JP2003158559A - 自己診断装置 - Google Patents

自己診断装置

Info

Publication number
JP2003158559A
JP2003158559A JP2001357795A JP2001357795A JP2003158559A JP 2003158559 A JP2003158559 A JP 2003158559A JP 2001357795 A JP2001357795 A JP 2001357795A JP 2001357795 A JP2001357795 A JP 2001357795A JP 2003158559 A JP2003158559 A JP 2003158559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
circuit
data
output
circuit block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001357795A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Tsuda
和哉 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001357795A priority Critical patent/JP2003158559A/ja
Publication of JP2003158559A publication Critical patent/JP2003158559A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被診断回路が扱うデータに依存せずに一定の
信頼性を確保すると共に、異常時の被診断回路の出力デ
ータを保持できる自己診断装置を得る。 【解決手段】 回路ブロックと、試験用データおよび基
準データとを予め格納した格納手段と、実際に試験用デ
ータを回路ブロックに入力した場合に回路ブロックから
出力として得られた試験用出力データと基準データとを
比較して、一致しているか否かにより異常の有無を診断
する試験回路と、試験回路により診断された試験結果を
記憶する記憶手段と、回路ブロックへの入力データを切
換える第1の切換手段と、回路ブロックから出力された
出力データをの出力経路を切換える第2の切換手段と、
回路ブロックの通常動作時と試験実行時で前記第1の切
換手段および第2の切換手段を切換える試験回路制御手
段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、伝送装置に対し
て自己診断を行う自己診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は例えば、特開平09−0232
53号公報に記載された従来の自己診断装置の機能ブロ
ック図を示したものである。図10において、20は本
自己診断の診断対象となる被診断回路22へ入力データ
を搬送するためのデータ入力線であり、21は被診断回
路22からの出力データを搬送するためのデータ出力線
である。23は被診断回路22に入力される前の入力デ
ータと、被診断回路22を介した出力データとを一時格
納する信号記憶回路であり、24はデータ入力線20若
しくはデータ出力線21に任意のデータが流れた場合
に、信号記憶回路23に対して入力データ及び出力デー
タの収集を命令すると共に信号記憶回路23に格納され
た入力データと出力データとを比較し診断する監視制御
部であり、25は監視制御部24の診断結果となる判定
信号である。
【0003】次に、上記構成における動作について、図
10を用いて説明する。データ入力線20に任意のデー
タが流れると、監視制御部24は信号記憶回路23に対
して入力データの収集を命令し、信号記憶回路23は入
力データを収集すると共に、一時保持する。同様にし
て、前記任意のデータが被診断回路22を通過し、デー
タ出力線21を流れると、監視制御部24は信号記憶回
路23に対して出力データの収集を命令し、信号記憶回
路23は出力データを収集すると共に、一時保持する。
【0004】次に、監視制御部24は、任意の入力デー
タを被診断回路22に入力した場合に、信号記憶回路2
3に一時保持された入力データに基づいて被診断回路2
2から出力されると予測される出力データ(基準デー
タ)を算出する算出プログラムを有しており、実際に被
診断回路22へ特定の入力データを入力させた場合に算
出された基準データと、被診断回路22から実際に出力
され、信号記憶回路23に一時保持された出力データと
を比較する。この比較の結果、両者のデータが一致すれ
ば正常と診断し、一致しなければ異常と診断する。この
診断結果は監視制御部24から判定信号25として出力
され、例えば監視装置等に前記診断結果が表示される。
【0005】以上のように、従来の自己診断装置では被
診断回路22が扱うデータの種類に係わらず自己診断を
行うことができると共に、オンライン中であっても回路
の自己診断が可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような、従来の
自己診断装置は、データが被診断回路22に入力されて
始めて自己診断を実施するため、事前に被診断回路22
の故障を検知できず、被診断回路22から出力されるデ
ータにより前記出力データを利用する装置の誤動作を誘
発させる問題があった。このため、特に非同期TDM伝
送装置のように変動があるデータ量を扱う装置において
は、一定の信頼性の確保が難しい。さらに、従来の自己
診断装置では故障が生じた場合、診断結果だけを出力と
するため、故障の改修をする場合には再現試験を実施す
る必要があり、再現性の低い事象である場合には多大な
労力と時間が必要となり経済性が著しく低下する問題が
あった。
【0007】この発明は、以上のような問題を解決する
ためになされたものであり、被診断回路が扱うデータに
依存せずに一定の信頼性を確保すると共に、異常時の被
診断回路の出力データを保持できる自己診断装置を得る
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自己診断
装置は、入力された入力データを処理し、処理後のデー
タを出力データとして出力する回路ブロックと、前記回
路ブロックの処理機能の診断に用いる試験用データと、
前記回路ブロックが試験用データを正常に処理した場合
に出力データとして得られる基準データとを予め格納し
た格納手段と、実際に前記試験用データを前記回路ブロ
ックに入力した場合に前記回路ブロックから出力として
得られた試験用出力データと前記基準データとを比較し
て、一致しているか否かにより異常の有無を診断する試
験回路と、前記試験回路により診断された試験結果を記
憶する記憶手段と、前記回路ブロックへの入力データ
を、外部からの入力データまたは前記試験回路からの試
験用入力データのいずれかに切換える第1の切換手段
と、前記回路ブロックから出力された出力データを外部
へ出力する出力経路または前記試験回路へ出力する帰還
経路のいずれかに切換える第2の切換手段と、前記回路
ブロックの通常動作時には前記回路ブロックに外部から
の入力データが回路ブロックを介して外部へ出力される
よう前記第1の切換手段および第2の切換手段を切換
え、前記回路ブロックの試験実行時には前記試験回路か
らの試験用データが前記回路ブロックを介して試験回路
へ帰還するよう前記第1の切換手段および第2の切換手
段を切換える試験回路制御手段とを備えたものである。
【0009】また、設定情報に基づいて前記回路ブロッ
クの各種設定を行う各種設定回路と、前記記憶手段に格
納された試験結果を読み出すと共に、前記各種設定回路
の設定情報を前記記憶手段に出力する監視制御装置と、
リセット信号の入力に基づいて前記記憶手段を介して前
記監視制御装置と各種設定回路との間における設定情報
の送受信を制御すると共に、前記各種設定回路による各
種設定完了を確認すると前記試験回路制御手段に通信可
能信号を出力するファームウェアとをさらに備え、前記
試験回路制御手段は、前記ファームウェアからの通信可
能信号の受信に応じて、前記試験回路からの試験用デー
タが前記回路ブロックを介して試験回路へ帰還するよう
前記第1の切換手段および第2の切換手段を切換えるも
のである。
【0010】また、前記回路ブロックは、受信した入力
データをフレーム毎に抽出し、フレーム形式に変換する
フレーム抽出回路と、前記フレーム抽出回路によりフレ
ーム形式に変換された上記送信フレームのパリティチェ
ックを実施し、前記送信フレームに異常があれば前記送
信フレームを破棄すると共に、前記記憶手段に異常処理
信号を出力する異常処理回路とを少なくとも有し、前記
格納手段は、前記異常処理回路により異常処理信号が出
力される条件を備えた異常処理試験用データをさらに格
納し、前記試験回路は、前記試験用出力データと前記基
準データとを比較して異常の有無を診断した後、前記異
常処理試験用データを前記フレーム抽出回路へ入力し、
前記異常処理回路からの異常処理信号の受信の有無によ
り異常を診断するものである。
【0011】また、前記回路ブロックは、複数段のブロ
ックから構成され、前記第1の切換手段を介した入力用
データを入力とし、前記回路ブロックの入力側から出力
側にかけて階層的に前記複数段ブロックの間毎に切換え
て出力する第3の切換手段をさらに備え、前記試験回路
は、診断結果が正常となるまで繰り返して前記試験用デ
ータを前記第1の切換手段を介して第3の切換手段に入
力するものである。
【0012】また、前記回路ブロックは、複数段のブロ
ックから構成され、該複数段の各ブロックから出力され
る出力フレームを一時的に格納するフレーム整列バッフ
ァをさらに備え、前記フレーム整列バッファは、格納さ
れた複数の出力フレームからなる試験用出力データを順
に前記試験回路に出力させるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1に係る自己診断回路部を含む受信データ
制御回路の構成図である。図1において、1は非同期通
信データをTDM方式で搬送する非同期TDM伝送装
置、2は外部からの送信データを搬送するための光信号
線、3は光信号線2により搬送される送信データを光信
号から電気信号に変換する光/電気変換回路、4は電気
信号に変換された送信データを一時格納するバッファで
ある。
【0014】また、6はバッファ4から受け取った送信
データをフレーム形式に変換し、他のフレームフォーマ
ットに変換する受信フレーム制御部、7はバッファ4の
記憶領域を監視し、この記憶領域に余裕があり、かつ前
の試験から一定時間経過している場合にバッファ4に一
時格納されている送信データの出力を中止した後、受信
フレーム制御部6に対して処理機能試験を開始するため
の試験開始信号を出力する試験回路制御部である。
【0015】また、8は試験回路制御部7からの試験開
始信号を受け取り、図示しないメモリ等の格納手段に格
納された試験用データを受信フレーム制御部6に送出す
ることにより、受信フレーム制御部6の処理機能試験を
実施する試験回路、5Aは入力接点a若しくは入力接点
bを試験回路制御部7からの前記試験開始信号の有無に
より選択し、出力接点cに入力接点a、もしくは入力接
点bから入力された入力データを出力するセレクタ
(A)、5Bはセレクタ(A)5Aとは逆に入力接点d
から入力された入力データを試験回路制御部7からの試
験開始信号の有無により選択し、出力接点eもしくは出
力接点fに出力するセレクタ(B)である。
【0016】さらに、9は試験回路8により得られた試
験結果に基づき診断した異常の有無を示す診断結果情
報、及び受信フレーム制御部6により試験用データから
変換された試験用フレームを一時的に保持するレジス
タ、10は試験回路8がレジスタ9内に保持した領域を
一定周期毎に読み出す監視装置、11は受信フレーム制
御部6から出力された送信フレームを搬送する出力信号
線である。
【0017】図2は受信フレーム制御部6の詳細な構成
を示す構成図であり、図2において61はセレクタ
(A)5Aから受け取った送信データをフレーム毎に抽
出し、フレーム形式に変換するフレーム抽出回路、62
はフレーム抽出回路61によってフレーム形式に変換さ
れた送信フレームのパリティチェックを実施し、送信フ
レームに異常があれば送信フレームを破棄する異常処理
回路、63は異常処理回路62から受け取った送信フレ
ームを他のフレームフォーマットに変換するフォーマッ
ト変換回路である。
【0018】次に、上記構成における本実施の形態1に
係る自己診断装置の動作について説明する。はじめに、
図1における受信フレーム制御部6の動作の概要を説明
する。光信号線2を介して光/電気変換回路3に入力さ
れた送信データは、光信号から電気信号に変換され、電
気信号に変換された送信データはバッファ4に一時格納
される。ここで、もし受信フレーム制御部6の設定が通
常モードであれば、試験回路制御部7は、試験開始信号
を出力せず、セレクタ(A)5Aの接続をa−cに保持
し、セレクタ(B)5Bの接続をd−eに保持する。し
たがって、バッファ4に格納された送信データは受信フ
レーム制御部6を介して送信フレームとして出力され
る。
【0019】一方、もし受信フレーム制御部6の設定が
試験モードであれば試験開始信号がセレクタ(A)5
A,セレクタ(B)5Bへ出力され、セレクタ(A)5
Aの接続をb−cに保持し、セレクタ(B)5Bの接続
をd−fに保持する。したがって、バッファ4に格納さ
れた送信データは、試験回路8、試験回路制御部7、レ
ジスタ9を含む自己診断回路部によって試験され、診断
結果がレジスタ9に保持され、レジスタ9に保持された
診断結果を監視装置10が読み出すことにより診断結果
を確認する。
【0020】ここで、通常モードとは、バッファ4から
出力された送信データを受信フレーム制御部6に対して
入力し、受信フレーム制御部6を介して出力された送信
フレームを出力信号線11に送出する構成をとり、一
方、試験モードとは試験回路8から送出した試験用デー
タが受信フレーム制御部6を介し、出力された試験用フ
レームが再び試験回路8に戻る構成をとる。
【0021】次に、図3は、この発明の自己診断のシー
ケンスを説明する図である。以下、図3を用いて自己診
断回路部の詳細について説明する。図3において、図1
及び図2と同一の符号は同一もしくは相当の部分を表わ
し、ステップS1〜S13までは各回路の動作状態を表
す。ここでは、セレクタ(A)5Aに対する自己診断シ
ーケンスを説明しているが、セレクタ(B)5Bに対す
る自己診断シーケンスも同様に行われる。試験回路制御
部7は以前に実行した自己診断の終了後一定時間経過
し、かつバッファ4の記憶領域に余裕があるという2つ
の条件を満足した時点でステップS1に移る。
【0022】バッファ4に対する自己診断シーケンスと
して、ステップS1にて、試験回路制御部7が試験開始
信号をバッファ4に対して出力し、バッファ4の記憶領
域に試験開始信号が格納され、バッファ4からの送信デ
ータの出力を停止する。次に、ステップS2では、バッ
ファ4は送信データの出力が停止されたことを試験回路
制御部7に対して通知する。続いて、ステップS3に
て、試験回路制御部7は、セレクタ(A)5Aに対して
通常モード時の接続a−cから試験モード時の接続b−
cとなるように接点を切換える命令を通知する。次に、
ステップS4にて、セレクタ(A)5Aが試験モード時
の接点に切換えを完了したことを試験回路制御部7に対
して通知する。
【0023】続いて、ステップS5にて、試験回路8に
対する自己診断シーケンスとして、試験回路制御部7が
試験回路8に対して試験の実施を命令し、試験回路8か
ら試験用データが送出され、試験回路8は受信フレーム
制御部6を介して出力された試験用フレームを受け取
る。試験用データを基に正常に動作した場合に受信フレ
ーム制御部6から得られるフレームと比較し、試験用フ
レームが一致した場合に正常であると診断する。ここ
で、試験用データを基に正常に動作した場合に、受信フ
レーム制御部6から得られるフレームを正常基準値とす
る。
【0024】次に、ステップS6にて、レジスタ9に対
する自己診断シーケンスとして、試験回路8がレジスタ
9に対して試験の結果得られた診断結果と試験用フレー
ムを送出する。次に、ステップS7にて、レジスタ9が
診断結果と試験用フレームをレジスタ9内の記憶領域に
書き込む。次いで、ステップS8にて、レジスタ9が書
込みの完了を試験回路制御部7に対して通知する。
【0025】続いて、ステップS9にて、セレクタ
(A)5Aに対する自己診断シーケンスとして、試験回
路制御部7がセレクタ(A)5Aに対して接点を通常モ
ード時の接点に切換える命令を通知する。次に、ステッ
プS10にて、セレクタ(A)5Aが接点切り替え完了
を試験回路制御部7に通知する。
【0026】次いで、ステップS11にて、バッファ4
に対する自己診断シーケンスとして、試験回路制御部7
がバッファ4に対してバッファ4内に格納されている送
信データの出力を可能にする。次に、ステップS12に
て、バッファ4が試験回路制御部7に対して前記送信デ
ータの出力が可能となったことを通知する。最後に、ス
テップS13に移り、試験回路制御部はタイマーをセッ
トし、試験条件が満たされる時期を待ち、もし、試験条
件が満たされたなら再びステップS1に戻りステップS
1〜S13を同様に実施する。
【0027】以上のように、本実施の形態1に係る自己
診断装置によれば、不定期にデータが到達する非同期T
DM伝送装置においても、受信データ制御回路部に対す
る処理機能試験を能動的に実施することできるため、帯
域利用効率に関係なく自己の正常性を確認できる。か
つ、異常時の試験フレームの確認が可能なため、故障の
改修を迅速に行うこともできる。
【0028】実施の形態2.本実施の形態2では非同期
TDM伝送装置1に含まれる全回路がリセットされた
後、通信可能となった時期を試験回路制御部7の試験開
始条件とする。
【0029】図4はこの発明の実施の形態2に係る自己
診断回路部を含む受信データ制御回路の構成図であり、
図1、図2と同一の符号は同一もしくは相当の部分を表
す。図4において12は試験回路8がレジスタ9内に保
持した領域を一定周期毎に読み出すと共に各種設定回路
14の設定情報をレジスタ9に送出する監視制御装置、
13はレジスタ9を介し、監視制御装置12と各種設定
回路14の間で各種設定情報等を送受信させるF/W
(ファームウェア)、14は監視制御装置12から送出
される各種設定を動作するための必要条件とする各種設
定回路である。
【0030】次に、本実施の形態2に係る自己診断装置
の動作について説明する。はじめに、図4における受信
フレーム制御部6の動作の概要を説明する。非同期TD
M伝送装置1において、リセットが掛けられた後、レジ
スタ9、監視制御装置12、各種設定回路14、F/W
13によって各種設定が行われる。本動作の詳細につい
ては後述する。各種設定が行われた後、F/W13が通
信可能であることを通知する通信可能信号を試験回路制
御部7に対して出力し、自己診断回路部が作動する。な
お、自己診断回路部の動作は上記実施の形態1と同様で
ある。
【0031】次に、図5を用いて、リセットが掛けられ
てから通信可能信号がF/W13より出力されるまでの
動作の詳細について説明する。図5はリセットが掛けら
れてから試験開始条件が出力されるまでを表したシーケ
ンス図である。図5において、図1〜図4までと同一の
符号は、同一もしくは相当の部分を表す。なお、ステッ
プS51〜S58までは各回路の動作状態を表す。
【0032】はじめに、前記リセットが実施された時、
ステップS51にて、F/W13は初期化される。次
に、ステップS52に移り、監視制御装置12に対する
シーケンスとして、F/W13が動作可能となった時点
で監視制御装置12に対して動作可能となったことを通
知する。次に、ステップS53にて、監視制御装置12
は各種設定回路14に対する各種設定情報をレジスタ9
に対して書き込む。次いで、ステップS54にて、F/
W13がレジスタ9に書き込まれた各種設定情報を読み
込む。
【0033】続いて、ステップS55に移り、各種設定
回路14に対するシーケンスとして、F/W13がレジ
スタ9から読み込んだ前記各種設定情報を各種設定回路
14に送出する。次いで、ステップS56にて、各種設
定回路14はF/W13より受信した各種設定情報を自
身が有しているレジスタ内に書き込む。次に、ステップ
S57にて、各種設定回路14がF/W13に対して各
種設定回路14内のレジスタへの書込みが完了したこと
を通知する。そして、ステップS58に移り、F/W1
3が試験回路制御部7に対して通信可能であることを通
知する。この通信可能であることを表す信号を試験回路
制御部7が受け取ることにより試験を開始する。
【0034】ここでは、リセット後にF/W13が通信
可能信号を試験回路制御部7に対して送出するまでの過
程を説明したが、本実施の形態2は一実施の形態にすぎ
ず、他の過程によって生成された通信可能状態を表す信
号であっても良い。
【0035】以上のように、リセット後の通信可能状態
を表す信号を実施の形態1で用いた試験回路制御部7の
試験開始条件に加えることにより、例えば、電源を投入
することにより装置が起動した場合、リセットによる初
期化を行った後、通信可能信号を出力するようにしてお
けば、伝送装置を起動する度に処理機能試験を自動的に
行うことができ、予め装置の通信機能の信頼性を確保す
ることができる。さらに、運用中の信頼性を実施の形態
1によって確保できることはいうまでもない。
【0036】実施の形態3.上記実施の形態1及び2に
おいては、異常処理回路62における異常処理機能に対
する試験が行われない難点があった。本実施の形態3は
上記実施の形態1及び2において処理機能試験を実施し
た上で、更に異常処理回路62の処理機能試験を実施す
る形態である。
【0037】図6は本実施の形態3に関する一実施の形
態であり、図1,2,4と同一の符号は同一もしくは相
当の部分を表す。図6において、15は異常処理回路6
2が試験回路8から受け取った試験用データを処理した
診断結果をレジスタ9へ搬送するための異常処理結果出
力線であり、16は試験回路8がレジスタ9に対して、
レジスタ9に書き込まれた前記診断結果を読み出すため
の異常処理検知信号線である。
【0038】次に、本実施の形態3に係る自己診断装置
の動作について説明する。はじめに、通常モードにおけ
る異常処理回路62の動作について説明する。通常モー
ドにおける異常処理回路62は、異常なフレームを検出
した場合に、異常フレームを破棄すると共に異常処理出
力線15を介してレジスタ9に対して異常処理を実行し
たこと表す信号(異常処理信号)を書き込む動作を行
う。
【0039】次に、本実施の形態3における試験回路8
と異常処理回路62の動作について説明する。図6にお
いて、自己診断回路部が図3におけるステップS8を実
行した後、本実施の形態3では引き続き試験用データを
受信フレーム制御部に対して送出する。このときの試験
用データは異常処理回路62が想定する異常処理が発動
される条件を備えた試験用データ(以下「異常処理試験
用データ」という。)とする。異常処理試験用データが
受信フレーム制御部6に入力された結果、異常処理が正
常に行われた場合、異常処理信号が通常モードと同様に
レジスタ9の同領域に書き込まれ、フレームは破棄され
る。
【0040】また、試験回路8は異常処理検知信号線1
6を介し、レジスタ9に書き込まれた異常処理信号を読
み出し、この異常処理信号が有意になっている場合を正
常と診断し、この信号が無意になっている場合を異常と
診断する。さらに、試験回路8は診断結果をレジスタ9
に書き込み、レジスタ9は試験回路制御部7に対して書
き込み完了を通知する。その後、図3におけるステップ
S9に戻り、ステップS9〜S13を実行し試験を終了
する。
【0041】以上のように、上記実施の形態1及び2に
おける試験回路8による試験に本実施の形態3の試験回
路8による異常処理回路62に対する試験を追加するこ
とにより、基本処理機能の試験のみならず、異常処理機
能の試験をも行うことができる。
【0042】実施の形態4.上記実施の形態1および2
においては、試験の結果に異常があった場合に故障箇所
の特定ができないという難点があった。本実施の形態4
では、受信フレーム制御部6に対して階層的に試験用デ
ータを送出することにより、故障箇所の特定を行う実施
の形態である。
【0043】図7は本実施の形態4に係る自己診断装置
の一実施の形態であり、図1,2,4,6と同一の符号
は同一もしくは相当の部分を表す。図7において、17
は試験回路8がセレクタ(C)5Cの出力を切換える制
御信号を搬送するためのセレクタ制御信号線であり、5
Cはセレクタ(A)5Aからの出力を入力として受け取
り、試験回路8からの制御信号に基づき、セレクタ
(C)5Cの出力端子である5c1,5c2,5c3の
うちいずれかを選択して出力するセレクタ(C)であ
る。ここで、セレクタ(C)5Cの初期の選択出力端子
は5c1とする。
【0044】次に、本実施の形態4に係る自己診断装置
の動作について説明する。はじめに、図7における試験
回路8の動作の概要について説明する。試験開始条件は
上記実施の形態1と同様であり、試験回路8が受信フレ
ーム制御部6に対して試験用データを送出するまでのシ
ーケンスは図3におけるステップS1〜S5までと同様
である。
【0045】ここで、上記実施の形態1の場合、試験結
果によらず、この試験結果をレジスタ9に送出するが、
本実施の形態4では試験結果が異常である場合にはセレ
クタ(C)5Cの出力端子を出力端子5c1から出力端
子5c2に切換え、試験回路8は試験用データを再度送
信して試験を行う。この時、再び試験結果が異常である
場合は、セレクタ(C)5Cの出力端子5c2を出力端
子5c3へ切換え、同様に試験回路8が試験用データを
送信し試験を行う。一方、セレクタ(C)5Cの出力端
子が5c2を選択している時に試験結果が正常であった
場合には、セレクタ(C)5Cにおいて選択されている
出力端子番号から故障箇所を特定する。その結果をレジ
スタ9に送出し、その後のシーケンスは図3のステップ
S7〜S11に基づき試験を終了する。
【0046】次に、本実施の形態4に係る試験回路8が
異常箇所を特定する詳細なシーケンスについて、図8を
用いて説明する。図8は本実施の形態4に係る試験回路
8が試験用データを送信することによりフレーム制御部
6の処理機能を試験するシーケンスをフローチャートに
より示した図である。
【0047】はじめに、試験回路8は試験回路制御部7
から試験実施命令を受け取ることにより試験用データを
送出する(ステップ181)。試験回路8が送出した試
験用データは受信フレーム制御部6を介し、試験回路8
ヘ試験用フレームとして帰還される。帰還された試験用
フレームから受信フレーム制御部6の正常性を診断する
(ステップ182)。
【0048】次に、ステップ183に移り、ステップ1
82による診断の結果が正常でない場合はステップ18
4に移り、セレクタ(C)5Cの出力端子5cnがn=
1であればn=2とし(ステップ185)、n=1でな
いならnの値に1を加算する(ステップ186)。ステ
ップ185もしくはステップ186を実行した後、ステ
ップ181に戻り本フローチャートを繰り返す。
【0049】また、ステップ183において、試験結果
が正常である場合には、ステップ187に移りセレクタ
(C)5Cの出力端子5cnがn=1であればフレーム
制御部に異常がなかったと診断し、その結果をレジスタ
9に送出する。その後のシーケンスは図3におけるステ
ップS7〜S13の通りである。また、ステップ187
において、n=1でないなら、その時のnの値から異常
個所を特定する。例えば、その時のnの値がn=3であ
れば、図7における受信フレーム制御部6の故障箇所は
異常処理回路62であると特定できる。このように特定
した異常箇所の情報は、レジスタ9に送出され、その後
のシーケンスは図3におけるステップS7〜S13の通
りである。
【0050】以上のように、レジスタ9に格納された情
報は監視装置10により読み出され、内容を確認するこ
とができる。本実施の形態4ではセレクタ(C)5Cの
出力端子を3端子としたが、被試験部内における測定箇
所に応じて端子数の加減を行い、図8と同様のシーケン
スにより本実施の形態4と同様の効果を得られることは
いうまでもない。
【0051】したがって、本実施の形態4に係る自己診
断装置によれば、被試験部の故障箇所の特定ができるた
め、故障箇所の改修を迅速に実施することができる
【0052】実施の形態5.上記実施の形態4では故障
箇所の特定をするまでに同じ試験を繰り返す必要があり
測定箇所の増大により、試験回路8が要する処理時間が
増大し、通常モードの動作の妨げになると共に消費電力
が増大する難点があった。本実施の形態5に係る自己診
断装置では、試験回路8による一度の試験により測定箇
所の全試験データを連続的に試験回路8に吸い上げ、試
験データを連続的に診断する実施の形態である。
【0053】図9は本実施の形態5に係る自己診断装置
の一実施の形態であり、図1,2,4,6,7と同一の
符号は同一もしくは相当の部分を表す。図9において、
19は各被試験回路(フレーム抽出回路61、異常処理
回路62、フォーマット変換回路63)が出力するフレ
ームを整列するために、一時的に格納するフレーム整列
バッファである。なお、フレーム整列バッファ19は試
験モードが選択された瞬間に初期化される構成とする。
【0054】5Dは試験回路制御部7からの接点切替信
号によりg−l間の接続とh−k間の接続とを切り替え
るセレクタ(D)5Dである。セレクタ(D)5Dは通
常モードでは、h−k間が接続されている経路を選び、
試験モードではg−l間が接続されている経路を選択す
る。
【0055】次に、図9を用いて本実施の形態5に係る
自己診断装置の動作について説明する。試験開始条件は
上記実施の形態1と同様であり、試験回路8が受信フレ
ーム制御部6に対して試験用データを送出するまでのシ
ーケンスは図3におけるステップS1〜S5までと同様
である。
【0056】試験回路8が受信フレーム制御部6に対し
て試験用データを送出すると、試験用データは受信フレ
ーム制御部6内の回路を順に通過していく。その際の各
被試験回路の出力フレームをフレーム整列バッファ19
に送出し、フレーム整列バッファ19に格納されたフレ
ームを試験回路8に対して順に一つづつ送出していく。
試験回路8はフレーム整列バッファ19から送られてき
たフレームを順に診断し、各診断結果をレジスタ9に送
出する。その後のシーケンスは図3におけるステップS
7〜S13の通りである。レジスタ9に格納された試験
結果は監視装置10により読み出され、内容を確認する
ことができる。
【0057】以上のように、本実施の形態5に係る自己
診断装置によれば、試験回路8は一度に全被測定回路の
試験を行うことができ、例えば被測定回路の増大に対し
て、処理時間、消費電力を上記実施の形態4に比べ抑制
することができる。
【0058】なお、上記実施の形態1〜5における説明
では、この発明を受信データ制御回路部6に利用する場
合を例示したが、例えば他の制御回路部に応用したとし
ても同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0059】
【発明の効果】この発明に係る自己診断装置は、入力さ
れた入力データを処理し、処理後のデータを出力データ
として出力する回路ブロックと、試験用データと基準デ
ータとを予め格納した格納手段と、実際に試験用データ
を回路ブロックに入力した場合に出力として得られた試
験用出力データと前記基準データとを比較して、一致し
ているか否かにより異常の有無を診断する試験回路と、
試験結果を記憶する記憶手段と、回路ブロックへの入力
データを切換える第1の切換手段と、回路ブロックから
出力された出力データの出力経路を切換える第2の切換
手段と、回路ブロックの通常動作時と試験実行時とで前
記第1の切換手段および第2の切換手段を切換える試験
回路制御手段とを備えたことにより、不定期に到達する
データを扱う回路ブロックであっても自己診断ができる
ので、常に一定の信頼性を確保することができる。さら
に、自己診断において異常を検知した場合に異常のあっ
た試験用フレームを記憶手段に残すことができるので、
再現試験を行うことなく故障の発生した状態を前記異常
試験用フレームから推測することができる。
【0060】また、設定情報に基づいて回路ブロックの
各種設定を行う各種設定回路と、記憶手段に格納された
試験結果を読み出すと共に、各種設定回路の設定情報を
記憶手段に出力する監視制御装置と、リセット信号の入
力に基づいて記憶手段を介して監視制御装置と各種設定
回路との間における設定情報の送受信を制御すると共
に、各種設定回路による各種設定完了を確認すると試験
回路制御手段に通信可能信号を出力するファームウェア
とをさらに備え、試験回路制御手段は、ファームウェア
からの通信可能信号の受信に応じて、試験回路からの試
験用データが回路ブロックを介して試験回路へ帰還する
よう第1の切換手段および第2の切換手段を切換えるこ
とにより、伝送装置が起動した場合、リセットによる初
期化を行った後通信可能信号を出力するようにしておけ
ば、伝送装置を起動する度に処理機能試験を自動的に行
うことができ、予め伝送装置の通信機能の信頼性を確保
することができる。
【0061】また、回路ブロックは、受信した入力デー
タをフレーム毎に抽出し、フレーム形式に変換するフレ
ーム抽出回路と、フレーム形式に変換された送信フレー
ムのパリティチェックを実施し、送信フレームに異常が
あれば送信フレームを破棄すると共に、記憶手段に異常
処理信号を出力する異常処理回路とを少なくとも有し、
格納手段は異常処理回路により異常処理信号が出力され
る条件を備えた異常処理試験用データをさらに格納し、
試験回路は試験用出力データと基準データとを比較して
異常の有無を診断した後、異常処理試験用データをフレ
ーム抽出回路へ入力し、異常処理回路による異常処理信
号の受信の有無によって異常を診断することにより、基
本処理機能の試験のみならず、異常処理機能の試験をも
行うことができる。
【0062】また、回路ブロックは、複数段のブロック
から構成され、第1の切換手段を介した入力用データを
入力とし、回路ブロックの入力側から出力側にかけて階
層的に前記複数段ブロックの間毎に切換えて出力する第
3の切換手段をさらに備え、試験回路は、診断結果が正
常となるまで繰り返して試験用データを第1の切換手段
を介して第3の切換手段に入力することにより、回路ブ
ロックの故障箇所の特定ができるため、故障箇所の改修
が迅速に実施することができる。
【0063】また、回路ブロックは、複数段のブロック
から構成され、該複数段の各ブロックから出力される出
力フレームを一時的に格納するフレーム整列バッファを
さらに備え、フレーム整列バッファは、格納された複数
の出力フレームからなる試験用出力データを順に試験回
路に出力させることにより、試験回路は一度に回路ブロ
ック内の全被測定回路の試験を行うことができ、例えば
被測定回路の増大に対して、処理時間、消費電力を抑制
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る自己診断回路
部を含む受信データ制御回路部の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る受信フレーム
制御部の構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る自己診断回路
部の動作シーケンスを示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係る自己診断回路
部を含む受信データ制御回路部の構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態2に係るF/Wから試
験開始信号が出力されるまでの動作シーケンスを示す図
である。
【図6】 この発明の実施の形態3に係る自己診断回路
部を含む受信データ制御回路部の構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態4に係る自己診断回路
部を含む受信データ制御回路部の構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態4に係る試験回路が試
験用データを送信する際のフローチャートである。
【図9】この発明の実施の形態5に係る自己診断回路部
を含む受信データ制御回路部の構成図である。
【図10】 従来の自己診断装置の機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 非同期TDM伝送装置、2 光信号線、3 光・電
気変換回路、4 バッファ、5A セレクタ、5B セ
レクタ、6 受信フレーム制御部、7 試験回路制御
部、8 試験回路、9 レジスタ、10 監視装置、1
1 出力信号線、12 監視制御装置、61 フレーム
抽出回路、62 異常処理回路、63 フォーマット変
換回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された入力データを処理し、処理後
    のデータを出力データとして出力する回路ブロックと、 前記回路ブロックの処理機能の診断に用いる試験用デー
    タと、前記回路ブロックが試験用データを正常に処理し
    た場合に出力データとして得られる基準データとを予め
    格納した格納手段と、 実際に前記試験用データを前記回路ブロックに入力した
    場合に前記回路ブロックから出力として得られた試験用
    出力データと前記基準データとを比較して、一致してい
    るか否かにより異常の有無を診断する試験回路と、 前記試験回路により診断された試験結果を記憶する記憶
    手段と、 前記回路ブロックへの入力データを、外部からの入力デ
    ータまたは前記試験回路からの試験用入力データのいず
    れかに切換える第1の切換手段と、 前記回路ブロックから出力された出力データを外部へ出
    力する出力経路または前記試験回路へ出力する帰還経路
    のいずれかに切換える第2の切換手段と、 前記回路ブロックの通常動作時には前記回路ブロックに
    外部からの入力データが回路ブロックを介して外部へ出
    力されるよう前記第1の切換手段および第2の切換手段
    を切換え、前記回路ブロックの試験実行時には前記試験
    回路からの試験用データが前記回路ブロックを介して試
    験回路へ帰還するよう前記第1の切換手段および第2の
    切換手段を切換える試験回路制御手段とを備えたことを
    特徴とする自己診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自己診断装置におい
    て、 設定情報に基づいて前記回路ブロックの各種設定を行う
    各種設定回路と、 前記記憶手段に格納された試験結果を読み出すと共に、
    前記各種設定回路の設定情報を前記記憶手段に出力する
    監視制御装置と、 リセット信号の入力に基づいて前記記憶手段を介して前
    記監視制御装置と各種設定回路との間における設定情報
    の送受信を制御すると共に、前記各種設定回路による各
    種設定完了を確認すると前記試験回路制御手段に通信可
    能信号を出力するファームウェアとをさらに備え、 前記試験回路制御手段は、前記ファームウェアからの通
    信可能信号の受信に応じて、前記試験回路からの試験用
    データが前記回路ブロックを介して試験回路へ帰還する
    よう前記第1の切換手段および第2の切換手段を切換え
    ることを特徴とする自己診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の自己診断制御
    装置において、 前記回路ブロックは、受信した入力データをフレーム毎
    に抽出し、フレーム形式に変換するフレーム抽出回路
    と、前記フレーム抽出回路によりフレーム形式に変換さ
    れた上記送信フレームのパリティチェックを実施し、前
    記送信フレームに異常があれば前記送信フレームを破棄
    すると共に、前記記憶手段に異常処理信号を出力する異
    常処理回路とを少なくとも有し、 前記格納手段は、前記異常処理回路により異常処理信号
    が出力される条件を備えた異常処理試験用データをさら
    に格納し、 前記試験回路は、前記試験用出力データと前記基準デー
    タとを比較して異常の有無を診断した後、前記異常処理
    試験用データを前記フレーム抽出回路へ入力し、前記異
    常処理回路からの異常処理信号の受信の有無により異常
    を診断することを特徴とする自己診断装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の自己
    診断装置において、 前記回路ブロックは、複数段のブロックから構成され、 前記第1の切換手段を介した入力用データを入力とし、
    前記回路ブロックの入力側から出力側にかけて階層的に
    前記複数段ブロックの間毎に切換えて出力する第3の切
    換手段をさらに備え、 前記試験回路は、診断結果が正常となるまで繰り返して
    前記試験用データを前記第1の切換手段を介して第3の
    切換手段に入力することを特徴とする自己診断装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれかに記載の自己
    診断装置において、 前記回路ブロックは、複数段のブロックから構成され、
    該複数段の各ブロックから出力される出力フレームを一
    時的に格納するフレーム整列バッファをさらに備え、 前記フレーム整列バッファは、格納された複数の出力フ
    レームからなる試験用出力データを順に前記試験回路に
    出力させることを特徴とする自己診断装置。
JP2001357795A 2001-11-22 2001-11-22 自己診断装置 Withdrawn JP2003158559A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001357795A JP2003158559A (ja) 2001-11-22 2001-11-22 自己診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001357795A JP2003158559A (ja) 2001-11-22 2001-11-22 自己診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003158559A true JP2003158559A (ja) 2003-05-30

Family

ID=19169083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001357795A Withdrawn JP2003158559A (ja) 2001-11-22 2001-11-22 自己診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003158559A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007141086A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Renesas Technology Corp マイクロプロセッサ
JP2008035286A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Kyocera Corp 無線通信装置及び故障推定方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007141086A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Renesas Technology Corp マイクロプロセッサ
JP4576324B2 (ja) * 2005-11-21 2010-11-04 ルネサスエレクトロニクス株式会社 マイクロプロセッサ
JP2008035286A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Kyocera Corp 無線通信装置及び故障推定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2519276B2 (ja) 障害情報収集処理方式
JP2003158559A (ja) 自己診断装置
JPH0637782A (ja) ネットワーク装置
JP2006301701A (ja) プラント監視制御用デジタル出力基板と方法、およびプラント監視制御装置
JP2636610B2 (ja) バックアップ方式
JPH03239059A (ja) ファクシミリ装置
JPH10124141A (ja) コントローラの故障解析装置
JPH06324966A (ja) 通信障害区間推定システム
JPH0822303A (ja) プロセス制御装置
JP3346424B2 (ja) 動作監視機能付き端末装置
JPS6051136B2 (ja) デ−タ誤り検出方式
JP3082455B2 (ja) 媒体接続装置
JP2022146404A (ja) 火災報知システム、端末及び制御装置
JPH07183889A (ja) Atm交換機における各装置のオンライン試験方法
JPH07115435A (ja) パケット処理装置
JPH06209367A (ja) 障害診断方式
JP2001223795A (ja) 障害検出方式
JP2000353009A (ja) ネットワーク診断装置とその装置を用いたトランシーバ診断方法とその装置の処理プログラムを記憶する記憶媒体
JPH0730651A (ja) 診断方式
JPH04103245A (ja) ローカルエリアネットワークの診断方式
JPH0253143A (ja) 擬似障害発生システム
JPH09231097A (ja) Cpu装置
JPH1091230A (ja) 入出力回路の保守方法及びその装置
JPH09134212A (ja) プラント制御用入力装置の保守切換方法及びその装置,プラント制御用出力装置の保守切換方法及びその装置,プラント制御用入出力装置の保守切換方法及びその装置
JPH04243341A (ja) ループ状データ伝送システムにおけるデータ伝送装置の診断方式

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201