JP2003172439A - 潤滑装置 - Google Patents

潤滑装置

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JP2003172439A
JP2003172439A JP2001375836A JP2001375836A JP2003172439A JP 2003172439 A JP2003172439 A JP 2003172439A JP 2001375836 A JP2001375836 A JP 2001375836A JP 2001375836 A JP2001375836 A JP 2001375836A JP 2003172439 A JP2003172439 A JP 2003172439A
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oil
lubricating
amount
clutch
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JP2001375836A
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English (en)
Inventor
Arata Murakami
新 村上
Yasunori Nakawaki
康則 中脇
Hiroshi Fujito
宏 藤戸
Shigekazu Yogo
繁一 余合
Akira Matsumoto
亮 松本
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/0434Features relating to lubrication or cooling or heating relating to lubrication supply, e.g. pumps ; Pressure control

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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
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  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩擦材を潤滑する潤滑油の量を、摩擦材の発
熱状態に基づいて制御することのできる潤滑装置を提供
する。 【解決手段】 相互に接触した状態で相対回転可能な第
1の摩擦材および第2の摩擦材を、潤滑油により潤滑す
る潤滑装置において、第1の摩擦材および第2の摩擦材
が相対回転して発生する熱量に関連する物理量を判断す
る判断手段(ステップS1)と、判断手段(ステップS
1)の判断結果に基づいて、潤滑油の量を制御する潤滑
油量制御手段(ステップS2)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、摩擦材を潤滑油
により潤滑する潤滑装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両の動力伝達系統には、クラ
ッチやブレーキなどの摩擦係合装置が設けられており、
その摩擦係合装置の係合状態を制御することにより、動
力伝達状態が制御される。この摩擦係合装置は、第1の
摩擦材および第2の摩擦材を有しており、摩擦材同士の
係合圧が低い場合は、摩擦材同士が接触することなく相
対回転する。これに対して、摩擦材同士の係合圧が高め
られた場合は、摩擦材同士が接触した状態で、摩擦材同
士に回転数差が発生する。
【0003】すなわち、摩擦材同士がスリップする。そ
して、摩擦材同士の係合圧が所定値以上まで高められる
と、摩擦材同士の回転数差が零となる。上記のように、
摩擦材同士がスリップすると、各摩擦材が発熱する。そ
の結果、摩擦材の焼き付き、摩耗、劣化などを招く可能
性がある。そこで、摩擦材を潤滑油により冷却する技術
が知られており、このような潤滑装置の一例が、特開2
000−205301号公報に記載されている。
【0004】この公報に記載されている車両は、エンジ
ンの回転力を、トルクコンバータ、前後進切換機構、無
段変速機、減速機、発進クラッチ、デファレンシャルを
介して駆動輪に伝達するように構成されている。また、
オイルポンプの吐出側に第1の油路および第2の油路が
形成され、第1の油路が発進クラッチ側に接続され、第
2の油路が、発進クラッチ以外の被潤滑部に接続されて
いる。さらに、分岐部と被潤滑部との間には流量制御弁
が設けられている。そして、流量制御弁の上流側と下流
側との圧力差に基づいて、流量制御弁が動作して、被潤
滑部に供給される潤滑油の流量が制御される。一方、被
潤滑部に供給する必要のない潤滑油、つまり、余剰分の
潤滑油が発進クラッチ側に供給され、潤滑油により発進
クラッチが潤滑される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載されている潤滑装置は、被潤滑部に供給する潤
滑油の量を流量制御弁により制御し、その余剰分の潤滑
油により発進クラッチを潤滑する構成である。つまり、
発進クラッチを潤滑する潤滑油の量が、被潤滑部に供給
する潤滑油量に影響される。このため、“発進クラッチ
を潤滑する潤滑油量を、発進クラッチの発熱状態に基づ
いて制御することができない”という問題があった。
【0006】この発明は、上記事情を背景としてなされ
たものであり、摩擦材を潤滑する潤滑油の量を、摩擦材
の発熱状態に基づいて制御することのできる潤滑装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するために請求項1の発明は、相互に接触した
状態で相対回転可能な第1の摩擦材および第2の摩擦材
を、潤滑油により潤滑する潤滑装置において、前記第1
の摩擦材および第2の摩擦材が相対回転して発生する熱
量に関連する物理量を判断する判断手段と、この判断手
段の判断結果に基づいて、前記第1の摩擦材または第2
の摩擦材の少なくとも一方を潤滑する潤滑油の量を制御
する潤滑油量制御手段とを備えていることを特徴とする
ものである。
【0008】請求項1の発明によれば、第1の摩擦材お
よび第2の摩擦材が相対回転して発生する熱量に基づい
て、第1の摩擦材および第2の摩擦材を潤滑する潤滑油
の量が制御される。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の構成に加え
て、前記判断手段は、前記第1の摩擦材または第2の摩
擦材の少なくとも一方の摩擦材の温度に基づいて、前記
熱量に関連する物理量を判断する機能を備えていること
を特徴とするものである。
【0010】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
と同様の作用が生じるほかに、少なくとも一方の摩擦材
の温度に基づいて、熱量に関連する物理量が判断され
る。したがって、熱量に関連する物理量を判断する精度
の低下が抑制される。
【0011】請求項3の発明は、請求項1の構成に加え
て、前記判断手段は、前記第1の摩擦材または第2の摩
擦材の少なくとも一方の摩擦材に接触した後の潤滑油の
温度に基づいて、前記熱量に関連する物理量を判断する
機能を備えていることを特徴とするものである。
【0012】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
と同様の作用が生じるほかに、少なくとも一方に接触し
た潤滑油の温度に基づいて、熱量に関連する物理量が判
断される。したがって、摩擦材の温度を直接検知できな
いような場合でも、潤滑油の温度に基づいて摩擦材の熱
量に関連する物理量が、間接的に判断される。
【0013】請求項4の発明は、請求項3の発明の構成
に加えて、前記判断手段は、前記第1の摩擦材または第
2の摩擦材の少なくとも一方の摩擦材に接触した潤滑油
が、前記第1の摩擦材および第2の摩擦材以外の発熱体
に接触する前に、前記潤滑油の温度を検知する機能を備
えていることを特徴とするものである。
【0014】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
と同様の作用が生じるほかに、第1の摩擦材または第2
の摩擦材の少なくとも一方に接触した潤滑油が、ほかの
発熱体に接触して潤滑油の温度が変化する前に、潤滑油
の温度が検知される。したがって、発熱に関連する物理
量の判断精度の低下が抑制される。
【0015】請求項5の発明は、請求項1の構成に加え
て、前記判断手段は、前記第1の摩擦材と第2の摩擦材
との回転数の差、および一方の摩擦材に伝達されるトル
クに基づいて、前記熱量に関連する物理量を判断する機
能を備えていることを特徴とするものである。
【0016】請求項5の発明によれば、請求項1の発明
と同様の作用が生じるほかに、第1の摩擦材と第2の摩
擦材との回転数の差、および一方の摩擦材に伝達される
トルクに基づいて、熱量に関連する物理量が判断され
る。したがって、熱量に関連する物理量の判断精度の低
下が一層抑制される。
【0017】請求項6の発明は、請求項1ないし5のい
ずれかの構成に加えて、前記潤滑油量制御手段は、前記
第1の摩擦材および第2の摩擦材を潤滑する前の潤滑油
の温度に基づいて、前記第1の摩擦材または第2の摩擦
材の少なくとも一方を潤滑する潤滑油の量を制御する機
能を備えていることを特徴とするものである。
【0018】請求項6の発明によれば、請求項1ないし
5のいずれかの発明と同様の作用が生じるほかに、熱量
に関連する物理量と、第1の摩擦材および第2の摩擦材
を潤滑する前の潤滑油の温度とに基づいて、潤滑油の量
が制御される。したがって、潤滑性能の低下が抑制され
る。なお上記各請求項において、“潤滑”には、“冷
却”も含まれる。また、各請求項に記載されている機能
的手段は、コントローラにより達成される。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)つぎに、この発
明を適用することのできる車両の一例を、図2に基づい
て説明する。図2に示された車両1においては、駆動力
源2と車輪3との間の動力伝達経路に、摩擦係合装置4
が設けられている。駆動力源2としては、エンジンまた
は電動機のうちの少なくとも一方を用いることができ
る。エンジンは、燃料を燃焼させて動力を出力する形式
の動力装置である。このエンジンとしては、内燃機関、
例えば、ガソリンエンジン、LPGエンジン、ディーゼ
ルエンジン、メタノールエンジン、水素エンジンなどを
用いることができる。以下、駆動力源2としてエンジン
を用いた場合について説明する。したがって、駆動力源
2に代えて、便宜上、“エンジン2”と記す。
【0020】摩擦係合装置4としては、例えば、変速機
の変速比を制御するためのブレーキまたはクラッチが挙
げられる。この第1の実施例では、摩擦係合装置4とし
てクラッチを用いた場合について説明する。以下、摩擦
係合装置4に代えて“クラッチ4”と記す。変速機のケ
ーシングの内部には、相対回転可能な2つの回転部材
5,6が設けられており、エンジン2の動力が回転部材
5に伝達されるように構成されている。また、回転部材
6は車輪3側に連結されている。
【0021】クラッチ4は、回転部材5と回転部材6と
の間における動力伝達状態を制御するものであり、クラ
ッチ4は、環状のディスク7および環状のプレート8を
有している。環状のディスク7は軸線方向に複数配置さ
れており、環状のプレート8は軸線方向に複数配置され
ている。ディスク7は、金属材料を環状に成形したコア
プレートの表面に、シート材を接着したものである。シ
ート材は、紙(具体的には、繊維素であるセルロース)
に、樹脂などを含浸したものである。プレート8は金属
材料を環状に成形したものである。
【0022】そして、各ディスク7と各プレート8と
が、軸線方向に交互に配置されている。各ディスク7は
回転部材6の外周にスプライン嵌合されており、各プレ
ート8は回転部材5の内周にスプライン嵌合されてい
る。すなわち、各ディスク7と各プレート8とは軸線方
向に相対移動可能であるとともに、ディスク7と回転部
材6とが一体回転し、プレート8と回転部材5とが一体
回転する。
【0023】また、前記変速機の変速比およびクラッチ
4の潤滑を制御する油圧制御回路9が設けられている。
油圧制御回路9は、オイルポンプ10、オイルポンプ1
0の吐出側に形成された油路11、油路11に配置され
たレノイドバルブ(図示せず)およびオリフィス(図示
せず)などを有している。オイルポンプ10は、エンジ
ン2、または専用の電動機(図示せず)により駆動され
て、オイルパン12のオイルA1を汲み上げる。このオ
イルポンプ10はその吐出量を調整することのできる可
変容量ポンプである。
【0024】さらに、車両全体を制御するコントローラ
としての電子制御装置13が設けられている。電子制御
装置13は、中央演算処理装置(CPU)および記憶装
置(ROM、RAM)ならびに入出力インタフェースを
主体とするマイクロコンピュータにより構成されてい
る。
【0025】この電子制御装置13には、駆動力源回転
数センサ14の信号、加速要求検知センサ15の信号、
制動要求検知センサ16の信号、車速センサ17の信
号、シフトポジションセンサ18の信号、回転部材5の
回転数を検知する入力回転数センサ19の信号、回転部
材6の回転数を検知する出力回転数センサ20の信号、
トルク検知センサ21の信号、オイルパン12内のオイ
ルA1の温度を検知する温度検知センサ22の信号、ク
ラッチ4を潤滑した後のオイルの温度を検知する温度検
知センサ23の信号、クラッチ4の温度を直接検知する
温度検知センサ24の信号などが入力される。
【0026】シフトポジションセンサ18は、変速比の
制御態様を選択するシフト装置の操作状態を検知するも
のである。検知されるシフトポジションとしては、走行
ポジションおよび非走行ポジションがある。走行ポジシ
ョンとは、変速機の入力軸と出力軸との間で動力伝達を
おこなうことができる状態を選択するポジションであ
り、非走行ポジションとは、変速機の入力軸と出力軸と
の間で動力伝達をおこなうことができない状態を選択す
るポジションである。走行ポジションとしてはD(ドラ
イブ)ポジションなどがあり、非走行ポジションとして
はN(ニュートラル)ポジション、P(パーキング)ポ
ジションがある。
【0027】これに対して、電子制御装置13からはエ
ンジン出力を制御する信号、変速機の変速比を制御する
信号、変速機の入力軸と出力軸との間におけるトルク容
量を制御する信号、クラッチ4を潤滑するオイルA1の
量を制御する信号などが出力される。エンジン出力は、
吸入空気量、燃料噴射状態、点火時期などに基づいて制
御される。変速機の変速比は、クラッチ4を含む摩擦係
合装置の係合・解放状態を制御することにより制御され
る。変速機の入力軸と出力軸との間のトルク容量は、ク
ラッチ4の係合圧を調整することにより制御できる。
【0028】変速比の制御にともない、クラッチ4を係
合または解放する場合は、その制御過程において、ディ
スク7とプレート8とが接触した状態で相対回転する、
いわゆる、スリップ状態または摺動状態が発生する。ま
た、車両の走行中、または車両の発進時に、変速比を制
御することなく、変速機の入力軸と出力軸との間のトル
ク容量を制御した場合があり、この場合にクラッチ4の
トルク容量が制御されて、前記スリップ状態が発生する
こともある。いずれの場合も、ディスク7とプレート8
とがスリップすると摩擦熱が発生し、ディスク7および
プレート8の摩耗、焼き付き、劣化が発生する可能性が
ある。このため、オイルポンプ10から吐出されたオイ
ルの一部が、油路11を経由してクラッチ4側に供給さ
れ、クラッチ4が潤滑および冷却される。
【0029】クラッチ4を潤滑するオイル量の制御例
を、図1のフローチャートに基づいて説明する。まず、
ディスク7とプレート8とが相対回転する場合の熱量に
関連する物理量を判断する(ステップS1)。このステ
ップS1についで、ステップS1の判断結果に基づい
て、クラッチ4の潤滑に用いるオイルの量が制御され
(ステップS2)、この制御ルーチンを終了する。以
下、図1のフローチャートの内容を具体的に説明する。
【0030】(第1の具体例)この第1の具体例では、
前記ステップS1で温度検知センサ23によりクラッチ
4の温度を検知し、その検知結果に基づいて前記熱量を
判断する。また、前記ステップS2において、オイルポ
ンプ10の吐出量またはソレノイドを制御して、油路1
1に供給されるオイルの流量または油圧を制御すること
により、クラッチ4を潤滑するオイルの量が制御され
る。具体的には、すなわち、熱量が大きくなるほど、オ
イルの量が増加される。この場合、オイルパン12に貯
溜されているオイルA1の温度と、熱量との対応関係に
基づいて、オイル量を制御することもできる。例えば、
オイルパン12に貯留されているオイルの温度が高くな
るほど、オイルの流量が増加される。オイルポンプ10
の吐出量は、その回転数を制御することによりおこなわ
れる。このように、クラッチ4側で発生する熱量に基づ
いて、クラッチ4を潤滑するオイルの量を制御すること
により、クラッチ4の発熱、摩耗、劣化が抑制され、そ
の耐久性が向上する。また、クラッチ4の発熱状態に応
じてオイル量を制御するため、オイルポンプ10の駆動
に必要なエネルギの増加を抑制できる。したがって、エ
ンジン負荷の増加を抑制でき燃費が向上する。
【0031】(第2の具体例)この第2の具体例では、
前記ステップS1において、次式により発生熱量Qcが
算出される。 Qc=Tc・Δωc=Tc・2π・ΔNc/60=Tc・2π・(Nin−N out)/60 ・・・(1) 上記式(1)において、“Tc”は回転部材5に入力さ
れるトルク、“ΔNc”は回転部材5と回転部材6との
回転数差の変化率、“Δωc”は回転部材5と回転部材
6との回転数差に対応する角速度の変化率、“Nin”
は回転部材5の回転数、“Nout”は回転部材6の回
転数である。回転部材5に入力されるトルクは、トルク
センサ21の信号、エンジン出力に基づいて判断され
る。
【0032】また、ステップS2においては、図3のマ
ップに基づいて、クラッチ4を潤滑するオイルの流量
(冷却流量q)が判断される。図3のマップは電子制御
装置13に記憶されており、このマップは、上記の式で
算出された発生熱量Qcと、この発生熱量Qcに対して
必要な冷却流量qとの関係を、実験的に求めたものであ
る。図3においては、便宜上、4つの特性線q1ないし
q4が示されている。いずれの特性線も、発生熱量Qc
が大きくなるほど、冷却流量qが多くなる特性を備えて
いる。また、各特性線はオイルパン12のオイルA1の
温度に対応している。
【0033】すなわち、オイルパン12のオイルA1の
温度がth1の場合は特性線q1が選択され、オイルパ
ン12のオイルA1の温度がth1よりも高い温度th
2である場合は特性線q2が選択され、オイルパン12
のオイルA1の温度がth2よりも高い温度th3であ
る場合は特性線q3が選択され、オイルパン12のオイ
ルA1の温度がth3よりも高い温度th4である場合
は特性線q4が選択される。すなわち、冷却流量qは、
詳細には次式に基づいて算出される。
【0034】 q=tct−toil ・・・(2) 上記式(2)において、“tct”はクラッチ4の目標
温度であり、”toil”はオイルパン12のオイルA
1の温度である。つまり、図3のマップによれば、発生
熱量Qcが同じであっても、オイルパン12のオイルA
1の温度toilが高いほど、冷却流量qが増加され
る。
【0035】このように、第2の具体例においても、発
生熱量Qc、オイルパン12のオイルA1の温度toi
lに基づいて、クラッチ4を潤滑するオイルA1の冷却
流量が制御されるため、第1の具体例と同様の効果を得
ることができる。また、第2の具体例においては、回転
部材5と回転部材6との回転数の差、および回転部材5
に伝達されるトルクに基づいて、発生熱量Qcが判断さ
れる。したがって、クラッチ4の発熱状態を高精度に判
断することができ、クラッチ4に対する潤滑および冷却
効率が一層向上する。
【0036】(第3の具体例)この具体例においては、
前記ステップS1において、クラッチ4を潤滑した後の
オイルの温度を温度センサ23により検知し、その検知
結果に基づいてクラッチ4の発生熱量を判断する。な
お、この具体例3においても、ステップS2では、発生
熱量が大きいほど、クラッチ4の潤滑に用いるオイルの
流量が増加される。この場合のオイル供給量は、第2の
具体例で説明した内容により、制御することができる。
【0037】ここで、温度センサ23の取付位置の一例
を、図4に基づいて説明する。図4においては、回転部
材(環状のドラム)5の円筒部30の内周側にプレート
8が取り付けられている。円筒部30には半径方向に貫
通する孔31が形成されている。一方、変速機のケーシ
ング32に前記温度検知センサ23が設けられている。
温度検知センサ23はケーシング32の内面に取り付け
られており、回転部材5の軸線方向において、孔31に
対応する位置に、温度検知センサ23が取り付けられて
いる。“孔31に対応する位置”については後述する。
【0038】さらに、回転部材5の内側には、回転部材
5の軸線方向に動作してクラッチ4に対して押圧力を付
与するピストン34が設けられている。さらに、円筒部
30の内周には環状の受圧板35が固定されており、受
圧板35とピストン34との間に、複数のディスク7お
よび複数のプレート8が配置されている。そして、油圧
室の油圧が高められると、ピストン34が受圧板35側
に向けて動作し、クラッチ4の係合圧が高められる。
【0039】一方、図4の構成においては、クラッチ4
の内方空間からクラッチ4側に向けてオイルが供給され
る。すると、クラッチ4がオイルで潤滑された後、円筒
部30の内面側に存在(付着)しているオイルが、回転
部材5の回転に伴う遠心力により、孔31を介して円筒
部30の外側に飛散する。そして、円筒部30の外側に
飛散したオイルがケーシング32の内面に付着して、温
度検知センサ23によりオイルの温度が検知される。な
お、温度検知センサ23により温度が検知されたオイル
は、オイルパン12に戻る。前記“孔31に対応する位
置”とは、孔31から円筒部30の外側に飛散したオイ
ルが付着する領域を意味している。
【0040】このように、第3の具体例においても、ク
ラッチ4の発熱状態に基づいて、クラッチ4を潤滑する
オイル量を制御するため、第1の具体例または第2の具
体例と同様の効果を得られる。また、温度検知センサ2
3は、クラッチ4を潤滑した後のオイルが、ほかの発熱
体、例えば、クラッチ4以外のクラッチやブレーキ、ま
たは各種のギヤ、またはオイルパン12に貯留されてい
るオイルなどに接触して、その発熱体と、クラッチ4を
潤滑したオイルとの間で熱伝達がおこなわれる前に、ク
ラッチ4を潤滑したオイルの温度を検知している。した
がって、クラッチ4の発熱状態を高精度に検知でき、か
つ、クラッチ4を潤滑するためのオイルの供給量を適正
に制御できる。
【0041】なお、ケーシング32の内面に細い幅の突
出部(図示せず)を形成し、この突出部により囲まれた
領域をオイル補足領域とし、このオイル補足領域に温度
検知センサ23を配置することもできる。このように構
成すれば、クラッチ4を潤滑した後のオイルを、オイル
補足領域で補足しやすくなり、温度検知センサ23の検
知精度が一層向上する。
【0042】(第2の実施例)つぎに、図2に示す摩擦
係合装置4がブレーキである場合を、図5に基づいてに
ついて説明する。図5に示すブレーキ36は、複数のデ
ィスク7および複数のプレート8を有している。複数の
ディスク7は回転部材6Aの外周にスプライン嵌合され
ている。つまり、複数のディスク7と回転部材6Aとが
一体回転する。これに対して、複数のプレート8はケー
シング32の内周にスプライン嵌合されている。すなわ
ち、複数のプレート8は回転しない。
【0043】またケーシング32の内部にはピストン3
7が設けられている。ピストン37は回転部材6Aの軸
線方向に動作自在である。ケーシング32の内周には受
圧板38が固定されており、ピストン37と受圧板38
との間に、各ディスク7および各プレート8が配置され
ている。ケーシング32の内面であって、ブレーキ36
の外側には温度検知センサ23が設けられている。ピス
トン37に作用する油圧が低い場合は、ブレーキ36が
解放されており、回転部材6Aが回転可能である。ピス
トン37に作用する油圧が高められた場合は、ピストン
37が受圧板38側に向けて動作する。このため、ピス
トン37と受圧板38とにより、ディスク7およびプレ
ート8が挟み付けられて、その係合圧が高まる。する
と、回転部材A6の回転速度が低下し、係合圧が所定値
以上になった場合は、回転部材6Aが停止する。
【0044】図5においては、回転部材6Aの内方空間
からブレーキ36側に向けてオイルが供給され、そのオ
イルによりブレーキ36が潤滑される。そして、ブレー
キ36を潤滑したオイルは、プレート8の回転に伴う遠
心力によりケーシング32の内面側に飛散し、そのオイ
ルの温度が温度検知センサ23により検知される。この
図5においても、ブレーキ36を潤滑するオイル量を、
第1の具体例でクラッチ4を潤滑するオイル量と同様に
して、制御することができる。したがって、第2の実施
例においても、第1の具体例と同様の効果を得られる。
なお、第2の実施例では、第1の具体例で述べた“クラ
ッチ4”を“ブレーキ36”と読み替えればよい。
【0045】また、第2の実施例のブレーキ36は、図
2のクラッチ4に代えて用いることができるが、この場
合は回転数センサ20により回転部材6Aの回転数が検
知される。なお、ケーシング32は回転しないため、図
2の回転数センサ19は用いない。そして、図1のステ
ップS1において、回転数センサ20の信号に基づいて
ディスク7とプレート8との回転数差を検知し、その検
知結果、および回転部材6に伝達されるトルクに基づい
て、ブレーキ36の発熱量を判断することができる。回
転部材6に伝達されるトルクはトルクセンサ12の信号
に基づいて判断される。このようにして、ブレーキ36
の発熱量を判断し、その判断結果に基づいてステップS
2では、ブレーキ36を潤滑するオイル量を制御するこ
とができる。ブレーキ36を潤滑するオイルの量は、第
2の具体例2と同様にして制御できる。
【0046】(そのほかの実施例)図1の制御例は、駆
動力源と変速機との間の動力伝達経路に設けられる発進
クラッチを、オイルにより潤滑する潤滑装置に対しても
適用することができる。この発進クラッチは、駆動力源
側の回転部材に設けられる第1の摩擦材と、変速機の入
力側に設けられる第2の摩擦材とを有するものである。
【0047】そして、発進クラッチは、停止している車
両を発進させる場合、走行している車両を停止させる場
合、変速機の変速比を制御する場合、などの各種の条件
に基づいて、そのトルク容量が制御される。上記の各場
合は、シフトポジションセンサ18の信号、加速要求検
知センサ15の信号、車速センサ17の信号などに基づ
いて判断される。このように、発進クラッチのトルク容
量を制御する場合も、その制御過程で第1の摩擦材と第
2の摩擦材とが接触した状態でスリップし、発熱する。
そこで、この発進クラッチの発熱に関連する物理量を各
種のセンサにより検知し(ステップS1)、その検知結
果に基づいて発進クラッチを潤滑するオイル量を制御す
る(ステップS2)ことができる。すなわち、各実施例
は、変速比制御用のクラッチ、ブレーキ、発進クラッチ
などのような、湿式の摩擦係合装置の潤滑に用いるオイ
ル量を制御するものである。
【0048】なお、各実施例で用いる各温度検知センサ
22,23,24としては、接触式センサまたは非接触
式センサのいずれを用いてもよく、例えば、熱電対、赤
外線反射率測定型センサ、サーミスタ温度計、水晶温度
センサ、放射温度計、集電型赤外線センサなどのうちか
ら、選択的に用いることができる。具体的には、クラッ
チ4の温度を直接検知する場合は、回転部材5および回
転部材7がともに回転するため、非接触式のセンサを用
いる方が望ましい。発進クラッチの場合も同様である。
これに対して、ブレーキであれば、一方の回転部材は回
転しないため、その回転しない部材の温度を検知する場
合は、接触式センサまたは非接触式センサのいずれを用
いてもよい。ブレーキであっても、回転する部材の温度
を検知する場合は、非接触式センサを用いることが望ま
しい。
【0049】ここで、図1の説明で述べた機能的手段
と、この発明の構成との対応関係を説明すれば、ステッ
プS1がこの発明の判断手段に相当し、ステップS2が
この発明の潤滑油量制御手段に相当する。また、各実施
例で説明した事項と、この発明の構成との対応関係を説
明すれば、ディスク7がこの発明の第1の摩擦材に相当
し、プレート8がこの発明の第2の摩擦材に相当し、オ
イルA1がこの発明の潤滑油に相当し、クラッチ4およ
びブレーキ36の温度または発熱状態、クラッチ4およ
びブレーキ36の発生熱量、クラッチ4およびブレーキ
36を潤滑した後のオイルの温度、ディスク7とプレー
ト8との回転数差、ディスク7に伝達されるトルクなど
が、この発明の“熱量に関連する物理量”に相当する。
【0050】さらに、オイルA1の流量、オイルA1の
供給量、冷却流量q、油路11におけるオイルの油圧な
どが、この発明の“潤滑油の量”に相当する。また、温
度検知センサ24がこの発明の第1の温度検知センサ2
4に相当し、オイルパン12に貯留されているオイルA
1、クラッチ4やブレーキ36以外の摩擦係合装置、各
種のギヤなどが、この発明の“発熱体”に相当する。
【0051】なお、この発明において、第1の摩擦材は
複数または単数のいずれでもよく、第2の摩擦材も単数
または複数のいずれでもよい。また、第1の摩擦材と第
2の摩擦材とを接触させる接触圧(接触力)を制御する
アクチュエータは、油圧式のアクチュエータ(油圧制御
回路)、電磁式のアクチュエータのいずれでもよい。さ
らに、上記の各実施例または各具体例の実施する場合、
それぞれ単独で実施すること、またはこれらを複数組み
合わせて実施すること、のいずれを選択してもよい。な
お、オイルポンプ9を駆動力源以外の回転装置、例えば
電動機により駆動する車両も、この発明に含まれる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、第1の摩擦材および第2の摩擦材が相対回転し
て発生する熱量に基づいて、第1の摩擦材および第2の
摩擦材を潤滑する潤滑油の量を制御できる。したがっ
て、第1の摩擦材および第2の摩擦材の発熱状態に応じ
て潤滑油の量を制御することができ、潤滑性能の低下を
抑制できる。
【0053】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
と同様の効果を得られるほかに、少なくとも一方の摩擦
材の温度に基づいて、熱量に関連する物理量を判断でき
る。したがって、熱量に関連する物理量を判断する精度
の低下が抑制され、潤滑性能の低下を一層確実に抑制で
きる。
【0054】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
と同様の効果を得られるほかに、摩擦材の温度を直接検
知できないような場合でも、潤滑油の温度に基づいて摩
擦材の熱量に関連する物理量が、間接的に判断される。
したがって、潤滑性能の低下を確実に抑制できる。
【0055】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
と同様の効果を得られるほかに、第1の摩擦材または第
2の摩擦材の少なくとも一方に接触した潤滑油が、ほか
の発熱体に接触して潤滑油の温度が変化する前に、潤滑
油の温度を検知できる。したがって、発熱に関連する物
理量の判断精度の低下が抑制され、潤滑性能の低下を抑
制できる。
【0056】請求項5の発明によれば、請求項1の発明
と同様の効果を得られるほかに、第1の摩擦材と第2の
摩擦材との回転数の差、および一方の摩擦材に伝達され
るトルクに基づいて、熱量に関連する物理量が判断され
る。したがって、熱量に関連する物理量の判断精度の低
下が一層抑制され、潤滑性能の低下を抑制できる。
【0057】請求項6の発明によれば、請求項1ないし
5のいずれかの発明と同様の効果を得られるほかに、熱
量に関連する物理量と、第1の摩擦材および第2の摩擦
材を潤滑する前の潤滑油の温度とに基づいて、潤滑油の
量が制御される。したがって、潤滑性能の低下を一層確
実に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の制御例を示すフローチャートであ
る。
【図2】 この発明が適用される車両の構成を示す概念
図である。
【図3】 図1の制御例で用いるマップの一例を示す図
である。
【図4】 この発明で潤滑されるクラッチの一例を示す
断面図である。
【図5】 この発明で潤滑されるブレーキの一例を示す
断面図である。
【符号の説明】
7…ディスク、 8…プレート、 13…電子制御装
置、 20,22,23,24…温度検知センサ、 A
1…オイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤戸 宏 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 余合 繁一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 松本 亮 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3J057 AA04 BB04 EE05 GA80 GB23 GE01 HH01 JJ01 3J058 AA53 AA59 AA77 AA87 BA35 BA60 DB25 DE03 DE19 FA01 GA92 GA94 3J063 AA01 AB53 CD16 CD22 XD03 XD23 XD47 XD75 XE16 XJ03 XJ07 XJ09 XJ11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に接触した状態で相対回転可能な第
    1の摩擦材および第2の摩擦材を、潤滑油により潤滑す
    る潤滑装置において、 前記第1の摩擦材および第2の摩擦材が相対回転して発
    生する熱量に関連する物理量を判断する判断手段と、 この判断手段の判断結果に基づいて、前記第1の摩擦材
    または第2の摩擦材の少なくとも一方を潤滑する潤滑油
    の量を制御する潤滑油量制御手段とを備えていることを
    特徴とする潤滑装置。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は、前記第1の摩擦材また
    は第2の摩擦材の少なくとも一方の摩擦材の温度に基づ
    いて、前記熱量に関連する物理量を判断する機能を備え
    ていることを特徴とする請求項1に記載の潤滑装置。
  3. 【請求項3】 前記判断手段は、前記第1の摩擦材また
    は第2の摩擦材の少なくとも一方の摩擦材に接触した後
    の潤滑油の温度に基づいて、前記熱量に関連する物理量
    を判断する機能を備えていることを特徴とする請求項1
    に記載の潤滑装置。
  4. 【請求項4】 前記判断手段は、前記第1の摩擦材また
    は第2の摩擦材の少なくとも一方の摩擦材に接触した潤
    滑油が、前記第1の摩擦材および第2の摩擦材以外の発
    熱体に接触する前に、前記潤滑油の温度を検知する機能
    を備えていることを特徴とする請求項3に記載の潤滑装
    置。
  5. 【請求項5】 前記判断手段は、前記第1の摩擦材と第
    2の摩擦材との回転数の差、および一方の摩擦材に伝達
    されるトルクに基づいて、前記熱量に関連する物理量を
    判断する機能を備えていることを特徴とする請求項1に
    記載の潤滑装置。
  6. 【請求項6】 前記潤滑油量制御手段は、前記第1の摩
    擦材および第2の摩擦材を潤滑する前の潤滑油の温度に
    基づいて、前記第1の摩擦材または第2の摩擦材の少な
    くとも一方を潤滑する潤滑油の量を制御する機能を備え
    ていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに
    記載の潤滑装置。
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