JP2003168070A - コード読取装置 - Google Patents

コード読取装置

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JP2003168070A
JP2003168070A JP2001367606A JP2001367606A JP2003168070A JP 2003168070 A JP2003168070 A JP 2003168070A JP 2001367606 A JP2001367606 A JP 2001367606A JP 2001367606 A JP2001367606 A JP 2001367606A JP 2003168070 A JP2003168070 A JP 2003168070A
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    • G06K7/10821Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum further details of bar or optical code scanning devices
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コードを含む画像に正反射が生じた場合のデー
タ読み取り不良を低減すること。 【解決手段】撮像部101により、データが光学的に読
み取り可能なコードとして記録された記録媒体から、上
記コードを撮像し、パラメータ抽出部102により、上
記撮像された上記コードを含む画像の所定の領域毎に、
当該領域の輝度に関するパラメータを抽出する。そし
て、正反射検出部105により、上記抽出されたパラメ
ータに基づいて、上記コードを含む画像の対応する上記
所定の領域毎に正反射を検出する。これにより、正反射
が検出された時に、その旨を操作者に伝えて、スキャン
方法を修正しての再スキャンを促すことが可能となり、
不適切な撮像状態でコードが撮像されてデータ読み取り
不良が増大してしまうということを防止できるようにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声や画像、テキ
ストデータあるいはコンピュータが取り扱うことのでき
る各種データが光学的に読み取り可能なコードとして記
録された記録媒体からそのコードを読み取るコード読取
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は先に、デジタルデータを所定
の情報量のブロック単位に分割して記録媒体に記録し、
それを読み取るシステムを、特開平8−171620号
公報として提案している。
【0003】上記システムでは、分割された各ブロック
データをアドレスデータと共に読み取り、該アドレスに
基づいてブロックデータを結合することにより情報を再
生するようにしている。
【0004】このように、データをブロック毎に分割し
て記録/再生する構成となっているために、データの拡
張性、読み取りの柔軟性に優れ、一撮像画面内に収まら
ないデータもコードを走査することにより読み取ること
ができる。
【0005】さらに、特開平8−255207号公報で
は、連続して撮像されるフレーム画像から抽出される輝
度情報を、次フレーム撮像のための照明光量や2値化の
閾値設定にフィードバックすることを提案している。こ
のようなシステムは、コード走査中に時々刻々と変化す
るコードを含む画像の輝度変化に追従して最適な照明光
量や2値化閾値を設定することができるため、データ読
み取り不良が低減されるという点で優れている。
【0006】このようにコードの走査中に変化するコー
ドを含む画像の輝度変化に応じて、撮像や画像処理に関
わるパラメータを制御する効果は大きいが、そのコード
を含む画像の撮像状態が悪い場合には注意を払う必要が
ある。
【0007】この対策として、特開平11−15911
号公報では、コードの撮像状態を判定し、撮像画面内の
撮像状態の良好な側からブロックを読み取ったり、ブロ
ック読み取り時にブロックに格納されたデータと共に撮
像状態に応じた確信度を対応付けて記憶しておき、より
確信度の高い即ち撮像状態の良いブロックが検出された
時のみ既に読み取られたデータにそれを上書きするなど
して、無効なブロックの読み取りや、撮像状態の不良な
ブロックの読み取りを削減した情報再生システムを提案
している。
【0008】これにより、不良なブロックの読み取りに
よるデータ再生不良を低減することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平11−15911号公報に開示の情報再生システム
では、コードが記録された媒体表面の状態と照明との関
係によって生じる正反射についてまでは、十分な配慮が
されていなかった。
【0010】ここで、正反射について説明する。
【0011】通常、図13に示すように、光源1からの
照明光は記録媒体2上で反射され撮像素子で観測される
が、直接の反射光(=正反射)は、同図中に示す正反射
発生領域3に進むため、撮像素子4には入射せず、撮像
素子4は記録媒体2上で散乱した光のみを捕らえて撮像
を行う。
【0012】しかし、記録媒体2の表面に小さな傷や凹
凸などが存在すると、図14に示すように、コード5を
照明している光源1からの直接の反射光が撮像素子4に
入射する場合がある。このような現象が生じると、本来
のコードを含む画像から抽出されるべき特徴量(輝度情
報)からかけ離れた値が観測されるため、この情報に基
づいて撮像や画像処理のパラメータを制御すると、不適
切な照明光量や2値化閾値が設定されて、データ読み取
り不良が増大する恐れがあった。
【0013】即ち、画像に正反射が生じると、撮像状態
に応じた適切なデータ読み取りが行われない恐れがあ
り、その点で改良すべき余地があった。
【0014】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、コードを含む画像に正反射が生じた場合にもデータ
読み取り不良の低減を可能にしたコード読取装置を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるコード読取装置は、データが光学的
に読み取り可能なコードとして記録された記録媒体か
ら、上記コードを光学的に読み取るものであって、上記
コードを撮像する撮像手段と、上記撮像手段で撮像され
た上記コードを含む画像の所定の領域から、当該領域の
輝度に関するパラメータを抽出するパラメータ抽出手段
と、上記パラメータ抽出手段で抽出されたパラメータを
用いて、上記コードを含む画像の対応する上記所定の領
域に対して画像処理を行う画像処理手段と、上記画像処
理手段で画像処理された上記コードを含む画像から、上
記データを読み取るデータ読取手段と、上記パラメータ
抽出手段で抽出されたパラメータに基づいて、上記コー
ドを含む画像の対応する上記所定の領域から正反射を検
出する正反射検出手段と、を具備することを特徴とす
る。
【0016】即ち、本発明のコード読取装置によれば、
正反射が生じた不適切な撮像状態でコードが撮像された
場合には、正反射が生じたことを検出することができ、
操作者に再走査を促したり、パラメータを補正したりす
ることで、不適切な撮像状態でコードが撮像されてデー
タ読み取り不良が増大してしまうということを防止する
ことが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0018】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るコード読取装置100のブロック
構成図であり、該コード読取装置100は、撮像部10
1、パラメータ抽出部102、画像処理部103、デー
タ読取部104、及び正反射検出部105から構成され
ている。
【0019】ここで、撮像部101は、図2に示すよう
に、所定のブロック配列フォーマットで光学的に読み取
り可能に記録媒体200に記録されたコード300を、
CCDなどの撮像素子により撮像し、電気信号に変換す
るものである。
【0020】なお、このコード300は、記録すべき情
報をブロック301毎に分割して、各ブロック301に
読取指標であるマーカ302やブロックアドレス303
を付加した形態のものである。そして、実際の記録すべ
き情報は、その「1」、「0」に対応して「黒」、
「白」の属性で表現したデータドット304として各ブ
ロック301に含まれる。このコードフォーマットにつ
いては、既述の特開平8−171620号公報に詳しく
記載されている。
【0021】而して、上記撮像部101は、上記記録媒
体200との間で相対的に移動しながら上記コード30
0を連続的に撮像して、当該各撮像に対応した画像情報
を時系列にて出力することとなる。
【0022】パラメータ抽出部102は、例えば、図3
の(A)に示すように、上記撮像部101によって撮像
された各撮像画面(フレーム)106を24分割して得
られる小領域(サブフレーム107)毎に、輝度の最大
値をパラメータとして抽出する。
【0023】画像処理部103は、これらサブフレーム
107毎に、上記パラメータ抽出部102によってそれ
ぞれの領域で抽出された輝度の最大値に基づいて2値化
閾値を決定し、上記撮像部101によって撮像された撮
像画像をサブフレーム107毎に2値化する。なお、2
値化閾値は、撮像されるコード300や記録媒体200
の特性などにより最適な値が異なるが、例えば輝度の最
大値の1/2のように設定することができる。
【0024】データ読取部104は、上記画像処理部1
03で2値化されたコード画像からブロック301を検
出し、データを読み取る。ブロック検出とデータ読み取
りは特開平6−231466号公報や特開平8−171
620号公報に開示されているような公知の方法を利用
することができ、例えば図2に示すコード300のよう
な場合には、コード画像をラスタスキャンして所定の長
さを持つ黒ランを検出してブロック301の四隅に配置
されたマーカ302を検出し、4つのマーカ302間を
コードフォーマットに従って格子状に区切った格子点上
のドットの白/黒をデータの0/1と対応させて読み出
すことで可能となる。
【0025】正反射検出部105は、上記パラメータ抽
出部102において撮像画面106から抽出されたパラ
メータに基づいて、当該撮像画像に正反射が含まれてい
るかどうかを検出するものである。
【0026】ここで、正反射の検出方法について説明す
る。
【0027】パラメータ抽出部102においてパラメー
タ(輝度の最大値)を抽出する小領域(サブフレーム1
07)は、例えば、図3の(B)に示すように、コード
300を構成するマーカ302よりも十分大きな領域と
して設定され、各小領域(サブフレーム107)には必
ずコード背景(白)が含まれるように分割される。
【0028】そして、正反射検出部105は、隣接する
小領域(サブフレーム107)間で抽出された輝度の最
大値を比較した結果が所定の条件を満たした時、その小
領域(サブフレーム107)に正反射が含まれていると
判定する。
【0029】例えば、パラメータ抽出部102において
抽出された輝度の最大値が図3の(A)に示すようなパ
ターンであり、m行n列の小領域をR[m][n]、そ
の輝度の最大値をL[m][n]で表すとき、撮像画面
106左右方向に隣接する小領域(サブフレーム10
7)間の輝度の最大値の差が所定の値THを超えていた
場合、即ち、L[m][n]−L[m][n−1]>T
H、もしくは、L[m][n]−L[m][n+1]>
THの条件を満たす場合に、小領域R[m][n]に正
反射が含まれていると判定する。
【0030】この所定の値THを「20」とすると、図
3の(A)に示す例では、小領域(サブフレーム10
7)R[2][5]に正反射が検出されることになる。
【0031】また、この正反射の判定は、隣接する小領
域(サブフレーム107)の輝度の最大値の比率に基づ
いて行うことも可能である。即ち、比率が所定の値を超
えていたならば正反射を検出したと判定するものであ
る。この場合、撮像画面106全体の輝度が変化したと
しても輝度の最大値の比率は比較的一定となるため、安
定した正反射の判定が可能となる。
【0032】さらに、輝度の最大値の比較は、左右方向
に隣接する小領域(サブフレーム107)間だけではな
く、上下方向や4近傍に隣接する小領域(サブフレーム
107)間で比較することも勿論可能であり、判定の精
度をより向上することができる。
【0033】また、撮像部101が所定の間隔(フレー
ムレート)で連続してコード画像を撮像するものとした
とき、連続するフレーム間で抽出されたパラメータに基
づいて正反射の検出を行うこともできる。
【0034】即ち、パラメータ抽出部102は、連続し
て撮像されるコード画像毎にパラメータを抽出し、正反
射検出部105は、少なくとも1フレーム前のパラメー
タ(輝度の最大値)を記憶しておく記憶手段を持ち、パ
ラメータ抽出部102により抽出された現フレームのパ
ラメータをその抽出領域毎に前フレームの値と比較する
ことで時間的な輝度変化を検出し、所定の条件を満たし
たときに正反射が発生したと判定する。
【0035】例えば、連続するフレーム間で図4に示す
ように輝度の最大値が変化し、小領域(サブフレーム1
07)R[m][n]のkフレームにおける輝度の最大
値をLk[m][n]としたとき、連続するフレーム間
で小領域(サブフレーム107)の輝度の最大値の差分
が所定の値THを超えた場合、即ち、Lk[m][n]
−Lk-1[m][n]>THとなった場合、もしくは、
輝度の最大値の比率が所定の値RTHを超えた場合(L
k[m][n]/Lk-1[m][n]>RTHを満たした
場合)に、kフレームにおける小領域(サブフレーム1
07)R[m][n]に正反射が発生したと判定する。
【0036】なお、このように所定の時間間隔で連続し
て撮像されるフレーム間での輝度の最大値を比較するこ
とで正反射を検出する場合、撮像を開始した最初のフレ
ームではそれ以前のフレームの輝度情報が無いため、こ
の最初のフレームについては、その比較対象として予め
決められたデフォールト値を初期パラメータとして用い
る。
【0037】また、このような初期パラメータは次のよ
うにして決定しておくことも可能である。個々のコード
読取装置100毎にコード300の背景(白)と同程度
の一様な反射率を持つ紙やカード等の媒体を撮像し、パ
ラメータ抽出部102で抽出されるパラメータ(輝度の
最大値)を初期パラメータとする。即ち、当該コード読
取装置100でコード300が適切な撮像状態で撮像さ
れたときパラメータ抽出部102で抽出されるであろう
輝度の最大値を予め決定しておく。そして、コード読取
装置100がフラッシュメモリのような不揮発性の書き
換え可能なメモリを持つ場合、この値を不揮発性メモリ
に記憶しておき、走査開始時にこの初期パラメータを正
反射検出の初期フレームの比較値として使用する。
【0038】このようにすることで、初期パラメータは
コード読取装置100おのおのの照明の発光効率、撮像
素子の感度、レンズによる周辺減光などにより生じる撮
像画面106のシェーディングといった撮像特性のバラ
ツキまでを考慮したものとなり、一様なデフォールト値
を使用する場合に比べて正反射検出をより正確に行うこ
とができるようになる。
【0039】このようにして正反射検出部105は、撮
像画像中の正反射を検出し、正反射が検出された場合に
は、その旨を不図示のブザーやLCDなどの表示部によ
り操作者に報知し、操作者にコード300のスキャン方
法やコード300を記録した記録媒体200とコード読
取装置100の位置関係を修正して再度スキャンするこ
とを促す。
【0040】このように本実施の形態では、コード30
0を撮像した撮像画像から抽出されるパラメータに基づ
いて正反射を検出することができ、正反射が生じた不適
切な撮像状態でコード300が読み取られた場合にはそ
の旨を操作者に伝え、再度スキャン方法を修正してスキ
ャンさせることで、不適切な撮像状態でコード300が
撮像されてデータ読み取り不良が増大するということを
防止することが可能となる。
【0041】なお、ここでは、図2のようなコード30
0を例に説明したが、他の1次元又は2次元コードにつ
いても当然、全く同様の処理が行えることは勿論であ
る。
【0042】また、図4を用いて輝度の最大値の時間的
変化から正反射を検出する方法について説明したが、こ
の場合、パラメータを抽出する小領域(サブフレーム1
07)は図4のように複数である必要はなく、撮像画面
106全体、もしくは、コードを読み取る可能性のある
所定の領域のみから、輝度の最大値の抽出を行うものと
しても良い。
【0043】例えば、図5に示すように、撮像部101
における照明用LED等の光源101Aが撮像画面10
6上方に取り付けられている場合であれば、撮像画面1
06上方の輝度が高く、さらに撮像画面106上方に発
生した傷は正反射を生じ易い(図5に示すように、撮像
画面上方では、入射角が小さく(垂直入射に近い)、浅
い傷でも正反射を起こし易いのに対し、画面下方では入
射角が大きく(水平入射に近い)、浅い傷では正反射を
生じ難い)。
【0044】このような特定の条件があれば、即ち、光
源101Aと撮像素子101Bと記録媒体200との位
置関係が所定の関係を満たせば、正反射の最も生じ易い
撮像画面106内の特定の小領域からのみパラメータ抽
出を行うものとすることができる。このようにした場
合、パラメータ抽出やその比較にかかる処理を軽減し、
装置を簡略化することが可能となる。
【0045】また、図6のブロック構成図に示すよう
に、さらに、照明制御部108及び照明部109を持つ
構成とすることもできる。
【0046】このとき、撮像部101は、CCDなどの
撮像素子と、照明部109により照明されたコード30
0からの反射光を上記撮像素子上に結像するための結像
レンズとからなり、撮像素子は所定の間隔(フレームレ
ート)で連続してコード300を撮像する。
【0047】パラメータ抽出部102は、連続して撮像
されるコード画像毎に撮像画面106の輝度の最大値を
抽出する。
【0048】照明部109は、LEDなどの光源からな
り、上記撮像部101により撮像されるコード300を
照明し、その照明光量は、照明制御部108によって制
御される。
【0049】照明制御部108では、パラメータ抽出部
102により抽出されたパラメータ(輝度の最大値)に
基づき、輝度の最大値が所定の範囲内の値となるよう
に、輝度の最大値が所定範囲より大きければより暗く、
また、小さければより明るくなるよう、撮像部101が
次フレーム画像を撮像する際の照明部109の照明光量
を制御し、撮像部101において適切な撮像状態が得ら
れるようにする。例えば、照明部109がLEDのパル
ス発光により照明を行っているのであれば、その発光パ
ルス幅を制御することで照明光量を制御することができ
る。
【0050】このような場合、正反射があると、極端に
高い輝度が検出されるため、次フレームにおける照明光
量を極端に暗く制御して、照明光量不足となるため、正
反射検出部105では、上述したようにパラメータ抽出
部102によって抽出されたコード画面の輝度の最大値
の時間的変化から正反射の検出を行い、正反射が検出さ
れた場合には、その旨を不図示のブザーやLCDなどの
表示部により操作者に報知し、操作者にコード300の
スキャン方法やコード300を記録した記録媒体200
とコード読取装置100の位置関係を修正して再度スキ
ャンすることを促す。
【0051】また、正反射を検出した場合には、そのと
きの輝度の最大値を無効化して、照明制御部108によ
る照明光量の制御を行わないように構成しても良い。
【0052】このように、正反射が生じた場合にはその
旨を操作者に伝え再度スキャン方法を修正してスキャン
させたり、そのときのパラメータに基づいた照明制御を
行わないことで、不適切な照明状態でコード300が撮
像されてデータ読み取り不良が増大するということを防
止することが可能となる。
【0053】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態を説明する。
【0054】図7は、本第2の実施の形態に係るコード
読取装置100の構成を示す図で、本実施の形態のコー
ド読取装置100は、撮像部101、パラメータ抽出部
102、画像処理部103、データ読取部104、正反
射検出部105、及びパラメータ無効化部110よりな
る。
【0055】なお、以下の本実施の形態の説明におい
て、上記第1の実施の形態と同一の参照番号を付した構
成部で説明の無いものについては、上記第1の実施の形
態と同様の機能を奏するものとする。
【0056】撮像部101は、所定の間隔(フレームレ
ート)で連続してコード画像を撮像する。
【0057】このとき、走査されるコード300は、図
8の(A)又は図8の(B)に示すように、読み取りエ
ラーへの対策として、コード内に同一の内容を持つ複数
の重複ブロック305を含むものとする。これは、重複
するブロックを有することにより、ある撮像画面(フレ
ーム)106でブロックの読み取りに失敗しても、同一
走査中に再度同一内容を持つブロックが出現するように
し、ブロックの読み取り失敗の確率を下げ、データ読み
取りエラーの低減を図っているものである。なお、図8
の(A)又は図8の(B)におけるブロック中の数字
(1,2,…,n)は模式的にブロックアドレスを表し
ていものであり、実際には、図2のようにブロックアド
レス303やデータドット304が記録されていること
は勿論である。
【0058】パラメータ抽出部102は、撮像画面10
6全体の輝度の最大値を抽出する。
【0059】正反射検出部105は、上記パラメータ抽
出部102により抽出された輝度の最大値から、上記第
1の実施の形態で説明したような正反射の検出方法を用
いて正反射の有無を検出する。
【0060】パラメータ無効化部110は、上記正反射
検出部105にて正反射が検出されたとき、上記パラメ
ータ抽出部102により抽出されたパラメータ(輝度の
最大値)を無効とし、そのフレーム以降の画像処理やデ
ータ読取処理を行わないようにする。
【0061】このように、正反射の有無を検出し、正反
射が生じた場合には、パラメータを無効として当該フレ
ームでの処理を行わないため、正反射によって生じる誤
ったパラメータに基づいて画像処理を行うことがなくな
り、ブロックが不適切な状態で読み取られることを防止
することができる。
【0062】[第3の実施の形態]次に、本発明の第3
の実施の形態を説明する。
【0063】図9は、本第3の実施の形態に係るコード
読取装置100の構成を示す図で、本実施の形態のコー
ド読取装置100は、撮像部101、パラメータ抽出部
102、画像処理部103、データ読取部104、正反
射検出部105、パラメータ無効化部110、及びパラ
メータ代用部111よりなる。
【0064】なお、以下の本実施の形態の説明におい
て、上記第1の実施の形態と同一の参照番号を付した構
成部で説明の無いものについては、上記第1の実施の形
態と同様の機能を奏するものとする。
【0065】パラメータ抽出部102は、例えば図3の
(A)に示すように撮像画面106を24分割した小領
域(サブフレーム107)毎に輝度の最大値を抽出す
る。
【0066】正反射検出部105は、上記パラメータ抽
出部102により抽出された輝度の最大値から、上記第
1の実施の形態で説明した正反射の検出方法を用いて、
小領域(サブフレーム107)毎に正反射の有無を検出
する。
【0067】パラメータ無効化部110は、上記正反射
検出部105にて正反射が検出されたとき、その検出さ
れた小領域(サブフレーム107)から抽出されたパラ
メータ(輝度の最大値)を無効とし、それ以降の画像処
理に使用しないようにする。勿論、正反射の検出されて
いない小領域(サブフレーム107)から抽出されたパ
ラメータ(輝度の最大値)については、そのまま後段の
パラメータ代用部111に出力する。
【0068】パラメータ代用部111では、上記パラメ
ータ無効化部110において無効とされたパラメータを
抽出した小領域(サブフレーム107)のパラメータ
を、次のような方法で設定する。例えば、パラメータ代
用部111は、連続的に入力された撮像画像のうち直前
に有効であったパラメータ(輝度の最大値)を記憶する
有効パラメータ記憶手段を有し、パラメータ無効化部1
10において無効とされたパラメータを抽出した小領域
(サブフレーム107)には、該当する小領域(サブフ
レーム107)に対応する有効なパラメータを設定す
る。
【0069】もしくは、コード画像が撮像されたときに
得られるであろう平均的な輝度の最大値をデフォールト
値として予め用意しておき、これを、無効化されたパラ
メータの代わりに用いることもできる。
【0070】なお、パラメータ抽出部102から抽出さ
れる有効なパラメータについては、上記パラメータ無効
化部110をスルーしてそのまま設定することは言うま
でも無い。
【0071】画像処理部103は、パラメータ代用部1
11によって設定されたパラメータ(輝度の最大値)に
基づいて、各サブフレーム毎に2値化閾値を決定し、撮
像部101で撮像したコード画像の2値化を行う。
【0072】このように、正反射の検出された小領域
(サブフレーム107)の輝度の最大値を無効とし、直
前に有効であった正反射の含まれていないときの輝度の
最大値や、隣接小領域(サブフレーム107)の輝度の
最大値から算出した値、あるいはデフォールト値を輝度
の最大値として代用することで、正反射が生じたフレー
ムであっても画像処理部103において本来のコード画
像から得られるであろう適正な輝度の最大値に基づいた
2値化閾値が設定されるため、適正な2値化が行われ、
2値化不良によるブロック読み取り不良やデータ読み取
りエラーの低減が可能となる。
【0073】なお、パラメータを抽出する小領域は必ず
しも図3の(A)のように複数である必要はなく、撮像
画面106全体から輝度の最大値の抽出を行うものとし
ても良い。この場合、画像処理部103では、検出され
た輝度の最大値に基づいて2値化閾値を決定し、撮像画
面106全体を一様な2値化閾値で2値化することにな
る。
【0074】また、パラメータ抽出部102が撮像画面
106内の複数の小領域(サブフレーム107)からパ
ラメータを抽出するような構成であれば、パラメータ代
用部111は、無効化されたパラメータ(輝度の最大
値)を含む小領域(サブフレーム107)と隣接する複
数の小領域(サブフレーム107)から抽出された輝度
の最大値の平均値を、無効化されたパラメータの代わり
に用いるように構成しても良い。
【0075】さらに、本実施の形態では、所定の領域か
ら抽出した輝度の最大値に基づいて2値化閾値を設定し
2値化を行っているが、画像処理部103において予め
シェーディング補正を行うことによって固定閾値で適切
な2値化を行うことも可能である。
【0076】例えば、図10に示すように、サブフレー
ム107毎に輝度の最大値を検出し、その輝度の最大値
が所定の値Tになるようにサブフレーム内の画素の輝度
を補正することで、予め決められた所定の閾値Thで適
切に2値化を行うことができる。画素の輝度の補正は、
例えば、サブフレーム毎に補正係数R=T/(サブフレ
ーム107の輝度の最大値)を各画素の輝度に乗じるこ
とで行う。
【0077】ここで、サブフレーム107に正反射が生
じると、画素の輝度が低く補正されてしまうため、本来
得たいシェーディング補正画像に対して暗い画像が得ら
れてしまう。
【0078】そこで、正反射を検出したサブフレーム1
07の輝度の最大値を、周辺のサブフレーム107の輝
度の最大値や、前の撮像フレームで検出された輝度の最
大値で代用することで、正しいシェーディング補正を行
うことができ、適切な2値化が可能となる。
【0079】[第4の実施の形態]次に、本発明の第4
の実施の形態を説明する。
【0080】図11は、本第4の実施の形態に係るコー
ド読取装置100のブロック構成図である。本実施の形
態のコード読取装置100は、撮像部101、パラメー
タ抽出部102、画像処理部103、データ読取部10
4、正反射検出部105、パラメータ無効化部110、
及びパラメータ代用部111よりなり、画像処理部10
3は更に仮2値化部103Aと本2値化部103Bとを
持つ。
【0081】なお、以下の本実施の形態の説明におい
て、上記第3の実施の形態と同一の参照番号を付した構
成部で説明の無いものについては、上記第3の実施の形
態と同様の機能を奏するものとする。
【0082】パラメータ抽出部102は、図12の
(A)に示すように、マーカ302よりも十分大きな面
積を持つ領域毎に分割した小領域(サブフレーム10
7)毎に輝度の最大値を抽出する。
【0083】画像処理部103の仮2値化部103A
は、上記パラメータ抽出部102において小領域(サブ
フレーム107)毎に抽出した輝度の最大値に基づいて
各小領域(サブフレーム107)毎に2値化閾値を決定
し、撮像部101で撮像したコード画像の2値化を行
う。このとき2値化閾値は、コード読み取りに適した閾
値より高い値、例えば輝度の最大値の80%の値とす
る。このとき、正反射が発生していなければ、輝度の最
大値は図12の(B)に示すLとなり、2値化閾値=
0.8Lで2値化されるため、2値化結果は図12の
(C)のようになり、適切な閾値よりも高い閾値で2値
化されるのでドットの一部が黒くつぶれるがマーカ30
2や大部分のドットは認識可能な状態となる。
【0084】一方、記録媒体上に発生した傷400等に
より正反射が発生した場合は、輝度の最大値は図12の
(B)に示すLerrとなり、2値化閾値=0.8Le
rrで2値化されるため、2値化結果は図12の(D)
のように正反射の発生した箇所以外はほとんどが黒くつ
ぶれ、コード300を認識できない状態となる。
【0085】正反射検出部105は、上記仮2値化部1
03Aによって2値化された小領域(サブフレーム10
7)毎に黒画素と白画素の比率を検出し、黒画素の比率
が所定の割合以上であれば当該サブフレーム107に正
反射が存在すると判定する。その比率は、図2のような
コード300の場合、85%程度に設定するのが望まし
く、例えば図12の(D)に示すように85%以上が黒
画素である小領域(サブフレーム107)には正反射が
発生していると判定する。
【0086】パラメータ無効化部110では、上記正反
射検出部105で正反射が検出された小領域(サブフレ
ーム107)に対応する上記パラメータ抽出部102で
抽出されたパラメータ(輝度の最大値)を無効とする。
【0087】パラメータ代用部111では、上記パラメ
ータ無効化部110により無効化された輝度の最大値の
代わりに、上記第3の実施の形態で説明した方法で代用
パラメータ(輝度の最大値)を設定する。
【0088】画像処理部103の本2値化部103Bで
は、上記パラメータ代用部111により設定された輝度
の最大値に基づいて、各小領域(サブフレーム107)
毎に2値化閾値(例えば、輝度の最大値の1/2)を設
定し、撮像部101で撮像したコード画像の2値化を行
う。
【0089】このように、小領域(サブフレーム10
7)毎に2値化結果の白黒画素の比率に基づいて正反射
の有無を検出し、正反射が検出された小領域(サブフレ
ーム107)には、コード300が正常に撮像されたと
きに得られるであろう適切な輝度の最大値を代用設定し
て2値化を行うことで、正反射による誤った輝度の最大
値に基づいた不適切な2値化を行うことを防止すること
ができ、データ読み取り不良の低減が可能となる。
【0090】以上実施の形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能なことは勿論である。
【0091】ここで、本発明の要旨をまとめると以下の
ようになる。
【0092】(1) データが光学的に読み取り可能な
コードで記録された記録媒体から、前記コードを光学的
に読み取るコード読取装置において、前記コードを撮像
する撮像手段と、前記撮像手段で撮像された前記コード
を含む画像の所定の領域から、当該領域の輝度に関する
パラメータを抽出するパラメータ抽出手段と、前記パラ
メータ抽出手段で抽出されたパラメータを用いて、前記
コードを含む画像の対応する前記所定の領域に対して画
像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段で画像
処理された前記コードを含む画像から、前記データを読
み取るデータ読取手段と、前記パラメータ抽出手段で抽
出されたパラメータに基づいて、前記コードを含む画像
の対応する前記所定の領域から正反射を検出する正反射
検出手段と、を具備することを特徴とするコード読取装
置。
【0093】即ち、正反射が生じた不適切な撮像状態で
コードが撮像された場合には、正反射が生じたことを検
出することができ、その旨を操作者に伝え再度スキャン
方法を修正してスキャンさせることで、不適切な撮像状
態でコードが撮像されてデータ読み取り不良が増大して
しまうということを防止することが可能となる。
【0094】(2) 前記正反射検出手段で正反射が検
出された前記所定の領域からの前記パラメータを無効化
するパラメータ無効化年段を更に具備することを特徴と
する(1)に記載のコード読取装置。
【0095】即ち、正反射に起因する誤ったパラメータ
に基づいた画像処理を行うことを防止し、データ読み取
りエラーを低減できる。
【0096】(3) 前記パラメータ無効化手段により
無効化された前記パラメータに、予め規定された方法に
従って求められた別のパラメータを代用するパラメータ
代用手段を更に具備することを特徴とする(2)に記載
のコード読取装置。
【0097】即ち、正反射が生じた場合でも、コードを
含む画像が正反射がなく正常に撮像されたときに得られ
るであろうパラメータを設定することができ、不適切な
画像処理を防止し、データ読み取りエラーの低減が可能
となる。
【0098】(4) 前記所定の領域が、前記撮像手段
による撮像画面内に予め複数個設定され、前記パラメー
タ抽出手段が、前記複数個の各所定の領域毎に前記パラ
メータを抽出し、且つ、前記画像処理手段が、前記複数
個の各所定の領域毎に抽出された各パラメータを、対応
する前記複数個の各所定の領域に適用して、当該複数個
の各所定の領域毎に画像処理を行うように構成されたも
のであるとき、前記パラメータ代用手段は、前記正反射
検出手段で正反射が検出された前記所定の領域からの前
記パラメータに、当該所定の領域に隣接する所定の領域
から抽出された前記パラメータを代用するように構成さ
れたことを特徴とする(3)に記載のコード読取装置。
【0099】即ち、正反射が生じて正常なパラメータが
抽出できない場合でも、当該フレームにおける所定の周
辺領域から抽出されるパラメータに基づき、当該正反射
発生領域のパラメータを適切に設定することが可能とな
る。
【0100】(5) 前記撮像手段が、前記記録媒体と
の間で相対的に移動しながら前記コードを連続的に撮像
して、当該各撮像に対応した画像情報を時系列にて出力
するように構成され、前記パラメータ抽出手段が、前記
撮像手段から時系列にて出力された各画像情報の所定の
領域から前記パラメータを抽出し、且つ、前記画像処理
手段が、前記各画像情報の所定の領域から抽出された各
パラメータを、当該パラメータの抽出対象となった画像
情報に続いて入力される画像情報の対応する前記所定の
領域に適用して、当該画像情報の所定の領域に対して画
像処理を行うように構成されたものであるとき、前記パ
ラメータ代用手段は、前記正反射検出手段で正反射が検
出された前記所定の領域からの前記パラメータに、当該
パラメータの抽出対象となった画像情報より以前に入力
された画像情報の、対応する前記所定の領域から抽出さ
れた前記パラメータを代用するように構成されたことを
特徴とする(3)に記載のコード読取装置。
【0101】即ち、正反射が生じて正常なパラメータが
抽出できない場合でも、当該フレームより過去に撮像し
たコードを含む画像から抽出されたパラメータに基づい
て、当該フレームのパラメータを適切に設定することが
できる。
【0102】(6) 前記撮像手段が、前記記録媒体と
の間で相対的に移動しながら前記コードを連続的に撮像
して、当該各撮像に対応した画像情報を時系列にて出力
するように構成され、前記所定の領域が、前記撮像手段
による撮像画面内に予め複数個設定され、前記パラメー
タ抽出手段が、前記撮像手段から時系列にて出力された
各画像情報毎であって前記複数個の各所定の領域毎に前
記パラメータを抽出し、且つ、前記画像処理手段が、前
記複数個の各所定の領域毎に抽出された各パラメータ
を、当該パラメータの抽出対象となった画像情報に続い
て入力される画像情報の、対応する前記複数個の各所定
の領域に適用して、当該複数個の各所定の領域毎に画像
処理を行うように構成されたものであるとき、前記パラ
メータ代用手段は、前記正反射検出手段で正反射が検出
された前記所定の領域からの前記パラメータに、当該パ
ラメータの抽出対象となった画像情報より以前に入力さ
れた画像情報の、対応する前記所定の領域から抽出され
た前記パラメータを代用するように構成されたことを特
徴とする(3)に記載のコード読取装置。
【0103】即ち、正反射が生じて正常なパラメータが
抽出できない場合でも、当該フレームより過去に撮像し
たコードを含む画像の各小領域から抽出されたパラメー
タに基づいて、当該フレームの各小領域のパラメータを
適切に設定することができ、より適切な画像処理ができ
る。
【0104】さらに、撮像画面を複数個の小領域に分割
してその小領域毎に抽出されるパラメータに基づいて画
像処理を行うことができるため、照明や撮像部のレンズ
やセンサの特性により撮像画面の輝度むらがある場合で
も適切な画像処理を行うことができる。
【0105】(7) 前記所定の領域が、前記撮像手段
による撮像画面内に予め複数個設定され、前記パラメー
タ抽出手段が、前記複数個の各所定の領域毎に前記パラ
メータを抽出し、且つ、前記画像処理手段が、前記複数
個の各所定の領域毎に抽出された各パラメータを、対応
する前記複数個の各所定の領域に適用して、当該複数個
の各所定の領域毎に画像処理を行うように構成されたも
のであるとき、前記正反射検出手段は、前記複数個の各
所定の領域毎に抽出された各パラメータ間の比較に基づ
いて、前記正反射を検出するように構成されたことを特
徴とする(1)に記載のコード読取装置。
【0106】即ち、単一の撮像画面内で正反射を検出す
ることが可能となる。
【0107】(8) 前記撮像手段が、前記記録媒体と
の間で相対的に移動しながら前記コードを連続的に撮像
して、当該各撮像に対応した画像情報を時系列にて出力
するように構成され、前記パラメータ抽出手段が、前記
撮像手段から時系列にて出力された各画像情報の所定の
領域から前記パラメータを抽出し、且つ、前記画像処理
手段が、前記各画像情報の所定の領域から抽出された各
パラメータを、当該パラメータの抽出対象となった画像
情報に続いて入力される画像情報の対応する前記所定の
領域に適用して、当該画像情報の所定の領域に対して画
像処理を行うように構成されたものであるとき、前記正
反射検出手段は、前記撮像手段から時系列にて出力され
た複数の各画像情報における、対応する前記所定の領域
間での前記パラメータの比較に基づいて、前記正反射を
検出するように構成されたことを特徴とする(1)に記
載のコード読取装置。
【0108】即ち、コードを含む画像から抽出されるパ
ラメータの、各フレーム間における変化、即ち時間的変
化を検出することで、正反射の検出を行うことができ
る。
【0109】(9) 前記撮像手段が、前記記録媒体と
の間で相対的に移動しながら前記コードを連続的に撮像
して、当該各撮像に対応した画像情報を時系列にて出力
するように構成され、前記所定の領域が、前記撮像手段
による撮像画面内に予め複数個設定され、前記パラメー
タ抽出手段が、前記撮像手段から時系列にて出力された
各画像情報毎であって前記複数個の各所定の領域毎に前
記パラメータを抽出し、且つ、前記画像処理手段が、前
記複数個の各所定の領域毎に抽出された各パラメータ
を、当該パラメータの抽出対象となった画像情報に続い
て入力される画像情報の、対応する前記複数個の各所定
の領域に適用して、当該複数個の各所定の領域毎に画像
処理を行うように構成されたものであるとき、前記正反
射検出手段は、前記撮像手段から時系列にて出力された
複数の各画像情報における、対応する前記複数個の各所
定の領域間での前記パラメータの比較に基づいて、前記
正反射を検出するように構成されたことを特徴とする
(1)に記載のコード読取装置。
【0110】即ち、コードを含む画像から抽出されるパ
ラメータの、各フレーム間における小領域毎の変化、即
ち領域毎の時間的変化を検出することで、正反射の検出
を行うことができる。
【0111】(10) 前記所定の領域が、前記撮像手
段による撮像画面内に予め複数個設定され、前記パラメ
ータ抽出手段が、前記複数個の各所定の領域毎に前記パ
ラメータを抽出し、且つ、前記画像処理手段が、前記複
数個の各所定の領域毎に抽出された各パラメータを、対
応する前記複数個の各所定の領域に適用して、当該複数
個の各所定の領域毎に画像処理を行うように構成された
ものであるとき、前記正反射検出手段は、前記複数個の
各所定の領域毎に抽出された各パラメータから設定され
た各閾値で対応する前記複数個の各所定の領域をそれぞ
れ2値化したときの黒画素と白画素の割合に基づいて、
前記正反射を検出するように構成されたことを特徴とす
る(1)に記載のコード読取装置。
【0112】即ち、2値化した結果の白画素と黒画素の
数の比だけで容易に正反射を検出可能である。
【0113】(11) 前記撮像手段は、前記記録媒体
上のコードを照明するための照明手段と、前記照明手段
で照明された前記記録媒体からの反射光を結像する光学
系と、前記光学系により結像された光を受光して、対応
する撮像信号を時系列にて出力する撮像素子と、を含む
ことを特徴とする(1)に記載のコード読取装置。
【0114】即ち、照明を利用して常に安定した撮像状
態でコードの撮像を行うことが可能となる。
【0115】(12) 前記所定の領域は、前記照明手
段と、前記撮像素子と、前記記録媒体との位置関係に基
づいて決定される、前記撮像素子による撮像画面内で最
も正反射を生じ易い領域を含むことを特徴とする(1
1)に記載のコード読取装置。
【0116】即ち、正反射の生じ易い領域(通常は、撮
像領域内で照明手段に近い領域)から、正反射検出用の
パラメータを抽出することで、確実且つ容易に正反射を
検出することができる。
【0117】(13) 前記撮像手段は、さらに、前記
パラメータ抽出手段で抽出されたパラメータに基づい
て、前記照明手段による照明光量を制御する照明制御手
段を含むことを特徴とする(11)に記載のコード読取
装置。
【0118】即ち、正反射に起因して抽出される誤った
パラメータに基づいた不適切な照明状態でコードを撮像
することを防止することができる。
【0119】(14) 前記画像処理手段は、前記撮像
手段で撮像された前記コードを含む画像の所定の領域毎
に2値化処理を行う手段を含み、前記パラメータ抽出手
段で抽出されるパラメータは、前記2値化処理に用いら
れるパラメータであることを特徴とする(1)乃至(1
3)の何れかに記載のコード読取装置。
【0120】即ち、正反射が生じた場合でも、適切な2
値化パラメータを設定することが可能で、不適切な2値
化パラメータ設定による、2値化不良やデータ読み取り
エラーを低減することができる。
【0121】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
コードを含む画像に正反射が生じた場合にもデータ読み
取り不良の低減を可能にしたコード読取装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るコード読取装
置のブロック構成図である。
【図2】コードの物理フォーマット構成を示す図であ
る。
【図3】(A)はサブフレーム毎に抽出されたパラメー
タを示す図であり、(B)はサブフレームの大きさを説
明するための図である。
【図4】連続するフレーム間でのパラメータの変化を説
明するため図である。
【図5】撮像画面下方に発生した傷による正反射発生領
域を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るコード読取装
置の変形例を説明するためのブロック構成図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るコード読取装
置のブロック構成図である。
【図8】(A)及び(B)はそれぞれ重複ブロックを有
するコードを示す図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係るコード読取装
置のブロック構成図である。
【図10】シェーディング補正を説明するための図であ
る。
【図11】本発明の第4の実施の形態に係るコード読取
装置のブロック構成図である。
【図12】(A)はサブフレームの大きさを説明するた
めの図、(B)は(A)中のC−D線断面の輝度分布を
示す図であり、(C)及び(D)はそれぞれサブフレー
ムの2値化結果を示す図である。
【図13】通常の状態での正反射発生領域を示す図であ
る。
【図14】記録媒体に傷などが存在する場合の正反射発
生領域を示す図である。
【符号の説明】
100 コード読取装置 101 撮像部 101A 光源 101B 撮像素子 102 パラメータ抽出部 103 画像処理部 104 データ読取部 105 正反射検出部 106 撮像画面 107 サブフレーム 108 照明制御部 109 照明部 110 パラメータ無効化部 111 パラメータ代用部 200 記録媒体 300 コード 301 ブロック 302 マーカ 303 ブロックアドレス 304 データドット 305 重複ブロック 400 傷
フロントページの続き Fターム(参考) 5B072 AA02 CC21 DD02 DD21 FF02 LL07 LL11 LL15 LL18 5D090 AA07 BB02 CC04 DD03 EE12 GG11

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データが光学的に読み取り可能なコード
    で記録された記録媒体から、前記コードを光学的に読み
    取るコード読取装置において、 前記コードを撮像する撮像手段と、 前記撮像手段で撮像された前記コードを含む画像の所定
    の領域から、当該領域の輝度に関するパラメータを抽出
    するパラメータ抽出手段と、 前記パラメータ抽出手段で抽出されたパラメータを用い
    て、前記コードを含む画像の対応する前記所定の領域に
    対して画像処理を行う画像処理手段と、 前記画像処理手段で画像処理された前記コードを含む画
    像から、前記データを読み取るデータ読取手段と、 前記パラメータ抽出手段で抽出されたパラメータに基づ
    いて、前記コードを含む画像の対応する前記所定の領域
    から正反射を検出する正反射検出手段と、 を具備することを特徴とするコード読取装置。
  2. 【請求項2】 前記正反射検出手段で正反射が検出され
    た前記所定の領域からの前記パラメータを無効化するパ
    ラメータ無効化手段を更に具備することを特徴とする請
    求項1に記載のコード読取装置。
  3. 【請求項3】 前記パラメータ無効化手段により無効化
    された前記パラメータに、予め規定された方法に従って
    求められた別のパラメータを代用するパラメータ代用手
    段を更に具備することを特徴とする請求項2に記載のコ
    ード読取装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の領域が、前記撮像手段による
    撮像画面内に予め複数個設定され、 前記パラメータ抽出手段が、前記複数個の各所定の領域
    毎に前記パラメータを抽出し、且つ、 前記画像処理手段が、前記複数個の各所定の領域毎に抽
    出された各パラメータを、対応する前記複数個の各所定
    の領域に適用して、当該複数個の各所定の領域毎に画像
    処理を行うように構成されたものであるとき、 前記パラメータ代用手段は、前記正反射検出手段で正反
    射が検出された前記所定の領域からの前記パラメータ
    に、当該所定の領域に隣接する所定の領域から抽出され
    た前記パラメータを代用するように構成されたことを特
    徴とする請求項3に記載のコード読取装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像手段が、前記記録媒体との間で
    相対的に移動しながら前記コードを連続的に撮像して、
    当該各撮像に対応した画像情報を時系列にて出力するよ
    うに構成され、 前記パラメータ抽出手段が、前記撮像手段から時系列に
    て出力された各画像情報の所定の領域から前記パラメー
    タを抽出し、且つ、 前記画像処理手段が、前記各画像情報の所定の領域から
    抽出された各パラメータを、当該パラメータの抽出対象
    となった画像情報に続いて入力される画像情報の対応す
    る前記所定の領域に適用して、当該画像情報の所定の領
    域に対して画像処理を行うように構成されたものである
    とき、 前記パラメータ代用手段は、前記正反射検出手段で正反
    射が検出された前記所定の領域からの前記パラメータ
    に、当該パラメータの抽出対象となった画像情報より以
    前に入力された画像情報の、対応する前記所定の領域か
    ら抽出された前記パラメータを代用するように構成され
    たことを特徴とする請求項3に記載のコード読取装置。
  6. 【請求項6】 前記撮像手段が、前記記録媒体との間で
    相対的に移動しながら前記コードを連続的に撮像して、
    当該各撮像に対応した画像情報を時系列にて出力するよ
    うに構成され、 前記所定の領域が、前記撮像手段による撮像画面内に予
    め複数個設定され、 前記パラメータ抽出手段が、前記撮像手段から時系列に
    て出力された各画像情報毎であって前記複数個の各所定
    の領域毎に前記パラメータを抽出し、且つ、 前記画像処理手段が、前記複数個の各所定の領域毎に抽
    出された各パラメータを、当該パラメータの抽出対象と
    なった画像情報に続いて入力される画像情報の、対応す
    る前記複数個の各所定の領域に適用して、当該複数個の
    各所定の領域毎に画像処理を行うように構成されたもの
    であるとき、 前記パラメータ代用手段は、前記正反射検出手段で正反
    射が検出された前記所定の領域からの前記パラメータ
    に、当該パラメータの抽出対象となった画像情報より以
    前に入力された画像情報の、対応する前記所定の領域か
    ら抽出された前記パラメータを代用するように構成され
    たことを特徴とする請求項3に記載のコード読取装置。
  7. 【請求項7】 前記所定の領域が、前記撮像手段による
    撮像画面内に予め複数個設定され、 前記パラメータ抽出手段が、前記複数個の各所定の領域
    毎に前記パラメータを抽出し、且つ、 前記画像処理手段が、前記複数個の各所定の領域毎に抽
    出された各パラメータを、対応する前記複数個の各所定
    の領域に適用して、当該複数個の各所定の領域毎に画像
    処理を行うように構成されたものであるとき、 前記正反射検出手段は、前記複数個の各所定の領域毎に
    抽出された各パラメータ間の比較に基づいて、前記正反
    射を検出するように構成されたことを特徴とする請求項
    1に記載のコード読取装置。
  8. 【請求項8】 前記撮像手段が、前記記録媒体との間で
    相対的に移動しながら前記コードを連続的に撮像して、
    当該各撮像に対応した画像情報を時系列にて出力するよ
    うに構成され、 前記パラメータ抽出手段が、前記撮像手段から時系列に
    て出力された各画像情報の所定の領域から前記パラメー
    タを抽出し、且つ、 前記画像処理手段が、前記各画像情報の所定の領域から
    抽出された各パラメータを、当該パラメータの抽出対象
    となった画像情報に続いて入力される画像情報の対応す
    る前記所定の領域に適用して、当該画像情報の所定の領
    域に対して画像処理を行うように構成されたものである
    とき、 前記正反射検出手段は、前記撮像手段から時系列にて出
    力された複数の各画像情報における、対応する前記所定
    の領域間での前記パラメータの比較に基づいて、前記正
    反射を検出するように構成されたことを特徴とする請求
    項1に記載のコード読取装置。
  9. 【請求項9】 前記撮像手段が、前記記録媒体との間で
    相対的に移動しながら前記コードを連続的に撮像して、
    当該各撮像に対応した画像情報を時系列にて出力するよ
    うに構成され、 前記所定の領域が、前記撮像手段による撮像画面内に予
    め複数個設定され、 前記パラメータ抽出手段が、前記撮像手段から時系列に
    て出力された各画像情報毎であって前記複数個の各所定
    の領域毎に前記パラメータを抽出し、且つ、 前記画像処理手段が、前記複数個の各所定の領域毎に抽
    出された各パラメータを、当該パラメータの抽出対象と
    なった画像情報に続いて入力される画像情報の、対応す
    る前記複数個の各所定の領域に適用して、当該複数個の
    各所定の領域毎に画像処理を行うように構成されたもの
    であるとき、 前記正反射検出手段は、前記撮像手段から時系列にて出
    力された複数の各画像情報における、対応する前記複数
    個の各所定の領域間での前記パラメータの比較に基づい
    て、前記正反射を検出するように構成されたことを特徴
    とする請求項1に記載のコード読取装置。
  10. 【請求項10】 前記所定の領域が、前記撮像手段によ
    る撮像画面内に予め複数個設定され、 前記パラメータ抽出手段が、前記複数個の各所定の領域
    毎に前記パラメータを抽出し、且つ、 前記画像処理手段が、前記複数個の各所定の領域毎に抽
    出された各パラメータを、対応する前記複数個の各所定
    の領域に適用して、当該複数個の各所定の領域毎に画像
    処理を行うように構成されたものであるとき、 前記正反射検出手段は、前記複数個の各所定の領域毎に
    抽出された各パラメータから設定された各閾値で対応す
    る前記複数個の各所定の領域をそれぞれ2値化したとき
    の黒画素と白画素の割合に基づいて、前記正反射を検出
    するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載
    のコード読取装置。
  11. 【請求項11】 前記撮像手段は、 前記記録媒体上のコードを照明するための照明手段と、 前記照明手段で照明された前記記録媒体からの反射光を
    結像する光学系と、 前記光学系により結像された光を受光して、対応する撮
    像信号を時系列にて出力する撮像素子と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載のコード読取装
    置。
  12. 【請求項12】 前記所定の領域は、前記照明手段と、
    前記撮像素子と、前記記録媒体との位置関係に基づいて
    決定される、前記撮像素子による撮像画面内で最も正反
    射を生じ易い領域を含むことを特徴とする請求項11に
    記載のコード読取装置。
  13. 【請求項13】 前記撮像手段は、さらに、前記パラメ
    ータ抽出手段で抽出されたパラメータに基づいて、前記
    照明手段による照明光量を制御する照明制御手段を含む
    ことを特徴とする請求項11に記載のコード読取装置。
  14. 【請求項14】 前記画像処理手段は、前記撮像手段で
    撮像された前記コードを含む画像の所定の領域毎に2値
    化処理を行う手段を含み、 前記パラメータ抽出手段で抽出されるパラメータは、前
    記2値化処理に用いられるパラメータであることを特徴
    とする請求項1乃至13の何れかに記載のコード読取装
    置。
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