JPH057098Y2 - - Google Patents

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JPH057098Y2
JPH057098Y2 JP1987058086U JP5808687U JPH057098Y2 JP H057098 Y2 JPH057098 Y2 JP H057098Y2 JP 1987058086 U JP1987058086 U JP 1987058086U JP 5808687 U JP5808687 U JP 5808687U JP H057098 Y2 JPH057098 Y2 JP H057098Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の利用分野] この考案は、門型に形成される洗車機本体内に
上面ブラシおよび側面ブラシを備え、洗車機本体
の往復走行に伴い自動車車体をブラシ洗浄するタ
イプの洗車機に関する。
[従来技術およびその問題点] 自動車には種々タイプがあり、第1図a,bに
示すように、車体後面に後部確認ミラーを突出さ
せたものや、スペアタイヤを露出させたものがあ
る。こうした自動車を洗車する場合、通常の自動
車と同様に車体後面までブラシがけをすると、前
記ミラーやスペアタイヤの部分でブラシが引つ掛
かり、ブラシを摩損させてしまつたり、ミラーを
破損させてしまうと云つた不都合を生じてした。
このため、これまでは動作中のブラシを車体面か
ら離して回避動作させる手動操作キー等の手段を
洗車機に備え、係員が洗車機に付き添つてブラシ
が車体後面近くにまで至ると回避動作させ、前記
ミラーやスペアタイヤの部分にブラシが当たらな
いよう操作する必要があつた。
なお、上記のような後部確認ミラーやスペアタ
イヤ等に対しては、側面ブラシによる車体後面の
洗浄を回避する必要がある。ところで、この種の
洗車機は、第4図に見られるように、側面ブラシ
7,7′の開閉や傾動の状態を検出するスイツチ
13,14,14′を備え、洗車機本体1が往行
しブラシ7,7′が車体後面に至つて互いに閉じ
るか車体から離れて傾動が解かれるかするのを検
知して、側面ブラシが自動車後方に達したのを確
認してから洗車機本体1の走行を停止するよう制
御される。従つて、往行工程中に上記のようなブ
ラシ7,7′の回避操作をすると、回避した後に
ブラシ7,7′を一旦閉じる操作をするか洗車機
本体1を走行限界位置まで走らせるかしないと走
行を停止できず、スムーズに次の工程へ移行でき
ない。また続く復行工程に入れば、工程開始直後
の側面ブラシが車体後面に触れる前のタイミング
をとらえて素早く回避操作しなければならず、慣
れない作業者にとつて回避操作を安全に行うこと
が困難であつた。
[問題点を解決するための手段] この考案は、門型に形成され前後に往復走行す
る洗車機本体に、左右一対の側面ブラシと、該側
面ブラシを自動車車体と接触可能な洗浄位置と同
車体から左右方向へ引き離した待機位置との間で
開閉移動させる作動手段とを備え、洗車機本体の
前方への往行に伴い前記側面ブラシにより自動車
車体の主に前面および側面をブラシ洗浄し、続く
復行に伴い前記側面ブラシにより主に車体後面お
よび側面をブラシ洗浄する、往復のブラシ洗浄を
行い得るタイプの洗車機において、洗車する自動
車の後面にミラーやスペアタイヤ等の洗車障害物
が装着されていることを洗車開始に際して指示入
力する手段と、洗車機本体の走行位置を検出する
手段と、洗車機本体が前方へ往行する際に前記側
面ブラシによるブラシ洗浄より先行して自動車車
体の後面を検出する手段と、該後面検出手段で車
体後面を検出したときの洗車機本体の走行位置を
記憶する手段と、該記憶手段で与える記憶位置に
基づいて側面ブラシを回避動作させるべき第1の
制御位置を設定する手段と、前記記憶手段で与え
る記憶位置に基づき洗車機本体の往行を停止すべ
き第2の制御位置を設定する手段と、前記指示入
力手段による指示入力を伴つて洗車が開始される
と、洗車機本体の往行に伴う走行位置が前記第1
の制御位置に達したとき前記作動手段を操作して
側面ブラシを前記洗浄位置から待機位置へ移動さ
せ、この後に同走行位置が第2の制御位置に達し
たとき洗車機本体を停止し、続く洗車機本体の復
行に伴い走行位置が前記第1の制御位置へ至ると
側面ブラシを前記待機位置から洗浄位置へ復帰さ
せるよう制御する手段とを備えて、上記問題点の
解決をはかつたものである。
[作用] これにより、洗車開始時に指示入力手段より自
動車後面に洗車障害物があることを指示入力して
おけば、洗車機本体の往行に伴つて自動車の後面
位置を検出し、この後面位置に基づいて回避すべ
き位置を設定し、側面ブラシを自動回避させるこ
とができる。また、往行時に検出した自動車の後
面位置に基づいて洗車機本体の走行を自動停止さ
せることができ、側面ブラシを互いに開いた待機
位置に保持したままで往行を自動停止し、復行工
程へ移行させることができる。更に、復行工程へ
移行すると、往行時に設定した回避位置で回避状
態を自動解除してブラシ洗浄を再開することがで
きる。
[実施例] 以下、その具体例を第2図〜第4図に示す実施
例を基に説明する。
第2図は本考案一実施例の正面図、第3図及び
第4図は実施例の構成を示す説明図である。
1は洗車機本体で、正面門型に形成されレール
2,2′上を走行し、該レール2,2′間に停車さ
れる自動車を跨いで移動する。3は自動車の上面
を洗浄する上面ブラシで、本体1の両側において
軸支される一対の揺動アーム4,4′によりその
両端を支持され、車体との接触により構成されて
いる。5はこの上面ブラシ3を回転駆動するモー
ター、6は揺動アーム4,4′を介して上面ブラ
シ3を昇降操作するエアーシリンダーである。上
面ブラシ3は、通常エアーシリンダー6により図
示の上方位置に保持され、洗浄時にはこのエアー
シリンダー6の附勢を解かれて下降し車体に接し
て揺動する。
22は上面ブラシ3の揺動動作を検出する検出
器で、エアーシリンダー6と連結される伝動アー
ム8に具備されたマグネツトに応動する近接スイ
ツチから成り、主に上面ブラシ3が車体との接触
から外れて下端近くへ下降したのを検出する。
7,7′は自動車の前後面及び側面を洗浄する
ための左右一対の側面ブラシで、本体1後方天部
に渡されたレール8上を走行するキヤリア9,
9′において吊下支持され、モーター10,1
0′により回転駆動される。キヤリア9,9′に
は、互いに近接する方向へ附勢するウエイト1
1,11′と、該ウエイト11,11′の附勢に抗
して互いに引き離す方向へ動作するエアーシリン
ダー12,12′とがそれぞれに連結されており、
側面ブラシ7,7′を開閉(接離)動作させる。
側面ブラシ7,7′は、通常エアーシリンダー1
2,12′により図示の開成位置に保持され、洗
車時にはエアーシリンダー12,12′の附勢を
解いて一旦閉成しエアーシリンダー12,12′
により開きながら車体前面をブラツシングすると
共に、車体側面に対しては再びエアーシリンダー
12,12′の附勢を解いてウエイト11,1
1′の附勢により車体面に接するよう動作する。
13はキヤリア9に取り付けられる検出器で、キ
ヤリア9に対しその支持する側面ブラシ7が傾動
したのを検出するマイクロスイツチを有し、側面
ブラシ7が車体の前面(本体往行時)もしくは後
面(本体復行時)に当接したのを検出する。1
4,14′は前記エアーシリンダー12,12′に
取り付けられる検出器で、エアーシリンダー1
2,12′のピストンに内蔵されたマグネツトに
応動するリードスイツチから成り、側面ブラシ
7,7やの開閉状態を検出する。
15,15′は本体1走行用の正逆回転可能な
モほターで、車輪16を回転駆動し本体1を往復
走行させる。17はモーター15の回転を検出す
るロータリーエンコーダーで、モーターが単位角
度の回転を与える毎にパルス信号を出力するもの
で、このパルス信号を計数することによつて本体
1の走行位置を得ることができる。18は本体1
下部に設けられる検出器で、前記レール2,2′
の敷設面に図示の如く固定された凸片19に当接
して開閉するスイツチ手段から成り、本体1の停
止位置を検出する。20は本体前面に設けられる
操作パネルで、詳しくは後述する。
21は本体1の前方天部に設けられる車体検出
装置で、超音波送受器を備え送出した超音波の反
射波を受けて車体を検知するもので、車体検知の
他に、超音波の送出から反射波の受信までの時間
データに基づき車体の高さを検知し、その高さデ
ータに応じて乗用車・ワゴン車等の車種の検出を
行なつている。
上記洗車機1にはこの他に、特に図示しない
が、それぞれ公知の水・洗剤水等放出用の放水ノ
ズルや乾燥用のブロワノズルが適所に配置されて
いる。
第5図は上記実施例の制御系を示すブロツク図
である。
30は制御部で、CPU・メモリ及び入出力回
路等から成るいわゆるマイクロコンピユーターを
内蔵している。制御部30の入力ポートには、前
記操作パネル20や車体検出装置21をはじめ各
検出器13,14,14′,18,22およびロ
ータリーエンコーダー17が接続されており、出
力ポートには、前記各モーター5,10,10′,
15,15′等の駆動回路31およびエアーシリ
ンダー6,12,12′をそれぞれ作動する駆動
回路32が接続されている。
操作パネル20には後面回避キー36およびス
タートキー37が備えられている。後面回避キー
36は、洗浄する自動車がその車体後面に後部確
認ミラーやスペアタイヤ等の洗車の障害となる突
出物を装着した車で、後面へのブラツシングを回
避する必要のある場合に使用する。また、スター
トキー37は洗車の開始入力を行なうのに用い
る。従つて、前記の後面にミラーやスペアタイヤ
を装着した自動車を洗車するには、後面回避キー
36を押した後スタートキー37を押して洗車を
開始するよう操作する。
第6,7図は前記制御部30におけるプログラ
ムの一部を示すフローチヤートで、前記後面回避
キー36において後面回避の指示入力があつた場
合の動作を表し、第6図は本体1の往復走行に伴
いその往復にわたつて車体をブラツシングする場
合のシーケンス動作を示している。また第7図は
前記ロータリーエンコーダー17からのパルス入
力に応じて実行される本体走行位置検出用のサブ
ルーチンを示している。以下、この図を用いて実
施例の動作を説明する。
操作パネル20において、後面回避キー36が
押され、更にスタートキー37が押されると、第
6図に示す洗車が開始される。洗車開始に伴いま
ず本体1の走行位置を与えるメモリLを0クリア
した後(1)、モーター15,15′を起動して本体
1を往行させる一方、エアーシリンダー6の附勢
を解くと共にモーター5を駆動して上面ブラシ3
による車体上面のブラツシングを開始し、更にエ
アーシリンダー12,12′の附勢を解いて側面
ブラシ7,7′を閉じる(2)。ここで、前記車体検
知装置21からの信号をモニタして洗浄する自動
車が普通乗用車かワゴン車かを確認し(3)、ワゴン
車であればエアーシリンダー6により上面ブラシ
3を上方の待機位置まで振り上げて保持する(4)。
尚、後面にミラーやスペアタイヤを装着した自動
車は、車高の高いワゴンやジープタイプの車が多
く、通常はここでワゴン車と判断されて上面ブラ
シを上方に保持したままブラツシング動作するこ
とになる。
本体1走行に伴い、前記ロータリーエンコーダ
ー17からパルス信号が入力されると、第7図の
ルーチンを実行し、本体往行時であればパルス入
力毎に前記メモリLへ+1カウントし、復行時で
あれば−1カウントする。従つて、メモリLに記
憶される、パルスのカウント数によつて本体1の
走行位置を表すことができる。
本体往行により、閉じた側面ブラシ7,7′が
自動車の前面に当接し、これを検出器13で検出
すると(5)、本体1の走行および上面ブラシ3の洗
浄動作を停止し(6)、モーター10,10′により
側面ブラシ7,7′を駆動すると共にエアーシリ
ンダー12,12′の附勢により互いに開きなが
ら車体前面の洗浄を行なう(7)。側面ブラシ7,
7′が両端位置まで開き車体前面の洗浄を終える
と、これを検出器14,14′で検出し(8)、本体
1の往行および上面ブラシ3によるブラツシング
を再開し(9)、わずかに遅れてエアーシリンダー1
2,12′の附勢を再び解き、側面ブラシ7,
7′を車体に接して車体側面の洗浄を行なう(10)。
ここで、前記ステツプ(3)でワゴン車と判断され
ている場合には(11)、本体1の走行に伴い前記車体
検出装置21で車体の後端を検出すると(12)、エア
ーシリンダー6の附勢を解いて上方へ保持してい
た上面ブラシ3をフリーに揺動し得る状態とする
(13)。
この後、上面ブラシ3が車体後端に至り車体と
の接触関係から外れて下降すると、これを検出器
22で検知し(14)、このときの前記メモリLで与え
る本体走行位置をメモリL1へ書き込む(15)。この
メモリL1で与える位置を基に側面ブラシ7,
7′が車体後端近くに至る時の本体位置予測値L1
+C1を求め、本体走行位置Lがこの予測値L1
C1に達すると(16)、エアーシリンダー12,1
2′により側面ブラシ7,7′それぞれの両端位置
に開き(17)、側面ブラシ7,7′が車体後面へ回り
込んで後面のミラーやスペアタイヤに当接するの
を防止する。ここで、予測値L1+C1の算出に用
いられる定数C1、本体1に対する上面ブラシ3
と側面ブラシ7,7′との位置関係によつて決定
され、第7図に示すように上面ブラシ3が車体後
端において車体との接触から外れて下端位置近く
まで下降する時の本体位置と側面ブラシ7,7′
が車体後端近くまで達する時の本体位置の差を実
験的に求め、予め制御部30にデータとして記憶
されている。尚、上面ブラシと側面ブラシ7,
7′とが接近しているときは、C1=0とみなして
ステツプ(14)において上面ブラシ3で車体後端検出
後直ちにステツプ(17)を実行するようプログラムす
れば良い。
更にこの後、本体が一定距離走行しその位置L
がL1+C2(C2>C1)に達すると(18)、本体1の走行
を停止すると共に各ブラシ3,7,7′の動作を
停止し(19)、往行時の洗車を終了する。
続いて、本体1は復行に移り、上面ブラシ3を
駆動して車体上面のブラツシングを再開する(20)。
ここで、再び自動車が普通車かワゴン車かを確認
し(21)、ワゴン車であればエアーシリンダー6に
より上面ブラシ3を上方位置に保持する(22)。
本体復行に伴いメモリLで与える本体走行位置
の値は第6図に示す如く単位距離の走行毎に減算
され、このLの値が前記予測値L1+C1以下にな
ると(23)、側面ブラシ7,7′が車体後面位置を
通過したと判断し、エアーシリンダー12,1
2′の附勢を解いて側面ブラシ7,7′を車体に当
接させ車体側面のブラツシングを再開する(24)。
こうして車体の上面および側面のブラツシング
を行ない、本体1が停止位置に至ると、これを検
出器18で検知して(25)、本体の走行を停止する
と共に各ブラシ3,7,7′の動作を停止しそれ
ぞれの待機位置へ復帰させて(26)一連の洗車動作
を終了する。
以上の洗車動作における側面ブラシ7,7′の
軌跡を第9図に示している。
以上のようにこの実施例では、操作パネル20
において後面回避キー36の指示入力を伴う洗車
操作が成されると、本体往行時に側面ブラシ7,
7′より先行してブラツシング動作する上面ブラ
シ3の変位により車体後端位置を検出し、この後
端検出時の本体走行位置に基づき側面ブラシ7,
7′が車体後面に至る時期を予測して側面ブラシ
7,7による車体後面へのブラツシングを自動回
避する。また、洗浄する自動車がワゴン車の場合
は、上面ブラシ3を上方位置に保持したままで車
体形状に沿つて昇降変位しないので、車体後端位
置の検出を行なうために上面ブラシ3より先行す
る車体検出装置21において車体後端を確認して
上面ブラシ3を昇降フリーな状態とし、上面ブラ
シ3による後端検出を可能にしている。
尚、車体後端は車体検出装置21によつても検
出が可能であるが、本実施例では、装備品等が装
着され車体後端の形状が複雑であると、車体検出
装置21から発せられる超音波信号が乱反射し正
確な位置検出ができない場合があるので、上面ブ
ラシ3による実地検出を行ない安全を期してい
る。
この考案は、以上に記載した実施例に限定され
るものではなく、例えば走行位置は時間カウント
により検出することもでき、この場合は、本体1
が走行しているときの時間をカウントし位置デー
タとして与えれば良い。また、後面回避の指示入
力はキー入力手段に限らず、カードリーダ等によ
り読み出される会員データ(洗車機を所持する店
において会員契約した客個々のデータ)に後面回
避の要否を指定しておき、会員洗車受付時に自動
的に指示入力するよう構成しても良い。なお、車
体後面の検出は通常同タイプの洗車機に備えられ
ている超音波信号や光信号等を用いた車体検出手
段で行なうことも可能である。
[考案の効果] この考案は以上のように構成され、洗車開始時
に指示入力手段より自動車後面に洗車障害物があ
ることを指示入力しておけば、洗車機本体の往行
時に自動車の後面位置を検出し、この後面位置に
基づいて側面ブラシを自動的に回避動作させるの
で、係員が洗車機に付き添つて回避操作する手間
を不要とでき、また慣れない作業者でも容易に操
作できる。しかも、側面ブラシによるブラシ洗浄
に先行して自動車の後面を検出し、この検出した
後面位置に基づいて回避動作を行うので、正確な
位置で確実に回避できて回避動作に伴う洗い残し
も最小限に留めることができる。更に、側面ブラ
シを互いに開いた回避状態に保持したままで検出
した後面位置に基づいて往行を自動停止し、続く
復行工程に入つてから回避解除されるから、この
間に側面ブラシを閉じたり開いたりする動作が不
要となり、往行から復行への移行が極めてスムー
ズにかつ短時間でできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の洗車対象となる自動車の代表
例の外形図。第2図は本考案一実施例の正面図。
第3図は同実施例の側面説明図。第4図は同実施
例の斜視説明図。第5図は実施例の制御系を示す
ブロツク図。第6,7図は実施例における制御プ
ログラム要部のフローチヤート図。第8図は実施
例の動作要部を示す説明図。第9図は実施例要部
の動作軌跡を示す説明図。 1は洗車機本体、3は上面ブラシ、7,7′は
側面ブラシ、17は走行位置検出手段たるロータ
リーエンコーダー、21,22は後面検出手段と
して機能する車体検出装置と検出器、30は記憶
手段、設定手段および制御手段を含む制御部、3
6は指示入力手段たる後面回避キー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 門型に形成され前後に往復走行する洗車機本
    体に、左右一対の側面ブラシと、該側面ブラシ
    を自動車車体と接触可能な洗浄位置と同車体か
    ら左右方向へ引き離した待機位置との間で開閉
    移動させる作動手段とを備え、洗車機本体の前
    方への往行に伴い前記側面ブラシにより自動車
    車体の主に前面および側面をブラシ洗浄し、続
    く復行に伴い前記側面ブラシにより主に車体後
    面および側面をブラシ洗浄する、往復のブラシ
    洗浄を行い得るタイプの洗車機において、 洗車する自動車の後面にミラーやスペアタイ
    ヤ等の洗車障害物が装着されていることを洗車
    開始に際して指示入力する手段と、洗車機本体
    の走行位置を検出する手段と、洗車機本体が前
    方へ往行する際に前記側面ブラシによるブラシ
    洗浄より先行して自動車車体の後面を検出する
    手段と、該後面検出手段で車体後面を検出した
    ときの洗車機本体の走行位置を記憶する手段
    と、該記憶手段で与える記憶位置に基づいて側
    面ブラシを回避動作させるべき第1の制御位置
    を設定する手段と、前記記憶手段で与える記憶
    位置に基づき洗車機本体の往行を停止すべき第
    2の制御位置を設定する手段と、前記指示入力
    手段による指示入力を伴つて洗車が開始される
    と、洗車機本体の往行に伴う走行位置が前記第
    1の制御位置に達したとき前記作動手段を操作
    して側面ブラシを前記洗浄位置から待機位置へ
    移動させ、この後に同走行位置が第2の制御位
    置に達したとき洗車機本体を停止し、続く洗車
    機本体の復行に伴い走行位置が前記第1の制御
    位置へ至ると側面ブラシを前記待機位置から洗
    浄位置へ復帰させるよう制御する手段と、を備
    えたことを特徴とする洗車機。 (2) 前記上面ブラシを側面ブラシにより前方にお
    いて作動させる構造とし、前記後面検出手段で
    は本体もしくは自動車の走行に伴い上面ブラシ
    が車体後面に至つて車体との接触が外れたのを
    検出することを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の洗車機。
JP1987058086U 1987-04-16 1987-04-16 Expired - Lifetime JPH057098Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS63165262U JPS63165262U (ja) 1988-10-27
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