JP2003164033A - 配線収納用ガイド部材 - Google Patents
配線収納用ガイド部材Info
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Abstract
面側への入れ込み作業を容易にするとともに、ハーネス
の損傷及びコネクタの振動による異音発生を防止できる
ようにする。 【解決手段】 ヘッドライニング3の上面に固着されヘ
ッドライニング3の取付孔3aから離れる方向に延びる
溝部21が形成されたガイド本体20と、上記溝部21
にスライド移動可能に係合するとともにハーネス(車体
側配線)2aが固定される可撓性のスライド部材30と
をそなえ、上記スライド部材30を上記取付孔3aから
上記ヘッドライニング3の下面側に引き出した状態で上
記車体側配線2aとハーネス(サンバイザ側配線)2b
とを接続した後、上記スライド部材30を上記ヘッドラ
イニング3の上面側ヘスライド移動させて収納する。
Description
ニングに形成された取付孔に取り付けられるサンバイザ
に設けられたサンバイザ側配線とヘッドライニングの上
面側に設けられた車体側配線とをヘッドライニングの下
面側で接続した後、接続した部位を取付孔を介してヘッ
ドライニングの上面側に案内して収納する、配線収納用
ガイド部材に関する。
員に対向する側に照明ランプ付きの化粧鏡(バニティミ
ラー)が装備されたサンバイザが知られている。このよ
うな従来のサンバイザの取付構造について、図10を用
いて簡単に説明すると、4はサンバイザ,3はヘッドラ
イニング,8はボディブラケットである。
ミラー(図示省略)が装備されたバイザ本体4a,アー
ム5,ベース部材6,ハーネス2bとから構成されてい
る。アーム5は、略直角に屈曲した形状に形成されてい
るとともに内部が空洞状に形成されている。また、アー
ム5の一端がバイザ本体4aに接続されてアーム5を中
心にバイザ本体4aを車両前後方向に回動可能にしてお
り、他端はベース部材6底面に回動可能に取り付けられ
ている。
ライニング3に取り付けるためのボルト用孔6a,6b
が形成されている。また、ベース部材6の中央にはアー
ム5の空洞に繋がる孔部6cが形成されている。ハーネ
ス2bは、バイザ本体4aに装備された照明ランプ付き
バニティミラーの照明ランプ用の給電配線であり、ハー
ネス2bの一端は照明ランプに接続されているととも
に、他端はアーム5内部及びベース部材6中央の孔部6
cを介してベース部材6の上方に出されており、先端に
はコネクタ1bが装着されている。
着されるものであり、サンバイザ4の取り付け用の孔
(取付孔)3aが形成されている。また、ハーネス2a
は、その一端がエンジンルーム内のバッテリ(図示省
略)に接続され、他端にコネクタ1aが取り付けられた
状態でエンジンルームからピラートリム(図示省略)内
部を通って、ヘッドライニング3の上面に取り付けられ
ている。
なえられたルーフレール(図示省略)に溶接される溶接
部8cと、サンバイザ4のベース部材6に形成されたボ
ルト用孔6a,6bに対応する位置に溶接されたナット
8a,8bと、ボディブラケット8の中央部に形成され
た孔部8dとを有して形成されている。従来のサンバイ
ザの取付構造は、上述のように構成されているので、サ
ンバイザ4をヘッドライニング3に取り付ける場合、ハ
ーネス2aをヘッドライニング3の取付孔からヘッドラ
イニング3の下方に出してコネクタ1a,1bを接続
し、接続されたコネクタ1をヘッドライニング3の取付
孔3aからヘッドライニング3の上方へ押し込む。
バイザ4のベース部材6のボルト用孔6a,6bを介し
て、ボディブラケット8のナット8a,8bにそれぞれ
螺合させる。従来のサンバイザの取付構造では、上記の
ような取付手順により、サンバイザ4をヘッドライニン
グ3に取り付けるようになっている。
な従来のサンバイザの取付構造では、ヘッドライニング
3に形成された取付孔3aが小さく、また、通常サンバ
イザ4のヘッドライニング3への取付作業は、作業者が
車室内で上を向いて行なうため、コネクタ1及びハーネ
ス2a,2bのヘッドライニング3の上面側への入れ込
み作業が困難である。
ザ4をボルト7a,7bによりヘッドライニング3に取
り付ける場合、ハーネス2aがヘッドライニング3の上
面とボディブラケット8の底面との間に挟まってしま
い、ハーネス2aが損傷してしまうおそれがある。ま
た、図12に示すように、ハーネス2aがボディブラケ
ット8やボディブラケット8のナット8a又は8bに当
接してハーネス2aが損傷してしまうおそれもある。
2aにだけでなく、ハーネス2bにも考えられる。ま
た、コネクタ1をヘッドライニング3の取付孔3aから
ヘッドライニング3上に押し込んで入れた後コネクタ1
を固定していないため、走行中にコネクタ1が振動して
ヘッドライニング3等に当たることにより異音(カタカ
タ音)が発生するおそれがある。
たもので、コネクタ及びハーネスのヘッドライニング上
面側への入れ込み作業を容易にするとともに、ハーネス
の損傷及びコネクタの振動による異音発生を防止できる
ようにした、配線収納用ガイド部材を提供することを目
的とする。
載の本発明の配線収納用ガイド部材は、ヘッドライニン
グに形成された取付孔に取り付けられるサンバイザに設
けられたサンバイザ側配線と上記ヘッドライニングの上
面側に設けられた車体側配線とを上記ヘッドライニング
の下面側で接続した後、上記接続した部位を上記取付孔
を介して上記ヘッドライニングの上面側に案内して収納
する配線収納用ガイド部材において、上記ヘッドライニ
ングの上面に固着されて上記取付孔から離れる方向に延
びる溝部が形成されたガイド本体と、上記溝部にスライ
ド移動可能に係合するとともに上記車体側配線が固定さ
れる可撓性のスライド部材とを有し、上記スライド部材
を上記取付孔から上記ヘッドライニングの下面側に引き
出した状態で上記車体側配線と上記サンバイザ側配線と
を接続した後、上記スライド部材を上記ヘッドライニン
グの上面側ヘスライド移動させて収納することを特徴と
する。
イド部材がヘッドライニングの上面に固着されたガイド
本体に対してスライド移動可能に構成されているので、
作業者がスライド部材を取付孔からヘッドライニングの
下面側に引き出すことにより、車体側配線をヘッドライ
ニングの下面側に引き出すことができる。また、作業者
がスライド部材をヘッドライニングの上面側ヘスライド
移動させることにより、接続された車体側配線とサンバ
イザ側配線とをヘッドライニングの上面側に収納するこ
とができる。
向にスライド移動するよう構成されているので、接続さ
れた車体側配線とサンバイザ側配線とを取付孔から離れ
る方向に移動させて収納することができる。また、請求
項2記載の本発明の配線収納用ガイド部材は、請求項1
記載の構成において、上記車体側配線は、端部に上記サ
ンバイザ側配線と接続されるコネクタが設けられ、上記
コネクタには、上記スライド部材に係止する係止部が設
けられていることを特徴とする。
止するので、コネクタを、スライド部材とガイド本体と
を介してヘッドライニングに固定することができる。ま
た、請求項3記載の本発明の配線収納用ガイド部材は、
請求項1又は2記載の構成において、上記ガイド本体
は、上記溝部と平行に設けられた長孔部とを有し、上記
スライド部材は、上記長孔部に遊嵌される凸部が設けら
れていることを特徴とする。
ることにより、凸部が長孔部の縁部に当接してスライド
部材のスライド範囲が規制される。また、請求項4記載
の本発明の配線収納用ガイド部材は、請求項1〜3の何
れかの項に記載の構成において、上記ガイド本体は、上
記取付孔の縁部に係止する位置決め部が設けられている
ことを特徴とする。
係止することにより、ガイド本体が取付孔から所定距離
離れた位置でヘッドライニングの上面に固着される。
の実施形態について説明する。図1〜図7は本実施形態
の配線収納用ガイド部材を適用したサンバイザの取付構
造を示すもので、図1はその模式的な分解斜視図、図2
はその側面図、図3はコネクタとスライド部材との係合
関係を説明する図、図4はその配線収納用ガイド部材の
スライド部材を示す上面図、図5はコネクタをヘッドラ
イニング上に収納した場合の上面図、図6は図5におけ
るA−A断面図、図7は図5におけるB−B断面図であ
る。なお、図1〜図7において、前述した従来例のサン
バイザの取付構造と同一の部位等については同一の符号
を用いて示している。
3はヘッドライニング,10は配線収納用ガイド部材
(以下、単にガイド部材という),8はボディブラケッ
トである。サンバイザ4は、バイザ本体4a,アーム
5,ベース部材6,ハーネス2bから構成される。ま
た、バイザ本体4aには、照明ランプ付きの化粧鏡(以
下、バニティミラーという)(図示省略)が装備されて
いる。
されているとともに内部が空洞状に形成されている。ま
た、アーム5の一端がバイザ本体4aに接続されてアー
ム5を中心にバイザ本体4aを車両前後方向に回動可能
にしており、他端はベース部材6底面に回動可能に取り
付けられている。ベース部材6には、サンバイザ4をヘ
ッドライニング3に取り付けるためのボルト用孔6a,
6bが形成されている。また、ベース部材6の中央には
アーム5の空洞に繋がる孔部6cが形成されている。
イザ本体4aに装備された照明ランプ付きバニティミラ
ーの照明ランプ用の給電配線であり、ハーネス2bの一
端は照明ランプに接続されているとともに、他端はアー
ム5内部及びベース部材6中央の孔部6cを介してベー
ス部材6の上方に出されており、先端にはコネクタ1b
が装着されている。
着されるものであり、サンバイザ4の取り付け用の孔部
(取付孔)3aが形成されている。また、ハーネス2a
(車体側配線)は、その一端がエンジンルーム内のバッ
テリ(図示省略)に接続され、他端にコネクタ1aが取
り付けられた状態でエンジンルームからピラートリム
(図示省略)内部を通って、ヘッドライニング3の上面
に取り付けられている。
は、後述するガイド部材10のスライド部材30の前端
部に係止する係止部9が形成されている。これにより、
コネクタ1aがスライド部材30の前端部に固定される
ようになっている。図1に示すボディブラケット8は、
車室の天井部に車幅方向に延びたルーフレール(図示省
略)に溶接される溶接部8cと、ボディブラケット8の
中央部に形成された孔部8dと、サンバイザ4のベース
部材6に形成されたボルト用孔6a,6bに対応した位
置に形成されたナット8a,8bとから構成されてい
る。
イド部材30から構成されている。ガイド本体20は、
プラスチック等の可撓性の材料で形成され、断面凹状の
形状をしている。また、ガイド本体20には、溝部2
1,長孔部22,固着部23,位置決め部24(図2参
照)が形成されている。溝部21は、ガイド本体20両
側部の内側に、取付孔3aから離れる方向に延びるよ
う、前後方向に亘って形成されており、ガイド本体20
の底面から所定の高さにガイド本体20の底面と略平行
して形成されている。これにより、後述するスライド部
材30の取付孔3aから離れる方向へのスライド移動を
可能にするとともに、スライド部材30の左右方向及び
上下方向への動きを規制するようになっている。
溝部21と平行に形成されており、ガイド本体20の底
面から所定の高さにガイド本体20の底面と平行して形
成されている。なお、本実施形態では、溝部21と長孔
部22とがガイド本体20の底面から同じ高さに形成さ
れている。
方側にガイド本体20の幅方向外側へ向かって形成され
ている。これにより、接着剤を介してガイド本体20の
固着部23の底面とヘッドライニング3上面とを接着し
てガイド本体20をヘッドライニング3上に固着するよ
うになっている。
イド本体20の前方にヘッドライニング3の取付孔3a
の縁部に係合するように形成されている。これにより、
ガイド本体20をヘッドライニング3の取付孔3aから
所定距離離れた位置に固着することができるようになっ
ている。図4に示すように、スライド部材30は、略長
方形の形状をしており、プラスチック等の可撓性の材料
により板状に形成されている。また、スライド部材30
には、切り欠き部31,突片32,凸部33が形成され
ている。
側部に形成された切り欠き部31a,31bから構成さ
れている。図1に示すように、切り欠き部31a,31
bの底辺には接着テープ等の固定部材40がスライド部
材30の幅方向に巻かれて、ハーネス2aをスライド部
材30に固定するようになっている。突片32は、スラ
イド部材30の前方に形成されており、コネクタ1aの
係止部9に係止されるようになっている。
長辺側にスライド部材30の幅方向外側へ向かってそれ
ぞれ形成された突片33a,33bから構成されてい
る。また、凸部33(即ち、突片33a,33b)は、
ガイド本体20の長孔部22に遊嵌されるようになって
いる。これにより、スライド部材30を取付孔3aから
ヘッドライニング3の下面側に引き出した場合、凸部3
3が、ガイド本体20の長孔部22の前方側縁部にそれ
ぞれ当接してスライド部材30が係止され、スライド部
材30の動きが規制されるようになっている。
の前方下側へ垂れ下がった状態からガイド本体20に収
納される場合、凸部33が、ガイド部材20の長孔部2
2の後方側縁部にそれぞれ当接してスライド部材30が
係止され、スライド部材30の動きが規制されるように
なっている。本発明の一実施形態としての配線収納用固
定用ガイド部材を適用したサンバイザの取付構造は、上
述のごとく構成されているので、サンバイザ4をヘッド
ライニング3へ取り付ける場合の手順は以下のようにな
る。
剤を塗布し、ガイド部材10の位置決め部24をヘッド
ライニング3の取付孔3aの縁部に係合させた状態でガ
イド部材10をヘッドライニング3上面に固着する。そ
して、ハーネス2aをスライド部材30の上面及びガイ
ド本体20の両側部間に通し、コネクタ1aの係止部9
にスライド部材30前端の突片32を係止させ、コネク
タ1aをスライド部材30に固定させる。
1において、固定部材40によりハーネス2aをスライ
ド部材30に固定させる。これにより、スライド部材3
0を取付孔3aからヘッドライニング3の下面側に引き
出すと、コネクタ1aがヘッドライニング3の下面側に
引き出されるので、コネクタ1aの引き出し作業が容易
になる。
ト8の孔部8dに入るようヘッドライニング3を押し上
げて車室の天井部に装着する。その後、図5及び図6に
示すように、コネクタ1aとコネクタ1bとを接続し、
コネクタ1(即ち、接続されたコネクタ1aとコネクタ
1b)を取付孔3aからヘッドライニング3の上面側へ
押し込んでいくと、スライド部材30がガイド本体20
の溝部22に沿ってスライド移動していくので、コネク
タ1を容易にヘッドライニング3上へ案内して収納(載
置)できる。なお、図5及び図6において、ボディブラ
ケットは省略している。また、このときのスライド部材
30とガイド本体20との係止関係を図7に示す。
より、ハーネス2a,2bは取付孔3aから離れる方向
に案内されて収納される。そして、サンバイザ4のベー
ス部材6をヘッドライニング3の取付孔3a部分に当
て、ボルト7a,7bをベース部材6のボルト用孔6
a,6bを介してボディブラケット8のナット8a,8
bにそれぞれ螺合させてサンバイザ4をヘッドライニン
グ3に取り付ける。
ド部材10は、ハーネス2aが固定されるスライド部材
30がヘッドライニング3の上面に固着されたガイド本
体20に対してスライド移動可能に構成されている。し
たがって、作業者がスライド部材30を取付孔3aから
ヘッドライニング3の下面側に引き出すことにより、ハ
ーネス2aをヘッドライニング3の下面側に引き出すこ
とができるので、ハーネス2aとハーネス2bとの接続
に先立つ、ヘッドライニング3の下面側へのハーネス2
aの引き出し作業が容易に行なえる。
ライニング3の上面側ヘスライド移動させることによ
り、接続されたハーネス2aとハーネス2bとをヘッド
ライニングの上面側に収納することができるので、接続
されたハーネス2aとハーネス2bとの収納作業が容易
に行なえる。また、本発明の配線収納用ガイド部材10
は、スライド部材30が取付孔3aから離れる方向にス
ライド移動するよう構成されている。したがって、接続
されたハーネス2aとハーネス2bとを取付孔3aから
離れる方向に移動させて収納することができ、収納され
たハーネス2aとハーネス2bとが、取付孔3の近傍に
配置されるサンバイザ4の取り付けに用いる部材(ボデ
ィブラケット8,ボルト7a,7b、ナット8a,8
b)に当接して損傷することを防止できる。
は、ガイド本体20に取付孔3aから離れる方向に延び
る溝部21が形成されることにより、スライド部材30
の取付孔3aから離れる方向へのスライド移動を可能に
するとともに、スライド移動の方向以外への動きを規制
している。また、本発明の配線収納用ガイド部材10
は、コネクタ1aがスライド部材30に係止するよう構
成されている。したがって、コネクタ1aを、スライド
部材30とガイド本体20とを介してヘッドライニング
3に固定することができ、コネクタ1aがヘッドライニ
ング3の上面に当たって異音が発生することを防止でき
る。
は、スライド部材30をスライドさせることにより、凸
部33が長孔部22の縁部に当接してスライド部材30
のスライド範囲が規制されるよう構成されている。した
がって、簡素な構造により、スライド部材30がガイド
本体20から脱落することを確実に防止できるので、ヘ
ッドライニング3の下面側へのハーネス2aの引き出し
作業、及び、接続されたハーネス2aとハーネス2bと
の収納作業を容易に行なうことができる。
は、位置決め部24が取付孔3aの縁部に係止するよう
構成されている。したがって、作業者がガイド本体20
をヘッドライニング3の上面への固着する時の、ガイド
本体20の位置ずれの発生を簡素な構造で確実に防止す
ることができ、スライド部材30を取付孔3aからヘッ
ドライニング3の下面側に十分な長さをもって確実に引
き出すことができるようになり、ハーネス2aとハーネ
ス2bとの接続作業、及び、接続されたハーネス2aと
ハーネス2bとの収納作業を容易に行なえる。
たが、本発明は上述した実施形態に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施することができる。例えば、図8に示すように、厚み
の小さい凸部33c,33dを形成し、この凸部33
c,33dに係合するような長孔部を形成するようにし
ても良い。
0の上面に凸部33e,33fを形成し、この凸部33
e,33fに係合するような長孔部を形成するようにし
ても良い。これにより、スライド部材30の左右方向へ
の動きをより確実に規制することが可能となる。
発明の配線収納用ガイド部材によれば、作業者がスライ
ド部材を取付孔からヘッドライニングの下面側に引き出
すことにより、車体側配線をヘッドライニングの下面側
に引き出すことができる。したがって、車体側配線とサ
ンバイザ側配線との接続に先立つ、ヘッドライニングの
下面側への車体側配線の引き出し作業が容易となる効果
がある。
ニングの上面側ヘスライド移動させることにより、接続
された車体側配線とサンバイザ側配線とをヘッドライニ
ングの上面側に収納することができる。したがって、接
続された車体側配線とサンバイザ側配線との収納作業が
容易となる効果がある。
向にスライド移動するので、接続された車体側配線とサ
ンバイザ側配線とを取付孔から離れる方向に移動させて
収納することができる。したがって、収納された車体側
配線とサンバイザ側配線とが、取付孔近傍に配置される
サンバイザの取り付けに用いる部材に当接して損傷する
ことを防止できる効果がある。
納用ガイド部材によれば、コネクタがスライド部材に係
止するので、コネクタを、スライド部材とガイド本体と
を介してヘッドライニングに固定することができるした
がって、コネクタがヘッドライニングの上面に当たって
異音が発生することを防止できる効果がある。
納用ガイド部材によれば、スライド部材をスライドさせ
ることにより、凸部が長孔部の縁部に当接してスライド
部材のスライド範囲が規制される。したがって、簡素な
構造により、スライド部材がガイド本体から脱落するこ
とを確実に防止できるので、ヘッドライニングの下面側
への車体側配線の引き出し作業、及び、接続された車体
側配線とサンバイザ側配線との収納作業を容易にする効
果がある。
ガイド部材によれば、位置決め部が取付孔の縁部に係止
することにより、ガイド本体が取付孔から所定距離離れ
た位置でヘッドライニングの上面に固着される。すなわ
ち、作業者がガイド本体をヘッドライニング上面へ固着
する時の、ガイド本体の位置ずれの発生を簡素な構造で
確実に防止することができる。
ッドライニングの下面側に十分な長さをもって確実に引
き出すことができるようになり、車体側配線とサンバイ
ザ側配線との接続作業、及び、接続された車体側配線と
サンバイザ側配線との収納作業が容易となる効果があ
る。
部材を適用したサンバイザの取付構造を模式的に示す分
解斜視図である。
部材を適用したサンバイザの取付構造を示す側面図であ
る。
部材とコネクタとの係止関係を説明する斜視図である。
部材のスライド部材を示す上面図である。
部材によりコネクタをヘッドライニング上に収納した状
態の上面図である。
部材を示す図5におけるA−A矢視断面図である。
部材を示す図5におけるB−B矢視断面図である。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
斜視図である。
斜視図である。
斜視図である。
f 凸部 40 固定部材
Claims (4)
- 【請求項1】 車両のヘッドライニングに形成された取
付孔に取付けられるサンバイザに設けられたサンバイザ
側配線と上記ヘッドライニングの上面側に設けられた車
体側配線とを上記ヘッドライニングの下面側で接続した
後、上記接続した部位を上記取付孔を介して上記ヘッド
ライニングの上面側に案内して収納する配線収納用ガイ
ド部材において、 上記ヘッドライニングの上面に固着されて上記取付孔か
ら離れる方向に延びる溝部が形成されたガイド本体と、 上記溝部にスライド移動可能に係合するとともに上記車
体側配線が固定される可撓性のスライド部材とを有し、 上記スライド部材を上記取付孔から上記ヘッドライニン
グの下面側に引き出した状態で上記車体側配線と上記サ
ンバイザ側配線とを接続した後、上記スライド部材を上
記ヘッドライニングの上面側ヘスライド移動させて収納
することを特徴とする、配線収納用ガイド部材。 - 【請求項2】 上記車体側配線は、端部に上記サンバイ
ザ側配線と接続されるコネクタが設けられ、上記コネク
タには、上記スライド部材に係止する係止部が設けられ
ていることを特徴とする、請求項1記載の配線収納用ガ
イド部材。 - 【請求項3】 上記ガイド本体は、上記溝部と平行に設
けられた長孔部を有し、上記スライド部材には、上記長
孔部に遊嵌される凸部が設けられていることを特徴とす
る、請求項1又は2記載の配線収納用ガイド部材。 - 【請求項4】 上記ガイド本体は、上記取付孔の縁部に
係止する位置決め部が設けられていることを特徴とす
る、請求項1〜3の何れかの項に記載の配線収納用ガイ
ド部材。
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- 2001-11-29 JP JP2001363890A patent/JP3748403B2/ja not_active Expired - Fee Related
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