JP2003167068A - 時計用日付機構 - Google Patents
時計用日付機構Info
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- JP2003167068A JP2003167068A JP2002350009A JP2002350009A JP2003167068A JP 2003167068 A JP2003167068 A JP 2003167068A JP 2002350009 A JP2002350009 A JP 2002350009A JP 2002350009 A JP2002350009 A JP 2002350009A JP 2003167068 A JP2003167068 A JP 2003167068A
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- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B19/00—Indicating the time by visual means
- G04B19/24—Clocks or watches with date or week-day indicators, i.e. calendar clocks or watches; Clockwork calendars
- G04B19/243—Clocks or watches with date or week-day indicators, i.e. calendar clocks or watches; Clockwork calendars characterised by the shape of the date indicator
- G04B19/247—Clocks or watches with date or week-day indicators, i.e. calendar clocks or watches; Clockwork calendars characterised by the shape of the date indicator disc-shaped
- G04B19/253—Driving or releasing mechanisms
- G04B19/25333—Driving or releasing mechanisms wherein the date indicators are driven or released mechanically by a clockwork movement
- G04B19/25353—Driving or releasing mechanisms wherein the date indicators are driven or released mechanically by a clockwork movement driven or released stepwise by the clockwork movement
- G04B19/25366—Driving or releasing mechanisms wherein the date indicators are driven or released mechanically by a clockwork movement driven or released stepwise by the clockwork movement manually corrected at the end of months having less than 31 days
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Abstract
10の倍数個の歯部を備えた1位数ランナ(1、3)
と、4個の歯部もしくは4の倍数個の歯部を備えた10
位数ランナ(2、4)と、上記1位数ランナの10進程
毎に上記10位数ランナを1進程だけ進めるべくこれら
のランナを接続する変速器と、上記1位数ランナを駆動
する駆動ランナ(7、8)とを備える。”1”から”
2”に進むための上記1位数ランナの一個の歯部は、該
1位数ランナに固定された補助ランナ(12)の歯部で
あり、且つ、該補助ランナ(12)は、上記10位数表
示器ランナの歯部と、該10位数ランナに固定されたカ
ム(15)であって当該補助ランナ(12)が上記1位
数ランナを駆動せずに上記10位数ランナ(4)を”3
1”と”01”との間で1進程だけ駆動するのを許容す
ることが企図されたカム(15)とに対して交互的に係
合し得る。
Description
個の歯部もしくは10の倍数個の歯部を備えた1位数表
示器ランナと、4個の歯部もしくは4の倍数個の歯部を
備えた10位数表示器ランナと、上記1位数表示器ラン
ナの10進程(step)毎に上記10位数表示器ラン
ナを1進程だけ進ませるべく上記1位数表示器ランナお
よび10位数表示器ランナを接続する変速器と、当該時
計の表示器ギヤ列に接続されて上記1位数表示器ランナ
を駆動する駆動ランナとを備える。
日付は、多くのユーザに対して小さすぎることが多い。
この不都合を克服するためには、光学的拡大手段を使用
し、または、1位数および10位数の数字が分布された
表示ディスクの円周の1/31の角度部分によりこれら
の数字の大きさが左右されない様にこれらの数字を別個
の表示ランナ上に分布することで、各数字が相当程度ま
で大寸化されるのを許容することが可能である。
容する機構には約4通りの別個の形式が在る。第1の形
式は、公報CH 310559、EP 529191、
CH 688671およびEP 1070996に示さ
れている。これらは、一方が10位数に対し且つ他方が
1位数に対する2個のディスクで形成された機構であ
る。これらのディスクは共軸的に又は一方を他方上に配
置して、ジャンパにより割り出される31位置ホィール
を備えた起動デバイスに対して重畳される。この31位
置ホィールは別の2個のホィールを担持し、一方のホィ
ールは30個の歯部により1位数を駆動すると共に第3
1番目は対応するスペースにより置換され、10位数を
駆動する他方のホィールは31歯ホィールと同一の直径
の円周上に分布された正に4個の歯部を有している。
つかの不都合を有する。すなわち、これらの表示ディス
クの各縁部間の三日月形(crescent)のスペー
スが見えない様に各表示ディスクは並置されると共に相
対的に離間された2個の別体の窓が必要とされるか、ま
たは、これらのディスクは重畳されて10位数および1
位数の数字が2つの異なる高低平面(level)にお
いて現れることで美しくなくなり且つ読み取りにくくな
る。
するが、このことは、日付を駆動すべく比較的に大きな
トルクが必要されるのに対応して、脱進機(escap
ement)に伝達されるトルクが減少されることを意
味する。更に、駆動デバイスが31歯ランナを有する場
合、これは相当の面積を占有する。
4およびCH 689601に記述された第2の形式の
機構においては、1位数ディスクのみが駆動されると共
に該ディスクは10進程毎に10位数表示器を駆動する
フィンガを担持することが提案されている。このシステ
ムによる不都合は、それが無いと月末毎に相当の補正が
必要なので31位置の1位数ディスクを有すべきことで
ある。
と同じ様に大寸とされねばならず、且つ、このことにも
関わらずに数字のサイズは限定されてしまう。このシス
テムは、6時もしくは正午の位置に日付が配置されるこ
とを必要とする。これは何故かと言えば、もし各数字が
比較的に大寸であることが望まれるならば各数字は径方
向に配向される必要があり、このことは、各数字が3時
に配置された窓を通して出現するならば各数字は横倒し
となることを意味するからである。最後に、この場合に
も各ディスクは重畳される。
た2個のディスクを備えた非常に簡素なディスプレイを
提案しており、その内の上側ディスクは、1〜15の日
付と、15日から1日を分離する1個の日付の角度的ス
ペースに等しいスペースとを備え、該スペースには、1
6〜31の日付を担持する下側ディスクを露出するため
に窓が貫通形成される。これらの2つのディスクは、上
側ディスクが16進程だけ起動されてから、該上側ディ
スクの上記窓を介して自身の数字が見える上記下側ディ
スクが連続して起動される。
に、ディスプレイは2つの高低平面に在るので上記の不
都合がある。最後の形式の機構は、CH 578202
およびCH 690515により示される。これはマル
タ十字(Maltese cross)およびレバーに
より制御される2個のディスクを用いるので、該機構は
比較的に調節が困難とされる。
少なくとも部分的に解決するに在る。
の主題は請求項1に権利請求された如き時計用日付機構
である。この機構は幾つかの利点を有するが、特に、部
品点数が少なく、レバーが無く、10日毎のみに協働す
る2個のジャンパのみが存在することでムーブメント
(movement)からのエネルギの損失を減少する
ことが挙げられる。
面積に関して小さい、と言うのも、31歯駆動ホィール
を用いないからである。上記機構の全ての構成要素は、
極めて良好な表面仕上げを以て非常に精密な形状寸法を
獲得することで該機構における力の伝達の極めて良好な
効率を保証し得るという製造プロセスである生成切断
(cutting by generation)によ
り作成され得る。
頃に日付補正が為される場合に大きな利点を呈し得ると
いう中央回転軸心を備えた複数の歯部形成円形部材によ
り全体が作成された機構を得ることができる。その場合
に上記日付機構は、レバー形式のシステムでは生じ得る
損傷もしくはジャミングの一切のリスクなしで、これら
の歯部形成部材を両回転方向に移動し得る。
ランナは夫々同心的で共面的なディスクから成るが、こ
のことは、隠される必要が無い様にこれらの2個のディ
スク間のスペースが小さく且つ一定幅とされ得るので1
位数字および10位数字が単一窓内に表示され得ること
を意味する。
あることを念頭に置くと、該機構は全体的に1位数表示
ディスクおよび10位数表示ディスクの下方に好適に載
置され得る。
みの数字を有し得る。特にこの1位数ディスクがムーブ
メントの中心と同軸的であれば、習用の31日ディスク
のサイズよりも非常に大きなサイズの数字を担持すると
しても、該1位数ディスクは小寸サイズとされ得る。
う。本明細書の添付図面は、本発明の主題である時計用
日付機構の一実施例および代替的形態を概略的にかつ例
示的に示している。
ディスクすなわち、1位数の表示が企図された10個の
数字もしくは10の倍数個の数字を担持する1位数ディ
スク1、および、10位数の表示が企図された4個の数
字もしくは4の倍数個の数字を担持する10位数ディス
ク2を備える。10位数ディスク2上の数字”0”は、
省略されて空欄により置き換えられ得る。2個のディス
ク1および2は同心的であると共に、1位数および10
位数の数字が単一窓5を通して表示されるのを許容す
る。
0の倍数個の歯部を有する1位数用歯車3に固定され
る。10位数ディスク2は、4個のもしくは4の倍数個
の歯部を有する10位数用ピニオン4(図2)に固定さ
れる。10位数用ピニオン4および1位数用ホィール3
は同心的であり、ピニオン4は1位数用ホィール3の中
央に形成された円形切欠に部分的に収容されている。図
6から理解され得る様に、日付用数字を担持する2個の
ディスク1、2の表面は共面的である。
の割合でカレンダ・ホィール7を駆動する中間ホィール
を介して、(不図示の)時間表示器ギヤ列の時間用ホィ
ールであって24時間に2回転する時間用ホィールに接
続される。このカレンダ・ホィール7は、24時間毎に
1進程だけ1位数用ホィール3を駆動する日付フィンガ
8を担持する。
軸10aにより担持された中間ホィール10は、10位
数用ピニオン4と噛合する。この中間ホィール10は1
位数用ホィール3により担持されたピン9の経路中に位
置することから、中間ホィール10は1位数用ホィール
3の1回転毎に1進程だけ駆動されると共に、中間ホィ
ール10自体は10位数用ピニオン4を1進程だけ駆動
する。10位数用ピニオン4の駆動は、”9”から”
0”への1位数ディスク1の移動と一致する。
で”32”、”33”などを1個ずつ通過することによ
り相当な補正を実施するのを回避すべく1位数用ホィー
ル3は月末ピニオン12から成る補助ランナを担持する
が、月末ピニオン12の1個の歯部は、10位数用ピニ
オン4に固定されたカム15により1位数用ホィール3
の中空歯部11の所定位置に位置決めされる。月末ピニ
オン12の各歯部は、二重枢動ローラ14に結合され
る。これらのローラ14はカム15の高さに位置するこ
とから、これらのローラ14はカム15に沿って転動
し、故に、このカム15と月末ピニオン12との間の摩
擦を最小限まで減少する。
字”3”から数字”0”までの移動に対応すべく10位
数用ピニオン4の2個の歯部の間に載置された切欠15
aを有する。このカム15ならびにその切欠15aの故
に、該カム15の該切欠15aに対応する”31”か
ら”01”への進行の間を除き10位数が変化する間に
生ずる如くカム15の一部がローラ14の一部と交差す
る限りにおいて、10位数字が変化するときに上記月末
ピニオンは1位数用ホィール3に関して角度的に不動化
されるが、このことは、この場合には1位数用ホィール
3が不動のままで月末ピニオン12が1進程だけ回転し
得ることを意味する。この結果、10位数ディスクは”
3”から”0”へと進行する一方で、1位数ディスク
は、日付”31”および”01”に対する1位数字に対
応する数字”1”に留まる。
は、一方が1位数用ホィール3と且つ他方が10位数用
ピニオン4と協働する。各図から理解され得る如く、1
位数用ホィール3の更に太いジャンパ16は、ジャンパ
17よりも大きなトルクを発揮し得る。これにより、”
31”と”01”との間において10位数ディスクが”
3”から”0”へと進行するときに、1位数用ホィール
3は不動に保持され得る。
ディスク2が”30”を表示しているとき、すなわち、
1位数用ホィール3上に載置された矢印の方向へと回転
している該1位数用ホィール3に固定されたピン9によ
り中間ホィール10および10位数用ピニオン4が夫々
の矢印の方向において正に1進程だけ前進されて図2の
位置から図3の位置へと進行されるときの、上記日付機
構を示している。
を表示しているときの上記日付機構の各ランナの位置を
示している。この位置において月末ピニオン12のロー
ラ14aはカム15の凹所15aに臨むことは理解され
得る。故に図4の位置から図5の位置へと進行する際、
日付フィンガ8は月末ピニオン12を1進程だけ回転さ
せ得る。このピニオンは、もはやカム15により不動化
されないので、1位数用ホィール3は不動のままとな
る。この月末ピニオンおよびカム15により、日付は”
31”から”01”へと直接的に進み得る。
が2個の別個のディスクにより表示されるという上記日
付機構は此処までは日付用数字を大寸化し得るという本
質的に単一の目標を有していたが、本発明はこの形式の
機構から補正を減少するという別の利益を獲得し得るこ
とを示し得る。実際に上記の記述からは、該表示システ
ムによれば1位数ディスクを移動させずに10位数ディ
スクのみを進行させて”31”から”01”へと進ませ
得ることが理解され得る。
記日付機構の該特徴が、2個のディスクの一方もしくは
両方が24時間で1進程より多く同時には移動せずに日
付ディスプレイが次の年の02月28日もしくは29日
(28もしくは29.02)から03月01日(01.
03)へと完全に自動的に進行するという新規な概念に
基づき通年日付(annual date)を獲得する
上で如何にして好適に利用され得るかを示している。先
に見られた様に前述の基本機構に依れば、10位数ディ
スクのみを1進程だけ変化させ且つ1位数ディスク1は
不動のまま保持することで”31”から”01”への移
動がすでに許容されている。次に必要なことの全ては、
2個のディスクを同時に1進程だけ動かして”30”か
ら”01”へと進める手段を見つけることであり、そう
すれば、この精巧な日付変更方法を実現し得ると共に先
に列挙された全ての利点を有し得る非常に簡素な通年日
付を得ることになる。
はクロック・ムーブメントを毎日接続する動力伝達系路
であって、10位数用ピニオン4に対しては1位数用ホ
ィール3に固定されたペグ9と中間ホィール10とを介
して1位数用ホィール3の10進程毎にクロック・ムー
ブメントを接続する動力伝達系路に加え、上記クロック
・ムーブメントを10位数用ピニオン4に対しては直接
的に接続する通年動力伝達系路であって1位数用ホィー
ル3と同時に10位数用ピニオン4を1進程だけ駆動し
て30日月の末に”30”から”01”へと進めるべく
プログラムされた通年動力伝達系路を形成する段階を備
えた方法により達成される。この日付機構は、該日付機
構が通年動力伝達系路を形成し得る通年ホィール18を
備えると共に日付フィンガ8は以下に説明される如く上
記通年ホィールを選択的に駆動することが企図されたス
タッド8aを担持する、という点以外は先の機構と同一
である。
ち月毎に2個の歯部を有する。これらの歯部の幾つかは
該通年ホィール18の軸心と同心的な円弧18aの外側
にて薄寸とされるが、その他の歯部はそうでない。故に
通年ホィール18の薄寸歯部の厚みは、これらの歯部自
体が上記日付フィンガのスタッド8aの下方を通過し得
るべく減少される。また数字”0”に対応する10位数
用ピニオン4の2個の歯部4aの厚みは通年ホィール1
8の各歯部の全厚に亙り延在することから、通年ホィー
ル18のこれらの歯部は上記歯部4aおよび10位数用
ピニオン4に噛合する位置に在る。これと対照的に該1
0位数用ピニオンの他の歯部の厚みは、通年ホィール1
8の各歯部と接触しない様に減少される。
個数は5個であり、1年の内で日数が31より少ない5
つの月に対応している。この通年日付に関する各図にお
いて通年ホィールの1個置きの歯部は、該歯部および次
の歯部が対応する月に従い、1月に対する01から12
月に対する12まで付番されている。故に、この付番に
より理解され得る如く、通年ホィール18の内で薄寸化
されない歯部は、2月、4月、6月、9月および11月
に対応する。
べく以下においては先ず図7乃至図10を参照し、10
月29日(29.10)と11月01日(01.11)
との間で即ち31日月の末から次の月の初日へと進むと
きにこの日付機構が如何に機能するかを記述し、次に図
11および図12を参照し、11月30日(30.1
1)と12月01日(01.12)との間で即ち30日
月の末から次の月の初日へと進むときにこの日付機構が
如何に機能するかを記述する。
図8)との間で上記日付機構の各ランナの位置を見る
と、日付フィンガ8は1位数用ホィール3を1進程だけ
駆動しており且つ該1位数用ホィールはピン9を用いて
10位数用ピニオン4を駆動していることが分かる。も
し通年ホィール18に噛合する10位数用ピニオン4の
歯部が、通年ホィール18の全ての歯部に噛合する形状
とされた歯部”0”であれば、上記通年ホィールは1進
程だけ駆動される。
び図9)へと進むべく、日付フィンガ8は1位数3を1
進程だけ駆動する。通年ホィール18は月”10”に対
応する歯部は移動しない、と言うのも、該歯部は日付フ
ィンガ8のスタッド8aの下方を通過する薄寸歯部だか
らである。上記日付フィンガと噛合すべき1位数用ホィ
ール3上の次の歯部は実際問題として、月末ピニオン1
2の歯部であることも理解され得る。次に、10月31
日に対応すると共に図9に示された位置においては、日
付フィンガ8が月末ピニオン12の上記歯部を駆動する
とき、通常的にカム15に当接するローラ14が該カム
の凹所15aに臨むならば、該月末ピニオンはもはやカ
ム15により転回が防止されないことが理解され得る。
3を駆動せずに但し10位数用ピニオン4を1進程だけ
駆動して該月末ピニオン自身上で回転し得るが、通年ホ
ィール18の歯部に係合された該ピニオン4の歯部”
0”は該ホィール18を1進程だけ再び駆動する。故
に、”31”を表示していた日付は1位数字を不動とし
乍ら10位数字のみを変化させることから、次の日付
は”01”である。
ィールの歯部は11月の末に対応する歯部”11”であ
るものとして、”30”から”01”へと直接的に進ま
せる方法を理解すべく図11および図12を参照する。
その場合、スタッド8aが噛合し得るのは上記通年ホィ
ールの上記5個の歯部の内の1個である。
ら図12に示された位置へと進むとき、該フィンガが1
位数用ホィール3を1進程だけ駆動すると同時にスタッ
ド8aも通年ホィール18を1進程だけ駆動する。上記
通年ホィールの歯部と係合するピニオン4の歯部が、該
通年ホィール18の全ての歯部と噛合すべき形状の歯
部”0”に対応するなら、この故に該10位数用ピニオ
ンは通年ホィール18により1進程だけ駆動される。故
に、”0”であった1位数字は”1”へと進み、”3”
であった10位数字は”0”へと進む。
2月28日もしくは29日から03月01日へと一切の
補正なしで自動的に変化が許容される。
的に切断された本機構の上面図である。
図1の底面図である。
示す図2と同様の図である。
の図である。
の図である。
31日の月の末に”29”から”01”に及ぶ日付の連
続的進行の間における該代替的形態の各ランナの位置を
示す通年日付機構を示す図である。
31日の月の末に”29”から”01”に及ぶ日付の連
続的進行の間における該代替的形態の各ランナの位置を
示す通年日付機構を示す図である。
31日の月の末に”29”から”01”に及ぶ日付の連
続的進行の間における該代替的形態の各ランナの位置を
示す通年日付機構を示す図である。
て31日の月の末に”29”から”01”に及ぶ日付の
連続的進行の間における該代替的形態の各ランナの位置
を示す通年日付機構を示す図である。
代替的形態の各ランナの位置を示す図である。
代替的形態の各ランナの位置を示す図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 10個の歯部もしくは10の倍数個の歯
部を備えた1位数表示器ランナと、4個の歯部もしくは
4の倍数個の歯部を備えた10位数表示器ランナと、上
記1位数表示器ランナの10進程毎に上記10位数表示
器ランナを1進程だけ進めるべく上記1位数表示器ラン
ナおよび10位数表示器ランナを接続する変速器と、当
該時計の表示器ギヤ列に接続されて上記1位数表示器ラ
ンナを駆動する駆動ランナと、を備えた時計用日付機構
において、”1”から”2”に進むための上記1位数表
示器ランナの一個の歯部は補助ランナの歯部であり、 該補助ランナの回転スピンドルは上記1位数表示器ラン
ナに固定されると共に、該補助ランナは、上記10位数
表示器ランナの歯部と、該10位数表示器ランナと同軸
的に該10位数表示器ランナに固定されたカムと、に対
して交互的に係合可能であり、 該カムは、 一方では、上記補助ランナを角度的に不動化する少なく
ともひとつの部分と、 他方では、少なくともひとつの切欠であって、該切欠の
位置は上記補助ランナが上記1位数表示器ランナを駆動
せずに上記10位数表示器ランナを”31”と”01”
との間で1進程だけ駆動するのを許容すべく選択された
少なくともひとつの切欠と、 を備える、時計用日付機構。 - 【請求項2】 前記10位数ランナは、前記1位数表示
器ランナを駆動する前記駆動ランナと当該通年ランナ自
体が選択的に係合する通年ランナに対しても選択的に係
合し、且つ、 上記通年ランナおよび上記10位数ランナは該表示器ラ
ンナが10位数を”2”から”3”へと且つ”3”か
ら”0”へと進めるときに係合する形状とされ、上記1
位数表示器ランナを駆動する上記駆動ランナは、日付
が”30”から”01”へと直接的に進むときにのみ上
記通年ランナと係合すべき形状とされる、請求項1記載
の日付機構。 - 【請求項3】 前記1位数ランナおよび前記10位数ラ
ンナは同心的であると共に各々が表示ディスクを担持
し、日付用数字を担持する該2個のディスクの各表面は
共面的である、請求項1記載の日付機構。 - 【請求項4】 前記ランナの全ては中央回転軸心を備え
た歯部形成円形部材である、請求項1記載の日付機構。 - 【請求項5】 前記カムに対する前記補助ランナの擦過
表面は、該補助ランナの各歯部に結合された枢動ローラ
から成る、請求項1記載の日付機構。 - 【請求項6】 前記補助ランナは前記1位数用ホィール
に形成されたハウジング内に少なくとも部分的に収容さ
れる、請求項1記載の日付機構。 - 【請求項7】 一方では前記10位数ランナに対し且つ
他方では前記駆動ランナに対する前記通年ランナの選択
的係合は、異なる高低平面に位置されて異なる厚みを有
する各歯部により行われる、請求項2記載の日付機構。 - 【請求項8】 前記10位数字および1位数字は単一窓
内に出現する、請求項1記載の日付機構。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP01811165A EP1316858B1 (fr) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | Mecanisme de quantième de pièce d'horlogerie |
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