JP2003160034A - 洗車機 - Google Patents

洗車機

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JP2003160034A
JP2003160034A JP2001361824A JP2001361824A JP2003160034A JP 2003160034 A JP2003160034 A JP 2003160034A JP 2001361824 A JP2001361824 A JP 2001361824A JP 2001361824 A JP2001361824 A JP 2001361824A JP 2003160034 A JP2003160034 A JP 2003160034A
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伸浩 石田
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、被洗浄車両のボンネット部にフェ
ンダーミラーが設けられている場合、ボンネット部の洗
い残しを少なくして作業者の負担を軽減できる洗車機を
提供することを目的とする。 【解決手段】 洗車機本体1の前面近傍に、車両2のボ
ンネット部2Aの高さを検出するボンネット高さ検知セ
ンサ32を設け、車両2にフェンダーミラーFMが取り付
けられているとき、トップブラシ12を、ボンネット高さ
検知センサ32により検出される車両のボンネット部2A
の高さにフェンダーミラーFMの高さを加えた高さ位置
まで昇降させてその位置を維持し、所定時間となると、
あるいは車両2と洗車機本体1が所定距離相対移動する
と、トップブラシ12を車両のボンネット部2Aへ下降さ
せる構成とする。この構成によれば、トップブラシ12は
フェンダーミラーFMを過ぎるとボンネット部2Aへ下
降される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば給油所に
設置され、洗車に使用される洗車機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の洗車機を図面に基づいて説明す
る。図17,図18において、81は被洗浄車両の車両
82を跨ぎ、複数個の輪体83を介して床面84に敷設
されたレール85の上を車両82の前後方向に走行する
門型の洗車機本体であり、この門型の洗車機本体81内
には、車両2をブラッシングする手段として、上下方向
に移動自在で被洗浄車両82の上面を洗浄するトップブ
ラシ86と、洗車機本体81の走行方向と直角な左右方
向に横行自在で車両82の前後面および両側面を洗浄す
る一対のサイドブラシ87と、洗車機本体81の走行方
向と直角な左右方向に出退自在で車両82のタイヤおよ
び下部側面を洗浄する左右一対のロッカーブラシ88と
を設け、さらに車両82の乾燥手段として、トップノズ
ル91、左右一対のサイドノズル92ならびに両ノズル
91,92に同時に連通して風を供給する左右一対のブ
ロワ装置93を設け、また洗浄水(リンス)、あるいは
洗剤、あるいはワックス液を噴霧するスプレー装置とし
て、洗浄水(リンス)アーチや洗剤アーチやワックスア
ーチ(いずれも図示せず)が配設されている。
【0003】また洗車機本体81の正面上端には、車両
82の車高を検出するソニックセンサからなる車高セン
サ94が設けられ、洗車機本体1の移動に伴ない検出さ
れる車両82の車高により車両82の形状を認識してい
る。
【0004】このような洗車機において、図17に示す
ように、車両82のボンネット部82aにフェンダーミ
ラー95が設けられている場合、洗車機本体81を前進
させてブラッシング手段により車両82の洗浄を行うと
き、トップブラシ86によりフェンダーミラー95を破
損しないように、トップブラシ86によるボンネット部
82aの洗浄を回避している。すなわち、一点鎖線で示
すように、洗車開始時に、トップブラシ86は上端位置
に固定され、洗車機本体81の前進に伴いトップブラシ
86の位置がフロントガラス部82bに到達すると下降
され、以後車両82の上面に沿って昇降され、車両82
の上面を洗浄する。またサイドブラシ87により車両8
2の前後面と両側面が洗浄され、ロッカーブラシ88に
より車両82のタイヤおよび下部側面が洗浄される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように車両8
2のボンネット部82aにフェンダーミラー95が設け
られている場合、トップブラシ86によるボンネット部
82aの洗浄を回避しているため、ボンネット部82a
に洗い残しが生じ、したがって洗車終了後、作業者がブ
ラシにより洗浄作業を行う必要があるため、作業者の負
担となっていた。
【0006】そこで、本発明は、被洗浄車両のボンネッ
ト部にフェンダーミラーが設けられている場合、ボンネ
ット部の洗い残しを少なくして作業者の負担を軽減でき
る洗車機を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、被洗浄車
両と洗車機本体を相対移動させながら、前記被洗浄車両
に対して洗車を行う洗車機であって、前記洗車機本体
に、前記被洗浄車両の上面を洗浄する上面ブラシを昇降
自在に設け、前記洗車機本体の前面近傍に、前記被洗浄
車両のボンネット部の高さを検出する高さ検出手段を設
け、前記被洗浄車両にフェンダーミラーが取り付けられ
ているとき、前記上面ブラシを、前記高さ検出手段によ
り検出される前記被洗浄車両のボンネット部の高さに前
記フェンダーミラーの高さを加えた高さ位置まで昇降さ
せてその位置を維持し、所定時間となると、あるいは前
記被洗浄車両と洗車機本体が所定距離相対移動すると、
前記上面ブラシを被洗浄車両のボンネット部へ下降させ
ることを特徴とするものである。
【0008】上記構成によれば、被洗浄車両にフェンダ
ーミラーが取り付けられているとき、上面ブラシは高さ
検出手段により検出される被洗浄車両のボンネット部の
高さにフェンダーミラーの高さを加えた高さ位置まで昇
降され、その位置が維持され、所定時間となると、ある
いは被洗浄車両と洗車機本体が所定距離相対移動する
と、上面ブラシは被洗浄車両のボンネット部へ下降され
る。よって、フェンダーミラーの上部近くに上面ブラシ
は位置され、上面ブラシがフェンダーミラー位置を通過
すると、ボンネット部へ下降され、ボンネット部が洗浄
される。したがって、上面ブラシによるフェンダーミラ
ーの破損を回避でき、またフェンダーミラーの上部に近
く上面ブラシは位置されることから最も短時間で上面ブ
ラシをボンネット部へ下降でき、ボンネット部の洗浄を
開始することができ、洗浄に要する時間が短縮される。
さらにボンネット部の洗い残し部分をフェンダーミラー
位置より先端側に限ることができることから、従来と比
較してボンネット部の洗い残し部分が少なくなり、作業
者の負担が軽減される。
【0009】また請求項2に記載の発明は、上記請求項
1に記載の発明であって、高さ検出手段は、その光軸が
水平に、かつ上下方向に配置された複数の光電スイッチ
により形成されていることを特徴とするものである。
【0010】上記構成によれば、複数の光電スイッチの
うちその光軸が被洗浄車両のボンネット部により遮断さ
れることにより、被洗浄車両のボンネット部の高さが検
出される。
【0011】また請求項3に記載の発明は、上記請求項
1または請求項2に記載の発明であって、前記被洗浄車
両にフェンダーミラーが取り付けられているのを予め入
力する入力手段を設け、前記入力手段により前記被洗浄
車両にフェンダーミラーが取り付けられていることが入
力されると、前記上面ブラシを前記高さ検出手段により
検出される前記被洗浄車両のボンネット部の高さに応じ
て前記フェンダーミラーに接触しない高さ位置まで昇降
させてその位置を維持し、前記被洗浄車両と洗車機本体
の相対移動により前記上面ブラシが車両の先端に到着し
た後、所定時間経過すると、あるいは前記被洗浄車両と
洗車機本体が所定距離相対移動すると、前記上面ブラシ
を被洗浄車両のボンネット部へ下降させることを特徴と
するものである。
【0012】上記構成によれば、入力手段により被洗浄
車両にフェンダーミラーが取り付けられていることが入
力されると、上面ブラシは高さ検出手段により検出され
る被洗浄車両のボンネット部の高さに応じてフェンダー
ミラーに接触しない高さ位置まで昇降されてその位置が
維持され、被洗浄車両と洗車機本体の相対移動により前
記上面ブラシが車両の先端に到着した後、所定時間経過
するとあるいは被洗浄車両と洗車機本体が所定距離相対
移動すると、上面ブラシは被洗浄車両のボンネット部へ
下降され、ボンネット部が洗浄される。したがって、上
面ブラシによるフェンダーミラーの破損を回避でき、ま
たフェンダーミラーの上部近くに上面ブラシは位置され
ることから最も短時間で上面ブラシをボンネット部へ下
降でき、ボンネット部の洗浄を開始することができ、洗
浄に要する時間が短縮される。さらにボンネット部の洗
い残し部分をフェンダーミラー位置より先端側に限るこ
とができることから、従来と比較してボンネット部の洗
い残し部分が少なくなり、作業者の負担が軽減される。
【0013】また請求項4に記載の発明は、上記請求項
1〜請求項3のいずれかに記載の発明であって、前記洗
車機本体を、前記上面ブラシを備えた前部本体と、前記
被洗浄車両の乾燥を行う乾燥手段を備えた後部本体に分
離し、前記前部本体と後部本体をそれぞれ別個に走行可
能に構成したことを特徴とするものである。
【0014】上記構成によれば、洗車機本体は別個にそ
れぞれ走行可能とされた前部本体と後部本体から構成さ
れ、前部本体の移動に伴って上面ブラシにより車両の上
面が洗浄される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本実施の形態における洗車
機の側面図、図2は同洗車機の正面図、図3は同洗車機
内の機器の配置図である。本実施の形態における洗車機
は、ドライブスルータイプの洗車機(前方から洗車機本
体内へ進入した被洗浄車両を洗車終了後に後方へ通り抜
け退場させる方式の洗車機)としている。
【0016】図1〜図3において、1は被洗浄車両であ
る車両2を跨ぎ、一定経路αに沿って車両2の前後方向
に走行する門型の洗車機本体であり、この洗車機本体1
は一定経路αに沿って前方へ移動させながら、車両2に
対して洗車を行い、洗車が終了すると洗車機本体1の後
方から車両2を退出させるように構成されている。な
お、本実施の形態では、洗車が終了すると車両2は洗車
位置から洗車機本体1の移動方向とは直角な方向(異な
る方向)へ退出するようにレイアウトされている。
【0017】前記洗車機本体1は、車両2の洗浄を行う
洗浄手段を備えた前部本体1Aと、車両2の乾燥を行う
乾燥手段を備えた後部本体1Bに分離され、それぞれ複
数個の輪体(走行車輪)3を介して床面4に敷設された
一対の走行レール5の上をそれぞれ別個に走行可能とさ
れている。また前部本体1Aと後部本体1Bは、ワイヤ
(索体の一例)6により接近・離間自在に接続され、こ
れら前部本体1Aと後部本体1Bが離間したときに前部
本体1Aと後部本体1Bが一体に見えるように、かつ離
間部を覆うようにカバー(覆い手段の一例)7が設けら
れている。このカバー7は前端部が前部本体1Aに固定
され、後部本体1Bでは接近・離間に応じてスライドす
るように構成され、またカバー7の内方上部で前部本体
1A側には、洗車機本体1の走行方向と直角な左右方向
に、後述する車両洗浄時の水飛びを防止するアーチ8
(図3)が設けられている。
【0018】上記前部本体1A内には、車両2の洗浄手
段として、前面より順に、洗車機本体1の走行方向と直
角な左右方向に出退自在で車両2のタイヤおよび下部側
面を洗浄する左右一対のロッカーブラシ11と、上下方
向に移動自在で被洗浄車両2の上面を洗浄するトップブ
ラシ(上面ブラシ)12と、左右方向に横行自在で車両
2の前後面および両側面を洗浄する一対のサイドブラシ
(側面ブラシ)13が設けられ、さらに車両2に対して
洗浄水(リンス)、あるいは洗剤を噴霧するスプレー装
置(図示せず)が設けられている。またサイドブラシ1
3には、一対のブラシが全閉となったことを検出するサ
イドブラシ全閉検知リミットスイッチ14(図5)と、
一対のブラシが全開となったことを検出するサイドブラ
シ全開検知リミットスイッチ15(図5)が設けられて
いる。
【0019】また車両2を洗車停止位置へ導く手段とし
て、前部本体1Aの前端部に車両2の運転者に車両2の
停止位置を案内するストップ案内板16が設けられ、さ
らに前部本体1Aの正面に赤色の案内表示灯(赤いパト
ライト)17とスピーカ18が設けられている。ストッ
プ案内板16は洗車が開始されるときに正面側部内に収
納される。
【0020】また後部本体1B内には、車両2の乾燥手
段として、上下方向に移動自在で被洗浄車両2の上面を
乾燥するトップノズル21と、左右方向に横行自在で車
両2の両側面を乾燥する左右一対のサイドノズル22が
設けられ、さらに両ノズル21,22に同時に連通して
風を供給する左右一対のブロワ装置23が設けられてい
る。
【0021】また前部本体1Aには、次の各種センサが
設けられている。すなわち、前部本体1Aの正面上部
に、車両2を検出する超音波センサからなる車高センサ
(車両検出手段)26が設けられ、さらに前部本体1A
の下端には、前部本体1がホームポジション(HP;走
行開始位置)にあることを検知する前部HPリミットス
イッチ27と前部本体1Aがオポジットポジション(O
P;走行終了位置)にあることを検知する前部OPリミ
ットスイッチ28が設けられている。また前部本体1A
の正面から前方に突出させて車両2の入庫を検出する光
電スイッチからなる入庫検出器29が設けられている。
さらに、前部本体1Aの前面近傍に(前方内部に)、前
部本体1Aの先端に車両2が入ったことを検出する光電
スイッチからなる車長センサ30と前記ストップ案内板
16より内部に車両2が入ったことを検出する光電スイ
ッチからなる車体先端検知センサ31が設けられてい
る。
【0022】また前部本体1Aの前面近傍で車体先端検
知センサ31の上方位置に、被洗浄車両2のボンネット
部2Aの高さを検出する高さ検出手段として、ボンネッ
ト高さ検知センサ32が設けられている。このボンネッ
ト高さ検知センサ32は、図4に示すように、その光軸
が水平で上下方向に平行に配置された複数(図では4
台)の透過形(または同軸反射形)光電スイッチ32
a,32b,32c,32dから形成され、車両2のボ
ンネット部2Aにより光電スイッチ32a,32b,3
2c,32dの光軸が遮断されることにより、車両2の
ボンネット部2Aの高さを検出する。すなわち、車両2
のボンネット部2Aにより光軸が遮断されない光電スイ
ッチ32a,32b,32c,32dのうち最も下方に
位置する光電スイッチ32a,32b,32c,32d
の高さ位置がボンネット部2Aの高さとして認識され
る。図4では、車両2のボンネット部2Aにより光電ス
イッチ32aの光軸が遮断されていることから、車両2
のボンネット部2Aの高さは、光電スイッチ32bの高
さ位置と認識される。
【0023】またサイドブラシ13には、サイドブラシ
13が車両2に接触してOP側へ傾いたことにより動作
して車両2の前端を検出する前部車体検知リミットスイ
ッチ33(図5)と、サイドブラシ13が車両2に接触
してHP側へ傾いたことにより動作して車両2の後端を
検出する後部車体検知リミットスイッチ34(図5)が
設けられ、またストップ案内板16には、ストップ案内
板16が車両2に接触して傾いたことにより動作して車
両2を検出する案内板曲げセンサ35(図5)が設けら
れ、さらに輪体3の一つにはこの回転軸に(前部)パル
スエンコーダ36(図5)が連結されている。
【0024】また後部本体1Bには、次の各種センサが
設けられている。すなわち、後部本体1Bの下端には、
後部本体1Bがホームポジション(HP;走行開始位
置)にあることを検知する後部HPリミットスイッチ3
7と後部本体1Bがオポジットポジション(OP;走行
終了位置)にあることを検知する後部OPリミットスイ
ッチ38が設けられている。また後部本体1Bの背面
(後端)から突出させて、車両2の出庫を検出する光電
スイッチからなる出庫検出器39が設けられ、さらに輪
体3の一つにはこの回転軸に(後部)パルスエンコーダ
40(図5)が連結されている。
【0025】また後部本体1Bの天井部には、前部本体
1Aと後部本体1Bとの位置関係を検出する検出手段と
して、カバー7の一側端より内方へ突出された被検出体
41により動作する、減速用の閉減速確認リミットスイ
ッチ42と停止用の閉限確認リミットスイッチ43が設
けられ、さらにカバー7の他側端より内方へ突出された
被検出体44により動作する、追従用の追従確認リミッ
トスイッチ45と停止用の終端限(開限)確認リミット
スイッチ46が設けられている。前記減速用の閉減速確
認リミットスイッチ42は、前部本体1Aと後部本体1
Bが接近して移動している前部本体1Aまたは後部本体
1Bの走行速度を減速させる必要があるときに動作する
ように設定され、停止用の閉限確認リミットスイッチ4
3は前部本体1Aと後部本体1Bが機構的に最も接近で
きる位置(閉限位置)に設けられている。また前記追従
用の追従確認リミットスイッチ45は、前部本体1Aと
後部本体1Bとの距離が、追従距離{設定離間距離;前
部本体1Aと後部本体1Bがともに追従して移動するこ
とができる最大可能離間距離としている}Lとなったと
きに動作するように設定され、停止用の終端限(開限)
確認リミットスイッチ46は、前部本体1Aと後部本体
1Bが機構的に最も離れることができる位置(開限位
置)に設けられている。
【0026】また図3に示すように、前部本体1Aと後
部本体1B間における物や人の存在を検出するために
(挟まれを検出するために)、複数のセット(図3では
2セット)の光電スイッチからなる挟まれ確認センサ4
7が設けられ、また前部本体1Aと後部本体1B間に、
給電およびデータの授受に使用される配線を支持するア
ーム49が設けられている。
【0027】また図1に示すように、走行レール5の先
端前方に、車両2の洗車位置への進入をコントロールす
る遮断機51と、起動、停止指令や洗車モードなどを入
力する操作スイッチなどが配列されたリモートパネル5
2が設けられ、また走行レール5の後端後方には車両2
の運転者へ洗車終了による退出(洗車位置からの脱出)
を促す出口信号灯53が設けられている。またリモート
パネル52には、スピーカ54(図5)が設けられ、さ
らに車両2にフェンダーミラーが取り付けられているの
を予め入力する入力手段として、フェンダーミラー入力
スイッチ55(図5)が設けられている。
【0028】上述したように車両2は洗車位置から洗車
機本体1の移動方向とは直角な方向へ退出するようにレ
イアウトされており、車両2の退出を検出する退出検出
手段として、車両2の洗車機本体1の移動方向とは直角
な方向への退出を検出する退出検出センサ56が設けら
れている。退出検出センサ56は、たとえば車両2の退
出路を3箇所、すなわちレール5内、レール5上、レー
ル5外方で光軸が横切るように配置された3台の透過形
(または同軸反射形)光電スイッチにより形成される。
【0029】上記構成の洗車機の制御ブロック図を図5
に示す。図示するように、前部本体1Aに内蔵されたマ
イクロコンピュータからなる制御装置61と、この制御
装置61に接続される、リモートパネル52、車高セン
サ26やリミットスイッチ27,28やパルスエンコー
ダ36,40などからなるセンサ系62、前部本体1A
の輪体3に連結され、輪体3を駆動することにより前部
本体1Aを走行させる走行駆動装置(走行モータを含
む)63A、後部本体1Bの輪体3に連結され、輪体3
を駆動することにより後部本体1Bを走行させる走行駆
動装置(走行モータを含む)63B、各ブラシ11,1
2,13、各乾燥用ノズル21,22、ストップ案内板
16などからなる駆動系64、遮断機51、出口信号灯
53、および音声出力装置65から構成されている。
【0030】音声出力装置65は制御装置61から指令
されたコードナンバーにより、予め入力された音声デー
タを選択して、指定されたスピーカ18または54へ出
力し、音声によりアナウンス(報知の一例)を行う。コ
ードナンバーとそのアナウンス内容の一例は下記の通り
である。
【0031】コードナンバー1;お車をストップ案内板
までゆっくり前進して下さい。 コードナンバー2;赤いパトライトが点灯するまでゆっ
くり前進して下さい。 コードナンバー3;車を止めて下さい。(1秒後) ギヤをパーキングにし、サイドブレーキを強くかけて下
さい。
【0032】窓を閉め終わったら、エンジンを止めて下
さい。 まもなく洗車が始まります。 コードナンバー4;車が前に入り過ぎています。
【0033】お車の先端をストップ案内板に合わせて下
さい。 コードナンバー5;洗車終了しました。 コードナンバー6;お車をゆっくり退出させて下さい。
【0034】コードナンバー7;洗車機がバックしま
す。ご注意下さい。 上記制御装置61は、図6に示すように、前部HPリミ
ットスイッチ27によりリセットされ、前部パルスエン
コーダ36からの出力パルスをカウントすることにより
前部車体1AのHPからの移動距離Xを検出する前部カ
ウンタ66と、後部HPリミットスイッチ37によりリ
セットされ、後部パルスエンコーダ40からの出力パル
スをカウントすることにより後部車体1BのHPからの
移動距離Yを検出する後部カウンタ67と、車長センサ
30が動作(オン)したときの前部カウンタ66のカウ
ント値(移動距離)x1(図7参照)を記憶し、車長セ
ンサ30が不動作(オフ)となったときの前部カウンタ
66のカウント値(移動距離)x2(図7参照)を記憶
し、これらカウント値(移動距離)を減算することによ
り車両2の車長Z(=x2−x1)(図7参照)を計測
する車長計測部68と、閉限確認リミットスイッチ43
が動作している状態における、車長センサ30と後部車
体1Bの後端との距離(カウント値)y(図7参照)が
予め設定され、車長計測部68により求められた車長セ
ンサ30が動作(オン)したときのカウント値(移動距
離)x1と車長Zを入力し、後部カウンタ67により求
められる後部車体1BのHPからの移動距離Yが距離の
加算値(x1+y+Z)となったこと、すなわち後部車
体1Bの後端が車両2の後端に到達したことを検出する
後部位置検出部69と、リモートパネル52からの起
動、停止などの操作信号、センサ系62からの検出信号
を入力して記憶し、前部カウンタ66により検出される
前部車体1AのHPからの移動距離Xと後部カウンタ6
7により検出される後部車体1BのHPからの移動距離
Yを入力し、また後部位置検出部69より後部車体1B
の後端が車両2の後端に到達したことを検出した検出信
号を入力し、前部車体1Aの移動距離Xおよび車高セン
サ26により求められる車高データにより車両2の形状
を認識しながら、これら操作信号、検出信号、データに
応じて、駆動系64、遮断機51、出口信号灯53、お
よび音声出力装置65を制御して洗車機本体1全体の動
作を制御し、洗車動作を実行するシーケンス部70とか
ら構成されている。
【0035】上記車両2のボンネット部2Aに、図1、
図4に示すようにフェンダーミラーFMが取りつけられ
ているときにおける、上記制御装置61のシーケンス部
70による前部本体1Aと後部本体1Bとブラシ11,
12,13と乾燥用ノズル21,22とブロワ23の動
作を、図8〜図10のフローチャートおよび図11〜図
13に示す動作説明図に基づいて詳細に説明する。な
お、リモートパネル52において洗車に必要な洗車モー
ドの設定操作に続いてフェンダーミラー入力スイッチ5
5が操作されるものとする。また図11(a)に示すよ
うに、前部本体1Aと後部本体1Bは、所定の位置(待
機位置)であるホームポジションに停止し、洗車が実行
されている車両2はなく、遮断機51前に車両2が停止
したものとする。また一対のサイドブラシ12は閉じた
状態になっているものとし、トップブラシ12は最も高
い位置にあるものとする。またトップブラシ12とトッ
プノズル21は車両2の形状に合わせて昇降されるもの
とする。 [車両案内動作]リモートパネル52により洗車に必要
な洗車モードが設定され、フェンダーミラー入力スイッ
チ55が操作されると(ステップ−1)、遮断機51へ
開指令を出力し遮断機51を開けさせ(ステップ−
2)、続いて音声出力装置65へリモートパネル52を
指定してコードナンバー1を出力し、リモートパネル5
2のスピーカ54により「お車をストップ案内板までゆ
っくり前進して下さい。」を3回アナウンスさせる(ス
テップ−3)。さらに続いて音声出力装置65へリモー
トパネル52を指定してコードナンバー2を出力し、リ
モートパネル52のスピーカ54により「赤いパトライ
トが点灯するまでゆっくり前進して下さい。」をアナウ
ンスさせる(ステップ−4)。
【0036】これにより図11(b)に示すように、遮
断機51が開けられ車両2がストップ案内板16位置へ
向けて進入される。 [洗車動作]上記アナウンスに従い、車両2が進入さ
れ、入庫検出器29が動作すると(ステップ−5)、赤
色の案内表示灯17を点灯させ(ステップ−6)、続い
て音声出力装置65へ洗車機本体1を指定してコードナ
ンバー3を出力し、洗車機本体1のスピーカ18により
「車を止めて下さい。(1秒後)ギヤをパーキングに
し、サイドブレーキを強くかけて下さい。窓を閉め終わ
ったら、エンジンを止めて下さい。まもなく洗車が始ま
ります。」をアナウンスさせ(ステップ−7)、遮断機
51へ閉指令を出力する(ステップ−8)。これによ
り、車両2はストップ案内板16前の洗車位置へ停止さ
れ、遮断機51が閉じられて次の車両2の進入が阻止さ
れる。なお、車両2の進入に伴い、車両2がストップ案
内板16に接触し案内板曲げセンサ35が動作すると、
あるいは車体先端検知センサ31が動作すると、音声出
力装置65へ洗車機本体1を指定してコードナンバー4
が出力され、洗車機本体1のスピーカ18により「車が
前に入り過ぎています。お車の先端をストップ案内板に
合わせて下さい。」がアナウンスされ、赤色の案内表示
灯17が消灯される。そしてアナウンスに応じて車両2
が後退され、案内板曲げセンサ35と車体先端検知セン
サ31がともに不動作、入庫検出器29のみが動作の状
態となると、上記ステップ−6とステップ−7が実行さ
れる。
【0037】次にブラシ11,12,13にブラシの回
転指令信号を出力し(ステップ−9)、ストップ案内板
16へ収納指令信号を出力する(ステップ−10)。続い
て、ロッカーブラシ11へ洗車指令信号を出力し(ステ
ップ−11)、前部本体1Aの走行駆動装置63Aへ前進
指令を出力する(ステップ−12)。これにより図11
(c)に示すように、ストップ案内板16が収納された
後、前部本体1Aの前進が開始され、ロッカーブラシ1
1による車両2のタイヤと側面下部の洗浄が実行され
る。
【0038】前部本体1Aの前進に伴い、ボンネット高
さ検知センサ32の光電スイッチ32a,32b,32
c,32dのうちのいずれかが車両2のボンネット部2
Aにより光軸が遮断されると(ステップ−13)、光軸が
遮断されない光電スイッチ32a,32b,32c,3
2dのうち最も下方に位置する光電スイッチ32a,3
2b,32c,32dの高さ位置をボンネット部2Aの
高さHとして認識する(ステップ−14)。そして、認識
したボンネット部2Aの高さHに、図14に示す予め設
定されたフェンダーミラーFMの高さhとトップブラシ
12の回転半径rとボンネット部2Aの傾斜を考慮した
余裕値γを加算して、フェンダーミラーFMに接触しな
いトップブラシ12の高さ位置(データ)Qを求める
(ステップ−15)。続いて求めたトップブラシ12の高
さ位置Qにおけるトップブラシ12の回転中心とサイド
ブラシ13の回転中心との距離Kを演算する(ステップ
−16)。
【0039】さらに前部本体1Aが、追従距離L移動
し、追従確認リミットスイッチ45が動作すると(ステ
ップ−17)、後部本体1Bの走行駆動装置63Bへ前進
指令を出力する(ステップ−18)。これにより図11
(d)に示すように、前部本体1Aと後部本体1B間に
追従距離Lが設けられた状態で、後部本体1Bがともに
前進を開始する。
【0040】続いて図11(e)に示すように、サイド
ブラシ13が車両2の前面に接触して傾いたことにより
前部車体検知リミットスイッチ33が動作し、その信号
を入力すると(ステップ−19)、前部本体1Aと後部本
体1Bの各走行駆動装置63A,63Bへ停止指令を出
力し(ステップ−20)、続いて前部本体1Aの走行駆動
装置63Aへ後進指令を出力し(ステップ−21)、前部
車体検知リミットスイッチ33の信号がオフとなると
(ステップ−22)、前部本体1Aの走行駆動装置63A
へ停止指令を出力し(ステップ−23)、サイドブラシ1
3へ開指令を出力する(ステップ−24)。これにより前
部本体1Aと後部本体1Bは前進した後、前部車体検知
リミットスイッチ33の信号により停止し、続いて前部
本体1Aが後進し、図11(f)に示すようにサイドブ
ラシ13が接触した状態となったときに停止し、サイド
ブラシ13により車両2の前面が洗浄される。
【0041】続いて前部本体1Aの走行駆動装置63A
へ後進指令を出力し(ステップ−25)、トップブラシ1
2へ上記求めたトップブラシ12の高さ位置Qまでの下
降指令を出力する(ステップ−26)。そしてトップブラ
シ12が車両2の先端に位置すると(前部カウンタ66
により検出される移動距離により前部車体1Aが、上記
求めた距離Kだけ後進すると)(ステップ−27)、前部
本体1Aの走行駆動装置63Aへ停止指令を出力する
(ステップ−28)。これにより図11(g)に示すよう
に、前部本体1Aが、トップブラシ12が高さ位置Qで
車両2の先端に位置した状態で停止する。このときサイ
ドブラシ13は開状態にあり、前部本体1Aと後部本体
1Bとの距離は前部本体1Aが後進した距離だけ縮まっ
ている。
【0042】続いて、サイドブラシ13へ洗車指令信号
を出力し(ステップ−29)、前部本体1Aの走行駆動装
置63Aへ前進指令を出力し(ステップ−30)、タイマ
ーを起動する(ステップ−31)。そして、タイマーの計
測時間が予め設定された所定時間{前部本体1Aが車両
2の先端からフェンダーミラーFM間の距離U(図1
4)を移動する時間}となると(ステップ−32)、トッ
プブラシ12へ下降指令信号と洗車指令信号を出力する
(ステップ−33)。
【0043】これにより、サイドブラシ13により車両
2の両側面の洗浄を実行しながら前部本体1Aは前進を
開始し、またタイマーにより時間の計測が開始され、所
定時間となると、すなわち図11(h)および図14に
示すように、トップブラシ12がフェンダーミラーFM
位置を通過すると、トップブラシ12は下降され、トッ
プブラシ12により車両2の上面の洗浄が開始される。
なお、タイマーの計測時間に代えて、車両2と洗車機本
体1が所定距離相対移動したこと、すなわち前部カウン
タ66により検出される前部本体1の走行距離Xによ
り、予め設定された上記距離Uを移動したことを検知し
たときに、トップブラシ12へ下降指令信号と洗車指令
信号を出力するようにしてもよい。
【0044】そして、前部本体1Aの前進により追従確
認リミットスイッチ45が動作すると(ステップ−3
4)、後部本体1Bの走行駆動装置63Bへ前進指令を
出力する(ステップ−35)。これにより図12(i)に
示すように、前部本体1Aと後部本体1B間に追従距離
Lが設けられた状態で、後部本体1Bがともに前進を開
始する。
【0045】続いて、乾燥用ノズル21,22のブロワ
装置23へ送風指令を出力し(ステップ−36)、上記求
めた高さ位置Qまでトップノズル21へ下降指令を出力
する(ステップ−37)。これにより図12(j)に示す
ように、トップノズル21は高さ位置Qまで下降し、図
12(j)、図12(k)に示すように、乾燥用ノズル
21,22による車両2の上面と両側面の乾燥が行われ
る。このとき、ブラシ11,12,13による車両2の
洗浄が実行されており、ブラシ11,12,13と乾燥
用ノズル21,22との距離は追従距離L以上とされて
いる。
【0046】続いて、サイドブラシ13による車両2の
側面の洗浄が終了し、サイドブラシ13が車両2の背面
へ回ってサイドブラシ全閉検知リミットスイッチ14が
動作すると(ステップ−38)、前部本体1Aと後部本体
1Bの走行駆動装置63A,63Bへ停止指令を出力す
る(ステップ−39)。これにより図12(l)に示すよ
うに、サイドブラシ13が車両2の背面に位置する状態
で前部本体1Aと後部本体1Bが停止する。
【0047】次に、前部本体1Aの走行駆動装置63A
へ後進指令を出力し(ステップ−40)、後部車体検知リ
ミットスイッチ34が動作すると(ステップ−41)、前
部本体1Aの走行駆動装置63Aへ停止指令を出力し
(ステップ−42)、サイドブラシ13へ開指令を出力す
る(ステップ−43)。そして、前部本体1Aと後部本体
1Bの走行駆動装置63A,63Bへ前進指令を出力し
(ステップ−44)、サイドブラシ全開検知リミットスイ
ッチ15が動作すると(ステップ−45)、各ブラシ1
1,12,13へ駆動停止指令を出力し(ステップ−4
6)、前部本体1Aの走行駆動装置63Aへ停止指令を
出力する(ステップ−47)。これにより図12(m)に
示すように、前部本体1Aが後進され、サイドブラシ1
3が車両2の後端に接触して傾斜すると停止され、次に
前進しながらサイドブラシ13により車両2の背面が洗
浄され、サイドブラシ13が全開となると各ブラシ1
1,12,13の駆動が停止され、前部本体1Aは停止
される。また図12(n)に示すように、乾燥用ノズル
21,22による車両2の乾燥は実行されながら、後部
本体1Bは前進を続ける。
【0048】続いて減速用の閉減速確認リミットスイッ
チ42の動作を確認すると(ステップ−48)、前部本体
1Aの走行駆動装置63Aへ前進指令を出力する(ステ
ップ−49)。これにより、図12(o)に示すように、
後部本体1Bが前部本体1Aへ接近すると、前部本体1
Aと後部本体1Bはともに前進を続ける。
【0049】そして、後部位置検出部69により後部本
体1Bの後端が車両2の後端に到達したことが検出され
ると(ステップ−50)、前部本体1Aの走行駆動装置6
3Aと後部本体1Bの走行駆動装置63Bへ停止指令を
出力し(ステップ−51)、乾燥用ノズル21,22およ
びブロワ装置23へ駆動停止指令を出力する(ステップ
−52)。これにより図12(p)に示すように、後部本
体1Bの後端が車両2の後端位置に到達して停止し、各
乾燥用ノズル21,22およびブロワ装置23の駆動が
停止される。
【0050】なお、後部位置検出部69によりサイドノ
ズル22が車両2の後端に到達することが検出される前
に、前部OPリミットスイッチ27が動作すると、前部
本体1Aの走行駆動装置63Aへ停止指令が出力されて
前部本体1Aは停止され、また後部OPリミットスイッ
チ38が動作すると、後部本体1Bの走行駆動装置63
Bへ停止指令が出力されて後部本体1Bは停止される。
また閉減速確認リミットスイッチ42の動作を確認する
と、後部本体1Bの走行駆動装置63Bへ減速指令が出
力され、停止用の閉限リミットスイッチ43の動作を確
認すると、後部本体1Bの走行駆動装置63Bへ停止指
令が出力される。
【0051】続いて出口信号灯53へ点灯指令して出口
信号灯53を点灯させ(ステップ−53)、続いて音声出
力装置65へ洗車機本体1を指定してコードナンバー5
と6を出力し、洗車機本体1のスピーカ18により「洗
車終了しました。お車をゆっくり退出させて下さい。」
をアナウンスさせる(ステップ−54)。これにより出口
信号灯53が点灯し、退出がアナウンスされ、図13
(q)に示すように、車両2の運転者は車両2を退場さ
せる。
【0052】続いて車両2の退場を出庫検出器39およ
び退場検出センサ56の動作により確認すると(ステッ
プ−55)、出口信号灯53へ消灯指令を出力し(ステッ
プ−56)、続いて音声出力装置65へ洗車機本体1を指
定してコードナンバー7を出力し、洗車機本体1のスピ
ーカ18により「洗車機がバックします。ご注意下さ
い。」をアナウンスさせる(ステップ−57)。そして、
前部本体1Aおよび後部本体1Bの走行駆動装置63
A,63Bへ後進指令を出力し(ステップ−58)、前部
HPリミットスイッチ27の動作により前部本体1A
が、ホームポジションに到達したことを確認すると(ス
テップ−59)、前部本体1Aの走行駆動装置63Aへ停
止指令を出力し(ステップ−60)、後部HPリミットス
イッチ37の動作により後部本体1Bが、ホームポジシ
ョンに到達したことを確認すると(ステップ−61)、後
部本体1Bの走行駆動装置63Bへ停止指令を出力する
(ステップ−62)。これにより図13(r)に示すよう
に、前部本体1Aと後部本体1Bがともにホームポジシ
ョンへ戻る。なお、ホームポジションを検出する前部H
Pリミットスイッチ27の動作確認の前に、接近検出手
段である減速用の閉減速確認リミットスイッチ42の動
作を確認すると、前部本体1Aの走行駆動装置63Aへ
減速指令が出力され、停止用の閉限リミットスイッチ4
3の動作を確認すると、前部本体1Aの走行駆動装置6
3Aへ停止指令が出力される。
【0053】続いて、遮断機51へ開指令を出力し(ス
テップ−63)、次の洗車に備える。これにより図13
(s)に示すように、遮断機51が開かれ、次の車両2
の進入が許可される。
【0054】なお、挟まれ確認センサ47が動作する
と、すなわち前部本体1Aと後部本体1Bとの間に物体
あるいは人が存在すると、前部本体1Aおよび後部本体
1Bの走行駆動装置63A,63Bへ停止指令が出力さ
れる。これにより物体あるいは人が前部本体1Aと後部
本体1Bとの間に挟まれることが防止される。
【0055】このように、車両2にフェンダーミラーF
Mが取り付けられており、フェンダーミラー入力スイッ
チ55により車両2にフェンダーミラーFMが取り付け
られていることが入力されると、図14に示すように、
トップブラシ12はボンネット部高さ検知センサ32に
より検出される車両2のボンネット部2Aの高さHにフ
ェンダーミラーFMの高さhとトップブラシ12の回転
半径rとボンネット部2Aの傾斜を考慮した余裕値γを
加えた高さ位置Q(フェンダーミラーFMに接触しない
位置の一例)まで昇降され、その位置が維持され、洗車
機本体1(前部本体1A)の移動によりトップブラシ1
2が車両2の先端に到着した後、上記所定時間となる
と、あるいは車両2と洗車機本体1(前部本体1A)が
上記所定距離U(車両2の先端とフェンダーミラーFM
間の距離)だけ相対移動すると、トップブラシ12は車
両2のボンネット部2Aへ下降されることによって、フ
ェンダーミラーFMに接触しない高さ位置、すなわちフ
ェンダーミラーFMの上部近くにトップブラシ12は位
置され、トップブラシ12がフェンダーミラーFM位置
を通過すると、ボンネット部2Aへ下降され、ボンネッ
ト部2Aの洗浄が開始される。したがって、トップブラ
シ12によるフェンダーミラーFMの破損を回避でき、
またフェンダーミラーFMの上部に近くトップブラシ1
2は位置されることから最も短時間でトップブラシ12
をボンネット部2Aへ下降でき、ボンネット部2Aの洗
浄を開始することができ、洗浄に要する時間を短縮する
ことができる。さらに、ボンネット部2Aの洗い残し部
分をフェンダーミラーFM位置より先端側に限ることが
できることから、従来と比較してボンネット部2Aの洗
い残し部分を少なくでき、すなわち作業者がブラシを使
用して洗浄を行わなければならない部分を少なくでき、
作業者の負担を軽減することができる。
【0056】またボンネット部高さ検知センサ32が、
その光軸が水平に、かつ上下方向に配置された4台の光
電スイッチ32a〜32dにより構成され、これら光電
スイッチ32a〜32dのうちその光軸が車両のボンネ
ット部2Aにより遮断されることにより、ボンネット部
2Aの高さを検出することによって、ボンネット部2A
の上面に傾斜や膨らみがある場合にでも、確実に車両の
ボンネット部2Aの高さを検出することができる。
【0057】また洗車機本体1は別個にそれぞれ走行可
能とされた前部本体1Aと後部本体1Bから構成され、
前部本体1Aと後部本体1Bがそれぞれ別個に走行駆動
されることにより、図12(j)、図12(k)、図1
2(l)に示すように、洗浄中のトップブラシ12を含
む洗浄手段と乾燥中の乾燥手段との距離を追従距離L以
上に離間することができ、よって洗浄中の水しぶきによ
り、乾燥が阻害されることを防止でき、乾燥の仕上がり
を常に良好とすることができる。
【0058】またカバー7により前部本体1Aと後部本
体1Bの隙間から水しぶきが飛散することを防止でき、
また前部本体1Aと後部本体1Bが一体で動作している
ように見せることができる。
【0059】なお、本実施の形態では、ボンネット部高
さ検知センサ32を光電スイッチ32a〜32dから構
成しているが、光電スイッチに限ることはなく、超音波
センサなど他のセンサによりボンネット部2Aの高さを
検出することも可能である。またボンネット部高さ検知
センサ32を構成する光電スイッチを4台としている
が、4台に限ることはなく、台数を増加させることによ
り、より正確にボンネット部2Aの高さを検出すること
ができる。
【0060】また本実施の形態では、洗車機本体1を別
個にそれぞれ走行可能とされた前部本体1Aと後部本体
1Bから構成しているが、分離しない洗車機本体にトッ
プブラシ12を含む洗浄手段と乾燥中の乾燥手段を備
え、車両2にフェンダーミラーFMが取り付けられてい
るとき、トップブラシ12を上記フェンダーミラーFM
に接触しない位置まで昇降し、トップブラシ12がフェ
ンダーミラーFM位置を通過すると、ボンネット部2A
へ下降し、ボンネット部2Aの洗浄を開始することによ
り、同様にボンネット部2Aの洗い残し部分をフェンダ
ーミラーFM位置より先端側に限ることができ、従来と
比較してボンネット部2Aの洗い残し部分を少なくで
き、作業者の負担を軽減することができる。
【0061】また本実施の形態では、洗車機本体1(前
部本体1Aと後部本体1B)のみを移動させて車両2の
洗車を行っているが、前部本体1Aと後部本体1Bを接
近・離間させながら移動させるとともに、図15に示す
ように、ローラコンベヤ(車両移動手段の一例)75を
用いて車両2を前後に移動するようにすることもでき
る。このように、洗車機本体1と車両2が互いに交差す
るように相対移動されながら、洗車機本体1による車両
2の洗車が行われることにより、洗車機本体1が移動す
る距離を短くすることができ、よって洗車機の設置スペ
ースを狭くすることができ、省スペースを実現できる。
【0062】また本実施の形態では、走行レール5の先
端前方に遮断機51とリモートパネル52を配置してい
るが、図16に示すように、前記リモートパネル52と
同機能のリモートパネル76を、洗車機本体1(前部本
体1A)にアーム77を介して取り付けるようにしても
よい。この構成によれば、遮断器51を含めた洗車機全
体の設置スペースを削減することができ、スペースを効
率的に使用することができる。
【0063】また本実施の形態では、図12(j)、図
12(k)、図12(l)に示すように、洗浄と乾燥を
同時に実行している状態が存在するが、洗浄動作の終了
後に、乾燥動作を行うようにしてもよい。このように、
洗浄動作が終了してから、乾燥動作を実行するため、乾
燥動作時に前部本体1Aと後部本体1Bを離間させてお
く必要をなくすことができる。このような動作の変更
は、制御装置61に対して選択データを入力することに
よって行うことができる。
【0064】また本実施の形態では、前部本体1Aと後
部本体1Bをそれぞれ別個に走行駆動させているが、前
部本体1Aと後部本体1Bを一体で走行させて洗浄およ
び乾燥を行わせるようにすることもできる。このよう
に、前部本体1Aと後部本体1Bを一体で走行させて洗
浄および乾燥を行わせると、洗車時間が大幅に短縮さ
れ、洗車時間の短縮が乾燥の仕上がり状態より優先され
るときは、たとえば車両2が遮断機51の前に列をなし
たときには、このように一体させることによって、洗車
時間の短縮を図ることができ、遮断機51の前に待機し
ている車両2の運転者の待ち時間を短縮させることがで
きる。このような動作の変更は、制御装置61に対して
選択データを入力することによって行うことができる。
【0065】また本実施の形態では、カバー7を前部本
体1Aと後部本体1Bが離間したときに前部本体1Aと
後部本体1Bが一体に見えるように、かつ離間部を覆う
ように設けているが、前部本体1Aの内部にカバーを取
り付けるようにすることもできる。このとき、挟まれ確
認センサ47はカバーの外方に設けられる。また覆い手
段として、カバー7に代えて、ジャバラ(構造)を設け
るようにしてもよい。またカバー7を後部本体1Bの内
部に取り付けるようにしてもよい。
【0066】また本実施の形態では、カバー7の前端部
を前部本体1Aに固定しているが、後部本体1Bに固定
するようにしてもよい。また本実施の形態では、追従距
離Lを最大可能離間距離としているが、最大可能離間距
離に限ることはなく、前部本体1Aと後部本体1Bを接
続するワイヤ6の長さの範囲で設定することができる。
【0067】また本実施の形態では、前部本体1Aと後
部本体1Bを接近・離間自在に接続する索体としてワイ
ヤ6を使用しているが、ワイヤに限ることなく、チェー
ンなど他の索体を使用してもよい。
【0068】また本実施の形態では、前部本体1Aと後
部本体1Bとの位置関係を検出する検出手段を、被検出
体41,44と、減速用の閉減速確認リミットスイッチ
42と、停止用の閉限確認リミットスイッチ43と、追
従用の追従確認リミットスイッチ45と、停止用の終端
限(開限)確認リミットスイッチ46により構成してい
るが、上記検出手段を超音波センサや近接センサや光電
センサなど他のセンサにより構成することもできる。
【0069】また本実施の形態では、図11(g)、図
11(h)に示すように、トップブラシ12をボンネッ
ト高さ検知センサ32により検出される被洗浄車両2の
ボンネット部2Aの高さに応じてフェンダーミラーFM
に接触しない高さ位置まで昇降させてその位置を維持
し、“被洗浄車両2と洗車機本体1の相対移動によりト
ップブラシ12が被洗浄車両2の先端に到着した後”、
タイマーを駆動し、所定時間経過すると(あるいは被洗
浄車両2と洗車機本体1が所定距離相対移動すると)、
トップブラシ12を被洗浄車両2のボンネット部2Aへ
下降させているが、トップブラシ12をボンネット高さ
検知センサ32により検出される被洗浄車両2のボンネ
ット部2Aの高さに応じてフェンダーミラーFMに接触
しない高さ位置まで昇降させてその位置を維持し、“車
体先端検知センサ31により被洗浄車両2の先端を検知
した後”、タイマーを駆動し、所定時間経過すると(あ
るいは被洗浄車両2と洗車機本体1が所定距離相対移動
すると)、トップブラシ12を被洗浄車両2のボンネッ
ト部2Aへ下降させるようにしてもよい。
【0070】この“車体先端検知センサ31”による動
作は、サイドブラシ13による被洗浄車両2の前面の洗
浄後、車体先端検知センサ31が不検出となるまで前部
本体1A(洗車機本体1)を後退させ、トップブラシ1
2をボンネット高さ検知センサ32により検出される被
洗浄車両2のボンネット部2Aの高さに応じてフェンダ
ーミラーFMに接触しない高さ位置まで昇降させてその
位置を維持し、前部本体1Aを前進させ、車体先端検知
センサ31により被洗浄車両2の検知した後、タイマー
を駆動し、所定時間経過すると(あるいは被洗浄車両2
と洗車機本体1が所定距離相対移動すると)、トップブ
ラシ12を被洗浄車両2のボンネット部2Aへ下降させ
る場合に適用される。
【0071】またこの“車体先端検知センサ31”によ
る動作は、トップブラシ12がサイドブラシ13の洗浄
に先だって洗浄するとき、あるいはトップブラシ12と
サイドブラシ13が一緒に洗浄するときには、前部本体
1Aを前進させ、ボンネット高さ検知センサ32により
被洗浄車両2のボンネット部2Aの高さが検出される
と、このボンネット部2Aの高さに応じてトップブラシ
12をフェンダーミラーFMに接触しない高さ位置まで
昇降させ、車体先端検知センサ31により被洗浄車両2
の検知すると、タイマーを駆動し、所定時間経過すると
(あるいは被洗浄車両2と洗車機本体1が所定距離相対
移動すると)、トップブラシ12を被洗浄車両2のボン
ネット部2Aへ下降させる場合に適用される。
【0072】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、上面ブラ
シによるフェンダーミラーの破損を回避できるととも
に、ボンネット部の洗い残し部分をフェンダーミラー位
置より車両の先端側に限ることができることから、従来
と比較してボンネット部の洗い残し部分を少なくでき、
作業者の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における洗車機の概略側面
図である。
【図2】同洗車機の正面図である。
【図3】同洗車機の本体の機器配置図である。
【図4】同洗車機のボンネット高さ検知センサの配置図
である。
【図5】同洗車機の制御系のブロック図である。
【図6】同洗車機の制御装置のブロック図である。
【図7】同洗車機の洗車機本体と被洗浄車両の距離の説
明図である。
【図8】同洗車機の制御方法の手順を順に示すフローチ
ャートである。
【図9】同洗車機の制御方法の手順を順に示すフローチ
ャートである。
【図10】同洗車機の制御方法の手順を順に示すフロー
チャートである。
【図11】同洗車機の制御方法の手順を順に示す説明図
である。
【図12】同洗車機の制御方法の手順を順に示す説明図
である。
【図13】同洗車機の制御方法の手順を順に示す説明図
である。
【図14】同洗車機のトップブラシの軌跡等を示す図で
ある。
【図15】本発明の他の実施の形態における洗車機の概
略平面図である。
【図16】本発明の他の実施の形態における洗車機の概
略平面図である。
【図17】従来の洗車機の側面図である。
【図18】従来の洗車機の正面図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体 1A 前部本体 1B 後部本体 2 被洗浄車両 5 走行レール 7 カバー 11 ロッカーブラシ 12 トップブラシ 13 サイドブラシ 16 ストップ案内板 18,54 スピーカ 21 トップノズル 22 サイドノズル 23 ブロワ装置 32 ボンネット高さ検知センサ 51 遮断機 52,76 リモートパネル 53 出口信号灯 55 フェンダーミラー入力スイッチ 61 制御装置 62 センサ系 63A,63B 走行駆動装置 64 駆動系 65 音声出力装置 68 車長計測部 69 後部位置検出部 70 シーケンス部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D026 AA03 AA34 AA35 AA40 AA75 AA76

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄車両と洗車機本体を相対移動させ
    ながら、前記被洗浄車両に対して洗車を行う洗車機であ
    って、 前記洗車機本体に、前記被洗浄車両の上面を洗浄する上
    面ブラシを昇降自在に設け、 前記洗車機本体の前面近傍に、前記被洗浄車両のボンネ
    ット部の高さを検出する高さ検出手段を設け、 前記被洗浄車両にフェンダーミラーが取り付けられてい
    るとき、前記上面ブラシを、前記高さ検出手段により検
    出される前記被洗浄車両のボンネット部の高さに前記フ
    ェンダーミラーの高さを加えた高さ位置まで昇降させて
    その位置を維持し、所定時間となると、あるいは前記被
    洗浄車両と洗車機本体が所定距離相対移動すると、前記
    上面ブラシを被洗浄車両のボンネット部へ下降させるこ
    とを特徴とする洗車機。
  2. 【請求項2】 前記高さ検出手段は、その光軸が水平
    に、かつ上下方向に配置された複数の光電スイッチによ
    り形成されていることを特徴とする請求項1に記載の洗
    車機。
  3. 【請求項3】 前記被洗浄車両にフェンダーミラーが取
    り付けられているのを予め入力する入力手段を設け、 前記入力手段により前記被洗浄車両にフェンダーミラー
    が取り付けられていることが入力されると、前記上面ブ
    ラシを前記高さ検出手段により検出される前記被洗浄車
    両のボンネット部の高さに応じて前記フェンダーミラー
    に接触しない高さ位置まで昇降させてその位置を維持
    し、前記被洗浄車両と洗車機本体の相対移動により前記
    上面ブラシが車両の先端に到着した後、所定時間経過す
    ると、あるいは前記被洗浄車両と洗車機本体が所定距離
    相対移動すると、前記上面ブラシを被洗浄車両のボンネ
    ット部へ下降させることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の洗車機。
  4. 【請求項4】 前記洗車機本体を、前記上面ブラシを備
    えた前部本体と、前記被洗浄車両の乾燥を行う乾燥手段
    を備えた後部本体に分離し、前記前部本体と後部本体を
    それぞれ別個に走行可能に構成したことを特徴とする請
    求項1〜請求項3のいずれかに記載の洗車機。
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