JP2003172357A - 含油軸受装置 - Google Patents

含油軸受装置

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JP2003172357A
JP2003172357A JP2001372324A JP2001372324A JP2003172357A JP 2003172357 A JP2003172357 A JP 2003172357A JP 2001372324 A JP2001372324 A JP 2001372324A JP 2001372324 A JP2001372324 A JP 2001372324A JP 2003172357 A JP2003172357 A JP 2003172357A
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Tomoko Nogawa
朋子 野川
Hironori Kurosawa
博徳 黒沢
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    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で、潤滑油の外部漏れを良好に防
止することを可能とする。 【解決手段】 含油軸受部材13の軸受孔側から軸受保
持部材12の開口部側の外部空間まで延在する空気抜き
通路22の一部に、当該空気抜き通路22を閉塞するよ
うに形成される潤滑油の油膜を破断可能とする通路幅A
の油膜破裂室21を設け、その油膜破裂室21において
上記潤滑油の油膜を破断させることによって当該潤滑油
を軸受保持部材12の開口部から外部に流出させないよ
うに構成して、潤滑油内の気泡Dを画成している油膜を
油膜破裂室21内で破断させるようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、含油軸受部材に挿
通された軸部材を相対回転可能に支持するようにした含
油軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、含油軸受装置は、モータなどの
各種回転駆動装置において広く採用されているが、その
含油軸受装置では、例えば図18に示されているよう
に、軸受保持部材(軸受ホルダー)1の内部側に、焼結
材などから形成された含油軸受部材2が嵌挿され保持さ
れているとともに、上記含油軸受部材2の軸受孔内に、
潤滑油を介在して軸部材3が相対回転可能に挿通される
ことより、当該軸部材3をラジアル方向に支承させるよ
うにしている。また、上記軸受保持部材1の図示下端側
に設けられた開口部には、円板状のスラスト受板4が取
り付けられて閉塞部になされており、それによって上記
軸受保持部材1が有底袋形状に構成されている。そし
て、上記スラスト受板4の内部側表面に装着されたスラ
スト軸受板5に、上記軸部材3を軸方向に当接させるこ
とによって、当該軸部材3をスラスト方向に回転可能に
支承させるようにしている。
【0003】ところで、このような含油軸受部材2の軸
受孔内に軸部材3を挿通させるにあたっては、当該軸部
材3の挿通が進むにつれて、上記含油軸受部材2の軸受
孔内に満たされていた空気が含油軸受部材2の図示下端
側から軸受保持部材(軸受ホルダー)1の内部側に追い
出されていくこととなり、そのままにしておくと、その
含油軸受部材2側から押し出された空気によって、上記
軸受保持部材1内の潤滑油が開口部側に押し上げられる
ようにして流出してしまうおそれがある。そこで従来よ
り、上記含油軸受部材2からの空気を軸受保持部材1の
外部側に放出させるための小径孔6を、スラスト受板4
に貫通させるようにして形成しておいたり、上記含油軸
受部材2の外周面や軸受保持部材1の内周面に、軸方向
に延在する溝を凹設して空気抜きを行うようにすること
が従来から行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような空気抜き用の小径孔6や溝を設けた場合には、
例えば図19に示されているように、それらの小径孔6
や溝を通して、含油軸受部材2の周囲に存在している潤
滑油が外部に漏れ出すことがある。このような潤滑油の
外部漏出は、軸部材3の挿通後における温度変化などに
よる気泡の拡大によっても発生し、軸受装置の周辺を汚
してしまうおそれがある。特に、軸受保持部材1の内部
に適量の補油を注入して潤滑油を増量しておくことによ
って、上述した軸部材3の挿通作業や軸部材3の当初回
転動作の円滑化を図ったり軸受寿命の延長化を図るよう
にした含油軸受装置においては、上述した補油により増
量されている分だけ、潤滑油の外部漏れが発生し易くな
る。
【0005】このような潤滑油の外部漏れは、特に駆動
環境に清浄性を要求されるような装置、例えばポリゴン
ミラー駆動装置や、ハードディスク駆動装置などの場合
においては、致命的な汚染原因となって、装置全体にと
って重大な問題となることもある。
【0006】そこで、本発明は、簡易な構成で、潤滑油
の外部漏れを良好に防止することができるようにした含
油軸受装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1にかかる含油軸受装置では、含油軸受部材の
軸受孔に対して軸受保持部材の閉塞部側に形成された内
部空間を介して連通し、その連通部から上記軸受保持部
材の開口部側の外部空間まで延在する空気抜き通路が設
けられ、上記空気抜き通路の少なくとも一部には、当該
空気抜き通路を閉塞するように形成される前記潤滑油の
油膜を破断可能とする通路幅Aの油膜破裂室が設けら
れ、その油膜破裂室において上記潤滑油の油膜を破断さ
せることによって当該潤滑油を前記軸受保持部材の開口
部から外部に流出させないように構成されている。この
ような構成を有する請求項1にかかる含油軸受装置によ
れば、含油軸受部材の軸受孔内に軸部材を挿通させる際
に含油軸受部から空気が押し出されたり、軸部材の挿通
後における温度変化などによって潤滑油内の気泡が拡大
されたりしても、その気泡が油膜破裂室に流入したとき
に、当該気泡を画成している油膜が油膜破裂室内で破断
されることにより気泡が消失し、その結果、潤滑油の外
部漏出が良好に防止されるようになっている。
【0008】また、請求項2にかかる含油軸受装置で
は、上記請求項1における油膜破裂室が含油軸受部材の
外周側を環状に取り囲むように設けられていることか
ら、気泡の破断作用が、周囲のいずれの部位においても
極めて良好に行われるようになっている。
【0009】さらに、請求項3にかかる含油軸受装置で
は、上記請求項1における空気抜き通路が、軸受保持部
材及び含油軸受部材の一方側のみ、又は双方の部材を切
り欠くようにして設けられていることから、油膜破裂室
を形成する上での自由度が確保されるようになってい
る。
【0010】さらにまた、請求項4にかかる含油軸受装
置では、上記請求項1における軸受保持部材の閉塞部側
に形成された内部空間であって、前記油膜破裂室との接
続部分におけるクリアランスB、及び前記含油軸受部材
の端面との間のクリアランスCが、前記油膜破裂室の通
路幅Aより小さくなるように設定されている(B,C<
A)ことから、軸受保持部材の内部空間側の毛細管力
が、油膜破裂室側より強められており、油膜破裂室で気
泡が破断した後の潤滑油が、軸受保持部材の内部空間側
に良好に引き込まれるようになっている。
【0011】また、請求項5にかかる含油軸受装置で
は、上記請求項1における潤滑油の粘度が、VG20
(20cst/40°C)以下に設定され、かつ油膜破
裂室の通路幅Aが1mm以上に設定されていることか
ら、そのような条件下において気泡の破裂作用が良好に
行われるようになっている。
【0012】さらまた、請求項6にかかる含油軸受装置
の製造方法では、含油軸受部材の軸受孔に対して軸受保
持部材の閉塞部側に形成された内部空間を介して連通
し、その連通部から上記軸受保持部材の開口部側の外部
空間まで延在する空気抜き通路を設けるとともに、その
空気抜き通路の少なくとも一部に、当該空気抜き通路を
閉塞するように形成される前記潤滑油の油膜を破断可能
とする通路幅Aの油膜破裂室を設けておいて、前記軸受
保持部材の閉塞部側に形成された内部空間に存在する潤
滑油内の気泡によって上記空気抜き通路側に押し出され
た潤滑油の油膜を、上記油膜破裂室内で破断させること
により、上記軸受保持部材の開口部から潤滑油を外部に
流出させないようにしている。つまり、このような構成
を有する請求項6にかかる含油軸受装置の製造方法によ
れば、含油軸受部材の軸受孔内に軸部材を挿通させる際
に含油軸受部から空気が押し出されたり、軸部材の挿通
後における温度変化などによって潤滑油内の気泡が拡大
されたりしても、その気泡が油膜破裂室に流入したとき
に、当該気泡を画成している油膜が油膜破裂室内で破断
されることにより気泡が消失し、その結果、潤滑油の外
部漏出が良好に防止されるようになっている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明するが、それに先立って、本発明
を適用した光偏向装置に用いられるポリゴンミラー駆動
装置の構造例を説明しておく。
【0014】図1に示されているように、プリント基板
を兼用するモータ基板11の略中央部分には、略中空円
筒状をなす軸受保持部材としての軸受ホルダー12が立
設するようにして取り付けられており、その軸受ホルダ
ー12の内部側に、含油軸受部材としての焼結メタル軸
受13が挿通されるようにして装着されている。そし
て、その焼結メタル軸受13によって、ステンレス材か
ら形成されたシャフト14が、潤滑油を介在してラジア
ル方向に回転自在に支持されている。また、上記軸受ホ
ルダー12の図示下端側の開口部には、スラスト受板1
5が上記開口部を閉塞するように取り付けられており、
そのスラスト受板15の内側(図示上側)表面上に取り
付けられたスラスト軸受板15aに対して、上記シャフ
ト14の軸端面(図示下端面)が当接していることによ
って、当該シャフト14がスラスト方向に回転可能に支
持されている。この含油軸受装置の詳細構造について
は、更に後述する。
【0015】上記軸受ホルダー12の外周側壁面には、
電磁鋼板などの積層体から構成されたステータコア16
が嵌着されており、そのステータコア16の各突極部に
対して、ステータコイル16aがそれぞれ巻回されてい
る。また、上記シャフト14が前記焼結メタル軸受13
側から図示上方側に向かって突出した出力部分14aに
は、アルミニウム合金から形成された回転ハブ17が、
圧入または焼き嵌めなどの締り嵌めによって固定されて
おり、その回転ハブ17のボス部17aの外周部に、略
皿形状のロータケース18が取り付けられている。
【0016】上記ロータケース18の外周側立壁18a
の内周面側には、リング状のロータマグネット19が装
着されている。このロータマグネット19の内周面は、
前記ステータコア16の各突極部の外端面に対して、半
径方向に近接対向するように配置されている。
【0017】一方、上記回転ハブ17の中心部分に厚肉
状に設けられたボス部7aの外周面には、光情報の光情
報の偏向走査を行うための偏向ポリゴンミラーMが装着
されている。このポリゴンミラーMの図示下端面は、上
記回転ハブ17のボス部17aから半径方向外方側に向
かって突出するように形成されたミラー載置部17b上
に当接されており、上記ボス部17aの図示上方側から
押えバネMaによって軸方向に押え込まれて固定されて
いる。
【0018】ここで、図2及び図3に示されているよう
に、上述した軸受保持部材としての軸受ホルダー12
は、図2の上端側に開口部を有する有底袋形状の中空円
筒体から形成されており、当該軸受ホルダー12の図2
下端側は、円板状のスラスト軸受板15により閉塞部に
なされている。上述したように、その軸受保持部材とし
ての軸受ホルダー12の内周壁面に沿って、含油軸受部
材としての焼結メタル軸受13が圧入や焼き嵌めなどの
締り嵌めにより挿通されているが、その焼結メタル軸受
13の軸方向端面には、当該焼結メタル軸受13の軸受
孔の開口部から半径方向外方側に向かって略十字状に延
びる連通溝20が形成されている。それらの各連通路2
0は、当該各連通路20の外周端部から焼結メタル軸受
13の外周面にかけて軸方向に更に延在しており、軸方
向の反対側の端面に形成された連通路20に繋げられて
いる。
【0019】また、上記軸受ホルダー12の内周側壁面
には、環状の油膜破裂室21を介して、空気抜き通路2
2が設けられている。そのうち油膜破裂室21は、前記
軸受ホルダー12の内周側壁面を中空円筒状に窪ませる
ようにして環状に凹設されたものであって、前記焼結メ
タル軸受13における軸方向両端部分を除いた外周壁面
を周方向に取り囲むように設けられていて、それら軸受
ホルダー12側の内周側壁面と、焼結メタル軸受13の
外周壁面との間に通路幅Aを有するように画成されてい
る。
【0020】また、上記空気抜き通路22は、前記油膜
破裂室21を画成している図2上端面の一箇所から、上
記軸受ホルダー12の開口部側(図1上端面側)まで軸
方向に向かって延出して外部に開口しており、本実施形
態では、略円形状の横断面形状に形成されている。
【0021】ここで、上述した中空状の環状窪み部から
なる油膜破裂室21の通路幅Aは、当該油膜破裂室21
の壁面に沿って潤滑油の油膜が張袈されることのない程
度の大きな寸法に設定されている。つまり、上記油膜破
裂室21内に、焼結メタル軸受13側から潤滑油ととも
に気泡が侵入したとしても、その気泡を画成している潤
滑油の油膜を破断可能とする大きな通路幅Aを有してい
ることから、当該油膜破裂室21内に流入した気泡が油
膜破裂室21内で直ちに破断されて、通路内が油膜によ
り閉塞されないようになっている。従って、その油膜破
裂室21より下流側(図2上方側)には、気泡が破断さ
れた後の空気のみが抜けていくこととなり、気泡による
潤滑油の押し上げ作用がなくなって、軸受ホルダー12
の図2上端側に設けられた開口部から外部に潤滑油が流
出されることが防止されるようになっている。なお本実
施形態では、上記潤滑油の粘度が、VG20(20cs
t/40°C)以下に設定されているとともに、上述し
た油膜破裂室21の通路幅Aが、1mm以上となるよう
に設定されている。
【0022】さらに、上記油膜破裂室21は、前記軸受
ホルダー12の図2下端側の閉塞部に画成されている内
部空間Sに対して、上述した焼結メタル軸受13の連通
溝20を介して接続されているが、その油膜破裂室21
との接続部分における連通溝20により形成されたクリ
アランスBは、前記油膜破裂室21の通路幅Aより小さ
くなるように設定されている(B<A)。また、上記内
部空間Sを画成している上述したスラスト軸受板15の
内側表面と、上記焼結メタル軸受13の図示下端側の端
面との間のクリアランスCも、前記油膜破裂室21の通
路幅Aより小さくなるように設定されている(C<
A)。
【0023】次に、このような構成を有する本実施形態
にかかる含油軸受装置において、シャフト14を焼結メ
タル軸受13の軸受孔内に挿通させる工程を説明する。
まず、図4に示されているように、前記軸受ホルダー1
2の閉塞部側(図示下端側)の内部空間Sに対して潤滑
油(粘度;VG20以下)の補油操作を行って前記焼結
メタル軸受13の図示下端部分の周囲を潤滑油で満たし
ておく。
【0024】その状態で、図示上方側からシャフト14
を焼結メタル軸受13の軸受孔内に挿通させていくと、
当該シャフト14の挿通が進むにつれて、図5に示され
ているように、焼結メタル軸受13の図示下端側から、
潤滑油及び空気が押し出されていく、そのうちの押し出
された空気は、気泡Dとなって、焼結メタル軸受13の
周囲の潤滑油を図示上方側に押し上げるようにして移動
させようとする。このような気泡Dは、焼結メタル軸受
13の軸受孔内にシャフト14を挿通させる際に限ら
ず、シャフト14の挿通後における温度変化などによっ
て潤滑油内の気泡が拡大されたりした場合においても同
様に発生する。
【0025】しかしながら、本実施形態では、上述した
ような気泡Dが油膜破裂室21に流入したとき、当該気
泡Dを形成している油膜が油膜破裂室21において保持
されなくなって破断し、気泡Dは消失する。その結果、
図6に示されているように、上記気泡Dが破断された後
の空気のみが、上記油膜破裂室21から空気抜き通路2
2を通って軸受ホルダー12の図2上端側に設けられた
開口部から外部に排出されていき、潤滑油は、上記気泡
Dによる押し上げ作用がなくなって、図中の矢印で示し
たように、元の図示下方位置に向かって流下していく。
従って、軸受ホルダー12の図2上端側に設けられた開
口部から潤滑油が外部に流出される量が大幅に低減され
る。
【0026】例えば図7では、シャフト14を焼結メタ
ル軸受13の軸受孔内に挿通させる際に、焼結メタル軸
受13の周囲に十分な量の潤滑油を注入して満たしてお
き、油膜破裂室21以外の空間部分に完全に潤滑油が満
たされる量に対して余剰となっている分の潤滑油が、軸
受ホルダー12から溢れ出すことなく内部側に確保され
る潤滑油の余剰量(図4の縦軸;μl)を測定したもの
であって、その潤滑油の余剰量が、上記油膜破裂室21
の通路幅A(横軸;mm)に対して、どのように変化す
るかをみたものである。本図から明らかなように、上記
油膜破裂室21の通路幅Aが1mm未満の場合には、潤
滑油の余剰量は0となり、潤滑油が満たされる量より少
量で外部漏れしてしまっているが、油膜破裂室21の通
路幅Aを1mm以上として特に1.3mm程度にする
と、潤滑油が満たされる量より少量で潤滑油の余剰量は
5μl程度となり、潤滑油が満たされる量より多量でも
十分な量が確保されることが判明した。
【0027】また、本実施形態にかかる含油軸受装置で
は、油膜破裂室21が、含油軸受部材としての焼結メタ
ル軸受13の外周部を取り囲むようにして環状に設けら
れていることから、気泡が破断が周方向のいずれの場所
においても良好に行われるようになっている。
【0028】一方、上述した実施形態では、油膜破裂室
21が環状に設けられているが、以下の実施形態では、
油膜破裂室21が空気抜き通路22の一部をなすように
一体的に設けられており、空気抜き通路22が油膜破裂
室21を兼用して一部に含むように構成されている。
【0029】まず、図8及び図9に示されている実施形
態では、軸受ホルダー12の内周側壁面に、中心側に向
かってリング状に突出する保持部12aが設けられてお
り、その保持部12aが、上記焼結メタル軸受13の外
周壁面に圧接することによって当該焼結メタル軸受13
の保持が行われている。そして、上記軸受ホルダー12
の内周壁面における上記保持部12a以外の部分は、焼
結メタル軸受13の外周壁面から離間しており、その離
間部分を含む通路幅Aを有する油膜破裂室21が形成さ
れている。
【0030】そして、上記軸受ホルダー12の内周側壁
面に対して、上記油膜破裂室21と一体的に設けられた
空気抜き通路22の通路幅も上記通路幅Aと同一に形成
されており、その空気抜き通路22の通路幅Aが、当該
空気抜き通路22内に潤滑油の油膜が張袈されることの
ない寸法に設定されている。このような実施形態によれ
ば、上述した実施形態の作用・効果に加えて、油膜破裂
室21の形成が容易に行われるとともに、油膜破裂室2
1が、周方向の一部であることから、それ以外の軸受ホ
ルダー12の内周側と、焼結メタル軸受13の外周側と
の隙間12bは、潤滑油で満たされることとなる。その
ため、シャフト14の回転により軸方向に潤滑油の移動
が発生した場合でも、潤滑油が上記隙間12bを通って
潤滑油の循環供給が可能となるため、より長寿命化を図
ることができる。
【0031】また、図10及び図11に示されている実
施形態では、上述した図8及び図9に示されている実施
形態における油膜破裂室21を一部に含む空気抜き通路
22が、半径方向の反対側の位置に2体延出するように
設けられており、上述した実施形態と同様な作用・効果
が得られるようになっている。
【0032】さらに、図12及び図13に示されている
実施形態では、上述した図8及び図9に示されている実
施形態における油膜破裂室21を一部に含む空気抜き通
路22の横断面形状が、略五角形の形状になされている
が、このような実施形態としても、上述した実施形態と
同様な作用・効果が得られる。
【0033】さらにまた、図14及び図15に示されて
いる実施形態では、上述した図8及び図9に示されてい
る実施形態における油膜破裂室21を一体に含む空気抜
き通路22が、油膜破裂室21から軸方向に対して傾斜
するようにして斜めに延出している。このような実施形
態においても、上述した実施形態と同様な作用・効果が
得られる。
【0034】また、図16及び図17に示されている実
施形態では、油膜破裂室21を含む空気抜き通路22
を、焼結メタル軸受13の外周面側に形成しており、上
述した実施形態と同様な作用・効果が得られるようにし
ている。
【0035】以上、本発明者によってなされた発明の実
施形態を具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変形可能であることはいうまでもない。
【0036】例えば、上述した各実施形態のような油膜
破裂室21又は空気抜き通路22を、焼結メタル軸受1
3と軸受ホルダー12との双方にかかるように半割形状
にて形成しておき、両者を半径方向に合体させることに
よって、油膜破裂室21又は空気抜き通路22を画成す
るようにしても、上述した実施形態と同様な作用・効果
が得られる。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1に
かかる含油軸受装置、及び請求項6にかかる含油軸受装
置の製造方法は、含油軸受部材の軸受孔側から軸受保持
部材の開口部側の外部空間まで延在する空気抜き通路の
少なくとも一部に、当該空気抜き通路を閉塞するように
形成される潤滑油の油膜を破断可能とする通路幅Aの油
膜破裂室を設け、その油膜破裂室において上記潤滑油の
油膜を破断させることによって当該潤滑油を軸受保持部
材の開口部から外部に流出させないように構成し、上記
含油軸受部材の軸受孔内に軸部材を挿通させる際に含油
軸受部から空気が押し出されたり、軸部材の挿通後にお
ける温度変化などによって潤滑油内の気泡が拡大された
りしても、その気泡を画成している油膜を油膜破裂室内
で破断させるようにしたものであるから、簡易な構成
で、潤滑油の外部漏れを良好に防止することができ、低
コストで信頼性の高い含油軸受装置を得ることができ
る。
【0038】また、請求項2にかかる含油軸受装置は、
上記請求項1における油膜破裂室が含油軸受部材の外周
側を環状に取り囲むように設けられ、気泡の破断作用が
周囲のいずれの部位においても極めて良好に行われるよ
うにしていることから、上述した効果を更に高めること
ができる。
【0039】さらに、請求項3にかかる含油軸受装置
は、上記請求項1における空気抜き通路が軸受保持部材
及び含油軸受部材の一方側のみ又は双方の部材を切り欠
くようにして設けられていることにより、油膜破裂室を
形成する上での自由度が確保されるようにしたものであ
るから、上述した効果に加えて生産性を向上させること
ができる。
【0040】さらにまた、請求項4にかかる含油軸受装
置は、上記請求項1における軸受保持部材の閉塞部側に
形成された内部空間であって油膜破裂室との接続部分に
おけるクリアランスB、及び前記含油軸受部材の端面と
の間のクリアランスCが、前記油膜破裂室の通路幅Aよ
り小さくなるように設定され(B,C<A)、軸受保持
部材の内部空間側の毛細管力が、油膜破裂室側より強め
られて、油膜破裂室で気泡が破断した後の潤滑油が軸受
保持部材の内部空間側に良好に引き込まれるようにした
ものであるから、上述した効果を更に高めることができ
る。
【0041】また、請求項5にかかる含油軸受装置は、
上記請求項1における潤滑油の粘度が、VG20(20
cst/40°C)以下に設定され、かつ油膜破裂室の
通路幅Aが1mm以上に設定されて、そのような条件下
において気泡の破裂作用が良好に行われるようになって
いることから、上述した効果を確実に得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する一例としてのポリゴンミラー
駆動用モータの全体構造を表した縦断面説明図である。
【図2】本発明の一実施形態における含油軸受装置の構
造を表した縦断面説明図である。
【図3】図2に表した含油軸受装置の平面説明図であ
る。
【図4】図2及び図3に表した含油軸受装置におけるシ
ャフトの挿通直前の状態を表した縦断面説明図である。
【図5】図2及び図3に表した含油軸受装置におけるシ
ャフトを挿通した直後の状態を表した縦断面説明図であ
る。
【図6】図2及び図3に表した含油軸受装置におけるシ
ャフトを挿通した後に気泡が破裂した状態を表した縦断
面説明図である。
【図7】油膜破裂室の通路幅Aと、それにより確保され
る潤滑油の量との関係を表した線図である。
【図8】本発明の他の実施形態における含油軸受装置の
構造を表した縦断面説明図である。
【図9】図8に表した含油軸受装置の平面説明図であ
る。
【図10】本発明の更に他の実施形態における含油軸受
装置の構造を表した縦断面説明図である。
【図11】図10に表した含油軸受装置の平面説明図で
ある。
【図12】本発明の更に他の実施形態における含油軸受
装置の構造を表した縦断面説明図である。
【図13】図12に表した含油軸受装置の平面説明図で
ある。
【図14】本発明の更に他の実施形態における含油軸受
装置の構造を表した縦断面説明図である。
【図15】図14に表した含油軸受装置の平面説明図で
ある。
【図16】本発明の更に他の実施形態における含油軸受
装置の構造を表した縦断面説明図である。
【図17】図16に表した含油軸受装置の平面説明図で
ある。
【図18】一般の含油軸受装置の構造を表した縦断面説
明図である。
【図19】図18に表した含油軸受装置からの油漏れ状
態を表した縦断面説明図である。
【符号の説明】
12 軸受ホルダー(軸受保持部材) 13 焼結メタル軸受(含油軸受部材) 14 シャフト(軸部材) 21 油膜破裂室 22 空気抜き通路 A 油膜破裂室通路幅 B 連通溝クリアランス C 軸受保持部材の閉塞側空間クリアランス D 気泡
フロントページの続き (72)発明者 黒沢 博徳 長野県諏訪郡原村10801番地の2 株式会 社三協精機製作所諏訪南工場内 Fターム(参考) 3J011 AA04 AA12 BA04 CA01 3J016 AA01 AA02 BB22 BB28

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に開口部が設けられているととも
    に他端側に閉塞部が設けられた有底袋形状の軸受保持部
    材と、その軸受保持部材の内周壁面に沿って嵌挿された
    含油軸受部材と、上記含油軸受部材の軸受孔内に潤滑油
    を介在して相対回転可能に挿通された軸部材と、を備え
    た含油軸受装置において、 上記含油軸受部材の軸受孔に対して前記軸受保持部材の
    閉塞部側に形成された内部空間を介して前記連通し、そ
    の連通部から上記軸受保持部材の開口部側の外部空間ま
    で延在する空気抜き通路が設けられ、 上記空気抜き通路の少なくとも一部には、当該空気抜き
    通路を閉塞するように形成される前記潤滑油の油膜を破
    断可能とする通路幅Aの油膜破裂室が設けられ、その油
    膜破裂室において上記潤滑油の油膜を破断させることに
    よって上記潤滑油を前記軸受保持部材の開口部から外部
    に流出させないように構成されていることを特徴とする
    含油軸受装置。
  2. 【請求項2】 前記油膜破裂室が、前記含油軸受部材の
    外周側を環状に取り囲むように設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の含油軸受装置。
  3. 【請求項3】 前記空気抜き通路が、前記軸受保持部材
    及び含油軸受部材の一方側のみ、又は双方の部材を切り
    欠くようにして設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の含油軸受装置。
  4. 【請求項4】 前記軸受保持部材の閉塞部側に形成され
    た内部空間であって、前記油膜破裂室との接続部分にお
    けるクリアランスB、及び前記含油軸受部材の端面との
    間のクリアランスCが、前記油膜破裂室の通路幅Aより
    小さくなるように設定されている(B,C<A)ことを
    特徴とする請求項1記載の含油軸受装置。
  5. 【請求項5】 前記潤滑油の粘度が、VG20(20c
    st/40°C)以下に設定され、かつ前記油膜破裂室
    の通路幅Aが、1mm以上に設定されていることを特徴
    とする請求項1記載の含油軸受装置。
  6. 【請求項6】 一端側に開口部、他端側に閉塞部がそれ
    ぞれ設けられた有底袋形状の軸受保持部材の内周壁面に
    沿って、含油軸受部材を嵌挿した後、上記含油軸受部材
    の軸受孔内に、潤滑油を介在して軸部材を相対回転可能
    に挿通するようにした含油軸受装置の製造方法におい
    て、 上記含油軸受部材の軸受孔に対して前記軸受保持部材の
    閉塞部側に形成された内部空間を介して連通し、その連
    通部から上記軸受保持部材の開口部側の外部空間まで延
    在する空気抜き通路を設けるとともに、 その空気抜き通路の少なくとも一部に、当該空気抜き通
    路を閉塞するように形成される前記潤滑油の油膜を破断
    可能とする通路幅Aの油膜破裂室を設けておいて、 前記軸受保持部材の閉塞部側に形成された内部空間に存
    在する潤滑油内の気泡によって上記空気抜き通路側に押
    し出された潤滑油の油膜を、上記油膜破裂室内で破断さ
    せることにより、上記軸受保持部材の開口部から潤滑油
    を外部に流出させないようにしたことを特徴とする含油
    軸受装置の製造方法。
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