、
    前記リフレクタとして、前記第1基板の周縁部前方を被覆する第1被覆部が形成された第1リフレクタと、前記第2基板の周縁部前方を被覆する第2被覆部が形成された第2リフレクタとを備えたことを特徴とする請求項7に記載の遊技機用役物装置。
  9. 前記基板として、いずれかの前記内側ドラムを駆動するいずれかの前記第1駆動手段を一方面側に固定すると共に、他の前記内側ドラムを駆動する他の前記第1駆動手段を他方面側に固定する兼用基板を備えたことを特徴とする請求項7に記載の遊技機用役物装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の遊技機用役物装置を備えたことを特徴とする遊技機。
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