JP2003162930A - スイッチの接触機構及び電気スイッチ - Google Patents

スイッチの接触機構及び電気スイッチ

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JP2003162930A JP2001361372A JP2001361372A JP2003162930A JP 2003162930 A JP2003162930 A JP 2003162930A JP 2001361372 A JP2001361372 A JP 2001361372A JP 2001361372 A JP2001361372 A JP 2001361372A JP 2003162930 A JP2003162930 A JP 2003162930A
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    • H01H5/04Energy stored by deformation of elastic members
    • H01H5/06Energy stored by deformation of elastic members by compression or extension of coil springs

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  • Push-Button Switches (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 オン時にはバウンシングが少なく、かつ、オ
フ時には瞬時に遮断することができる高定格電流、高寿
命のAC/DC共用のスイッチの接触機構を提供する。 【解決手段】 反転ポイントを持つコイル状反転バネに
より回動される反転部材により駆動されるアクチュエー
タを設ける。アクチュエータ61には可動接点64a,
46bと押圧バネ66を組込む。反転バネ57の反転ポ
イント前にアクチュエータを少し前進させて可動接点を
固定接点63,67に接近させる。その後反転部材58
が反転することによりアクチュエータは前進し可動接点
を固定接点にバウンシングを非常に少なく確実に接触さ
せる。スイッチオフ時、反転バネの反転ポイント前にス
トッパ部材59によりアクチュエータの動きを止めてし
まい接触圧が減少しないようにする。その後反転バネの
反転ポイント後にアクチュエータの施錠を解放すること
により瞬時に可動接点を固定接点から離す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチの接触機
構及び電気スイッチに関し、詳しくは電動工具用のバネ
反転型スイッチの接触機構及び電気スイッチに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、大電流の開閉を伴う電動工具用の
スイッチにはバネ反転型接触機構が多く使用されてい
る。バネ反転型接触機構は、オン/オフ時に軽快な切替
え感触が得られることや、速入速断を行うので大電流の
開閉に適しており、また、AC/DC共用のスイッチに
も適用可能である。
【0003】しかし、バネ反転型接触機構は、接点の接
触が速入速断であるため接点のバウンシングが多く、特
にオン時には突入電流が流れるため、バウンシングによ
りアークが発生し易く、接点の消耗も激しくなるためス
イッチの寿命を短縮するという欠点がある。
【0004】また、従来、バネ反転機構と、接触圧を発
生する押圧バネと、可動接点とを有する接触機構が存在
する。この接触機構は、オンからオフへのバネ反転機構
の反転直前の状態で押圧バネの影響を受け反転前に接触
圧が大幅に減少することがあり、この時点でスイッチに
振動が加わると接触圧が小さいためアークが発生し接点
が大幅に消耗してしまうという欠点があった。
【0005】バネ反転型接触機構の上記欠点を解消する
接触機構として、ドイツ特許公報DE19930558
A1に開示されたスイッチが知られている。この発明に
よるスイッチについて以下図18〜図25を用いて若干
説明する。
【0006】ドイツ特許によるスイッチ1は、ハウジン
グ2と、ベース3と、カバー4と、固定接点5と、電気
接続部6と、スライド7と、開閉接点8(図19参照)
と、作動要素9と、第1スプリング10と、開閉接点結
合メンバ11a、11b(図21参照)と、第2スプリ
ング12と、スライダ13と、圧縮スプリング28(図
19参照)とから概略構成されている。
【0007】ハウジング2の底部には、図18に示すよ
うに、4個の固定接点5が配設されており、これら固定
接点5は対応する電気接続部6を介して電源リード線に
接続されている。
【0008】スライド7は、図19及び図20に示すよ
うに、ハウジング2の中にあり、その下面には4個の開
閉接点8が固定接点5と対面するように配設されてい
る。開閉接点8の後部には圧縮スプリング28が配設さ
れている。
【0009】スライド7の上面には、第2スプリング1
2と、第2スプリング12を収納して動くキャリア16
と、キャリア16に対して作用するストッパ19a、1
9bと、スライダ13の突起15a、15bが第2スプ
リング12と係合できるように設けられたガイド14及
び開口部17(図18参照)とを有している。
【0010】このスライド7はスライダ13と共に動
き、図22に示すような固定接点5と開閉接点8とが離
れているスイッチオフの位置と図23に示すような固定
接点5と開閉接点8は接しているスイッチオンの位置と
の二つの位置の間を移動することができる。
【0011】第2スプリング12は、圧縮スプリングと
して形成され、切換え時において、切換点に達するまで
緊張してスライド7の運動方向に抗する戻し力を発生
し、切換点を越える際にはスライド7の運動方向と同方
向の力を発生するように作用する。
【0012】第1スプリング10は、一種の圧縮点スプ
リングであり、U字形に形成され脚部20a、20bと
両端に形成された左右へ突き出す突出部21とを有す
る。第1スプリング10のバネ定数は、第1スプリング
10の切替点での力が全圧縮スプリング28の力の総和
と等しいように選定されている。
【0013】開閉接点結合メンバ11a、11bは、図
21に示すように、ハウジング2の内面両側から突出す
る突起22を有している。突起22は非対象的な形状に
形成されている。
【0014】スプリング10と開閉接点結合メンバ11
a、11bとは協同して下記のように動作する。即ち、
作動要素9によりスライド7が運動すると、スプリング
10はスライド7の運動方向に抗してエネルギーを蓄積
し、この抵抗力をエネルギーが最大となる、所謂、圧縮
点まで持ちこたえる。圧縮点(切替点)において、スプ
リング10に蓄積されたエネルギーは急激に開放される
ためスライド7はスナップ運動の形で上記二つの位置の
間で切替えを行う。
【0015】スライダ13は作動要素9と接続されてい
る。作動要素9を押圧することによりスライダ13は後
退し作動要素9を離す事によりスライダ13は前進す
る。スライダ13はチャンバ27の中に収容された第3
スプリング24とストッパ25と、突起15を持つスト
ッパ18aとからなる。
【0016】突起15a、15bはスライド7のガイド
14を介して第2スプリング12の端部に作用するよう
になっている(図20参照)。スライダ13のストッパ
18とスライド7のストッパ19aとの間には運動遊び
があり、これにより、スライダ13を作用させた時、先
ず第2スプリング12への作用が行われ、運動遊びが無
くなった後始めてスライド7が運動可能なようになって
いる。
【0017】以下、スイッチ1のオンオフ動作について
説明する。スイッチ1が図22に示すようなオフの状態
にある時、作動要素9を手動で押圧すると、スライダ1
3は突起15aを介して第2スプリング12の左端に作
用し、第2スプリング12は緊張させられる。上記運動
遊びを終えた後ストッパ18aがストッパ19aと噛み
合い、その結果、スライド7は右方向のオンの位置へ向
かって移動する。
【0018】この移動は、図22に示すように、突起2
2の平坦な側面29aと第1スプリング10の逆向きの
力に基づき切換点に達するまで微速で行われる。切換点
を克服した後第1スプリング10と第2スプリング12
に蓄えられたエネルギーが瞬間的に開放され、その結
果、スライド7は瞬時に右方向へ移動し、図23に示す
スイッチオンの状態が達成される。そして、固定接点5
と開閉接点8との接触に基づき圧縮スプリング28(図
20参照)が緊張状態となる。
【0019】スイッチオフを行うために作動要素9から
手を離すとスライダ13は第3スプリング24(図20
参照)によりリセットされる。スライダ13のリセット
運動の際に突起15bは第2スプリング12の右側端部
に作用し、運動遊びを活用した上で第2スプリング12
を緊張させる。その場合、スライド7は蛇行するだけで
動かないままであり、図23に示すように固定接点5と
開閉接点8の接触状態は維持され続ける。
【0020】その後、スライド7は突起22の急峻な側
面29bと第1スプリング10の逆向きの力により僅か
だけ左方向に動く。しかし、開閉接点8は圧縮スプリン
グ28が弛緩しているために固定接点5に接触したまま
であり、この状態は図25に示すように切換点に達する
まで維持される。
【0021】切換点を克服した後、第1スプリング10
と第2スプリング12に蓄積されたエネルギーが一時に
開放され、スライド7は瞬時に左方向へ移動し、その結
果、開閉接点8は固定接点5から瞬間的に切り離され、
図22に示すようなスイッチオフの状態が達成される。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ド
イツ特許によるスイッチ1は、接点のバウンシングを抑
えるため圧縮スプリング(第1スプリング10)を用い
てオンの時は遅い接触をオフの時は瞬間的な開放を行っ
ているため、スプリング10の品質のばらつきや開閉接
点結合メンバ11a、11bの突起22の磨耗によりオ
ンオフのタイミングが変化し、そのため均一なスイッチ
性能を出し難いという問題点があった。
【0023】従って、本発明は、上記従来のスイッチの
欠点を解消し、オン時にはバウンシングが少なく、か
つ、オフ時には瞬時に遮断することができる高定格電
流、高寿命のAC/DC共用のスイッチの接触機構を提
供することに課題を有する。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るスイッチの接触機構は、ケースに固定
された固定接点と、この固定接点と接触/離反する可動
接点及び可動接点を後方から押圧する押圧バネを有する
アクチュエータと、このアクチュエータを駆動する回動
自在な反転部材と、この反転部材に一端を接続され他端
をプランジャーに係合するコイル状の反転ポイントを持
つ反転バネと、このプランジャーを動かす操作部とを持
ち、上記操作部を押圧/解除することにより上記可動接
点を上記固定接点に接触/離反させてスイッチオン/オ
フとするバネ反転型スイッチの接触機構である。
【0025】本発明に係るスイッチの接触機構は、スイ
ッチオン時に反転ポイント前に上記アクチュエータを一
定量動かして接点間隔を縮めておきその後上記反転部材
が反転することにより上記可動接点を上記固定接点に急
速かつ確実に接触させる。可動接点と固定接点とは既に
十分接近しているから最後の速入によってもバウンシン
グを起こす程度は少ない。
【0026】本発明に係るスイッチの接触機構は、スイ
ッチオフ時に上記反転ポイント前に上記アクチュエータ
の動きを強制的に止め、その後反転ポイント後に上記ア
クチュエータの施錠を解除することにより上記可動接点
を上記固定接点から瞬時に離反する。このとき、反転バ
ネの反転ポイントを越えるまで十分にバネエネルギーを
蓄積させるから、可動接点が固定接点から離反する速度
は極めて速く、また、反転ポイント直前に押圧バネの力
により反転部材が押し戻され、接点の接触圧が低下して
接触が不安定になることもない。
【0027】また、本発明に係るスイッチの接触機構
は、上記反転部材に形成されたピニオンと、上記アクチ
ュエータに形成されたラック部とを備える。反転部材の
回動はアクチュエータの水平運動に変換される。
【0028】また、本発明に係るスイッチの接触機構
は、上記プランジャーに設けられた突起と、上記反転部
材に設けられた突起とを備えている。上記操作部を押圧
した時上記プランジャーの突起が上記反転部材の突起を
押圧して上記反転バネの力に抗して上記反転部材を回動
させることにより上記アクチュエータを動かし上記可動
接点を固定接点に接近させる。
【0029】また、本発明に係るスイッチの接触機構
は、上記プランジャーの先端部の下面に設けられたゆる
やかな段差を持つ面と、上記段差面と常に当接するスト
ッパ部材と、上記ストッパ部材に設けられた鉤部と、上
記ストッパ部材を上方に付勢するストッパバネと、上記
アクチュエータに設けられた突起とを備えている。上記
ストッパ部材は上記プランジャーの段差面に沿って動く
ことにより上記ストッパ部材の鉤部と上記アクチュエー
タの突起との係合状態を施錠状態又は開放状態に置く。
【0030】本発明に係るスイッチの接触機構は、スイ
ッチオンの時、上記ストッパ部材は上昇しており、上記
アクチュエータの突起は上記ストッパ部材の鉤部の上を
乗り越えて進み可動接点と固定接点とを接触させ、その
時、上記鉤部と上記アクチュエータの突起との係合状態
は施錠状態となる。上記施錠状態において、操作部をス
イッチオフの方向に動かすことにより上記プランジャー
が動き、上記反転バネの反転ポイントを越えた場合でも
上記プランジャーの先端部の下面の形状によりしばらく
解放状態にならず、更に上記プランジャをオフ方向へ動
かした時、上記プランジャーの先端部の下面によりスト
ッパ部材は下降し上記ロック手段は解放状態となり、そ
の結果、上記アクチュエータは即座に移動し、可動接点
は固定接点から瞬時に離れスイッチオフとなる。
【0031】本発明の電気スイッチは、一点を支軸にし
て回動操作する操作部と、該操作部に連結され、該操作
部の回動操作に連動して直線方向に動くプランジャー
と、該プランジャーの直線運動から付勢力を得る反転バ
ネを介在させ、前記プランジャーの動く反対方向に所定
の付勢力以上になったときに反転動作すると共に該プラ
ンジャーの直線運動に連動して回動動作するピニオンを
備えた反転部材と、前記ピニオンに噛み合うラックを備
え、前記ピニオンの回動動作に連動して直線運動するア
クチュエータと、ケースの長手方向両端に固定接点を備
え、前記アクチュエータに取り付けられた可動接点と該
固定接点とを向き合うように配置し、前記反転部材で反
転する動作に連動して電気的に接続する接続手段と、か
らなる電気スイッチ。
【0032】このように、反転部材を介在させることに
より、操作部の操作により、所定の付勢力を貯めた状態
にして、スイッチの切り替えをラックとピニオンの関係
で行う、所謂、所定の付勢力を貯めるための構造的な機
構が回動運動と直線運動で行うようにしたことにより、
摩擦による係合状態を減らすことができ、そのぶん部材
接触部の磨耗を少なくでき、各部品の耐久性を長く維持
させることが可能になる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスイッチの接
触機構及び電気スイッチの一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。なお、説明において図面に向かっ
て左側をスイッチの前、右側をスイッチの後ろとし、ス
イッチの接触機構は電気スイッチを網羅するものである
ので、スイッチの接触機構として、以下説明する。
【0034】本発明に係る接触機構を用いたスイッチ
(電気スイッチ)50は、図1に示すように、操作部5
1と、2個の復帰バネ52と、カバー53と、プランジ
ャー54と、ガイド板55と、2枚のプレート56a、
56bと、反転バネ57と、反転部材58と、ストッパ
部材59と、ストッパバネ60と、アクチュエータ61
と、2個の端子62と、2個の固定接点63と、4個の
可動接点64a、64bと、2個の可動接片65と、2
個の接圧バネ66と、2個の固定接点67と、2個の端
子68と、ケース69とを備えて構成されている。
【0035】上記各部品を図1に一点鎖線で示すように
組み立てると、図2〜図6に示すようなスイッチが形成
される。以下、図1〜図6を参照しながら、各部品の構
成及び機能並びに各部品と他の部品との関係について説
明する。
【0036】操作部51は電気スイッチ50の使用者の
手によって操作される部分であり、上から押圧すればス
イッチオンとなり、離せばスイッチオフとなるようにな
っている。
【0037】この操作部51は、手の形に彎曲した上面
と、この上面と一体形成された左右側面及び前面と、開
放された後面及び下面とからなり、全体として中空のケ
ース状に形成されている。操作部51の後部の左右側面
には2つの穴51aが設けられており、カバー53の最
後部に設けられた突起53aと係合しこれにより操作部
51とカバー53とを連結する。
【0038】また操作部51の左右側面には、2つの軸
受穴51bが設けられており、ここには後述するプラン
ジャー54の回転軸54eが回動自在に嵌合する。また
操作部51の両側面には使用の便宜上瓢箪形の貫通孔5
1cが設けられている。更に、操作部51の上板内側に
は復帰バネ52の上端を保持するための2個の突起51
d(図4参照)が設けられている。
【0039】2個のコイル状復帰バネ52は、常時伸長
方向に付勢されており、それらの上端は操作部51の突
起51dにより固定され、それらの下端は後述するカバ
ー53の底部に設けられた2個の突起53bにより固定
されている。
【0040】カバー53は、図2〜図6により更に詳細
に分かるように、前半部と後半部とに機能が分かれる。
後半部は図4、図5に示すように突起53bにより復帰
バネ52の下端を保持するとともに、操作部51の後端
部と結合する機能を有する。
【0041】カバー53の前半部はケース69の蓋の役
割を持ちプランジャー54を覆っている。カバー53の
最前部に設けられた傾斜部53dは、その内部でプラン
ジャー54の尖った先端部54dが前後に動くための空
間を形成している。
【0042】カバー53の左右側板は、図2及び図3に
示すように、ケース69の左右の側板の外側に被せら
れ、2個の貫通孔53eにケース69の2個の爪69a
が嵌合することによりカバー53とケース69とは結合
するようになっている。
【0043】プランジャー54は、図1に示すように、
棒部54aと、この棒部54aの後端に固定された後部
ブロック54bと、棒部54aの前端に固定された矩形
の台状(下駄状)部材54cと、この台状部材54cの
前部に一体成形された先端が尖ったほぼ三角形の先端部
54dと、台状部材54cの後部において下方へ突き出
た第1の突起54gと、台状部材54cの下面に取り付
けられたガイド板55の中央から下方へ突き出る突起5
5a(図6参照)と、パッキン54fとからなる。
【0044】後部ブロック54bの左右側面には回転軸
54eが形成されており、操作部51の軸受穴51bと
嵌合している。操作部51の回動運動は軸受穴51bを
通じて後部ブロック54bに伝達される。棒部54aは
後部ブロック54bの前後方向の動作を台状部材54c
に伝達する。
【0045】先端部54dは、台状部材54cの左右方
向中央部材から突き出た側面がほぼ鋭角三角形の板状部
材であり、その上面を横から見た輪郭はカバー53の傾
斜部53dの内面と合致するようになっている。先端部
54dの下面は段差のある2つの水平面とそれら2つの
水平面を繋ぐ傾斜面とを有している。即ち、先端から中
央部までの第1の水平面と、第1の水平面の終端から下
方へ広がる直線的な第1の傾斜面と、第1の傾斜面の終
端から続く第2の水平面と、第2の水平面の終端から上
方へ狭まり台状部材54cに至る第2の傾斜面とで形成
されている。
【0046】先端部54dの下面の上記形状は、後述す
るストッパ部材59の先端と常に当接しており、これに
よりストッパ部材59の上下運動を支配する機能を有す
ると共に接点のオン/オフのタイミングと重大な関係を
有する。
【0047】プランジャー54の第1の突起54gは、
後述する反転部材58の突起58eを動かす役割をす
る。ガイド板55の突起55aはプレート56aと係合
することにより反転バネ57の上端と連結されている。
【0048】パッキン54fは、棒部54aを通す中心
穴を有し、カバー53とケース69の接合面に嵌め込ま
れプランジャー54の前後方向の動きによるスイッチ内
部への塵埃の侵入を防止する。
【0049】ガイド板55は、プランジャー54の台状
部材54cの下面の歯の間に嵌めこまれる矩形板であ
り、その中央に設けられた突起55aが、プレート56
aと係合している。
【0050】2個の円板状のプレート56a、56bの
うちの上方のプレート56aは、中央にガイド穴55の
突起55a(図6参照)よりやや大きい直径の窪みを有
している。この窪みにガイド板55の突起55aの先端
が接することによりプレート56aは独楽のように自在
に傾斜することができるようになっている。プランジャ
ー54の前後方向の動きは突起55aからプレート56
aを通じて反転バネ57の上端に伝達される。
【0051】2個の円板状のプレート56a、56bの
うちの下方のプレート56bは、その中央に反転部材5
8に設けられた突起よりやや大きい直径の窪みを有して
いる。この窪みに反転部材58の突起の丸い先端を接す
ることによりプレート56bは独楽のように自在に傾斜
することができるようになっている。
【0052】コイル状の反転バネ57は、2個のプレー
ト56a、56b間に所定の圧力で挟設されており、プ
レート56aがプランジャー54により動かされると前
後方向に曲がりスプリング力を蓄積する。最もスプリン
グ力を蓄積した状態を反転ポイントという。
【0053】反転部材58は、カバー53の左右方向内
幅より小さい長さを有する矩形状の板を長さ方向と直角
方向に円弧状に曲げて形成された湾曲板58aと、この
湾曲板58aの内面にプレート56bの直径よりやや大
きな間隔で直設された左右2枚の隔板58bと、湾曲板
58aの中心部分の外面に沿って設けられた細長いピニ
オン58cと、2枚の隔板58bの各上端部に設けられ
た突起58dと、ピニオン58cの後端部に一体成形さ
れた突起58eと、2個の隔板58bの中間部に形成さ
れた上記突起58eとピニオン58cとの前端部に一体
成形された突起58fとからなる。
【0054】2枚の隔板58bは反転バネ57を収容す
る。ピニオン58cは後述するアクチュエータ61のラ
ック部61aと噛合することにより、反転部材58の回
動をアクチュエータ61の前後方向の直線運動に変換す
る機能を有する。突起58dはカバー53の上面内側に
設けられた2つの穴と係合し、これにより反転部材58
の回転中心を形成している。突起58eは後述するよう
にプランジャー54の第1の突起54gと関係する。突
起58fは後述するようにプランジャー54の突起54
iと関係する。
【0055】反転部材58は、反転バネ57により常に
圧力を受けている。この圧力は、反転バネ57の反転ポ
イントにおいて最も大きい。
【0056】ストッパ部材59は、L形の部材であって
その垂直部分はケース69の最前部の左右方向中央に設
けられた垂直溝にスライド自在に嵌め込まれている。こ
の垂直部の上端面には後方へ下がる傾斜面59bが形成
されている。この上端面はプランジャー54の先端部5
4dの上記下面と当接している。
【0057】ストッパ部材59の水平部はケース69の
底面に平行に後方へ突き出している。水平部の先端部の
上面には前から後へ下がる傾斜を持つ鉤部59aが一体
成形されている。この鉤部59aはアクチュエータ61
の突起61cと係合することになる。
【0058】ストッパバネ60は、ストッパ部材59の
垂直部の下部に設けられた穴に収納され、常にストッパ
部材59を上方へ付勢する機能を有する。従って、スト
ッパ部材59は、プランジャー54が前後に動くと、先
端部54dの下面の形状に従って上下運動を行う。
【0059】即ち、図6に示すように、ストッパ部材5
9の垂直部の上端がプランジャー54の先端部54dの
下面の第2の水平面と当接している時はストッパ部材5
9はストッパバネ60に反して押下げられているが、先
端部54dが後方へ移動するにつれストッパバネ60の
伸長力により垂直部の先端は第1の傾斜面に沿って上昇
する。そして、垂直部の上端が先端部54dの第1の水
平面に当接している間はストッパ部材59は上方に止ま
る。
【0060】なお、上記先端部54dの下面の水平面及
び傾斜面の各長さは、ストッパ部材59の鉤部59aと
アクチュエータ61の突起61cとの係合時間、即ち、
スイッチオフ時の接点離反のタイミングを考慮して設計
されている。
【0061】アクチュエータ61は、上記反転部材58
のピニオン58cと噛合するラック部61aと、ラック
部61aの左右両側に固定された2個の箱状のガイド部
61bと、この2個のガイド部61bの各前端にそれぞ
れ取り付けられた2個の可動接片65と、これら可動接
片65の前面上下にそれぞれ取り付けられた左右2個づ
つ合計4個の可動接点64a、64b(上下の接点に
a、bを付す)と、箱状のガイド部61bの中に収容さ
れ可動接片65を後方から押圧する接圧バネ66と、ラ
ック部61aの下面に一体成形されたアクチュエータガ
イドの突起61cとを有している。
【0062】上記構成からなるアクチュエータ61は、
ケース69に前後方向に敷設されたアクチュエータガイ
ドの上を反転部材58に駆動され可動接点64を伴って
前後方向に水平移動することにより本発明に係るスイッ
チの本来機能である接点切替機能を有する。即ち、アク
チュエータ61が前方向に移動すると可動接点64は後
述する固定接点63及び67と接触し、後方向に移動す
ると可動接点64は固定接点63、67から離れること
になる。
【0063】2個の端子62は、ケース69の内空の前
壁の下部両側に固定されている。固定接点63は、各端
子62の端子穴に後方を向いて固定されている。この2
個の固定接点63は、アクチュエータ61の4個の可動
接点64の内の下方の2個の接点64bと対応する。
【0064】一方、アクチュエータ61の4個の可動接
点64の内の上方の2個の接点64aと対応する2個の
固定接点67は2個の端子68の前端部に後ろを向いて
固定されている。この端子68は、図1に示すように、
Z字状のアームを有し、そのアームの下端部はケース6
9の最後部の左右下部に固定され、その上端部は前方上
方へ伸びており、ここに上記固定接点67が固定されて
いる。
【0065】ケース69は箱状をなし、内空部は前壁と
後壁と側壁に囲まれている。側壁は2重になっており、
この2枚の側板の間に端子68のアームが収容されるよ
うになっている。
【0066】可動接点64と固定接点63、67との接
触は上記プランジャー54、反転部材58、アクチュエ
ータ61等の連携動作からなるスイッチの接触機構によ
り遅入速断で行われる。
【0067】以下、本発明に係る上記スイッチの接触機
構の動作を図7〜図17を参照しながら説明する。な
お、図7〜図17の各図において(1)、(2)は同一
の状態における断面を示し、(1)は主として可動接点
と固定接点の位置関係を示し、(2)は反転部材58及
びアクチュエータ61の位置関係を示している。
【0068】図7において、スイッチが操作されていな
い初期状態において、復帰バネ52のバネ力によりプラ
ンジャー54は矢印Aの方向に付勢されている。しか
し、プランジャー54の先端部54dはカバー53の内
壁により抑えられているので動くことはできない。この
状態で、反転部材58は反転バネ57により押圧され反
時計方向に付勢され、従って、アクチュエータ61はB
方向へ付勢されているがいずれも動くことはできない。
【0069】図8に示すように、操作部51を操作し矢
印C方向に動かすと、プランジャー54の後部ブロック
54bはD方向に引っ張られ、従って、台状部材54c
及びこの台状部材54cの下部に設置されたガイド板5
5の突起55aもD方向に引っ張られる。そこで、突起
55aがプレート56aを後方へ押して反転バネ57を
圧縮し始める。しかし、まだ反転部材58には現状を保
持する方向に力が掛かっている。
【0070】図9に示すように、操作部51を更にC方
向に動かすと、プランジャー54はD方向に動かされ、
プランジャー54の先端部54dの下面に沿ってストッ
パ部材59が上昇する。プランジャー54が更にD方向
に動くと、プランジャー54の突起54gと反転部材5
8の突起58eとが当接する。この時反転部材58はま
だ反転バネ57により現状を保つ方向に押圧されてい
る。
【0071】操作部51を更にC方向に動かすと、図1
0に示すように、プランジャー54は更にD方向に引っ
張られプランジャー54の突起54gが反転部材58の
突起58eを後方へ押す。反転部材58は矢印Eの方向
に回動し、反転部材58のピニオン58cと噛合してい
るラック部61aが矢印F方向に水平移動する。その結
果、可動接点64と固定接点63、67との接点ギャッ
プは縮小する。しかし、反転バネ57が、まだ反転ポイ
ントを超えていないため、反転部材58は完全に反転し
ない。
【0072】操作部51を更にC方向に動かすと、図1
1に示すように、プランジャー54は更にD方向に引っ
張られ、従って、ガイド板55の突起55aは反転バネ
57の上端をD方向へ引っ張る。そこで反転バネ57の
蓄積エネルギーは反転ポイントに到達する。
【0073】反転バネ57の反転ポイントにおいて反転
バネ57の伸長力により反転部材58は矢印E方向に強
く回動する。それに伴いアクチュエータ61も矢印F方
向に強く前進し、その結果、ガイド突起61cがストッ
パ部材59の鉤部59aの斜面をストッパバネ60の圧
力に抗して乗り越えていく。そして、アクチュエータ6
1はその先端面がケース69の壁に当接する位置まで動
いて停止する。
【0074】この時、可動接点64と固定接点63、6
7は接触し、スイッチはオンとなる。しかも、可動接点
64はアクチュエータ61内の接圧バネ66により可動
接点64の接触圧力を保持する。この場合、接点ギャッ
プが十分小さくなってからオンとなるのでバウンシング
は非常に小さくなる。
【0075】なお、接圧バネ66の圧力よりも反転バネ
57が反転部材58を押圧する圧力の方が強くなるよう
に設定されているから、アクチュエータ61が矢印F方
向と反対、即ち、可動接点64と固定接点63、67と
の接触圧が減少する方向に動くことはない。
【0076】図12は操作部51を一杯に押したフルス
トロークの状態を示す。この時、反転部材58は矢印E
方向、アクチュエータ61は矢印F方向へ付勢された状
態を維持し、また、可動接点64は接圧バネ66を圧縮
する状態を保持し、可動、固定接点間の接点圧は一定に
保持されているため振動等に影響されることはない。
【0077】次に、スイッチオフのため図13に示すよ
うに操作部51を押圧する力を減少すると、復帰バネ5
2の力により操作部51は矢印H方向に動くと同時にプ
ランジャー54の後部ブロック54bが矢印I方向へ押
される。すると、ガイド板55の突起55aがプレート
56aを前方へ押圧することにより反転バネ57を圧縮
し始める。しかし、この状態では、反転部材58はまだ
そのまま矢印E方向に付勢されたまま保持される。
【0078】図14に示すように、操作部51が矢印H
方向に更に動いて来ると、プランジャー54は更に矢印
I方向へ動き、その結果反転バネ57の反転ポイントに
近づく。この付近の位置になると、アクチュエータ61
の接圧バネ66の力と相まって、反転部材58は一気に
反転する方向に付勢されようとすると共に、可動接点6
4と固定接点63、67との間の接点圧を減少させよう
とする。
【0079】しかし、このようにアクチュエータ61を
後方へ動かそうとする力が働いても、ストッパバネ60
により押圧されているストッパ部材59の鉤部59aと
アクチュエータ61のガイド突起61cとの係合による
施錠状態により、アクチュエータ61は後方へ動くこと
はできない。従って、可動接点64と固定接点63、6
7との間の接点圧は保持されたままとなる。
【0080】図15は更に操作部51が矢印H方向に動
いた状態を示す。この状態では、反転バネ57は反転ポ
イントを越えて反転部材58を矢印K方向に回動させよ
うとするが、図14の場合と同様に、ストッパ部材59
の鉤部59aとアクチュエータ61のガイド突起61c
との係合による施錠状態によりアクチュエータ61は後
方へ動くことはできず、従って、スイッチオンの状態が
維持される。
【0081】また、プランジャー54が矢印I方向へ動
くに従い、先端部54dの下面の形状に沿ってストッパ
部材59の上端がストッパバネ60の弾力に抗して徐々
に下降する。
【0082】図16に示すように、操作部51が更に矢
印H方向に動くと、プランジャー54が矢印I方向に動
き、先端部54dの下面の傾斜面がストッパ部材59の
上端をストッパバネ60の弾力に抗して押圧し、その結
果、ストッパ部材59の鉤部59aが降下してアクチュ
エータガイド突起61cを施錠状態から解除する。
【0083】この時、上述のように、既に反転バネ57
は反転ポイントを越えてエネルギーが最大に蓄積してい
るため、アクチュエータ61が開放されたことにより反
転部材58は瞬間的に矢印K方向に回動し、ピニオン5
8cと噛合しているアクチュエータ61を矢印J方向へ
急激に動かす。これにより、可動接点64と固定接点6
3、67との間は急速に離れスイッチオフ状態となり、
図7に示すような初期状態にもどる。
【0084】本発明に係るスイッチは、可動接点64と
固定接点63、67との接点が離れる時仮に軽溶着を起
こした場合でも、スイッチの寿命で完全溶着しない限り
下記のように接点を引き離す強制引き離し機構も有して
いる。
【0085】可動接点64と固定接点63、67が軽接
着した場合、図17に示すように、操作部51が矢印H
方向に動きプランジャー54が矢印I方向に動き、プラ
ンジャー54の先端部54dの下面がストッパ部材59
を下方に押し込み、その結果、鉤部59aとアクチュエ
ータガイド突起61cとの間のロック状態が解除され、
しかも、反転バネ57が反転ポイントを越えたにも関わ
らずスイッチがオフすることができない状態となる。
【0086】しかし、プランジャー54が復帰バネ52
の力により矢印I方向へ更に押され、その結果、プラン
ジャー54の突起54iと反転部材58の突起58fと
が当接し反転部材58を矢印K方向に回動させる。そこ
で、アクチュエータ61は反転部材58により矢印J方
向に動かされ、可動接点64は固定接点63、67から
引き離される。
【0087】
【発明の効果】上記説明したように、本発明に係るスイ
ッチの接触機構は、基本的にバネ反転型の速入速断機能
を活用しながら、スイッチオン時にはバネの反転ポイン
ト前に可動接点を固定接点に十分接近させて置き反転ポ
イント後に速入するから接点間の衝撃及びバウンシング
が少ない。スイッチオフ時には可動接点の動きを強制的
に止めバネのエネルギーが十分蓄積されてから急に離す
ようにしたので接点の離反速度が速くアークの発生や接
点の消耗が少なくなる。
【0088】反転バネはコイル形状であるから板バネの
ように品質のバラツキによる性能差が少ない。従って、
バウンシングが少なく、接点の消耗が少なく、高定格、
高寿命のAC/DC共用の電動工具用スイッチを提供す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチの一実施例の分解斜視図
である。
【図2】同実施例のスイッチの側面図である。
【図3】同実施例のスイッチの斜視図である。
【図4】同実施例のスイッチの横一部断面図である。
【図5】同実施例のスイッチの横一部断面図である。
【図6】同実施例のスイッチの接触機構の横一部断面図
である。
【図7】同実施例のスイッチの接触機構の動作を説明す
るための横一部断面図である。
【図8】同実施例のスイッチの接触機構の動作を説明す
るための横一部断面図である。
【図9】同実施例のスイッチの接触機構の動作を説明す
るための横一部断面図である。
【図10】同実施例のスイッチの接触機構の動作を説明
するための横一部断面図である。
【図11】同実施例のスイッチの接触機構の動作を説明
するための横一部断面図である。
【図12】同実施例のスイッチの接触機構の動作を説明
するための横一部断面図である。
【図13】同実施例のスイッチの接触機構の動作を説明
するための横一部断面図である。
【図14】同実施例のスイッチの接触機構の動作を説明
するための横一部断面図である。
【図15】同実施例のスイッチの接触機構の動作を説明
するための横一部断面図である。
【図16】同実施例のスイッチの接触機構の動作を説明
するための横一部断面図である。
【図17】同実施例のスイッチの接触機構の動作を説明
するための横一部断面図である。
【図18】従来例としてのスイッチの説明図である。
【図19】従来例としてのスイッチの説明図である。
【図20】従来例としてのスイッチの説明図である。
【図21】従来例としてのスイッチの説明図である。
【図22】従来例としてのスイッチの説明図である。
【図23】従来例としてのスイッチの説明図である。
【図24】従来例としてのスイッチの説明図である。
【図25】従来例としてのスイッチの説明図である。
【符号の説明】
1:従来例のスイッチ、2:ハウジング、3:ベース、
4:カバー、5:固定接点、6:電気接続部、7:スラ
イド、8:開閉接点、9:作動要素、10:第1スプリ
ング、11a、11b:開閉接点結合メンバ、12:第
2スプリング、13:スライダ、14:ガイド、15
a、15b:突起、16:キャリア、17:開口部、1
8,19:ストッパ、20:脚部、21:突出部、2
2:突起、24:第3スプリング、25:ストッパ、2
7:チャンバ、28:圧縮スプリング、29:側面、2
9‘:側面、50:本発明に係るスイッチ、51:操作
部、51a:穴、51b:軸受穴、51c:貫通孔、5
1d:突起、52:復帰バネ、53:カバー、53a:
突起,53b:突起、53d:傾斜部、53e:貫通
孔、54:プランジャー、54a:棒部、54b:後部
ブロック、54c:台状部材、54d:先端部、54
e:回転軸、54f:パッキン、54g、54i:突
起、55:ガイド板、55a:突起、56a、56b:
プレート、57:反転バネ、58:反転部材、58a:
湾曲板、58b:隔板、58c:ピニオン、58d:突
起、58e:突起、58f:突起、59:ストッパ部
材、59a:鉤部、59b:傾斜面、60:ストッパバ
ネ、61:アクチュエータ、61a:ラック部、61
b:ガイド部、61c:突起、62:端子、63:固定
接点、64a:可動接点、64b:可動接点、65:可
動接片、66:接圧バネ、67:固定接点、68:端
子、69:ケース、69a:爪、70‘:脚部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースに固定された固定接点と、該固定接
    点と接触/離反する可動接点及び該可動接点を後方から
    押圧する押圧バネを有するアクチュエータと、該アクチ
    ュエータを駆動する回動自在な反転部材と、該反転部材
    に一端を接続され他端をプランジャーに係合するコイル
    状の反転ポイントを持つ反転バネと、該プランジャーを
    動かす操作部とを有し、前記操作部を押圧/解除するこ
    とにより前記可動接点を前記固定接点に接触/離反させ
    てスイッチオン/オフとするバネ反転型スイッチにおい
    て、スイッチオン時に、反転ポイント前に前記アクチュ
    エータを一定量動かして接点間隔を縮めておきその後、
    前記反転部材が反転することにより前記可動接点を前記
    固定接点に接触させ、スイッチオフ時に、前記反転ポイ
    ント前に前記アクチュエータの動きを制止しておき、そ
    の後反転ポイント後に前記アクチュエータの制止を解除
    することにより前記可動接点を前記固定接点から離反す
    ることを特徴とするスイッチの接触機構。
  2. 【請求項2】前記反転部材に形成されたピニオンと、前
    記アクチュエータに形成されたラックとを備えることを
    特徴とする請求項1に記載のスイッチの接触機構。
  3. 【請求項3】前記プランジャーに設けられた突起と、前
    記反転部材に設けられた突起とを備え、前記操作部を押
    圧した時前記プランジャーの突起が前記反転部材の突起
    を押圧して前記反転バネの力に抗して前記反転部材を回
    動させることにより前記アクチュエータを動かし前記可
    動接点を固定接点に接近させることを特徴とする請求項
    1に記載のスイッチの接触機構。
  4. 【請求項4】前記プランジャーの先端部の下面に設けら
    れたゆるやかな段差を持つ面と、該段差面と常に当接す
    るストッパ部材と、該ストッパ部材に設けられた鉤部
    と、該ストッパ部材を上方に付勢するストッパバネと、
    前記アクチュエータに設けられた突起とを備え、前記ス
    トッパ部材は前記プランジャーの段差面に沿って動くこ
    とにより前記ストッパ部材の鉤部と該アクチュエータの
    突起との係合状態を施錠状態又は開放状態に置くことを
    特徴とする請求項1に記載のスイッチの接触機構。
  5. 【請求項5】スイッチオンの時、前記ストッパ部材は上
    昇しており、前記アクチュエータの突起は前記ストッパ
    部材の鉤部の上を乗り越えて進み可動接点と固定接点と
    を接触させ、その時、前記鉤部と前記アクチュエータの
    突起との係合状態は施錠状態となることを特徴とする請
    求項2に記載のスイッチの接触機構。
  6. 【請求項6】前記施錠状態において、操作部をスイッチ
    オフの方向に動かし前記プランジャーを動かし、前記反
    転バネの反転ポイントを越えても前記プランジャーの先
    端部の下面の形状によりしばらく解放状態にならず、更
    に前記反転バネが反転ポイントを越えて操作部をスイッ
    チのオフ方向に動かした時、前記プランジャーの先端部
    の下面によりストッパ部材は下降し前記ロック手段は解
    放状態となり、その結果、前記アクチュエータは即座に
    移動し、可動接点は固定接点から瞬時に離れスイッチオ
    フとなることを特徴とする請求項1に記載のスイッチの
    接触機構。
  7. 【請求項7】一点を支軸にして回動操作する操作部と、
    該操作部に連結され、該操作部の回動操作に連動して直
    線方向に動くプランジャーと、 該プランジャーの直線運動から付勢力を得る反転バネを
    介在させ、前記プランジャーの動く反対方向に所定の付
    勢力以上になったときに反転動作すると共に該プランジ
    ャーの直線運動に連動して回動動作するピニオンを備え
    た反転部材と、 前記ピニオンに噛み合うラックを備え、前記ピニオンの
    回動動作に連動して直線運動するアクチュエータと、 ケースの長手方向両端に固定接点を備え、前記アクチュ
    エータに取り付けられた可動接点を該固定接点と向き合
    うように配置し、前記反転部材で反転する動作に連動し
    て電気的に接続する接続手段と、からなる電気スイッ
    チ。
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