JP2004108597A - ヒートポンプシステム - Google Patents
ヒートポンプシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004108597A JP2004108597A JP2002267713A JP2002267713A JP2004108597A JP 2004108597 A JP2004108597 A JP 2004108597A JP 2002267713 A JP2002267713 A JP 2002267713A JP 2002267713 A JP2002267713 A JP 2002267713A JP 2004108597 A JP2004108597 A JP 2004108597A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- storage tank
- refrigerant
- water storage
- evaporator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2309/00—Gas cycle refrigeration machines
- F25B2309/06—Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide
- F25B2309/061—Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide with cycle highest pressure above the supercritical pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2339/00—Details of evaporators; Details of condensers
- F25B2339/04—Details of condensers
- F25B2339/047—Water-cooled condensers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2500/00—Problems to be solved
- F25B2500/31—Low ambient temperatures
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/25—Control of valves
- F25B2600/2507—Flow-diverting valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B9/00—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
- F25B9/002—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant
- F25B9/008—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant the refrigerant being carbon dioxide
Abstract
【解決手段】圧縮機、放熱器、膨張弁、第1の蒸発器を配管接続した冷媒回路と、貯湯タンクの下部、第1の水流量調整手段、放熱器、貯湯タンクの上部を配管接続した第1の水回路と、冷媒回路に設けた第2の蒸発器とを備え、第1の蒸発器は、冷媒回路を流れる冷媒と外気とが熱交換するものであり、第2の蒸発器は、冷媒と貯湯タンクからの所定温度域の中温の温水とが熱交換するものとした。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、貯湯タンクを有するヒートポンプシステムに関し、主として、二酸化炭素等の超臨界サイクルを形成する冷媒を用いたヒートポンプシステム関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の二酸化炭素冷媒使用の給湯を行うヒートポンプシステムは以下のようなものであった(例えば、特許文献1参照)。
従来のヒートポンプシステムにおいては、自然冷媒である二酸化炭素冷媒が用いられる冷媒回路と、給湯のための貯湯、給湯、風呂のお湯張り、追焚等を行なう給湯回路とを主要構成としている。
冷媒回路は、冷媒を圧縮する圧縮機、冷媒と貯湯や風呂の追焚用の水と熱交換させる放熱器、該放熱器からの冷媒を膨張させる膨張弁、該膨張弁からの冷媒を機外空気と熱交換させる蒸発器、放熱器からの冷媒と圧縮機に戻る冷媒とを熱交換させる内部熱交換器、蒸発器が着霜した際に圧縮機からの高温冷媒を当該蒸発器に循環させて除霜させる除霜用弁、回路を循環する冷媒の圧力が異常に高くなったときに冷媒を放出させて機器の破損等を防止する安全弁等を有している。
【0003】
なお、放熱器は、冷媒が循環する冷媒用伝熱管、貯湯用の水が循環する貯湯用伝熱管、追焚用の水(風呂の湯)が循環する追焚用伝熱管等により形成されている。給湯回路は、お湯を貯留する断熱構造の貯湯タンク、該貯湯タンクの底部から水を放熱器の貯湯用伝熱管を介して循環させる貯湯用ポンプ、貯湯用伝熱管で冷媒と熱交換する水量を調整する流量調整弁等を有している。また給湯回路は、貯湯タンクの頂部に設けられて当該貯湯タンクに貯留されている湯を水道水と混合させて所定温度にして取水させる給湯混合弁、ヒートポンプ給湯機が運転中は常時開弁していて、給湯を行うことにより貯湯タンクの水量が減少するとその分を水道水が貯湯タンクの底部に設けられた給水管から補給されるようにする給水弁、貯湯タンクの湯を排水する際に開弁する排水弁を有している。
【0004】
さらに、給湯回路には、カランやシャワー等の湯を利用する際の取水口をなす取水器に給湯を行うか否かを制御する給湯制御弁、風呂のお湯張りを行うか否かを制御する湯張制御弁、風呂の追焚を行う際に湯船の湯を追焚用伝熱管を介して循環させる追焚用ポンプ等を有している。
【0005】
次に、動作について説明する。例えば風呂場に設置されるコントローラや台所に設置されるコントローラにより運転指示が行われて貯湯、給湯、風呂のお湯張り、風呂の追焚動作する。通常、貯湯タンクは常に満水状態を維持するように設定されており、このため給水弁は開弁している。但し、メンテナンス等を行うために貯湯タンク内の水を排水するような場合には、当該給水弁を閉じ排水弁を開弁する。貯湯タンクへの給水は、給水弁を介して水道水が貯湯タンクの底部に設けられている給水管から当該貯湯タンク内の水を攪拌しないように静かに行われる。
【0006】
そして、貯湯用ポンプが運転されると共に流量調整弁の開弁度が調整され、圧縮機の運転が開始する。この際の圧縮機の回転数や開弁度は、後述するように外気温度や給水される水道水の温度等に基づき制御される。圧縮機の運転が開始すると、当該圧縮機で圧縮されて高温高圧になった冷媒は、放熱器の冷媒用伝熱管に供給される。この放熱器の貯湯用伝熱管には、貯湯タンクからの水が循環しており、また追焚を行う場合には風呂の湯が循環しているので、冷媒はこれらの水と熱交換して内部熱交換器に供給される。
【0007】
【特許文献】
特開2002−106963号公報(第3頁〜第6頁、図1)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、従来のヒートポンプシステムは、デフロスト運転に入ると、圧縮機からの冷媒は、除霜用弁を通って蒸発器に入り、アキュムレータを経て圧縮機に戻るため、放熱器に冷媒が流れなくなり、熱源として、放熱器で熱交換して熱を得る追焚きができなくなる。
また、二酸化炭素冷媒によるヒートポンプの場合、放熱器の熱交換器へ流入する流入水温が高くなると効率が低下するが、追焚きからの高い水温が熱交換器に流入するため効率が低下するという問題があった。
【0009】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、貯湯タンクを有するヒートポンプシステムの特性改善を目的とする。
即ち、低外気時のデフロスト運転率を低減でき、システムの加熱効率を向上するヒートポンプシステムを得ることを目的とする。
また、風呂の追焚きや床暖房などの暖房機の熱源が常に確保できるヒートポンプシステムを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るヒートポンプシステムは、冷媒を圧縮する圧縮機、圧縮機から吐出する冷媒と給湯用流体とを熱交換する放熱器、放熱器から流出した冷媒を減圧する膨張弁、第1の蒸発器を順次配管で接続した冷媒回路と、給湯用流体を貯める貯湯タンクの下部、第1の水流量調整手段、放熱器、貯湯タンクの上部を順次配管で接続した第1の水回路と、冷媒回路に設けた第2の蒸発器とを備え、第1の蒸発器は、冷媒回路を流れる冷媒と外気とが熱交換するものであり、第2の蒸発器は、冷媒と貯湯タンクから流出する、所定温度域の、温度が低下した温水とが熱交換するものである。
【0011】
また、この発明に係るヒートポンプシステムは、冷媒を圧縮する圧縮機、圧縮機から吐出する冷媒と給湯用流体とを熱交換する放熱器、放熱器から流出した冷媒を減圧する膨張弁、第1の蒸発器を順次配管で接続した冷媒回路と、貯湯タンクの下部、第1の水流量調整手段、放熱器、貯湯タンクの上部を順次配管で接続した第1の水回路と、貯湯タンクの上部、加熱器、貯湯タンクの中部を順次配管で接続した第2の水回路と、前記貯湯タンクの下部に給水する給水手段とを備え、
冷媒回路で圧縮機を動作させ、また、第1の水回路の第1の水流量調整手段により、貯湯タンクの下部から流出する低温の水が放熱器で冷媒からの熱を付与され、高温となり、貯湯タンクの上部に戻ることにより、貯湯タンクに温水を貯湯するとともに、貯湯タンクの上部から高温の温水が流出し、加熱器において、加熱源を必要とする機器の被加熱流体と熱交換して、貯湯タンクに戻るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。図1はこの発明のヒートポンプシステムの好適な例を示す冷媒回路図であり、1は圧縮機、2は放熱器、3は膨張弁、4は第1の蒸発器、5はファン、6は、例えば電磁弁及び流量調整弁の組合せから成る冷媒流量調整手段、8は第2の蒸発器であり、外気と熱交換する第1の蒸発器4と貯湯タンク9の温水と熱交換する第2の蒸発器8とが、冷媒流量調整手段6で分かれて、並列に接続される。
7は冷媒回路であり、圧縮機、放熱器、膨張弁、冷媒流量調整手段、第1の蒸発器、第2の蒸発器を配管で接続する。
【0013】
また、9は貯湯タンク、10は第1の水流量調整手段であり、例えば流量可変の第1のポンプ、11は貯湯タンク9上部と貯湯タンク9中間部を接続する第2の水回路、12は加熱器、13は第2の水流量調整手段であり、例えば流量可変の第2のポンプ、14は床暖房端末、15は第3のポンプ、16は貯湯タンク9の中間部とその下部を接続する第3の水回路、17は第3の水流量調整手段であり、例えば流量可変の第4のポンプ、18は貯湯タンク9の第3の水回路入口付近に、即ち、貯湯タンク9の中間部に設置された第1の温度検知手段、19は貯湯タンク9下部に設置された第2の温度検知手段、20は第2の蒸発器8の出口に設置され、第2の蒸発器8から流出する給湯用流体水温を検知する第3の温度検知手段、21は第1の温度検知手段18と、第2の温度検知手段19と、第3の温度検知手段20と接続し、冷媒流量調整手段6と第4のポンプ17を制御する制御手段である。
【0014】
次に動作について説明する。まず、貯湯タンク9の積層沸上げの動作について説明する。貯湯タンク9には低温水が充満しており、低温水を第1のポンプ10で貯湯タンク9下部から放熱器2へ導く。後述する動作により、放熱器2で所定温度に加熱された高温水は貯湯タンク9上部から流入し、上部から徐々に蓄熱される。
【0015】
次に冷凍サイクルの動作について説明する。圧縮機1から吐出した冷媒は、放熱器2で給湯用流体、例えば水、と熱交換し、冷媒は冷却され、水は加熱される。さらに冷媒は膨張弁3で減圧され、第1の蒸発器4でファン5によって送られる空気によって蒸発し、圧縮機1へと循環する冷凍サイクルを形成する。
【0016】
次に給湯の動作について説明する。例えば、水道水の水温が10℃、貯湯タンク9に蓄熱された水温が85℃、給湯で利用する水温が40℃とした場合、図示しない公知の給水手段により10℃の水が貯湯タンク9下部より給水され、貯湯タンク9上部から85℃の湯が排出される。さらに前記排出された85℃の湯と10℃の水を混合して40℃の湯として給湯される。
【0017】
ここで、給湯温度を40℃としたが、水温は利用者が任意に設定できるものであり、その設定に対して高温水と低温水の混合比を変化させて所望の湯として給湯可能である。これも図示しないが、公知の混合器により混合され、給湯される。
【0018】
次に床暖房の動作について説明する。第2のポンプ13により、貯湯タンク9上部より取り出した高温の湯は、加熱器12に流入し、床暖房用被加熱流体、例えば不凍液(ブライン)と熱交換し、冷却される。冷却された湯は貯湯タンク9中間部に戻り、循環する。また、床暖房回路では、第3のポンプ15により加熱器12で加熱された不凍液は、床暖房端末14へ流入し、放熱する。放熱により冷却された不凍液は加熱器12に戻り、加熱され循環を繰り返す。
【0019】
ここで、二酸化炭素のような超臨界運転をする冷媒を用いたヒートポンプシステムで、熱交換する相手である供給される水の水温が低温時と高温時の場合の冷媒状態について説明する。例えば、沸上げ温度85℃で放熱器2に供給される水が15℃のサイクル状態Xと、供給される水が50℃のサイクル状態Yを図2に示す。放熱器2に供給される水温が15℃の場合、放熱器2出口の冷媒温度は、水と熱交換するため、(15+α)℃となる。例えば、α=10℃とした場合、放熱器2出口の冷媒温度は25℃となり、サイクル状態X(A−B−C−D)となる。放熱器2に供給される水温が50℃の場合、放熱器出口の冷媒温度は60℃となり、サイクル状態Y(A−B−C’−D’)となる。サイクル状態Yではサイクル状態Xと比較して加熱能力が低下するため、COP(成績係数)が低下する。従って、放熱器2に供給される水温が上昇するとCOP(成績係数)が低下する。
【0020】
次に、貯湯タンク9内の水温状態について図3で説明する。図3は、横軸は貯湯タンク9内の温度、縦軸は貯湯タンク9の高さ方向の位置を示している。例えば沸上げ温度を85℃とすると、前記、積層沸上げの動作に示したとおり沸上げが進み、沸上げが完了した時点では、貯湯タンク9内は85℃の高温水になっている(a)。この状態から給湯が利用された場合、水道水の水温が10℃とすると、貯湯タンク9内の水温状態は、貯湯タンク9下部が10℃、貯湯タンク9上部は85℃の湯となり、低温水と高温水の境界部(混合層)をはさんで、2温度に成層化される(b)。
【0021】
その後、床暖房が利用された場合、一般的に床暖房の定常運転時には、床暖房端末14に送水される不凍液の温度は45〜50℃で、床暖房端末14で放熱して放熱器12に戻ってくる不凍液の温度は送水温度に対して2〜5℃程度低下して戻ってくる。また、貯湯タンク9上部から供給された高温水は、放熱器12で冷却されるが、床暖房端末14から戻る不凍液の温度が40℃程度となるため、それ以下の水温まで冷却されない。つまり、貯湯タンク9に戻る水温は40℃以上となる。
【0022】
床暖房運転により、貯湯タンク9には40℃程度の湯が中間部に貯蓄されてゆき、貯湯タンク9内の水温状態は概ね貯湯タンク9下部が10℃、貯湯タンク9中間部が40℃、貯湯タンク9上部が85℃と3温度に成層化される(c)。
【0023】
ここで貯湯タンク9内の残湯量(利用可能な湯の量)が少なくなると、あるいは所定の時間、例えば深夜時間帯になるとヒートポンプ運転による沸上げが開始される。沸上げ開始時は貯湯タンク9下部の10℃の低温水がヒートポンプに供給され、通常の沸上げが行われる。
【0024】
しばらくすると、貯湯タンク9中間部にあった40℃程度の中温水が貯湯タンク9下部に移動し、ヒートポンプに供給されることとなる。そこで、下部の第1の温度知手段18が所定温度域、例えば40〜60℃を検知した場合、制御手段21は第4のポンプ17を動作させ、第3の水回路17の貯湯タンク9中間部の配管接続位置から所定温度域の湯を第2の蒸発器8へ導き、第2の蒸発器8で冷却された水を貯湯タンク9下方の配管接続位置へと循環させる。このようにして、貯湯タンク9の下部の水の温度が上がることを未然に防止し、放熱器2には、温度の低い水が流れるようにして熱交換の効率を上げる。
【0025】
同時に、制御手段21は冷媒流量調整手段6を動作させ、膨張弁3を通過した冷媒を第1の蒸発器4と第2の蒸発器8へ冷媒を分配し、あるいは冷媒流量調整手段6を切り換え、第2の蒸発器8に冷媒を導き、冷媒は前記中温水から熱を奪って蒸発する。
この際、制御手段21は、第2の温度検知手段19の情報と第3の温度検知手段20の情報を比較して、例えば、それぞれの温度が等しくなるように、冷媒流量調整手段6あるいは第4のポンプ17を制御する。
【0026】
このように、給湯として利用できない温度域の温水を蒸発器の冷媒を加熱する熱源として利用することで、外気と熱交換する第1の蒸発器4の運転率を低減できる。つまり、低外気温時に着霜が発生することによる、デフロスト運転を低減でき、システムの加熱効率が向上する。また、このように給湯と暖房を組合せたシステムでは、特に冬季においてシステム運転率が高くなり、デフロスト運転の発生頻度も高くなるため、効果はより大きくなる。
【0027】
また、この発明の別の好適なヒートポンプシステムの冷媒回路図を図4に示す。図4の冷媒回路図は、図1において、冷媒流量調整手段6を削除し、第2の蒸発器8を第1の蒸発器4の上流で、第1の蒸発器4と直列に接続したものであり、その他は実施の形態1と同じである。
図4において、図1と同一または相当部分には同じ符号を付し、説明を省略する。以下に制御手段による動作を説明するが、その他の基本的な動作は図1と同様のため説明を省略する。
下部の第1の温度検知手段18が所定温度域、例えば40〜60℃を検知した場合、前記図1の説明で記載と同様に、制御手段21は第4のポンプ17を動作させ、第3の水配管16の貯湯タンク9中間部の配管接続位置から所定温度域の湯を第2の蒸発器8へ導き、第2の蒸発器8で冷却された水を貯湯タンク9下部の配管接続位置へと循環させる。
この際、制御手段21は、第2の温度検知手段19の情報と第3の温度検知手段20の情報を比較して、例えば、それぞれの温度が等しくなるように、第4のポンプ17を制御する。
【0028】
図1、図4に示すヒートポンプシステムにおいては、第2の蒸発器へ流入する所定温度域の、温度が低下した温水は、貯湯タンクの中間部から出て、第3の水回路を通り、第2の蒸発器で熱交換後、貯湯タンクの下部に戻るので、低外気温時のデフロスト運転率を低減でき、ヒートポンプシステムの加熱効率を向上できる。
【0029】
また、図1、図4に示すヒートポンプシステムにおいては、貯湯タンクの中間部に第1の温度検知手段を設け、第1の温度検知手段が所定温度域の温度を検知すると、制御手段が第3の水回路により所定温度域の、温度が低下した温水を第2の蒸発器に流すので、熱交換における効率の高いヒートポンプシステムがえられる。
【0030】
また、この発明のさらに別の好適なヒートポンプシステムの冷媒回路図を図5に示す。図5において、22は貯湯タンク9上部と下部を接続する第4の水回路、23は第3の水流量調整手段であり、例えば流量可変の第5のポンプ、24は加熱器12から流出する給湯用流体の水温を検知する第4の温度検知手段である。即ち、図1において、第2の水回路11と第3の水回路16を削除して、加熱器12を通る第4の水回路22を設けたものである。その他は図1と同じである。
なお、図1と同一または相当部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
【0031】
次に動作について説明する。沸上げと給湯利用時の動作については、図1と同様のため省略する。
床暖房利用時は、制御手段21は第5のポンプ23を動作させ、第4の水回路22の貯湯タンク9上部より高温の湯を取出し、加熱器12に流入させ、床暖房の被加熱流体、例えばブラインと熱交換させ、温度の下がった所定温度域、即ち、中温水の湯を第2の蒸発器8へ導き、第2の蒸発器8で冷却された水を貯湯タンク9下部の配管接続位置へと循環させる。同時に制御手段21はヒートポンプを運転し、冷媒流量調整手段6を動作させ、膨張弁3を通過した冷媒を第1の蒸発器4と第2の蒸発器8へ冷媒を分配し、あるいは冷媒流量調整手段6を切り換え、第2の蒸発器8に冷媒を導き、冷媒は前記中温水から熱を奪って蒸発する。
この際、制御手段21は、第2の温度検知手段19の情報と第3の温度検知手段20の情報を比較して、例えば、それぞれの温度が等しくなるように、冷媒流量調整手段6あるいは第5のポンプ23を制御する。
【0032】
また、この発明のさらに別の好適なヒートポンプシステムの冷媒回路図を図6に示す。図6は、図5において、冷媒流量調整手段6を削除し、第2の蒸発器8を第1の蒸発器6の上流で、第1の蒸発器6と直列に接続したものである。その他は、図5のものと同じである。そこで、前記の図と同一または相当部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
【0033】
以下に、制御手段21による動作を説明するが、その他の基本的な動作は図5と同様のため説明を省略する。
床暖房が動作した場合、制御手段21は第5のポンプ23を動作させ、第4の水回路22の貯湯タンク9上部の配管接続位置から高温の湯を取出し、加熱器12に流入させ、床暖房の被加熱流体、例えばブラインと熱交換させ、温度の下がった所定温度域、即ち、中温水の湯を第2の蒸発器8へ導き、第2の蒸発器8で冷却された水を貯湯タンク9下部の配管接続位置へと循環させる。
この際、制御手段21は、第2の温度検知手段19の情報と第3の温度検知手段20の情報を比較して、例えば、それぞれの温度が等しくなるように、第5のポンプ23を制御する。
【0034】
図5、図6のヒートポンプシステムにおいては、貯湯タンクの上部から出た高温の温水が、加熱源を必要とする機器に熱を付与する加熱器を経て、所定温度域の、温度が低下した温水となり第2の蒸発器へ流入し、貯湯タンクの下部に戻るので、加熱源を必要とする機器に熱を付与して暖房でき、かつ、低外気温時のデフロスト運転率を低減でき、ヒートポンプシステムの加熱効率を向上できる。
【0035】
なお、前記の各実施の形態では、加熱源を必要とする機器による暖房として、床暖房を取り上げたが、本発明は床暖房に限定されるものではなく、例えば、パネルヒータ、ファンコイル、浴室乾燥機、風呂追焚きなど、加熱源を必要とする機器に対して広く利用することができることを言及しておく。
また、水流量調整手段も流量可変のポンプとしているが、流量が調整可能であれば良く、流量一定のポンプと流量調整弁を組み合わせたようなものでもよい。
特に、図5や図6のヒートポンプシステムでは、床暖房運転時はヒートポンプ運転が同時に行われ、第1のポンプ10が動作するため、第5のポンプ23は必ずしも必要ではなく、流量調整弁だけでもよい。
また、冷媒は、二酸化炭素等の超臨界サイクルを形成する冷媒以外でも、例えば、HFC系冷媒、HC系冷媒、水、空気、NH3などの自然冷媒いずれを用いた場合にも同様の効果を得ることができる。
【0036】
本実施の形態のヒートポンプシステムにおいては、第1の蒸発器4と第2の蒸発器8は、両蒸発器への冷媒流量を調整する冷媒流量調整手段6の下流で、並列に接続されているか、または、第2の蒸発器8を上流とし、第1の蒸発器4を下流とし、両蒸発器は直列に接続されるので、必要に応じて、第2の蒸発器8の負荷を大きくでき、冷媒回路のデフロスト運転率を低減できる。
【0037】
また、本実施の形態のヒートポンプシステムにおいては、貯湯タンク9の上部から高温の温水として流出し、加熱源を必要とする機器に熱を付与する加熱器12を経て、中温の温水となり、貯湯タンク9の中間部に戻る第2の水回路11を有するので、冷媒回路でデフロストを行っても、加熱源を必要とする機器に熱を付与することができる。
【0038】
また、本実施の形態のヒートポンプシステムにおいては、冷媒に二酸化炭素等の超臨界サイクルを形成する冷媒を用い、この冷媒と熱交換する給湯用流体を放熱器2に低い温度で流入するようにしているので、効率の低下のないヒートポンプシステムが得られる。
【0039】
【発明の効果】
以上のように、この発明のヒートポンプシステムは、冷媒を圧縮する圧縮機、圧縮機から吐出する冷媒と給湯用流体とを熱交換する放熱器、放熱器から流出した冷媒を減圧する膨張弁、第1の蒸発器を順次配管で接続した冷媒回路と、給湯用流体を貯める貯湯タンクの下部、第1の水流量調整手段、放熱器、貯湯タンクの上部を順次配管で接続した第1の水回路と、冷媒回路に設けた第2の蒸発器とを備え、第1の蒸発器は、冷媒回路を流れる冷媒と外気とが熱交換するものであり、第2の蒸発器は、冷媒と貯湯タンクから流出する、所定温度域の、温度が低下した温水とが熱交換するので、外気とが熱交換する第1の蒸発器の負荷を低減でき、低外気時のデフロスト運転率を低減し、システムの加熱効率を向上することができる。
【0040】
さらに、この発明のヒートポンプシステムは、冷媒を圧縮する圧縮機、圧縮機から吐出する冷媒と給湯用流体とを熱交換する放熱器、放熱器から流出した冷媒を減圧する膨張弁、第1の蒸発器を順次配管で接続した冷媒回路と、貯湯タンクの下部、第1の水流量調整手段、放熱器、貯湯タンクの上部を順次配管で接続した第1の水回路と、貯湯タンクの上部、加熱器、貯湯タンクの中部を順次配管で接続した第2の水回路と、前記貯湯タンクの下部に給水する給水手段とを備え、冷媒回路で圧縮機を動作させ、また、第1の水回路の第1の水流量調整手段により、貯湯タンクの下部から流出する低温の水が放熱器で冷媒からの熱を付与され、高温となり、貯湯タンクの上部に戻ることにより、貯湯タンクに温水を貯湯するとともに、貯湯タンクの上部から高温の温水が流出し、加熱器において、加熱源を必要とする機器の被加熱流体と熱交換して、貯湯タンクに戻るので、加熱源を必要とする機器で暖房するとき、万一冷媒回路の第1の蒸発器でデフロストしても、加熱器での加熱は可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態によるヒートポンプシステムを示す冷媒回路図である。
【図2】この発明の実施の形態によるヒートポンプシステムの運転状態を示す図である。
【図3】貯湯タンク内の水温変化を示す図である。
【図4】この発明の実施の形態によるヒートポンプシステムを示す別の冷媒回路図である。
【図5】この発明の実施の形態によるヒートポンプシステムを示す更に別の冷媒回路図である。
【図6】この発明の実施の形態によるヒートポンプシステムを示す更に別の冷媒回路図である。
【符号の説明】
1 圧縮機、 2 放熱器、 3 膨張弁、 4 第1の蒸発器、6 冷媒流量調整手段、 7 冷媒配管、8 第2の蒸発器、9 貯湯タンク、 10 第1の水流量調整手段、11 第2の水回路、12 加熱器、16 第3の水回路、19 第2の温度検知手段、25 第1の水回路。
Claims (8)
- 冷媒を圧縮する圧縮機、前記圧縮機から吐出する冷媒と給湯用流体とを熱交換する放熱器、前記放熱器から流出した冷媒を減圧する膨張弁、第1の蒸発器を順次配管で接続した冷媒回路と、
給湯用流体を貯める貯湯タンクの下部、第1の水流量調整手段、前記放熱器、前記貯湯タンクの上部を順次配管で接続した第1の水回路と、
前記冷媒回路に設けた第2の蒸発器とを備え、
前記第1の蒸発器は、前記冷媒回路を流れる冷媒と外気とが熱交換するものであり、前記第2の蒸発器は、前記冷媒と前記貯湯タンクから流出する、所定温度域の、温度が低下した温水とが熱交換するものであることを特徴とするヒートポンプシステム。 - 前記第1の蒸発器と前記第2の蒸発器は、前記両蒸発器への冷媒流量を調整する冷媒流量調整手段の下流で、並列に接続されているか、または、第2の蒸発器を上流とし、第1の蒸発器を下流とし、前記両蒸発器は直列に接続されることを特徴とする請求項1記載のヒートポンプシステム。
- 前記第2の蒸発器へ流入する前記所定温度域の、温度が低下した温水は、前記貯湯タンクの中間部から出て、第3の水回路を通り、前記第2の蒸発器で熱交換後、前記貯湯タンクの下部に戻ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のヒートポンプシステム。
- 前記貯湯タンクの中間部に第1の温度検知手段を設け、前記第1の温度検知手段が前記所定温度域の温度を検知すると、制御手段が前記第3の水回路により前記所定温度域の、温度が低下した温水を前記第2の蒸発器に流すことを特徴とする請求項3に記載のヒートポンプシステム。
- 前記貯湯タンクの上部から高温の温水として流出し、加熱源を必要とする機器に熱を付与する加熱器を経て、中温の温水となり、前記貯湯タンクの中間部に戻る第2の水回路を有することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のヒートポンプシステム。
- 前記第2の蒸発器へ流入する前記所定温度域の、温度が低下した温水は、前記貯湯タンクの上部から出た高温の温水が、加熱源を必要とする機器に熱を付与する加熱器を経て、所定温度域の、温度が低下した温水となり前記第2の蒸発器へ流入し、前記貯湯タンクの下部に戻ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のヒートポンプシステム。
- 冷媒を圧縮する圧縮機、前記圧縮機から吐出する冷媒と給湯用流体とを熱交換する放熱器、前記放熱器から流出した冷媒を減圧する膨張弁、第1の蒸発器を順次配管で接続した冷媒回路と、
貯湯タンクの下部、第1の水流量調整手段、前記放熱器、前記貯湯タンクの上部を順次配管で接続した第1の水回路と、
前記貯湯タンクの上部、加熱器、前記貯湯タンクの中部を順次配管で接続した第2の水回路と、
前記貯湯タンクの下部に給水する給水手段とを備え、
前記冷媒回路で前記圧縮機を動作させ、また、前記第1の水回路の第1の水流量調整手段により、前記貯湯タンクの下部から流出する低温の水が前記放熱器で冷媒からの熱を付与され、高温となり、前記貯湯タンクの上部に戻ることにより、前記貯湯タンクに温水を貯湯するとともに、前記貯湯タンクの上部から高温の温水が流出し、前記加熱器において、加熱源を必要とする機器の被加熱流体と熱交換して、前記貯湯タンクに戻ることを特徴とするヒートポンプシステム。 - 前記冷媒に二酸化炭素等の超臨界サイクルを形成する冷媒を用いることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のヒートポンプシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002267713A JP4178446B2 (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | ヒートポンプシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002267713A JP4178446B2 (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | ヒートポンプシステム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004108597A true JP2004108597A (ja) | 2004-04-08 |
JP2004108597A5 JP2004108597A5 (ja) | 2005-08-04 |
JP4178446B2 JP4178446B2 (ja) | 2008-11-12 |
Family
ID=32266139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002267713A Expired - Lifetime JP4178446B2 (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | ヒートポンプシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4178446B2 (ja) |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100556200B1 (ko) | 2005-11-29 | 2006-03-03 | (주)유일멀티하이테크 | 공냉 및 수냉을 겸용하는 히트펌프식 온수공급장치 |
WO2006114983A1 (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 冷凍サイクル装置 |
KR100695974B1 (ko) * | 2006-08-10 | 2007-03-16 | 주식회사 스코넷 | 히트펌프식 난방장치 |
WO2008018698A1 (en) * | 2006-08-10 | 2008-02-14 | Sconet Co., Ltd. | Heat pump-type heating apparatus |
JP2008032346A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Sanden Corp | 給湯装置 |
WO2008023889A1 (en) * | 2006-08-21 | 2008-02-28 | Sconet Co., Ltd. | Heat pump-type heating apparatus of both air cooling and water cooling |
WO2008053959A1 (fr) * | 2006-11-02 | 2008-05-08 | Yasuo Uchikawa | Dispositif de pompe à chaleur surcritique |
JP2008151450A (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Osaka Gas Co Ltd | 蓄熱式給湯装置 |
KR100859245B1 (ko) | 2006-06-01 | 2008-09-18 | 히타치 어플라이언스 가부시키가이샤 | 히트 펌프 급탕 마루 난방 장치 |
JP2008249248A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Sharp Corp | ヒートポンプ式給湯システム |
KR100924486B1 (ko) | 2006-11-02 | 2009-11-03 | 야스오 우치카와 | 초임계형 히트 펌프 장치 |
WO2009148011A1 (ja) | 2008-06-06 | 2009-12-10 | ダイキン工業株式会社 | 温水システム |
WO2010038569A1 (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-08 | ダイキン工業株式会社 | 熱交換器および温水システム |
JP4779052B1 (ja) * | 2010-09-16 | 2011-09-21 | 三上 征宏 | 冷房給湯装置 |
JP2011242090A (ja) * | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Denso Corp | ヒートポンプサイクル装置 |
JP2014020651A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Osaka Gas Co Ltd | 燃料電池コージェネレーションシステム |
EP3290827A1 (en) * | 2016-08-31 | 2018-03-07 | Vaillant GmbH | Defrosting without reversing refrigerant cycle |
CN113942370A (zh) * | 2021-11-23 | 2022-01-18 | 应雪汽车科技(常熟)有限公司 | 一种汽车空调系统及其工作方法 |
-
2002
- 2002-09-13 JP JP2002267713A patent/JP4178446B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006114983A1 (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 冷凍サイクル装置 |
KR100556200B1 (ko) | 2005-11-29 | 2006-03-03 | (주)유일멀티하이테크 | 공냉 및 수냉을 겸용하는 히트펌프식 온수공급장치 |
KR100859245B1 (ko) | 2006-06-01 | 2008-09-18 | 히타치 어플라이언스 가부시키가이샤 | 히트 펌프 급탕 마루 난방 장치 |
JP2008032346A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Sanden Corp | 給湯装置 |
KR100695974B1 (ko) * | 2006-08-10 | 2007-03-16 | 주식회사 스코넷 | 히트펌프식 난방장치 |
WO2008018698A1 (en) * | 2006-08-10 | 2008-02-14 | Sconet Co., Ltd. | Heat pump-type heating apparatus |
WO2008023889A1 (en) * | 2006-08-21 | 2008-02-28 | Sconet Co., Ltd. | Heat pump-type heating apparatus of both air cooling and water cooling |
KR100924486B1 (ko) | 2006-11-02 | 2009-11-03 | 야스오 우치카와 | 초임계형 히트 펌프 장치 |
WO2008053959A1 (fr) * | 2006-11-02 | 2008-05-08 | Yasuo Uchikawa | Dispositif de pompe à chaleur surcritique |
JP2008151450A (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Osaka Gas Co Ltd | 蓄熱式給湯装置 |
JP2008249248A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Sharp Corp | ヒートポンプ式給湯システム |
WO2009148011A1 (ja) | 2008-06-06 | 2009-12-10 | ダイキン工業株式会社 | 温水システム |
WO2010038569A1 (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-08 | ダイキン工業株式会社 | 熱交換器および温水システム |
JP2010091131A (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-22 | Daikin Ind Ltd | 熱交換器および温水システム |
JP2011242090A (ja) * | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Denso Corp | ヒートポンプサイクル装置 |
JP4779052B1 (ja) * | 2010-09-16 | 2011-09-21 | 三上 征宏 | 冷房給湯装置 |
JP2014020651A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Osaka Gas Co Ltd | 燃料電池コージェネレーションシステム |
EP3290827A1 (en) * | 2016-08-31 | 2018-03-07 | Vaillant GmbH | Defrosting without reversing refrigerant cycle |
CN107796141A (zh) * | 2016-08-31 | 2018-03-13 | 威能有限公司 | 能够不反转制冷剂循环以进行除霜操作的热泵设备 |
CN113942370A (zh) * | 2021-11-23 | 2022-01-18 | 应雪汽车科技(常熟)有限公司 | 一种汽车空调系统及其工作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4178446B2 (ja) | 2008-11-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4178446B2 (ja) | ヒートポンプシステム | |
KR100859245B1 (ko) | 히트 펌프 급탕 마루 난방 장치 | |
EP2275757B1 (en) | Air-conditioning and hot water complex system | |
KR100640137B1 (ko) | 히트 펌프식 급탕 난방 장치 | |
AU2014399713A1 (en) | Heating and hot water supply system | |
EP3933294B1 (en) | Hot water supply device | |
JP5264936B2 (ja) | 空調給湯複合システム | |
JP5958411B2 (ja) | ヒートポンプシステム及びその制御装置 | |
JP4818780B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP4231863B2 (ja) | ヒートポンプ給湯浴室暖房乾燥装置 | |
JP2009133543A (ja) | 冷凍装置 | |
JP4726573B2 (ja) | ヒートポンプ給湯床暖房装置 | |
JP2004044948A (ja) | 空気調和機 | |
JP2001263800A (ja) | ヒートポンプ式給湯装置 | |
JP3564687B2 (ja) | 温水供給装置 | |
JP2010054145A (ja) | ヒートポンプ給湯機 | |
JP2004205116A (ja) | 冷温水発生装置およびその制御方法 | |
JP2009133541A (ja) | ヒートポンプシステム | |
JP7149763B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP3904007B2 (ja) | ヒートポンプ給湯装置 | |
JP5094217B2 (ja) | ヒートポンプ給湯装置 | |
JP5741256B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP2002054845A (ja) | ヒートポンプ給湯装置 | |
JPH0968364A (ja) | 給湯・空調システム | |
JP2023168782A (ja) | 貯湯式給湯機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050113 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071218 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080128 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080805 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080813 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4178446 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130905 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |