JP2003163000A - アルカリ電池用ゲル状負極の製造方法 - Google Patents

アルカリ電池用ゲル状負極の製造方法

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JP2003163000A JP2002228800A JP2002228800A JP2003163000A JP 2003163000 A JP2003163000 A JP 2003163000A JP 2002228800 A JP2002228800 A JP 2002228800A JP 2002228800 A JP2002228800 A JP 2002228800A JP 2003163000 A JP2003163000 A JP 2003163000A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライミックス法において、亜鉛粉末、ゲル
化剤および電解液が均一に分散したゲル状負極を調製す
ることのできるアルカリ電池用ゲル状負極の製造方法を
提供する。 【解決手段】 アルカリ電解液と、亜鉛粉末およびゲル
化剤を均一に混合して得られる乾式混合物とを、攪拌し
ながら混合するアルカリ電池用負極の製造方法であっ
て、円筒の中心軸Xが水平方向に平行になるように設置
された円筒状攪拌容器を含む攪拌装置を用い、前記攪拌
容器を、前記中心軸Xを中心に回転させ、かつ前記攪拌
容器の長さ方向に対して直交する軸Yを中心に前記攪拌
容器の左右の部分を揺動させることにより、前記アルカ
リ電解液と乾式混合物を攪拌しながら混合してゲル状負
極を得ることを特徴とするアルカリ電池用ゲル状負極の
製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルカリ電池に用
いるゲル状負極の製造方法および前記製造方法により得
られるゲル状負極を含むアルカリ電池に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアルカリ電池のゲル状負極の製造
方法としては、まずゲル化剤を電解液に均一分散させて
ゲル状電解液を得、ついでゲル状電解液と亜鉛粉末とを
攪拌により混合する方法(ウェットミックス法)、なら
びに、まず亜鉛粉末とゲル化剤とを混合して乾式の粉体
混合物を得、ついで乾式混合物と電解液とを攪拌により
混合する方法(ドライミックス法)が知られている(例
えば、特開平10−208754号および特開2000
−30695号各公報)。
【0003】前記ドライミックス法においては、例えば
V型攪拌機およびポットミルなどが用いられているが、
攪拌、混合する際に亜鉛粉末が凝集し、また亜鉛粉末と
ゲル化剤とが凝集して均一なゲル状負極が得られないと
いう問題がある。そして、このように作製されたゲル状
負極を用いたアルカリ電池の放電特性はバラツキが大き
くなってしまうという問題がある。
【0004】一方、前記ウェットミックス法では、ゲル
状電解液を調製する際に均一に分散させて混合するには
長時間が必要であり、また、ゲル化剤がダマになり易い
という問題があった。このような問題は、いずれの攪拌
機を用いても充分に解消できるものではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、ドライミックス法における上記問題点を解消し、亜
鉛粉末、ゲル化剤および電解液が均一に分散したゲル状
負極を調製することのできるアルカリ電池用ゲル状負極
の製造方法を提供することにある。さらに、本発明は、
前記製造方法により得られるゲル状負極を用い、放電性
能に優れたアルカリ電池を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、アルカリ電解
液と、亜鉛粉末およびゲル化剤を均一に混合して得られ
る乾式混合物とを、攪拌しながら混合するアルカリ電池
用負極の製造方法であって、円筒の中心軸Xが水平方向
に平行になるように設置された円筒状攪拌容器を含む攪
拌装置を用い、前記攪拌容器を、前記中心軸Xを中心に
回転させ、かつ前記攪拌容器の長さ方向に対して直交す
る軸Yを中心に前記攪拌容器の左右の部分を揺動させる
ことにより、前記アルカリ電解液と乾式混合物を攪拌し
ながら混合してゲル状負極を得ることを特徴とするアル
カリ電池用ゲル状負極の製造方法に関する。
【0007】前記亜鉛粉末が、粒径が75μmを超え4
25μm以下の亜鉛粉末を60〜80重量%、および粒
径が75μm以下の亜鉛粉末を20〜40重量%含むの
が有効である。また、前記攪拌装置がロッキングミキサ
ーであるのが有効である。また、前記中心軸Yが、前記
中心軸Xと交わらずかつ前記中心軸Xの下に位置するの
が有効である。また、前記攪拌容器がその内面に攪拌羽
を有するのが有効である。前記攪拌容器がその内面にフ
ッ素樹脂被膜を有するのが有効である。
【0008】さらに、本発明は、前記製造方法により得
られるゲル状負極を有するアルカリ電池にも関する。さ
らにまた、本発明は、アルカリ電解液と、亜鉛粉末およ
びゲル化剤を均一に混合して得られる乾式混合物とを、
攪拌しながら混合するアルカリ電池用負極の製造装置で
あって、円筒の中心軸Xが水平方向に平行になるように
設置された円筒状攪拌容器からなり、前記攪拌容器を、
前記中心軸Xを中心に回転させ、かつ前記攪拌容器の長
さ方向に対して直交する軸Yを中心に前記攪拌容器の左
右の部分を揺動させることにより、前記アルカリ電解液
と乾式混合物を攪拌しながら混合してゲル状負極を得る
ことを特徴とするアルカリ電池用ゲル状負極の製造装置
に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のアルカリ電池用ゲル状負
極の製造方法は、アルカリ電解液と、亜鉛粉末およびゲ
ル化剤を均一に混合して得られる乾式混合物とを、攪拌
しながら混合するアルカリ電池用負極の製造方法であっ
て、円筒の中心軸Xが水平方向に平行になるように設置
された円筒状攪拌容器を含む攪拌装置において、前記攪
拌容器を、前記中心軸Xを中心に回転させ、かつ前記攪
拌容器の長さ方向に対して直交する軸Yを中心に前記攪
拌容器の左右の部分を揺動させることにより、前記アル
カリ電解液と乾式混合物を攪拌混合してゲル状負極を得
る。
【0010】従来のドライミックス法と同様に、まずア
ルカリ電解液と、亜鉛粉末およびゲル化剤を均一に混合
して得られる乾式混合物とを、別個に調製する。このと
きに用いるアルカリ電解液、亜鉛粉末およびゲル化剤と
しては、従来からのものを用いればよいが、特に亜鉛粉
末については、粒径が75μmを超え、425μm以下
の亜鉛粉末を60〜80重量%、および粒径が75μm
以下の亜鉛粉末を20〜40重量%含む特定の亜鉛粉末
を用いるのが好ましい。
【0011】従来から用いられている亜鉛粉末は、粒径
が75μmを超え、425μm以下のものを100〜8
5重量%、および粒径が75μm以下のものを0〜15
重量%含む。このような従来の亜鉛粉末を用いた場合
も、本発明によって分散状態の良好なゲル状負極が得ら
れるが、本発明者らは、上記特定の亜鉛粉末を用いた場
合に特に分散状態の良好なゲル状負極が得られることを
見出した。
【0012】そして、本発明においては、攪拌装置とし
て、円筒状攪拌容器を有する攪拌装置を用い、前記円筒
状攪拌容器の中心軸Xが水平方向に平行になるように設
置しておく。かかる攪拌装置としては、ロッキングミキ
サーを用いることができる。この円筒状攪拌容器にまず
電解液を充填しておき、ついで前記乾式混合物を充填す
る。あらかじめ前記乾式混合物を充填しておき、ついで
電解液を充填してもよい。電解液と乾式混合物とを早期
になじませ、凝集物の発生を抑制するという観点から、
前者のほうが好ましい。
【0013】つぎに、前記乾式混合物と電解液とを攪拌
により混合する。ここで、図1は、本発明において用い
る円筒状攪拌容器を含む攪拌装置であるロッキングミキ
サーを概略的に示す正面図である。また、図2は、図1
に示す攪拌装置を矢印Pの方向から見た側面図である。
図1に示す攪拌装置は、固定台7と、その上に設置され
た揺動台6と、円筒状攪拌容器1とを含む。また、固定
台7には制御盤8が設置されている。円筒状攪拌容器1
は原料投入口2を有し、中心軸Xを中心に回転する。こ
の回転は、図2に示すように、揺動台6と円筒状攪拌容
器1との間に設けられた回転用ローラー5により行われ
る。
【0014】また、円筒状攪拌容器1は、中心軸Xに垂
直な方向に延び、かつ中心軸Xの下に位置する軸Y1
または中心軸Xに直交しかつ円筒状攪拌容器1の長さ方
向において中心に位置する軸Y2を中心に上下または左
右に揺り動かす(スイングさせる)ことができる。図1
および2において示すように、揺動台6と固定台7とに
よって軸Y1の位置が定められ、揺動アーム4によって
軸Y2の位置が定められる。また、揺動アーム4と円筒
状攪拌容器1の間には、揺動を滑らかに行うべく揺動用
ローラー3が設けられている。
【0015】軸Y1の方が、円筒状攪拌容器1の揺動幅
が大きくなり、また内容物の攪拌および混合の状態が良
好で内容物を均一に分散させることができるため、軸Y
2よりも好ましい。以上のような装置を用いることによ
り、円筒状攪拌容器1を、中心軸Xを中心に回転させ、
かつ軸Yを中心に攪拌容器1の左右の部分を揺動させる
ことができ、前記アルカリ電解液と乾式混合物を攪拌、
混合して均一に分散させ、良好なゲル状負極を得ること
ができる。
【0016】通常のV型攪拌機およびポットミルなどに
おいては、上記中心軸Xを中心とした回転と同じ回転し
か実施できないが、本発明において用いるロッキングミ
キサーにおいては、V型攪拌機およびポットミルと同様
の中心軸Xを中心とする回転によって乾式混合物と電解
液を互いに拡散させて混合することができ、加えて、軸
Yを中心とする揺動によって乾式混合物と電解液を円筒
状攪拌容器1内を左右に移動させて混合することがで
き、より均一な分散状態を有するゲル負極を効率的に得
ることができる。
【0017】また、図3に、円筒状攪拌容器1の正面図
を示す。図3において破線で示すように、円筒状攪拌容
器1は、その内面に円筒状攪拌容器1の長さ方向に延び
る攪拌羽9を有するのが有効である。この攪拌羽9によ
り、さらに分散状態に優れたゲル状負極を得ることがで
きる。さらに、円筒状攪拌容器1の内面には、亜鉛粉末
の腐食を防止し、かつ得られるゲル状負極の取り出しを
容易にするため、フッ素樹脂被膜などを設けるのが好ま
しい。ここで用いるフッ素樹脂としては種々のものを用
いることができるが、例えばポリフッ化エチレン系樹脂
(米国E.I. du Pont社製のTeflonなど)などを用いるこ
とができる。
【0018】ここで、円筒状攪拌容器1を中心軸Xを中
心に回転させる速度としては、攪拌羽の掻き上げによる
混合攪拌効果を有効に発揮するという理由から、8〜3
0回転/分であればよい。なかでも、12〜20回転/
分であるのが好ましい。また、軸Y1またはY2を中心に
揺動させる場合の揺動角度、すなわち円筒状攪拌容器1
の軸Xと水平方向の傾斜角度は、容器内の混合空間を有
効活用するという理由から、10〜35度であればよ
い。なかでも、15〜25度であるのが好ましい。さら
に、揺動の回数としては、混練効果を高めることによ
り、ゲル化剤の膨潤を促進するという理由から、3〜2
0回/分であればよく、5〜12回/分であるのが好ま
しい。
【0019】つぎに、軸Y1またはY2を有する円筒状攪
拌容器1を揺動させた場合の様子を図4〜8に示す。図
4は、中心軸Xに垂直な方向に延び、かつ中心軸Xの下
に位置する軸Y1を有する円筒状攪拌容器1が、軸Y1
中心に揺動している様子を示す図である。このときの内
容物の動きを図5および図6に示す。図5は、円筒状攪
拌容器1が図4の軸X(X’およびX’’を含む。)を
中心に回転していることによる内容物の動きを概略的に
示す図である。また、図6は、円筒状攪拌容器1が軸Y
1を中心に揺動していることによる内容物の動きを概略
的に示す図である。
【0020】一方、図7は、中心軸Xに直交しかつ円筒
状攪拌容器1の長さ方向において中心に位置する軸Y2
を有する円筒状攪拌容器1が、軸Y2を中心に揺動して
いる様子を示す図である。このときの内容物の動きを図
8に示す。図8は、円筒状攪拌容器1が軸Y2を中心に
揺動していることによる内容物の動きを概略的に示す図
である。軸Xを中心に回転していることによる内容物の
動きは、図5に示した場合と同様である。
【0021】
【実施例】以下に、実施例を用いて本発明をより具体的
に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるもので
はない。 《実施例1》粒径が75μmを超え、425μm以下の
亜鉛粉末を70重量%、および粒径が75μm以下の亜
鉛粉末を30重量%含む特定の亜鉛粉末100重量部
に、2重量部のゲル化剤であるポリアクリル酸を加えて
混合し、乾式混合物を得た。攪拌羽9を有する図1〜3
に示す円筒状攪拌容器1に、乾式混合物を充填し、つい
で乾式混合物65重量部に対して35重量部のアルカリ
電解液(40重量%のKOH水溶液)を充填した。そし
て、図1および2に示す軸Y1を有する攪拌装置である
ロッキングミキサー(愛知電機(株)製のRM−30H
D)を用い、円筒状攪拌容器1を1時間回転(回転速度
15回/分)させながら、揺動(傾斜角度40度、揺動
速度12スイング/分)させ、乾式混合物と電解液を攪
拌混合してゲル状負極を作製した。
【0022】[評価]上述のようにして作製したゲル状負
極の特性、および前記ゲル状負極を用いたアルカリ電池
の特性を、以下に示す方法で評価した。 ゲル状負極の特性 得られたゲル状負極を、目開き4mm、線径1mmのナ
イロン製篩を用いて篩い、篩上に残った均一に混合され
なかった凝集物の量を測定した。また、篩い後の均一に
混合されたゲル状負極の収量、粘度および密度を測定し
た。結果を表1に示した。
【0023】ゲル状負極を用いた電池の特性 また、得られたゲル負極を用いて、図9に示す単3サイ
ズのアルカリ電池を組み立てた。図9は、本実施例にお
いて作製したアルカリ電池の一部を断面にした正面図で
ある。図9に示すアルカリ電池おいて、ニッケルメッキ
された鋼で構成された正極ケース10の内面に、黒鉛塗
装膜(図示せず)を形成した。この正極ケース10の内
部には二酸化マンガンを主成分として含む短い円筒状の
正極合剤ペレット12を複数個充填した。また、正極合
剤ペレット12の内側にはセパレータ13を介してゲル
状負極15を充填した。負極集電体16は、樹脂製封口
体17、負極端子を兼ねる底板18、および絶縁ワッシ
ャー19と一体化した。また、正極ケース10の開口端
部は樹脂製封口体17の端部を介して底板18の周縁部
にかしめつけた。このようにして得た電池を20℃、1
500mAの定電流で連続放電させ、電圧が終止電圧
0.9Vに至るまでの放電持続時間を測定した。
【0024】《実施例2》円筒状攪拌容器1に攪拌羽を
設けない他は実施例1と同様にしてゲル状負極を作製
し、同様の評価を行った。結果を表1に示した。粘度指
数および放電時間は、実施例1の結果を100として、
指数で表した。
【0025】《実施例3》粒径が75μmを超え、42
5μm以下の亜鉛粉末を85重量%、および粒径が75
μm以下の亜鉛粉末を15重量%含む特定の亜鉛粉末を
用いた以外は、実施例1と同様にしてゲル状負極を作製
し、同様の評価を行った。結果を表1に示した。
【0026】《比較例1》円筒状攪拌容器1を揺動させ
ずに水平に対して20度傾斜させ、かつ中心軸Xを中心
に回転させた以外は実施例1と同様にしてゲル状負極を
作製し、同様の評価を行った。結果を表1に示した。
【0027】《比較例2》円筒状攪拌容器1を揺動させ
ずに水平のまま中心軸Xを中心に回転させた以外は実施
例1と同様にしてゲル状負極を作製し、同様の評価を行
った。結果を表1に示した。
【0028】《比較例3》攪拌羽のない円筒状攪拌容器
1を用い、円筒状攪拌容器1を揺動させずに、水平のま
ま中心軸Xを中心に回転させたほかは実施例1と同様に
してゲル状負極を作製し、同様の評価を行った。結果を
表1に示した。なお、この攪拌混合は、ボール無しのポ
ットミルによる攪拌混合と同様である。
【0029】《比較例4》攪拌装置としてV型攪拌機を
用いた以外は、実施例1と同様にしてゲル状負極を作製
し、同様の評価を行った。結果を表1に示した。
【0030】《比較例5》円筒状攪拌容器1を揺動させ
ずに水平に対して20度傾斜させ、かつ中心軸Xを中心
に回転させた以外は実施例3と同様にしてゲル状負極を
作製し、同様の評価を行った。結果を表1に示した。
【0031】
【表1】
【0032】表1は、実施例1〜3および比較例1〜5
の凝集物量、ゲル状負極の収量、粘度および密度、得ら
れた電池の放電持続時間および放電バラツキを示してい
る。ただし、ゲル負極の粘度は実施例1の粘度を100
として指数で示し、また放電持続時間および放電バラツ
キはいずれも電池10個の平均値から算出し、実施例1
の放電持続時間を100として指数で示した。
【0033】表1から明らかなように、ロッキングミキ
サーを用いて回転と揺動によりゲル負極を作製し、かつ
攪拌に用いる円筒状攪拌容器に攪拌羽を設けたほうが凝
集物の生成は少なく、また負極密度の高い均一なゲル負
極が得られることがわかる。さらに、実施例1の本発明
に係るアルカリ電池の放電持続時間が最も良く、また放
電バラツキも少ないことがわかる。
【0034】また、粒径が75μm以下の亜鉛粉末が4
0重量%を上回ると負極収量が90%を超えることがな
く、実用的ではない。また、粒径が75μm以下の亜鉛
粉末が20重量%を下回ると、従来の方法よりも改善が
認められるが、本発明にかかる方法によっても負極収量
が充分に向上するわけではない。
【0035】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、均一な
分散状態のゲル負極を作製することができ、かつ高性能
なアルカリ電池を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において用いる円筒状攪拌容器を含む攪
拌装置であるロッキングミキサーを概略的に示す正面図
である。
【図2】図1に示す攪拌装置を矢印Pの方向から見た側
面図である。
【図3】図1および2に示すロッキングミキサーに用い
る円筒状攪拌容器の正面図である。
【図4】中心軸Xに垂直な方向に延び、かつ中心軸Xの
下に位置する軸Y1を有する円筒状攪拌容器1が、軸Y1
を中心に揺動している様子を示す図である。
【図5】円筒状攪拌容器1が軸X(X’およびX’’を
含む。)を中心に回転していることによる内容物の動き
を概略的に示す図である。
【図6】図6は、円筒状攪拌容器1が軸Y1を中心に揺
動していることによる内容物の動きを概略的に示す図で
ある。
【図7】中心軸Xに直交しかつ円筒状攪拌容器1の長さ
方向において中心に位置する軸Y2を有する円筒状攪拌
容器1が、軸Y2を中心に揺動している様子を示す図で
ある。
【図8】円筒状攪拌容器1が軸Y2を中心に揺動してい
ることによる内容物の動きを概略的に示す図である。
【図9】本発明の一実施例に係るアルカリ電池の一部を
断面にした正面図である。
【符号の説明】
1 円筒状攪拌容器 2 原料投入口 3 揺動用ローラー 4 揺動アーム 5 回転用ローラー 6 揺動台 7 固定台 8 制御盤 9 攪拌羽 10 正極ケース 11 黒鉛塗装膜 12 正極合剤ペレット 13 セパレータ 15 ゲル状負極 16 負極集電体 17 樹脂製封口体 18 底板 19 絶縁ワッシャー
フロントページの続き (72)発明者 向井 保雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 塩谷 健二 兵庫県宝塚市安倉南三丁目6番12−402号 (72)発明者 御前 英喜 大阪府大阪市都島区友淵町一丁目5番2− 1009 Fターム(参考) 5H050 AA02 BA04 CA05 CB13 DA03 DA14 FA07 HA02 HA05 HA12

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ電解液と、亜鉛粉末およびゲル
    化剤を均一に混合して得られる乾式混合物とを、攪拌し
    ながら混合するアルカリ電池用負極の製造方法であっ
    て、 円筒の中心軸Xが水平方向に平行になるように設置され
    た円筒状攪拌容器を含む攪拌装置を用い、前記攪拌容器
    を、前記中心軸Xを中心に回転させ、かつ前記攪拌容器
    の長さ方向に対して直交する軸Yを中心に前記攪拌容器
    の左右の部分を揺動させることにより、前記アルカリ電
    解液と乾式混合物を攪拌しながら混合してゲル状負極を
    得ることを特徴とするアルカリ電池用ゲル状負極の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 前記亜鉛粉末が、粒径が75μmを超え
    425μm以下の亜鉛粉末を60〜80重量%、および
    粒径が75μm以下の亜鉛粉末を20〜40重量%含む
    ことを特徴とする請求項1記載のアルカリ電池用ゲル状
    負極の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記攪拌装置がロッキングミキサーであ
    ることを特徴とする請求項1または2記載のアルカリ電
    池用ゲル状負極の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記中心軸Yが、前記中心軸Xと交わら
    ずかつ前記中心軸Xの下に位置することを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載のアルカリ電池用ゲル状負
    極の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記攪拌容器がその内面に攪拌羽を有す
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のア
    ルカリ電池用ゲル状負極の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記攪拌容器がその内面にフッ素樹脂被
    膜を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに
    記載のアルカリ電池用ゲル状負極の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の製造方
    法により得られるゲル状負極を有するアルカリ電池。
  8. 【請求項8】 アルカリ電解液と、亜鉛粉末およびゲル
    化剤を均一に混合して得られる乾式混合物とを、攪拌混
    合するアルカリ電池用負極の製造装置であっって、円筒
    の中心軸Xが水平方向に平行になるように設置された円
    筒状攪拌容器を含み、前記攪拌容器を、前記中心軸Xを
    中心に回転させ、かつ前記攪拌容器の長さ方向に対して
    直交する軸Yを中心に前記攪拌容器の左右の部分を揺動
    させることにより、前記アルカリ電解液と乾式混合物を
    攪拌しながら混合してゲル状負極を得ることを特徴とす
    るアルカリ電池用ゲル状負極の製造装置。
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