JP2003169742A - 衣類用ハンガ - Google Patents

衣類用ハンガ

Info

Publication number
JP2003169742A
JP2003169742A JP2001374795A JP2001374795A JP2003169742A JP 2003169742 A JP2003169742 A JP 2003169742A JP 2001374795 A JP2001374795 A JP 2001374795A JP 2001374795 A JP2001374795 A JP 2001374795A JP 2003169742 A JP2003169742 A JP 2003169742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arms
leg members
opening
clothes hanger
clothes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001374795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3644018B2 (ja
Inventor
Kazumasa Yamamoto
和正 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001374795A priority Critical patent/JP3644018B2/ja
Publication of JP2003169742A publication Critical patent/JP2003169742A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3644018B2 publication Critical patent/JP3644018B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衣類を懸吊する2つのアームを片手の操作で
開閉可能とし、衣類の懸吊及び取り外しが容易となる衣
類用ハンガの提供。 【解決手段】 操作具2における2つの脚部材2R,2
Lの下端は、支持部材6が有する案内溝8R,8Lにて
滑動可能に支持され、アーム4R,4Lは近接する側の
一端部近傍が支持部材6により回動可能に支持され、該
支持部材6には係合部9が設けられている。前記アーム
4R,4Lは、前記脚部材2R,2Lを案内溝8R,8
Lに沿って近接する方向へ滑動させた場合、これに従動
して開放方向へ回動し、また、前記係合部9の端部9
R,9Lを近接させた場合、係合部9に形成された突部
から解放されて閉塞方向へ回動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類を干すために
用いる衣類用ハンガ、特に、衣類を懸吊する一対のアー
ムを開閉可能とし、衣類の懸吊及び取り外しが容易とな
る衣類用ハンガに関するものである。
【0002】
【従来の技術】衣類用ハンガは、ブラウス、シャツ等の
衣類を、洗濯後の乾燥のために懸吊して干す場合、着用
しないときにクローゼット内に収納する場合などに用い
られている。ところで従来の衣類用ハンガは、物干し
竿、物干しロープ等に掛けてぶら下げるための掛止部
と、該掛止部の下方に取り付けられた一対のアームとか
らなり、前記掛止部及び一対のアームは一体成形されて
いるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特に丸首の
シャツを従来の衣類用ハンガに懸吊する際は、前記シャ
ツの首もとから衣類用ハンガのアームを挿入することが
困難であり、無理にアームを挿入して懸吊した場合には
前記シャツの首もとが広がってしまい、型くずれを起こ
してしまう可能性がある。従って、シャツの首もとの開
口が狭小である場合は、前記シャツの裾口から衣類用ハ
ンガを通して懸吊させることを余儀なくされることもあ
った。また、シャツは一般的に着用頻度が比較的高く、
洗濯の回数も多いことから、衣類用ハンガに懸吊する作
業は煩瑣なものであった。
【0004】このような問題を解決すべく、特開平8-22
4157号,特開2000-210189 などにて一対のアームを開閉
方向へ可動として閉じ合わせることができる衣類用ハン
ガが提案されている。提案されている衣類用ハンガは、
何れも一対のアームを閉じ合わせることが可能である
が、一対のアームを閉じ合わせる操作、アームが閉じ合
わされた状態の衣類用ハンガをシャツの首もとへ通した
後に一対のアームを開放する操作のうち、両方又は一方
の操作は両手で行う必要がある構成となっている。しか
し、シャツを片手で所持して衣類用ハンガへ懸吊する作
業、及び懸吊されたシャツを衣類用ハンガから取り外す
作業を考慮した場合、前記操作は共に片手で行えること
を要望され、これらを実現する衣類用ハンガは未だ提案
されていない。
【0005】本発明は上述したような事情に鑑みてなさ
れたものであり、掛止部と、開閉可能な2つのアーム
と、前記掛止部及び2つのアームを支持する支持部材と
を備える衣類用ハンガにおいて、前記2つのアームが開
放した場合に該2つのアームに係合して係止するための
係合部を備え、前記掛止部は、2つの脚部材における夫
々の上端が同軸的に軸支されて開閉可能になしてあり前
記2つのアームの開放を操作するための操作具を下部に
有し、前記2つのアームは、前記支持部材における所定
間隔を隔てた位置で、互いに近接する夫々の一端部近傍
が回動可能に支持され、前記2つのアームは、前記操作
具における2つの脚部材の夫々の下端が互いに接近する
際に従動して開放方向へ回動すべくなしてある。
【0006】従って、前記2つのアームが閉じ合わされ
ている状態でシャツの首もとへ両アームを挿入した後、
操作具を片手で掴み、夫々の下端を接近させるべく握る
ことにより、前記2つのアームを従動させて開放させる
ことができ、更に、係合部に係合することによりアーム
の回動を係止することができるため、片手での操作具の
操作によってアームを開放させてシャツを容易に懸吊す
ることが可能である衣類用ハンガを提供することを目的
とする。
【0007】また、前記支持部材は、互いに所定間隔を
隔てて設けられた2つの枢軸を有し、前記2つのアーム
の一端部近傍は前記枢軸により回動可能に夫々支持さ
れ、前記支持部材は更に、前記2つの枢軸近傍から前記
支持部材の略中心方向へ延設された2つの案内溝、及
び、前記2つのアームが開放された場合に夫々の一端部
が係合して回動を係止するための係合部を有し、前記2
つの脚部材の両下端は夫々前記2つの案内溝に沿って滑
動可能であり、互いに接近する方向へ滑動した場合、前
記2つのアームにおける前記枢軸により支持される位置
から夫々一端部側が、前記操作具の夫々の下端により押
動され、前記2つのアームは開放方向へ回動すべくなし
てある。
【0008】従って、前記操作具の2つの下端を接近す
る方向へ滑動させた場合に、円滑であり確実に前記2つ
のアームを従動させて開放させることができる衣類用ハ
ンガを提供することを目的とする。
【0009】更に、前記係合部は、下方へ開口する略U
字形状をなして外側へ付勢する弾性を有し、前記外側に
は突出する突部が形成され、前記2つのアームの夫々の
一端部は、前記突部に夫々係合すべくなしてある。
【0010】従って、開放方向へ回動した前記2つのア
ームの夫々の一端部を、前記係合部の突部に係合させて
回動を係止することができ、更に、略U字形状をなす係
合部の開口端を弾性力に抗って狭めることにより、前記
2つのアームの夫々の一端部を前記係合部から開放で
き、前記2つのアームを閉じ合わせる方向へ回動させる
ことができ、前記係合部を片手で握って操作するだけで
アームを閉じさせて容易にシャツから取り出すことがで
きる衣類用ハンガを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る衣類用ハ
ンガは、被掛止物に掛けるための掛止部と、該掛止部の
下側にて互いに横方向反対向きに延設される開閉可能な
2つのアームと、前記掛止部及び2つのアームを支持す
るための支持部材とを備え、前記2つのアームに衣類を
懸吊するための衣類用ハンガにおいて、前記2つのアー
ムが開放した場合に、該2つのアームにおける近接する
側の一端部に係合して前記2つのアームを係止する係合
部を備え、前記掛止部は、2つの脚部材における夫々の
上端が同軸的に軸支されて開閉可能になしてあり、前記
2つのアームの開放を操作するための操作具を下部に有
し、前記操作具は、前記支持部材により、前記2つの脚
部材の両下端が該2つの脚部材の開閉方向に可動に支持
され、前記2つのアームは、前記支持部材における所定
間隔を隔てた位置で、前記夫々の一端部近傍が、前記2
つのアームが開閉方向へ回動可能に軸支され、前記2つ
のアームは、前記操作具における前記2つの脚部材の閉
塞方向への回動に従動して開放方向へ回動すべくなして
あることを特徴とする。
【0012】従って、第1発明に係る衣類用ハンガによ
る場合は、片手で握って操作具における2つの脚部材夫
々の下端を接近させるだけで、これに従動して開放方向
へ2つのアームを回動させ、係合部に前記2つのアーム
の夫々の一端部が係合して回動が係止されるため、衣類
の首もとから両アームを挿入した後、片手での操作によ
ってアームを開放させて前記衣類を容易に懸吊すること
が可能である衣類用ハンガを実現することができる。
【0013】第2発明に係る衣類用ハンガは、被掛止物
に掛けるための掛止部と、該掛止部の下側にて互いに横
方向反対向きに延設される開閉可能な2つのアームと、
前記掛止部及び2つのアームを支持するための支持部材
とを備え、前記2つのアームに衣類を懸吊するための衣
類用ハンガにおいて、前記支持部材は、所定間隔を隔て
て設けられた2つの枢軸、該2つの枢軸の夫々の近傍か
ら前記支持部材の略中心方向に延設された2つの案内
溝、及び、前記2つのアームが開放した場合に、該2つ
のアームにおける近接する側の一端部に係合して前記2
つのアームを係止すべく前記2つの枢軸間の略中心位置
に設けられた係合部を有し、前記2つのアームは、前記
夫々の一端部近傍が、前記2つの枢軸により、前記2つ
アームが開閉方向へ回動可能に支持され、前記掛止部
は、2つの脚部材における夫々の上端が同軸的に軸支さ
れて開閉可能になしてあり、前記2つのアームの開放を
操作するための操作具を下部に有し、前記操作具は、前
記2つの案内溝に沿って、前記2つの脚部材の両下端が
該2つの脚部材の開閉方向へ滑動可能に支持され、前記
操作具の両下端を前記2つの脚部材の閉塞方向へ滑動さ
せた場合に、前記2つのアームは、前記枢軸により支持
された位置から前記一端部側が前記両下端の夫々により
押動されて開放方向へ回動すべくなしてあることを特徴
とする。
【0014】従って、第2発明に係る衣類用ハンガによ
る場合は、支持部材に設けられた2つの案内溝に沿って
操作具における2つの脚部材夫々の下端が夫々滑動可能
に支持され、前記両下端を夫々滑動させた場合に、前記
両下端に前記一対のアームの夫々の一端部が押動されて
夫々のアームが開放方向へ回動することにより、前記2
つの脚部材夫々の下端を互いに接近させる動作に対し、
円滑であり確実に前記2つのアームを従動させて開放さ
せることができる衣類用ハンガを実現することができ
る。
【0015】第3発明に係る衣類用ハンガは、第2発明
に係る衣類用ハンガにおいて、前記係合部は、下方へ開
口する略U字形状をなして外側へ付勢する弾性を有し、
前記外側には突出した突部が形成され、前記2つのアー
ムの夫々の一端部は、前記突部に夫々係合すべくなして
あることを特徴とする。
【0016】従って、第3発明に係る衣類用ハンガによ
る場合は、開放方向へ回動した前記2つのアームの夫々
の一端部を、前記係合部の突部に係合させて回動を係止
することができ、更に、略U字形状をなす係合部の開口
端を弾性力に抗って狭めることにより、前記2つのアー
ムの夫々の一端部を前記係合部から開放でき、前記2つ
のアームを閉塞方向へ回動させることができ、前記係合
部を片手で握って操作するだけでアームを閉じさせて容
易に衣類から取り出すことができる衣類用ハンガを実現
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る衣
類用ハンガの実施の形態を示す正面図である。図示する
衣類用ハンガは、物干し竿,物干しロープなどに引っか
けるための掛止部1、及び、ブラウス,シャツなどを懸
吊するための一対のアーム4R,4Lを有し、前記掛止
部1及びアーム4R,4Lの夫々は、2枚の平板が所定
間隔を隔てて成る支持部材6における前記2枚の平板の
間で支持されている。
【0018】前記支持部材6は、2枚の平板間に介設さ
れて互いに所定間隔を隔てられた2つの枢軸7R,7L
を有し、前記アーム4R,4Lは、前記枢軸7R,7L
により、夫々の基端部近傍が前記アーム4R,4Lの開
閉方向へ回動可能に支持されている。前記アーム4R,
4Lは、前記枢軸7R,7Lに支持される箇所から基端
部5R,5L側が下方へ曲折されてあり、夫々の基端部
5R,5Lの先端は更に反曲して爪形状を成している。
【0019】また、支持部材6には、前記枢軸7R,7
Lの夫々の上方近傍から、前記支持部材6の略中心方向
へ延設された2つの案内溝8R,8Lが設けられ、更
に、前記略中心位置には、前記アーム4R,4Lが開放
方向へ回動した場合に、前記基端部5R,5Lが係合す
べく係合部9が設けられている。
【0020】前記係合部9は、下方へ開口する略U字形
状をなしており、左右両外側へ夫々突出した突部を有し
ている。従って、前記アーム4R,4Lが開放方向へ回
動した場合、基端部5R,5Lは前記突部に夫々係合
し、前記アーム4R,4Lの回動が係止される。このよ
うに図1では、アーム4R,4Lが開放されて係合部9
に係合することにより回動が係止されている状態を示し
ている。
【0021】一方、掛止部1は、2つの脚部材2R,2
Lにおける夫々の上端が同軸的に軸支されて開閉可能に
なしてあり、前記アーム4R,4Lの開放を操作するた
めの操作具2と、該操作具2の上端に設けられた掛止具
3とから構成されている。前記操作具2の2つの脚部材
2R,2Lは、内側に開口した溝形状の断面をなしてお
り、また、前記操作具2の上部には、前記脚部材2R,
2Lを開放方向へ付勢すべく弾性を有するスプリングS
が取り付けられている。
【0022】また、掛止部1は、前記操作具2を構成す
る脚部材2R,2Lの下端が、前記案内溝8R,8Lに
沿って滑動可能に支持されている。
【0023】次に、上述した如くの構成をなす本実施の
形態に係る衣類用ハンガの動作について図2及び図3に
示す動作説明図を用いて説明する。図1にて示した如
く、アーム4R,4Lが開放されている場合、アーム4
R,4Lの夫々の基端部5R,5Lは係合部9に係合し
て係止されている。ここで、略U字形状をなす係合部9
の2つの端部9R,9Lを、弾性力に抗って互いに接近
させた(閉じ合わせた)場合、前記アーム4R,4Lの
夫々の基端部5R,5Lは、係合部9が有する突部から
解放される。従って、図2に示すように、アーム4R,
4Lは夫々枢軸7R,7L回りに閉塞方向(図中の矢符
で示す方向)へ回動して閉じ合わされる。
【0024】次に、図2に示した如くにアーム4R,4
Lが閉じ合わされている状態で、操作具2の脚部材2
R,2Lを、スプリングの弾性力に抗って閉じ合わせた
場合、前記脚部材2R,2Lは支持部材6に設けられた
案内溝8R,8Lに沿って夫々接近する方向へ滑動す
る。この際、前記脚部材2R,2Lは内側に開口する溝
形状をなしているため、その底部にてアーム4R,4L
の基端部5R,5Lが押動される。
【0025】即ち、初めに枢軸7R,7L近傍に脚部材
2R,2Lが位置している場合、アーム4R,4Lは閉
じ合わされており、夫々の基端部5R,5Lは溝形状を
なす脚部材2R,2L内に収納された状態となってい
る。この状態から前記脚部材2R,2Lを案内溝8R,
8Lに沿って閉じ合わせるに従い、前記基端部5R,5
Lは、脚部材2R,2Lの断面における底部により押動
され、アーム4R,4Lは夫々枢軸7R,7Lを中心と
して開放方向(図中の矢符で示す方向)へ回動する。更
に脚部材2R,2Lが案内溝8R,8Lに沿って閉じ合
わされた場合、基端部5R,5Lは夫々、係合部9に設
けられた左右両外側の突部に係合し、アーム4R,4L
は開放された状態で係止される。
【0026】このように、本実施の形態に係る衣類用ハ
ンガは、係合部9の端部9R,9Lを閉じ合わせること
により、開放された状態で係止されたアーム4R,4L
は閉じ合わされ、また、操作具2における脚部材2R,
2Lを閉じ合わせることにより、閉じ合わされたアーム
4R,4Lが開放されて係止される。
【0027】従って例えば、アーム4R,4Lが閉じ合
わされた状態の衣類用ハンガは容易に衣類の首もとから
挿入することができ、また、衣類を片手で所持し、もう
片手で衣類用ハンガの操作具2を握り、前記脚部材2
R,2Lを閉じ合わせることによってアーム4R,4L
を開放させ係止させることができ、操作具2を片手で握
る操作のみで衣類を懸吊することができる。
【0028】更に、衣類が懸吊されている状態にて、係
合部9の端部9R,9Lを片手で握って閉じ合わせるこ
とにより、係止されていたアーム4R,4Lの基端部5
R,5Lが係合部9の両突部から開放され、懸吊されて
いた衣類の自重による作用も手伝ってアーム4R,4L
は夫々閉塞方向へ回動して閉じ合わされるため、係合部
9を片手で握る操作のみで衣類の首もとから衣類用ハン
ガを取り出すことができる。
【0029】
【発明の効果】第1発明に係る衣類用ハンガによれば、
片手で握って操作具の2つの下端を接近させるだけで、
これに従動して開放方向へ一対のアームを回動させ、係
合部に前記一対のアームの夫々の基端部が係合して回動
が係止されるため、衣類の首もとから両アームを挿入し
た後、片手での操作によってアームを開放させて前記衣
類を容易に懸吊することが可能である衣類用ハンガを実
現することができる。
【0030】第2発明に係る衣類用ハンガによれば、前
記操作具の2つの下端を接近させる動作に対し、円滑で
あり確実に前記一対のアームを従動させて開放させるこ
とができる衣類用ハンガを実現することができる。
【0031】第3発明に係る衣類用ハンガによれば、開
放方向へ回動した前記一対のアームの夫々の基端部を、
前記係合部の突部に係合させて回動を係止することがで
き、更に、略U字形状をなす係合部の開口端を弾性力に
抗って狭めることにより、前記一対のアームの夫々の基
端部を前記係合部から開放でき、前記一対のアームを閉
塞方向へ回動させることができ、前記係合部を片手で握
って操作するだけでアームを閉じさせて容易に衣類から
取り出すことができる衣類用ハンガを実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る衣類用ハンガの実施の形態を示す
正面図である。
【図2】本実施の形態に係る衣類用ハンガの動作を説明
するための動作説明図である。
【図3】本実施の形態に係る衣類用ハンガの動作を説明
するための動作説明図である。
【符号の説明】
1 掛止部 2 操作具 2R,2L 脚部材 3 掛止具 4R,4L アーム 5R,5L 基端部 6 支持部材 7R,7L 枢軸 8R,8L 案内溝 9 係合部 9R,9L 端部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被掛止物に掛けるための掛止部と、該掛
    止部の下側にて互いに横方向反対向きに延設される開閉
    可能な2つのアームと、前記掛止部及び2つのアームを
    支持するための支持部材とを備え、前記2つのアームに
    衣類を懸吊するための衣類用ハンガにおいて、 前記2つのアームが開放した場合に、該2つのアームに
    おける近接する側の一端部に係合して前記2つのアーム
    を係止する係合部を備え、 前記掛止部は、2つの脚部材における夫々の上端が同軸
    的に軸支されて開閉可能になしてあり、前記2つのアー
    ムの開放を操作するための操作具を下部に有し、 前記操作具は、前記支持部材により、前記2つの脚部材
    の両下端が該2つの脚部材の開閉方向に可動に支持さ
    れ、 前記2つのアームは、前記支持部材における所定間隔を
    隔てた位置で、前記夫々の一端部近傍が、前記2つのア
    ームが開閉方向へ回動可能に軸支され、 前記2つのアームは、前記操作具における前記2つの脚
    部材の閉塞方向への回動に従動して開放方向へ回動すべ
    くなしてあることを特徴とする衣類用ハンガ。
  2. 【請求項2】 被掛止物に掛けるための掛止部と、該掛
    止部の下側にて互いに横方向反対向きに延設される開閉
    可能な2つのアームと、前記掛止部及び2つのアームを
    支持するための支持部材とを備え、前記2つのアームに
    衣類を懸吊するための衣類用ハンガにおいて、 前記支持部材は、所定間隔を隔てて設けられた2つの枢
    軸、該2つの枢軸の夫々の近傍から前記支持部材の略中
    心方向に延設された2つの案内溝、及び、前記2つのア
    ームが開放した場合に、該2つのアームにおける近接す
    る側の一端部に係合して前記2つのアームを係止すべく
    前記2つの枢軸間の略中心位置に設けられた係合部を有
    し、 前記2つのアームは、前記夫々の一端部近傍が、前記2
    つの枢軸により、前記2つアームが開閉方向へ回動可能
    に支持され、 前記掛止部は、2つの脚部材における夫々の上端が同軸
    的に軸支されて開閉可能になしてあり、前記2つのアー
    ムの開放を操作するための操作具を下部に有し、 前記操作具は、前記2つの案内溝に沿って、前記2つの
    脚部材の両下端が該2つの脚部材の開閉方向へ滑動可能
    に支持され、 前記操作具の両下端を前記2つの脚部材の閉塞方向へ滑
    動させた場合に、前記2つのアームは、前記枢軸により
    支持された位置から前記一端部側が前記両下端の夫々に
    より押動されて開放方向へ回動すべくなしてあることを
    特徴とする衣類用ハンガ。
  3. 【請求項3】 前記係合部は、下方へ開口する略U字形
    状をなして外側へ付勢する弾性を有し、前記外側には突
    出した突部が形成され、 前記2つのアームの夫々の一端部は、前記突部に夫々係
    合すべくなしてあることを特徴とする請求項2に記載の
    衣類用ハンガ。
JP2001374795A 2001-12-07 2001-12-07 衣類用ハンガ Expired - Lifetime JP3644018B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001374795A JP3644018B2 (ja) 2001-12-07 2001-12-07 衣類用ハンガ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001374795A JP3644018B2 (ja) 2001-12-07 2001-12-07 衣類用ハンガ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003169742A true JP2003169742A (ja) 2003-06-17
JP3644018B2 JP3644018B2 (ja) 2005-04-27

Family

ID=19183301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001374795A Expired - Lifetime JP3644018B2 (ja) 2001-12-07 2001-12-07 衣類用ハンガ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3644018B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200462740Y1 (ko) * 2012-07-16 2012-09-27 (주)비엠에스 어린이 의류에서부터 성인 의류까지 사이즈에 구애받지 않고 사용할 수 있는 상하의 옷걸이
JP2013158464A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Daiya Corporation 折畳み式多連ハンガー具

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101379023B1 (ko) * 2012-07-30 2014-03-28 고한영 옷걸이
JP6393719B2 (ja) * 2016-09-26 2018-09-19 山本 和正 衣類用ハンガ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013158464A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Daiya Corporation 折畳み式多連ハンガー具
KR200462740Y1 (ko) * 2012-07-16 2012-09-27 (주)비엠에스 어린이 의류에서부터 성인 의류까지 사이즈에 구애받지 않고 사용할 수 있는 상하의 옷걸이

Also Published As

Publication number Publication date
JP3644018B2 (ja) 2005-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4993235B1 (ja) 折り畳みハンガ
JP2003169742A (ja) 衣類用ハンガ
JP5972241B2 (ja) 折り畳み式ハンガー
JP5266403B2 (ja) 折畳み式多連ハンガー具
JP6820665B2 (ja) 連式ハンガー
JPH079288U (ja) ハンガー型物干し器
JP3899358B2 (ja) 開閉式ハンガー
JP4018710B2 (ja) アーム可動式ハンガー
JP2004167113A (ja) ハンガー
JPH10294A (ja) 物干し具
JP2008018194A (ja) パラソルハンガー
JP2009095363A (ja) 折り畳み式ハンガー
JP2003299565A (ja) 開閉式ハンガー
JP2003144297A (ja) 開閉ハンガー
JP2005124887A (ja) 折畳式ハンガー
JPH0852057A (ja) ハンガー
JP3800442B2 (ja) ハンガー
JP2598635Y2 (ja) 衣類吊り下げハンガー等の固定具
JP3002633U (ja) ハンガー
JP2009039241A (ja) 衣類用ハンガー
JP2003169997A (ja) 挟持具及び物干ハンガ
JP3099210U (ja) ハンガー引掛洗濯バサミ
KR20230033667A (ko) 접이식 옷걸이
JP3002097U (ja) 物干し具
JP6072712B2 (ja) 衣服用開閉ハンガー

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3644018

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term