JP2003166750A - ヒートポンプ式給湯装置 - Google Patents
ヒートポンプ式給湯装置Info
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Landscapes
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヒートポンプサイクルの構成部品を新たに設
計し直すことなく、大きな加熱能力が必要とされても対
応可能なヒートポンプ式給湯装置を実現する。 【構成】 複数のヒートポンプサイクル4によって加熱
した給湯水を貯湯タンク6内に貯湯する。これにより、
ヒートポンプサイクル4の構成部品を新たに設計し直す
ことなく、大きな加熱能力が必要とされても充分対応で
きる。また、各ヒートポンプサイクル4に整理番号を設
定し、この整理番号を用いて各ヒートポンプサイクル4
の運転台数を制御することによって、各ヒートポンプサ
イクル4を一括生産しても、各ヒートポンプサイクル4
に自分が何号機であるかを認識させることができる。従
って、必要な数のヒートポンプサイクル4を必要な時に
適宜運転可能となり、その結果としてシステム全体の加
熱能力を効率良く制御できる。
計し直すことなく、大きな加熱能力が必要とされても対
応可能なヒートポンプ式給湯装置を実現する。 【構成】 複数のヒートポンプサイクル4によって加熱
した給湯水を貯湯タンク6内に貯湯する。これにより、
ヒートポンプサイクル4の構成部品を新たに設計し直す
ことなく、大きな加熱能力が必要とされても充分対応で
きる。また、各ヒートポンプサイクル4に整理番号を設
定し、この整理番号を用いて各ヒートポンプサイクル4
の運転台数を制御することによって、各ヒートポンプサ
イクル4を一括生産しても、各ヒートポンプサイクル4
に自分が何号機であるかを認識させることができる。従
って、必要な数のヒートポンプサイクル4を必要な時に
適宜運転可能となり、その結果としてシステム全体の加
熱能力を効率良く制御できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒートポンプサイ
クル式給湯装置に関する。
クル式給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような給湯装置としては、例えば
特開平2000−213806号公報に記載のものが知
られている。
特開平2000−213806号公報に記載のものが知
られている。
【0003】上記公報には、冷媒としてCO2冷媒を用
い、図8に示す通り、冷媒を圧縮する電動圧縮機21
0、電動圧縮機210の吐出冷媒と給湯水とを熱交換す
る水冷媒熱交換器220、水冷媒熱交換器220から流
出する冷媒を減圧する膨張弁230、および膨張弁23
0から流出する冷媒に大気中の熱を吸熱させることによ
ってこの冷媒を蒸発させる蒸発器240を有した超臨界
ヒートポンプサイクルを備え、水冷媒熱交換器220に
て加熱された給湯水を、複数の貯湯タンク300内に貯
湯し、この貯湯タンク300内の給湯水を水道水にて押
し出すことにより給湯用蛇口から給湯する点が記載され
ている。
い、図8に示す通り、冷媒を圧縮する電動圧縮機21
0、電動圧縮機210の吐出冷媒と給湯水とを熱交換す
る水冷媒熱交換器220、水冷媒熱交換器220から流
出する冷媒を減圧する膨張弁230、および膨張弁23
0から流出する冷媒に大気中の熱を吸熱させることによ
ってこの冷媒を蒸発させる蒸発器240を有した超臨界
ヒートポンプサイクルを備え、水冷媒熱交換器220に
て加熱された給湯水を、複数の貯湯タンク300内に貯
湯し、この貯湯タンク300内の給湯水を水道水にて押
し出すことにより給湯用蛇口から給湯する点が記載され
ている。
【0004】このようなヒートポンプ式給湯装置による
と、電動圧縮機210の吐出冷媒は臨界圧力以上まで加
圧されるため、フロン系冷媒を用いたヒートポンプ式給
湯装置では実現が困難であった高い給湯温度を実現で
き、さらには、貯湯タンク300内の貯湯温度を衛生面
上望まれる60℃以上に保つことができる。
と、電動圧縮機210の吐出冷媒は臨界圧力以上まで加
圧されるため、フロン系冷媒を用いたヒートポンプ式給
湯装置では実現が困難であった高い給湯温度を実現で
き、さらには、貯湯タンク300内の貯湯温度を衛生面
上望まれる60℃以上に保つことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般家庭に
おいては、給湯水の使用頻度が高い時間帯はある程度決
まっており、通常は昼間時間帯の使用湯量が高い。そし
て、その使用湯量は貯湯タンク内の貯湯量で充分まかな
えるため、料金の安い夜間時間帯のうちに給湯水を沸き
上げておき、この給湯水を貯湯タンク内に貯えておけ
ば、ランニングコストをできるだけ抑えることができ
る。
おいては、給湯水の使用頻度が高い時間帯はある程度決
まっており、通常は昼間時間帯の使用湯量が高い。そし
て、その使用湯量は貯湯タンク内の貯湯量で充分まかな
えるため、料金の安い夜間時間帯のうちに給湯水を沸き
上げておき、この給湯水を貯湯タンク内に貯えておけ
ば、ランニングコストをできるだけ抑えることができ
る。
【0006】しかしながら、例えば飲食店等では、客の
入り具合によって使用湯量が変わるため、ある時間帯に
おいて使用湯量が一時的に急増する可能性がある。この
ような場合、ヒートポンプサイクルの加熱能力が一般家
庭用の給湯装置と同等程度に設定されていると、貯湯タ
ンク内の貯湯量ではまかないきれず、湯切れの恐れがあ
る。
入り具合によって使用湯量が変わるため、ある時間帯に
おいて使用湯量が一時的に急増する可能性がある。この
ような場合、ヒートポンプサイクルの加熱能力が一般家
庭用の給湯装置と同等程度に設定されていると、貯湯タ
ンク内の貯湯量ではまかないきれず、湯切れの恐れがあ
る。
【0007】このような使用湯量の一時的な急増に対応
するには、ヒートポンプサイクルの加熱能力を大きくす
ることが考えられるが、この場合には、ヒートポンプサ
イクルの構成部品、すなわち、電動圧縮機、水冷媒熱交
換器、蒸発器等を新たに大能力タイプに設計し直す必要
があり、採算性に問題がある。
するには、ヒートポンプサイクルの加熱能力を大きくす
ることが考えられるが、この場合には、ヒートポンプサ
イクルの構成部品、すなわち、電動圧縮機、水冷媒熱交
換器、蒸発器等を新たに大能力タイプに設計し直す必要
があり、採算性に問題がある。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑み、ヒートポン
プサイクルの構成部品を新たに設計し直すことなく、大
きな加熱能力が必要とされても対応可能なヒートポンプ
式給湯装置を実現することを目的とする。
プサイクルの構成部品を新たに設計し直すことなく、大
きな加熱能力が必要とされても対応可能なヒートポンプ
式給湯装置を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために以下の技術的手段を用いる。
解決するために以下の技術的手段を用いる。
【0010】すなわち、請求項1記載の発明では、ヒー
トポンプサイクル(4)を複数個設け、これら各ヒート
ポンプサイクル(4)の放熱器(12)にて加熱された
給湯用流体を、それぞれ貯湯タンク(6)に貯湯するこ
とを特徴としている。
トポンプサイクル(4)を複数個設け、これら各ヒート
ポンプサイクル(4)の放熱器(12)にて加熱された
給湯用流体を、それぞれ貯湯タンク(6)に貯湯するこ
とを特徴としている。
【0011】また、請求項2記載の発明では、ヒートポ
ンプサイクル(4)を貯湯タンク(6)よりも多数有
し、これら各ヒートポンプユニット(4)の放熱器(1
2)にて加熱された給湯用流体を、貯湯タンク(6)に
貯湯することを特徴としている。
ンプサイクル(4)を貯湯タンク(6)よりも多数有
し、これら各ヒートポンプユニット(4)の放熱器(1
2)にて加熱された給湯用流体を、貯湯タンク(6)に
貯湯することを特徴としている。
【0012】また、請求項3記載の発明では、ヒートポ
ンプサイクル(4)を複数個設け、これら各ヒートポン
プサイクル(4)を1つの貯湯タンク(6)に接続し、
各ヒートポンプサイクル(4)の放熱器(12)にて加
熱された給湯用流体を、貯湯タンク(6)に貯湯するこ
とを特徴としている。
ンプサイクル(4)を複数個設け、これら各ヒートポン
プサイクル(4)を1つの貯湯タンク(6)に接続し、
各ヒートポンプサイクル(4)の放熱器(12)にて加
熱された給湯用流体を、貯湯タンク(6)に貯湯するこ
とを特徴としている。
【0013】上記各技術的手段によると、複数のヒート
ポンプサイクル(4)によって発生した熱量を貯湯タン
ク(6)内の給湯用流体に伝達できるので、ヒートポン
プサイクルの構成部品を新たに設計し直すことなく、大
きな加熱能力が必要とされても充分対応できる。
ポンプサイクル(4)によって発生した熱量を貯湯タン
ク(6)内の給湯用流体に伝達できるので、ヒートポン
プサイクルの構成部品を新たに設計し直すことなく、大
きな加熱能力が必要とされても充分対応できる。
【0014】また、請求項4記載の発明では、各ヒート
ポンプサイクル(4)をそれぞれ貯湯タンク(6)に並
列接続することを特徴としているので、各ヒートポンプ
サイクル(4)の加熱能力を、給湯用流体へと効率良く
伝達し、貯湯タンク内に貯湯することができる。
ポンプサイクル(4)をそれぞれ貯湯タンク(6)に並
列接続することを特徴としているので、各ヒートポンプ
サイクル(4)の加熱能力を、給湯用流体へと効率良く
伝達し、貯湯タンク内に貯湯することができる。
【0015】また、請求項5記載の発明では、各ヒート
ポンプサイクル(4)の加熱能力を制御することを特徴
としているので、各ヒートポンプサイクル(4)の加熱
能力を給湯負荷に応じて給湯用流体へと効率良く伝達で
きる。
ポンプサイクル(4)の加熱能力を制御することを特徴
としているので、各ヒートポンプサイクル(4)の加熱
能力を給湯負荷に応じて給湯用流体へと効率良く伝達で
きる。
【0016】また、請求項6記載の発明では、給湯負荷
に応じてヒートポンプサイクル(4)の運転台数を決定
することを特徴としているので、必要な数のヒートポン
プサイクル(4)を必要な時に適宜運転可能となり、そ
の結果としてシステム全体の加熱能力を効率良く制御で
きる。
に応じてヒートポンプサイクル(4)の運転台数を決定
することを特徴としているので、必要な数のヒートポン
プサイクル(4)を必要な時に適宜運転可能となり、そ
の結果としてシステム全体の加熱能力を効率良く制御で
きる。
【0017】また、請求項7記載の発明では、各ヒート
ポンプサイクル(4)に整理番号を設定し、この整理番
号を用いて各ヒートポンプサイクル(4)を制御するこ
とを特徴としている。
ポンプサイクル(4)に整理番号を設定し、この整理番
号を用いて各ヒートポンプサイクル(4)を制御するこ
とを特徴としている。
【0018】これにより、各ヒートポンプサイクル
(4)を一括生産しても、各ヒートポンプサイクル
(4)に自分が何号機であるかを認識させることができ
るので、必要な数のヒートポンプサイクル(4)を必要
な時に適宜運転可能となり、その結果として請求項6記
載の発明と同じようにシステム全体の加熱能力を効率良
く制御できる。
(4)を一括生産しても、各ヒートポンプサイクル
(4)に自分が何号機であるかを認識させることができ
るので、必要な数のヒートポンプサイクル(4)を必要
な時に適宜運転可能となり、その結果として請求項6記
載の発明と同じようにシステム全体の加熱能力を効率良
く制御できる。
【0019】また、請求項8記載の発明では、各ヒート
ポンプサイクル(4)のうち、過去の稼働時間が少ない
ものから優先的に運転することを特徴としているので、
各ヒートポンプサイクル(4)の運転時間を平均化する
ことが可能となり、その結果としてシステム全体の寿命
をできるだけ長くできる。
ポンプサイクル(4)のうち、過去の稼働時間が少ない
ものから優先的に運転することを特徴としているので、
各ヒートポンプサイクル(4)の運転時間を平均化する
ことが可能となり、その結果としてシステム全体の寿命
をできるだけ長くできる。
【0020】また、請求項9記載の発明では、冷媒とし
てCO2冷媒を用いることを特徴としているので、圧縮
機(11)の吐出冷媒が臨界圧力以上まで加圧され、フ
ロン系冷媒を用いたヒートポンプ式給湯装置では実現が
困難であった高い給湯温度を実現できる。その結果とし
て、一時的な使用湯量の急増が発生したとしても、早急
に目標の給湯温度へと沸き上げることが容易に実現可能
となる。さらには、貯湯タンク(6)内の貯湯温度を衛
生面上望まれる60℃以上に保つことができる。
てCO2冷媒を用いることを特徴としているので、圧縮
機(11)の吐出冷媒が臨界圧力以上まで加圧され、フ
ロン系冷媒を用いたヒートポンプ式給湯装置では実現が
困難であった高い給湯温度を実現できる。その結果とし
て、一時的な使用湯量の急増が発生したとしても、早急
に目標の給湯温度へと沸き上げることが容易に実現可能
となる。さらには、貯湯タンク(6)内の貯湯温度を衛
生面上望まれる60℃以上に保つことができる。
【0021】
【発明の実施形態】以下、本発明の第1実施形態につい
て図1〜4を用いて説明する。なお、図1はヒートポン
プ式給湯装置の外観を示す全体構成図、図2はヒートポ
ンプ式給湯装置の詳細な構成を示す模式図、図3は制御
系の構成を示すブロック図、図4は各ヒートポンプユニ
ット1〜3の運転台数の制御方法を説明する図である。
て図1〜4を用いて説明する。なお、図1はヒートポン
プ式給湯装置の外観を示す全体構成図、図2はヒートポ
ンプ式給湯装置の詳細な構成を示す模式図、図3は制御
系の構成を示すブロック図、図4は各ヒートポンプユニ
ット1〜3の運転台数の制御方法を説明する図である。
【0022】図1中、1〜3は、第1〜3のヒートポン
プユニットであり、冷媒としてCO2冷媒を用い、給湯
用流体としての給湯水を加熱して高温(本実施形態では
約90℃)の温水を生成する超臨界ヒートポンプサイク
ル4(図2参照、以下、ヒートポンプサイクル4と略
す)をそれぞれ内蔵している。本実施形態では、各ヒー
トポンプユニット1〜3を、金属製(本実施形態では溶
融亜鉛メッキ鋼板)のケーシング(図示しない)によっ
てそれぞれヒートポンプサイクル4を囲うことによって
構成している。なお、上記ケーシングは例えば樹脂にて
成形しても良い。
プユニットであり、冷媒としてCO2冷媒を用い、給湯
用流体としての給湯水を加熱して高温(本実施形態では
約90℃)の温水を生成する超臨界ヒートポンプサイク
ル4(図2参照、以下、ヒートポンプサイクル4と略
す)をそれぞれ内蔵している。本実施形態では、各ヒー
トポンプユニット1〜3を、金属製(本実施形態では溶
融亜鉛メッキ鋼板)のケーシング(図示しない)によっ
てそれぞれヒートポンプサイクル4を囲うことによって
構成している。なお、上記ケーシングは例えば樹脂にて
成形しても良い。
【0023】各ヒートポンプユニット1〜3によって加
熱された給湯水は、流体通路としての温水通路5を介し
て、タンクユニット9に内蔵された貯湯タンク6(図2
参照)内に貯湯される。温水通路5は、各ヒートポンプ
ユニット1〜3を貯湯タンク6に並列接続するようにな
っており、各ヒートポンプユニット1〜3に給湯水を給
水する入口側通路7と、各ヒートポンプユニット1〜3
にて加熱された給湯水を貯湯タンク6に供給する出口側
通路8とによって構成されている。
熱された給湯水は、流体通路としての温水通路5を介し
て、タンクユニット9に内蔵された貯湯タンク6(図2
参照)内に貯湯される。温水通路5は、各ヒートポンプ
ユニット1〜3を貯湯タンク6に並列接続するようにな
っており、各ヒートポンプユニット1〜3に給湯水を給
水する入口側通路7と、各ヒートポンプユニット1〜3
にて加熱された給湯水を貯湯タンク6に供給する出口側
通路8とによって構成されている。
【0024】さらに、入口側通路7は、貯湯タンク6か
ら給湯水を流出する第1入口通路7aと、第1入口通路
7aから分岐して各ヒートポンプユニット1〜3へ給水
する第2入口通路7b、7c、7dとを有している。ま
た、出口通路8は、各ヒートポンプユニット1〜3から
加熱された給湯水を流出する第1出口通路8a、8b、
8cと、これら第1出口通路8a、8b、8cから流出
した給湯水を集約して貯湯タンク6へと戻す第2出口通
路8dとを有している。
ら給湯水を流出する第1入口通路7aと、第1入口通路
7aから分岐して各ヒートポンプユニット1〜3へ給水
する第2入口通路7b、7c、7dとを有している。ま
た、出口通路8は、各ヒートポンプユニット1〜3から
加熱された給湯水を流出する第1出口通路8a、8b、
8cと、これら第1出口通路8a、8b、8cから流出
した給湯水を集約して貯湯タンク6へと戻す第2出口通
路8dとを有している。
【0025】貯湯タンク6は、ステンレス等の耐食性に
優れた金属にて成形されており、金属製(本実施形態で
は溶融亜鉛メッキ鋼板)のケーシング(図示せず)によ
って囲われることによって、タンクユニット9を構成し
ている。なお、上記ケーシングは例えば樹脂にて構成し
ても良い。
優れた金属にて成形されており、金属製(本実施形態で
は溶融亜鉛メッキ鋼板)のケーシング(図示せず)によ
って囲われることによって、タンクユニット9を構成し
ている。なお、上記ケーシングは例えば樹脂にて構成し
ても良い。
【0026】また、貯湯タンク6の下方部位には、水道
水が流入する、又は貯湯タンク6内の給湯水を第1入口
通路7aへ流出する第1開口部(図示せず)が形成され
ている。一方、貯湯タンク6の上方部位には、貯湯タン
ク6内の給湯水を給湯用蛇口(図示せず)へと流出す
る、又は第2出口通路8dからの給湯水を貯湯タンク6
内に流入する第2開口部(図示せず)が形成されてい
る。なお、上記第1開口部には常に水道水の水圧が作用
しており、上記給湯蛇口からの出湯により貯湯タンク内
6の湯量が減ると、自動的に水道水が補充されるように
なっている。
水が流入する、又は貯湯タンク6内の給湯水を第1入口
通路7aへ流出する第1開口部(図示せず)が形成され
ている。一方、貯湯タンク6の上方部位には、貯湯タン
ク6内の給湯水を給湯用蛇口(図示せず)へと流出す
る、又は第2出口通路8dからの給湯水を貯湯タンク6
内に流入する第2開口部(図示せず)が形成されてい
る。なお、上記第1開口部には常に水道水の水圧が作用
しており、上記給湯蛇口からの出湯により貯湯タンク内
6の湯量が減ると、自動的に水道水が補充されるように
なっている。
【0027】また、上記第2開口部には、貯湯タンク6
内に貯蔵された給湯水の熱が上記第2開口部から大気中
に放熱されることを防止する断熱部(図示せず)が設け
られている。この断熱部は熱伝導率が小さい断熱材にて
成形されている。
内に貯蔵された給湯水の熱が上記第2開口部から大気中
に放熱されることを防止する断熱部(図示せず)が設け
られている。この断熱部は熱伝導率が小さい断熱材にて
成形されている。
【0028】また、貯湯タンク6の外壁面には、貯湯タ
ンク6内の給湯水の温度を検出する温度センサ10が上
下方向に離散的に複数個設けられている。なお、温度セ
ンサ10は、貯湯タンク6内に設けても良い。
ンク6内の給湯水の温度を検出する温度センサ10が上
下方向に離散的に複数個設けられている。なお、温度セ
ンサ10は、貯湯タンク6内に設けても良い。
【0029】次に、ヒートポンプサイクル4の具体的構
成について図2を用いて説明する。
成について図2を用いて説明する。
【0030】本実施形態のヒートポンプサイクル4は、
冷媒を吸入圧縮する圧縮機11、圧縮機11の吐出冷媒
と給湯水とを熱交換する水冷媒熱交換器12、水冷媒熱
交換器12から流出した冷媒を減圧する減圧器13、減
圧器13から流出した冷媒に大気中の熱を吸熱させて冷
媒を蒸発させる蒸発器14、および蒸発器14から流出
した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離するアキュムレ
ータ15からなっている。
冷媒を吸入圧縮する圧縮機11、圧縮機11の吐出冷媒
と給湯水とを熱交換する水冷媒熱交換器12、水冷媒熱
交換器12から流出した冷媒を減圧する減圧器13、減
圧器13から流出した冷媒に大気中の熱を吸熱させて冷
媒を蒸発させる蒸発器14、および蒸発器14から流出
した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離するアキュムレ
ータ15からなっている。
【0031】圧縮機11は、冷媒を吸入圧縮する圧縮機
構(図示せず)およびこの圧縮機構を駆動する電動モー
タ(図示せず)が一体となった電動圧縮機であり、電動
モータの回転数を制御することによって冷媒の吐出量を
可変できるように構成されている。なお、本実施形態の
圧縮機11では、周知のスクロール圧縮方式を採用して
いる。
構(図示せず)およびこの圧縮機構を駆動する電動モー
タ(図示せず)が一体となった電動圧縮機であり、電動
モータの回転数を制御することによって冷媒の吐出量を
可変できるように構成されている。なお、本実施形態の
圧縮機11では、周知のスクロール圧縮方式を採用して
いる。
【0032】水冷媒熱交換器12は、請求項1、2の放
熱器に対応したものであり、冷媒流れと給湯水流れとが
対向するよう構成された対向流型の熱交換器である。こ
の水冷媒熱交換器12では、圧縮機11から吐出された
高温高圧の気相冷媒の熱を、給湯水に放熱することによ
って給湯水が加熱される。
熱器に対応したものであり、冷媒流れと給湯水流れとが
対向するよう構成された対向流型の熱交換器である。こ
の水冷媒熱交換器12では、圧縮機11から吐出された
高温高圧の気相冷媒の熱を、給湯水に放熱することによ
って給湯水が加熱される。
【0033】減圧器13は、その開度が電気信号によっ
て可変可能な電気式膨張弁にて構成されており、水冷媒
熱交換器12から流出した冷媒を断熱膨張することによ
って、低温低圧の気液2層冷媒とし、蒸発器14へと流
出する。
て可変可能な電気式膨張弁にて構成されており、水冷媒
熱交換器12から流出した冷媒を断熱膨張することによ
って、低温低圧の気液2層冷媒とし、蒸発器14へと流
出する。
【0034】蒸発器14には、室外ファン16によって
空気(本実施形態では外気)が送風されるようになって
いる。
空気(本実施形態では外気)が送風されるようになって
いる。
【0035】アキュムレータ15は、上述のように蒸発
器14から流出した冷媒を気液分離することによって、
圧縮機11の吸入側へ気相冷媒を流出し、ヒートポンプ
サイクル4中の余剰冷媒を蓄えるようになっている。な
お、アキュムレータ15は、周知のように、液相冷媒中
に含まれる潤滑オイルを気相冷媒と共に圧縮機11の吸
入側に戻すことによって、圧縮機11の破損を防止する
ようになっている。
器14から流出した冷媒を気液分離することによって、
圧縮機11の吸入側へ気相冷媒を流出し、ヒートポンプ
サイクル4中の余剰冷媒を蓄えるようになっている。な
お、アキュムレータ15は、周知のように、液相冷媒中
に含まれる潤滑オイルを気相冷媒と共に圧縮機11の吸
入側に戻すことによって、圧縮機11の破損を防止する
ようになっている。
【0036】ところで、本実施形態の温水通路5には、
水冷媒熱交換器12に給湯水を循環させると共にその循
環量を調節する、流体循環手段としての電動ウォーター
ポンプ17(以下、ポンプと略す)が設けられている。
なお、ポンプ17は、図示しない電動モータの回転数を
可変することによって、上記循環量を可変するようにな
っている。
水冷媒熱交換器12に給湯水を循環させると共にその循
環量を調節する、流体循環手段としての電動ウォーター
ポンプ17(以下、ポンプと略す)が設けられている。
なお、ポンプ17は、図示しない電動モータの回転数を
可変することによって、上記循環量を可変するようにな
っている。
【0037】さらに、ポンプ17は、各ヒートポンプユ
ニット1〜3の水冷媒熱交換器12にそれぞれ対応して
3つ設けられており、本実施形態では、各水冷媒熱交換
器12の温水入口側(第2入口通路7b〜7d)にそれ
ぞれ設けられている。なお、各ポンプ17は各ヒートポ
ンプサイクル4とともに、各ヒートポンプユニット1〜
3に内蔵されている。
ニット1〜3の水冷媒熱交換器12にそれぞれ対応して
3つ設けられており、本実施形態では、各水冷媒熱交換
器12の温水入口側(第2入口通路7b〜7d)にそれ
ぞれ設けられている。なお、各ポンプ17は各ヒートポ
ンプサイクル4とともに、各ヒートポンプユニット1〜
3に内蔵されている。
【0038】また、温水通路5には、水温検出手段とし
て、水冷媒熱交換器12の入口側温度を検出する入口側
水温センサ100と、水冷媒熱交換器12の出口側温度
を検出する出口側水温センサ101とがそれぞれ設けら
れている。
て、水冷媒熱交換器12の入口側温度を検出する入口側
水温センサ100と、水冷媒熱交換器12の出口側温度
を検出する出口側水温センサ101とがそれぞれ設けら
れている。
【0039】また、水冷媒熱交換器12の冷媒出口側に
は、冷媒温度を検出する出口側冷媒温度センサ102が
設けられており、本実施形態では、後述するヒートポン
プサイクル4の作動時において、この出口側冷媒温度セ
ンサ102の検出値と、入口側水温センサ100の検出
値との偏差が所定値になるように、圧縮機11の回転数
と減圧器13の開度が制御される。
は、冷媒温度を検出する出口側冷媒温度センサ102が
設けられており、本実施形態では、後述するヒートポン
プサイクル4の作動時において、この出口側冷媒温度セ
ンサ102の検出値と、入口側水温センサ100の検出
値との偏差が所定値になるように、圧縮機11の回転数
と減圧器13の開度が制御される。
【0040】次に、本実施形態の制御系の構成について
図3を用いて説明する。
図3を用いて説明する。
【0041】本実施形態では、図4に示すように、各ヒ
ートポンプユニット1〜3をそれぞれ制御する第1〜3
のヒートポンプ側制御ユニット19〜21、給水や給湯
等の貯湯タンク6側の制御を行うタンク側制御ユニット
22、およびこれら各制御ユニット19〜22間で電気
信号を通信させる信号伝達ライン23を有している。な
お、各制御ユニット19〜22の内部には、図示しない
CPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコン
ピュータや、A/D変換回路等が設けられている。
ートポンプユニット1〜3をそれぞれ制御する第1〜3
のヒートポンプ側制御ユニット19〜21、給水や給湯
等の貯湯タンク6側の制御を行うタンク側制御ユニット
22、およびこれら各制御ユニット19〜22間で電気
信号を通信させる信号伝達ライン23を有している。な
お、各制御ユニット19〜22の内部には、図示しない
CPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコン
ピュータや、A/D変換回路等が設けられている。
【0042】各ヒートポンプ側制御ユニット19〜21
は、各ヒートポンプユニット1〜3の加熱能力を制御す
るものであり、具体的には、運転条件設定手段としての
リモートコントローラー24にて設定された運転条件
(本実施形態では、給湯水の設定温度)、温度センサ1
0の検出値、給水る水道水の温度、および時間帯等の給
湯負荷に関連する物理量に基づいて、圧縮機11の回転
数、減圧器13の開度、室外ファン16の回転数、およ
びポンプ17を制御するようになっている。また、各ヒ
ートポンプ側制御ユニット19〜21は、それぞれヒー
トポンプユニット1〜3の過去の稼働時間を記憶し、後
述するようにタンク側制御ユニット22へ送信するよう
になっている。
は、各ヒートポンプユニット1〜3の加熱能力を制御す
るものであり、具体的には、運転条件設定手段としての
リモートコントローラー24にて設定された運転条件
(本実施形態では、給湯水の設定温度)、温度センサ1
0の検出値、給水る水道水の温度、および時間帯等の給
湯負荷に関連する物理量に基づいて、圧縮機11の回転
数、減圧器13の開度、室外ファン16の回転数、およ
びポンプ17を制御するようになっている。また、各ヒ
ートポンプ側制御ユニット19〜21は、それぞれヒー
トポンプユニット1〜3の過去の稼働時間を記憶し、後
述するようにタンク側制御ユニット22へ送信するよう
になっている。
【0043】また、タンク側制御ユニット22は、リモ
ートコントローラー24にて設定された設定温度に基づ
いて、貯湯タンク内6の給湯水と水道水とを混合する混
合弁(図示せず)の開度を制御するようになっている。
また、後述するように、各ヒートポンプ側制御ユニット
19〜21に必要な制御信号を送信するようになってい
る。
ートコントローラー24にて設定された設定温度に基づ
いて、貯湯タンク内6の給湯水と水道水とを混合する混
合弁(図示せず)の開度を制御するようになっている。
また、後述するように、各ヒートポンプ側制御ユニット
19〜21に必要な制御信号を送信するようになってい
る。
【0044】各ヒートポンプ側制御ユニット19〜21
およびタンク側制御ユニット22は、それぞれ通信回路
25〜27を有しており、信号伝達ライン23によっ
て、各ヒートポンプ側制御ユニット19〜21の通信回
路25〜27は、それぞれタンク側制御ユニット22の
通信回路28に並列接続されている。
およびタンク側制御ユニット22は、それぞれ通信回路
25〜27を有しており、信号伝達ライン23によっ
て、各ヒートポンプ側制御ユニット19〜21の通信回
路25〜27は、それぞれタンク側制御ユニット22の
通信回路28に並列接続されている。
【0045】これにより、タンク側制御ユニット22を
ホスト側として、各通信回路25〜28間でポーリング
通信を行う。すなわち、タンク側制御ユニット22から
の制御信号が信号伝達ライン23を介して各ヒートポン
プ側制御ユニット19〜21に伝達されて始めて各ヒー
トポンプ側制御ユニット19〜21は起動するようにな
っており、さらに、各ヒートポンプ側制御ユニット19
〜21からタンク側制御ユニット22へと制御信号(例
えば、上記過去の稼動時間)がフィードバックされるよ
うになっている。なお、上記ポーリング通信に変えて、
ホスト側からの通信がなくても各ヒートポンプ側制御ユ
ニット19〜21が起動するよう、コンテンション通信
を行っても良い。
ホスト側として、各通信回路25〜28間でポーリング
通信を行う。すなわち、タンク側制御ユニット22から
の制御信号が信号伝達ライン23を介して各ヒートポン
プ側制御ユニット19〜21に伝達されて始めて各ヒー
トポンプ側制御ユニット19〜21は起動するようにな
っており、さらに、各ヒートポンプ側制御ユニット19
〜21からタンク側制御ユニット22へと制御信号(例
えば、上記過去の稼動時間)がフィードバックされるよ
うになっている。なお、上記ポーリング通信に変えて、
ホスト側からの通信がなくても各ヒートポンプ側制御ユ
ニット19〜21が起動するよう、コンテンション通信
を行っても良い。
【0046】本実施形態では、各通信回路25〜28間
の通信速度は、それぞれ人が遅いと感じない限界の時間
(400msec程度)に設定されている。
の通信速度は、それぞれ人が遅いと感じない限界の時間
(400msec程度)に設定されている。
【0047】また、各ヒートポンプ側制御ユニット19
〜21には、各ヒートポンプユニット1〜3に整理番号
を設定するため、番号設定手段としてのスイッチ29〜
31が設けられている。これにより、施工時において、
スイッチ29〜31にて各ヒートポンプユニット1〜3
に整理番号を設定することによって、各ヒートポンプ側
制御ユニット19〜21は自分が何号機であるかを認識
できるようになっている。
〜21には、各ヒートポンプユニット1〜3に整理番号
を設定するため、番号設定手段としてのスイッチ29〜
31が設けられている。これにより、施工時において、
スイッチ29〜31にて各ヒートポンプユニット1〜3
に整理番号を設定することによって、各ヒートポンプ側
制御ユニット19〜21は自分が何号機であるかを認識
できるようになっている。
【0048】そして、タンク側制御ユニット22が3つ
のヒートポンプユニット1〜3のうち、どのヒートポン
プユニットを運転するか指定し、指定されたヒートポン
プユニットだけが運転されるようになっている。
のヒートポンプユニット1〜3のうち、どのヒートポン
プユニットを運転するか指定し、指定されたヒートポン
プユニットだけが運転されるようになっている。
【0049】次に、本実施形態の作動について説明す
る。
る。
【0050】まず、温度センサ10の検出値に基づい
て、現時点での貯湯タンク6の貯湯量が演算され、この
貯湯量が所望の必要湯量となるように、各ヒートポンプ
ユニット1〜3が制御される。
て、現時点での貯湯タンク6の貯湯量が演算され、この
貯湯量が所望の必要湯量となるように、各ヒートポンプ
ユニット1〜3が制御される。
【0051】また、図4に示すように、必要湯量に応じ
て各ヒートポンプユニット1〜3の運転時間および運転
台数を変える。このとき、タンク側制御ユニット22
は、各ヒートポンプサイクル4のうち、過去の稼働時間
が少ないものから優先的に運転するよう各ヒートポンプ
側制御ユニット19〜21へと制御信号を送信するの
で、各ヒートポンプサイクル4の運転時間を平均化する
ことが可能となっている。
て各ヒートポンプユニット1〜3の運転時間および運転
台数を変える。このとき、タンク側制御ユニット22
は、各ヒートポンプサイクル4のうち、過去の稼働時間
が少ないものから優先的に運転するよう各ヒートポンプ
側制御ユニット19〜21へと制御信号を送信するの
で、各ヒートポンプサイクル4の運転時間を平均化する
ことが可能となっている。
【0052】また、各ヒートポンプ側制御ユニット19
〜21は、各ヒートポンプユニット1〜3の故障検知
(例えば、圧縮機11のロックや、水温センサ100、
101あるいは冷媒温度センサ102のショート・断線
等)をするようになっており、故障箇所があると判定さ
れた各ヒートポンプユニットはその運転が指示されて
も、他のヒートポンプユニットへとその運転指示がスキ
ップされる。つまり、故障したヒートポンプユニットは
運転しないようになっている。
〜21は、各ヒートポンプユニット1〜3の故障検知
(例えば、圧縮機11のロックや、水温センサ100、
101あるいは冷媒温度センサ102のショート・断線
等)をするようになっており、故障箇所があると判定さ
れた各ヒートポンプユニットはその運転が指示されて
も、他のヒートポンプユニットへとその運転指示がスキ
ップされる。つまり、故障したヒートポンプユニットは
運転しないようになっている。
【0053】このように、ヒートポンプユニット1〜3
の運転が指示されると、運転の指示されたヒートポンプ
ユニット1〜3内のポンプ17が作動して給湯水が水冷
媒熱交換器12に流入するとともに、運転の指示された
ヒートポンプユニット1〜3内のヒートポンプサイクル
4が下記のように作動する。
の運転が指示されると、運転の指示されたヒートポンプ
ユニット1〜3内のポンプ17が作動して給湯水が水冷
媒熱交換器12に流入するとともに、運転の指示された
ヒートポンプユニット1〜3内のヒートポンプサイクル
4が下記のように作動する。
【0054】すなわち、圧縮機11が稼動し、冷媒がサ
イクル内を循環する。このとき圧縮機11の吐出冷媒は
臨界圧力以上まで加圧されているので、水冷媒熱交換器
12内では、冷媒が凝縮することなく、冷媒入口から冷
媒出口に向かうほど温度が低下するような温度勾配を有
して流通する。
イクル内を循環する。このとき圧縮機11の吐出冷媒は
臨界圧力以上まで加圧されているので、水冷媒熱交換器
12内では、冷媒が凝縮することなく、冷媒入口から冷
媒出口に向かうほど温度が低下するような温度勾配を有
して流通する。
【0055】一方、水冷媒熱交換器12は、冷媒流れと
給湯水流れとが対向するように構成されているので、給
湯水は、温水入口から温水出口に向かうほど温度が上昇
するような温度勾配を有して流通する。
給湯水流れとが対向するように構成されているので、給
湯水は、温水入口から温水出口に向かうほど温度が上昇
するような温度勾配を有して流通する。
【0056】また、減圧器13にて減圧された冷媒は、
蒸発器14にて大気から熱交換器を吸熱して蒸発した
後、アキュムレータ15を経由して圧縮機11に吸入さ
れる。
蒸発器14にて大気から熱交換器を吸熱して蒸発した
後、アキュムレータ15を経由して圧縮機11に吸入さ
れる。
【0057】そして、温度センサ10の検出値に基づい
て、貯湯タンク6内の貯湯量が上記所望の必要湯量に達
したと判定されると、ポンプ17が停止するとともに、
圧縮機11が停止してヒートポンプサイクル4の運転が
停止する。
て、貯湯タンク6内の貯湯量が上記所望の必要湯量に達
したと判定されると、ポンプ17が停止するとともに、
圧縮機11が停止してヒートポンプサイクル4の運転が
停止する。
【0058】以上のように貯湯された給湯水は、上記混
合弁の開度に応じて所望温度に調節された後、上記給湯
蛇口から出湯される。
合弁の開度に応じて所望温度に調節された後、上記給湯
蛇口から出湯される。
【0059】以上説明した本実施形態では、複数のヒー
トポンプサイクル4によって発生した熱量を貯湯タンク
6内の給湯水に伝達できるので、ヒートポンプサイクル
4の構成部品を新たに設計し直すことなく、大きな加熱
能力が必要とされても充分対応できる。
トポンプサイクル4によって発生した熱量を貯湯タンク
6内の給湯水に伝達できるので、ヒートポンプサイクル
4の構成部品を新たに設計し直すことなく、大きな加熱
能力が必要とされても充分対応できる。
【0060】また、各ヒートポンプサイクル4に整理番
号を設定し、この整理番号を用いて各ヒートポンプサイ
クル4の運転台数を制御するので、各ヒートポンプサイ
クル4を一括生産しても、各ヒートポンプサイクル4に
自分が何号機であるかを認識させることができる。
号を設定し、この整理番号を用いて各ヒートポンプサイ
クル4の運転台数を制御するので、各ヒートポンプサイ
クル4を一括生産しても、各ヒートポンプサイクル4に
自分が何号機であるかを認識させることができる。
【0061】従って、必要な数のヒートポンプサイクル
4を必要な時に適宜運転可能となり、その結果としてシ
ステム全体の加熱能力を効率良く制御できる。
4を必要な時に適宜運転可能となり、その結果としてシ
ステム全体の加熱能力を効率良く制御できる。
【0062】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態について説明する。なお、第2実施形態は、第1実
施形態に対して制御系の構成を一部変更したものである
が、その他の部分については第1実施形態と同じである
ため、以下、この変更点についてのみ説明する。
形態について説明する。なお、第2実施形態は、第1実
施形態に対して制御系の構成を一部変更したものである
が、その他の部分については第1実施形態と同じである
ため、以下、この変更点についてのみ説明する。
【0063】本実施形態では、図5に示すように、タン
ク側制御ユニット22と各ヒートポンプ側制御ユニット
19〜21との間に台数制御ユニット32が接続されて
おり、この台数制御ユニット32は、各ヒートポンプ側
制御ユニット19〜21の接続端子に上記整理番号を割
り当てており、これらの接続端子に各ヒートポンプ側制
御ユニット19〜21を接続すれば、台数制御ユニット
32が各ヒートポンプサイクル4に運転の開始、停止を
指示する。従って、各ヒートポンプサイクル4自体は自
分が何号機であるかを認識する必要がない。
ク側制御ユニット22と各ヒートポンプ側制御ユニット
19〜21との間に台数制御ユニット32が接続されて
おり、この台数制御ユニット32は、各ヒートポンプ側
制御ユニット19〜21の接続端子に上記整理番号を割
り当てており、これらの接続端子に各ヒートポンプ側制
御ユニット19〜21を接続すれば、台数制御ユニット
32が各ヒートポンプサイクル4に運転の開始、停止を
指示する。従って、各ヒートポンプサイクル4自体は自
分が何号機であるかを認識する必要がない。
【0064】これにより、上記第1実施形態のようにス
イッチ29〜31にて上記整理番号を設定する必要がな
いので、施工時の手間が省ける。
イッチ29〜31にて上記整理番号を設定する必要がな
いので、施工時の手間が省ける。
【0065】また、すでに汎用されている製品に対し
て、台数制御ユニット32を後付けするだけで上記の効
果を奏することができ、汎用性が大きい。
て、台数制御ユニット32を後付けするだけで上記の効
果を奏することができ、汎用性が大きい。
【0066】(第3実施形態)次に、本発明の第3実施
形態について説明する。なお、本実施形態についても、
制御系の構成を一部変更したものであるので、以下、こ
の変更点についてのみ説明する。
形態について説明する。なお、本実施形態についても、
制御系の構成を一部変更したものであるので、以下、こ
の変更点についてのみ説明する。
【0067】本実施形態では、図6に示すように、タン
ク側制御ユニット22と各ヒートポンプ側制御ユニット
19〜21とが直列に接続されている。
ク側制御ユニット22と各ヒートポンプ側制御ユニット
19〜21とが直列に接続されている。
【0068】また、本実施形態では、各ヒートポンプ側
制御ユニット19〜21には、各ヒートポンプ側制御ユ
ニット19〜21のうち、タンク側制御ユニット22に
接続されたものが1号機、1号機に接続されたものが2
号機、および2号機に接続されたものが3号機であると
認識するプログラムが予め記憶されている。
制御ユニット19〜21には、各ヒートポンプ側制御ユ
ニット19〜21のうち、タンク側制御ユニット22に
接続されたものが1号機、1号機に接続されたものが2
号機、および2号機に接続されたものが3号機であると
認識するプログラムが予め記憶されている。
【0069】この制御処理について、図7のフローチャ
ートに示す。
ートに示す。
【0070】まず、ステップS100では、そのヒート
ポンプ側制御ユニットがタンク側制御ユニット22に接
続されているか否かを判定し、YESと判定されればス
テップS110にて自身を1号機と認識し、NOと判定
されればステップS120に移る。
ポンプ側制御ユニットがタンク側制御ユニット22に接
続されているか否かを判定し、YESと判定されればス
テップS110にて自身を1号機と認識し、NOと判定
されればステップS120に移る。
【0071】ステップS120では、1号機と接続され
ているか否かを判定し、YESと判定されればステップ
S130にて自身を2号機と認識し、NOと判定されれ
ばステップS140に移る。
ているか否かを判定し、YESと判定されればステップ
S130にて自身を2号機と認識し、NOと判定されれ
ばステップS140に移る。
【0072】ステップS140では、2号機と接続され
ているか否かを判定し、YESと判定されればステップ
S150にて自身を3号機と認識し、NOと判定されれ
ばこの制御処理を終了する。
ているか否かを判定し、YESと判定されればステップ
S150にて自身を3号機と認識し、NOと判定されれ
ばこの制御処理を終了する。
【0073】本実施形態によると、各ヒートポンプ側制
御ユニット19〜21に自分が何号機かを認識させるに
あたって、上記第1実施形態のようにスイッチ29〜3
1で上記整理番号を設定したり、上記第2実施形態のよ
うに台数制御ユニット32を用いる、といったことが不
要となる。
御ユニット19〜21に自分が何号機かを認識させるに
あたって、上記第1実施形態のようにスイッチ29〜3
1で上記整理番号を設定したり、上記第2実施形態のよ
うに台数制御ユニット32を用いる、といったことが不
要となる。
【0074】(他の実施形態)上記各実施形態では、ヒ
ートポンプユニット1〜3を貯湯タンク6よりも多数設
けているが、同数としても良い。要するに、複数のヒー
トポンプユニット1〜3によって給湯水を加熱し、貯湯
タンク内6に貯湯すれば本発明の効果を奏するのであ
る。
ートポンプユニット1〜3を貯湯タンク6よりも多数設
けているが、同数としても良い。要するに、複数のヒー
トポンプユニット1〜3によって給湯水を加熱し、貯湯
タンク内6に貯湯すれば本発明の効果を奏するのであ
る。
【0075】また、上記各実施形態では、ヒートポンプ
ユニット1〜3にて加熱した給湯水を貯湯タンク6内へ
供給する方法として、各第1出口通路8a〜8cからの
給湯水を、一旦、共通の第2出口通路8dに集約してか
ら貯湯タンク6内に供給するという方法を採用している
が、これに限らず、各第1出口通路8a〜8cからの給
湯水を、それぞれ独立して貯湯タンク6内に供給しても
良い。なお、入口通路7側についても同様である。
ユニット1〜3にて加熱した給湯水を貯湯タンク6内へ
供給する方法として、各第1出口通路8a〜8cからの
給湯水を、一旦、共通の第2出口通路8dに集約してか
ら貯湯タンク6内に供給するという方法を採用している
が、これに限らず、各第1出口通路8a〜8cからの給
湯水を、それぞれ独立して貯湯タンク6内に供給しても
良い。なお、入口通路7側についても同様である。
【0076】また、上記第各実施形態では、各ヒートポ
ンプユニット1〜3を貯湯タンク6に並列接続している
が、これに限らず直列接続しても良い。
ンプユニット1〜3を貯湯タンク6に並列接続している
が、これに限らず直列接続しても良い。
【0077】また、上記各実施形態では、各ヒートポン
プユニット1〜3の水冷媒熱交換器12の温水入口側
(第2入口通路7b〜7d)に設けているが、例えば、
1つのポンプを第1入口通路7aに設け、使用しないヒ
ートポンプユニットには別途設けた開閉弁などで給湯水
が流入しないようにすれば良い。この場合には、ポンプ
による給湯水の循環量が不足しないよう比較的大能力の
ポンプを用いると良い。また、ポンプ17は出口側通路
8に設けても良い。
プユニット1〜3の水冷媒熱交換器12の温水入口側
(第2入口通路7b〜7d)に設けているが、例えば、
1つのポンプを第1入口通路7aに設け、使用しないヒ
ートポンプユニットには別途設けた開閉弁などで給湯水
が流入しないようにすれば良い。この場合には、ポンプ
による給湯水の循環量が不足しないよう比較的大能力の
ポンプを用いると良い。また、ポンプ17は出口側通路
8に設けても良い。
【0078】また、上記各実施形態では、放熱器として
の水冷媒熱交換器17によって加熱された給湯水を温水
通路5によって貯湯タンク6内へと供給する、いわゆる
間接加熱方式を採用しているが、例えば、放熱器を貯湯
タンク内に設け、貯湯タンク内の給湯水を直接加熱す
る、いわゆる直接加熱方式を採用してもよい。
の水冷媒熱交換器17によって加熱された給湯水を温水
通路5によって貯湯タンク6内へと供給する、いわゆる
間接加熱方式を採用しているが、例えば、放熱器を貯湯
タンク内に設け、貯湯タンク内の給湯水を直接加熱す
る、いわゆる直接加熱方式を採用してもよい。
【0079】また、上記各実施形態では、本発明をCO
2冷媒を用いたヒートポンプ式給湯装置に適用したが、
これに限らずヒートポンプ式の給湯装置ならば本発明の
効果を奏する。すなわち、冷媒としては、高圧側の冷媒
圧力が臨界圧力以上になる冷媒のうち、 CO2以外の
もの(エチレン、エタン、酸化窒素等)を用いても良い
し、高圧側の冷媒圧力が臨界圧力以上にならないフロン
系の冷媒を用いても良い。
2冷媒を用いたヒートポンプ式給湯装置に適用したが、
これに限らずヒートポンプ式の給湯装置ならば本発明の
効果を奏する。すなわち、冷媒としては、高圧側の冷媒
圧力が臨界圧力以上になる冷媒のうち、 CO2以外の
もの(エチレン、エタン、酸化窒素等)を用いても良い
し、高圧側の冷媒圧力が臨界圧力以上にならないフロン
系の冷媒を用いても良い。
【図1】本発明の第1実施形態におけるヒートポンプ式
給湯装置の外観を示す全体構成図である。
給湯装置の外観を示す全体構成図である。
【図2】上記第1実施形態におけるヒートポンプ式給湯
装置の詳細な構成を示す模式図である。
装置の詳細な構成を示す模式図である。
【図3】上記第1実施形態における制御系の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】上記第1実施形態において、各ヒートポンプユ
ニット1〜3の運転台数の制御方法を説明する図であ
る。
ニット1〜3の運転台数の制御方法を説明する図であ
る。
【図5】本発明の第2実施形態における図3相当図であ
る。
る。
【図6】本発明の第3実施形態における図3相当図であ
る。
る。
【図7】上記第3実施形態における制御処理を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図8】従来のヒートポンプ式給湯装置における図2相
当図である。
当図である。
4…ヒートポンプサイクル、
6…貯湯タンク、
11…圧縮機、
12…水冷媒熱交換器(放熱器)、
13…減圧器、
14…蒸発器。
Claims (9)
- 【請求項1】 冷媒を圧縮する圧縮機(11)、前記圧
縮機(11)の吐出冷媒と給湯用流体とを熱交換する放
熱器(12)、前記放熱器(12)から流出した冷媒を
減圧する減圧手段(13)、および前記減圧器(13)
から流出した冷媒に熱を吸熱させてこの冷媒を蒸発させ
る蒸発器(14)を有したヒートポンプサイクル(4)
と、 前記放熱器(12)にて加熱された前記給湯用流体を貯
湯する貯湯タンク(6)とを備え、 前記ヒートポンプサイクル(4)は、複数個設けられて
おり、 これら各ヒートポンプサイクル(4)の放熱器(12)
にて加熱された前記給湯用流体を、それぞれ前記貯湯タ
ンク(6)に貯湯することを特徴とするヒートポンプ式
給湯装置。 - 【請求項2】 冷媒を圧縮する圧縮機(11)、前記圧
縮機(11)の吐出冷媒と給湯用流体とを熱交換する放
熱器(12)、前記放熱器(12)から流出した冷媒を
減圧する減圧手段(13)、および前記減圧器(13)
から流出した冷媒に熱を吸熱させてこの冷媒を蒸発させ
る蒸発器(14)を有したヒートポンプサイクル(4)
と、 前記放熱器(12)にて加熱された前記給湯用流体を貯
湯する貯湯タンク(6)とを備え、 前記ヒートポンプサイクル(4)を前記貯湯タンク
(6)よりも多数有し、 これら各ヒートポンプサイクル(4)の放熱器(12)
にて加熱された前記給湯用流体を、前記貯湯タンク
(6)に貯湯することを特徴とするヒートポンプ式給湯
装置。 - 【請求項3】 冷媒を圧縮する圧縮機(11)、前記圧
縮機(11)の吐出冷媒と給湯用流体とを熱交換する放
熱器(12)、前記放熱器(12)から流出した冷媒を
減圧する減圧手段(13)、および前記減圧器(13)
から流出した冷媒に熱を吸熱させてこの冷媒を蒸発させ
る蒸発器(14)を有したヒートポンプサイクル(4)
と、 前記放熱器(12)にて加熱された前記給湯用流体を貯
湯する貯湯タンク(6)とを備え、 前記ヒートポンプサイクル(4)は、複数個設けられて
おり、 これら各ヒートポンプサイクル(4)を1つの前記貯湯
タンク(6)に接続し、 前記各ヒートポンプサイクル(4)の放熱器(12)に
て加熱された前記給湯用流体を、前記貯湯タンク(6)
に貯湯することを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。 - 【請求項4】 前記各ヒートポンプサイクル(4)を、
前記貯湯タンク(6)にそれぞれ並列接続することを特
徴とする請求項1ないし3いずれか1つに記載のヒート
ポンプ式給湯装置。 - 【請求項5】 前記各ヒートポンプサイクル(4)の加
熱能力を制御する制御手段(19〜22)を有したこと
を特徴とする請求項1ないし4いずれか1つに記載のヒ
ートポンプ式給湯装置。 - 【請求項6】 前記制御手段(19〜22)は、給湯負
荷に応じて前記ヒートポンプサイクル(4)の運転台数
を決定することを特徴とする請求項5に記載のヒートポ
ンプ式給湯装置。 - 【請求項7】 前記制御手段(19〜22)は、前記各
ヒートポンプサイクル(4)に整理番号を設定し、この
整理番号を用いて前記各ヒートポンプサイクル(4)の
運転台数を制御することを特徴とする請求項6記載のヒ
ートポンプ式給湯装置。 - 【請求項8】 前記制御手段(19〜22)は、前記各
ヒートポンプサイクル(4)のうち、過去の稼働時間が
少ないものから優先的に運転することを特徴とする請求
項5ないし7いずれか1つに記載のヒートポンプ式給湯
装置。 - 【請求項9】 前記冷媒としてCO2冷媒を用いたこと
を特徴とする請求項1ないし8いずれか1つに記載のヒ
ートポンプ式給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001366708A JP2003166750A (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | ヒートポンプ式給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001366708A JP2003166750A (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | ヒートポンプ式給湯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003166750A true JP2003166750A (ja) | 2003-06-13 |
Family
ID=19176566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001366708A Pending JP2003166750A (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | ヒートポンプ式給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003166750A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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- 2001-11-30 JP JP2001366708A patent/JP2003166750A/ja active Pending
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